JP2014221562A - 着座状態判別装置、シートベルト、及び着座状態判別方法 - Google Patents
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Abstract
Description
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る着座状態判別装置の一例を示す図である。
(第2の実施の形態)
図1は、本発明の第2の実施の形態に係る着座状態判別装置の一例を示す図であり、本発明の第1の実施の形態に係る着座状態判別装置の一例を示す図と同じである。本実施の形態は、第1の実施の形態の動作を具体化したものである。
そして、第二固定部(不図示)の位置を示す、ONの出力信号を出力した静電容量センサのうちの第一固定部(不図示)の位置から二番目に近い位置の静電容量センサのシートベルト3内の位置と、第一固定部の位置とに基づいてシートベルト長(Lall)を算出する。
シートベルト長(Lall)は、収納部(不図示)から車内に出ている部分を示す。そして、この算出したシートベルト長(Lall)と、予め測定しておいたシートベルト未使用時のシートベルト長(初期シートベルト長(Lall1))とを比較することにより、シートベルト3を正常に使用しているか否かを検出する。
すなわち、制御部5は、図2のステップS3でシートベルト検出センサ4がONであるので、タング8がバックル9に挿入されていると判定している。
そして、図2のステップS7で、制御部5は、第一固定部6の位置から第二固定部7の位置までの距離を示すシートベルト長を求めた。このシートベルト長は、タング8がバックル9に挿入されているのであれば、初期シートベルト長(シートベルト未使用時(タング8がバックル9に挿入されていないとき)のシートベルト長)より長い(略同じでない)はずである。しかし、制御部5は、図2のステップS8で、シートベルト長は、初期シートベルト長と略同じと判定した。すなわち、シートベルト長が初期シートベルト長と略同じであるので、タング8はバックル9に挿入されていない。しかし、シートベルト検出センサ4はONであった。このため、バックル9内に異物が入り込み、タング8がバックル9に挿入されていないにもかかわらず、シートベルト検出センサ4がONになったと予想し、異物がバックル9に装着されたと判定している。
(第3の実施の形態)
図6は、本発明の第3の実施の形態に係る着座状態判別装置の一例を示す図である。
(付記1)
着座を検出する着座センサと、
接触の検出に際し所定の信号を出力する複数のタッチセンサが長尺方向の所定の位置に配置され、一方の端部が座席の第一固定部に固定され、他方の端部から第二固定部の位置で収納部に引き込まれ、前記一方の端部と前記他方の端部の間に配置され前記座席の他端側に設けられたバックルに挿入されるタングを有するシートベルトと、
前記タングが前記バックルに装着されたことを検出するシートベルト検出センサと、
前記着座センサが前記着座を検出し、前記シートベルト検出センサが前記装着を検出したときに、前記所定の信号を出力した前記タッチセンサのうち前記第一固定部の位置から二番目に近いものの前記シートベルト内の位置と前記第一固定部の位置との間の前記シートベルト上の距離と、未使用時のシートベルトの前記収納部から出ている部分の長さとの比較結果により前記シートベルトの正常使用を判定する制御部と
を備えたことを特徴とする着座状態判別装置。
(付記2)
前記制御部は、前記シートベルトの複数の前記タッチセンサのうちの前記所定の信号を出力した前記タッチセンサのうちの前記第一固定部に最も近いタッチセンサの位置を前記タングの位置と判別し、前記所定の信号を出力した前記タッチセンサのうちの前記第一固定部の位置から二番目に近い位置の前記タッチセンサの位置を前記第二固定部の位置と判別し、前記第一固定部の位置から前記第二固定部の位置までの距離を前記シートベルト長として算出し、このシートベルト長が前記初期シートベルト長と略同じであった場合、正常に使用していないことを検出する、
ことを特徴とする付記1記載の着座状態判別装置。
(付記3)
前記制御部は、前記シートベルト長が前記初期シートベルト長と略同じでなかった場合、前記シートベルト長が、予め測定しておいた未着座時に前記タングを前記バックルに挿入したときの前記第一固定部の位置から前記第二固定部の位置までの距離を示す未着座時シートベルト長と略同じであった場合に、正常に使用していないことを検出する、 ことを特徴とする付記2記載の着座状態判別装置。
(付記4)
バックシートに背を接触していることを検出するバックシートセンサを更に設け、
前記複数のタッチセンサは、指示に基づき接触の検出を行うタッチセンサと近接の検出を行う近接センサとに切り替え可能であり、
前記制御部は、前記シートベルト長が前記未着座時シートベルト長と略同じでなかった場合、前記複数のタッチセンサに近接の検出を行う近接センサへ切り替える指示を出力して、前記複数のタッチセンサを複数の近接センサに切り替え、前記バックシートセンサがバックシートに背を接触していることを検出している場合、前記タングの位置から前記第二固定位置の間での前記所定の信号を出力している前記近接センサのうちの前記第二固定に最も近い前記近接センサの位置をシートベルト装着時における肩の位置とし、装着時以降に前記肩の位置を監視し、この肩の位置が装着時より所定以上増加した場合、車両からのギア信号を調べ、この信号がドライブを示す信号であった場合、前傾姿勢をしていると判定する、
ことを特徴とする付記3記載の着座状態判別装置。
(付記5)
前記複数のタッチセンサは、静電容量の増加度を検出する静電容量センサであり、検出した静電容量の増加度が設定された閾値を超えた場合に前記所定の信号を出力し、前記タッチセンサをタッチセンサとして使用するために前記閾値を所定の第一閾値にして設定し、前記タッチセンサを前記近接センサとして使用するために前記閾値を前記第一閾値より小さな所定の第二閾値にして設定する、ことを特徴とする付記4記載の着座状態判別装置。
(付記6)
前記制御部は、前記シートベルトが、一方の端部を前記第一固定部に固定し他方の端部側から前記第二固定部の位置で前記収納部に引き込まれた状態で、複数の前記タッチセンサのうちの前記所定の信号を出力した前記タッチセンサのうちの前記第一固定部の位置から最も近い位置の前記タッチセンサの位置を前記第二固定部の位置と判別し、前記第一固定部の位置から前記第二固定部の位置までの距離をシートベルト未使用時の前記初期シートベルト長として予め測定しておく、
ことを特徴とする付記2記載の着座状態判別装置。
(付記7)
前記制御部は座席未使用の場合に前記タングが前記バックルに挿入された状態で、複数の前記タッチセンサのうちの前記所定の信号を出力した前記タッチセンサの位置のうち、前記第一固定部に最も近いタッチセンサの位置を前記タングの位置と判別し、前記所定の信号を出力した前記タッチセンサのうちの前記第一固定部の位置から二番目に近い位置の前記タッチセンサの位置を前記第二固定部の位置と判別し、前記第一固定部の位置から前記第二固定部の位置までの距離を未着座時のシートベルト長を示す前記未着座時シートベルト長として予め測定しておく、
ことを特徴とする付記3記載の着座状態判別装置。
(付記8)
指示に基づき警報を出力する警報部を更に備え、
前記制御部は、前記着座センサにより着座を検出し、前記シートベルト検出センサにより前記シートベルトが使用されていないことを検出した場合、シートベルトの着用を促す警報の出力を前記警報部に指示する、
ことを特徴とする付記1記載の着座状態判別装置。
(付記9)
指示に基づき警報を出力する警報部を更に備え、
前記制御部は、前記シートベルト長が前記初期シートベルト長と略同じであった場合、異物がバックルに装着されたことを示す警報の出力を前記警報部に指示する、
ことを特徴とする付記2記載の着座状態判別装置。
(付記10)
指示に基づき警報を出力する警報部を更に備え、
前記制御部は、前記シートベルト長が前記未着座時シートベルト長と略同じであった場合、不正使用を示す警報の出力を前記警報部に指示する、
ことを特徴とする付記3記載の着座状態判別装置。
(付記11)
指示に基づき警報を出力する警報部を更に備え、
前記制御部は、前傾姿勢をしていることを示す警報の出力を前記警報部に指示する、
ことを特徴とする付記4記載の着座状態判別装置。
(付記12)
付記1から4のいずれか一項に記載の着座状態判別装置に用いられるシートベルトであって、
一方の端部を前記第一固定部に固定し、他方の端部側から前記第二固定部の位置で前記収納部に引き込まれて収納される帯状のベルトと、
前記帯状のベルト内にこのベルトの長尺方向に並べられ、指示に基づき接触の検出と近接の検出とを切り替え、検出に際し前記所定の信号を出力する前記複数のセンサと、
前記帯状のベルトの一方の端部と他方の端部の間に設定され、前記座席の他端側に設けられた前記バックルに挿入する前記タングと、
を備えたことを特徴とするシートベルト。
(付記13)
前記複数のセンサは、静電容量の増加度を検出する静電容量センサであり、前記検出した静電容量の増加度が設定された閾値を超えた場合に前記所定の信号を出力する、ことを特徴とする付記12記載のシートベルト。
(付記14)
着座を検出し、
タングがバックルに装着されたことを検出したときに、
接触の検出に際し所定の信号を出力する複数のタッチセンサが長尺方向の所定の位置に配置され、一方の端部が座席の第一固定部に固定され、他方の端部から第二固定部の位置で収納部に引き込まれ、前記一方の端部と前記他方の端部の間に配置され前記座席の他端側に設けられた前記バックルに挿入される前記タングを有するシートベルトに配置された前記所定の信号を出力した前記タッチセンサのうち前記第一固定部の位置から二番目に近いものの前記シートベルト内の位置と、前記第一固定部の位置との間の前記シートベルト上の距離とを求め、
この求めた前記距離と未使用時のシートベルトの前記収納部から出ている部分の長さとの比較結果により前記シートベルトの正常使用を判定する、
ことを特徴とする着座状態判別方法。
(付記15)
前記シートベルトの複数の前記タッチセンサのうちの前記所定の信号を出力した前記センサのうちの前記第一固定部に最も近いタッチセンサの位置を前記タングの位置と判別し、
前記所定の信号を出力した前記タッチセンサのうちの前記第一固定部の位置から二番目に近い位置の前記タッチセンサの位置を前記第二固定部の位置と判別し、
前記第一固定部の位置から前記第二固定部の位置までの距離を前記シートベルト長として算出し、
このシートベルト長が前記初期シートベルト長と略同じであった場合、正常に使用していないことを検出する、
ことを特徴とする付記14記載の着座状態判別方法。
(付記16)
前記シートベルト長が前記初期シートベルト長と略同じでなかった場合、前記シートベルト長が、予め測定しておいた未着座時に前記タングを前記バックルに挿入したときの前記第一固定部の位置から前記第二固定部の位置までの距離を示す未着座時シートベルト長と略同じであった場合に、正常に使用していないことを検出する、
ことを特徴とする付記15記載の着座状態判別方法。
(付記17)
前記シートベルト長が前記未着座時シートベルト長と略同じでなかった場合、前記複数のタッチセンサに近接の検出を行う近接センサへ切り替える指示を出力して、前記複数のタッチセンサを複数の近接センサに切り替え、
バックシートセンサがバックシートに背を接触していることを検出している場合、前記タングの位置から前記第二固定位置の間での前記所定の信号を出力している前記近接センサのうちの前記第二固定に最も近い前記近接センサの位置をシートベルト装着時における肩の位置とし、
装着時以降に前記肩の位置を監視し、この肩の位置が装着時より所定以上増加した場合、車両からのギア信号を調べ、この信号がドライブを示す信号であった場合、前傾姿勢をしていると判定する、
ことを特徴とする付記16記載の着座状態判別方法。
(付記18)
前記複数のタッチセンサは、静電容量の増加度を検出する静電容量センサであり、検出した静電容量の増加度が設定された閾値を超えた場合に前記所定の信号を出力し、前記タッチセンサをタッチセンサとして使用するために前記閾値を所定の第一閾値にして設定し、前記タッチセンサを前記近接センサとして使用するために前記閾値を前記第一閾値より小さな所定の第二閾値にして設定する、
ことを特徴とする付記17記載の着座状態判別方法。
(付記19)
前記シートベルトが、一方の端部を前記第一固定部に固定し他方の端部側から前記第二固定部の位置で前記収納部に引き込まれた状態で、複数の前記タッチセンサのうちの前記所定の信号を出力した前記タッチセンサのうちの前記第一固定部の位置から最も近い位置の前記タッチセンサの位置を前記第二固定部の位置と判別し、
前記第一固定部の位置から前記第二固定部の位置までの距離をシートベルト未使用時の前記初期シートベルト長として予め測定しておく、
ことを特徴とする付記15記載の着座状態判別方法。
(付記20)
座席未使用の場合に前記タングが前記バックルに挿入された状態で、複数の前記タッチセンサのうちの前記所定の信号を出力した前記タッチセンサの位置のうち、前記第一固定部に最も近いタッチセンサの位置を前記タングの位置と判別し、
前記所定の信号を出力した前記タッチセンサのうちの前記第一固定部の位置から二番目に近い位置の前記タッチセンサの位置を前記第二固定部の位置と判別し、 前記第一固定部の位置から前記第二固定部の位置までの距離を未着座時のシートベルト長を示す前記未着座時シートベルト長として予め測定しておく、
ことを特徴とする付記16記載の着座状態判別方法。
(付記21)
着座を検出し、前記シートベルトが使用されていないことを検出した場合、
シートベルトの着用を促す警報を出力する、ことを特徴とする付記14記載の着座状態判別方法。
(付記22)
前記シートベルト長が前記初期シートベルト長と略同じであった場合、異物がバックルに装着されたことを示す警報を出力する、ことを特徴とする付記15記載の着座状態判別方法。
(付記23)
前記シートベルト長が前記未着座時シートベルト長と略同じであった場合、不正使用を示す警報を出力する、ことを特徴とする付記16記載の着座状態判別方法。
(付記24)
乗車している車両からの前記ギア信号がドライブを示す信号であった場合、前傾姿勢をしていることを示す警報を出力する、ことを特徴とする付記17記載の着座状態判別方法。
2 着座センサ
3 シートベルト
4 シートベルト検出センサ
5 制御部
6 第一固定部
7 第二固定部
8 タング
9 バックル
10 収納部
11 静電容量センサ
12 バックシートセンサ
Claims (10)
- 着座を検出する着座センサと、
接触の検出に際し所定の信号を出力する複数のタッチセンサが長尺方向の所定の位置に配置され、一方の端部が座席の第一固定部に固定され、他方の端部から第二固定部の位置で収納部に引き込まれ、前記一方の端部と前記他方の端部の間に配置され前記座席の他端側に設けられたバックルに挿入されるタングを有するシートベルトと、
前記タングが前記バックルに装着されたことを検出するシートベルト検出センサと、
前記着座センサが前記着座を検出し、前記シートベルト検出センサが前記装着を検出したときに、前記所定の信号を出力した前記タッチセンサのうち前記第一固定部の位置から二番目に近いものの前記シートベルト内の位置と前記第一固定部の位置との間の前記シートベルト上の距離と、未使用時のシートベルトの前記収納部から出ている部分の長さとの比較結果により前記シートベルトの正常使用を判定する制御部と
を備えたことを特徴とする着座状態判別装置。 - 前記制御部は、前記シートベルトの複数の前記タッチセンサのうちの前記所定の信号を出力した前記タッチセンサのうちの前記第一固定部に最も近いタッチセンサの位置を前記タングの位置と判別し、前記所定の信号を出力した前記タッチセンサのうちの前記第一固定部の位置から二番目に近い位置の前記タッチセンサの位置を前記第二固定部の位置と判別し、前記第一固定部の位置から前記第二固定部の位置までの距離を前記シートベルト長として算出し、このシートベルト長が前記初期シートベルト長と略同じであった場合、正常に使用していないことを検出する、
ことを特徴とする請求項1記載の着座状態判別装置。 - 前記制御部は、前記シートベルト長が前記初期シートベルト長と略同じでなかった場合、前記シートベルト長が、予め測定しておいた未着座時に前記タングを前記バックルに挿入したときの前記第一固定部の位置から前記第二固定部の位置までの距離を示す未着座時シートベルト長と略同じであった場合に、正常に使用していないことを検出する、 ことを特徴とする請求項2記載の着座状態判別装置。
- バックシートに背を接触していることを検出するバックシートセンサを更に設け、
前記複数のタッチセンサは、指示に基づき接触の検出を行うタッチセンサと近接の検出を行う近接センサとに切り替え可能であり、
前記制御部は、前記シートベルト長が前記未着座時シートベルト長と略同じでなかった場合、前記複数のタッチセンサに近接の検出を行う近接センサへ切り替える指示を出力して、前記複数のタッチセンサを複数の近接センサに切り替え、前記バックシートセンサがバックシートに背を接触していることを検出している場合、前記タングの位置から前記第二固定位置の間での前記所定の信号を出力している前記近接センサのうちの前記第二固定に最も近い前記近接センサの位置をシートベルト装着時における肩の位置とし、装着時以降に前記肩の位置を監視し、この肩の位置が装着時より所定以上増加した場合、車両からのギア信号を調べ、この信号がドライブを示す信号であった場合、前傾姿勢をしていると判定する、
ことを特徴とする請求項3記載の着座状態判別装置。 - 前記複数のタッチセンサは、静電容量の増加度を検出する静電容量センサであり、検出した静電容量の増加度が設定された閾値を超えた場合に前記所定の信号を出力し、前記タッチセンサをタッチセンサとして使用するために前記閾値を所定の第一閾値にして設定し、前記タッチセンサを前記近接センサとして使用するために前記閾値を前記第一閾値より小さな所定の第二閾値にして設定する、ことを特徴とする請求項4記載の着座状態判別装置。
- 前記制御部は、前記シートベルトが、一方の端部を前記第一固定部に固定し他方の端部側から前記第二固定部の位置で前記収納部に引き込まれた状態で、複数の前記タッチセンサのうちの前記所定の信号を出力した前記タッチセンサのうちの前記第一固定部の位置から最も近い位置の前記タッチセンサの位置を前記第二固定部の位置と判別し、前記第一固定部の位置から前記第二固定部の位置までの距離をシートベルト未使用時の前記初期シートベルト長として予め測定しておく、
ことを特徴とする請求項2記載の着座状態判別装置。 - 前記制御部は、座席未使用の場合に前記タングが前記バックルに挿入された状態で、複数の前記タッチセンサのうちの前記所定の信号を出力した前記タッチセンサの位置のうち、前記第一固定部に最も近いタッチセンサの位置を前記タングの位置と判別し、前記所定の信号を出力した前記タッチセンサのうちの前記第一固定部の位置から二番目に近い位置の前記タッチセンサの位置を前記第二固定部の位置と判別し、前記第一固定部の位置から前記第二固定部の位置までの距離を未着座時のシートベルト長を示す前記未着座時シートベルト長として予め測定しておく、
ことを特徴とする請求項3記載の着座状態判別装置。 - 請求項1から4のいずれか一項に記載の着座状態判別装置に用いられるシートベルトであって、
一方の端部を前記第一固定部に固定し、他方の端部側から前記第二固定部の位置で前記収納部に引き込まれて収納される帯状のベルトと、
前記帯状のベルト内にこのベルトの長尺方向に並べられ、指示に基づき接触の検出と近接の検出とを切り替え、検出に際し前記所定の信号を出力する前記複数のセンサと、
前記帯状のベルトの一方の端部と他方の端部の間に設定され、前記座席の他端側に設けられた前記バックルに挿入する前記タングと、
を備えたことを特徴とするシートベルト。 - 前記複数のセンサは、静電容量の増加度を検出する静電容量センサであり、前記検出した静電容量の増加度が設定された閾値を超えた場合に前記所定の信号を出力する、ことを特徴とする請求項8記載のシートベルト。
- 着座を検出し、
タングがバックルに装着されたことを検出したときに、
接触の検出に際し所定の信号を出力する複数のタッチセンサが長尺方向の所定の位置に配置され、一方の端部が座席の第一固定部に固定され、他方の端部から第二固定部の位置で収納部に引き込まれ、前記一方の端部と前記他方の端部の間に配置され前記座席の他端側に設けられた前記バックルに挿入される前記タングを有するシートベルトに配置された前記所定の信号を出力した前記タッチセンサのうち前記第一固定部の位置から二番目に近いものの前記シートベルト内の位置と、前記第一固定部の位置との間の前記シートベルト上の距離とを求め、
この求めた前記距離と未使用時のシートベルトの前記収納部から出ている部分の長さとの比較結果により前記シートベルトの正常使用を判定する、
ことを特徴とする着座状態判別方法。
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