JP2014220936A - モータ駆動装置及び換気扇 - Google Patents

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和彦 堀田
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Abstract

【課題】消費電力を低減することができるモータ駆動装置などを得る。【解決手段】三対のスイッチング素子を有し、交流変換するインバータ回路4と、位相角に基づいてスイッチング動作を行う対を切り替え、三対のスイッチング素子のうち、いずれか二対のスイッチング素子のスイッチング動作による変調を行うように制御する制御装置10とを備え、出力電圧生成のための変調波を変更することにより、出力電圧の波形を維持したまま消費電力を低減することができるようにしたものである。【選択図】図1

Description

本発明は、モータ駆動装置などに関するものである。特に二相の固定子巻線と永久磁石からなる複数の磁極を有する回転子とを備えるモータの駆動制御を行う装置に関するものである。
例えば換気扇などに用いる小型のモータは単相電源で駆動する単相用ACモータであることが多い。このようなモータは、コンデンサを接続することにより進相電流を容易に作り出せるコンデンサモータ(単相モータ)が殆どであり、通常、主巻き線と補助巻き線の二相のコイルからなる。
この単相用ACモータのACモータ用ロータの代わりに、永久磁石を備えたロータを使用してDCブラシレスモータを形成することにより、ACモータと同じ固定子を使ったDCブラシレスモータが生産可能である。例えばACモータの固定子と磁石を埋め込んだロータとを使って、三相インバータ駆動のDCブラシレスモータを作成することができる(例えば、特許文献1参照)。したがって、部品、製造設備などを共用化することができるので、低コストで効率よく生産ができることになる。
一方、換気扇、送風機などにモータを搭載する場合、運転したときの発生騒音を抑えるためにはモータの加振力による振動が原因となる音も抑制する必要がある。このため、モータの発生トルクを抑えるために正弦波の電圧を巻き線に印加して正弦波電流を通電することが必要になる。そのための制御方式としてPWM(Pulse Width Modulation)制御のようにパルス幅で電圧を変調する方式を用いるのが一般的である(例えば、特許文献1参照)。
特許第4818176号公報 特開平02−111288号公報
PWM制御を利用した正弦波変調は、常にインバータ回路の上下アームトランジスタのどちらかがオンするようにキャリア信号周期で制御される。そのためにスイッチング動作の過渡的なオン、オフ状態で発生する損失がインバータのスイッチング素子で発生することになる。このようなスイッチングに起因する損失は、モータ出力が大きいときには相対的に小さいものとなるので、モータと制御回路を含めた全体の効率には大きな影響を及ぼさない。しかしながら、モータ出力が小さいときには出力に比して損失の占める割合が大きくなるため、効率悪化の要因となる。
そのため、モータが小型になるにつれてDCブラシレスモータを駆動するための駆動装置(駆動回路)の消費電力がモータ消費電力に比して大きくなり、損失が無視できなくなってしまうという課題がある。高効率・低消費電力を特徴とするDCモータだけに、モータ効率もさることながら回路効率も高めて総合的な効率を高める必要がある。
そこで、本発明は、消費電力を低減することができるモータ駆動装置などを得ることを目的とする。
上述した目的を達成するために、本発明に係るモータ駆動装置は、三対のスイッチング素子を有し、交流変換するインバータ装置と、位相角に基づいてスイッチング動作を行う対を切り替え、三対のスイッチング素子のうち、いずれか二対のスイッチング素子のスイッチング動作による変調を行うように制御する制御装置とを備えるものである。
本発明によれば、制御装置が、インバータ装置における三対のスイッチング素子のうち、いずれか二対のスイッチング素子によるスイッチング動作による変調を行うようにしたので、出力電圧の波形を維持したまま消費電力を低減することができる。
本発明の実施の形態1に係るモータ駆動装置を中心とするシステムの構成を示す図である。 正弦波変調を説明するための図である。 スイッチングロスを説明する図である。 位相角が0〜90°、位相角が180〜270°のときの制御を説明する波形図である。 本発明の実施の形態2に係るモータ駆動装置における位相角が90〜180°、位相角が270〜360°のときの制御を説明する波形図である。 本発明の実施の形態3に係る制御を説明する波形図である。 本発明の実施の形態4に係る換気扇100の構成を示す図である。
実施の形態1.
図1は本発明の実施の形態1に係るモータ駆動装置を中心とするシステムの構成を示す図である。図1において、本実施の形態のモータ駆動装置はインバータ回路(インバータ装置)4と制御装置10とを有している。
電源1は、例えば100Vの交流電圧電源である。また、整流回路2は例えばダイオード等の整流素子をブリッジ接続して構成し、電源1による電力の整流を行う。平滑手段3は例えばコンデンサ等を用いて構成し、電源1及び整流回路2による電圧を平滑してインバータ回路4に印加する。このため、インバータ回路4に供給される電力は直流となる。
インバータ回路4は、各相(a相、b相、c相)に対応する三対のスイッチング素子(アーム)を有する装置である。スイッチング素子は、例えばトランジスタなどにより構成する。インバータ回路4は、所定の電圧及び周波数の交流電力に変換(交流変換)し、負荷となる二相モータ5に供給して駆動させる回路(装置)である。このとき、本実施の形態では、スイッチング素子のスイッチング動作を制御し、変換する電圧及び周波数を制御により任意に変化させることで二相モータ5の可変速制御を実現することができる。制御装置10は、インバータ回路4の各スイッチング素子の動作制御を行う。二相モータ5は、固定子と固定子の内部に回転可能に配置された回転子とを有する電動機である。二相モータ5の各相には、位相を90°ずれた交流電圧が印加される。ここで、二相モータ5の各相をα相、β相とする。
図2は正弦波変調を説明するための図である。図2(a)は電圧ベクトルを示す図である。図2(b)は正弦波変調により印加する電圧の波形を示す図である。三相のインバータ回路4を用いて、二相モータ5に位相が90°ずれた正弦波電圧を印加するためには、(1)〜(5)式に示すように、それぞれ90°ずつずれた変調波を変調すればよい。ここで、dは変調率を示す(0≦d≦1)。
Va=d×sin(θ− π/4) …(1)
Vb=d×sin(θ−5π/4) …(2)
Vc=d×sin(θ−3π/4) …(3)
Vα=Va−Vc
=d×sin(θ− π/4)−d×sin(θ−3π/4)
=21/2×d×sinθ …(4)
Vβ=Vb−Vc
=d×sin(θ−5π/4)−d×sin(θ−3π/4)
=21/2×d×cosθ …(5)
図2のように出力電圧を正弦波で変調するため、インバータ回路4の各相は常にキャリア周波数でスイッチング動作を行うことになる。
図3はスイッチングロスを説明する図である。インバータ回路4においては、スイッチング素子となるトランジスタに電流を流すときに損失が発生する。このような損失には、定常的にトランジスタがオンしたときのON電圧Vdsと電流Idとの積による損失と、トランジスタがオフからオン又はオンからオフに移行する過渡的な期間に発生する損失とがある。
本発明のモータ駆動装置は、後者の損失にあたる過渡的なスイッチングロスを削減するものである。過渡的なスイッチングロスを削減するためには、スイッチング回数を削減するとよい。そこで、回数を減らすために変調波形を位相毎に定めるようにする。例えばa相とc相とで、α相に印加する電圧を変調するので、各相の変調する関数に同じ関数を加減算してもα相の印加電圧は変わらない。
図4は位相角が0〜90°、位相角が180〜270°のときの制御を説明する波形図である。例えば〔位相角が0〜90°〕のときには、関数c相の変調関数を−1に固定するように、それぞれの関数から[Vc+1]を減算し、(6)〜(8)式のようにVa’、Vb’及びVc’を算出する。ここで位相角については、α相の角度を表すものとする(以下、同じ)。
Va’=d×sin(θ−π/4)−(d×sin(θ−3π/4)+1)
…(6)
Vb’=d×sin(θ−5π/4)−(d×sin(θ−3π/4)+1)
…(7)
Vc’=d×sin(θ−3π/4)−(d×sin(θ−3π/4)+1)
…(8)
上記式を簡略化すると(9)〜(11)式のように表すことができる。
Va’=21/2×d×sinθ−1 …(9)
Vb’=21/2×d×sin(θ−3π/2)−1 …(10)
Vc’=−1 …(11)
また、〔位相角が180〜270°〕のときに、関数c相の変調関数を1に固定するように、それぞれの関数から[−Vc+1]を加算し、(12)〜(14)式のようにVa’、Vb’及びVc’を算出する。
Va’=d×sin(θ−π/4)+(−d×sin(θ−3π/4)+1)
…(12)
Vb’=d×sin(θ−5π/4)+(−d×sin(θ−3π/4)+1)
…(13)
Vc’=d×sin(θ−3π/4)+(−d×sin(θ−3π/4)+1)
…(14)
上記式を簡略化すると(15)〜(17)式のように表すことができる。
Va’=21/2×d×sinθ+1 …(15)
Vb’=21/2×d×sin(θ−3π/2)+1 …(16)
Vc’=1 …(17)
以上のように、実施の形態1のモータ駆動装置では、制御装置10が、以上のような変調を行うように制御することで、〔位相角が0〜90°〕、〔位相角が180〜270°〕の期間においては、二相モータ5の二相巻き線の一端が共通して接続されるc相に対応する一対のスイッチング素子のうち、どちらかのスイッチング素子を連続してオン状態にする(スイッチング動作を停止する)だけでよい。このため、インバータ回路4全体のスイッチング回数を減らすことができ、オン・オフの切り替わりによって発生する損失を低減することができる。本実施の形態では、位相角が0〜90°及び180〜270°の期間について説明しているが、どちらかの期間について駆動制御を行うようにしてもよい。
実施の形態2.
図5は本発明の実施の形態2に係るモータ駆動装置における位相角が90〜180°、位相角が270〜360°のときの制御を説明する波形図である。ここで、本実施の形態のモータ駆動装置などの構成については、図1に示す構成と同様であり、実施の形態1で説明したことと同様である。
本実施の形態では、図5に基づいて、位相角が90〜180°、位相角が270〜360°のときの制御について説明する。本実施の形態で行う制御に係る位相角の範囲は、実施の形態1において行う制御に係る位相角とは重複していない。このため、制御装置10は、本実施の形態の制御を、実施の形態1において説明した制御とともに行うことができる。また、本実施の形態では、位相角に基づいて4パターンの変調による制御について説明しているが、このうち、1又は複数のパターンに基づく制御を行うようにしてもよい。
例えば〔位相角が90〜135°〕のときには、関数b相の変調関数を−1に固定するように、それぞれの関数から[Vb+1]を減算し、(18)〜(20)式のようにVa’、Vb’及びVc’を算出する。
Va’=d×sin(θ−π/4)−(d×sin(θ−5π/4)+1)
…(18)
Vb’=d×sin(θ−5π/4)−(d×sin(θ−5π/4)+1)
…(19)
Vc’=d×sin(θ−3π/4)−(d×sin(θ−5π/4)+1)
…(20)
上記式を簡略化すると(21)〜(23)式のように表すことができる。
Va’=2×d×sin(θ− π/4)−1 …(21)
Vb’=−1 …(22)
Vc’=21/2×d×sin(θ−π/2)−1 …(23)
また、例えば〔位相角が135〜180°〕のときには、関数a相の変調関数を1に固定するように、それぞれの関数から[−Va+1]を減算し、(24)〜(26)式のようにVa’、Vb’及びVc’を算出する。
Va’=d×sin(θ−π/4)+(−d×sin(θ−π/4)+1)
…(24)
Vb’=d×sin(θ−5π/4)+(−d×sin(θ−π/4)+1)
…(25)
Vc’=d×sin(θ−3π/4)+(−d×sin(θ−π/4)+1)
…(26)
上記式を簡略化すると(27)〜(29)式のように表すことができる。
Va’=1 …(27)
Vb’=2×d×sin(θ−5π/4)+1 …(28)
Vc’=21/2×d×sin(θ−π)+1 …(29)
また、例えば〔位相角が270〜315°〕のときには、関数b相の変調関数を1に固定するように、それぞれの関数から[−Vb+1]を加算し、(30)〜(32)式のようにVa’、Vb’及びVc’を算出する。
Va’=d×sin(θ− π/4)+(−d×sin(θ−5π/4)+1)
…(30)
Vb’=d×sin(θ−5π/4)+(−d×sin(θ−5π/4)+1)
…(31)
Vc’=d×sin(θ−3π/4)+(−d×sin(θ−5π/4)+1)
…(32)
上記式を簡略化すると(33)〜(35)式のように表すことができる。
Va’=2×d×sin(θ−π/4)+1 …(33)
Vb’=1 …(34)
Vc’=21/2×d×sin(θ−π/2)+1 …(35)
そして、例えば〔位相角が315〜360°〕のときには、関数b相の変調関数を1に固定するように、それぞれの関数から[Va+1]を減算し、(36)〜(38)式のようにVa’、Vb’及びVc’を算出する。
Va’=d×sin(θ− π/4)−(d×sin(θ−π/4)+1)
…(36)
Vb’=d×sin(θ−5π/4)−(d×sin(θ−π/4)+1)
…(37)
Vc’=d×sin(θ−3π/4)−(d×sin(θ−π/4)+1)
…(38)
上記式を簡略化すると(39)〜(41)式のように表すことができる。
Va’=−1 …(39)
Vb’=2×d×sin(θ−5π/4)−1 …(40)
Vc’=21/2×d×sin(θ−π)−1 …(41)
制御装置10は、以上のような変調を行うように制御することで、〔位相角が90〜135°〕、〔位相角が270〜315°〕の期間においては、b相に対応する一対のスイッチング素子のうち、どちらかのスイッチング素子を連続してオン状態にする(スイッチング動作としては停止する)だけでよい。また、〔位相角が135〜180°〕、〔位相角が315〜360°〕の期間においては、a相に対応する一対のスイッチング素子のうち、どちらかのスイッチング素子を連続してオン状態にする(スイッチング動作としては停止する)だけでよい。
以上のように、実施の形態2のモータ駆動装置によれば、制御装置10が、位相角に応じてインバータ回路4のスイッチング素子のスイッチング制御を行い、三対のスイッチング素子のうち、一対のスイッチング素子では、スイッチング動作を行わないようにし、他の二対のスイッチング素子により、他の二相における波形形成を行うようにしたので、インバータ回路4全体のスイッチング回数を減らすことができ、スイッチング素子のオン又はオフの切り替わりによって発生する損失を低減することができる。
実施の形態3.
図6は本発明の実施の形態3に係る制御を説明する波形図である。本実施の形態では、制御装置10は、(42)〜(44)式で示すように、各相の変調波形中、〔最低値〕+1をそれぞれの変調波から減算する。そして、インバータ回路4の三対のスイッチング素子における、電源1と負側において接続された下アームとなるスイッチング素子が、連続でオン状態となる(スイッチング動作としては停止する)ように制御する。
Va’=d×sin(θ− π/4)−[min(Va、Vb、Vc)+1]
…(42)
Vb’=d×sin(θ−5π/4)−[min(Va、Vb、Vc)+1]
…(43)
Vc’=d×sin(θ−3π/4)−[min(Va、Vb、Vc)+1]
…(44)
例えば、〔位相角が0〜90°〕のときには、それぞれの関数から[Vc+1]を減算し、(45)〜(47)式のようにVa’、Vb’及びVc’を算出する。
Va’=d×sin(θ− π/4)−(d×sin(θ−3π/4)+1)
…(45)
Vb’=d×sin(θ−5π/4)−(d×sin(θ−3π/4)+1)
…(46)
Vc’=d×sin(θ−3π/4)−(d×sin(θ−3π/4)+1)
…(47)
上記式を簡略化すると(48)〜(50)のように表すことができる。
Va’=21/2×d×sinθ−1 …(48)
Vb’=21/2×d×sin(θ−3π/2)−1 …(49)
Vc’=−1 …(50)
また、例えば、〔位相角が90〜225°〕のときには、それぞれの関数から[Vb+1]を減算し、(51)〜(53)式のようにVa’、Vb’及びVc’を算出する。
Va’=d×sin(θ− π/4)−(d×sin(θ−5π/4)+1)
…(51)
Vb’=d×sin(θ−5π/4)−(d×sin(θ−5π/4)+1)
…(52)
Vc’=d×sin(θ−3π/4)−(d×sin(θ−5π/4)+1)
…(53)
上記式を簡略化すると(54)〜(56)式のように表すことができる。
Va’=2×d×sin(θ− π/4)−1 …(54)
Vb’=−1 …(55)
Vc’=21/2×d×sin(θ−π/2)−1 …(56)
そして、例えば、〔位相角が225〜360°〕のときには、それぞれの関数から[Va+1]を減算し、(57)〜(59)式のようにVa’、Vb’及びVc’を算出する。
Va’=d×sin(θ− π/4)−(d×sin(θ−π/4)+1)
…(57)
Vb’=d×sin(θ−5π/4)−(d×sin(θ−π/4)+1)
…(58)
Vc’=d×sin(θ−3π/4)−(d×sin(θ−π/4)+1)
…(59)
上記式を簡略化すると(60)〜(62)式のように表すことができる。
Va’=−1 …(60)
Vb’=2×d×sin(θ−5π/4)−1 …(61)
Vc’=21/2×d×sin(θ−π)−1 …(62)
以上のように、制御装置10は各相に対応する三対のスイッチング素子のうち、いずれかの下アームのスイッチング素子がオン状態となるように制御するようにしたので、常時(いずれの位相角においても)、二相での制御を行うことで、インバータ回路4全体でのスイッチング回数を減らすことができるので、スイッチングロスを低減することができる。
実施の形態4.
図7は本発明の実施の形態4に係る換気扇100の構成を示す図である。図7において、本実施形態の換気扇100は、例えば、室内と室外とをつなぐ風路を形成する方形状の換気扇枠101に、前述した二相モータ5とファン102とを有する送風機103が、例えばファンベース(図示せず)を介して取り付けられている。
前述したように、制御装置10がインバータ回路4をスイッチング動作させて二相モータ5を駆動し、ファン102を回転させる。このとき、インバータ回路4におけるスイッチング動作の回数を減らすことで損失を低減し、消費電力を低減することができる。
上述した実施の形態4においては、モータ駆動装置を換気扇に用いる場合について説明したが、他の機器にも用いることができ、モータとモータ駆動装置を搭載した機器の消費電力を低減することができるようになる。
1 電源、2 整流回路、3 平滑手段、4 インバータ回路、5 二相モータ、10 制御装置、100 換気扇、101 換気扇枠、102 ファン、103 送風機。

Claims (5)

  1. 三対のスイッチング素子を有し、交流変換するインバータ装置と、
    位相角に基づいてスイッチング動作を行う対を切り替え、前記三対のスイッチング素子のうち、いずれか二対のスイッチング素子のスイッチング動作による変調を行うように制御する制御装置と
    を備えることを特徴とするモータ駆動装置。
  2. 前記制御装置は、固定子と該固定子の内部で回転可能に配置された回転子とを有する正弦波駆動の二相モータの二相巻き線の一端が共通して接続される相に対応する一対の前記スイッチング素子について、他の二相における変調波形よりも電圧が高くなる及び低くなる移動角に基づく期間の少なくとも一方において、前記一対のスイッチング素子のいずれか一方をオン状態に固定する制御を行うことを特徴とする請求項1に記載のモータ駆動装置。
  3. 前記制御装置は、前記位相角に基づく所定の変調期間において、前記三対のスイッチング素子のうち、いずれか一対のスイッチング素子のいずれか一方をオン状態に固定する制御を行うことを特徴とする請求項1又は2に記載のモータ駆動装置。
  4. 前記制御装置は、前記三対のスイッチング素子のうち、出力電圧が最も低い相に対応する一対の前記スイッチング素子の、モータ駆動装置に電力供給を行う直流電圧電源と負側において接続された方の前記スイッチング素子をオン状態に固定する制御を行うことを特徴とする請求項1に記載のモータ駆動装置。
  5. ファンと、
    該ファンを回転させる二相モータと、
    該二相モータを駆動させる、請求項1〜4のいずれか一項に記載のモータ駆動装置と
    を備えることを特徴とする換気扇。
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