JP2014219727A - 不動産情報システム及び不動産情報携帯端末 - Google Patents

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Abstract

【課題】顧客の不動産物件の吟味において、顧客が内見現場で抱いた印象や感想を記憶に頼ることなく有益な資料とすることのできる不動産情報システムを提供する。【解決手段】不動産情報を記憶するデータベースで所定の不動産物件を検索し、携帯端末の表示画面に対して検索結果を表示する。次に、検索結果に基づき不動産の内見リストを生成し、携帯端末の表示画面に対して表示する。更に、携帯端末の表示画面に対して一般向け不動産情報ページを表示させる。また、携帯端末のカメラ又は入力インターフェースを用いて、個人向け情報を取得し、内見リストの一の不動産に関連付けて記憶する。最後に、個人向け情報と当該個人向け情報に関連付けられた不動産物件の不動産情報とをレイアウトして、個人向けリーフレットを生成する。【選択図】図1

Description

本発明は、携帯端末を用いて不動産物件を検索する不動産情報システムに関する。
不動産物件を購入又は賃借しようとする者は、インターネットにより不動産物件を検索し、気に入った不動産物件を管理する不動産会社に出向いたり、居住を希望する地域の不動産会社に直接出向いたりし、それ以降は不動産会社の従業員の案内を受けながら不動産物件の探索を進めることが一般的である。
不動産会社は、多数の不動産物件に関するファイルを紙媒体又は電子ファイル形式で準備しており、不動産会社内では希望に合わせて不動産物件にあたりをつけ、該当の不動産物件のファイルを閲覧しながら候補を絞っていく。このとき参照可能な不動産情報は、特定の顧客の関心に関わらず、一般的な関心事を予測して予め収集されたものである。この不動産情報を掲載したページを以降では一般向け不動産情報ページと呼ぶ。
この一般向け不動産情報ページだけで不動産物件を決定することはなかなか困難であるので、一般的には、不動産物件の候補を複数に絞って内見を行う。つまり、実際に不動産物件の外観、内部、環境を見に行き、一般向け不動産情報ページだけでは得られない情報の取得に努める。
内見は、不動産会社の従業員が顧客を不動産物件まで引率することにより行う。従業員は、所属の不動産会社が扱う不動産物件や周辺地域の不動産物件について熟知しており、内見する不動産物件の住所を確認する程度で引率を実行することも多い。逆に言えば、所属する不動産会社が扱う不動産物件や周辺地域の不動産物件を熟知する手間がかかる。
内見後、顧客は一般向け不動産情報ページの不動産情報と実際に内見して感じた印象や内見で独自収集した情報を基に、購入又は賃貸する不動産物件を決定する。この不動産物件の決定は、吟味の時間が介在するため、内見のタイミングとズレが生じることも多い。そのため、不動産会社は顧客に対して内見した不動産物件の一般向け不動産情報ページをプリントアウトして渡したり、電子メールにより送信したりして、吟味及び決定のための参考資料としてもらう。
このような不動産会社の業務は、不動産情報システムにより支援されることが一般的である(例えば、特許文献1参照)。不動産情報システムは、不動産情報のデータベースと、検索条件を指定し、該当の不動産物件の一般向け不動産情報ページを表示するクライアント端末からなり、クライアント端末で表示した一般向け不動産情報ページは印刷可能となっている。
また、不動産会社の業務としては、管理者等に対して不動産物件の価値向上のためのアドバイスも含まれる。従業員は、日ごろから顧客に接しており、顧客がどの観点で不動産物件を選んだか、また選ばなかったかについての情報を得られることも多く、その情報を管理者に伝えるのも業務の一つである。
特開2006−79497号公報
このような不動産物件に関する業務について解決すべき課題は多い。第1に、内見後、不動産物件の吟味のために提供される実体化された資料は、一般向け不動産情報ページである。一般向け不動産情報ページは、特定の顧客の関心に関わらず、一般的な関心事を予測して予め収集されたものであり、家賃又は価格、敷金礼金、住所、利用可能駅又はバス停、利用可能駅又はバス停までの時間、築年数、物件工法、占有面積、間取り、エアコンやガス台や温水洗浄便座等の付属物の存在又は其の特色、その他特色、予め撮られた内部写真等が掲載されている。
当然のことながら、一般向け不動産情報ページには、実際の内見で得られた顧客特有の印象、感想、関心事は掲載されていない。従って、顧客は内見で得られた情報については記憶に依存する他なかった。しかしながら、記憶は曖昧なものであり、また時の経過とともに薄れてゆく。また、複数の不動産物件を内見した場合には、類似物件を一度に巡ることが多いため、記憶と正しい物件とが結びつかなくなっていることもある。つまり、例えば、壁に多少のシミが存在するものの、住環境は素晴らしいと感じた不動産物件は何件目に内見したものであったかわからなくなることもある。
また、不動産会社の従業員の業務は多岐に亘る。不動産物件の熟知も欠かせないし、不動産物件の案内、顧客に対するダイレクトメールや電子メール等による不動産物件の紹介、不動産物件の契約、不動産物件に対する価値向上のアドバイス等がある。不動産情報システム等のIT技術によって、これら業務の負担は軽減されているものの、より一層の負担軽減が求められるものである。
つまり、第2の課題としては、不動産物件の熟知や内見引率に対する負担軽減である。そして、第3の課題としては、不動産物件に対する価値向上のアドバイスの負担軽減である。
本発明は、従来技術の問題点を解決するために提案されたもので、顧客の不動産物件の吟味において、顧客が内見現場で抱いた印象や感想を、内見後の検討の際にも、記憶に頼ることなく有益な資料とすることのできる不動産情報システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る不動産情報システムは、表示画面とカメラと文字や音声の入力インターフェースとを有する携帯端末を含む不動産情報システムであって、不動産情報を記憶するデータベースと、前記データベースに基づき所定の不動産物件を検索する不動産検索手段と、前記携帯端末の表示画面に対して、前記不動産検索手段で検索された各不動産物件の検索結果を表示する結果表示手段と、前記検索結果に基づき不動産の内見リストを生成する内見リスト生成手段と、前記携帯端末の表示画面に対して、前記内見リストを表示する内見リスト表示手段と、前記携帯端末の表示画面に対して、前記検索結果又は前記内見リストから選択された不動産物件の前記不動産情報をレイアウトした一般向け不動産情報ページを表示させる一般向け不動産情報ページ表示手段と、前記カメラ又は前記入力インターフェースを用いて得られる個人向け情報を前記内見リストの一の不動産に関連付けて生成する個人向け情報生成手段と、前記個人向け情報と当該個人向け情報に関連付けられた不動産物件の不動産情報とをレイアウトして、個人向けリーフレットを生成する個人向けリーフレット生成手段と、を備えること、を特徴とする。
前記個人向け情報生成手段は、前記カメラを起動させる制御手段と、前記カメラで撮影された写真と不動産物件を識別する情報とを関連付ける記憶処理手段と、を備えるようにしてもよい。
前記個人向け情報は、内見で客が関心を示した場所を撮影した写真、又は当該写真に加えて当該場所に対する客の表明又は非表明の感想コメントであるようにしてもよい。
前記個人向け情報は、内見で客が関心を示した場所を撮影した写真、又は当該写真に加えて当該場所に対する客の表明又は非表明の評価ポイントであるようにしてもよい。
前記個人向け情報は、内見した不動産物件に関する客の表明又は非表明の全体的な感想コメントを更に含むようにしてもよい。
前記個人向け情報に関連付けられた不動産物件の管理者側に設置される閲覧端末とネットワークを介して接続され、前記管理者の不動産物件に対する個人向け情報を前記閲覧端末に対して送信する評価情報送信手段を更に備えるようにしてもよい。
前記評価情報送信手段は、前記閲覧端末に対して、前記内見リストに載った不動産物件に関連付けられた全ての個人向け情報を併せて送信するようにしてもよい。
前記管理者が所有する閲覧ポイントを判定する判定手段を更に備え、前記評価情報送信手段は、閲覧ポイントが必要とするポイントに足りていると、前記個人向け情報を送信するようにしてもよい。
前記結果表示手段は、検索された不動産物件の不動産情報に含まれる位置情報に基づいて該当の不動産物件の位置を記した地図を前記検索結果として表示するようにしてもよい。
前記結果表示手段は、前記地図から選択された不動産物件の概略情報を前記不動産情報から抜粋して更に表示するようにしてもよい。
前記結果表示手段は、前記地図に記される不動産物件の周辺に存在する施設を前記地図に更に記すようにしてもよい。
前記内見リストに載った複数の不動産物件の不動産情報に含まれる位置情報に基づき、当該複数の不動産物件を巡るルートを検索するルート検索手段と、前記携帯端末の表示画面に対して、前記ルート検索手段で検索されたルートを表示するルート表示手段と、を更に備えるようにしてもよい。
顧客識別情報を記憶する顧客データベースを更に備え、前記顧客データベースは、選択された前記顧客識別情報に対して、前記内見リスト及び前記個人向け情報を関連付けて記憶するようにしてもよい。
前記個人向けリーフレットを紙媒体へ出力する印刷手段を更に備えるようにしてもよい。
前記個人向けリーフレットを電子メール送信する送信手段を更に備えるようにしてもよい。
このような不動産情報システムは、携帯端末単体で構成され、又はサーバと携帯端末が連携して構成されるようにしてもよく、携帯端末は、少なくとも、前記結果表示手段と前記内見リスト表示手段と前記一般向け不動産情報ページ表示手段とを備えるようにしてもよい。
本発明では、一般向け不動産情報ページと個人向けリーフレットの2種類を生成して顧客に提供することとなる。一般向け不動産情報ページは、特定の顧客の関心に関わらず、一般的な関心事を予測して予め収集された不動産情報をレイアウトしたものであり、一方、個人向けリーフレットは、不動産物件を内見する顧客が内見現場で関心を示した情報を含めてレイアウトされており、特定の顧客向けにアレンジされている。この個人向けリーフレットを内見終了後に顧客に配布できれば、顧客は、内見時に関心を持った事柄を、記憶に頼ることなく、また複数廻った不動産物件を記憶内で整理する必要なく、不動産物件個別の個人向けリーフレットから簡単に得ることができる。顧客からすれば不動産物件の検討が容易となり、顧客満足度を向上させることができる。
第1の実施形態に係る不動産情報システムの機能構成を示すブロック図である。 第1の実施形態に係る不動産情報システムの物理的構成を示すブロック図である。 第1の実施形態に係る不動産情報システムの不動産物件の検索と表示の動作を示すフローチャートである。 一般向け不動産情報ページを示す模式図である。 一般向け不動産情報ページ内の写真類を表示するギャラリー形式を示す模式図である。 第1の実施形態に係る不動産情報システムの内見リストの生成の動作を示すフローチャートである。 検索結果リストを示す模式図である。 内見リストを示す模式図である。 第1の実施形態に係る不動産情報システムの個人向け情報の生成の動作を示すフローチャートである。 第1の実施形態に係る不動産情報システムの個人向けリーフレットの生成の動作を示すフローチャートである。 個人向けリーフレットを示す模式図である。 第2の実施形態に係る不動産情報システムの物理的構成を示すブロック図である。 第2の実施形態に係る不動産情報システムの機能構成を示すブロック図である。 第2の実施形態に係る不動産情報システムが保有するデータベースのリンク態様を示す模式図である。 第2の実施形態に係る事前の評価情報探索の動作を示すフローチャートである。 第2の実施形態に係る評価情報閲覧動作を示すフローチャートである。 第2の実施形態に係る評価情報閲覧の際に表示される画面を示す模式図である。 第3の実施形態に係る不動産情報システムの機能構成を示すブロック図である。 第3の実施形態に係る不動産情報システムの不動産検索結果の表示例を示す模式図である。 第3の実施形態に係る不動産情報システムの内見ルートの表示例を示す模式図である。 不動産情報システムの物理的構成の他の例を示すブロック図である。
(第1の実施形態)
(構成)
図1に示す不動産情報システム1は、顧客に対する不動産物件の案内に用いられるコンピュータである。この不動産情報システム1は、表示部21、22、23、24、カメラ3、タッチパネルやマイク等の入力インターフェース4を備え、ユーザの操作に応じた処理を行う。表示部21、22、23、24は一つの表示画面に対するものであってよい。不動産情報システム1のユーザは、不動産会社従業員等の顧客に物件を案内する者である。
この不動産情報システム1は、不動産情報D1を予めデータベース登録しておき、顧客に推奨する不動産物件の検索、一般向け不動産情報ページD2の提示、内見リストD3の生成、内見現場における顧客のための個人向け情報D4の収集、個人向け情報D4を掲載した個人向けリーフレットD5の生成、及び個人向けリーフレットD5の出力を行う。
不動産情報D1は、不動産物件の特徴を示し、不動産物件を識別する不動産識別情報、不動産物件を管理する者を示す管理者識別情報、一般向け不動産情報ページのURL、家賃又は価格、敷金礼金、住所や緯度経度といった位置情報、利用可能駅又はバス停、利用可能駅又はバス停までの時間、築年数、物件工法、占有面積、間取り、エアコンやガス台や温水洗浄便座等の付属物の存在又は其の特色、その他特色、予め撮られた外観や内部の写真、管理会社等からのピーアール等であり、特定の顧客の関心に関わらず、一般的な関心事を予測して予め収集されており、各フィールドに紐付けられてデータベース登録されている。
一般向け不動産情報ページD2は、特定の顧客を意識せずに一般的な関心事を予測して予め収集された不動産情報D1をレイアウトしてなるWebページである。一般向け不動産情報ページD2は、不動産物件ごとに予め作成されてネットワーク上に公開され、ウェブブラウザにより取得と閲覧が可能である。
内見リストD3は、顧客が内見を希望する不動産物件を一覧に纏めたリストである。内見リストには、顧客を識別する顧客識別情報がリンク付けされ、また内見リストD3には、内見リストD3を識別する内見リスト識別情報、一覧に纏めた不動産物件の不動産物件識別情報が含まれ、不動産物件識別情報には個人向け情報識別情報により、個人向け情報D4のリンク付けが可能となっている。
個人向け情報D4は、不動産物件を内見する顧客が内見現場で関心を示した情報であり、カメラ3や入力インターフェース4を用いて収集される。具体的には、個人向け情報D4は、内見で客が関心を示した場所を撮影した写真、当該場所に対する客の表明又は非表明の感想コメント、当該場所に対する客の表明又は非表明の評価ポイントである。客が関心を示した場所とは、部屋自体、部屋の汚れや付属物等の細部、部屋からの眺望等である。
この個人向け情報D4は、顧客ごと及び不動産物件ごとに纏められ、顧客識別情報と不動産物件識別情報が付帯し、また、個人向け情報D4が収集されたときの内見を示す内見リストD3の内見リスト識別情報が付帯し、個人向け情報識別情報が含まれる。
個人向けリーフレットD5は、内見した顧客用にカスタマイズされた不動産情報の文書データであり、データベースに予め登録されている不動産情報D1と内見現場で収集した個人向け情報D4とを纏めてレイアウトされ、不動産物件ごとに生成される。ここでいう文書データには、テキストデータと写真や図形等の画像データとが混在し得る。この個人向けリーフレットD5には、顧客識別情報と不動産物件識別情報と個人向け情報識別情報が付帯する。
この不動産情報システム1は、図1に示すように、顧客データベース51、不動産データベース52、不動産検索部61、結果表示部21、一般向け不動産情報ページ表示部22、内見リスト生成部62、内見リスト表示部23、個人向け情報生成部63、個人向けリーフレット生成部64、個人向けリーフレット表示部24、カメラ3、入力インターフェース4、及び出力部7を備えている。
顧客データベース51は、顧客識別情報、内見リストD3、個人向け情報D4、及び個人向けリーフレットD5を記憶する。これら情報は相互にリンク付けが取られている。顧客識別情報は、顧客を識別するIDであり、氏名、電話番号、住所、電子メールアドレス等が付帯する。表示画面に顧客リストを表示し、入力インターフェース4を用いて選択された顧客識別情報を顧客データベース51から特定し、以降、生成される内見リストD3、個人向け情報D4、及び個人向けリーフレットD5を顧客識別情報に関連付けて記憶する。この顧客データベース51は、表示画面にGUI画面を表示し、顧客識別情報の特定、各情報の関連付け及び記憶をGUI画面上での入力操作に従って実行する。
不動産データベース52は、不動産情報D1をデータベース登録して記憶する。また、不動産データベース52は、各不動産物件の一般向け不動産情報ページD2を其のURLに対応付けて記憶する。
不動産検索部61は、入力インターフェース4を用いて入力された検索条件に該当する不動産物件を不動産データベース52から検索し、検索結果リストD6を生成する。検索結果リストD6には、不動産物件の一般向け不動産情報ページD2のURLを含める。不動産検索部61は、表示画面にGUI画面を表示し、GUI画面上での検索条件の入力操作に従って検索及び検索結果リストD6の生成を実行する。
結果表示部21は、検索結果リストD6を表示画面に表示する。結果表示部21は、検索結果リストD6の各レコード領域と其の領域に表示される不動産物件の一般向け不動産情報ページD2のURLとをリンク付けしておく。
一般向け不動産情報ページ表示部22は、検索結果リストD6又は内見リストD3からユーザが入力インターフェース4を用いて選択した不動産物件について、その一般向け不動産情報ページD2を不動産データベース52から取得し、表示画面に表示する。一般向け不動産情報ページ表示部22は、GUI画面を表示し、GUI画面内の検索結果リストD6に存在する一のレコード領域の選択操作により、その領域にリンク付けされたURLに記憶されている一般向け不動産情報ページD2を取得して表示する。
内見リスト生成部62は、不動産物件の内見リストD3を生成し、特定されている顧客識別情報に関連づけて顧客データベース51内に記憶させる。この内見リスト生成部62は、GUI画面を表示し、ユーザが入力インターフェース4を用いて検索結果リストD6に載った不動産物件を選択すると、その不動産物件識別情報を内見リストD3に追加し、又は表示中の一般向け不動産情報ページD2を選択すると、その一般向け不動産情報ページD2が示す不動産物件識別情報を内見リストD3に追加する。内見リスト表示部23は、顧客データベース51から内見リストD3を読み出して表示画面に表示する。
個人向け情報生成部63は、カメラ3で撮影された写真、入力インターフェースで入力された文字列又は音声、及び評価ポイントを個人向け情報D4として、内見リストD3の一の不動産物件に関連付けて顧客データベース63に記憶させる。
この個人向け情報生成部63は、GUI画面を表示し、またカメラ3を起動するカメラ制御部を備えており、GUI画面上の内見リストD3からの一の不動産物件の選択及び撮影要求入力を契機として、カメラ3を起動する。カメラ3により写真が撮影されると、選択された不動産物件を識別する情報と写真とを関連づける。
また、この個人向け情報生成部63は、内見リストD3内の一の不動産物件の選択とコメント要求入力を契機として、入力インターフェース4による文字列又は音声の入力を受け付け、選択された不動産物件を識別する情報と文字列又は音声とを関連付ける。また、この個人向け情報生成部63は、入力インターフェース4による評価ポイントの指定を受け付け、選択された不動産物件を識別する情報と評価ポイントとを関連付ける。
個人向けリーフレット生成部64は、個人向け情報D4と当該個人向け情報D4に関連付けられた不動産物件の不動産情報D1とをレイアウトして、個人向けリーフレットD5を生成する。この個人向けリーフレット生成部64は、GUI画面を表示し、内見リストD3内の一の不動産物件に対する個人向けリーフレット生成要求入力に応答して、個人向けリーフレットD5を生成する。
個人向けリーフレット表示部24は、個人向けリーフレットD5を表示画面に表示する。出力部7は、個人向けリーフレットD5を電子メール送信又は紙媒体へプリントアウトするメール送信機能又はプリンタである。
(適用例)
このような不動産情報システム1は、図2に示すように、顧客データベースサーバ1c、不動産データベースサーバ1d、アプリケーションサーバ1b、及び携帯端末1aをネットワークで接続して構成することができる。
携帯端末1aは、携帯電話又は無線LANの通信規格に準拠したデータ通信機能、表示画面、表示画面を用いた表示部21、22、23、24、カメラ3、文字や音声の入力インターフェース4を有する。また、携帯端末1aは、電子メール送信機能としての出力部7を有する。この携帯端末1aは、顧客データベースサーバ1c、不動産データサーバ1d、及びアプリケーションサーバ1bに対するクライアントして機能する。この携帯端末1aは、例えばタブレットPCであり、入力インターフェース4は、タッチパネルやマイクである。
この場合、顧客データベース51と不動産データベース52は、データベース及びデータベースマネジメントシステムとして構成される。そして、顧客データベースサーバ1c側に備えるデータベースエンジンと、携帯端末1a側に備えるクライアントアプリに分散して機能する。また、不動産検索部61は、不動産データベース1dのデータベースマネジメントシステムとなり、不動産データベースサーバ1d側に備えるデータベースエンジンと、携帯端末1a側に備えるクライアントアプリに分散して機能する。
結果表示部21、一般向け不動産情報ページ表示部22、内見リスト表示部23、個人向けリーフレット表示部24は、携帯端末1aの表示画面と、表示画面に映す画面データを生成する携帯端末1aのCPUを含む。
内見リスト生成部62、個人向けリーフレット生成部64は、アプリケーションサーバ1b側のサーバアプリ、携帯端末1aのクライアントアプリ、及び顧客データベースサーバ1cに分散し、内見リストD3及び個人向けリーフレットD5の生成をアプリケーションサーバで担い、内見リストD3及び個人向けリーフレットD5の記憶を顧客データベース51で担い、内見リストD3及び個人向けリーフレットD5の生成要求を携帯端末1aで担う。
個人向け情報生成部63は、携帯端末1aと顧客データベース51に分散し、個人向け情報D4の生成を携帯端末1aで担い、個人向け情報D4の記憶を顧客データベース51で担う。
すなわち、携帯端末1aの各クライアントアプリはGUI画面の表示と処理依頼のサーバへの送信を担い、サーバアプリは処理依頼に従った情報処理、記憶処理、及び処理結果のクライアントへの送信を行う。
(動作)
このような不動産情報システム1の動作を、顧客データベースサーバ1c、不動産データベースサーバ1d、アプリケーションサーバ1b、及び携帯端末1aに機能が分散していることを前提として説明する。
(不動産物件の検索と表示)
図3に示すように、携帯端末1aでは、まずユーザのログイン後(ステップS01)、顧客リストを表示する(ステップS02)。そして、ユーザが顧客リストの各レコード領域のうちの一つをタッチすると、そのタッチされたレコードが示す顧客を記憶領域に格納しておく(ステップS03)。
ステップS02においては、携帯端末1aは、顧客データベース51のクライアントアプリとして、ネットワークを通じて顧客データベース51に対して顧客リストを要求する顧客リスト要求コマンドを送信する。顧客リスト要求コマンドを受けた顧客データベース51は、記憶されている顧客識別情報をリストに纏めて携帯端末1aにネットワーク経由で送信する。携帯端末1aは、顧客識別情報のリストを受信すると、表示画面に当該リストを表示させる。
次に、顧客の選択がなされると(ステップS03)、携帯端末1aの表示画面には、不動産検索GUI画面への遷移ボタンが表示される。この遷移ボタンが入力インターフェースを用いて押下されると(ステップS04)、不動産検索部61のうち、携帯端末1a側のクライアントアプリは、不動産データベース52から不動産検索GUI画面を入手し(ステップS05)、携帯端末1aの表示画面に表示させる(ステップS06)。
不動産検索GUI画面のレイアウトは、不動産データベース52にWebページ形式で予め記憶されている。不動産検索GUI画面では、不動産データベース52の各フィールドに対応して、各値が選択可能となっている。例えば、不動産検索GUI画面には、間取りのフィールドにつき、1R、1K、1DK、2K、2DK、2LDK、3K、3DK、3LDK等の値を示すテキスト表示と、テキスト表示に対応するラジオボタンとが表示される。
ユーザが入力インターフェースを用いて各フィールドから検索条件を選択していくと(ステップS07)、携帯端末1a側の不動産検索部61は、不動産検索GUI画面の操作に従って検索クエリを作成し(ステップS08)、不動産データベース52に送信する(ステップS09)。
例えば、ユーザが入力インターフェース4を用いて間取りに関する任意のラジオボタンを選択し、不動産検索GUI画面に表示されている検索ボタンを押下すると、間取りのフィールドとイコールの演算子と、選択されたラジオボタンに対応する値とを纏めたクエリ句を生成する。そして、選択されたフィールドに応じてクエリ句を生成し、AND若しくはORで結んだ検索クエリを生成し、不動産データベース52に送信する。
不動産データベース52側の不動産検索部61では、検索クエリに応じてデータベース検索を行い(ステップS10)、該当不動産物件の検索結果リストD6を携帯端末1aに送信する(ステップS11)。検索結果リストD6には、値段や家賃、敷金及び礼金、利用可能駅又はバス停、利用可能駅又はバス停までの時間等の主要な不動産情報D1を該当不動産物件ごとに纏めておき、更に該当不動産物件ごとに一般向け不動産情報ページD2のURLを追記しておく。
結果表示部21は、検索結果リストD6を受信すると、携帯端末1aの表示画面に表示する(ステップS12)。検索結果リストD6の画面には、該当不動産物件ごとに領域を区分けし、各領域に値段や家賃、敷金及び礼金、利用可能駅又はバス停、利用可能駅又はバス停までの時間等の不動産情報D1を並べて表示させる。また、結果表示部21は、該当不動産物件ごとに区分けされた各領域に対し、リストに追記された一般向け不動産情報ページD2のURLをリンク付けしておく(ステップS13)。
そして、検索結果リストD6において該当不動産物件ごとに区分けされた領域の一つが選択されると(ステップS14)、一般向け不動産情報ページ表示部22は、その選択した不動産物件についての一般向け不動産情報ページD2を表示する(ステップS15)。
ステップS15において、携帯端末1a側の一般向け不動産情報ページ表示部22は、選択された領域にリンク付けられたURLにアクセスし、不動産データベース52から、そのURLに記憶されている一般向け不動産情報ページD2を携帯端末1aに受信する。
一般向け不動産情報ページD2は、HTM言語やHTML言語等のウェブ上のドキュメントを記述するための言語で記述されている。携帯端末1a側の一般向け不動産情報ページ表示部22は、図4に示すように、記述に従って一般向け不動産情報ページD2に含まれる写真、アイコン画像、文字列をページにレイアウトし、携帯端末1aの表示画面に表示する。
尚、一般向け不動産情報ページ表示部22は、一般向け不動産情報ページD2の表示画面に戻るボタンB2を表示しておく。戻るボタンB2が押下されると、検索結果表示部21は、その直前画面、すなわち検索結果リストD6に遷移させる。
図5は、一般向け不動産情報ページD2に掲載されている写真類の表示態様の1つを示している。一般向け不動産情報ページD2には、掲載されている写真類はギャラリー形式で別途表示することもできる。ギャラリー形式において、サムネイル化している写真を選択すると、一般向け不動産情報ページD2内の各写真Pの送り表示ウィンドウWがオーバレイ表示される。
送り表示ウィンドウWは、表示画面の中央に端から端まで延びて、写真の選択領域を提供する。写真選択領域には、各写真Pが立体的に横並び配置し、中央に位置する写真Pを最も手前に表示し、この中央の写真Pから端側になるに連れて奥側に表示する。写真P同士は、1つ手前の写真Pが其の1つ奥の写真Pに対して一部重なるように表示する。また、この写真選択領域以外の領域には主要な不動産情報D1を表示し、また間取りを示す画像を更にオーバレイ表示する。
ユーザがタッチパネルを片側から他側へなぞると、一般向け不動産情報ページ表示部22は、各写真Pの並び位置をなぞった距離に応じてシフトする。また、中央の写真Pがタッチされると、一般向け不動産情報ページ表示部22は、中央の写真Pを拡大表示する。
(内見リストの生成)
図6に示すように、検索結果リストD6又は一般向け不動産情報ページD2の表示画面において、内見リストD3への追加要求が入力されると(ステップS21)、内見リスト生成部62は、追加要求された不動産物件を内見リストD3に追加する(ステップS22)。
図7に示すように、内見リスト生成部62は、検索結果リストD6に列挙されている不動産物件の各領域上に、内見リストD3への追加トリガとなる内見ボタンB1を表示する。タッチパネルを用いて内見ボタンB1が押下されると、内見リスト生成部62は、その内見ボタンB1が表示されている領域に対応する不動産物件識別情報を内見リストD3に追加する。
また、図4に示すように、内見リスト生成部62は、一般向け不動産情報ページD2上に、内見リストD3への追加トリガとなる内見ボタンB1を表示する。タッチパネルを用いて内見ボタンB1が押下されると、内見リスト生成部62は、表示されている一般向け不動産情報ページD2に対応する不動産物件識別情報を内見リストD3に追加する。
図8は、内見リストD3を示す模式図である。内見リストD3は、表示画面において、不動産物件ごとに領域を帯状に区分し、帯D30ごとに不動産物件の不動産物件表示エリアD31を設ける。不動産物件表示エリアD31には、例えば、不動産物件の外観写真と住所が表示される。具体的には、外観写真を帯D30の画面端に貼り付け、外観写真の下に住所を示すテキストを記述する。内見リスト生成部62は、不動産物件の外観写真と住所を検索結果リストD6から取得する。すなわち、検索結果リストD6には、内見リストD3に掲載する不動産物件の情報を含めておく。
内見リストD3が生成されると、内見リスト表示部23は、生成された内見リストD3を携帯端末1aの表示画面に表示する(ステップS23)。尚、内見リスト表示部23は、内見リストD3の表示画面に戻るボタンB2を表示しておく。戻るボタンB2が押下されると、結果表示部21若しくは一般向け不動産情報ページ表示部22は、その直前画面、すなわち検索結果リストD6若しくは表示していた一般向け不動産情報ページD2に遷移させる。
内見リストD3の表示と並行して、携帯端末1a側の内見リスト生成部62は、内見リストD3を顧客データベースサーバ1cに送信し(ステップS24)、顧客データベースサーバ1c側の内見リスト生成部62は、受信した内見リストD3をすでに選択されている顧客識別情報に関連付けて顧客データベース51に記憶しておく(ステップS25)。以降、内見リスト表示部23は、携帯端末1aのキャッシュに内見リストD3が無い場合には、顧客データベース51から内見リストD3を取得して表示し、内見リスト生成部62は、顧客データベース51から内見リストD3を取得して編集する。
尚、内見リストD3の不動産物件表示エリアD31がタッチされると、一般向け不動産情報ページ表示部22は、その不動産物件の一般向け不動産情報ページD2を表示する。この一般向け不動産情報ページD2には、戻るボタンB2が表示され、戻るボタンB2の押下により内見リストD3に表示画面を戻す。
(個人向け情報の生成)
内見リストD3が生成されると、ユーザは顧客を内見現場に連れて行く。このとき、ユーザは携帯端末1aを携行する。顧客は顧客リストから選ばれた者である。内見現場は、内見リストD3に掲載された不動産物件である。ユーザは、内見リストD3を参照しながら、内見リストD3に掲載された各不動産物件に顧客を連れて行く。内見現場では、内見リストD3や一般向け不動産情報ページD2を参照しながら、顧客に対して不動産物件の説明をする。
図8に示すように、内見リストD3には、不動産物件毎に区分された帯D30内に複数の写真表示枠D32が並べて表示される。写真表示枠D32は、カメラ3で撮影した写真をサムネイル画像として表示するエリアである。画面上部にはカメラ3を摸した撮影アイコンD35が設けられ、この撮影アイコンD35の押下によりカメラ3が起動する。また、内見リストD3には、保存ボタンB3と個人向けリーフレット作成ボタンB4が表示される。
写真表示枠D32の下には、評価ポイント画像D33が表示される。評価ポイント画像D33は、複数の星を並べた画像である。星はグレー若しくは黄色で色分けされ、又は星の数が異なる。星の数、又は黄色の星の数が評価ポイントを表す。更に、評価ポイント画像D33の下には、テキスト表示エリアD34が用意される。テキスト表示エリアD34には感想コメントが表示される。画面上部にはメモ帳を摸したテキスト入力アイコンD36が設けられ、このテキスト入力アイコンの押下D36によりソフトウェアキーボードと評価ポイントのプルダウンメニューが起動する。
図9に示すように、個人向け情報生成部63は、写真表示枠D32の1つと撮影ボタンD35が入力インターフェース4を用いて選択されると(ステップS31)、個人向け情報生成部63は、携帯端末1aに備えられるカメラ3を起動する(ステップS32)。ユーザがカメラ3で写真を撮影すると(ステップS33)、個人向け情報生成部63は、撮影された写真を不動産物件に関連づけて一時的に保存する(ステップS34)。更に、個人向け情報生成部63は、選択された写真表示枠D32にステップS33で撮影された写真のサムネイルを表示させる(ステップS35)。
続いて、個人向け情報生成部63は、写真表示枠D32の1つとテキスト入力アイコンD36の押下によりソフトウェアキーボードを起動する(ステップS36)。ソフトウェアキーボードとともに、マイクボタンを表示し、音声入力を受け付けても良い。ユーザがソフトウェアキーボードを用いて感想コメントを入力すると(ステップS37)、個人向け情報生成部63は、感想コメントをステップS33で撮影された写真及び不動産物件に関連づけて一時的に保存する(ステップS38)。更に、個人向け情報生成部63は、選択された写真表示枠D32の下のテキスト表示エリアD34にステップS37で入力された感想コメントを表示させる(ステップS39)。
続いて、個人向け情報生成部63は、評価ポイントが指定されると(ステップS40)、その評価ポイントをステップS33で撮影された写真、ステップS37で入力された感想コメント、及び不動産物件に関連づけて一時的に保存する(ステップS41)。更に、個人向け情報生成部63は、評価ポイントに合わせて評価ポイント画像D33を生成し(ステップS42)、その評価ポイント画像D33を写真表示枠D32の下に表示させる(ステップS43)。評価ポイントは星の数で表現される。星は写真表示枠D32の下方に表示され、評価ポイントの未指定時はグレーアウトで表示する。ユーザが画面タッチ等により評価ポイントに応じた星の数を指定すると、その指定された数に応じた星が黄色等に変更される。例えば、5つの星がグレーアウトして並んでおり、評価ポイントとして3を付ける場合、左から3番目の星をタッチする。このタッチにより、個人向け情報生成部63は、左から3番目までの星を黄色に変色表示する。
更に、不動産物件全体に対する感想コメントを入力することもできる。例えば、帯D30の端に表示されている不動産物件を識別する情報のテキスト表示エリアD34が入力インターフェース4を用いて選択されると、個人向け情報生成部63は、テキストを入力するためのソフトウェアキーボードを起動する。ソフトウェアキーボードとともに、マイクボタンを表示し、音声入力を受け付けても良い。
そして、ユーザがソフトウェアキーボードを用いて不動産物件の全体感想コメントを入力すると、個人向け情報生成部63は、全体感想コメントを不動産物件に関連づけて一時的に保存する。更に、個人向け情報生成部63は、不動産物件を識別する情報の下のテキスト表示エリアD34等に全体感想コメントを表示させる。
(個人向けリーフレットの生成)
図10に示すように、内見リストD3において入力インターフェース4を用いて保存ボタンB3が押下されると(ステップS51)、個人向けリーフレット生成部64は、互いに関連づけられている顧客識別情報、不動産物件、写真、感想コメント、及び評価ポイントをひとかたまりの個人向け情報D4として顧客データベース51に送信し、顧客データベース51では、個人向け情報D4を顧客識別情報に関連づけて記憶する(ステップS52)。
内見リストD3において入力インターフェース4を用いて個人向けリーフレット作成ボタンD4が押下されると(ステップS53)、携帯端末1a側に備えられる個人向けリーフレット生成部64のクライアントアプリは、アプリケーションサーバ1bに対して個人向けリーフレットD5の作成を依頼する作成依頼コマンドを送信する(ステップS54)。
ステップS54において、内見リストD3には、不動産物件の帯D30毎にチェックボックスが表示されている。入力インターフェース4を用いて、個人向けリーフレットD5を必要とする不動産物件のチェックボックスにチェックを入れた後、個人向けリーフレット作成ボタンB4が押下されると、個人向けリーフレット生成部64のクライアントアプリは、チェックされた不動産物件を識別する情報と顧客識別情報とを含めた作成依頼コマンドをアプリケーションサーバ1bに向けて送信する。
アプリケーションサーバ1b側に備えられる個人向けリーフレット生成部64のサーバアプリは、作成依頼コマンドを受信すると、作成依頼コマンドに含まれている不動産物件を識別する情報と顧客識別情報とを含めた個人向け情報送信コマンドを顧客データベース51に送信する(ステップS55)。
顧客データベース51では、不動産物件を識別する情報と顧客識別情報とを検索キーとして個人向け情報D4を検索し(ステップS56)、該当の個人向け情報D4をアプリケーションサーバ1bへ送信する(ステップS57)。
アプリケーションサーバ1b側の個人向けリーフレット作成部64は、更に不動産物件を識別する情報を含む不動産情報送信コマンドを不動産データベース52に送信する(ステップS58)。不動産データベース52では、不動産物件を識別する情報を検索キーとして不動産情報D1を検索し(ステップS59)、該当の不動産情報D1をアプリケーションサーバ1bへ送信する(ステップS60)。
個人向け情報D4と不動産情報D1とを受信したアプリケーションサーバ1bでは、個人向けリーフレット作成部64が個人向け情報D4と不動産情報D1とをレイアウトして、個人向けリーフレットD5を生成する(ステップS61)。そして、アプリケーションサーバ1bは、個人向けリーフレットD5を携帯端末1aへ送信する(ステップS62)。
携帯端末1a側に備えられる個人向けリーフレット表示部24のクライアントアプリは、個人向けリーフレットD5を受信すると、この個人向けリーフレットD5を表示画面に表示する(ステップS63)。
図11は、個人向けリーフレットD5の詳細を示す模式図である。図11に示すように、間取り、家賃や価格、付属物等の他、内見現場で取得した個人向け情報D4が掲載されている。すなわち、内見現場で撮影した写真、その写真が写す場所に対する顧客の感想コメント、その写真が写す場所に対する顧客の評価ポイントが掲載される。
例えば、顧客が注目した壁のシミを写した写真と、そのシミに対して顧客が漏らした大きく目立つというコメント、そのシミに対する評価ポイントとして1等が掲載される。また例えば、顧客が注目したベランダからの眺望を写した写真と、その眺望に対して顧客が漏らした絶景というコメント、その眺望に対して顧客が与えた評価ポイントとして5等が掲載される。
個人向けリーフレット生成部64は、携帯端末1aの表示画面に、個人向けリーフレットD5の他にコントロールパネルを表示する(ステップS64)。コントロールパネルには、メール送信のアイコンと印刷のアイコンが表示されている。
メール送信のアイコンを入力インターフェース4を用いて選択すると(ステップS65)、携帯端末1aに備えられる出力部は、顧客識別情報に含まれる電子メールアドレス宛に個人向けリーフレットD5のデータを添付したメールを生成して送信する(ステップS66)。
印刷のアイコンを入力インターフェース4を用いて選択すると(ステップS67)、携帯端末1aに備えられる出力部7のクライアントアプリは、アプリケーションサーバ1bに個人向けリーフレットD5を送信する(ステップS68)。アプリケーションサーバ1bに備えられる出力部7のサーバアプリは、ネットワーク内のプリンタに個人向けリーフレットD5を送信して紙媒体に出力する(ステップS69)。個人向けリーフレットD5のプリントは、不動産会社に顧客と共に戻った際に、ユーザから顧客に渡される。
(効果)
以上のように、本実施形態の不動産情報システム1は、表示画面とカメラ3と文字や音声の入力インターフェース4とを有する携帯端末1aを構成要素とし、不動産情報D1を記憶するデータベースを用意しておく。そして、データベースに基づき所定の不動産物件を検索し、携帯端末1aの表示画面に対して、検索された各不動産物件の検索結果を表示する。次に、検索結果に基づき不動産の内見リストD3を生成し、携帯端末1aの表示画面に対して、内見リストD3を表示する。そして、携帯端末1aの表示画面に対して、検索結果リストD6又は内見リストD3から選択された不動産物件の不動産情報D1をレイアウトした一般向け不動産情報ページD2を表示させる。
更に、カメラ3又は入力インターフェース4を用いて得られる個人向け情報D4を内見リストD3の一の不動産に関連付けて記憶し、個人向け情報D4と当該個人向け情報D4に関連付けられた不動産物件の不動産情報D1とをレイアウトして、個人向けリーフレットD5を生成するようにした。
個人向け情報D4の記憶においては、携帯端末1aの表示画面に対して、内見リストD3から一の不動産物件を選択させる画面を表示し、カメラ3を起動させ、カメラ3で撮影された写真及び選択された不動産物件識別情報を関連付けるようにしておけばよい。
個人向け情報D4は、内見で客が関心を示した場所を撮影した写真、又は当該写真に加えて当該場所に対する客の表明又は非表明の感想コメント、又は当該写真に加えて当該場所に対する客の表明又は非表明の評価ポイント、又は内見した不動産物件に関する客の表明又は非表明の全体的な感想コメントとすればよい。
このように、本実施形態に係る不動産情報システム1では、一般向け不動産情報ページD2と個人向けリーフレットD5の2種類を生成して顧客に提供することとなる。一般向け不動産情報ページD2は、特定の顧客の関心に関わらず、一般的な関心事を予測して予め収集された不動産情報をレイアウトしたものであり、一方、個人向けリーフレットD5は、不動産物件を内見する顧客が内見現場で関心を示した情報を含めてレイアウトされており、特定の顧客向けにアレンジされている。
この個人向けリーフレットD5を内見終了後に顧客に配布できれば、顧客は、内見時に関心を持った事柄を、記憶に頼ることなく、また複数廻った不動産物件を記憶内で整理する必要なく、不動産物件個別の個人向けリーフレットD5から簡単に得ることができる。顧客からすれば不動産物件の検討が容易となり、顧客満足度を向上させることができる。
更に、顧客識別情報を記憶する顧客データベース51を更に用意しておく。そして、選択された顧客識別情報に対して、内見リストD3及び個人向け情報D4を関連付けて記憶させておくようにした。内見リストD3及び個人向け情報D4は、顧客に対して継続的な不動産物件の案内を行う際の参考資料となり、非効率又は無駄な物件紹介を省くことができ、顧客満足度の一層の向上と不動産物件案内の効率化とを促進できる。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態に係る不動産情報システム1について詳細に説明する。第1の実施形態と同一の構成については同一符号を付して詳細な説明を省略する。第2の実施形態に係る不動産情報システム1は、第1の実施形態で生成した個人向け情報D4の閲覧を不動産会社等の管理者に許容するものである。
(構成)
図12は、第2の実施形態に係る不動産情報システム1の物理的構成を示すブロック図である。この不動産情報システム1は、顧客データベースサーバ1c、不動産データベースサーバ1d、アプリケーションサーバ1b、携帯端末1aの他に、更に評価情報提供サーバ1eを備え、不動産物件を管理する不動産会社等が所有する閲覧端末1fと接続されている。評価情報提供サーバ1eと閲覧端末1fは、共に所謂コンピュータである。
評価情報提供サーバ1eは、不動産物件ごとの評価情報を閲覧端末1fに提供するサーバであり、提供先の閲覧資格と閲覧ポイントの購入状況に応じて提供する。閲覧端末1fは、閲覧者による入力インターフェース4を用いた操作によって、閲覧ポイントの購入と評価情報の表示を行う。
評価情報は、不動産物件を内見した顧客が関心を示した事柄であり、その実体は個人向け情報D4である。また、評価情報は、閲覧端末を所有する者が管理する不動産物件に対する個人向け情報D4に加えて、その不動産物件とともに内見リストD3に含められていた他の不動産物件の個人向け情報D4である。以下、前者の評価情報を特定評価情報と呼び、後者の評価情報を全評価情報と呼ぶ。
閲覧資格とは、評価情報を閲覧する資格であり、評価情報提供サーバ1eは、一の閲覧端末1fに対して、その閲覧端末1fを所有する者が管理する不動産物件に対する特定評価情報、又はその不動産物件とともに内見リストD3に含められていた全評価情報のみを閲覧可能とする。
閲覧ポイントとは、評価情報を閲覧するために必要なポイントであり、課金処理によって発生及び加算され、また評価情報の閲覧によって減少する。
図13に示すように、この評価情報提供サーバ1eは、評価情報提供先データベース81、ログイン処理部82、課金処理部83、評価情報収集部91、及び評価情報送信部93を備えている。閲覧端末1fは、ログイン画面表示部84、ポイント購入画面表示部85、評価情報収集クライアント92、及び評価情報表示部94を備える。
評価情報提供先データベース81は、不動産物件を管理する者を識別する管理者識別情報、パスワード、探索された評価情報のシリアル番号、その評価情報の閲覧実績の有無、及び閲覧ポイント残高をリンク付けて記憶している。管理者識別情報は、不動産データベース52に記憶されている不動産情報D1の一要素である「不動産物件を管理する者」と同一内容である。探索された評価情報とは、後述するように、評価情報収集部91により探索された個人向け情報D4である。
閲覧端末1fのログイン画面表示部84は、閲覧端末1fの画面にログイン画面を表示させる。ログイン画面は、管理者識別情報とパスワードの入力が可能となっているGUI画面である。入力フィールドを表示させ、キーボード等の入力インターフェース4を用いた管理者識別情報とパスワードの入力を受け付け、管理者識別情報とパスワードを評価情報提供サーバ1eへ送信する。評価情報提供サーバ1eのログイン処理部82は、ログイン画面で入力された管理者識別情報とパスワードを評価情報提供先データベース81を用いて照合する。
閲覧端末1fのポイント購入画面表示部85は、閲覧端末1fの画面に現在の閲覧ポイント残高と購入する閲覧ポイントを入力するフィールドとクレジットカードナンバーを入力するフィールドとを表示する。現在の閲覧ポイント残高は、評価情報提供サーバ1eの課金処理部83が管理する。ポイント購入画面表示部85は、評価情報提供サーバ1eに対して残高データの送信を要求するコマンドを送信し、評価情報提供サーバ1eから閲覧ポイント残高を受信する。また、ポイント購入画面表示部85は、クレジットカード会社のサーバの処理により購入に成功した閲覧ポイントの数値データを評価情報提供サーバ1eに送信する。
評価情報提供サーバ1eの課金処理部83は、閲覧ポイント残高の照会と課金処理を行う。具体的には、ポイント購入画面表示部85からの要求に応答して、評価情報提供先データベース81から閲覧ポイント残高を読み出し、要求先に送信する。また、ポイント購入画面表示部85から送信された購入された閲覧ポイントを受信し、評価情報提供先データベース81の閲覧ポイント残高に加算する。
閲覧端末1fの評価情報収集クライアント92は、評価情報提供サーバ1eに対して評価情報の提供を要求する。この評価情報収集クライアント92は、閲覧端末1fの画面に、評価情報の提供を要求するための選択画面を表示する。入力インターフェース4を用いて、必要とする評価情報が選択されると、その選択結果を評価情報提供サーバ1eに送信する。選択結果には、評価情報を必要とする不動産物件識別情報と、特定評価情報と全評価情報を識別する情報を含める。
また、評価情報収集クライアント92は、必要とする閲覧ポイントを計算し、画面に表示する。更に、評価情報収集クライアント92は、必要とする閲覧ポイントと閲覧ポイント残高を比較し、閲覧ポイントが足りない場合にはエラーとする。
評価情報提供サーバ1eの評価情報収集部91は、予め評価情報を収集しておき、管理者識別情報ごとに纏めておく。そして、評価情報収集クライアント92から送信された選択結果に応じて閲覧端末1fに評価情報を送信する。また、評価情報収集部91は、必要とする閲覧ポイントを計算し、評価情報提供先データベース81の閲覧ポイント残高から差し引く。不足の場合には処理を中止し、閲覧端末1fにエラーを返す。
また評価情報提供サーバ1eの評価情報送信部93は、評価情報収集部91が収集した評価情報を閲覧端末1fに送信する。閲覧端末1fの評価情報表示部94は、受信した評価情報を表示画面に表示する。
ここで、評価情報収集部91による評価情報の収集方法について説明しておく。図14は、不動産情報システム1が保有するデータベースのリンク態様を示す模式図である。不動産データベース52には、不動産情報D1が記憶されており、不動産情報D1の一要素が管理者識別情報である。従って、管理者識別情報に基づいて、管理者の不動産物件の不動産物件識別情報及び其の不動産情報D1を導出可能となっている。
また、顧客データベース51には、内見リストD3、個人向け情報D4、個人向けリーフレットD5が記憶されている。そして、個人向け情報D4には、不動産物件識別情報及び内見リストD3のシリアル番号が含まれている。不動産データベース1の不動産情報D1の一要素にも不動産物件識別情報が含まれているので、管理者識別情報から不動産データベース52を経由して、管理者が管理する不動産物件に関する個人向け情報D4を導出することができる。
更に、個人向け情報D4にもシリアル番号が付帯している。また、個人向け情報D4は、顧客が内見したときの感想等であるが、その顧客が内見したときに用いられた内見リストD3のシリアル番号も付帯している。そのため、導出した個人向け情報D4に付帯する内見リストD3のシリアル番号を用いて、管理者が管理する不動産物件とともに内見された他の不動産物件に対する個人向け情報D4も導出可能となっている。
そのため、評価情報収集部91は、不動産データベース52と顧客データベース51のリンクを辿ることで、管理者の不動産物件識別情報、評価情報を必要とする不動産物件識別情報、管理者の不動産物件の個人向け情報D4、その個人向け情報D4が主体となる不動産物件が掲載された内見リストD3、及び其の内見リストD3内の全ての不動産物件に対する個人向け情報D4の収集が可能となっている。
そこで、評価情報収集部91は、定期的に個人向け情報D4の探索を行い、個人向け情報D4に付帯するシリアル番号を管理者識別情報に関連づけて評価情報提供サーバ1eに記憶させておく。また、評価情報収集部91は、評価情報提供サーバ1eに記憶させたシリアル番号に対応する個人向け情報の閲覧実績の有無についても、当該シリアル番号に関連づけて評価情報提供サーバ1eに記憶させておく。具体的には、評価情報収集クライアント92から収集の依頼があった場合には、閲覧実績無を示すフラグを消去させておく。
(動作)
(評価情報の事前探索)
図15は、評価情報収集部91による事前の評価情報探索の動作を示すフローチャートである。まず、評価情報収集部91は、評価情報提供先データベース1eから管理者識別情報を読み取る(ステップS71)。次に、その管理者識別情報を含む不動産情報D1を不動産データベース52に検索させ(ステップS72)、該当の不動産情報D1から不動産物件識別情報を得る(ステップS73)。
ステップS72及び73では、評価情報収集部91は、管理者識別情報を検索キーとするクエリを不動産データベース52に送信する。不動産データベース52は、受信した管理者識別情報を含む不動産情報D1を検索し、該当の不動産情報D1から不動産物件識別情報を抽出して、評価情報収集部91に送信する。
次に、評価情報収集部91は、得られた不動産物件識別情報を含む個人向け情報D4を顧客データベース51に検索させ(ステップS74)、該当の個人向け情報D4に含まれるシリアル番号と内見リストD3のシリアル番号とを得る(ステップS75)。
評価情報収集部91は、得られた個人向け情報D4のシリアル番号を特定評価情報のシリアル番号として、評価情報提供先データベース81に検索させ(ステップS76)、該当無しの場合には、管理者識別情報に関連づけて評価情報提供先データベース81に記憶させておく(ステップS77)。更に、評価情報収集部91は、検索に用いた不動産物件識別情報と閲覧実績無を示すフラグもシリアル番号に付帯させて記憶させておく(ステップS78)。
次に、評価情報収集部91は、内見リストD3のシリアル番号を含む他の個人向け情報D4を顧客データベース51に検索させ(ステップS79)、該当の個人向け情報D4に含まれるシリアル番号と不動産物件識別情報を得る(ステップS80)。
評価情報収集部91は、得られた個人向け情報D4のシリアル番号を全評価情報のシリアル番号として特定評価情報に関連づけて評価情報提供先データベース81に記憶させておく(ステップS81)。更に、評価情報収集部91は、ステップS81で取得した不動産物件を識別する情報と閲覧実績無を示すフラグもシリアル番号に付帯させて記憶させておく(ステップS82)。
(評価情報の閲覧)
図16は、評価情報収集部91による事前の評価情報探索を前提に、不動産情報システム1の評価情報閲覧動作を示すフローチャートである。まず、閲覧端末1fでログイン画面表示部84が、画面にログイン画面を表示させる(ステップS91)。ログイン画面には、管理者識別情報とパスワードを入力するフィールドが表示され、キーボード等の入力インターフェース4を用いた文字列の入力が受け付けられている。
閲覧者が入力インターフェース4を用いて管理者識別情報とパスワードを入力すると(ステップS92)、ログイン画面表示部84は、入力された管理者識別情報とパスワードを評価情報提供サーバ1eへ送信する(ステップS93)。評価情報提供サーバ1eにおいて、ログイン処理部82は、受信した管理者識別情報とパスワードの組み合わせが評価情報提供先データベース81に存在するか照合する(ステップS94)。尚、照合の結果、不存在の場合には、ログイン処理部82は閲覧端末1eへエラーを返す。
ログインに成功すると、閲覧端末1fには、閲覧ポイントの購入を選択する購入ボタンと評価情報の閲覧を選択する閲覧ボタンとが表示される。閲覧者が閲覧ボタンを選択すると(ステップS95)、評価情報収集クライアント92は、閲覧端末1fに評価情報の提供を要求するための選択画面を表示し(ステップS96)、評価情報提供サーバ1eに対して評価情報のリストを要求するコマンドを送信する(ステップS97)。
評価情報提供サーバ1eが評価情報のリストを要求するコマンドを受信すると、評価情報収集部91は、ログインしている管理者の管理者識別情報に関連づけられている不動産物件を識別する情報、特定評価情報及び全評価情報のシリアル番号、その閲覧実績無を示すフラグを閲覧端末1fに送信する(ステップS98)。評価情報収集クライアント92は、評価情報提供サーバ1eからの送信を受けて、閲覧端末1fの画面に、評価情報の提供を要求するための画面を表示する(ステップS99)。
図17に示すように、閲覧端末1fの画面には、閲覧端末1fの所有者が管理する不動産物件の一覧、評価情報の閲覧実績の有無、各不動産物件に対応付けられ、特定評価情報(「管理物件のみ欄」)又は全評価情報(「比較物件も閲覧の欄」)を選択するラジオボタンを表示させる。不動産物件の一覧は、受信した不動産物件の識別情報を用いて不動産データベース52から不動産情報D1を取得し、不動産物件を特定しやすい住所等の情報を利用して作成する。評価情報の閲覧実績の有無は、例えば閲覧実績がない場合には「New」という文字を表した画像を表示して、有無がわかるようにする。
入力インターフェース4を用いたラジオボタンの選択することで閲覧しようとする評価情報が選択されると(ステップS100)、評価情報収集クライアント92は、必要とする閲覧ポイントを計算し(ステップS101)、閲覧端末1fの画面に確定ボタンとともに表示する(ステップS102)。
ステップS101では、閲覧実績がある評価情報は無料として、必要とする閲覧ポイントを計算する。閲覧ポイント残高が必要とする閲覧ポイントに満たない場合には、ステップS02において、不足していることを示すメッセージとともに、閲覧ポイントの購入ボタンを表示しておく。
閲覧ポイント残高が足りている場合、評価情報収集クライアント92は、確定ボタンを押下を契機として、収集条件を生成し、評価情報提供サーバ1eに送信する(ステップS103)。尚、閲覧しようとする全ての評価情報に閲覧実績がある場合には、必要とする閲覧ポイントの計算(ステップS101)及び確定ボタンの表示(ステップS102)の処理は省略され、ステップS103の収集条件の生成及び送信の処理に移る。収集条件は、選択されたラジオボタンに応じて作成され、特定評価情報が選択されれば、その特定評価情報に対応するシリアル番号が列挙され、全評価情報が選択されれば、その全評価情報に含まれる全てのシリアル番号が列挙される。
評価情報提供サーバ1eにおいて、評価情報収集部91は、収集条件に含まれるシリアル番号を検索キーとして顧客データベース51に個人向け情報D4を検索させる(ステップS104)。該当の個人向け情報D4が検索されると、評価情報収集部91は、顧客データベース51から其の個人向け情報D4を取得し(ステップS105)、閲覧端末1fに送信する(ステップS106)。そして、閲覧端末1fの評価情報表示部94は、受信した個人向け情報D4を評価情報として画面に表示させる(ステップS107)。
(効果)
以上のように、第2の実施形態に係る不動産情報システム1では、個人向け情報D4を評価情報として不動産物件を管理する者に閲覧可能とした。すなわち、個人向け情報D4に関連付けられた不動産の管理者が所有する閲覧端末1fに対して、ネットワークを通じて、当該不動産物件に関連付けられた個人向け情報D4を送信するようにした。これにより、不動産物件を管理する者は、その不動産物件に対して特有に発せられる顧客の生の声を参考にして当該不動産物件の価値を高めることができる。
また、閲覧端末1fに対して、内見リストD3に載った不動産物件に関連付けられた全ての個人向け情報D4を併せて送信するようにした。これにより、不動産物件を管理する者は、その不動産物件と似たような他の不動産物件に対して特有に発せられる顧客の生の声を参考にして、自身が管理する不動産物件の相対評価を得ることができ、当該不動産物件の価値を高める方策を案出し易くなる。
更に、閲覧ポイントの購入を判定するようにし、ポイントの購入が特定されていると、個人向け情報D4を送信するようにした。これにより、不動産情報システム1を運営する者についての新たな収入源を構築することが可能となる。
(第3の実施形態)
次に、第3の実施形態に係る不動産情報システム1について詳細に説明する。第1又は第2の実施形態と同一の構成については同一符号を付して詳細な説明を省略する。第3の実施形態に係る不動産情報システム1は、第1の実施形態における不動産物件の検索や内見案内において不動産会社等の従業員に対して検索や案内の効率性向上を付与するものである。
図18は、第3の実施形態に係る不動産情報システム1の機能上の構成を示すブロック図である。この不動産情報システム1はネットワーク上の地図データベース1gと接続されている。そして、結果表示部21は、地図情報受信部211とマッピング部212と周辺情報表示部213と概略情報表示部214を備えている。また、不動産情報システム1は、ルート検索部101及びルート表示部102を備えている。
この結果表示部21は、不動産検索部61で検索された不動産物件を地図をベースにして携帯端末1aの表示画面に表示するものである。地図情報受信部211は、地図データベース1gから地図情報を取得する。マッピング部212は、検索結果リストD6に含まれる不動産物件の位置情報を基にして地図上に不動産物件を示すマークを描画する。
また、周辺情報表示部213は、不動産検索部61で検索された不動産物件周辺の施設を地図に表示する。周辺情報表示部213は、不動産物件を利用する者にとって有益な施設を表示する。これら施設の種類情報や位置情報は、地図データベース1gに記憶されており、周辺情報表示部213は、不動産物件の位置情報を中心とする一定範囲内の施設を検索させ、種類情報と位置情報を取得する。
概略情報表示部214は、不動産物件を示すマークの入力インターフェース4を用いた選択に応じて、表示画面の端に不動産物件の概略情報をオーバレイ表示させる。概略情報は、不動産情報から抜粋された主要な不動産情報D1である。概略情報の表示エリアには一般向け不動産情報ページD2への遷移ボタンを表示しておく。
図19は、結果表示部21による検索結果の表示例を示す模式図である。図19に示すように、検索結果リストD6に掲載された全ての不動産物件は、ピンマークM1で其の位置が表示される。地図はピンチアウト又はピンチインによって拡大縮小自在とする。
ピンマークM1の1つを入力インターフェース4で選択すると、表示画面の右端に縦帯のオーバレイ領域iを出現させ、オーバレイ領域iに不動産物件の概略情報を表示する。例えば、不動産物件の外観写真、家賃又は価格、利用可能駅又はバス停、利用可能駅又はバス停までの時間、占有面積、間取り、及び築年数をオーバレイ領域iにレイアウトする。オーバレイ領域iに設けられた遷移ボタンを選択すると、一般向け不動産情報ページ表示部22は、オーバレイ領域iに表示されている不動産物件の一般向け不動産情報ページD2を表示する。
表示画面には、コントロールパネルも併せて表示され、パネル内には施設表示ボタンB5が設けられる。入力インターフェース4を用いて施設表示ボタンB5を選択すると、施設マークM2で位置を表示する。施設マークM2は、施設の種類に応じて用意されており、施設の種類情報に対応して選択し、施設の位置情報に対応する箇所に表示する。施設は、例えば、スーパーマーケットやコンビニエンスストアや駐車場等の商業施設、公園等の公共施設、役所等の行政施設である。
ルート検索部101は、内見リストD3に掲載された不動産物件を巡る内見ルートR(図20参照)を検索する。このルート検索部101は、例えば移動距離が最短になる内見ルートRを検索する。ルート表示部102は、携帯端末1aにGPSが付属する場合に、ルート検索部101が検索した内見ルートRを案内する。
図20は、内見ルートRの検索と案内態様を示す模式図である。図20に示すように、地図上には現在地と内見予定の各不動産物件のピンマークM1を一繋ぎに結んだ内見ルートRが強調表示される。強調表示は、例えば赤色太線である。表示画面には、案内開始ボタンが設けられ、案内開始ボタンを選択すると、ルート表示部102は、内見ルートRを音声や表示によって案内する。
(効果)
以上のように、第3の実施形態では、結果表示部21は、検索された不動産物件の不動産情報D1に含まれる位置情報に基づいて該当の不動産物件の位置を記した地図を検索結果として表示するようにした。結果表示部21は、地図から選択された不動産物件の概略情報を不動産情報D1から抜粋して更に表示するようにしてもよい。これにより、不動産物件を案内する者は、効率的に案内可能な不動産物件を選択して顧客に推奨することが容易となる。
更に、結果表示部21は、地図に記される不動産物件の周辺に存在する施設を前記地図に更に記すようにした。これにより、従来は単に不動産情報に付随して記されていた施設が不動産物件の位置関係とともに把握できるため、不動産物件を案内する者はどの施設の情報か記憶と照らし合わせ易くなり、的確な情報を顧客に提供することができる。
また、内見リストRに載った複数の不動産物件の不動産情報D1に含まれる位置情報に基づき、当該複数の不動産物件を巡る内見ルートRを検索するルート検索部101と、携帯端末1aの表示画面に対して、検索された内見ルートRを表示するルート表示部102とを更に備えるようにした。これにより、不動産物件を案内する者は、効率的に内見予定の不動産物件を案内することができ、営業効率が高まる。
(他の実施異形態)
以上のように本発明の実施形態を説明したが、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。そして、各実施形態やその変形や組み合わせは、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
例えば、各実施形態では、携帯端末1aに極力負荷をかけないようにすべく、多くの情報処理はサーバ側で行い、携帯端末1aはクライアントとして用いるようにした。但し、携帯端末1aの性能によっては、このようなシステムの物理的構成は必須ではない。
例えば、図21に示すように、アプリケーションサーバ1bは排除し、アプリケーションサーバ1b側のサーバアプリと携帯端末1aのクライアントアプリを統合して、携帯端末1aに全て担わせるようにしてもよい。また、顧客データベース1cや不動産データベース1dも携帯端末1aに包摂するようにしてもよい。
1 不動産情報システム
1a 携帯端末
1b アプリケーションサーバ
1c 顧客データベースサーバ
1d 不動産データベースサーバ
1e 評価情報提供サーバ
1f 閲覧端末
1g 地図データベース
21 結果表示部
211 地図情報受信部
212 マッピング部
213 周辺情報表示部
214 地図情報受信部
22 一般向け不動産情報ページ表示部
23 内見リスト表示部
24 個人向けリーフレット表示部
3 カメラ
4 入力インターフェース
51 顧客データベース
52 不動産データベース
61 不動産検索部
62 内見リスト生成部
63 個人向け情報生成部
64 個人向けリーフレット生成部
7 出力部
81 評価情報提供先データベース
82 ログイン処理部
83 課金処理部
84 ログイン表示部
85 ポイント購入画面表示部
91 評価情報収集部
92 評価情報収集クライアント
93 評価情報送信部
94 評価情報表示部
101 ルート検索部
102 ルート表示部
D1 不動産情報
D2 一般向け不動産情報ページ
D3 内見リスト
D30 帯
D31 不動産物件表示エリア
D32 写真表示枠
D33 評価ポイント画像
D34 テキスト表示エリア
D35 撮影アイコン
D36 テキスト入力アイコン
D4 個人向け情報
D5 個人向けリーフレット
D6 検索結果リスト
D7 評価情報のシリアル番号
D8 閲覧ポイント残高

Claims (26)

  1. 表示画面とカメラと文字や音声の入力インターフェースとを有する携帯端末を含む不動産情報システムであって、
    不動産情報を記憶するデータベースと、
    前記データベースに基づき所定の不動産物件を検索する不動産検索手段と、
    前記携帯端末の表示画面に対して、前記不動産検索手段で検索された各不動産物件の検索結果を表示する結果表示手段と、
    前記検索結果に基づき不動産の内見リストを生成する内見リスト生成手段と、
    前記携帯端末の表示画面に対して、前記内見リストを表示する内見リスト表示手段と、
    前記携帯端末の表示画面に対して、前記検索結果又は前記内見リストから選択された不動産物件の前記不動産情報をレイアウトした一般向け不動産情報ページを表示させる一般向け不動産情報ページ表示手段と、
    前記カメラ又は前記入力インターフェースを用いて得られる個人向け情報を前記内見リストの一の不動産に関連付けて生成する個人向け情報生成手段と、
    前記個人向け情報と当該個人向け情報に関連付けられた不動産物件の不動産情報とをレイアウトして、個人向けリーフレットを生成する個人向けリーフレット生成手段と、
    を備えること、
    を特徴とする不動産情報システム。
  2. 前記個人向け情報生成手段は、
    前記カメラを起動させる制御手段と、
    前記カメラで撮影された写真と不動産物件を識別する情報とを関連付ける記憶処理手段と、
    を備えること、
    を特徴とする請求項1記載の不動産情報システム。
  3. 前記個人向け情報は、
    内見で客が関心を示した場所を撮影した写真、又は当該写真に加えて当該場所に対する客の表明又は非表明の感想コメントであること、
    を特徴とする請求項1又は2記載の不動産情報システム。
  4. 前記個人向け情報は、
    内見で客が関心を示した場所を撮影した写真、又は当該写真に加えて当該場所に対する客の表明又は非表明の評価ポイントであること、
    を特徴とする請求項1又は2記載の不動産情報システム。
  5. 前記個人向け情報は、内見した不動産物件に関する客の表明又は非表明の全体的な感想コメントを更に含むこと、
    を特徴とする請求項3又は4記載の不動産情報システム。
  6. 前記個人向け情報に関連付けられた不動産物件の管理者側に設置される閲覧端末とネットワークを介して接続され、
    前記管理者の不動産物件に対する個人向け情報を前記閲覧端末に対して送信する評価情報送信手段を更に備えること、
    を特徴とする1乃至5の何れかに記載の不動産情報システム。
  7. 前記評価情報送信手段は、前記閲覧端末に対して、前記内見リストに載った不動産物件に関連付けられた全ての個人向け情報を併せて送信すること、
    を特徴とする請求項6記載の不動産情報システム。
  8. 前記管理者が所有する閲覧ポイントを判定する判定手段を更に備え、
    前記評価情報送信手段は、閲覧ポイントが必要とするポイントに足りていると、前記個人向け情報を送信すること、
    を特徴とする請求項6又は7記載の不動産情報システム。
  9. 前記結果表示手段は、検索された不動産物件の不動産情報に含まれる位置情報に基づいて該当の不動産物件の位置を記した地図を前記検索結果として表示すること、
    を特徴とする1乃至8の何れかに記載の不動産情報システム。
  10. 前記結果表示手段は、前記地図から選択された不動産物件の概略情報を前記不動産情報から抜粋して更に表示すること、
    を特徴とする請求項9記載の不動産情報システム。
  11. 前記結果表示手段は、前記地図に記される不動産物件の周辺に存在する施設を前記地図に更に記すこと、
    を特徴とする請求項9又は10記載の不動産情報システム。
  12. 前記内見リストに載った複数の不動産物件の不動産情報に含まれる位置情報に基づき、当該複数の不動産物件を巡るルートを検索するルート検索手段と、
    前記携帯端末の表示画面に対して、前記ルート検索手段で検索されたルートを表示するルート表示手段と、
    を更に備えること、
    を特徴とする請求項1乃至11の何れかに記載の不動産情報システム。
  13. 顧客識別情報を記憶する顧客データベースを更に備え、
    前記顧客データベースは、選択された前記顧客識別情報に対して、前記内見リスト及び前記個人向け情報を関連付けて記憶すること、
    を特徴とする請求項1乃至12の何れかに記載の不動産情報システム。
  14. 前記個人向けリーフレットを紙媒体へ出力する印刷手段を更に備えること、
    を特徴とする請求項1乃至13の何れかに記載の不動産情報システム。
  15. 前記個人向けリーフレットを電子メール送信する送信手段を更に備えること、
    を特徴とする請求項1乃至13の何れかに記載の不動産情報システム。
  16. 表示画面とカメラと文字又は音声による入力インターフェースとを有し、単体で不動産情報システムを構成し、又はサーバと連携して前記不動産情報システムを構成する不動産情報携帯端末であって、
    前記不動産情報システムは、
    不動産情報を記憶するデータベースと、
    前記データベースに基づき所定の不動産物件を検索する不動産検索手段と、
    前記携帯端末の表示画面に対して、前記不動産検索手段で検索された各不動産物件の検索結果を表示する結果表示手段と、
    前記検索結果に基づき不動産物件の内見リストを生成する内見リスト生成手段と、
    前記携帯端末の表示画面に対して、前記内見リストを表示する内見リスト表示手段と、
    前記携帯端末の表示画面に対して、前記検索結果又は前記内見リストから選択された不動産物件の不動産情報をレイアウトした一般向け不動産情報ページを表示させる一般向け不動産情報ページ表示手段と、
    前記カメラ又は前記入力インターフェースを用いて得られる個人向け情報を前記内見リストの一の不動産物件に関連付けて生成する個人向け情報生成手段と、
    前記個人向け情報と当該個人向け情報に関連付けられた不動産物件の不動産情報とをレイアウトして、個人向けリーフレットを生成する個人向けリーフレット生成手段と、
    前記個人向けリーフレットを出力する出力手段と、
    を備え、
    前記不動産情報携帯端末は、
    少なくとも、前記結果表示手段と前記内見リスト表示手段と前記一般向け不動産情報ページ表示手段とを備えること、
    を特徴とする不動産情報携帯端末。
  17. 前記個人向け情報生成手段は、
    前記カメラを起動させる制御手段と、
    前記カメラで撮影された写真と不動産物件を識別する情報とを関連付ける記憶処理手段と、
    を備え、
    前記不動産情報携帯端末は、前記制御手段とを更に備えること、
    を特徴とする請求項16記載の不動産情報携帯端末。
  18. 前記個人向け情報は、
    内見で客が関心を示した場所を撮影した写真、又は当該写真に加えて当該場所に対する客の表明又は非表明の感想コメントであること、
    を特徴とする請求項16又は17記載の不動産情報携帯端末。
  19. 前記個人向け情報は、
    内見で客が関心を示した場所を撮影した写真、又は当該写真に加えて当該場所に対する客の表明又は非表明の評価ポイントであること、
    を特徴とする請求項16又は17記載の不動産情報携帯端末。
  20. 前期個人向け情報は、内見した不動産物件に関する客の表明又は非表明の全体的な感想コメントを更に含むこと、
    を特徴とする請求項18又は19記載の不動産情報携帯端末。
  21. 前記結果表示手段は、
    検索された不動産物件の不動産情報に含まれる位置情報に基づいて該当の不動産物件の位置を記した地図を前記検索結果として表示すること、
    を特徴とする16乃至20の何れかに記載の不動産情報携帯端末。
  22. 前記結果表示手段は、
    前記地図から選択された不動産物件の概略情報を前記不動産情報から抜粋して更に表示すること、
    を特徴とする請求項21記載の不動産情報携帯端末。
  23. 前記結果表示手段は、
    前記地図に記される不動産物件の周辺に存在する施設を前記地図に更に記すこと、
    を特徴とする請求項21又は22記載の不動産情報携帯端末。
  24. 前記不動産情報システムは、
    前記内見リストに載った複数の不動産物件の不動産情報に含まれる位置情報に基づき、当該複数の不動産物件を巡るルートを検索するルート検索手段と、
    前記携帯端末の表示画面に対して、前記ルート検索手段で検索されたルートを表示するルート表示手段と、
    を更に備え、
    前記不動産情報携帯端末は、前記ルート表示手段を更に備えること、
    を特徴とする請求項16乃至23の何れかに記載の不動産情報携帯端末。
  25. 前記不動産情報システムは、顧客識別情報を記憶する顧客データベースを更に備え、
    前記顧客データベースは、選択された前記顧客識別情報に対して、前記内見リスト及び前記個人向け情報を関連付けて記憶すること、
    を特徴とする請求項16乃至24の何れかに記載の不動産情報携帯端末。
  26. 前記個人向けリーフレットを電子メール送信する送信手段を更に備えること、
    を特徴とする請求項16乃至25の何れかに記載の不動産情報携帯端末。
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