JP2014218357A - 昇降装置 - Google Patents
昇降装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2014218357A JP2014218357A JP2013100224A JP2013100224A JP2014218357A JP 2014218357 A JP2014218357 A JP 2014218357A JP 2013100224 A JP2013100224 A JP 2013100224A JP 2013100224 A JP2013100224 A JP 2013100224A JP 2014218357 A JP2014218357 A JP 2014218357A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- belt
- pulley
- arm
- lifting
- heavy object
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B66—HOISTING; LIFTING; HAULING
- B66D—CAPSTANS; WINCHES; TACKLES, e.g. PULLEY BLOCKS; HOISTS
- B66D3/00—Portable or mobile lifting or hauling appliances
- B66D3/04—Pulley blocks or like devices in which force is applied to a rope, cable, or chain which passes over one or more pulleys, e.g. to obtain mechanical advantage
- B66D3/06—Pulley blocks or like devices in which force is applied to a rope, cable, or chain which passes over one or more pulleys, e.g. to obtain mechanical advantage with more than one pulley
- B66D3/08—Arrangements of sheaves
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B66—HOISTING; LIFTING; HAULING
- B66F—HOISTING, LIFTING, HAULING OR PUSHING, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. DEVICES WHICH APPLY A LIFTING OR PUSHING FORCE DIRECTLY TO THE SURFACE OF A LOAD
- B66F9/00—Devices for lifting or lowering bulky or heavy goods for loading or unloading purposes
- B66F9/06—Devices for lifting or lowering bulky or heavy goods for loading or unloading purposes movable, with their loads, on wheels or the like, e.g. fork-lift trucks
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Transportation (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Civil Engineering (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Geology (AREA)
- Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
Abstract
【課題】部品の有無にかかわらず、アームが障害物と接触したときの接触荷重を軽減することができる昇降装置を提供する。【解決手段】昇降装置1は、昇降アーム4と、昇降機構3と、ハンド5と、駆動モータとを備えている。昇降機構3は、駆動プーリ10と、従動プーリ11と、支持プーリ12、13と、ベルト8とを備えている。ハンド5で重量物2を把持したとき、ハンド5及び重量物2の重量により、ベルト8に張力が付与され、ベルト8が駆動プーリ10に押し付けられて、ベルト8と駆動プーリ10との間に摩擦力が生じる。ベルト8と駆動プーリ10との間の摩擦力は、ハンド5に把持された重量物2の重量によって変化し、重量が大きくなるほど、摩擦力も大きくなる。この摩擦力よりも駆動プーリ10からベルト8に伝達される駆動力が大きくなると、駆動プーリ10とベルト8との間に滑りが生じて、接触荷重を軽減することができる。【選択図】図2
Description
本発明は、重量物を昇降させるための昇降装置に関する。
例えば、自動車等の組立ライン等において、重量のある部品等を持ち上げるために昇降装置が用いられている。従来の昇降装置の一例について、図5〜図7を参照して説明する。図5に示すように、従来の昇降装置30は、駆動プーリ33と従動プーリ34との間に巻装したベルト31に昇降アーム35を連結し、昇降アーム35の先端部に取付けた把持部36で重量物2を把持するようになっている。そして、モータにより駆動プーリ33を駆動してベルト31に連結された昇降アーム35を移動させて重量物2を昇降させる。
ベルト31は、重量物2の重量に応じて張力が調整されており、図6に示すように、昇降アーム35が上昇中に障害物17に接触した場合、駆動プーリ33との間に滑りを生じて、接触荷重を軽減するようになっている。
また、ベルトを用いた昇降装置に関する先行技術として、例えば特許文献1には、駆動モータの出力軸に連結された巻回部でベルトの巻取り、巻き出しを行うことにより、昇降台を昇降させるようにした昇降装置が開示されている。
しかしながら、上述の図5及び図6に示す従来の昇降装置30では、次のような問題がある。ベルト31は、重量物2を持ち上げるための力と、昇降アーム35が障害物17に接触した際の接触荷重との和が所定の荷重に達したとき、駆動プーリ33との間に滑りを生じて接触荷重を軽減するように張力が調整されている。このため、図7に示すように、重量物2を把持していない状態で昇降アーム35が障害物17に接触した場合、接触荷重が所定の荷重に達するまでベルト31と駆動プーリ33との間に滑りが生じず、大きな接触荷重が生じることになる。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、重量物の有無にかかわらず、障害物に接触した際の接触荷重を軽減することができる昇降装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明に係る昇降装置は、上下に配置された上部プーリ及び下部プーリと、前記上部プーリ及び前記下部プーリに巻装されたベルトと、前記上部プーリと前記下部プーリとの間に配置された昇降アームと、前記昇降アームに設けられた支持プーリと、前記上部プーリ及び前記下部プーリの少なくとも一方を駆動するモータとを備え、
前記ベルトの一端側は、前記上部プーリに巻回され下方に延ばされて前記昇降アームに連結され、他端側は、前記下部プーリに巻回されて上方に延ばされ、更に、前記支持プーリに巻回されて下方に延ばされ、その先端部に重量物を係止する係止部が設けられていることを特徴とする。
前記ベルトの一端側は、前記上部プーリに巻回され下方に延ばされて前記昇降アームに連結され、他端側は、前記下部プーリに巻回されて上方に延ばされ、更に、前記支持プーリに巻回されて下方に延ばされ、その先端部に重量物を係止する係止部が設けられていることを特徴とする。
本発明は、部品の有無にかかわらず、アームが障害物と接触したときの接触荷重を軽減することができる昇降装置を提供することができる。
以下、本発明の一実施形態を図1〜4に基づいて詳細に説明する。
図1に示すように、本実施形態に係る昇降装置1は、重量物2を昇降させるものである。この昇降装置1は、昇降アーム4と、昇降アーム4を昇降させる昇降機構3と、重量物2を把持するハンド5(係止部)と、昇降機構3を駆動する駆動モータ(モータ)(図示せず)と、昇降機構3、昇降アーム4及び駆動モータを支持する支持柱6と、走行部7とを備えている。
図1に示すように、本実施形態に係る昇降装置1は、重量物2を昇降させるものである。この昇降装置1は、昇降アーム4と、昇降アーム4を昇降させる昇降機構3と、重量物2を把持するハンド5(係止部)と、昇降機構3を駆動する駆動モータ(モータ)(図示せず)と、昇降機構3、昇降アーム4及び駆動モータを支持する支持柱6と、走行部7とを備えている。
走行部7は、車輪16によって水平方向に移動可能に支持され、走行部7上に支持柱6が立設されて鉛直方向に延びている。昇降アーム4は、支持柱6から水平方向に延ばされ、支持柱6に鉛直方向に沿って移動可能に支持されている。
昇降機構3は、支持柱6の上部に設けられた駆動プーリ10(上部プーリ)と、駆動プーリ10に対向して支持柱6の下部に設けられた従動プーリ11(下部プーリ)と、昇降アーム4の基端部及び先端部にそれぞれ設けられた支持プーリ12、13と、これらの駆動プーリ10、従動プーリ11及び支持プーリ12、13に巻装されたベルト8とを備えている。ベルト8は、駆動プーリ10と従動プーリ11との間に配置された昇降アーム4の基端部に一端部が連結され、上方に延びて駆動プーリ10に巻回され、反転して下方に延ばされ、従動プーリ11に巻回され、反転して上方に延ばされ、更に、昇降アーム4の基端部の支持プーリ12に巻回され、昇降アーム4に沿って水平方向に延ばされ、昇降アーム4の先端部の支持プーリ13に巻回されて下方に延ばされ、他端部にハンド5が連結されている。
駆動プーリ10は、駆動モータの出力軸9に連結され、駆動モータによって正方向及び逆方向に回転させることができる。駆動プーリ10と駆動モータとの間に、適宜減速機構を設けてもよい。
ハンド5は、重量物2を把持してベルト8の他端部に吊下げる機構であるが、重量物2を吊下げられるものであればよく、フック等の係止手段としてもよい。
ハンド5で重量物2を把持したとき、ハンド5及び重量物2の重量により、ベルト8に張力が付与され、ベルト8が駆動プーリ10に押し付けられて、ベルト8と駆動プーリ10との間に摩擦力が生じる。そして、駆動モータによって駆動プーリ10を図において時計回りに回転させてベルト8を送ることにより、昇降アーム4が上昇し、反時計回りに回転させてベルト8を送ることにより、昇降アーム4が下降する。このとき、ハンド5(すなわち、ベルト8の他端部)と昇降アーム4との相対位置は変化しない。ベルト8の張力、したがって、ベルト8と駆動プーリ10との間の摩擦力は、ハンド5に把持された重量物2の重量によって変化し、重量が大きくなるほど、摩擦力も大きくなる。そして、この摩擦力よりも駆動プーリ10からベルト8に伝達される駆動力が大きくなると、駆動プーリ10とベルト8との間に滑りが生じてベルト8が停止する。駆動プーリ10とベルト8との間の摩擦は、これらの間で伝達される駆動力が過度に大きくならないように調整されている。
以上のように構成した昇降装置1の作動について次に説明する。
図1に示すように、ハンド5で重量物2を把持し、駆動モータにより駆動プーリ10を時計回りに回転させて、昇降アーム4に連結されたベルト8の一端部を上方に送る。これにより、昇降アーム4が上昇し、昇降アーム4と共に、ベルト8の他端部に連結されたハンド5が上昇して重量物2を持ち上げることができる。このとき、重量物2の重量により、ベルト8に張力が付与されるので、駆動プーリ10とベルト8との間には、重量物2の重量に応じて必要な摩擦力が生じることになり、駆動プーリ10とベルト8との間で滑りを生じることなく、効率よく駆動力を伝達することができる。駆動モータにより駆動プーリ10を反時計回りに回転させて、昇降アーム4に連結されたベルト8の一端部を下方に送ることにより、昇降アーム4が下降し、重量物2を下降させることができる。
図1に示すように、ハンド5で重量物2を把持し、駆動モータにより駆動プーリ10を時計回りに回転させて、昇降アーム4に連結されたベルト8の一端部を上方に送る。これにより、昇降アーム4が上昇し、昇降アーム4と共に、ベルト8の他端部に連結されたハンド5が上昇して重量物2を持ち上げることができる。このとき、重量物2の重量により、ベルト8に張力が付与されるので、駆動プーリ10とベルト8との間には、重量物2の重量に応じて必要な摩擦力が生じることになり、駆動プーリ10とベルト8との間で滑りを生じることなく、効率よく駆動力を伝達することができる。駆動モータにより駆動プーリ10を反時計回りに回転させて、昇降アーム4に連結されたベルト8の一端部を下方に送ることにより、昇降アーム4が下降し、重量物2を下降させることができる。
図2に示すように、ハンド5で重量物2を把持した状態で、昇降アーム4が上昇中に障害物17に接触して停止した場合、駆動プーリ10からベルト8に伝達される駆動力がこれらの間の摩擦力よりも大きくなり、駆動プーリ10とベルト8との間に滑りが生じて接触荷重を軽減する。このとき、重量物2の重量により、駆動プーリ10とベルト8との間の摩擦力は、相当に大きくなっており、駆動プーリ10からベルト8に伝達される駆動力も大きくなっているが、この駆動力は重量物2を持ち上げるために使用されているので、接触荷重が過度に大きくなることはない。
これに対して、図4に示すように、ハンド5が重量物2を把持していない状態で、昇降アーム4が上昇中に障害物17に接触した場合、重量物2を把持していない分、ベルト8の張力が小さいため、ベルト8と駆動プーリ10との間の摩擦力が小さく、ベルト8が滑りやすくなっている。これにより、小さな接触荷重でも駆動プーリ10とベルト8との間に滑りが生じるので、接触荷重が過度に増大することがない。
このようにして、昇降装置1は、重量物2の重さ応じてベルト8の張力が増減し、ベルト8と駆動プーリ10との間の摩擦力を調整することができるので、重量物2の有無にかかわらず、昇降アーム4が障害物17に接触した際、駆動プーリ10とベルト8との間に適切に滑りを生じさせることができ、接触荷重を軽減することができる。
なお、上記実施形態において、支持柱の下部に駆動プーリを配置し、上部に従動プーリを配置し、あるいは、上下両方のプーリを駆動プーリとしてもよく、これにより、上記と同様の作用効果を奏することができる。
1…昇降装置、2…重量物、3…昇降アーム、4…アーム、5…ハンド(係止部)、8…ベルト、10…駆動プーリ(上部プーリ)、11…従動プーリ(下部プーリ)、12…支持プーリ、13…支持プーリ
Claims (1)
- 上下に配置された上部プーリ及び下部プーリと、前記上部プーリ及び前記下部プーリに巻装されたベルトと、前記上部プーリと前記下部プーリとの間に配置された昇降アームと、前記昇降アームに設けられた支持プーリと、前記上部プーリ及び前記下部プーリの少なくとも一方を駆動するモータとを備え、
前記ベルトの一端側は、前記上部プーリに巻回され下方に延ばされて前記昇降アームに連結され、他端側は、前記下部プーリに巻回されて上方に延ばされ、更に、前記支持プーリに巻回されて下方に延ばされ、その先端部に重量物を係止する係止部が設けられていることを特徴とする昇降装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013100224A JP2014218357A (ja) | 2013-05-10 | 2013-05-10 | 昇降装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013100224A JP2014218357A (ja) | 2013-05-10 | 2013-05-10 | 昇降装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014218357A true JP2014218357A (ja) | 2014-11-20 |
Family
ID=51937198
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013100224A Pending JP2014218357A (ja) | 2013-05-10 | 2013-05-10 | 昇降装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2014218357A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108466964A (zh) * | 2018-03-20 | 2018-08-31 | 何华勇 | 一种新型的移动终端维护设备 |
CN113058941A (zh) * | 2021-03-10 | 2021-07-02 | 深圳市红火火机械装备有限公司 | 一种电解铝加工用灰渣清理装置 |
-
2013
- 2013-05-10 JP JP2013100224A patent/JP2014218357A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108466964A (zh) * | 2018-03-20 | 2018-08-31 | 何华勇 | 一种新型的移动终端维护设备 |
CN113058941A (zh) * | 2021-03-10 | 2021-07-02 | 深圳市红火火机械装备有限公司 | 一种电解铝加工用灰渣清理装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN106945974A (zh) | 一种巷道式堆垛机 | |
JP2006298535A (ja) | 天井走行車 | |
JP4501064B2 (ja) | スタッカークレーン | |
CN107089619A (zh) | 一种应用于巷道式堆垛机中升降台 | |
JP2014218357A (ja) | 昇降装置 | |
JP5291964B2 (ja) | 荷役物運搬機 | |
KR101642333B1 (ko) | 클린룸용 픽업 크레인장치 | |
JP6432876B2 (ja) | 昇降装置とスタッカークレーン及び昇降台の高さ保持方法 | |
JPWO2020065774A1 (ja) | エレベーターの釣合いおもりの揚重装置および揚重方法 | |
CN205257842U (zh) | 一种电网用绝缘子支柱的吊装设备 | |
JP6193840B2 (ja) | エレベータガイドレール揚重装置およびエレベータガイドレール揚重方法 | |
JP7319050B2 (ja) | 機械式駐車装置 | |
KR20150044536A (ko) | 록킹기능을 갖는 빔 트롤리 | |
CN209038842U (zh) | 一种无机房电梯救援装置 | |
JPWO2021124481A5 (ja) | ||
CN207142762U (zh) | 一种应用于巷道式堆垛机中升降操控安全钳 | |
JP4973945B2 (ja) | 昇降装置 | |
JPWO2015015632A1 (ja) | エレベータ装置 | |
CN215402696U (zh) | 一种电梯部件加工用薄板起吊装置 | |
CN104339213A (zh) | 机加工用翻转夹具 | |
JP2019203290A (ja) | エレベータ式駐車装置とその制御方法 | |
CN220149032U (zh) | 一种数控机床维修用升降装置 | |
JP6619126B1 (ja) | 機械式駐車装置とその制御方法 | |
JP4689169B2 (ja) | スタッカクレーン | |
JP2010189140A (ja) | フォークリフト |