JP2014218107A - 車内通信システム - Google Patents

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Abstract

【課題】車内通信での情報の送信中に、キーポジションの変化が発生しても、情報の送信側から情報の受信側へ、フレームに分割された情報の全てを確実に送信する車内通信システムを提供する。
【解決手段】エンジンECU16は、不具合発生時に、その直前にログ(収集)していた診断情報をフレームに分割してオーディオユニット20に送信する際、送信中にキーポジションのON位置からSTART位置、さらに前記ON位置への変化等を検出すると、送信カウンタのカウント値CTR(送信フレーム番号)を所定数戻して分割フレームの再送信を行う。
【選択図】図5

Description

この発明は、一の車載ユニットにて収集した情報をフレームに分割して他の車載ユニットに送信する車内通信システムに関する。
従来から、特許文献1及び特許文献2に示すように、ECU(電子制御ユニット)等が車両内で収集し前記ECU等に記録した診断情報を、前記ECU等から車載の通信ユニットを通じて、無線通信により、車外の情報センタに送信し、前記情報センタにて前記車両の遠隔診断が行えるようにした車両診断システムが提案されている。
また、車両診断システムではないが、特許文献3に示すように、車両内のECU間の通信に、相互の間で個々の要求信号に対する確認信号が返ってくるのを待って、次の要求信号を送るデータ伝送の方式、いわゆるハンドシェイク方式を採用した車載ネットワーク装置が提案されている。
特開平10−194095号公報([要約]) 特開2006−25048号公報([要約]) 特開2011−114371号公報([0012])
一般に、車内通信では、多重通信等の要請から、情報を、一定周期のフレーム(データフレーム)に分割し、分割フレームを、送信側から通信線(バス線)を介して受信側に送信するように構成されている。
従って、情報の受信側では、情報の正確な再生のために、前記分割フレームの全てを受信する必要がある。
ここで、分割フレームを全て受信することができたか否かを確実に判断するためには、特許文献3に記載されているようなハンドシェイク方式を採用すればよい。
ところで、車両で発生した不具合を分析等するために、車両制御用のECU(電子制御ユニット)は、自己が通電状態(起動状態)にあるとき、走行情報を連続的に収集し(ログし)、不具合の発生を検出したとき、その不具合の発生をトリガとして、このトリガ発生直前の所定時間内の走行記録情報を診断情報として、車内ネットワークに接続されている通信中継ユニットを通じて外部の情報センタに送信するように構成されている。
この場合、車両制御用のECUにより構成される車内ネットワークの信頼性担保の観点及び車内ネットワークのバス負荷が高い等の観点から、前記車内ネットワークの前記車両制御用のECUに対して、前記通信中継ユニット側から情報を送信することを禁止しているので、前記ハンドシェイク方式を採用することができない。
車内のECUから前記通信中継ユニットに情報を送信する場合には、情報の送信側である車内のECUと、車内の前記ECUからフレーム分割された情報を受信し、前記情報センタに送信する車内の前記通信中継ユニットと、がそれぞれ通電された状態になっている必要がある。
しかしながら、前記ECUから車内の前記通信中継ユニットへの情報の分割フレームによる送信中に、車両内のキースイッチのキーポジションの変化により、前記通信中継ユニットが通電状態から非通電状態(遮断状態)に遷移した場合、そのキーポジションの変化を原因として、前記ECUから前記通信中継ユニットへの通信が中断される事態、すなわち情報を分割したフレームの通信途中で、通信が中断される事態が発生する。
この場合において、通電状態にある前記ECUは、情報の残りの分割フレームを、前記通信中継ユニットに送り続けることになるが、非通電状態(遮断状態)にある前記通信中継ユニットは、残りの分割フレームを受信することができないので、結果として、前記通信中継ユニットにおいて、前記診断情報等の情報の全てを受信することができないという課題がある。
つまり、従来、前記ECUから前記通信中継ユニットへの車内通信を経由して外部に診断情報等の情報を送信する際に、情報を構成する分割されたフレームの全てを、前記ECUから前記通信中継ユニットに対して、車内通信にて確実に受け渡しする手法が確立されていないために、キーポジションの変化を原因とする情報の取りこぼしを完全に防止することができなかったという不都合がある。
この発明はこのような課題を考慮してなされたものであり、車内通信での情報の送信中に、キーポジションの変化が発生しても、情報の送信側から情報の受信側へ、フレームに分割された情報の全てを確実に送信することを可能とする車内通信システムを提供することを目的とする。
この発明に係る車内通信システムは、車両のキーポジションを変化させるキースイッチと、第1車載ユニットと、前記第1車載ユニットとは異なる前記キーポジションで起動され、情報をフレームに分割し、分割した送信フレーム番号をカウントしながら分割フレームを前記第1車載ユニットに対して送信する第2車載ユニットと、を備え、前記第2車載ユニットは、送信中に前記キーポジションの変化を検出すると、送信フレーム番号を所定数戻して前記分割フレームの再送信を行うことを特徴とする。
この発明によれば、第2車載ユニットから第1車載ユニットに対し、情報をフレームに分割して送信し、分割フレームの送信中にキーポジションの変化を検出すると、送信フレーム番号を所定数戻して分割フレームの再送信を行うようにしたので、車内通信での情報の送信中に、キーポジションの変化が発生しても、情報の送信側の第2車載ユニットから情報の受信側の第1車載ユニットへ、フレームに分割された情報の全てを確実に送信することができる。
この場合、前記第1車載ユニットは、前記キーポジションがアクセサリ位置及びオン位置で起動し、前記第2車載ユニットは、前記キーポジションがオン位置及びスターティング位置で起動し、前記第2車載ユニットは、前記キーポジションが前記アクセサリ位置から前記オン位置に変化した場合、及び前記スターティング位置から前記オン位置に変化した場合に、前記送信フレーム番号を所定数戻して前記分割フレームの再送信を行うようにすればよい。
なお、前記第2車載ユニットは、前記キーポジションがスターティング位置の場合、換言すれば、前記第1車載ユニットが起動していないとみなした場合には前記分割フレームの送信を中断するようにすれば、フレームを無駄に送信することがなくなる。
この場合、前記情報は、大容量データである故障診断情報であってもよい。
さらに、前記第1車載ユニットには、前記第2車載ユニットへの情報の送信機能が設けられていなくてもよい。
この発明によれば、第2車載ユニットが、当該第2車載ユニットから第1車載ユニットに対し、情報をフレームに分割して送信中にキーポジションの変化を検出すると、送信フレーム番号を所定数戻して再送信を行うようにしたので、車内通信での情報の送信中に、キーポジションの変化が発生しても、情報の送信側から情報の受信側へ、フレームに分割された情報の全てを確実に送信することができるという効果が達成される。
この実施形態に係る車内通信システムが適用された車両のリモート診断システムの概略システム構成図である。 車両のエンジンルームに設けられたエンジンECUと、ダッシュボードに設けられたオーディオユニットと、ダッシュボードトレイに置かれた携帯端末等を示すインテリア模式図である。 キーポジションの変化位置に対するエンジンECUとオーディオユニットの通電状態、遮断状態の対応関係を示す通電・遮断テーブルの説明図である。 車内通信システムの動作説明に供されるフローチャートである。 車内通信システムの動作説明に供されるタイミングチャートである。
以下、この発明に係る車内通信システムについて好適な実施形態を挙げ、添付の図面を参照して詳細に説明する。
図1は、この実施形態に係る車内通信システム10が適用された車両14のリモート診断システム12の概略システム構成図である。
図2は、車両14のエンジンルームに設けられたエンジンECU16(FIECUともいう。)と、ダッシュボード18に設けられたディスプレイオーディオユニット(以下、DAユニット又は単にオーディオユニットともいう。)20と、ダッシュボードトレイ22に置かれたスマートフォン等の携帯端末(携帯通信端末)24等を示すインテリア模式図である。
エンジンECU16と通信中継ユニットとしても機能するオーディオユニット20とは、車内ネットワークであるCAN(Controller Area Network)等の公知の有線の通信線30(バス線)を通じて接続されている。
オーディオユニット20と携帯端末24とは、有線又は無線にて接続される。この実施形態では、近距離無線通信方式の無線により接続されている。
携帯端末24は、車外の移動通信網、公衆通信網等の通信網36を介して、情報(この実施形態では、診断情報)の収集・配信センタである情報センタ40に接続されている。
情報センタ40に収集された情報は、必要に応じて情報センタ40にて適宜処理され、処理後の情報が通信網36を介して、工場等の品質管理部門42やディーラー等のサービス部門44に供給される。
車内の通信線30には、エンジンの点火、スロットル弁の開度調整、気筒休止、及び可変バルブタイミング等を制御するエンジンECU16の他に、それぞれ図示はしないが、ABS(アンチロック・ブレーキング・システム)等を制御する運転支援ECU、ハンドル46の操舵力をアシストする電動パワーステアリングECU、及びドアの施解錠や電源を制御すると共にスタータモータを制御してクランキングさせる等の制御を行うボディECU等が接続される。なお、前記ボディECUにキースイッチ50が接続されている。
ECU(Electronic Control Unit:電子制御ユニット)は、マイクロコンピュータを含む計算機であり、CPU(中央処理装置)の他、メモリであるROM(EEPROMも含む。)等の記憶部、メモリであるRAM(ランダムアクセスメモリ)、その他、A/D変換器、D/A変換器等の入出力装置、通信インタフェース、計時部等を有しており、CPUがROMに記録されているプログラムを読み出し実行することで各種機能実現部(機能実現手段)、例えば制御部、演算部、及び処理部等として機能する。
これらのECUは、キースイッチ50のキーポジションがON(オン)位置及びSTART(スターティング)位置にあるとき、自己の動作状態を診断した診断情報(走行情報)、いわゆるオンボード診断情報を、各ECU内の記憶部(記憶装置)に、いわゆるログとして所定時間分(所定メモリ容量分)、先入れ先出し方式で逐時記録(記憶)する。
例えば、エンジンECU16は、キースイッチ50のキーポジションがON位置及びSTART位置にあるとき、例えば、水温、及びエンジン回転数等の診断情報(走行情報)を、連続的に、現在時間から所定時間前までの間、自己の記憶装置に記録する。
各ECUは、診断情報(走行情報)に、不具合の発生を検出したとき、この不具合の発生をトリガとして、前記不具合発生直前の前記所定時間内にログした情報(診断情報、不具合診断情報、故障診断情報)を、フレームに分割し、情報中継ユニットであるオーディオユニット20に通信線30を介して送信する。
この実施形態では、例として、エンジンECU16から通信線30を介してオーディオユニット20に診断情報(前記不具合発生直前の所定時間分の診断情報)を、フレームに分割して送信し、一纏まりの診断情報として記憶させる。
オーディオユニット20は、記憶した診断情報を、携帯端末24を介して、適時に情報センタ40に送信する。
オーディオユニット20は、音楽ソースであるチューナ、コンパクトディスク等種々の楽音を楽しむためのオーディオ信号をスピーカ58に出力する。オーディオユニット20は、各ECU(エンジンECU16を含む。)から、分割されたフレームを受信するのみ(受信側として機能するのみ)の片方向の通信機能(片方向の通信中継機能)を有する。片方向の通信機能に限定しているのは、エンジンECU16等の車両制御用のECUにより構成される車内ネットワークの信頼性担保の観点及び車内ネットワークの通信線30のバス負荷が高い等の観点から、オーディオユニット20等、車両制御に関与しない構成要素から前記車内ネットワークの前記車両制御用のエンジンECU16等に対しての信号の送信をできないように構成しているためである。なお、オーディオユニット20は、外部との通信機能を有するナビゲーション装置等に代替することができる。
図示しない各ECU相互間では、通信線30を通じて両方向の通信が可能になっており、一定周期の分割されたフレームを利用しての車内での多重通信が可能になっている。
次に、押しボタンスイッチ等のキースイッチ50は、ハンドル46近傍のダッシュボード18上に取り付けられている。
キースイッチ50は、図3の通電・遮断(起動・停止)テーブル56に示すように、OFF(オフ)位置、ACC(アクセサリ)位置、ON(オン)位置、及びSTART(スターティング)位置の4つのキーポジションに変化することが可能になっている。
この場合、エンジンECU16と、オーディオユニット20は、キーポジションによって、通電状態(起動状態)又は遮断状態(停止状態)にされる。
なお、通電状態乃至遮断状態とは、キースイッチ50を通じてリレー52、54(の接点)が開閉されることで、車両内の電源Vcc(直流電源、直流定電圧)がエンジンECU16及びオーディオユニット20の電源供給端子に通電(リレー52、54が閉状態)乃至遮断(リレー52、54が開状態)されることを意味している。
OFF位置、ACC位置、ON位置、START位置にて、エンジンECU16は、それぞれ、遮断、遮断、通電、及び通電状態にされ、オーディオユニット20は、それぞれ、遮断、通電、通電、及び遮断状態にされる。
キーポジションとして、OFF位置は、車内の電装品(ここでは、エンジンECU16とオーディオユニット20)に対する電気の供給を遮断する位置、ACC位置は、オーディオ等の一部電装品(ここでは、オーディオユニット20)に電気を通電するアクセサリ位置、ON位置は、エアコン等を含む全ての電装品(ここでは、エンジンECU16とオーディオユニット20と燃料噴射装置等)に電気を通電する位置、及びSTART位置は、例えば、スターティングモータに電気を通電してクランキングさせる等の動力源(エンジン、燃料電池等)を始動する位置である。この実施形態では、キースイッチ50として押しボタンスイッチを採用しているが、これに限らず、キースイッチ50としては、コンベンショナルなロータリースイッチにも適用することができる。
次に、基本的には以上のように構成乃至動作するこの実施形態に係る車内通信システム10の動作について、図4に示すフローチャート及び図5に示すタイミングチャートに基づいて詳しく説明する。なお、フローチャートに係るプログラムを実行するのは、エンジンECU16であるが、これをその都度参照するのは煩雑になるので、適宜参照する。
図5に示すタイミングチャートは、例えば、車両14による街乗り(町の中で乗ること)中の時点t1にて、エンジンECU16が不具合の発生を検出したとき、これをトリガとして、上記した診断情報(故障診断情報)を記録しフレーム1〜15に分割して分割フレーム1〜15のオーディオユニット20への送信を開始するが、時点t2〜t3にて、キースイッチ50のキーポジションをON位置からACC位置を通じてOFF位置に切り替えて車両14が目的地で駐車する。
その後、時点t4にて、車両14が目的地から別の目的地に向かうために、時点t4〜t7間でキースイッチ50のキーポジションをOFF位置からSTART位置まで変化させてエンジンをかけ、時点t7以降、キーポジションのON位置にて別の目的地に対して走行している状況に対応する。
そこで、図5において、車両14の走行中(リレー52、54が閉状態で電源VccがエンジンECU16及びオーディオユニット20に供給され双方が通電状態)であるときに、時点t1にて、エンジンECU16が、例えばエンジン温度等の閾値温度以上の上昇を検知すると、これを不具合の発生として検出し、この不具合の発生をトリガとして、このトリガ発生直前の所定時間内の走行記録情報を診断情報として送信の準備をすると共に、図4に示すフローチャートによる処理が開始される。
フローチャートによる処理を開始するとき、エンジンECU16は、初期化処理により、自己のON履歴フラグFon及びスタート履歴フラグFstartをクリア(Fon←0、Fstart←0)する。
初期化処理後、ステップS1にて、エンジンECU16は、キーポジションがON位置か否かを判定しON位置(ステップS1:YES)であるので、ステップS2に進む。
ステップS2にて、エンジンECU16は、自己のON履歴フラグFonがセット(Fon=1)されているか否か判定する。
この場合、最初の判定では、前記初期化処理によりON履歴フラグFonは、クリア(Fon=0)されているので、否定的(ステップS2:NO)となり、ステップS3にて、ON履歴フラグFonをセット(Fon←1)する。
次いで、ステップS4にて、送信カウンタのカウント値CTRを所定値、この実施形態では、値「2」(送信フレーム番号の戻し数、又は送信フレーム番号の遡り数という。)だけ減算する。送信フレーム番号の戻し数は、シミュレーション等により予め車種毎に決定される。
なお、この実施形態において、エンジンECU16の記憶装置には、前記診断情報として、簡単のために、15フレーム分のデータが格納されているものとして説明しているが、診断情報は、実際には、例えば、数千フレーム分のデータである場合もある。
最初のステップS4の処理時点t1においては、未だ、フレームを送信していないので、自己(エンジンECU16)の送信カウンタは、カウント値CTRがCTR=0になっており、カウント値CTRは、0以下の負の値にはならないので、最初のステップS4の減算処理では、カウント値CTRは、CTR=0のまま変化しない。
次いで、ステップS5にて、エンジンECU16は、診断情報(オンボード診断情報)を、送信フレーム番号1〜15のフレーム1〜15まで15個に分割し、分割した最初のフレーム1(図5中、数字「1」を四角で囲っている。)を、通信線30を介してオーディオユニット20に送信し、送信終了したら送信カウンタのカウント値CTRを、CTR=1にインクリメント(増加)する。オーディオユニット20は、受信したフレーム1を自己の記憶装置に記憶する。
次いで、ステップS1:YES(キーポジションON位置の継続)、及びステップS2:YES(Fon=1)を経て、ステップS6にてキーポジションがSTART位置であるか否かを判定し、START位置ではない(S6:NO)ので、ステップS7に進む。ステップS7にて、スタート履歴フラグFstartがセット(Fstart=1)されているか否かを判定し、最初は、セットされていない(ステップS7:NO)ので、ステップS5にて、フレーム2を送信し、送信が終了したら送信カウンタのカウント値CTRを、CTR=2にインクリメントする。
さらに、ステップS1:YES→ステップS2:YES→ステップS6:NO→ステップS7:NO→ステップS5の処理を繰り返してフレーム3を送信し、送信カウンタのカウント値CTRを、CTR=3にインクリメントする。
図5に示すように、次のフレーム4の送信中の時点t2にて、ユーザによりキースイッチ50が操作され、キーポジションがON位置から、ACC位置に変化すると、リレー52が開かれるので、エンジンECU16は、通電状態から遮断状態に遷移し、図4のフローチャートによるプログラムの実行がステップS5の処理にて中断される。
従って、ハッチングで示しているフレーム4は送信できないので、送信カウンタのカウント値CTRは、CTR=3に保持されたままになる。
時点t3にて、キースイッチ50のキーポジションがACC位置からOFF位置にされると、通電・遮断テーブル56に基づき、リレー54が開かれ、オーディオユニット20も動作停止状態になる。
時点t4にて、キースイッチ50のキーポジションがOFF位置から再びACC位置にされると、リレー54が閉じられ、オーディオユニット20が動作可能状態になる。
次いで、図5中、時点t5にて、キーポジションが、ACC位置からON位置に遷移すると、リレー52も閉じられて、エンジンECU16が遮断状態から通電状態(起動状態)に遷移する。このとき、エンジンECU16は、中断から復帰して、初期化処理(Fon←0、Fstart←0)後に、再度、フローチャートのステップS1にて、キーポジションがON位置に遷移した(ステップS1:YES)と判定してステップS2に進む。
ステップS2にて、エンジンECU16は、自己のON履歴フラグFonがセット(Fon=1)されているか否かを判定する。
初期化処理にて、ON履歴フラグFonが、クリア(Fon=0)されているので、否定的(ステップS2:NO)となり、ステップS3にて、ON履歴フラグFonをセット(Fon←1)する。
次いで、ステップS4にて、送信カウンタのカウント値CTRを所定値、値「2」だけ減算し、カウント値CTRを、保持していたカウント値CTR=3からカウント値CTR=1に戻す(巻き戻す)。
次いで、ステップS5にて、エンジンECU16は、カウント値CTR=1を参照し、次に送信すべき送信フレーム番号2のフレーム2をオーディオユニット20に送信する。オーディオユニット20は、受信したフレーム2を自己の記憶装置に記憶させる。
次いで、ステップS1:YES(キーポジションON位置)、及びステップS2:YES(Fon=1)を経て、ステップS6にてキーポジションがSTART位置であるか否かを判定し、START位置ではない(S6:NO)ので、ステップS7に進む。ステップS7にて、スタート履歴フラグFstartがセット(Fstart=1)されているか否かを判定し、セットされていない(ステップS7:NO)ので、ステップS5にて、次のフレーム3を送信し、送信カウンタのカウント値CTRを、CTR=3にインクリメントする。
さらに、ステップS1:YES→ステップS2:YES→ステップS6:NO→ステップS7:NO→ステップS5の処理を2回繰り返してフレーム4、5を送信する。
図5に示すように、フレーム6の送信中の時点t6にて、ユーザによりキースイッチ50が操作され、キーポジションがON位置から、START位置に変化すると、図示しないボディECUによりスタータモータが駆動されてクランキングされると共に、ステップS1の判定が否定的(S1:NO)になり、通電・遮断テーブル56に基づき、リレー54が開かれるので、オーディオユニット20は、通電状態から遮断状態に遷移する。
ステップS1の判定が否定的(ステップS1:NO)になると同時に、送信処理が不可状態(非許可状態)にされ、エンジンECU16は、現在送信中のフレーム6の送信後に、送信処理を中断する。このとき、送信カウンタのカウント値CTRは、CTR=6に保持される。この場合において、オーディオユニット20は、遮断状態になっているので、フレーム6を受信できないことに留意する。
次いで、ステップS8にて、キーポジションがSTART位置にあるか否かが判定され、START位置にあるので、判定が肯定的(ステップS8:YES)となり、ステップS9にて、自己のSTART履歴フラグFstartをセット(Fstart←1)すると共に、ステップS10にて、ON履歴フラグFonをクリア(Fon←0)する。
次いで、ステップS1:NO→ステップS8:YES→ステップS9→ステップS10の処理の繰り返し中には、送信処理を行わない。
次いで、エンジンが初爆された後、時点t7にて、キーポジションがSTART位置からON位置に変化すると、ステップS1の判定が肯定的(ステップS1:YES)となり、オーディオユニット20が遮断状態から通電状態に遷移する(図3の通電・遮断テーブル56参照)。
次いで、ステップS2の判定が否定的(Fon=0)となるので、ステップS3にて、ON履歴フラグFonをセット(Fon→1)する。
次に、ステップS4にて、送信カウンタのカウント値CTRを所定値、値「2」だけ減算し、カウント値CTRをCTR=6からCTR=4に戻す(巻き戻す)。
次いで、ステップS5にて、エンジンECU16は、カウント値CTR=4を参照し、次に送信すべき送信フレーム番号5のフレーム5をオーディオユニット20に送信する。オーディオユニット20は、受信したフレーム5を自己の記憶装置に記憶させる。
次いで、ステップS1:YES(キーポジションON位置)、及びステップS2:YES(Fon=1)を経て、ステップS6にてキーポジションがSTART位置であるか否かを判定し、START位置ではない(S6:NO)ので、ステップS7に進む。ステップS7にて、スタート履歴フラグFstartがセット(Fstart=1)されているか否かを判定し、セットされている(ステップS7:YES)ので、ステップS11にて、スタート履歴フラグFstartをクリア(Fstart←0)する。
そして、ステップS5に進み、次のフレーム6の送信処理を行うと共に、送信カウンタのカウント値CTRをCTR=6にインクリメントする。さらに、ステップS1:YES→ステップS2:YES→ステップS6:NO→ステップS7:NO→ステップS5の処理を繰り返してフレーム7、フレーム8、…フレーム15を送信して、今回のフレーム1〜フレーム15までの診断情報のオーディオユニット20への送信を終了する。
この場合、オーディオユニット20では、診断情報として、フレーム1を1回、フレーム2を2回、フレーム3を2回、フレーム4を2回、フレーム5を2回、フレーム6を1回(時点t6でのフレーム6は、遮断状態であるので受信できない点に留意する。)、フレーム7〜15を各1回受信することになるが、フレーム1〜15の各フレームを少なくとも1回受信しているので、エンジンECU16から送信された情報を、情報の取りこぼし無く確実に(完全に)取り込み、再生(復調)することができる。
この後、オーディオユニット20は、携帯端末24に接続されている場合には直ちに、接続されていない場合には接続されたときに、携帯端末24、通信網36を介して情報センタ40に診断情報を送信する。
情報センタ40で受信され収集された情報は、情報センタ40にて適宜処理され、処理後の情報が通信網36を介して、工場等の品質管理部門42やディーラー等のサービス部門44に供給される。
この場合、サービス部門44は、診断情報に応じた処理を車両14に適用するために、車両14のユーザに連絡等をすることができる。
なお、エンジンECU16が、いわゆるオフディレイ機能を持っている場合、フレーム4を送信でき、且つオーディオユニット20にて、そのフレーム4を受信できる場合があるが、オーディオユニット20が遮断状態になってしまうフレーム6は、オーディオユニット20で受信することができない。
なお、従来技術(prior art)に係る通信処理では、図5の最下段に示すように、フレーム8〜11の欠損状態の情報(フレーム1〜7、12〜15)がオーディオユニット20で受信されるので、情報の確実な再生(復調)を行うことができない。
[実施形態のまとめ]
以上説明したように、この実施形態に係る車内通信システム10は、車両14のキーポジションを変化させるキースイッチ50と、第1車載ユニットとしてのオーディオユニット20と、このオーディオユニット20とは異なるキーポジションで起動され、診断情報等の情報をフレームに分割し、分割した送信フレーム番号をカウント(計数)しながら分割フレームを前記オーディオユニット20に対して送信する第2車載ユニットとしてのエンジンECU16、を備える。
この場合、エンジンECU16は、予めログ(収集)していた情報をフレーム1〜15の各フレームに分割して順々にオーディオユニット20に送信する際、例えば、フレーム6の送信中に前記キーポジションの変化(例えば、ON位置→START位置→ON位置等)を検出すると、送信フレーム番号(送信カウンタのカウント値CTR=6)を所定数「2」だけ戻し(所定数「2」だけ遡って送信カウンタのカウント値CTRをCTR=4にして)、次に送信すべき送信フレーム番号5のフレーム5から再送信を行うようにしたので、車内通信での情報の送信中に、キーポジションの変化が発生しても、情報の送信側から情報の受信側へ、フレームに分割された情報の全てを確実に送信することができる。
より具体的に、オーディオユニット20は、前記キーポジションがACC位置及びON位置で起動し、エンジンECU16は、前記キーポジションがON位置及びSTART位置で起動するので、エンジンECU16は、前記キーポジションがACC位置からON位置に変化した場合(時点t5)、及びSTART位置からON位置に変化した場合(時点t7)に、送信フレーム番号(送信カウンタのカウント値CTR)を所定数、この実施形態では、「2」だけ戻して分割フレームの再送信を行うようにしている。
エンジンECU16は、キーポジションがSTART位置の場合、換言すれば、オーディオユニット20が起動していないとみなした場合(時点t6〜t7)には前記分割フレームの送信を中断するようにしているので、フレームを無駄に送信することもない。
前記情報は、故障診断情報(不具合発生時ログ情報)のような大容量データであっても、ハンドシェイクをしない簡単な構成で、全フレームを確実にエンジンECU16からオーディオユニット20に送信することができ、結果として、オーディオユニット20から携帯端末24を中継(経由)して情報センタ40に故障診断情報の全フレームを送信することができる。
すなわち、オーディオユニット20には、エンジンECU16への情報の送信機能が、設けられていなくてもよい。
なお、この発明は、上述の実施形態に限らず、この明細書の記載内容に基づき、種々の構成を採り得ることはもちろんである。
10…車内通信システム 12…リモート診断システム
14…車両 16…エンジンECU
20…オーディオユニット 24…携帯端末
40…情報センタ 50…キースイッチ

Claims (5)

  1. 車両のキーポジションを変化させるキースイッチと、
    第1車載ユニットと、
    前記第1車載ユニットとは異なる前記キーポジションで起動され、情報をフレームに分割し、分割した送信フレーム番号をカウントしながら分割フレームを前記第1車載ユニットに対して送信する第2車載ユニットと、を備え、
    前記第2車載ユニットは、送信中に前記キーポジションの変化を検出すると、送信フレーム番号を所定数戻して前記分割フレームの再送信を行う
    ことを特徴とする車内通信システム。
  2. 請求項1に記載の車内通信システムにおいて、
    前記第1車載ユニットは、前記キーポジションがアクセサリ位置及びオン位置で起動し、
    前記第2車載ユニットは、前記キーポジションがオン位置及びスターティング位置で起動し、
    前記第2車載ユニットは、前記キーポジションが前記アクセサリ位置から前記オン位置に変化した場合、及び前記スターティング位置から前記オン位置に変化した場合に、前記送信フレーム番号を所定数戻して前記分割フレームの再送信を行う
    ことを特徴とする車内通信システム。
  3. 請求項2に記載の車内通信システムにおいて、
    前記第2車載ユニットは、前記キーポジションがスターティング位置の場合は前記分割フレームの送信を中断する
    ことを特徴とする車内通信システム。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の車内通信システムにおいて、
    前記情報は故障診断情報である
    ことを特徴とする車内通信システム。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の車内通信システムにおいて、
    前記第1車載ユニットには、前記第2車載ユニットへの情報の送信機能が設けられていない
    ことを特徴とする車内通信システム。
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