JP2014217821A - 飲料水用の濾過装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】飲料水用濾過装置内の弾性フィルタ部材に付着した不純物を綺麗に除去すること。【解決手段】容器1の圧力状態や清水配管ライン18の流量を検知する検知手段9と、この検知手段からの検知信号を取得すると容器内の弾性フィルタ部材に付着した不純物を除去するための第2駆動部13を所定時間駆動させると共に、第1乃至第4開閉弁(A〜D)の開閉をそれぞれ同時に制御して該弾性フィルタ部材の内部に洗浄水を導入して不純物を除去乃至排出し、一方、所定時間経過後、第2駆動部を停止させると共に、第1乃至第4開閉弁の開閉をそれぞれ同時に制御して弾性フィルタ部材を通して清水を清水配管ラインに送る制御部を備えている飲料水用の濾過装置。【選択図】図1

Description

本発明は、飲料水用の濾過装置に関し、特にRO膜を有する膜濾過装置の前処理段階で、原水に含まれている泥、ゴミ、飲料に適しない物質等の不純物を排除するために使用される飲料水用の濾過装置に関する。
特許文献1の課題は、円筒状中空バネ状フィルタ濾過装置にて助剤プリコート前のフィルタ面を十分清浄化するとともに、フィルタエレメント1の表面に均一なプリコート(被覆)ができるようにして濾過装置機能を維持向上させることである。この課題の解決手段として、特許文献1には「円筒状中空バネ状フィルタエレメント1の表面およびその周縁を洗浄する高圧噴流と、濾過助剤をプリコートする際に濾過助剤が不均一にプリコートされることを抑制するため円筒状中空バネ状フィルタエレメントの周縁の液体を攪拌する低圧噴流とを、圧力切替して放出するノズルを具備した洗浄攪拌手段10を円筒状中空バネ状フィルタエレメント1に隣接して配設する事項」が記載されている(符号は特許文献1のもの)。
そして、この特許文献1の図1には、「縦長状の容器と、この容器の内部の上部側に水平状態に固定された固定板と、この固定板の連通小孔の内周壁に上端部が挿入固定された多数の環状部分を有するバネ状フィルタエレメント1と、このフィルタエレメント1の下端部に固定され、かつ前記内部の下部側で上下方向に移動可能な可動板7と、この可動板7に下端部が固定され、かつ前記フィルタエレメント1に隣接するように配設された多数の洗浄攪拌手段10とを備えた濾過装置」が開示されている。
上記濾過装置は、流入口2から容器内に入り込んだ原水が、外からフィルタエレメント1内に入り込んだ際に該フィルタエレメント1に付着した、或いは該フィルタエレメント1が捕獲した不純物を除去するために、フィルタエレメント1の外からノズルを具備した複数の洗浄攪拌手段10で洗浄水を掛けるものであるから、フィルタエレメント1の外周面を綺麗にすることができるという利点がある。
しかしながら、該濾過装置はフィルタエレメント1の弾性リング状部分の隙間に付着する不純物を取り除くことができないという問題点があった。またノズルを具備した多数の洗浄攪拌手段10が必要なので、構成が複雑であると共に、製作が面倒である、コスト高となる、分解が面倒である等の問題点があった。そこで、このような問題点を解決するために本発明が出現した。
特開2006−102677号公報
本願発明の第1の目的は容器内の弾性フィルタ部材に付着した不純物を除去及び排出する際、原水が容器内に入り込まないようにした状態を維持しつつ洗浄水を弾性フィルタ部材の内部に導入して該弾性フィルタ部材に付着した不純物を綺麗に除去することである。第2の目的は弾性フィルタ部材に付着した不純物を除去する際、洗浄水を無駄に使用しないようにすることである。第3の目的は原水を濾過した清水を次工程の濾過膜装置へ連続的に送ることである。第4の目的は可能な限り飲料水に適した濾過装置を提案することである。その他の目的は弾性フィルタ部材を容器の内部に簡単にセットすることである。
本発明の飲料水用の濾過装置は容器に原水を取り込む第1駆動部を有する原水配管ラインと、前記容器内に配設されかつ前記原水を濾過する弾性フィルタ部材と、この弾性フィルタ部材を通過して濾過された清水を次工程の濾過膜装置に案内するための清水配管ラインと、前記弾性フィルタ部材に付着した不純物を除去するための第2駆動部を有する洗浄配管ラインと、前記容器内から前記不純物を排出する排出配管ラインと、前記各配管ラインにそれぞれ設けられた第1乃至第4開閉弁と備えた飲料水用の濾過装置に於いて、少なくとも前記容器の圧力状態を検知する又は前記清水配管ラインの流量のいずれかを検知する検知手段と、この検知手段からの検知信号を取得すると前記第2駆動部を所定時間駆動させると共に、前記第1乃至第4開閉弁の開閉をそれぞれ同時に制御して該弾性フィルタ部材の内部に洗浄水を導入して前記不純物を除去乃至排出し、一方、前記所定時間経過後、前記第2駆動部を停止させると共に、前記第1乃至第4開閉弁の開閉をそれぞれ同時に制御して前記弾性フィルタ部材を通して清水を前記清水配管ラインに送る制御部を備えている。
上記構成に於いて、容器内の弾性フィルタ部材に付着した不純物を除去及び排出する際、制御部は第1開閉弁及び第2開閉弁を介して原水と清水の送水を停止する一方、第3開閉弁及び第4開閉弁を介して弾性フィルタ部材の内部に洗浄水を導入して該洗浄水の圧力によって伸びる方向へ弾性変位する弾性リング状部分の隙間を利用して該洗浄水と共に前記不純物を該弾性フィルタ部材の外へ除去乃至排出することを特徴とする。また、濾過装置は、複数の容器を含む少なくとも二系列以上であることを特徴とする。また容器には洗浄配管ラインと接続する支持具が内装され、弾性フィルタ部材は該支持具を構成する固定支持板と可動支持板の間に介設され、かつ一端部から他端部に亘って連続する多数の弾性リング状部分を有することを特徴とする。また圧力式の検知手段は、容器又は原水配管ラインのいずれかに設けられていることを特徴とする。さらに、次工程の濾過膜装置には、限外濾過膜装置とRO膜を有する膜濾過装置が含まれていることを特徴とする。
(a)請求項1に記載の発明は、容器の圧力状態を検知する検知手段と、洗浄水を供給する駆動部及び各配管ラインにそれぞれ設けた開閉弁を制御する制御部、該制御部に起動が制御される第2駆動部(洗浄ポンプ)を備えているので、弾性フィルタ部材に付着した不純物を除去及び排出する際、原水が容器内に入り込まないようにした状態で弾性フィルタ部材の内部に洗浄水を導入して弾性フィルタ部材を綺麗にすることができる。その結果、フィルタ機能が減退するのを防止することができる。また洗浄水を無駄に使用しない。
(b)請求項2に記載の発明は、洗浄水を弾性フィルタ部材内に導入して該洗浄水の圧力によって伸びる方向へ弾性変位する弾性リング状部分の隙間を利用して該洗浄水を該弾性フィルタ部材の外へ除去するので、弾性フィルタ部材が捕獲した不純物を確実に除去することができる。
付言すると、弾性フィルタ部材の弾性リング状部分の隙間或いは多数の溝が泥等の不純物で詰まった状態となった時、検知手段は、容器内の圧力が所定値になったことを検知し、これにより制御部は洗浄水を弾性フィルタ部材の内部に導き、該洗浄水の圧力によって伸びる方向へ弾性変位する弾性リング状部分の隙間を利用して該洗浄水を該弾性フィルタ部材の外へ除去する物理的原理を採用したので、弾性フィルタ部材の隙間や溝に不純物が残ることがない。
(c)請求項3に記載の発明は、前処理段階の本発明が、少なくとも二系列なので、例えば一方の容器の濾過処理が停止している間、他方の容器の濾過処理が可能なので、原水を濾過した清水を次工程の濾過膜装置へ連続的に送ることができる。したがって、効率的に飲料水を得ることができる。
(d)請求項4に記載の発明は、支持具を利用したので、弾性フィルタ部材を容器の内部に簡単にセットすることができる。また弾性フィルタ部材の交換が容易である。
(e)請求項5に記載の発明は、検知手段の配設如何を問わず、(a)の効果を得ることができる。
(f)請求項6に記載の発明は、次工程の濾過膜装置には、限外濾過膜装置とRO膜を有する膜濾過装置が含まれているので、可能な限り飲料水に適した濾過装置を提案することができる。
図1乃至図11は本発明の第1実施形態を示す各説明図。
第1実施形態のブロック図。 第1実施形態の動作を示すフローチャート。 実施環境(検知手段、制御部、容器など)を示す概略説明図。 図3に於いて、主要部を示す概略説明図。 容器の分解斜視図。 支持具の分解斜視図(洗浄配管ラインも含む)。 要部(弾性フィルタ部材)の説明図。 図7の8−8線断面図。 要部(隙間調整手段)の概略説明図。 弾性フィルタ部材に不純物が付着した状態の説明図。 弾性フィルタ部材の不純物を除去した状態の説明図。 第2実施形態を示す説明図。 第3実施形態を示す説明図(容器等が二系列)。 第4実施形態を示す図1と同様のブロック図。 図3と同様の概略説明図。
図1乃至図11は本発明の第1実施形態の各説明図である。これらの図に於いて、Xは飲料水用の濾過装置(以下、「濾過装置」という)で、この濾過装置は、容器1と、この容器1に内装されかつ洗浄配管ライン21と接続する支持具31と、該支持具31を構成する固定支持板32と可動支持板33の間に介設され、一端部41aから他端部41bに亘って連続する多数の弾性リング状部分41cを有する弾性フィルタ部材41とを備え、該弾性リング状部分41cの外側から内部に原水(a、b)を通過させて濾過することができる。
まず、図1は第1実施形態のブロック図である。図1に於いて、1は容器で、この容器1の具体的構成は後述する。15は前記容器1に不純物aを含む原水bを取り込む第1駆動部(送水ポンプ)14を有する原水配管ラインで、この原水配管ライン15はT字型の継手(チー)15aを含み、容器1に前記原水bを送るための第1開閉弁Aと、該第1開閉弁A が閉じた際に原水bを戻すための逃がし弁Eを備えている。実施形態では、第1駆動部(送水ポンプ)14を起動すると、時限装置(クロック機能)によって停止させないので、第1開閉弁Aが閉じたときには、逃がし弁Eを「開」の状態にする。
図3で示すように、容器1内には弾性フィルタ部材41が支持具31を介して配設されている。原水bは弾性フィルタ部材41を通過すると濾過されて清水cとなる。18は前記清水cを次工程の濾過膜装置61、62に案内するための清水配管ラインで、この清水配管ライン18の上流(容器1)側は、後述する洗浄配管ライン21の一部を兼用している。清水配管ライン18は第2開閉弁Bを備えている。この第2開閉弁Bは前述した原水配管ライン15の第1開閉弁Aと同時に「開」又は「閉」となる。
21は弾性フィルタ部材41に付着した不純物aを除去するための洗浄配管ラインで、この洗浄配管ライン21は第2駆動部(洗浄ポンプ)13と第3開閉弁Cを有する。洗浄水dは飲料水を適宜に補充することができる洗浄水タンク26から前記第2駆動部(洗浄ポンプ)13を介して容器1に送られる。本発明の本質的事項ではないが、洗浄水タンク26には水位計27が設けられている。
24は容器内から前記不純物aを排出する排出配管ラインで、この排出配管ライン24には第4開閉弁Dが設けられている。第4開閉弁Dは前述した洗浄配管ライン21の第3開閉弁Cと同時に「開」又は「閉」となる。第3開閉弁Cと第4開閉弁Dが同時に「開」の状態になった場合には、洗浄水dと共に不純物aが排出配管ライン24から排出される。
9は容器1の圧力状態を検知する検知手段(圧力スイッチ)で、この検知手段9は、実施形態では容器1に設けられている。
そして、12は図示しないコンテナや車両に配設された制御部である。制御部12はクロック回路を有し、検出信号を処理するICである。
しかして、制御部12は検知手段9からの検知信号を取得すると第2駆動部13を所定時間t1駆動させると共に、前述した第1乃至第4開閉弁A、B、C、Dと、原水用の逃がし弁Eの開閉を制御する。その結果、弾性フィルタ部材41の内部に洗浄水dが導入され、該洗浄水dが弾性フィルタ部材41の隙間から流れ出ることによって該弾性フィルタ部材41に付着している不純物aが除去され、該不純物aは前記洗浄水dと一緒に排出配管ライン24から排出される。
一方、制御部12は前記所定時間t1経過後、第2駆動部13を停止させると共に、今度は第1乃至第4開閉弁A、B、C、Dと、原水用の逃がし弁Eの開閉をそれぞれ逆の態様で制御する。その結果、原水bは容器1から弾性フィルタ部材41の内部を通して濾過され、清水dとなって清水配管ライン18に送られる。
付言すると、実施形態の濾過装置Xは、容器1内の弾性フィルタ部材41に付着した不純物aを除去及び排出する際、制御部12は第1開閉弁A及び第2開閉弁Bを介して原水bと清水cの送水を停止する一方、第3開閉弁C及び第4開閉弁Dを介して弾性フィルタ部材41の内部に洗浄水dを導入し、該洗浄水dの圧力によって伸びる方向へ弾性変位する弾性リング状部分41cの多数の溝42或いは隙間43を利用して該洗浄水dと共に前記不純物aを該弾性フィルタ部材41の外へ除去乃至排出する。
なお、検知手段9としての圧力スイッチ(例えばマイクロスイッチ)は、原水bの圧力が所定の値に達した時に電気接点を開閉する手段である。また30は電源部で、好ましくは、コンテナや車両に配設したソーラーパネルが利用される。
次に、図2は第1実施形態の動作の一例を示すフローチャートである。Step1は第1駆動部14の起動である。この第1駆動部14が起動すると、原水(例えば濁り水)bが原水配管ライン15、第1開閉弁Aを介して容器1に圧送される。容器1に入り込んだ前記原水bは長筒状の弾性フィルタ部材41を通過する。その際、弾性フィルタ部材41に濾過され、泥、ゴミ等の不純物aは弾性フィルタ部材41の多数の弾性リング状部分の表面に付着すると共に、多数の溝42や隙間43に溜まる。この原水処理が続くと、前記溝42や隙間43が詰まり状態(付着率が高まる)となり、容器1の圧力が上昇する。
Step2は検知手段(圧力スイッチ)9が容器1内の原水bの圧力が所定の値に達したか否かを検知する。このStep2では、検知手段9は弾性フィルタ部材41の通りが悪くなって所定圧に達したことを検知すると、検知信号を制御部12に送くる。
Step3は検知信号を取得した制御部12が、第1開閉弁、第2開閉弁等の各弁A、B、C、D、Eを制御する。この時、第1開閉弁Aと第2開閉弁Bは「閉」となり、これに対して、第3開閉弁Cと第4開閉弁Dは「開」となる。また、同時に原水用の逃がし弁Eは「開」となる。したがって、第1駆動部14は駆動し続けている。
このStep3では第2駆動部13が起動するが、この第2駆動部13は制御部14の時限装置 (クロック回路)により、所定時間(t1)駆動する。Step3に於いて、第2駆動部13が駆動している間(例えば10秒、20秒、30秒、60秒など)、洗浄水dは第3開閉弁Cを有する洗浄配管ライン21を通って弾性フィルタ部材41の内部に入り込む。
実施形態では、前述したように、長筒状の弾性フィルタ部材41の内部に入り込んだ洗浄水dの圧力によって伸びる方向へ弾性変位する弾性リング状部分41cの隙間43を利用するので、弾性フィルタ部材に付着している不純物aは、洗浄水dの圧力によって該弾性フィルタ部材の外へ除去される。そして、除去された不純物aは容器1の外へ洗浄水dと共に排出される。
Step4は上記所定時間(t1)経過した後、制御部12が第2駆動部13を停止させると共に、第1開閉弁、第2開閉弁等の各弁A、B、C、D、Eを逆の態様に制御する。したがって、原水bが再び容器1に入り込み、弾性フィルタ部材41によって処理される。
なお、本発明の本質的事項ではないが、洗浄水タンク26の洗浄水dは、適宜に補充される。
次に、図3は実施環境(検知手段、制御部、容器など)を示す概略説明図である。図3乃至図11を参照にして各部材を説明する。まず1は容器で、この容器1は、図5で示すように、原水流入口2と清水送出口兼用洗浄水導入口3を有する長筒状容器本体4と、該長筒状容器本体4の下端面に周設されたフランジに複数の固着具5を介して取外し可能に装着され、かつ中央部に排出口6を有するすり鉢形状排出物受け体7と、前記長筒状容器本体4の上端面に周設されたフランジに複数の固着具8を介して取外し可能に装着され、かつ中央部に圧力スイッチ9を有する断面弧状の蓋体10とから成る。このように、実施形態の容器1は組立と分解が可能である。
容器1の圧力スイッチ9は、例えばソーラーパネルを備えたコンテナ内に設置され、かつ時限装置を有する制御部12と電気的に接続し、弾性フィルタ部材41の弾性リング状部分41cに不純物aが付着することによって該容器1の内圧が高まると作動するように設計されている。そこで、前記制御部12は同様に前記コンテナ内に設置された洗浄ポンプ13と電気的に接続している。
次に、容器1の原水流入口2等に取付けられる配管について説明する。15は制御部12に制御される第1開閉弁16を有する原水配管ラインで、この原水配管ライン15は、海、湖水、川等の不純物(後述の排出物)aが含まれている原水bを容器1に導くために原水流入口2に適宜に接続される。14は原水を容器1に送る送水ポンプである。
一方、18は制御部12に制御される第2開閉弁19を有する清水配管ラインで、この清水配管ライン18は弾性フィルタ部材41で処理された清水cを、限外濾過膜装置(UF膜スキッド)61、RO膜を有する膜濾過手段62等に送るためのものである。したがって、本発明の濾過装置Xは、限外濾過膜装置61、RO膜を有する膜濾過手段62等の前処理段階に配設される。
この清水配管ライン18は、清水送出口兼用洗浄水導入口3に適宜に接続される。実施形態では、第3開閉弁22を有する洗浄配管ライン21の先に相当するラインの一部は、清水配管ライン18と洗浄配管ライン21の一部分を兼用する第1接続配管20aと、この第1接続配管20aの後端部に取外し可能に接続する第2接続配管20b(ここでは両方を「接続配管20」という)が存在し、前記第1接続配管20aのL型状に折り曲げられ先端部は、容器1に内装された支持具31を構成する固定支持板32に適宜に固定されている。
そして、24は第4開閉弁25を有する排出配管ラインで、この排出配管ライン24は、容器1のすり鉢形状排出物受け体7に溜まった不純物(排出物)aを容器1の外に排出するために排出口6に適宜に接続している。
次に、支持具31について説明する。支持具31は、例えば図2で示すように、容器1のシール機能を有すると共に環状或いは開口を有する上方の仕切り板28と、同様にシール機能を有すると共に環状或いは開口を有する下方の仕切り板29との間の内部空間に固定的に配設されている。
しかして、支持具31は、図4で示すように、中央部に円形の貫通孔36を有する固定支持板32と、この固定支持板32と所要間隔を有して対向する非開口の可動支持板33と、一端部が前記可動支持板33に固定され、他端部が前記固定支持板32に形成された案内孔34を貫通する複数の案内棒35とから成る。前記固定支持板32の貫通孔36の周縁部には固着具37用の複数の取付け孔38が形成されており、前記固着具37を介して第1接続配管20aの先端部が該固定支持板32に取外し可能に装着される。
次に弾性フィルタ部材41を説明する。図5及び図6で示すように、弾性フィルタ部材41は、一端部(実施形態では上端部)41aから他端部(実施形態では下端部)41bに亘って連続する多数の弾性リング状部分41cを有している。この弾性フィルタ部材41は、特許文献1の「円筒状中空(バネ状)フィルタエレメント」に相当する。したがって、弾性フィルタ部材41の表面は、特許文献1と同様に濾過助剤をプリコートしても良い。もちろん、濾過助剤をプリコートすることは発明の特定要件ではない。
実施形態では、弾性フィルタ部材41は、テープ状の板バネであり、その弾性リング状部分41cはゆるやかな坂となって密着状態に連続し、少なくとも一側面には、原水通過用の多数の溝42が形成されている。弾性フィルタ部材41の弾性リング状部分41cは、望ましくはミクロン(μ)単位の隙間43が設定されることが望ましい。したがって、実施形態では、前記多数の溝42は、それぞれミクロン(例えば50μ)単位に加工されている。
次に、弾性リング状部分41cの隙間43を微調整することができる隙間調整手段51について説明する。この隙間調整手段51は、支持具31の可動支持板33と下方の仕切り板29に弾発的に介在しているので、前記弾性リング状部分41cの隙間43を狭める方向に常時付勢している。また、実施形態では、第1接続配管20aに吊り下げ状態となっている支持具31の揺れ防止の機能を有している。
しかして、隙間調整手段51は、例えば図7で示すように、可動支持板33の下面に対して所定間隔52を有して容器1の下部内に固定された下方の仕切り板29と、該仕切り板29の中央部に設けられ、下端部に操作用摘み部を有する調整螺杆53と、該調整螺杆53に螺合する螺合板55を介してバネ下端部54aが固定的に支持され、一方、バネ上端部54bが前記可動支持板33の下面に支持された微調整バネ54とから成る。
実施形態に於いて、圧力スイッチ9は容器1に設けているが、原水配管ライン15(例えば原水を容器に送る送水ポンプ14)に設けても良い。
次に図12、図13等を参照にして、本発明の他の実施形態を説明する。なお、他の実施形態の説明に当って、第1実施形態と同一の部分には同一又は同様の符号を付して重複する説明を割愛する。
図12で示す第2実施形態が第1実施形態と主に異なる点は、制御部12は第1駆動部14の起動及び停止を制御することである。したがって、この第2実施形態では、原水用の逃がし弁E等が不要である。
付言すると、制御部12は、第2駆動部(洗浄ポンプ)13が起動した場合には第1駆動部14は停止させ、逆に第1駆動部14が起動した場合には第2駆動部13が停止させるように制御する。このように構成しても、本発明の本質的事項は変わらない。
図13で示す第3実施形態が第1実施形態と主に異なる点は、次工程の濾過膜装置61、62の前処理段階である複数の容器1、1Aを含む濾過装置X1は、少なくとも二系列である。すなわち、第3実施形態では、第1容器1と第2容器1Aが存在し、また前記第1容器1と第2容器1A のそれぞれの圧力状態を検知する第1検知手段9と第2検知手段9Aが存在する。
そして、例えば原水配管ライン15Aを二股にする、第2駆動部13を「一つ」とする、洗浄配管ライン21、21Aを複数にする等の構成により、弾性フィルタ部材41を内装する容器を増やすことによって、いわば第1系列、第2系列、第3系列、第4系列等にすることが可能と成る。
上記構成に於いて、例えば濾過装置X1の第1系列と第2系列の容器(1、1A)に原水(例えば濁り水)が同時に流れ込む。そうすると、前記容器(1、1A)の内部の圧力がそれぞれ上昇する。この場合、弾性フィルタ部材41に対する不純物の付着率の相違により、どちらか一方の第1検知手段(9、9A)が先に「ON」になる。例えば第1検知手段9が「ON」になると、図2の作動状態となる。その後に第2検知手段9A が「ON」になった場合も同様の作動状態となる。
したがって、一つの系列の濾過処理が停止していても、他の系列の濾過処理が行われているので、「第1駆動部(送水ポンプ)14」を止めずに、連続的運転させることができるので、効率的に飲料水を得ることができる。
最後に、図14及び図15は本発明の濾過装置X2の第4実施形態を示す各説明図である。この第4実施形態が第1実施形態と主に異なる点は検知手段9Bである。すなわち、第1実施形態の検知手段9は容器1内の圧力状態を検知する圧力センサであるのに対して、この第4実施形態の検知手段9Bは、清水配管ライン18の流量を検知する流量センサである。
流量センサは、清水cの流れ検知するもので、例えばボックス状の中に羽根車9aを有し、該羽根車9aに清水cを当て、その回転数を流量値に換算する(例えば特開2006−58222号公報)。なお、流量センサとしては、その他、浮き子式や電磁式を挙げることができる。
この第4実施形態では、圧力式の検知手段9と同様に弾性フィルタ部材41が不純物(付着物)aの存在により流が悪くなることを検知するので、発明の課題は共通である。したがって、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
本発明は、海水、湖水等の原水を濾過して「美味しい飲料水」を得るための浄水装置の浄水ラインに使用される。
X、X1、X2…濾過装置、1、1A…容器、2…原水流入口、4…容器本体、6…排出口、7…排出物受け体、9、9A、9B…圧力スイッチ、10…蓋体、12…制御部、20…接続配管、21、21A…洗浄配管ライン、15,15A…原水配管ライン、18…清水配管ライン、24…排出配管ライン、31…支持具、32…固定支持板、33…可動支持板、41…弾性フィルタ部材、41c…多数の弾性リング状部分、43…隙間(溝42)、a…不純物(付着物)、b…原水、c…清水、d…洗浄水、51…隙間調整手段、A、B、C、D…開閉弁。

Claims (6)

  1. 容器に原水を取り込む第1駆動部を有する原水配管ラインと、前記容器内に配設されかつ前記原水を濾過する弾性フィルタ部材と、この弾性フィルタ部材を通過して濾過された清水を次工程の濾過膜装置に案内するための清水配管ラインと、前記弾性フィルタ部材に付着した不純物を除去するための第2駆動部を有する洗浄配管ラインと、前記容器内から前記不純物を排出する排出配管ラインと、前記各配管ラインにそれぞれ設けられた第1乃至第4開閉弁と備えた飲料水用の濾過装置に於いて、
    少なくとも前記容器の圧力状態を検知する又は前記清水配管ラインの流量のいずれかを検知する検知手段と、この検知手段からの検知信号を取得すると前記第2駆動部を所定時間駆動させると共に、前記第1乃至第4開閉弁の開閉をそれぞれ同時に制御して該弾性フィルタ部材の内部に洗浄水を導入して前記不純物を除去乃至排出し、一方、前記所定時間経過後、前記第2駆動部を停止させると共に、前記第1乃至第4開閉弁の開閉をそれぞれ同時に制御して前記弾性フィルタ部材を通して清水を前記清水配管ラインに送る制御部を備えている飲料水用の濾過装置。
  2. 請求項1に於いて、容器内の弾性フィルタ部材に付着した不純物を除去及び排出する際、制御部は第1開閉弁及び第2開閉弁を介して原水と清水の送水を停止する一方、第3開閉弁及び第4開閉弁を介して弾性フィルタ部材の内部に洗浄水を導入して該洗浄水の圧力によって伸びる方向へ弾性変位する弾性リング状部分の隙間を利用して該洗浄水と共に前記不純物を該弾性フィルタ部材の外へ除去乃至排出することを特徴とする飲料水用の濾過装置。
  3. 請求項1又は請求項2に於いて、濾過装置は、複数の容器を含む少なくとも二系列以上であることを特徴とする飲料水用の濾過装置。
  4. 請求項1に於いて、容器には洗浄配管ラインと接続する支持具が内装され、弾性フィルタ部材は該支持具を構成する固定支持板と可動支持板の間に介設され、かつ一端部から他端部に亘って連続する多数の弾性リング状部分を有することを特徴とする飲料水用の濾過装置。
  5. 請求項1に於いて、圧力式の検知手段は、容器又は原水配管ラインのいずれかに設けられていることを特徴とする飲料水用の濾過装置。
  6. 請求項1に於いて、次工程の濾過膜装置には、限外濾過膜装置とRO膜を有する膜濾過装置が含まれていることを特徴とする飲料水用の濾過装置。
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