JP6143159B2 - 逆洗型ろ過装置およびろ過エレメントの付着物除去方法 - Google Patents
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Description
圧力容器と、前記圧力容器内に配置され内側から外側に向けて原水を通過させてろ過する1つまたは複数のろ過エレメントと、前記ろ過エレメントの何れかに接続し、当該接続したろ過エレメントからろ過水を逆流させてろ過エレメントの洗浄を行う逆洗配管と、前記ろ過エレメントに対する前記逆洗配管の接続を切り替える切替手段とを備えたろ過ユニットが設けられた逆洗型ろ過装置であって、
前記ろ過エレメントにオゾン、マイクロバブル、次亜塩素酸の少なくとも1つを供給することにより、前記ろ過エレメントに形成された付着物を除去する付着物除去手段が設けられていることを特徴とする。
前記付着物除去手段が、前記圧力容器内に気体オゾンを供給する気体オゾン供給手段を備えており、
水が排出された前記圧力容器内に、前記気体オゾン供給手段により前記気体オゾンが供給され、供給された前記気体オゾンが、前記逆洗配管に接続されているろ過エレメントを経由して前記逆洗配管から排出されるように構成されていることを特徴とする。
前記ろ過ユニットが2台以上並列して配置されていることを特徴とする。
前記付着物除去手段が、前記圧力容器から流出するろ過水を移送するろ過水移送管と前記逆洗配管との間に設けられて前記ろ過水の一部を前記ろ過水移送管から取り込み、前記逆洗配管に送り込むバイパス経路と、前記バイパス経路の途中に設けられて前記バイパス経路を流れる前記ろ過水にオゾンおよび/またはマイクロバブルを供給する気体供給手段とを備えており、
前記ろ過水移送管から取り込まれ、前記バイパス経路において前記オゾンおよび/またはマイクロバブルが供給された前記ろ過水を、前記逆洗配管を逆流させた後、前記ろ過エレメントを経由して、前記圧力容器内に送出するように構成されていることを特徴とする。
前記ろ過エレメントに対する前記逆洗配管の接続が順次切り替わることにより、前記オゾンおよび/またはマイクロバブルが供給された前記ろ過水が、前記ろ過エレメントのそれぞれに間欠的に供給されるように前記切替手段を制御する制御部を備えていることを特徴とする。
前記ろ過エレメントに対する前記逆洗配管の接続を検出するセンサと、前記センサにより検出された前記ろ過エレメントと前記逆洗配管との接続を所定時間継続した後、前記ろ過エレメントと前記逆洗配管との接続を切り替える切替動作が繰り返し行われるように前記切替手段を制御する制御部とを備えていることを特徴とする。
前記付着物除去手段が、前記圧力容器から流出したろ過水にオゾンまたは次亜塩素酸を供給する殺菌手段と、前記殺菌手段から流出するろ過水を移送するろ過水移送管と前記逆洗配管との間に設けられて前記ろ過水の一部を前記ろ過水移送管から取り込み、前記逆洗配管に送り込むバイパス経路とを備えており、
前記殺菌手段において前記オゾンまたは前記次亜塩素酸が供給され、前記ろ過水移送管から取り込まれたろ過水を、前記逆洗配管を逆流させた後、前記ろ過エレメントを経由して、前記圧力容器内に送出するように構成されていることを特徴とする。
前記ろ過エレメントに対する前記逆洗配管の接続が順次切り替わることにより、前記オゾンまたは前記次亜塩素酸が供給されたろ過水が、前記ろ過エレメントのそれぞれに間欠的に供給されるように前記切替手段を制御する制御部を備えていることを特徴とする。
前記ろ過エレメントに対する前記逆洗配管の接続を検出するセンサと、前記センサにより検出された前記ろ過エレメントと前記逆洗配管との接続を所定時間継続した後、前記ろ過エレメントと前記逆洗配管との接続を切り替える切替動作が繰り返し行われるように前記切替手段を制御する制御部とを備えていることを特徴とする。
第1の技術に記載の逆洗型ろ過装置を用いて、前記ろ過エレメントに形成された付着物を除去するろ過エレメントの付着物除去方法であって、
前記ろ過エレメントにオゾン、マイクロバブル、次亜塩素酸の少なくとも1つを供給することにより、前記ろ過エレメントに形成された付着物を除去することを特徴とする。
第2の技術に記載の逆洗型ろ過装置を用いて、前記ろ過エレメントに形成された付着物を除去するろ過エレメントの付着物除去方法であって、
水が排出された前記圧力容器内に、前記気体オゾン供給手段により前記気体オゾンを供給し、供給された前記気体オゾンを、前記逆洗配管に接続されているろ過エレメントを経由して前記逆洗配管から排出することにより、前記ろ過エレメントに形成された付着物を除去することを特徴とする。
第3の技術に記載の逆洗型ろ過装置を用いて、前記ろ過エレメントに形成された付着物を除去するろ過エレメントの付着物除去方法であって、
前記各ろ過ユニットに対して順次前記ろ過エレメントに形成された付着物を除去することを特徴とする。
第4の技術に記載の逆洗型ろ過装置を用いて、前記ろ過エレメントに形成された付着物を除去するろ過エレメントの付着物除去方法であって、
前記ろ過水移送管から取り込まれ、前記バイパス経路において前記オゾンおよび/またはマイクロバブルが供給された前記ろ過水を、前記逆洗配管を逆流させた後、前記ろ過エレメントを経由して、前記圧力容器内に送出することにより前記ろ過エレメントに形成された付着物を除去することを特徴とする。
第5の技術に記載の逆洗型ろ過装置を用いて、前記ろ過エレメントに形成された付着物を除去するろ過エレメントの付着物除去方法であって、
前記ろ過エレメントに対する前記逆洗配管の接続を順次切り替え、前記オゾンおよび/またはマイクロバブルが供給された前記ろ過水を前記ろ過エレメントのそれぞれに間欠的に供給されるように前記切替手段を制御することにより前記ろ過エレメントに形成された付着物を除去することを特徴とする。
第6の技術に記載の逆洗型ろ過装置を用いて、前記ろ過エレメントに形成された付着物を除去するろ過エレメントの付着物除去方法であって、
前記センサにより検出された前記ろ過エレメントと前記逆洗配管との接続を所定時間継続した後、前記ろ過エレメントと前記逆洗配管との接続を切り替える切替動作が繰り返し行われるように前記切替手段を制御することにより前記ろ過エレメントに形成された付着物を除去することを特徴とする。
第7の技術に記載の逆洗型ろ過装置を用いて、前記ろ過エレメントに形成された付着物を除去するろ過エレメントの付着物除去方法であって、
前記殺菌手段において前記オゾンまたは前記次亜塩素酸が供給され、前記ろ過水移送管から取り込まれたろ過水を、前記逆洗配管を逆流させた後、前記ろ過エレメントを経由して、前記圧力容器内に送出することにより前記ろ過エレメントに形成された付着物を除去することを特徴とする。
第8の技術に記載の逆洗型ろ過装置を用いて、前記ろ過エレメントに形成された付着物を除去するろ過エレメントの付着物除去方法であって、
前記ろ過エレメントに対する前記逆洗配管の接続を順次切り替えることにより、前記オゾンまたは前記次亜塩素酸が供給されたろ過水が、前記ろ過エレメントのそれぞれに間欠的に供給されるように前記切替手段を制御することにより前記ろ過エレメントに形成された付着物を除去することを特徴とする。
第9の技術に記載の逆洗型ろ過装置を用いて、前記ろ過エレメントに形成された付着物を除去するろ過エレメントの付着物除去方法であって、
前記センサにより検出された前記ろ過エレメントと前記逆洗配管との接続を所定時間継続した後、前記ろ過エレメントと前記逆洗配管との接続を切り替える切替動作が繰り返し行われるように前記切替手段を制御することにより前記ろ過エレメントに形成された付着物を除去することを特徴とする。
圧力容器と、前記圧力容器内に配置され内側から外側に向けて原水を通過させてろ過する1つまたは複数のろ過エレメントと、前記ろ過エレメントの何れかに接続し、当該接続したろ過エレメントからろ過水を逆流させてろ過エレメントの洗浄を行う逆洗配管と、前記ろ過エレメントに対する前記逆洗配管の接続を切り替える切替手段とを備えたろ過ユニットが設けられた逆洗型ろ過装置であって、
前記ろ過エレメントにオゾンを供給することにより、前記ろ過エレメントに形成された付着物を除去する付着物除去手段が設けられており、
前記付着物除去手段が、前記圧力容器内に気体オゾンを供給する気体オゾン供給手段を備えており、
水が排出された前記圧力容器内に、前記気体オゾン供給手段により前記気体オゾンが供給され、供給された前記気体オゾンが、前記逆洗配管に接続されているろ過エレメントを経由して前記逆洗配管から排出されるように構成されていることを特徴とする逆洗型ろ過装置である。
前記ろ過ユニットが2台以上並列して配置されていることを特徴とする請求項1に記載の逆洗型ろ過装置である。
請求項1に記載の逆洗型ろ過装置を用いて、前記ろ過エレメントに形成された付着物を除去するろ過エレメントの付着物除去方法であって、
水が排出された前記圧力容器内に、前記気体オゾン供給手段により前記気体オゾンを供給し、供給された前記気体オゾンを、前記逆洗配管に接続されているろ過エレメントを経由して前記逆洗配管から排出することにより、前記ろ過エレメントに形成された付着物を除去することを特徴とするろ過エレメントの付着物除去方法である。
請求項2に記載の逆洗型ろ過装置を用いて、前記ろ過エレメントに形成された付着物を除去するろ過エレメントの付着物除去方法であって、
前記各ろ過ユニットに対して順次前記ろ過エレメントに形成された付着物を除去することを特徴とする請求項3に記載のろ過エレメントの付着物除去方法である。
はじめに、本発明の第1の実施の形態に係る逆洗型ろ過装置について説明する。
図1および図2に示すように、本実施の形態に係る逆洗型ろ過装置には、圧力容器2と、圧力容器2内に配置され内側から外側に向けて原水を通過させてろ過する複数のろ過エレメント6と、複数のろ過エレメント6の何れかに接続し、当該接続したろ過エレメント6からろ過水を逆流させてろ過エレメントの逆洗を行う逆洗配管21と、複数のろ過エレメント6に対する逆洗配管21の接続を切り替える切替手段としてのモータ9とを備えたろ過ユニット1が設けられている。図1において、3は原水の流入口、4はろ過水の流出口である。
本実施の形態において、逆洗型ろ過装置を用いたろ過は以下の手順で行われる。最初に、流入口3上流に配置された圧送ポンプ(図示省略)により原水が圧送されて流入口3から原水室11に流入する。
しかし、前記したように、ろ過エレメントの壁面などに付着した微生物などの不純物は、バイオフィルムなどの付着物を形成することがある。これらの付着物は粘着性が強く、一旦形成されてしまうと通常の逆洗では充分に除去することが難しいため、逆洗を行っているにも拘わらず、原水の処理能力を回復させることができなくなる。
図3は本実施の形態の逆洗型ろ過装置の構成を示す図である。
図3に示すように、本実施の形態に係る逆洗型ろ過装置は、付着物除去手段を含め、第1の実施の形態と同様の構成を有するろ過ユニット1が2台並列して配置されている。そして、本実施の形態に係る逆洗型ろ過装置には、途中で分岐して各ろ過ユニット1に原水が流入するように原水流入管50が設けられていると共に、各ろ過ユニット1においてろ過された各ろ過水がろ過水移送管15を経由して合流するようにろ過水流出管51が設けられている。
本実施の形態に係る逆洗型ろ過装置を用いたろ過運転および逆洗は、各ろ過ユニットで、第1の実施の形態と同様に行われるため、これらについての説明は省略する(以降の実施の形態においても同様)。
本実施の形態に係る逆洗型ろ過装置においては、1つのろ過ユニット単位で付着物の除去が第1の実施の形態と同様に行われ、他のろ過ユニットではそのままろ過運転および逆洗が継続して行われる。
図4は本実施の形態の逆洗型ろ過装置の構成を示す図である。
図4に示すように、本実施の形態に係る逆洗型ろ過装置は、付着物除去手段として、圧力容器2から流出するろ過水を移送するろ過水移送管15と逆洗配管21との間に設けられて、ろ過水の一部をろ過水移送管15から取り込み、逆洗配管21に送り込むバイパス経路41と、バイパス経路41の途中に設けられてバイパス経路41を流れるろ過水にオゾンのマイクロバブルを供給する気体供給手段45とを備えている。
本実施の形態に係る逆洗型ろ過装置では、オゾンのマイクロバブルが供給されたろ過水を、逆洗配管21を逆流させた後、ろ過エレメント6を経由して圧力容器2内に送出することにより、ろ過エレメント6に形成された付着物を除去する。
図5は本実施の形態の逆洗型ろ過装置の構成を示す図である。本発明者は、実験の結果、第3の実施の形態に示した付着物の除去に際して、オゾンおよび/またはマイクロバブルを含んだろ過水を1つのろ過エレメントに対して所定時間(例えば数分間)継続して供給した場合、さらに効果的に付着物を除去できることを確認した。
即ち、図5に示すように、本実施の形態に係る逆洗型ろ過装置は、複数のろ過エレメント6に対する逆洗配管21の接続を検出するセンサ25と、センサ25により検出されたろ過エレメント6と逆洗配管21との接続に基づいて、切替手段としてのモータ9を制御する制御部(図示省略)を備えている点で第3の実施の形態に係る逆洗型ろ過装置と異なる。
本実施の形態に係る逆洗型ろ過装置では、1つのろ過エレメントに対して所定時間継続してオゾンおよび/またはマイクロバブルを含んだろ過水が供給されるように、制御部が、センサ25により検出されたろ過エレメント6と逆洗配管21との接続を所定時間継続した後、ろ過エレメント6と逆洗配管21との接続を切り替える切替動作が繰り返し行われるようにモータ9を制御する。
図6は本実施の形態の逆洗型ろ過装置の構成を示す図である。
図6に示すように、本実施の形態に係る逆洗型ろ過装置は、付着物除去手段として、圧力容器2から流出したろ過水にオゾンを供給する殺菌手段46と、オゾンが供給されたろ過水を移送するろ過水移送管15と逆洗配管21との間に設けられて、ろ過水の一部をろ過水移送管15から取り込み、逆洗配管21に送り込むバイパス経路41とを備えている。
逆洗型ろ過装置を始めとする水処理装置においては、より清浄なろ過水を提供するため、一般的に、ろ過水を移送するろ過水移送管15の下流側に殺菌手段46を設け、ろ過水にオゾンを吹き込むことによりろ過水を殺菌することが行われている。
上記の第3の実施の形態に係る逆洗型ろ過装置を用いて海水のろ過を28日間継続して行った。なお、本実施例においては、通常の逆洗に加えて、オゾンのマイクロバブルを含んだろ過水をろ過エレメントに供給し、付着物の除去処理を行った。また、処理時間は1時間とし、処理頻度は、ろ過開始後15日間は1日5回(0時、3時、7時、12時、18時)、以降は1日1回(12時)とした。
海水のろ過を継続して12日間行い、付着物の除去処理に際して、空気のマイクロバブルのろ過水への供給を継続して行ったこと以外は、実施例1と同様にして付着物の除去処理を行った。
通常の逆洗のみで海水のろ過を19日間継続して行ったこと以外は、実施例1と同様にして付着物の除去処理を行った。
実施例1、実施例2、比較例1において、流入口3における原水の流入量を測定した。流入量の最大値を図7に、一日あたりの平均値を図8に示す。図7および図8の縦軸は流量(t/h)であり、横軸は経過日数である。
2 圧力容器
3 流入口
4 流出口
5 仕切り板
6 ろ過エレメント
9 モータ
10 開口部
11 原水室
12 ろ過水室
13 天板
14 底面開口部
15 ろ過水移送管
20a、20b 逆洗ノズル
21 逆洗配管
21a、21b 分岐管
22 回転軸
23 ドレン管
24 気体オゾン供給手段
25 センサ
26 検出対象
31、32 バタフライ弁
33 逆洗配管ボール弁
34 ドレンバルブ
35、36 電動弁
41 バイパス経路
42 ポンプ
43 マイクロバブルノズル
44 オゾン供給装置
46 殺菌手段
50 原水流入管
51 ろ過水流出管
Claims (4)
- 圧力容器と、前記圧力容器内に配置され内側から外側に向けて原水を通過させてろ過する1つまたは複数のろ過エレメントと、前記ろ過エレメントの何れかに接続し、当該接続したろ過エレメントからろ過水を逆流させてろ過エレメントの洗浄を行う逆洗配管と、前記ろ過エレメントに対する前記逆洗配管の接続を切り替える切替手段とを備えたろ過ユニットが設けられた逆洗型ろ過装置であって、
前記ろ過エレメントにオゾンを供給することにより、前記ろ過エレメントに形成された付着物を除去する付着物除去手段が設けられており、
前記付着物除去手段が、前記圧力容器内に気体オゾンを供給する気体オゾン供給手段を備えており、
水が排出された前記圧力容器内に、前記気体オゾン供給手段により前記気体オゾンが供給され、供給された前記気体オゾンが、前記逆洗配管に接続されているろ過エレメントを経由して前記逆洗配管から排出されるように構成されていることを特徴とする逆洗型ろ過装置。 - 前記ろ過ユニットが2台以上並列して配置されていることを特徴とする請求項1に記載の逆洗型ろ過装置。
- 請求項1に記載の逆洗型ろ過装置を用いて、前記ろ過エレメントに形成された付着物を除去するろ過エレメントの付着物除去方法であって、
水が排出された前記圧力容器内に、前記気体オゾン供給手段により前記気体オゾンを供給し、供給された前記気体オゾンを、前記逆洗配管に接続されているろ過エレメントを経由して前記逆洗配管から排出することにより、前記ろ過エレメントに形成された付着物を除去することを特徴とするろ過エレメントの付着物除去方法。 - 請求項2に記載の逆洗型ろ過装置を用いて、前記ろ過エレメントに形成された付着物を除去するろ過エレメントの付着物除去方法であって、
前記各ろ過ユニットに対して順次前記ろ過エレメントに形成された付着物を除去することを特徴とする請求項3に記載のろ過エレメントの付着物除去方法。
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- 2013-02-13 JP JP2013025545A patent/JP6143159B2/ja active Active
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