JP2014216905A - 通信経路切替装置、通信経路切替方法、および通信経路切替プログラム - Google Patents

通信経路切替装置、通信経路切替方法、および通信経路切替プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】冗長化経路上に存在するネットワーク装置への保守に際し、通信途絶の事態が生じることを抑制可能とする。
【解決手段】通信経路切替装置1が、通信経路からの除外または通信経路への追加が入力装置22を介し指定された指定ネットワーク装置32が、経路切り替え可能であるか、接続構成2102と独立制御機能の有無2104の各情報に基づいて判断する処理と、接続構成2102と接続ポリシー2105の各情報を記憶装置21にて参照し、判断の結果に応じて接続ポリシーの変更を行う処理と、判断の結果と記憶装置21の各情報とに従って、指定ネットワーク装置32に向かう通信経路上において経路切り替え対象となる、独立制御機能を備えたネットワーク装置40および独立制御機能を備えないネットワーク装置41への経路切り替え指示を発行する処理を実行する。
【選択図】図3C

Description

本発明は、通信経路切替装置、通信経路切替方法、および通信経路切替プログラムに関するものであり、具体的には、冗長化経路上に存在するネットワーク装置への保守に際し、通信途絶の事態が生じることを抑制可能とする技術に関する。
近年、クラウドコンピューティングやクラウドサービスが社会に浸透しつつある。企業システムをはじめとした多種多様なシステムのクラウドデータセンタへの集約の動きが加速し、クラウドデータセンタが巨大化しつつある。
クラウドデータセンタの提供形態のひとつにパブリッククラウドがある。パブリッククラウドは、ひとつのクラウドシステム上に、一つ以上のテナントのシステムを収容するマルチテナント型であることが特徴である。このようなマルチテナント環境では、各テナントが、クラウドシステム上でそれぞれに様々なサービスを展開しているため、クラウド事業者の都合でクラウドシステムを停止することはできない。
例えば、スイッチやルータ等のネットワーク装置の保守のために、スイッチの停止が止むを得ない場合、このスイッチ停止によりクラウドシステム自体が停止する等の可能性がある。そのためクラウド事業者は、あらかじめクラウドシステムの停止を計画し、その停止方法や停止期間を、クラウドシステム停止により影響を受ける可能性のあるテナント全てに通知し、場合によっては各テナントからシステム停止について許可を得なければならない。クラウド事業者はこれら作業を保守の度に実施しなければならず、クラウド事業者にとって大きな負担となっている。そのため、クラウドシステムの停止を伴わずに、スイッチの保守を実施する手段が求められている。
そこで従来技術として例えば、2つのスイッチの間を、現用経路と待機経路との2つの経路を介して接続し、現用経路に障害が発生した場合、待機経路を現用経路の代わりに使用することで、通信経路を切り替える技術(特許文献1参照)が提案されている。
また、2つのスイッチの間を接続する複数の現用経路(以下、2つのスイッチの間を接続する複数の経路を冗長化経路と示す)において、保守対象のスイッチを経由する経路を検出し、保守対象のスイッチへ送信される通信経路を、別の経路へ切り替えることにより、保守対象のスイッチを、任意の通信経路から除外する技術(特許文献2参照)なども提案されている。
特開2010−239279号広報 特開2010−154383号公報
IEEE Computer Society、"IEEE Standard for Local and metropolitan area networks-Link Aggregation"、IEEE、[平成20年11月3日発行]、[平成24年11月30日検索]、インターネット<URL:http://standards.ieee.org/getieee802/download/802.1AX-2008.pdf> VMware Inc.、"vSphere Networking Guide"、VMware Inc.、[発効日未記載]、[平成25年2月19日検索]、インターネット<URL:http://pubs.vmware.com/vsphere-51/topic/com.vmware.ICbase/PDF/vsphere-esxi-vcenter-server-51-networking-guide.pdf>
上述した如き従来技術(例えば特許文献1の技術)を用いて、現用経路上に配置されるスイッチを停止し、現用経路を待機系へ切り替える場合、現用経路では、通信の送信処理及び受信処理の両方が停止する恐れがある。このとき、現用経路上において、本来スイッチが受信するはずであった通信を、スイッチの受信処理の停止により、受信できない可能性がある。従って、一時的に通信が途切れるという問題が発生しうる。
また、経路を切り替える際の、通信の送信処理及び受信処理についての考慮がなされない技術の場合(例えば特許文献2の技術)、経路を切り替える際に、通信の送信処理及び受信処理の両方を停止する場合には、通信が途切れるという問題が発生する。
一方、冗長化経路上の保守対象のスイッチを、任意の通信経路から除外するための別の方法として、冗長化経路を挟む2台のスイッチにおいて、通信の送信処理と受信処理を独立に制御する技術(例えば非特許文献1に記載の技術)を利用し、一方の経路において通信の受信処理を稼動させたまま、送信処理のみを停止させることによって、通信を途切れさせずに、一方の経路への通信を、他方の経路へ切り替える技術なども提案されている。
しかし、非特許文献1に記載の技術において必要となるスイッチ、すなわち、通信の送信処理と受信処理を独立に制御可能な機能を備えるスイッチは、装置コストが通常のスイッチよりも高くなる。そのため、ネットワーク上で経路切り替えを実施するスイッチ全てが、該当機能を備えているとは限らず、実際には、該当機能を備えるスイッチとそうでないスイッチとが混在している状況が考えられる。
そのような環境において通信経路の切り替えを実施する場合、先に、送信処理と受信処理を独立に制御可能な機能を備えないスイッチが、一方の経路の通信を、他方の経路へ切り替えるため、一方の経路における通信の送信処理及び受信処理の両方を停止させると、通信の受信処理の停止により、一時的に通信が途切れてしまう。
また、実際のネットワークシステムにおいては、冗長化経路が、現用系に設定されているか、もしくは、待機系に設定されているかは、通信の送信元によって変わる場合がある(非特許文献2参照)。つまり、同一の冗長化経路に対して、通信の送信元毎に、両方現用系のみ、現用系と待機系、待機系と現用系など、異なる複数の接続ポリシーが設定されている場合が一般的である。従って、冗長化経路の接続ポリシーを考慮した経路切り替えを実施していない従来技術では実環境に耐えられないことが容易に想定される。
そこで本発明の目的は、冗長化経路上に存在するネットワーク装置への保守に際し、通信途絶の事態が生じることを抑制可能とする技術を提供することにある。
上記課題を解決する本発明の通信経路切替装置は、ネットワーク装置同士の接続構成と、各ネットワーク装置における送信及び受信処理の独立制御機能の有無と、ネットワーク装置同士の接続ポリシーの各情報を格納した記憶装置と、通信経路からの除外または通信経路への追加が入力装置を介し指定された指定ネットワーク装置が、経路切り替え可能であるか、前記接続構成と前記独立制御機能の有無の各情報に基づいて判断する処理と、
前記接続構成と前記接続ポリシーの各情報を記憶装置にて参照し、前記判断の結果に応じて接続ポリシーの変更を行う処理と、前記判断の結果と前記記憶装置の各情報とに従って、前記指定ネットワーク装置に向かう通信経路上において経路切り替え対象となる、前記独立制御機能を備えたネットワーク装置および前記独立制御機能を備えないネットワーク装置への経路切り替え指示を発行する処理を実行する演算装置とを備えることを特徴とする。
また、本発明の通信経路切替方法は、ネットワーク装置同士の接続構成と、各ネットワーク装置における送信及び受信処理の独立制御機能の有無と、ネットワーク装置同士の接続ポリシーの各情報を格納した記憶装置を備える情報処理装置が、通信経路からの除外または通信経路への追加が入力装置を介し指定された指定ネットワーク装置が、経路切り替え可能であるか、前記接続構成と前記独立制御機能の有無の各情報に基づいて判断する処理と、前記接続構成と前記接続ポリシーの各情報を記憶装置にて参照し、前記判断の結果に応じて接続ポリシーの変更を行う処理と、前記判断の結果と前記記憶装置の各情報とに従って、前記指定ネットワーク装置に向かう通信経路上において経路切り替え対象となる、前記独立制御機能を備えたネットワーク装置および前記独立制御機能を備えないネットワーク装置への経路切り替え指示を発行する処理と、を実行することを特徴とする。
また、本発明の通信経路切替プログラムは、ネットワーク装置同士の接続構成と、各ネットワーク装置における送信及び受信処理の独立制御機能の有無と、ネットワーク装置同士の接続ポリシーの各情報を格納した記憶装置を備える情報処理装置に、通信経路からの除外または通信経路への追加が入力装置を介し指定された指定ネットワーク装置が、経路切り替え可能であるか、前記接続構成と前記独立制御機能の有無の各情報に基づいて判断する処理と、前記接続構成と前記接続ポリシーの各情報を記憶装置にて参照し、前記判断の結果に応じて接続ポリシーの変更を行う処理と、前記判断の結果と前記記憶装置の各情報とに従って、前記指定ネットワーク装置に向かう通信経路上において経路切り替え対象となる、前記独立制御機能を備えたネットワーク装置および前記独立制御機能を備えないネットワーク装置への経路切り替え指示を発行する処理と、を実行させることを特徴とする。
本発明によれば、冗長化経路上に存在するネットワーク装置への保守に際し、通信途絶の事態が生じることを抑制できる。
本実施形態の通信経路切替装置を含むネットワーク構成を示す図である。 本実施形態の通信経路切替装置を含むネットワーク構成例1を示す図である。 本実施形態の通信経路切替装置を含むネットワーク構成例2を示す図である。 ネットワーク装置であるスイッチの機能構成を示す図である。 送信及び受信処理独立制御機能を備えるスイッチの機能構成を示す図である。 本実施形態の通信経路切替装置たる管理サーバの機能構成を示す図である。 スイッチの備えるポート状態記録テーブルの構成例を示す図である。 スイッチの備える送信及び受信状態記録テーブルの構成例を示す図である。 スイッチの備える接続ポリシー管理テーブルの構成例を示す図である。 本実施形態の通信経路切替装置が備える冗長化構成管理テーブルの構成例1を示す図である。 本実施形態の通信経路切替装置が備える冗長化グループ管理テーブルの構成例1を示す図である。 本実施形態の通信経路切替装置が備えるスイッチ特性管理テーブルの構成例1を示す図である。 本実施形態の通信経路切替装置が備えるスイッチ接続ポリシー管理テーブルの構成例1を示す図である。 本実施形態の通信経路切替装置が備える冗長化構成管理テーブルの構成例2を示す図である。 本実施形態の通信経路切替装置が備える冗長化グループ管理テーブルの構成例2を示す図である。 本実施形態の通信経路切替装置が備えるスイッチ特性管理テーブルの構成例2を示す図である。 本実施形態の通信経路切替装置が備えるスイッチ接続ポリシー管理テーブルの構成例2を示す図である。 本実施形態における通信経路切替方法の処理手順例1を示すシーケンス図である。 本実施形態における通信経路切替方法の処理手順例2を示すシーケンス図である。 本実施形態における通信経路切替方法の処理手順例3を示すシーケンス図である。 本実施形態における通信経路切替方法の処理手順例4を示すシーケンス図である。 本実施形態における通信経路切替方法の処理手順例5を示すフロー図である。 本実施形態における通信経路切替方法の処理手順例6を示すフロー図である。 本実施形態における通信経路切替方法の処理手順例7を示すフロー図である。 本実施形態における通信経路切替方法の処理手順例8を示すフロー図である。 本実施形態における通信経路切替方法の処理手順例9を示すフロー図である。 本実施形態における通信経路切替方法の処理手順例10を示すフロー図である。 本実施形態における通信経路切替方法の処理手順例11を示すフロー図である。 本実施形態における通信経路切替方法の処理手順例12を示すフロー図である。 本実施形態における通信経路切替方法の処理手順例13を示すフロー図である。 本実施形態における通信経路切替方法の処理手順例14を示すフロー図である。 本実施形態における表示画面例を示す図である。 本実施形態の通信経路切替装置が備える通信量管理テーブルの構成例を示す図である。
以下に本発明の実施形態について図面を用いて詳細に説明する。図1は、本実施形態の通信経路切替装置たる管理サーバ1を含むネットワーク構成を示す図である。ネットワーク装置としては各種あるが、本実施形態ではイーサネット(登録商標)レイヤで用いるスイッチを例に挙げて説明を行うこととする。
図1に示すネットワーク構成においては、PCやサーバなどの複数のノードすなわち計算機3らを接続する複数のスイッチ2が含まれている。図に例示した計算機3としては、M3a1、M3a2、M3d1、およびM3d2が含まれている。以降、計算機3を示す場合、適宜、“計算機”との表記に代えて“M”を付すものとする。また図に例示したスイッチ2としては、SW2a、SW2b、SW2c、およびSW2dが含まれている。以降、スイッチ2を示す場合、適宜、“スイッチ”との表記に代えて“SW”を付すものとする。
こうした構成において計算機3と接続しているスイッチ2のうち、SW2aおよびSW2dがノード収容スイッチであり、任意の2つのノード収容スイッチ間に存在するスイッチであるSW2b及びSW2cがアグリゲーションスイッチである。従って本実施形態においては、SW2aとSW2bとSW2dとを接続する経路35Aと、SW2aとSW2cとSW2dとを接続する経路35Bとが、冗長化経路35を構成しており、SW2bと、SW2cとが冗長化されている、といえる。この場合、経路35A、35Bの各終端にあるノード収容スイッチであるSW2aおよびSW2dは冗長化分岐スイッチ36となる。
このように、任意の2つのノード収容スイッチであり冗長化分岐スイッチ36たるSW2aとSW2dの間に、異なるスイッチを経由する複数の経路35A、35Bが存在する状況で、複数の経路35A、35Bが交わる地点に存在するスイッチが、アグリゲーションスイッチとなる。図1の例では、SW2aおよびSW2dがアグリゲーションスイッチとなる。なお、それぞれの経路35A、35B上のアグリゲーションスイッチの群れを冗長化グループ30という。
また、冗長化グループ30に属すアグリゲーションスイッチは、保守候補スイッチ31である。従ってSW2b、SW2cは保守候補スイッチ31に該当する。保守候補スイッチ31であるSW2bとSW2cの間は、複数の計算機3へ接続する複数の経路35A、35Bを、論理的にひとつの経路としてみなすことが可能な技術であるMC−LAG(Multi−Chassis Link Aggregationの略称。もしくは、MLAGと表記されることもある)で構成されていても良い。なお、アグリゲーションスイッチであるSW2bとSW2cのうち1つ以上は保守候補スイッチである。
また、任意のノード収容スイッチSW2a、SW2bの間の1つの経路上に、複数の保守候補スイッチが存在していても良いし、冗長化される経路35は3経路以上存在していても良い。また、ノード収容スイッチの数は、3つ以上であっても良い。ただし、これら全てのスイッチ2は、管理サーバ1と接続しており、この接続は、物理的に独立したリンクで接続されていなくとも、それぞれのスイッチと、管理サーバ1とが、通信できる状態であればよい。また、図に示す、例えばSW2aのP2a1〜P2a4は、スイッチ同士を接続するネットワークインターフェイスポート(以下、ポートと表す)を示すものである。
図2A、図2Bにそれぞれ示すネットワークシステムは、図1にて示したネットワークシステムのより具体的な構成例である。そのうち図2Aは、本実施形態の通信経路切替装置を含むネットワーク構成例1を示す図であり、例えば、冗長化グループ30を構成する保守候補スイッチ32であるSW2b及びSW2cが、冗長化分岐スイッチ36たる物理スイッチのSW2a及び仮想スイッチ(以下、仮想スイッチをVSWと表す)のVSW2dに接続している例を示している。
こうした構成において、SW2aはM3a1及びM2a2と、VSW2dは仮想マシン(以下、仮想マシンをVMと表す)のVM3d1及びVM3d2と接続している。仮想マシン及び仮想スイッチとは、マシンのメモリで実行されるプログラムが、ハードウェア資源を利用して構築した仮想的な計算機である。
また図2Bは、本実施形態の通信経路切替装置を含むネットワーク構成例2を示す図であり、例えば、冗長化グループ30を構成する保守候補スイッチ32たるSW2b及びSW2cが、冗長化分岐スイッチ36たるVSW2aとVSW2dとに接続している例である。SW2bとSW2cは、MC−LAGの構成になっている。また、VSW2aは、VM3a1、VM2a2と、VSW2dは、VM3d1、VM3d2、VM3d3、VM3d4と接続している。
なお、本実施形態が適用される構成は、物理スイッチのみで構成されたネットワークシステムであっても、図2Bにて示したような物理スイッチと仮想スイッチが混合したネットワークシステムであっても構わない。
続いて、本実施形態におけるスイッチ2の構成について説明する。図3Aは、ネットワーク装置であるスイッチ2の機能構成を示す図である。このスイッチは、CPU20、メモリ21、通信装置24、および、1つ以上のポートPn(n=1,2,3・・・)を備え、それらが内部バスで接続された構成を備えている。
そのうちメモリ21には、当該スイッチ2が実装する機能を実現するためのプログラムやデータが格納されており、これらプログラムやデータをCPU20が読み出して実行することで本実施形態のスイッチ2としての機能を奏する。こうしたプログラムやデータは、あらかじめメモリ21に格納しておいてもよいし、図示しないが、メモリ同様に内部バスで接続されている他の記憶装置に格納しておいてもよい。また、プログラムやデータが、SDメモリーカードやCD−ROM等の外部媒体から所定のインターフェイスを介してスイッチに入力されるものとしてもよい。また、プログラムにより実現される機能を、専用のハードウェア(電子回路等)により実現してもよい。
また、通信装置24は、送信部241、受信部242、カウンタ243を備え、ポートPnを介して、他装置と通信の送受信を実施するための装置であり、例えば、IEEE802.3にて規定されたイーサネット(登録商標)規格に準拠した通信を行う。受信部242は、各Pnで受信した通信を中継部2111(後述)へ渡し、送信部241は、中継部2111から受信した通信を各Pnから送信する。また、カウンタ243は、各Pnから送受信されている通信量を把握するため、パケットと呼ばれる情報の小さなまとまりの数をカウントしている。CPU20はメモリ21に格納されたプログラムを実行する。
次に、CPU20がメモリ21で実装する機能について説明する。このうち中継部2111は、上述の受信部242経由で通信を受信した際、通信の送信元となるMACアドレスと通信を受信したインターフェイスポートPnの情報等を、経路テーブル2112(ネットワーク装置たるスイッチが一般的に備えるものである)へ記録する。これを経路テーブルの学習という。そして、送信部241経由で通信する際、通信の宛先となるMACアドレスと、経路テーブル2112に記録されているMACアドレスとを、照合することで、通信を送信するポートPnを特定する。ポート開閉部2113は、ポートPnを閉鎖及び開放することによって、中継部2111が処理している通信を遮断、開始させる機能を担う。
また、カウンタ表示部2114は、通信装置24内のカウンタ243がカウントしている、通信におけるパケットの数を表示する機能を担う。また、構成管理部2115は、自スイッチのポート開閉状態を把握し、また、IEEE802.1abにて規定されているLLDP(link Layer Discovery Protocol)を用いて、接続されているスイッチの情報を取得する。また、ポート状態記録テーブル2116は、各ポートPnの開閉の状況を記録するものである。接続ポリシー管理テーブル2117には、冗長化分岐スイッチ36から冗長化されている各経路35A、35Bに接続されるアップリンクポートにおけるポリシーとして、該当経路に接続されるアップリンクポートが現用系か待機系かが記録されている。
一方、図3Bは、送信及び受信処理独立制御機能を備えるスイッチ2の機能構成を示した図であり、図3Aに示したスイッチ2の構成に対し、送信及び受信処理独立制御部2118と送信及び受信状態記録テーブル2119とが追加された構成を示している。ここで、送信及び受信処理独立制御機能とは、例えば、ネットワーク装置たるスイッチにおいて、非特許文献1に記載の技術を使って、送信処理と受信処理を独立に制御することができる機能である。
図3Bにて示すスイッチ2において、ポート開閉部2113は、ポートの開閉によって、通信を遮断または開始する機能となる。図3Aで示したスイッチ2では、送信処理と受信処理を一括に制御することしかできなかったが、図3Bで示すスイッチ2においては、送信及び受信処理独立制御部2118を備えて、通信の送信処理と受信処理を独立に制御することができる。つまり、送信処理もしくは受信処理の一方の処理のみを停止させることが可能となる。また、送信及び受信状態記録テーブル2119は、各ポートPnの送信処理と受信処理それぞれを、稼動状況を記録するものである。
図3A、図3Bにてそれぞれ示したスイッチ2が冗長化分岐スイッチ36である場合、上述の送信及び受信処理独立制御機能を備えるスイッチ2は、独立制御機能具備の冗長化分岐スイッチ40であり、受信処理独立制御機能を備えないスイッチ2は、独立制御機能無しの冗長化分岐スイッチ41となる。
次に、本実施形態の管理サーバ1について説明する。図3Cは、本実施形態の通信経路切替装置たる管理サーバ1の機能構成を示す図である。管理サーバ1は、CPU20、メモリ21、入力装置22、出力装置23、通信装置24、および、1つ以上のポートPn(n=1,2,3・・・)を備え、それらが内部バスで接続された構成を備えている。
そのうちメモリ21には、当該管理サーバ1が実装する機能を実現するためのプログラムやデータが格納されており、これらプログラムやデータをCPU20が読み出して実行することで本実施形態の通信経路切替装置としての機能を奏する。こうしたプログラムやデータは、あらかじめメモリ21に格納しておいてもよいし、図示しないが、メモリ同様に内部バスで接続されている他の記憶装置に格納しておいてもよい。また、プログラムやデータが、SDメモリーカードやCD−ROM等の外部媒体から所定のインターフェイスを介して管理サーバ1に入力されるものとしてもよい。また、プログラムにより実現される機能を、専用のハードウェア(電子回路等)により実現してもよい。
また、入力装置22は、例えば、ユーザの指示を受け付けるための装置であり、マウスやキーボード等の入力装置であり、出力装置23は、ユーザ入力の状態や、メモリ21上で実行された処理の結果を、管理画面等に出力するためのディスプレイ等の装置である。通信装置24はポートPnを介して、スイッチ2らと通信の送受信を実施するための装置であり、例えば、IEEE802.3にて規定されたイーサネット(登録商標)規格に準拠した通信を行う。CPU20はメモリ21に格納されたプログラムを実行する。
次に、管理サーバ1において、CPU20がメモリ21で実装する機能について説明する。このうち構成管理部2101は、本実施形態に係るスイッチ2の経路制御を実施するために必要なネットワークの構成を管理する処理部である。具体的には、冗長化グループ30毎に保守候補スイッチ31と冗長化分岐スイッチ36の接続関係を示した冗長化構成管理テーブル2102と、同一冗長化グループ30内の保守候補スイッチ31同士の接続関係を示した冗長化グループ管理テーブル2103と、送信及び受信処理独立制御機能の有無を示したスイッチ特性管理テーブル2104と、冗長化分岐スイッチ36のアップリンクポートに対する接続ポリシー(現用系もしくは待機系)を示したスイッチ接続ポリシー管理テーブル2105とを、読み込むことによって、ネットワーク構成を把握している。
また、経路制御指示部2106は、保守候補スイッチ32を、通信経路から除外する、もしくは、通信経路へ追加するために、冗長化分岐スイッチ36に対して、経路切り替えを指示する。また、通信量確認部2107は、各スイッチ2から該当スイッチで流れる通信量の値を取得し、これを通信量管理テーブル2108に記録する。また、通信装置24は、通信が実施される際、ポートPnを介して接続するスイッチ2らへ情報を送信し、また、スイッチ2らからポートPnを介して情報を受信する。
続いて、スイッチ2や管理サーバ1らが利用するテーブル類のデータ構造例について説明する。図4Aは、スイッチ2の備えるポート状態記録テーブル2116の構成例を示す図であり、具体的にはSW2aの備えるポート状態記録テーブル2116の構成例を示している。この場合のSW2aは、送信及び受信処理独立制御機能を有しない冗長化分岐スイッチ41である。
この場合、ポート状態記録テーブル2116は、スイッチ2の各ポートPnが、開放(通信できる状態)しているか、閉鎖(通信できない状態)しているかを示したテーブルとなる。例えば、図1に示すM3a1と、M3d1間で互いに通信を行っており、このときのSW2aの全ポートの状態は開放である。その後、あるタイミングで、SW2aのポート開閉部2113が、図4Aに示すように、P2a3を閉鎖に変更したとする。すると、SW2aのP2a3の通信処理は閉鎖となる。このとき、M3a1からM3d1への通信の中で、SW2aのP2a3から送信される通信に関しては、P2a4から送信される。一方、M3d1からM3a1への通信の中で、SW2dのP2d1から送信される通信に関しては、SW2dにおいて、経路テーブル2112の学習がされるまでの間、P2d1から送信され続ける。このため、ポートの状態が閉鎖となったSW2aのP2a3と接続するSW2bのP2b1にて、通信断が発生する。
一方、図4Bは、送信及び受信処理独立制御機能を有する冗長化分岐スイッチ40としてのSW2aの送信及び受信状態管理テーブル2119を示した図である。この場合、送信及び受信処理状態記録テーブル2119は、スイッチの各ポートPnにおいて、送信処理と受信処理それぞれが、稼動(通信できる状態)しているか、停止(通信できない状態)しているかを、示したテーブルとなる。
例えば、図1に示すM3a1とM3d1間で互いに通信を行っており、あるタイミングで、SW2aの送信及び受信処理独立制御部2118が、図4Bに示すように、P2a3の送信処理を停止に変更したとする。すると、SW2aのP2a3の送信処理のみ停止する。このとき、M3a1からM3d1への通信の中で、SW2aのP2a3から送信される通信に関しては、P2a4から送信される。一方、M3d1からM3a1への通信の中で、SW2dのP2d1から送信される通信に関しては、SW2bのP2b2で受信し、同スイッチのP2b1から送信され、SW2aのP2a3で受信する。このとき、SW2aのP2a3においては、送信処理は停止となっているものの、受信処理は稼動のままであるため、通信断なしに、M3cからM3aへの通信が継続される。この処理を実施した後、SW2dにおいて、P2d1の送信処理を停止することにより、少なくとも、図3Aに関して上述したような、閉鎖したポートへの通信を実施することによる通信断といった事態が発生することなしに、SW2bを経由する経路を通信経路から除外することが可能となる。
また、図4Cはスイッチ2の備える接続ポリシー管理テーブル2117の構成例を示す図である。ここでは、スイッチ2のうち、冗長化分岐スイッチ36であるSW2dが保持する接続ポリシー管理テーブル2117の例を示した。この接続ポリシー管理テーブル2117は、該当スイッチにおいて、冗長化された通信経路35A、35Bに接続されるアップリンクポートが現用系か待機系かが記録されている。
次に、管理サーバ1が利用するテーブルの構造例について説明する。図5A〜図5Dは、図2Aに示す構成において、管理サーバ1が持つ各テーブルを示した図である。そのうち図5Aは、本実施形態の通信経路切替装置が備える冗長化構成管理テーブル2102の構成例1を示す図である。この冗長化構成管理テーブル2102は、冗長化グループ30毎に、保守候補スイッチ31と冗長化分岐スイッチ36との、ポートPn同士の接続関係を示すマトリクスとなっている。これらの、ポートPn同士の接続関係は、人手で確認しても、LLDPによって各スイッチが蓄積したデータ情報を、例えばSNMP(Simple Network Management Protocol)に準拠したプロトコルを使って、各スイッチから取得する等しても良い。
また、この冗長化構成管理テーブル2102において、接続状態欄には、保守候補スイッチ31と冗長化分岐スイッチ36同士で接続しているそれぞれのポートが、接続中(本実施形態における通信経路からの除外処理を実施しておらず、通信できる状態)であるのか、除外中(本実施形態における通信経路からの除外処理を実施した後で、通信できない状態)であるのかを示す値が設定されている。
また図5Bは、本実施形態の通信経路切替装置が備える冗長化グループ管理テーブル2103の構成例1を示す図である。この冗長化グループ管理テーブル2103は、冗長化グループ30毎に、保守候補スイッチ31が、同一冗長化グループ30内の他の保守候補スイッチ31と接続しているか否かを示した値が設定されたテーブルになる。そのため、図2Aの構成を示した本テーブルにおいては、一方の保守候補スイッチ31から見た、接続先の他方の保守候補スイッチ31の情報を設定する欄、すなわち接続冗長スイッチ欄が空欄となっている。
また図5Cは、本実施形態の通信経路切替装置が備えるスイッチ特性管理テーブル2104の構成例1を示す図である。このスイッチ特性管理テーブル2104は、ネットワークシステム内に存在するスイッチ2らが、送信及び受信処理独立制御機能を備えているか、否かを示す値(「有」、「無」)が設定されている。図5Cにて示す例では、仮想スイッチが当該機能を備えていないスイッチとしているが、必ずしも物理スイッチと仮想スイッチの違いが、当該機能の有無に結びついているわけではない。
また図5Dは、本実施形態の通信経路切替装置が備えるスイッチ接続ポリシー管理テーブル2105の構成例1を示す図である。このスイッチ接続ポリシー管理テーブル2105は、冗長化分岐スイッチ36毎に、アップリンクポートが現用系であるか待機系であるかを示す値をポリシーとして格納したテーブルである。このうちアクセスポート欄には、各ポリシーを適用する計算機3へ接続している、冗長化分岐スイッチ36のポートPnの値が設定されている。また、アップリンクポート欄には、冗長化されている複数の経路35A、35Bへ接続する、冗長化分岐スイッチ36のポートPnの値が設定されている。また、接続ポリシー欄には、アップリンクポートが現用系であるか待機系であるかを示す値が設定されている。
一方、図5E〜図5Hは、図2Bに示すネットワーク構成において、管理サーバ1が持つテーブルを示した図である。それぞれのテーブルの構造は、図5A〜図5Dに示したものとほぼ同様であるが、冗長化グループ管理テーブル2103に関しては、上述の図5Bで示したものとは異なったデータ構成となっている。
図5Fに示す冗長化グループ管理テーブル2103の構成例2では、図2Bのネットワーク構成に対応し、一方の保守候補スイッチ31から見た、接続先の他方の保守候補スイッチ31の情報を設定する欄、すなわち接続冗長スイッチ欄が空欄ではなく、冗長化グループ30毎に、保守候補スイッチ31が接続する、同一冗長化グループ30内の他の保守候補スイッチ31に関する値が設定されている。図5Fに例示した冗長化グループ管理テーブル2103の構成では、保守候補スイッチ欄にて、SW2bのポートP2b3の値が設定され、接続冗長スイッチ欄にて、他の保守候補スイッチ31たるSW2cのポートP2c3の値が設定されている。
続いて、本実施形態における通信経路切替方法の実際手順について図に基づき説明する。以下で説明する通信経路切替方法に対応する各種動作は、管理サーバ1がメモリ等に読み出して実行するプログラムによって実現される。そして、このプログラムは、以下に説明される各種の動作を行うためのコードから構成されている。
図6は本実施形態における通信経路切替方法の処理手順例1を示すシーケンス図である。ここでは、図2Aに示したネットワーク構成において、ある冗長化経路上に存在する保守候補スイッチ31の保守を実施することを目的として、冗長化分岐スイッチ36における、保守を実施する保守候補スイッチ(以降、保守対象スイッチ32とする)へ接続する経路への通信を、別の経路へ切り替える処理について示す。この処理を、保守対象スイッチ32を通信経路から除外する、と称する。
このシーケンスは、保守対象スイッチ32であるSW2bを通信経路35Aから除外するため、管理サーバ1が、送信及び受信処理独立制御機能を有する冗長化分岐スイッチ40たるSW2aと、送信及び受信処理独立制御機能を有さない冗長化分岐スイッチ41たるVSW2dとへ、経路制御の指示を発行する処理を示している。本構成では、送信及び受信処理独立制御機能を有さない冗長化分岐スイッチ41の閉鎖ポート(VSW2dのP2d1)への通信による通信断を無くすために、送信及び受信処理独立制御機能を有する冗長化分岐スイッチ40たるSW2aへの経路制御指示を実施した後、送信及び受信処理独立制御機能を有さないVSW2dへの経路制御処理を実施する。
この場合、管理サーバ1の経路制御指示部2106は、送信及び受信処理独立制御機能を有するSW2aに対して、保守対象スイッチ32となるSW2bへ接続するポートP2a3の送信処理の停止指示を発行する(S601)。これを受けて、SW2aの送信及び受信処理独立制御部2118は、P2a3の送信処理を停止する(S602)。
次に、管理サーバ1の経路制御指示部2106は、送信及び受信処理独立制御機能を有さないVSW2dに対して、保守対象スイッチ32となるSW2bへ接続するポートP2d1を閉鎖するよう指示を発行する(S603)。これを受けて、VSW2dのポート開閉部2113は、P2d1を閉鎖する(S604)。
次に、図2Aのネットワーク構成において、一旦、通信経路35Aから除外した保守対象スイッチ32を、再び通信経路35Aへ戻すために、保守対象スイッチ32へ接続する経路への通信を、元の経路へ切り替える処理を示す。この処理を、保守対象スイッチ32を通信経路35Aへ追加する、と称する。図7は本実施形態における通信経路切替方法の処理手順例2を示すシーケンス図である。
このシーケンスは、保守対象スイッチ32であるSW2bを通信経路35Aへ追加するため、管理サーバ1が、送信及び受信処理独立制御機能を有する冗長化分岐スイッチ40たるSW2aと、送信及び受信処理独立制御機能を有さない冗長化分岐スイッチ41たるVSW2dとへ、経路制御の指示を発行する処理を示している。送信及び受信処理独立制御機能を有さない冗長化分岐スイッチ41の閉鎖ポート(VSW2dのP2d1)への通信により発生する通信断を無くすために、図6で示したシーケンスの順番と逆の順番で経路切り替えを実施することとなる。
この場合、管理サーバ1の経路制御指示部2106は、保守対象スイッチ32たるSW2bに接続する、送信及び受信処理独立制御機能を備えないVSW2dのポート開閉部2113へ、ポートの開放指示を発行する(S701)。これを受けて、VSW2dのポート開閉部2113は、SW2bに繋がるP2d1を開放する(S702)。
また、管理サーバ1の経路制御指示部2106は、保守対象スイッチ32たるSW2bに接続する、送信及び受信処理独立制御機能を備えるSW2aの送信及び受信処理独立制御部2118へ、送信処理の開始指示を発行する(S703)。これを受けて、SW2aの送信及び受信処理独立制御部2118は、SW2bに繋がるポートP2a3の送信処理を開始させる(S704)。
次に、図2Aのネットワーク構成において、新規のスイッチを冗長化分岐スイッチ36へ接続することによって、新たに冗長化経路を作成する処理を示す。上述の新規のスイッチを新規追加スイッチといい、この処理を、新規追加スイッチを通信経路へ追加する、と称する。図8は本実施形態における通信経路切替方法の処理手順例3を示すシーケンス図である。
このシーケンスは、上述した新規追加スイッチを通信経路へ追加するため、管理サーバ1が、新規追加スイッチに接続する、送信及び受信処理独立制御機能を有する冗長化分岐スイッチ40たるSW2aと、送信及び受信処理独立制御機能を有さない冗長化分岐スイッチ41たるVSW2dとへ、経路制御の指示を発行する処理を示している。
この場合、管理サーバ1は、新規追加スイッチを保守対象スイッチ32とみなし、図6にて示した、保守対象スイッチ32を通信経路35Aから除外するシーケンスを、まず実施する(S801)。これにより、新規追加スイッチに接続する冗長化分岐スイッチ36が、新規追加スイッチへ通信する事態を予め防ぐ。
次に、構成管理部2101は、スイッチ接続ポリシー管理テーブル2105を読み込む(S802)。このとき、新規追加スイッチの接続ポリシー管理テーブル2105は、あらかじめユーザにより設定されていることが前提となる。
続いて構成管理部2101は、新規追加スイッチに接続する冗長化分岐スイッチたるSW2a及びVSW2dへ、上述のステップS802で読み込んでいる新規追加スイッチの接続ポリシーに応じたポリシーの設定要求を発行する(S803)。この設定要求が示すポリシーは、新規追加スイッチにおけるアップリンクポートが現用系か待機系かを示すものとなる。
他方、SW2a及びVSW2dの構成管理部2115は、自身の接続ポリシー管理テーブル2117に、管理サーバ1から指定された上述のポリシーを登録する(S804)。その後、管理サーバ1は、上述の新規追加スイッチを保守対象スイッチ32とみなし、図7に示した保守対象スイッチの通信経路への追加シーケンスを実施する(S805)。
続いて、図2Bに示したネットワーク構成において、保守対象スイッチ32を、通信経路から除外する処理について説明する。図9は本実施形態における通信経路切替方法の処理手順例4を示すシーケンス図である。このシーケンスは、保守対象スイッチ32たるSW2bを通信経路35Aから除外するため、管理サーバ1が、送信及び受信処理独立制御機能を具備する保守対象スイッチ32と、送信及び受信処理独立制御機能を有しない冗長化分岐スイッチ40たるVSW2a、VSW2dとへ、経路制御の指示を発行する処理を示している。
本構成では、送信及び受信処理独立制御機能を有さないスイッチの閉鎖ポート(VSW2aのP2a3及びVSW2dのP2d1)への通信による通信断を無くすために、送信及び受信処理独立制御機能を有する保守対象スイッチ32たるSW2bへの経路制御指示を実施した後、送信及び受信処理独立制御機能を有さないVSW2a及びVSW2dへの経路制御処理を実施する。
この場合、管理サーバ1の構成管理部2101は、保守対象スイッチ32と同一冗長化グループ30内の、保守対象スイッチ32に接続しない冗長化分岐スイッチのポート(例:VSW2dのP2d2、VSW2aのP2a4)の待機系を現用系へ変更し、保守対象スイッチ32に接続する冗長化分岐スイッチのポート(例:VSW2dのP2d1、VSW2aのP2a3、)の現用系を待機系に変更する指示を発行する(S901)。
この場合、例えばVSW2dの構成管理部2115は、管理サーバ1から指定されたポリシーの書き換えを実施する(S902)。すなわちVSW2dの構成管理部2115は、図4Cの接続ポリシー管理テーブル2117で示したような構成のテーブルにおいて、アップリンクポート「P2d2」、「P2d1」の、現用系及び待機系の変更処理を実施する。
次に、管理サーバ1の経路制御指示部2106は、送信及び受信処理独立制御機能を有する保守対象スイッチ32たるSW2bに対して、送信及び受信処理独立制御機能を備えない冗長化分岐スイッチ41たるVSW2a及びVSW2dへ接続するポート、すなわちP2b1及びP2b2の送信処理の停止指示を発行する(S903)。一方、SW2bの送信及び受信処理独立制御部2118は、P2b1及びP2b2の送信処理を停止する(S904)。
さらに、管理サーバ1の経路制御指示部2106は、冗長化構成管理テーブル2102において、上述のステップS903で送信処理を停止させたSW2bのポートのエントリ(P2b1及びP2b2)を、同一冗長化グループ30内の別の保守候補スイッチ31たるSW2cへ接続するポート(P2b3)へ書き換える指示を発行する(S905)。
この場合、SW2bの送信及び受信処理独立制御部2118は、上述の管理サーバ1の指示に従い、経路テーブル2112を書き換える(S906)。この経路テーブル2112は一般的なテーブルであり、その構成については特に図示していないが、各ネットワーク装置の宛先(MACアドレス)と、インターフェイスポートPnの情報とを対応付けたテーブルであるから、SW2bの送信及び受信処理独立制御部2118は、上述の指示に応じて、該当ポートに対応付けるスイッチのMACアドレスを書き換えることとなる。
次に、管理サーバ1の経路制御指示部2106は、送信及び受信処理独立制御機能を有さない冗長化分岐スイッチ41たるVSW2aに対して、保守対象スイッチ32であるSW2bへ接続するポートP2a3を、またVSW2dに対して、保守対象スイッチ32であるSW2bへ接続するポートP2d1を閉鎖するよう指示を発行する(S907)。
この場合、VSW2aのポート開閉部2113は、P2a3を閉鎖し、VSW2dのポート開閉部2113は、P2d1を閉鎖する(S908)。
続いて、管理サーバ1が、通信経路から保守対象スイッチ32を除外可能か否か判断するフローについて説明する。図10Aは、本実施形態における通信経路切替方法の処理手順例5を示すフロー図である。この場合、ユーザは、管理サーバ1の出力装置23で表示された管理画面(図12の画面1200を参照)を閲覧し、入力装置22を用いて保守対象スイッチ32を選択するものとする。
一方、管理サーバ1は、上述のユーザによる、保守対象スイッチ32の選択内容を受け付けて以降の処理を開始する(S1011)。この場合、管理サーバ1の構成管理部2101は、冗長化構成管理テーブル2102とスイッチ特性管理テーブル2104を参照すし(S1012)、上述のステップS1011でユーザ指定された保守対象スイッチ32の属する冗長化グループ30に接続する冗長化分岐スイッチ36らが、送信及び受信処理独立制御機能を備えないスイッチのみであるか否かを判断する(S1013)。
保守対象スイッチ32の属する冗長化グループ30に接続する冗長化分岐スイッチ36らの中に、送信及び受信処理独立制御機能を備えるスイッチが特定できた場合(S1013:Yes)、管理サーバ1は本フローを終了する。つまり、管理サーバ1の構成管理部2101は、制御対象となるネットワーク構成が、経路制御可能な構成であると判断する。
他方、保守対象スイッチ32の属する冗長化グループ30に接続する冗長化分岐スイッチ36らが、送信及び受信処理独立制御機能を備えないスイッチのみであった場合(S1013:No)、管理サーバ1の構成管理部2101は処理をS1014へ進める。
次に、構成管理部2101は、冗長化グループ管理テーブル2103を参照し(S1014)、本テーブルに情報が存在しないか、つまり、同一冗長化グループ30内で、保守候補スイッチ同士が接続していない構成であるか否かを判断する(S1015)。同一冗長化グループ30内で保守候補スイッチ同士が接続している、すなわち上述の保守対象スイッチ32と接続している保守候補スイッチ31が存在する場合(S1015:No)、管理サーバ1の構成管理部2101は本フローを終了する。
一方、同一冗長化グループ30内で、保守候補スイッチ同士が接続していない場合、すなわち上述の保守対象スイッチ32と接続している保守候補スイッチ31が存在しない場合(S1015:Yes)、構成管理部2101は、該当するネットワーク構成において指定された保守対象スイッチ32は経路制御対象とできないスイッチであると認識し、エラー表示を行って(S1016)、処理を終了する。
続いて、図10Aに示したフロー後に実施する処理で、具体的には、保守対象スイッチ32を通信経路から除外する際、保守対象スイッチ32に接続する冗長化分岐スイッチ36のポリシーの変更が必要であった場合、そのポリシーを変更する処理について説明する。図10Bは、本実施形態における通信経路切替方法の処理手順例6を示すフロー図である。
ここで、例えば図5Hのスイッチ接続ポリシー管理テーブル2105におけるポリシー識別子「4」のレコードにて示すように、保守対象スイッチ32であるSW2bに接続する、冗長化分岐スイッチ36たる「VSW2d」におけるアップリンクポート「P2d1」の接続ポリシーが「待機系」であった場合、VSW2dは、保守対象スイッチ32たるSW2bと通信されない状態にある。そのため、既に保守対象スイッチ32は、通信経路35Aから除外された状態と言える。しかし、例えば、同様に、ポリシー識別子「3」のレコードにて示すように、保守対象スイッチ32たるSW2bに接続する冗長化分岐スイッチ36たるVSW2dにおけるアップリンクポートP2d1が「現用系」で、SW2bと同一冗長化グループ30に属す他の保守候補スイッチ31へ接続するVSW2dにおけるアップリンクポートP2d2が「待機系」であった場合は、ポリシーを変更する必要がある。以下、このような状況におけるポリシー変更の流れを説明する。
この場合まず、管理サーバ1の構成管理部2101は、冗長化構成管理テーブル2102とスイッチ接続ポリシー管理テーブル2105を参照し(S1021)、保守対象スイッチ32に接続する冗長化分岐スイッチ36のアップリンクポートが現用系かを判断する(S1022)。
このステップS1022における判断の結果、上述のアップリンクポートが待機系であった場合(S1022:No)、構成管理部2101は本フローを終了する。他方、上述のステップS1022における判断の結果、上述のアップリンクポートが現用系であった場合(S1022:Yes)、構成管理部2101は処理をS1023に進める。
構成管理部2101は、保守対象スイッチ32と同一冗長化グループ30内の保守候補スイッチ31に接続しない冗長化分岐スイッチ36の全アップリンクポートが待機系かを確認する(S1023)。このステップS1023で、アップリンクポートの中に現用系があった場合(S1023:No)、構成管理部2101は本フローを終了する。
他方、ステップS1023で、全アップリンクポートが待機系であった場合(S1023:Yes)、構成管理部2101は処理をS1024に進める。ここで構成管理部2101は、スイッチ接続ポリシー管理テーブル2105の、保守対象スイッチ32と同一冗長化グループ30内の、保守対象スイッチ32に接続する冗長化分岐スイッチ36のアップリンクポートを現用系へ、保守対象スイッチ32に接続する冗長化分岐スイッチ36のアップリンクポートを待機系へ変更する(S1024)。
次に、構成管理部2101は、上述のステップS1024でポリシーを変更した冗長化分岐スイッチ36に対して、ポリシーの変更指示を発行する(S1025)。このステップS1025の実行後は、スイッチ接続ポリシー管理テーブル2105に記載のそれぞれのポリシーに対して、上述のS1022からの処理を繰り返し実行する(S1026)。
続いて、図10Bに示したフロー後に実施する処理であり、具体的には、保守対象スイッチ32を通信経路から除外する際、管理サーバ1が冗長化分岐スイッチ36に対して経路切り替えを指示する処理について説明する。図10Cは、本実施形態における通信経路切替方法の処理手順例7を示すフロー図である。
この場合、管理サーバ1の構成管理部2101は、冗長化構成管理テーブル2102と、スイッチ特性管理テーブル2104を参照し(S1031)、保守対象スイッチ32に繋がる冗長化分岐スイッチ36が、送信及び受信処理独立制御機能を有しているか否かを判断する(S1032)。
構成管理部2101は、上述の送信及び受信処理独立制御機能「無」の冗長化分岐スイッチ36に対しては(S1032:No)、次なるステップS1033の処理を実施しない。送信及び受信処理独立制御機能「有」の冗長化分岐スイッチ36に対しては(S1032:Yes)、経路制御指示部2106は、保守対象スイッチ32に繋がるポートの送信処理を停止させる指示を発行する(S1033)。このステップS1031〜S1033の処理は「機能具備装置対象処理」である。
また、構成管理部2101は、上述のステップS1032の「No」判定の場合、もしくはステップS1033の処理に引き続いて、保守対象スイッチ32に接続する冗長化分岐スイッチ36に、送信及び受信処理独立制御機能「無」スイッチが2台以上接続しているか否か、上述のステップS1031で得ている情報に基づいて判断する(S1034)。この判断の結果、送信及び受信処理独立制御機能「無」スイッチが1台以下の場合(s1034:No)、構成管理部2101は次なるS1035とS1036の処理を実施しない。
他方、上述のステップS1034での判断の結果、送信及び受信処理独立制御機能「無」スイッチが2台以上と判断された場合(s1034:Yes)、経路制御指示部2106は、保守対象スイッチ32における、送信及び受信処理独立制御機能「無」冗長化分岐スイッチ41に接続するポートすべての送信処理を停止させる指示を発行する(S1035)。また、経路制御指示部2106は、保守対象スイッチ32の経路テーブル2112のうち、送信及び受信処理独立制御機能「無」冗長化分岐スイッチ41に接続するポートのエントリを、冗長化グループ管理テーブル2103における「接続冗長スイッチ」が示す保守候補スイッチ31へ接続するポートに書き換える指示を発行する(S1036)。このステップS1034〜S1036の処理は「指定装置対象処理」である。
また、構成管理部2101は、上述のステップS1034の「No」判定の場合、もしくはステップS1036の処理に引き続いて、保守対象スイッチ32に繋がる冗長化分岐スイッチ36に、送信及び受信処理独立制御機能「無」スイッチがあるか否かを判断する(S1037)。
構成管理部2101は、送信及び受信処理独立制御機能「有」スイッチに対しては(S1037:No)、次なるステップS1038の処理を実施しない。一方、送信及び受信処理独立制御機能「無」スイッチに対しては(S1037:Yes)、経路制御指示2106は、送信及び受信処理独立制御機能「無」スイッチにおける、保守対象スイッチ32に接続するポートを閉鎖する指示を発行する(S1038)。このとき、送信及び受信処理独立制御機能を有さない冗長化分岐スイッチ41であるVSW2dのP2d1は閉鎖の状態となる。
また、構成管理部2101は、冗長化構成管理テーブル2102の接続状態欄における、保守対象スイッチ32に繋がるポートの接続状態を「除外中」に書き換えて(S1039)、処理を終了する。ここでいう「除外中」とは、他のスイッチが、通信経路から除外された保守対象スイッチ32への通信を行わない状態であり、例えば物理リンクを外す状態を示すものではない。このステップS1037〜S1039の処理は「機能無し装置対象処理」である。
次に、一旦、通信経路から除外した保守対象スイッチ32を、再び通信経路へ追加する際、冗長化分岐スイッチ36のポリシーを変更する処理について説明する。図10Dは、本実施形態における通信経路切替方法の処理手順例8を示すフロー図である。この場合、ユーザは、管理サーバ1が出力装置23で表示させた管理画面(図12の画面1200参照)を閲覧し、通信経路へ追加する保守対象スイッチ32を入力装置22で選択する。
一方、管理サーバ1は、上述のユーザによる、保守対象スイッチ32の選択内容を受け付けて以降の処理を開始する(S1041)。この場合、管理サーバ1の構成管理部2101は、スイッチ接続ポリシー2105に、元のポリシーを設定する(S1042)。元のポリシーとは、通信経路から除外する処理を実施する前のポリシーとなり、管理サーバ1では、保守対象スイッチ32を通信経路から除外する際、元のポリシーをメモリ等に記憶している。また、構成管理部2101は、スイッチ接続ポリシー2105を参照し、ポリシーが変更となったスイッチに対して、ポリシーの書き換え要求を通知する(S1043)。
続いて、図10Dに示すフロー後に実施する処理であり、具体的には、保守対象スイッチ32を、通信経路へ追加する際、管理サーバ1がスイッチに対して経路切り替えを指示する処理について説明する。図10Eは、本実施形態における通信経路切替方法の処理手順例9を示すフロー図である。
この場合、管理サーバ1の構成管理部2101は、冗長化構成管理テーブル2102とスイッチ特性管理テーブル2104を参照し(S1051)、保守対象スイッチ32に繋がる冗長化分岐スイッチ36に、送信及び受信処理独立制御機能「無」スイッチがあるか否かを判断する(S1052)。送信及び受信処理独立制御機能「有」スイッチに対しては(S1052:No)、構成管理部2101は次なるステップS1053の処理を実施しない。
一方、送信及び受信処理独立制御機能「無」スイッチに対しては(S1052:Yes)、経路制御指示2106は、送信及び受信処理独立制御機能「無」スイッチの、保守対象スイッチ32に接続するポートを開放する指示を発行する(S1053)。このステップS1051〜S1053の処理は「機能無し装置対象処理」である。
また、構成管理部2101は、上述のステップS1052の「No」判定の場合、もしくはステップS1053の処理に引き続いて、保守対象スイッチ32に接続する冗長化分岐スイッチ36に、送信及び受信処理独立制御機能「無」スイッチが2台以上接続しているか否かを判断する(S1054)。このステップS1054での判断の結果、送信及び受信処理独立制御機能「無」スイッチが1台以下の場合(S1054:No)、構成管理部2101は次なるステップS1055とS1056の処理を実施しない。
他方、上述のステップS1054での判断の結果、送信及び受信処理独立制御機能「無」スイッチが2台以上と判断された場合(S1054:Yes)、経路制御指示部2106は、保守対象スイッチ32における、送信及び受信処理独立制御機能「無」冗長化分岐スイッチ41に接続するポートすべての送信処理を開始させる指示を発行する(S1055)。
次に、経路制御指示部2106は、保守対象スイッチ32の経路テーブル2112のうち、接続冗長スイッチへ接続するポートのエントリを、送信及び受信処理独立制御機能「無」冗長化分岐スイッチ41に接続するポートに書き換える指示を発行する(S1056)。このステップS1054〜S1056の処理は「指定装置対象処理」である。
また、構成管理部2101は、上述のステップS1054の「No」判定の場合、もしくはステップS1056の処理に引き続いて、保守対象スイッチ32に繋がる冗長化分岐スイッチ36が、送信及び受信処理独立制御機能を有しているか否かを判断する(S1057)。送信及び受信処理独立制御機能「無」の冗長化分岐スイッチ41に対しては(S1057:No)、構成管理部2101は次なるステップS1055の処理を実施しない。
一方、送信及び受信処理独立制御機能「有」の冗長化分岐スイッチ40に対しては(S1057:Yes)、経路制御指示部2106は、保守対象スイッチ32に繋がるポートの送信処理を開始させる指示を発行する(S1058)。また、構成管理部2101は、冗長化構成管理テーブル2102の接続状態欄における、保守対象スイッチ32に繋がるポートの接続状態を、「接続中」に書き換える(S1059)。このステップS1057〜S1059の処理は「機能具備装置対象処理」である。
次に、新規追加スイッチを、ネットワークシステム内の通信経路へ追加する場合、管理サーバ1が実施する処理について説明する。図10Fは、本実施形態における通信経路切替方法の処理手順例10を示すフロー図である。なお、本フローを実施する前、まず、管理サーバ1と新規追加スイッチが管理用の所定ネットワークで接続されており、新規追加スイッチの管理ポート以外のポートがシャットダウン状態にあり、新規追加スイッチが、追加される経路に物理的に接続されていることが前提となる。またこの場合、ユーザは、新規追加スイッチの登録を入力装置22を介して行う。具体的には、新規追加スイッチについて、冗長化構成管理テーブル2102、冗長化グループ管理テーブル2103、スイッチ特性管理テーブル2104の情報を登録する。
管理サーバ1は、こうした登録内容を受け付けて(S1061)、新規追加スイッチを、保守対象スイッチ32とみなし、上述の図10Cに示した、保守対象スイッチ32を通信経路から除外する処理を実施する(S1062)。このステップS1062が終了した時点で、新規追加スイッチの、管理ポート以外の物理的にリンクが接続しているポートをシャットダウン解除してよい。
次に、ユーザは、出力装置23で表示した管理画面(図12の管理画面1200参照)を閲覧し、新規追加スイッチに関わるスイッチ接続ポリシー管理テーブル2105の情報を入力装置22にて登録する。
管理サーバ1の構成管理部2101は、この登録内容を受け付けて(S1063)、スイッチ接続ポリシー管理テーブル2105にて、上述のステップS1063にてユーザから登録を受け付けた、新規追加スイッチに接続する冗長化分岐スイッチが持つポリシー情報を設定する(S1064)。
また、構成管理部2101は、冗長化分岐スイッチに対し、上述のステップs1064で更新された情報を接続ポリシー管理テーブル2117へ登録するよう要求を発行する(S1065)。管理サーバ1は、新規追加スイッチを保守対象スイッチ32とみなし、図10Eにて示した保守対象スイッチ32を通信経路へ追加する処理を実施し(S1066)、処理を終了する。以上が、新規追加スイッチを、通信経路へ追加する際の処理フローとなる。
続いて、上述のステップS1025(図10B)を受けた冗長化分岐スイッチ36での処理について説明する。図11Aは、本実施形態における通信経路切替方法の処理手順例11を示すフロー図である。この場合、冗長化分岐スイッチ36の構成管理部2115は、管理サーバ1からポリシーの書き換え要求を受信する(S1111)。
また、構成管理部2115は、上述で受信した要求に応じた、つまり、サーバ1から指定されたアップリンクポートの現用系と待機系を変更するように、接続ポリシー管理テーブル2117を書き換える(S1112)。このような管理サーバ1から冗長化分岐スイッチ36への指示は、例えば、次に示す手段を実施する方法がある。
すなわち管理サーバ1は、SSH(Secure Shell)に準拠したプロトコルで、冗長化分岐スイッチ36に接続しログインする。冗長化分岐スイッチ36では、あらかじめ、ポリシーの変更内容を引数とした、ポリシーを書き換えるCLI(Command Line Interface)が用意されており、SSHを用い、冗長化分岐スイッチ36へ接続した管理サーバ1は、CLIを実行することによって、任意の情報を書き換えることが可能となる。以降、管理サーバ1から冗長化分岐スイッチ36への指示もしくは要求は、例えば、このようなSSHを利用した方法で実施するものとする。
図11Bは、本実施形態における通信経路切替方法の処理手順例12を示すフロー図であり、具体的には、上述のステップS1033またはS1035(図10C)を受けたスイッチ2での処理を示すフローである。この場合、冗長化分岐スイッチ40の送信及び受信処理独立制御部2118は、管理サーバ1から指定されたポートの送信処理の停止要求(または開始要求)を受信する(S1121)。また、送信及び受信処理独立制御部2118は、当該ポートの送信処理を停止(または開始)する(S1122)。
次に、上述のステップS1036(図10C)を受けた冗長化分岐スイッチ40での処理について説明する。図11Cは、本実施形態における通信経路切替方法の処理手順例13を示すフロー図である。この場合、冗長化分岐スイッチ40の送信及び受信処理独立制御部2118は、管理サーバ1から、経路テーブル2112の書き換え要求を受信する(S1131)。次に、送信及び受信処理独立制御部2118は、経路テーブル2112の指定されたエントリを書き換えて(S1132)、処理を終了する。
続いて、上述のステップS1038(図10C)を受けた冗長化分岐スイッチ41での処理である。図11Dは、本実施形態における通信経路切替方法の処理手順例14を示すフロー図である。この場合、冗長化分岐スイッチ41のポート開閉部2113は、管理サーバ1から保守対象スイッチ32に接続するポートの閉鎖要求(または開放要求)を受信する(S1141)。また、ポート開閉部7113は、指定されたポートを閉鎖(または開放)し(S1142)、処理を終了する。
続いて管理サーバ1が出力装置23で表示する管理画面1200の例について説明する。図12は、本実施形態における表示画面例を示す図である。管理画面1200は、本実施形態の通信経路切替方法が適用されるネットワークシステムの管理者や運用者(ユーザ)が閲覧、操作する画面となる。
ユーザが、この管理画面1200に関して行った操作内容は、管理サーバ1の入力装置22を介してメモリ21で実行する処理部に渡される。また、メモリ21の処理部で実行された内容は、出力装置23を経由して当該管理画面1200上に表示される。この管理画面1200には、例えば、表示領域1210に示すように、ネットワークトポロジを表示するネットワークトポロジビュー1211や、表示領域1220に示すように、通信経路から除外、もしくは追加するスイッチを指定する経路切り替え指定ビュー1221が含まれている。
また他にも、管理画面1200においては、表示領域1230に示すように、各スイッチ単位、もしくは、インターフェイスポート単位など、指定した単位で、通信量を表示するビュー1231や、図示していないが、通信経路からの保守対象スイッチの除外もしくは追加などのアクションを実行した日時や、各スイッチ(保守候補スイッチ、保守対象スイッチ、冗長化分岐スイッチの少なくともいずれか)に流れる通信量を表示するログ表示ビューが含まれているとしても良い。
通信経路から保守対象スイッチが除外された状態(除外中)か否か(接続中)を把握するためのビューとして、経路切り替え指定ビュー1211で示したように、接続状態表示ビュー1212が含まれるとしても良い。また、ネットワークトポロジビュー1211の中で、保守対象スイッチが除外中か接続中であるかを示すとしても良い。図12にて示した管理画面1200の構成は、あくまでも一例である。
なお、本実施形態における任意のスイッチを通信経路から除外させる、もしくは、通信経路へ追加する処理の、入力受付及びデータ表示は、必ずしも当該管理画面1200のようなGUI(Graphical User Interface)を介して行う必要はない。例えば、CLI(Command Line Interface)を介してユーザ入力の受け付けやデータ表示を行う形態や、ユーザ入力の受け付け及びデータ表示をAPI(Application Program Interface)を介して実施する形態を採用してもよい。
なお、例えば図2Aに示すネットワーク構成において、保守対象スイッチ32としてSW2bを通信経路35Aから除外した場合、それまでSW2bを通過していた通信の全ては、保守候補スイッチ31のSW2cを通過するようになる。しかし、既にSW2cに流れている通信量が、SW2cの許容量の上限に近かった場合、SW2bへの通信がSW2cへ流れることによって、SW2cで輻輳が発生し、通信が途切れる時間が発生したり、エンドノードとなるマシン間の応答が悪くなったりする可能性がある。
そこで、管理サーバ1の通信量確認部2107は、例えば、ある時間T毎に、スイッチ単位、あるいはリンク単位等に通信量を計測し、通信経路を変更することにより、通信量がリンクの許容量を超過しないか監視すると好適である。こうした時間毎の通信量の計測結果を蓄積するのが図13に示した通信量管理テーブル2108となる。
管理サーバ1の通信量確認部2107は、例えば通信量管理テーブル2108を所定時間毎に更新し、通信量の増大速度を所定基準値と比較すること等により、通信経路変更に伴って通信量がリンクの許容量を超過する恐れがあることを検知したならば、図12に示した管理画面1200上で所定の警告通知を表示させるとすれば更に好適である。
なお、本実施例では、送信及び受信処理独立制御機能を、送信処理と受信処理を独立に制御できる機能として記載したが、実現手段の一つとして、例えば、Openflowを利用しても良い。Openflowは、スイッチが、通信の宛先を読み取り経路テーブル2112を作成するわけではなく、Openflowコントローラに問い合わせた経路に従って通信を実施する。また、Openflowコントローラから、意図的に経路テーブル2112を書き換えることも可能になり、任意の経路への通信を切り替えることが可能となる。従って非特許文献1にて示した、送信及び受信処理独立制御機能を用いる代わりに、Openflowに対応したスイッチと、Openflowコントローラを利用しても良い。
以上、本発明を実施するための最良の形態などについて具体的に説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
こうした本実施形態によれば、冗長化経路上に存在するネットワーク装置への保守に際し、通信途絶の事態が生じることを抑制可能となる。
本明細書の記載により、少なくとも次のことが明らかにされる。すなわち、本実施形態の通信経路切替装置において、演算装置は、記憶装置における接続構成と独立制御機能の有無の各情報に基づいて、経路切り替え対象となるネットワーク装置全てが、独立制御機能を備えておらず、指定ネットワーク装置が、経路切り替え対象となるネットワーク装置と接続する他のネットワーク装置と接続していないことを特定した場合、指定ネットワーク装置は通信経路からの除外ができないと判定し、当該判定の結果を出力装置に出力する処理を実行するものである、としてもよい。これによれば、保守対象のネットワーク装置を通信経路から除外することによる、通信途絶等の事態を抑止可能となる。
また、本実施形態の通信経路切替装置において、演算装置は、記憶装置における接続構成と接続ポリシーの各情報に基づいて、接続ポリシー毎に、経路切り替え対象となるネットワーク装置における、除外が指定された指定ネットワーク装置に向かうアップリンクポートが現用系であり、かつ、経路切り替え対象となるネットワーク装置における、除外が指定された指定ネットワーク装置に向かわないアップリンクポート全てが待機系であるとの条件を満たすか判定し、判定の結果、条件を満たしていた場合、経路切り替え対象となるネットワーク装置における、除外が指定された指定ネットワーク装置に向かうアップリンクポートを待機系に変更し、経路切り替え対象となるネットワーク装置における、除外が指定された指定ネットワーク装置に向かわないアップリンクポートのうち1つ以上を現用系に変更するものである、としてもよい。これによれば、通信経路におけるネットワーク装置の運用形態を確実に踏まえた上で、経路切替を行うことが出来る。
また、本実施形態の通信経路切替装置において、演算装置は、除外が指定された指定ネットワーク装置に向かう通信経路上の、独立制御機能を備えるネットワーク装置に対して経路切り替え指示を発行する、機能具備装置対象処理と、除外が指定され、独立制御機能を備える指定ネットワーク装置に対して経路切り替え指示を発行する、指定装置対象処理と、除外が指定された指定ネットワーク装置に向かう通信経路上の、独立制御機能を備えないネットワーク装置に対して経路切り替え指示を発行する機能無し装置対象処理、の中のいずれかひとつ以上の処理を実行するとしてもよい。これによれば、ネットワーク装置のうち、送受信の独立制御機能を備えるものの存在数の各パターンに的確に対応して、不具合の生じない経路切替の処理が可能となる。
また、本実施形態の通信経路切替装置において、演算装置は、機能具備装置対象処理において、記憶装置における接続構成と独立制御機能の有無の各情報に基づいて、除外または追加が指定された指定ネットワーク装置に向かう通信経路上において、経路切り替え対象となるネットワーク装置が、独立制御機能を備えている場合、経路切り替え対象となるネットワーク装置における、除外または追加が指定された指定ネットワーク装置に向かうポートの送信処理を停止させる指示を発行するものであるとしてもよい。これによれば、これによれば、通信パケットが保守対象等のネットワーク装置に流れ込んでパケットロスを生じるなどの事態を防ぎ、不具合の生じない経路切替の処理が可能となる。
また、本実施形態の通信経路切替装置において、演算装置は、指定装置対象処理において、記憶装置における接続構成と独立制御機能の有無の各情報に基づいて、除外または追加が指定された指定ネットワーク装置に向かう通信経路上において、経路切り替え対象となるネットワーク装置の2つ以上が、独立制御機能を備えていない場合、除外または追加が指定された指定ネットワーク装置における、経路切り替え対象となるネットワーク装置に向かうポートの送信処理を停止させる指示を発行するものであるとしてもよい。これによれば、通信パケットが切替対象となるネットワーク装置に流れ込んでパケットロスを生じるなどの事態を防ぎ、不具合の生じない経路切替の処理が可能となる。
また、本実施形態の通信経路切替装置において、演算装置は、機能無し装置対象処理において、記憶装置における接続構成と独立制御機能の有無の各情報に基づいて、除外または追加が指定された指定ネットワーク装置に向かう通信経路上において、経路切り替え対象となるネットワーク装置が、独立制御機能を備えていない場合、経路切り替え対象となるネットワーク装置における、除外または追加が指定された指定ネットワーク装置に向かうポートの送信処理及び受信処理を停止させる指示を発行するものであるとしてもよい。これによれば、送受信の独立制御機能が無いネットワーク装置における経路切替によって通信パケットがロスする事態を防ぎ、不具合の生じない経路切替の処理が可能となる。
また、本実施形態の通信経路切替装置において、演算装置は、追加が指定された指定ネットワーク装置に向かう通信経路上の、独立制御機能を備えないネットワーク装置に対して経路切り替え指示を発行する、機能無し装置対象処理と、追加が指定された指定ネットワーク装置に向かう通信経路上の、独立制御機能を備えるネットワーク装置に対して経路切り替え指示を発行する、機能具備装置対象処理と、追加が指定され、独立制御機能を備える指定ネットワーク装置に対して経路切り替え指示を発行する、指定装置対象処理、の中のいずれかひとつ以上の処理を実行するものであるとしてもよい。これによれば、ネットワーク装置を一旦除外した後、追加により復帰させる、いわゆる「切り戻し」の処理に対応し、不具合の生じない経路切替の処理が可能となる。
また、本実施形態の通信経路切替装置において、演算装置は、機能無し装置対象処理において、記憶装置における接続構成と独立制御機能の有無の各情報に基づいて、除外または追加が指定された指定ネットワーク装置に向かう通信経路上において、経路切り替え対象となるネットワーク装置が、独立制御機能を備えていない場合、経路切り替え対象となるネットワーク装置における、除外または追加が指定された指定ネットワーク装置に向かうポートの送信処理及び受信処理を開始させる指示を発行するものであるとしてもよい。これによれば、送受信の独立制御機能が無いネットワーク装置における経路切替によって通信パケットがロスする事態を防ぎ、不具合の生じない経路切替の処理が可能となる。
また、本実施形態の通信経路切替装置において、演算装置は、機能具備装置対象処理において、記憶装置における接続構成と独立制御機能の有無の各情報に基づいて、除外または追加が指定された指定ネットワーク装置に向かう通信経路上において、経路切り替え対象となるネットワーク装置が、独立制御機能を備えている場合、経路切り替え対象となるネットワーク装置における、除外または追加が指定された指定ネットワーク装置に向かうポートの送信処理を開始させる指示を発行するものであるとしてもよい。これによれば、通信パケットが保守対象等のネットワーク装置に流れ込んでパケットロスを生じるなどの事態を防ぎ、不具合の生じない経路切替の処理が可能となる。
また、本実施形態の通信経路切替装置において、演算装置は、指定装置対象処理において、記憶装置における接続構成と独立制御機能の有無の各情報に基づいて、除外または追加が指定された指定ネットワーク装置に向かう通信経路上において、経路切り替え対象となるネットワーク装置の2つ以上が、独立制御機能を備えていない場合、除外または追加が指定された指定ネットワーク装置における、経路切り替え対象となるネットワーク装置に向かうポートの送信処理を開始させる指示を発行するものであるとしてもよい。これによれば、通信パケットが切替対象となるネットワーク装置に流れ込んでパケットロスを生じるなどの事態を防ぎ、不具合の生じない経路切替の処理が可能となる。
また、本実施形態の通信経路切替装置において、演算装置は、通信経路への追加が指定された指定ネットワーク装置に関する、通信経路への追加処理を実行した上で、当該追加が指定された指定ネットワーク装置に関する通信経路からの除外処理を一旦実行し、追加が指定されたネットワーク装置の接続ポリシーを、除外処理されたネットワーク装置に向かう通信経路上において、経路切り替え対象となるネットワーク装置へ設定する指示を発行し、追加が指定されたネットワーク装置に関する、通信経路への追加処理を実行するものである、としてもよい。これによれば、ネットワーク装置を全く新規に追加する処理に対応し、不具合の生じない経路切替の処理が可能となる。
また、本実施形態の通信経路切替装置において、演算装置は、通信経路上において経路切り替え対象となるネットワーク装置と指定ネットワーク装置との間の通信状態を表示するコマンドラインインターフェイスを出力装置に出力するものである、としてもよい。これによれば、ネットワークの管理者等が経路切替の処理に伴う通信状態を容易に認識できる。
また、本実施形態の通信経路切替装置において、演算装置は、通信経路上において経路切り替え対象となるネットワーク装置と、指定ネットワーク装置との間の通信状態を表示するGUIを出力装置に出力するものである、としてもよい。これによれば、ネットワークの管理者等が経路切替の処理に伴う通信状態を容易に認識できる。
また、本実施形態の通信経路切替装置において、演算装置は、除外が指定されたネットワーク装置に向かう通信経路上において経路切り替え対象となるネットワーク装置の間に存在する各ネットワーク装置における通信量の値を取得し、除外が指定されたネットワーク装置を経由する通信が、経路切り替え処理の契機で、他のネットワーク装置へ流れることにより、他のネットワーク装置における通信量が所定許容量を超過するか判定し、通信量が所定許容量を超過する場合、出力装置におけるコマンドラインインターフェイスまたはGUIに所定の警告を表示するものである、としてもよい。これによれば、経路切替の処理によるネットワーク上の影響をネットワーク管理者等に明確に提示し、ひいては、不具合の生じない経路切替の処理が可能となる。
1 管理サーバ(通信経路切替装置)
2 スイッチ
3 マシン
20 CPU
21 メモリ
22 入力装置
23 出力装置
24 通信装置
30 冗長化グループ
31 保守候補スイッチ
32 保守対象スイッチ(指定ネットワーク装置)
35 冗長化経路
36 冗長化分岐スイッチ
40 冗長化分岐スイッチ(独立制御機能具備)
41 冗長化分岐スイッチ(独立制御機能無し)
2101 構成管理部
2102 冗長化構成管理テーブル
2103 冗長化グループ管理テーブル
2104 スイッチ特性管理テーブル
2105 スイッチ接続ポリシー管理テーブル
2106 経路制御指示部
2107 通信量確認部
2108 通信量管理テーブル
2111 中継部
2112 経路テーブル
2113 ポート開閉部
2114 カウンタ表示部
2115 構成管理部
2116 ポート状態記録テーブル
2117 接続ポリシー管理テーブル
2118 送信及び受信処理独立制御部
2119 送信及び受信状態記録テーブル
241 送信部
242 受信部
243 カウンタ
Pn ポート

Claims (17)

  1. ネットワーク装置同士の接続構成と、各ネットワーク装置における送信及び受信処理の独立制御機能の有無と、ネットワーク装置同士の接続ポリシーの各情報を格納した記憶装置と、
    通信経路からの除外または通信経路への追加が入力装置を介し指定された指定ネットワーク装置が、経路切り替え可能であるか、前記接続構成と前記独立制御機能の有無の各情報に基づいて判断する処理と、
    前記接続構成と前記接続ポリシーの各情報を記憶装置にて参照し、前記判断の結果に応じて接続ポリシーの変更を行う処理と、
    前記判断の結果と前記記憶装置の各情報とに従って、前記指定ネットワーク装置に向かう通信経路上において経路切り替え対象となる、前記独立制御機能を備えたネットワーク装置および前記独立制御機能を備えないネットワーク装置への経路切り替え指示を発行する処理を実行する演算装置と、
    を備えることを特徴とする通信経路切替装置。
  2. 前記演算装置は、
    記憶装置における前記接続構成と前記独立制御機能の有無の各情報に基づいて、
    前記経路切り替え対象となるネットワーク装置全てが、前記独立制御機能を備えておらず、前記指定ネットワーク装置が、前記経路切り替え対象となるネットワーク装置と接続する他のネットワーク装置と接続していないことを特定した場合、前記指定ネットワーク装置は通信経路からの除外ができないと判定し、当該判定の結果を出力装置に出力する処理を実行するものである、
    ことを特徴とする請求項1に記載の通信経路切替装置。
  3. 前記演算装置は、
    記憶装置における前記接続構成と前記接続ポリシーの各情報に基づいて、
    前記接続ポリシー毎に、
    前記経路切り替え対象となるネットワーク装置における、前記除外が指定された指定ネットワーク装置に向かうアップリンクポートが現用系であり、かつ、前記経路切り替え対象となるネットワーク装置における、前記除外が指定された指定ネットワーク装置に向かわないアップリンクポート全てが待機系であるとの条件を満たすか判定し、
    前記判定の結果、前記条件を満たしていた場合、前記経路切り替え対象となるネットワーク装置における、前記除外が指定された指定ネットワーク装置に向かうアップリンクポートを待機系に変更し、前記経路切り替え対象となるネットワーク装置における、前記除外が指定された指定ネットワーク装置に向かわないアップリンクポートのうち1つ以上を現用系に変更するものである、
    ことを特徴とする請求項1に記載の通信経路切替装置。
  4. 前記演算装置は、
    前記除外が指定された指定ネットワーク装置に向かう通信経路上の、前記独立制御機能を備えるネットワーク装置に対して経路切り替え指示を発行する、機能具備装置対象処理と、
    前記除外が指定され、前記独立制御機能を備える指定ネットワーク装置に対して経路切り替え指示を発行する、指定装置対象処理と、
    前記除外が指定された指定ネットワーク装置に向かう通信経路上の、前記独立制御機能を備えないネットワーク装置に対して経路切り替え指示を発行する機能無し装置対象処理、の中のいずれかひとつ以上の処理を実行する、
    ものであることを特徴とする請求項1に記載の通信経路切替装置。
  5. 前記演算装置は、前記機能具備装置対象処理において、
    記憶装置における前記接続構成と前記独立制御機能の有無の各情報に基づいて、
    前記除外または前記追加が指定された指定ネットワーク装置に向かう通信経路上において、経路切り替え対象となるネットワーク装置が、前記独立制御機能を備えている場合、前記経路切り替え対象となるネットワーク装置における、前記除外または前記追加が指定された指定ネットワーク装置に向かうポートの送信処理を停止させる指示を発行するものである、
    ことを特徴とする請求項4に記載の通信経路切替装置。
  6. 前記演算装置は、前記指定装置対象処理において、
    記憶装置における前記接続構成と前記独立制御機能の有無の各情報に基づいて、
    前記除外または前記追加が指定された指定ネットワーク装置に向かう通信経路上において、経路切り替え対象となるネットワーク装置の2つ以上が、前記独立制御機能を備えていない場合、前記除外または前記追加が指定された指定ネットワーク装置における、前記経路切り替え対象となるネットワーク装置に向かうポートの送信処理を停止させる指示を発行するものである、
    ことを特徴とする請求項4に記載の通信経路切替装置。
  7. 前記演算装置は、前記機能無し装置対象処理において、
    記憶装置における前記接続構成と前記独立制御機能の有無の各情報に基づいて、
    前記除外または前記追加が指定された指定ネットワーク装置に向かう通信経路上において、経路切り替え対象となるネットワーク装置が、前記独立制御機能を備えていない場合、前記経路切り替え対象となるネットワーク装置における、前記除外または前記追加が指定された指定ネットワーク装置に向かうポートの送信処理及び受信処理を停止させる指示を発行するものである、
    ことを特徴とする請求項4に記載の通信経路切替装置。
  8. 前記演算装置は、
    前記追加が指定された指定ネットワーク装置に向かう通信経路上の、前記独立制御機能を備えないネットワーク装置に対して経路切り替え指示を発行する、機能無し装置対象処理と、
    前記追加が指定された指定ネットワーク装置に向かう通信経路上の、前記独立制御機能を備えるネットワーク装置に対して経路切り替え指示を発行する、機能具備装置対象処理と、
    前記追加が指定され、前記独立制御機能を備える指定ネットワーク装置に対して経路切り替え指示を発行する、指定装置対象処理、の中のいずれかひとつ以上の処理を実行するものである、
    ことを特徴とする請求項1に記載の通信経路切替装置。
  9. 前記演算装置は、前記機能無し装置対象処理において、
    記憶装置における前記接続構成と前記独立制御機能の有無の各情報に基づいて、
    前記除外または前記追加が指定された指定ネットワーク装置に向かう通信経路上において、経路切り替え対象となるネットワーク装置が、前記独立制御機能を備えていない場合、前記経路切り替え対象となるネットワーク装置における、前記除外または前記追加が指定された指定ネットワーク装置に向かうポートの送信処理及び受信処理を開始させる指示を発行するものである、
    ことを特徴とする請求項8に記載の通信経路切替装置。
  10. 前記演算装置は、前記機能具備装置対象処理において、
    記憶装置における前記接続構成と前記独立制御機能の有無の各情報に基づいて、
    前記除外または前記追加が指定された指定ネットワーク装置に向かう通信経路上において、経路切り替え対象となるネットワーク装置が、前記独立制御機能を備えている場合、前記経路切り替え対象となるネットワーク装置における、前記除外または前記追加が指定された指定ネットワーク装置に向かうポートの送信処理を開始させる指示を発行するものである、
    ことを特徴とする請求項8に記載の通信経路切替装置。
  11. 前記演算装置は、前記指定装置対象処理において、
    記憶装置における前記接続構成と前記独立制御機能の有無の各情報に基づいて、
    前記除外または前記追加が指定された指定ネットワーク装置に向かう通信経路上において、経路切り替え対象となるネットワーク装置の2つ以上が、前記独立制御機能を備えていない場合、前記除外または前記追加が指定された指定ネットワーク装置における、前記経路切り替え対象となるネットワーク装置に向かうポートの送信処理を開始させる指示を発行するものである、
    ことを特徴とする請求項8に記載の通信経路切替装置。
  12. 前記演算装置は、
    通信経路への追加が指定された指定ネットワーク装置に関する、通信経路への追加処理を実行した上で、当該追加が指定された指定ネットワーク装置に関する通信経路からの除外処理を一旦実行し、
    前記追加が指定されたネットワーク装置の接続ポリシーを、前記除外処理されたネットワーク装置に向かう通信経路上において、経路切り替え対象となるネットワーク装置へ設定する指示を発行し、
    前記追加が指定されたネットワーク装置に関する、通信経路への追加処理を実行するものである、
    ことを特徴とする請求項1に記載の通信経路切替装置。
  13. 前記演算装置は、
    前記通信経路上において経路切り替え対象となるネットワーク装置と前記指定ネットワーク装置との間の通信状態を表示するコマンドラインインターフェイスを出力装置に出力するものである、
    ことを特徴とする請求項1に記載の通信経路切替装置。
  14. 前記演算装置は、
    前記通信経路上において経路切り替え対象となるネットワーク装置と、前記指定ネットワーク装置との間の通信状態を表示するGUIを出力装置に出力するものである、
    ことを特徴とする請求項1に記載の通信経路切替装置。
  15. 前記演算装置は、
    前記除外が指定されたネットワーク装置に向かう通信経路上において経路切り替え対象となるネットワーク装置の間に存在する各ネットワーク装置における通信量の値を取得し、前記除外が指定されたネットワーク装置を経由する通信が、経路切り替え処理の契機で、他のネットワーク装置へ流れることにより、前記他のネットワーク装置における通信量が所定許容量を超過するか判定し、前記通信量が所定許容量を超過する場合、出力装置におけるコマンドラインインターフェイスまたはGUIに所定の警告を表示するものである、
    ことを特徴とする請求項1に記載の通信経路切替装置。
  16. ネットワーク装置同士の接続構成と、各ネットワーク装置における送信及び受信処理の独立制御機能の有無と、ネットワーク装置同士の接続ポリシーの各情報を格納した記憶装置を備える情報処理装置が、
    通信経路からの除外または通信経路への追加が入力装置を介し指定された指定ネットワーク装置が、経路切り替え可能であるか、前記接続構成と前記独立制御機能の有無の各情報に基づいて判断する処理と、
    前記接続構成と前記接続ポリシーの各情報を記憶装置にて参照し、前記判断の結果に応じて接続ポリシーの変更を行う処理と、
    前記判断の結果と前記記憶装置の各情報とに従って、前記指定ネットワーク装置に向かう通信経路上において経路切り替え対象となる、前記独立制御機能を備えたネットワーク装置および前記独立制御機能を備えないネットワーク装置への経路切り替え指示を発行する処理と、
    を実行することを特徴とする通信経路切替方法。
  17. ネットワーク装置同士の接続構成と、各ネットワーク装置における送信及び受信処理の独立制御機能の有無と、ネットワーク装置同士の接続ポリシーの各情報を格納した記憶装置を備える情報処理装置に、
    通信経路からの除外または通信経路への追加が入力装置を介し指定された指定ネットワーク装置が、経路切り替え可能であるか、前記接続構成と前記独立制御機能の有無の各情報に基づいて判断する処理と、
    前記接続構成と前記接続ポリシーの各情報を記憶装置にて参照し、前記判断の結果に応じて接続ポリシーの変更を行う処理と、
    前記判断の結果と前記記憶装置の各情報とに従って、前記指定ネットワーク装置に向かう通信経路上において経路切り替え対象となる、前記独立制御機能を備えたネットワーク装置および前記独立制御機能を備えないネットワーク装置への経路切り替え指示を発行する処理と、
    を実行させることを特徴とする通信経路切替プログラム。
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