JP2014216153A - 電線のコネクタ構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】電線のコネクタ構造の小型化を図る。【解決手段】電線10に接続する複数の端子13と、端子に接続される外部部品を制御する電子部品14,24と、端子と電子部品を保持して収容するハウジング15とを備えたコネクタ構造であって、各端子は、電線に接続される接続部131と、断面が円弧状に形成されて接続部から伸延する伸延部132を有し、ハウジングは、伸延部の断面が互いに電子部品を包囲する略円形状に並ぶように、端子及び電子部品を保持する構成とする。【選択図】 図1

Description

本発明は、電線の複数の導体を接続相手側機器に接続するためのコネクタ構造に関する。
自動車等の車両には各種の電装品間に様々な電線が配索されている。電装品の中には、高電圧回路を形成する機器もあり、かかる高電圧回路には操作者や作業者の安全、機器の保護を図るための安全対策が施されている。例えば、高電圧回路に配索される電線のコネクタには、電線の端子に接続される外部部品(電装品の内蔵部品等)を制御するための電子部品を備えてなるものも知られている。例えば、特許文献1にはかかる電子部品としてインターロックを備えたコネクタ構造の一例が開示されている。
特開2013−8513号公報
電線を配索する際には該電線の導体に端子が接続され、該端子を介して電装品側(接続相手側機器)の端子等に対して電線が接続される。例えば、並列に配された複数の電線の各導体に平板状の端子(平タブ)や棒状の端子(丸ピン)を接続したコネクタでは、これら複数の端子が並列に配され、電装品側の端子等に臨んだ状態となる。したがって、このように並列配置された端子の上側や下側、横側などに電子部品を配した場合、端子の配列方向にコネクタの体格が大きくなるだけでなく、電子部品の配設スペース分だけさらにコネクタの体格が大きくなる。コネクタの体格が大きくなれば、製造コストや重量も増大してしまうため、コネクタの小型化による省スペース化、コスト低減、軽量化を図る上では問題となる。
本発明はこれを踏まえてなされたものであり、その解決しようとする課題は、電線のコネクタ構造の小型化を図ることにある。
上記課題を解決するため、本発明は、電線に接続する複数の端子と、前記端子に接続される外部部品を制御する電子部品と、前記端子と前記電子部品を保持して収容するハウジングとを備えたコネクタ構造であって、各端子は、前記電線に接続される接続部と、断面が円弧状に形成されて前記接続部から伸延する伸延部を有し、前記ハウジングは、前記伸延部の断面が互いに前記電子部品を包囲する略円形状に並ぶように、前記端子及び前記電子部品を保持することを特徴とする。
これによれば、複数の端子の伸延部を断面が円弧状に形成し、これらが略円形状に並ぶように複数の端子が配されるため、これらの間に電子部品を配する空間を形成することができる。これにより、電子部品の配設空間を端子の上側や下側、横側などに別途確保する必要がないため、コネクタの小型化を図ることができる。また、各端子の伸延部を円弧状に形成しているため、端子の構成を簡素化させることが可能となり、加工コストや材料コスト等の低減、コネクタの軽量化を図ることができる。
この場合、前記ハウジングは、各端子を同軸上に離隔して保持する保持部と、各端子の外周を包囲して収容する収容部を有し、前記保持部は、前記電子部品を内包して保持する構成とすることができる。
本発明によれば、電線のコネクタ構造の小型化を図ることができる。
本発明の第一の実施形態に係るコネクタ構造の全体を示す斜視図である。 図1に示すコネクタ構造を端子側から示す図である。 図2の矢印A2部分における縦断面を矢印方向から示す図である。 本発明の第二の実施形態に係るコネクタ構造の全体を示す斜視図である。 図4に示すコネクタ構造を端子側から示す図である。 図5の矢印A5部分における縦断面を矢印方向から示す図である。
以下、本発明の電線のコネクタ構造について、添付図面を参照して説明する。本発明は、電線の複数の導体を接続相手側機器に接続して導通させるコネクタ構造に関するものであり、キャブタイヤケーブルのように複数の電線の各導体を接続相手側機器に接続する場合、同軸電線のように一本の電線の複数の導体を接続相手側機器に接続する場合、及びこれらの電線を混在させた場合のいずれも想定することができる。
(第一の実施形態)
図1〜図3には、本発明の第一の実施形態に係るコネクタ構造を示す。図1は、コネクタ構造の全体を示す斜視図であり、図2は、図1に示すコネクタ構造を端子側から示す図である。図3は、図2の矢印A2部分における縦断面を矢印方向から示す図である。
図1〜図3に示すように、本実施形態に係るコネクタ構造は、電線10に接続する複数の端子13と、端子13に接続される外部部品を制御する電子部品14と、複数の端子13と電子部品14を保持して収容するハウジング15とを備えている。本実施形態では、導体11が絶縁被覆12で被覆されてなる二本の電線10にそれぞれ一つずつ、二つの端子13が接続されている。これら二本の電線10は、保護シース102で被覆された一つのシールド導体(例えば、編組線)101で包囲され、各電線10と端子13との接続部分(以下、電線10の端子接続部分という。)がシールド導体101で一括してシールドされている。なお、以下の説明においては、電線10の伸延方向(図3においては、左右方向)に対して端子13が接続される側(同、左側)を端末側、その反対側(同、右側)を基端側という。
各端子13は、導電性を有する板材でなり、絶縁被覆12を剥離して導体11が露出された部位(以下、端末部という。)110に接続される接続部131と、断面が円弧状に形成されて接続部131から伸延する伸延部132を有している。接続部131は、超音波溶着等により端末部110に接合され、電線10と一体化されている。伸延部132は、電線10の接続相手側機器(例えば、自動車に搭載された電装品など)に設けられた複数の端子部材の一つと接続される。本実施形態では一例として、同一の曲率を有する略半円筒状に各伸延部132を伸延させた構成としている。これにより、二つの端子13は、それぞれの伸延部132を同軸上に配した場合、一組となって略円筒状をなすように対面させることができるようになっている。したがって、例えば、二つの端子が並列に配された場合のようにコネクタの体格を端子の配列方向に拡大させずに済む。また、各端子13を円筒状などに形成する必要がなく、その構成を簡素化させることが可能となり、加工コストや材料コスト等の低減を図ることができる。
電子部品14は、端子13に接続される外部部品を制御するための部品である。かかる外部部品としては、例えば電線10(端子13)と接続相手側機器との間で電気回路を形成する各種の部品を想定することができる。そして、このような外部部品を制御する電子部品14として、本実施形態に係るコネクタ構造はインターロックを備えている。インターロック14は、例えば2つのインターロック端子を有し、端子13が接続相手側機器の端子部材と正常な嵌合状態に位置付けられた時に、接続相手側機器に設けられたショート端子で2つのインターロック端子が接続されて所定の回路(インターロック回路)を閉じた状態とするようになっている。一方、端子13と接続相手側機器の端子部材が正常な嵌合状態に位置付けられていない場合、インターロック端子はショート端子と接続されず、インターロック回路は開いた状態のままとなる。したがって、インターロック回路が閉じていることを接続相手側機器に設けた検知手段等で検知することで、端子13と接続相手側機器の端子部材が正常に嵌合(接続)されていること、つまりこれらを電気的に導通させることが可能な状態にあることを検知することができる。これに対し、インターロック回路が開いていることを検知した場合には、端子13を接続相手側機器の端子部材に接続し直す等の対応をとることが可能となる。
これらの端子13及びインターロック14は、ハウジング15に保持されている。ハウジング15は、二つの端子13の各伸延部132の断面が互いにインターロック14を包囲する略円形状に並ぶように、端子13及びインターロック14を保持している。すなわち、二つの伸延部132はハウジング15により同軸上に配され、これらの伸延部132を略円筒状に対面させることができるため、二つの伸延部132の間にインターロック14を配するための空間を形成することが可能となる。
ハウジング15は、伸延部132をこのように対面させるように二つの端子13を同軸上に離隔して保持するとともに、対面させた伸延部132の内側にインターロック14を保持する保持部151と、保持部151で保持された端子13(換言すれば、電線10の端子接続部分)の外周を包囲して収容する収容部152を備えて構成されている。保持部151と収容部152は、二つの端子13の伸延部132と同軸上に配されており、これらの間には伸延部132を外部へ露出可能とする開口部15aが形成されている。
保持部151は、開口部15aへ挿通されて外部へ露出された伸延部132をその伸延方向に沿って保持する。これにより、伸延部132は、接続相手側機器の端子部材と接続可能に位置付けられる。また、保持部151は、その中心部(保持した伸延部132の内側)にインターロック14を外部へ臨ませた状態で内包して保持している。これにより、インターロック14は、接続相手側機器のショート端子等と接続可能に位置付けられる。
保持部151には、伸延部132に形成された係合孔132aと係合可能な係合突起151aが設けられている。係合突起151aは、逃げ溝151bに沿って片持ち状に伸延する可撓アームに突設されている。端子13をハウジング15に保持して収容させる際、係合突起151aは、伸延部132の内周面と当接して逃げ溝151bへ倒れるように弾性撓み変形しつつ、該内周面に沿って係合孔132aまで移動した時に外側(拡径方向)へ広がるように弾性撓み復帰変形して係合孔132aと係合される。この結果、端子13は保持部151に位置決め保持され、かかる端子13の外周側が収容部152で包囲される。これにより、ハウジング15は、二つの端子13を保持部151によって同軸上に配しつつ離隔するとともに、これらの端子13を収容部152によって収容することができる。この場合、保持部151は、係合突起151aが係合孔132aと係合された時に伸延部132の先端部と当接して干渉する突起を設けた構成としてもよい。このような突起を設けることで、端子13をハウジング15に収容させる際、かかる突起に当接するまで伸延部132を端子保持部151に沿ってスライドさせれば、開口部15aから適正に露出された状態で伸延部132を位置決めすることが可能となる。
なお、ハウジング15に端子13を収容させる際には、導体11の端末部110に端子13の接続部131を接続し、該端子13の伸延部132を開口部15aへ挿通させた状態で、ハウジング15と端子13を相対移動させればよい。この場合、電線10には、端子接続部分への基端側からの浸水を防止する密封部材(以下、シールラバーという。)16が装着されている。シールラバー16は、ゴムや樹脂等の弾性材で形成され、ホルダ部材(以下、シールラバーホルダという。)17により保持されている。この場合、シールラバーホルダ17は、シールラバー16よりも電線10の基端側(図3においては、右側)に装着され、該シールラバーホルダ17の端末側(同、左側)にシールラバー16を密着させることでシールラバー16を位置決め保持している。これにより、シールラバー16は、絶縁被覆12と収容部152の間及び二本の電線10の間に介在し、これらの間を密封している。同時に、シールラバー16は、後述するシールドシェル19の貫通孔19aをシールラバーホルダ17とともに塞いでいる。なお、本実施形態では、シールラバーホルダ17をシールラバー16とは別体構成としているが、これらを一体成形した構成とすることも可能である。
また、ハウジング15には、電線10の端子接続部分への端末側からの浸水を防止する密封部材(以下、パッキンという。)18を装着するための装着溝15bが形成されている。装着溝15bに装着されたパッキン18は、接続相手側機器の間口(図示しない)と収容部152との間に介在し、これらの間を密封する。この場合、パッキン18は、回転防止片18aを有しており、回転防止片18aを装着溝15bに形成された嵌入部15cに嵌め入れて干渉させることで、ハウジング15に対する回り止めが図られている。
端子13を収容したハウジング15は、収容部152の外周がシールドシェル19で包囲されている。シールドシェル19は、二本の電線10にそれぞれ挿通される貫通孔19aを有する底部191と、底部191から端末側へ伸延する筒状の壁部192と、壁部192から外側へ平坦状に延在する固定部193を有している。シールドシェル19は、ハウジング15に端子13を収容する前に、端末側から二本の電線10を底部191の貫通孔19aに予め挿通した状態にしておけばよい。ハウジング15への端子13の収容作業中は、導体11の端末部110よりも基端側へシールドシェル19を退避させておく。そして、導体11へ端子13を接続して該端子13をハウジング15に収容させた後、貫通孔19aに挿通した電線10に沿ってシールドシェル19を端末側へ移動させ、収容部152から外側へ平坦状に延在するように設けられたフランジ部152aに壁部192の先端を突き当てて係合させればよい。これにより、シールドシェル19を電線10に対して位置決めすることができる。
かかるシールドシェル19は、保護シース102を剥離してシールド導体101が露出された部位(端末部)103と接続される。この場合、シールド導体101の端末部103が壁部192の外周に載置されるように配され、その外周に被冠されたリング部材(シールドリング)19bで壁部192の外周に端末部103が圧着接続されている。そして、シールドシェル19は、固定部193に穿孔された固定孔193aに挿通された固定部材(ボルト等)99で接続相手側機器の固定用部材(図示しない)に固定され、シールド導体101が接続相手側機器を介して接地されることで、電線10のシールド処理を行っている。
以上、本実施形態に係るコネクタ構造によれば、複数(一例として、二つ)の端子13の伸延部132を円弧状(一例として、略半円筒状)に形成し、これらが略円筒状をなすように複数の端子13を対向配置させるため、これらの間にインターロック14を配する空間を形成することができる。これにより、インターロック14の配設空間を端子13の上側や下側、横側などに別途確保する必要がないため、コネクタの小型化を図ることができる。また、各端子13の伸延部132を円弧状(一例として、略半円筒状)に形成しているため、端子13の構成を簡素化させることが可能となり、加工コストや材料コスト等の低減、コネクタの軽量化を図ることができる。
上述した第一の実施形態では、電子部品としてインターロック14を設けた構成としているが、電子部品は端子に接続される外部部品を制御するための部品であればよく、インターロック14以外の部品であっても構わない。例えば、電子部品としてヒューズを設けたコネクタ構造とした場合であっても、第一の実施形態と同様の作用効果を奏することができる。以下、かかる構成に変更したコネクタ構造を本発明の第二の実施形態として説明する。なお、第二の実施形態において、上述した第一の実施形態と同一もしくは類似の構成部材については図面上で同一符号を付して説明を省略もしくは簡略し、以下では第一の実施形態との相違点について説明する。
(第二の実施形態)
図4〜図6には、本発明の第二の実施形態に係るコネクタ構造を示す。図4は、コネクタ構造の全体を示す斜視図であり、図5は、図4に示すコネクタ構造を端子側から示す図である。図6は、図5の矢印A5部分における縦断面を矢印方向から示す図である。
図4〜図6に示すように、本実施形態では、二本の電線10にそれぞれ一つずつ、二つの端子23が接続され、これらの端子23は互いの伸延部132を同軸上に配した場合、一組となって略円筒状をなすように対面させることができるようになっている。これにより、これら二つの端子23の間に電子部品(ヒューズ)24を配する空間が形成され、かかる空間においてヒューズ24がハウジング15の保持部151で保持されている。
二つの端子23のうち、一方(図6においては上側)の端子23aは、接続部131と伸延部132に加えて、屈曲部133を有している。屈曲部133は、伸延部132とは反対側へ接続部131に連なって形成されており、ヒューズ24と接続される。本実施形態では、ヒューズ24に取り付けられたヒューズ端子24aを挟み込むクリップ状をなすように屈曲部133を形成しているが、ヒューズ24(ヒューズ端子24a)と接続することが可能であれば、屈曲部の形状はこれに限定されない。
ヒューズ24は、保持部151の中心部(伸延部132の内側)に内包状態で保持され、保持部151に形成された貫通孔151cに挿通したヒューズ端子24aが屈曲部133によって挟持されている。これにより、ヒューズ端子24a及び端子23(23a)を介してヒューズ24は電線10と接続される。したがって、二本の電線10の端子23と接続相手側機器間に形成される回路にヒューズ24を接続させることで、過電流が流れた場合に該回路を遮断して接続相手側機器の保護を図ることができる。すなわち、本実施形態ではヒューズ24による保全機能がコネクタ構造に付加されている。
このように配された二つの端子23は、同軸上に離隔されてヒューズ24とともにハウジング15に収容されている。なお、二つの端子23は伸延部132を接続相手側機器の端子部材と接続可能に、ヒューズ24はヒューズ端子24aとは反対側の接続部を接続相手側機器の内部回路等と接続可能にそれぞれ位置付けられている。また、絶縁被覆12と収容部152の間及び二本の電線10の間をシールラバー16で密封するととともに、接続相手側機器の間口(図示しない)と端子収容部142との間をパッキン18で密封し、電線10の端子接続部分への浸水を防止していることは、第一の実施形態と同様である。
端子23を収容したハウジング15は、収容部152の外周がシールドシェル19で包囲され、かかるシールドシェル19には、シールド導体101の端末部103がシールドリング19bで圧着接続されている。この場合、壁部192には、ハウジング15の収容部152に設けられた係合突起152bと係合可能な係合孔192aが形成されている。係合突起152bは、逃げ溝152cに沿って片持ち状に伸延する可撓アームに突設されている。これにより、シールドシェル19を収容部152の外周に基端側から嵌入し、係合突起152bを係合孔192aと係合させることで、シールドシェル19をハウジング15、端的には電線10に対して位置決め固定することができる。また、シールラバーホルダ17の外周に形成された突条部17aと底部191を係合させることでも、シールドシェル19の位置決めがなされている。
ここで上述した第一の実施形態(図1〜図3)及び第二の実施形態(図4〜図6)では、二本の電線10にそれぞれ一つずつ、二つの端子13が接続された構成としているが、三本以上の電線にそれぞれ一つずつ、複数の端子が接続されたコネクタ構造とすることも可能である。例えば、三本の電線にそれぞれ一つずつ、三つの端子を接続してなるコネクタ構造において、各端子の伸延部を同一の曲率を有する円弧状に形成し、これらの伸延部を同一間隔(120°の位相差)で同軸上に配して略円筒状に並べた構成とすることができる。要するに、複数の端子の伸延部を断面が円弧状をなすように形成し、これらの伸延部が略円筒状(断面が略円形状)をなすように複数の端子を配することで、これらの間にインターロックやヒューズ等の電子部品を配する空間を形成することができれば、端子の数(換言すれば、電線の本数)は特に限定されず、任意に設定すればよい。
10 電線
13 端子
14 電子部品(インターロック)
15 ハウジング
24 電子部品(ヒューズ)
131 接続部
132 伸延部

Claims (2)

  1. 電線に接続する複数の端子と、前記端子に接続される外部部品を制御する電子部品と、前記端子と前記電子部品を保持して収容するハウジングとを備えたコネクタ構造であって、
    各端子は、前記電線に接続される接続部と、断面が円弧状に形成されて前記接続部から伸延する伸延部を有し、
    前記ハウジングは、前記伸延部の断面が互いに前記電子部品を包囲する略円形状に並ぶように、前記端子及び前記電子部品を保持することを特徴とする電線のコネクタ構造。
  2. 前記ハウジングは、各端子を同軸上に離隔して保持する保持部と、各端子の外周を包囲して収容する収容部を有し、
    前記保持部は、前記電子部品を内包して保持することを特徴とする請求項1に記載の電線のコネクタ構造。
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