JP2014215002A - ドレン回収システム - Google Patents

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Abstract

【課題】弁における一次側から二次側又は二次側から一次側への蒸気の漏れを検知して、省エネルギーで運転できるドレン回収システムを提供すること。
【解決手段】蒸気ヘッダ12を備えるボイラ10において発生され負荷機器20において用いられた蒸気が凝集して生じたドレンを回収してボイラ10に供給し、バッファタンク30と、アシストタンク40と、アシストタンク圧力検知部PSA,PSBと、第2ドレン供給ラインL3を開閉するドレン供給弁71と、連通ラインL6を開閉する連通弁73と、蒸気供給ラインL4を開閉する蒸気供給弁72と、給水ラインL7と、給水ポンプ60と、蒸気ヘッダ圧力検知部HSと、蒸気供給弁72が開放され、かつ、連通弁73及びドレン供給弁71が閉鎖された状態において、アシストタンク40の内部の圧力と蒸気ヘッダ12の内部の圧力との圧力差が第1圧力差を上回った場合に、警報を報知する報知部8と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、ドレン回収システムに関する。より詳細には、負荷機器から排出されるドレンを、大気に開放することなく回収してボイラに給水するクローズド方式のドレン回収システムに関する。
従来、ボイラで発生させた蒸気を負荷機器に供給し、この負荷機器において熱源として使用された蒸気から発生するドレンを回収して再度ボイラへの給水として利用するドレン回収システムが提案されている。
ドレン回収システムとしては、負荷機器において発生したドレンを、大気に開放された開放型のドレン回収タンクに回収してボイラに給水するオープン方式のドレン回収システム、及び耐圧性を有する密閉型のドレン回収タンクにドレンを高温高圧の状態で回収して、このドレンをボイラに給水するクローズド方式のドレン回収システムが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−105442号公報
クローズド方式のドレン回収システムでは、オープン方式のドレン回収システムに比して、高温での給水が可能となるため、ボイラの燃料消費量を低減でき、ボイラの運転コストを低減できる。また、ドレン回収タンクの内部の圧力を高く保つことで、ボイラとの圧力差を小さくできるので、ドレン回収タンクからボイラに給水を行う場合に用いられる給水ポンプを駆動させる動力を低減できる。
ところで、ドレン回収システムにおいては、各ラインに配置される弁において開閉動作等により磨耗が生じて、弁が閉鎖状態であっても、ラインを完全に閉鎖できずに、弁における一次側から二次側又は二次側から一次側への蒸気の漏れ(以下「弁越し漏れ」ともいう)が生じる場合がある。ドレン回収システムにおいて、蒸気の圧力差やタンクの高低差等のエネルギーにより蒸気を供給するように構成される場合には、弁において弁越し漏れが生じていると、蒸気の圧力差やタンクの高低差等のエネルギーが無駄になる。しかし、弁において弁越し漏れが生じていても、例えば、給水ポンプを駆動してもドレン回収タンクからボイラへの給水ができない状態になるまで、弁における弁越し漏れを知ることができなかった。
従って、本発明は、弁における一次側から二次側又は二次側から一次側への蒸気の漏れを検知して、省エネルギーで運転できるドレン回収システムを提供することを目的とする。
本発明は、蒸気を発生させる複数の缶体、及び該複数の缶体それぞれから発生した蒸気が集合される蒸気ヘッダを備えるボイラにおいて発生され、負荷機器において用いられた蒸気が凝集して生じたドレンを回収して前記ボイラに供給するドレン回収システムであって、前記負荷機器で生じたドレンが収容されるバッファタンクと、前記バッファタンクよりも下方に配置されるアシストタンクと、前記アシストタンクの内部の圧力を検知するアシストタンク圧力検知部と、前記負荷機器と前記バッファタンクとを接続し、前記負荷機器で発生したドレンを前記バッファタンクに供給する第1ドレン供給ラインと、前記バッファタンクと前記アシストタンクとを接続し、前記バッファタンクに収容されたドレンを前記アシストタンクに供給する第2ドレン供給ラインと、前記第2ドレン供給ラインを開閉するドレン供給弁と、前記アシストタンクと前記バッファタンクとを接続し、前記アシストタンクの内部空間と前記バッファタンクの内部空間とを連通させる連通ラインと、前記連通ラインを開閉する連通弁と、前記ボイラと前記アシストタンクとを接続し、前記ボイラで発生した蒸気を前記アシストタンクに供給する蒸気供給ラインと、前記蒸気供給ラインを開閉する蒸気供給弁と、前記アシストタンクと前記ボイラとを接続し、前記アシストタンクに収容されたドレンを前記ボイラに供給する給水ラインと、前記給水ラインに配置される給水ポンプと、前記蒸気ヘッダの内部の圧力を検知する蒸気ヘッダ圧力検知部と、前記蒸気供給弁が開放され、かつ、前記連通弁及び前記ドレン供給弁が閉鎖された状態において、前記アシストタンクの内部の圧力と前記蒸気ヘッダの内部の圧力との圧力差が第1圧力差を上回った場合に、警報を報知する報知部と、を備えるドレン回収システムに関する。
また、本発明は、ボイラにおいて発生され、負荷機器において用いられた蒸気が凝集して生じたドレンを回収して前記ボイラに供給するドレン回収システムであって、前記負荷機器で生じたドレンが収容されるバッファタンクと、前記バッファタンクの内部の圧力を検知するバッファタンク圧力検知部と、前記バッファタンクよりも下方に配置されるアシストタンクと、前記アシストタンクの内部の圧力を検知するアシストタンク圧力検知部と、前記負荷機器と前記バッファタンクとを接続し、前記負荷機器で発生したドレンを前記バッファタンクに供給する第1ドレン供給ラインと、前記バッファタンクと前記アシストタンクとを接続し、前記バッファタンクに収容されたドレンを前記アシストタンクに供給する第2ドレン供給ラインと、前記第2ドレン供給ラインを開閉するドレン供給弁と、前記アシストタンクと前記バッファタンクとを接続し、前記アシストタンクの内部空間と前記バッファタンクの内部空間とを連通させる連通ラインと、前記連通ラインを開閉する連通弁と、前記ボイラと前記アシストタンクとを接続し、前記ボイラで発生した蒸気を前記アシストタンクに供給する蒸気供給ラインと、前記蒸気供給ラインを開閉する蒸気供給弁と、前記アシストタンクと前記ボイラとを接続し、前記アシストタンクに収容されたドレンを前記ボイラに供給する給水ラインと、前記給水ラインに配置される給水ポンプと、前記蒸気供給弁が閉鎖され、かつ、前記連通弁及び前記ドレン供給弁が開放された状態において、前記アシストタンクの内部の圧力と前記バッファタンクの内部の圧力との圧力差が第2圧力差を上回った場合に、警報を報知する報知部と、を備えるドレン回収システムに関する。
また、本発明は、蒸気を発生させる複数の缶体、及び該複数の缶体それぞれから発生した蒸気が集合される蒸気ヘッダを備えるボイラにおいて発生され、負荷機器において用いられた蒸気が凝集して生じたドレンを回収して前記ボイラに供給するドレン回収システムであって、前記負荷機器で生じたドレンが収容されるバッファタンクと、前記バッファタンクの内部の圧力を検知するバッファタンク圧力検知部と、前記バッファタンクよりも下方に配置されるアシストタンクと、前記アシストタンクの内部の圧力を検知するアシストタンク圧力検知部と、前記負荷機器と前記バッファタンクとを接続し、前記負荷機器で発生したドレンを前記バッファタンクに供給する第1ドレン供給ラインと、前記バッファタンクと前記アシストタンクとを接続し、前記バッファタンクに収容されたドレンを前記アシストタンクに供給する第2ドレン供給ラインと、前記第2ドレン供給ラインを開閉するドレン供給弁と、前記アシストタンクと前記バッファタンクとを接続し、前記アシストタンクの内部空間と前記バッファタンクの内部空間とを連通させる連通ラインと、前記連通ラインを開閉する連通弁と、前記ボイラと前記アシストタンクとを接続し、前記ボイラで発生した蒸気を前記アシストタンクに供給する蒸気供給ラインと、前記蒸気供給ラインを開閉する蒸気供給弁と、前記アシストタンクと前記ボイラとを接続し、前記アシストタンクに収容されたドレンを前記ボイラに供給する給水ラインと、前記給水ラインに配置される給水ポンプと、前記蒸気ヘッダの内部の圧力を検知する蒸気ヘッダ圧力検知部と、前記蒸気供給弁が開放され、かつ、前記連通弁及び前記ドレン供給弁が閉鎖された状態において、前記アシストタンクの内部の圧力と前記蒸気ヘッダの内部の圧力との圧力差が第1圧力差を上回った場合に、又は、前記蒸気供給弁が閉鎖され、かつ、前記連通弁及び前記ドレン供給弁が開放された状態において、前記アシストタンクの内部の圧力と前記バッファタンクの内部の圧力との圧力差が第2圧力差を上回った場合に、警報を報知する報知部と、を備えるドレン回収システムに関する。
本発明のドレン回収システムによれば、弁における一次側から二次側又は二次側から一次側への蒸気の漏れを検知して、省エネルギーで運転できるドレン回収システムを提供することができる。
本発明の一実施形態に係るドレン回収システムの構成を示す図である。 本実施形態におけるアシストタンクの構成を示す概略図である。 本実施形態のドレン回収システムにおける各弁の開閉状態を示す説明図である。
以下、本発明のドレン回収システムの一実施形態について、図面を参照しながら説明する。本実施形態のドレン回収システムは、負荷機器において発生したドレンを、耐圧性を有する密閉型のタンクに高温高圧の状態で回収して、このドレンをボイラに給水するクローズド方式のドレン回収システムである。
まず、図1を参照して、本実施形態のドレン回収システム1の全体構成について説明する。以下の説明において「ライン」とは、流路、経路、管路等の総称である。
本実施形態のドレン回収システム1は、ボイラ10と、負荷機器20と、バッファタンク30と、アシストタンク40と、オープンタンク50と、給水ポンプとしてのドレンポンプ60と、を備える。
また、ドレン回収システム1は、これらの機器を接続し、蒸気又は水が流通する複数のライン、及びこれら複数のラインを開閉させる複数の弁、及びこれら複数の弁等の動作を制御する制御部9を備える。具体的には、ドレン回収システム1は、ラインとして、第1蒸気供給ラインL1と、第1ドレン供給ラインL2と、第2ドレン供給ラインL3と、本発明の蒸気供給ラインとしての第2蒸気供給ラインL4と、第3蒸気供給ラインL5と、連通ラインL6と、給水ラインL7と、補給水供給ラインL8と、フラッシュ蒸気排出ラインL9と、を備える。また、ドレン回収システム1は、弁として、ドレン供給弁71と、蒸気供給弁72と、連通弁73と、を備える。
ボイラ10は、蒸気を発生させる複数の缶体11と、これら複数の缶体11で発生した蒸気が集合される蒸気ヘッダ12と、複数の缶体11と蒸気ヘッダ12とを連結する連結管13と、を備える。
複数の缶体11は、これらの缶体11に供給された水を加熱して蒸気を発生させる。複数の缶体11で発生した蒸気は、連結管13を通って蒸気ヘッダ12に供給される。蒸気ヘッダ12には、蒸気ヘッダ12の内部の圧力を検知する蒸気ヘッダ圧力センサHSが取り付けられている。
負荷機器20は、ボイラ10で発生した蒸気を熱源として利用し、加熱対象物との間で熱交換を行う。
バッファタンク30は、負荷機器20において熱交換に用いられた蒸気の一部が凝集して生じるドレンを回収して収容する。このバッファタンク30は、耐圧性を有し密閉可能な圧力容器により構成される。バッファタンク30は、ボイラ10よりも上方に配置される。バッファタンク30には、バッファタンク30の内部の圧力を検知するバッファタンク圧力検知部としてのバッファタンク圧力センサBPSが取り付けられる。
アシストタンク40は、バッファタンク30の下流側に配置される。このアシストタンク40は、バッファタンク30よりも下方、かつ、ボイラ10よりも上方に配置される。アシストタンク40は、バッファタンク30から供給されたドレンを収容する。アシストタンク40に収容されたドレンは、ボイラ10に供給される。
本実施形態では、アシストタンク40は、第1アシストタンク40A及び第2アシストタンク40Bの2つのタンクを備える。
第1アシストタンク40A及び第2アシストタンク40Bには、それぞれ、アシストタンク40A,40Bの内部の圧力を検知するアシストタンク圧力検知部としてのアシストタンク圧力センサPSA,PSB、及び収容されたドレンの水位を検知する水位検知部としての水位センサSA,SBが取り付けられている。
アシストタンク40は、耐圧性を有し密閉可能な圧力容器により構成される。より具体的には、アシストタンク40は、図2に示すように、タンク本体41と、このタンク本体41に設けられる蒸気導入口42と、タンク本体41の内部に配置される板状部材43と、を備える。
タンク本体41は、円筒形状に形成され、高さ方向が鉛直方向に沿って配置される。このタンク本体41は、直径よりも高さが高い縦長の円筒形状に形成される。
蒸気導入口42は、タンク本体41の上面の中央部に設けられる。この蒸気導入口42には、後述する第2蒸気供給ラインL4の下流側の端部が接続される。第2蒸気供給ラインL4から供給される蒸気は、蒸気導入口42から下方に向かってタンク本体41の内部に導入される。
板状部材43は、タンク本体41の直径よりも小さい直径を有する円板形状に形成される。この板状部材43は、蒸気導入口42の下方に、水平方向に広がって配置される。板状部材43は、蒸気導入口42からタンク本体41に導入される蒸気を整流する整流板として機能する。板状部材43は、例えば、タンク本体41の上面の内面に設けられた吊り下げ部材(図示せず)により吊り下げられて、蒸気導入口42の下方に配置される。
オープンタンク50は、大気に開放されている。このオープンタンク50は、バッファタンク30及びアシストタンク40を介してボイラ10に供給される補給水を貯留する。また、オープンタンク50には、バッファタンク30においてドレンから発生したフラッシュ蒸気が導入される。
ドレンポンプ60は、後に詳述する給水ラインL7に配置される。このドレンポンプ60は、アシストタンク40から供給されたドレンを昇圧してボイラ10に供給する。
第1蒸気供給ラインL1は、蒸気ヘッダ12と負荷機器20とを接続し、ボイラ10で発生した蒸気を負荷機器20に供給する。
第1ドレン供給ラインL2は、負荷機器20とバッファタンク30とを接続し、負荷機器20で発生したドレンをバッファタンク30に供給する。この第1ドレン供給ラインL2には、負荷機器20において発生したドレンを排出し、かつ、蒸気の排出を防ぐスチームトラップ81が配置される。
第2ドレン供給ラインL3は、バッファタンク30とアシストタンク40とを接続し、バッファタンク30に収容されたドレンをアシストタンク40に供給する。本実施形態では、第2ドレン供給ラインL3の上流側の端部は、バッファタンク30の下部に接続される。また、第2ドレン供給ラインL3の下流側は、第1アシストタンク40Aにドレンを供給する第2ドレン供給ラインL3Aと、第2アシストタンク40Bにドレンを供給する第2ドレン供給ラインL3Bとに分岐している。そして、第2ドレン供給ラインL3Aの下流側の端部は、第1アシストタンク40Aの底部に接続され、第2ドレン供給ラインL3Bの下流側の端部は、第2アシストタンク40Bの底部に接続される。
ドレン供給弁71は、モータバルブにより構成され、第2ドレン供給ラインL3に配置される。ドレン供給弁71は、第2ドレン供給ラインL3を開閉する。本実施形態では、ドレン供給弁71として、第2ドレン供給ラインL3Aに第1ドレン供給弁71Aが配置され、第2ドレン供給ラインL3Bに第2ドレン供給弁71Bが配置される。また、第2ドレン供給ラインL3Aにおける第1ドレン供給弁71Aの下流側、及び第2ドレン供給ラインL3Bにおける第2ドレン供給弁71Bの下流側には、アシストタンク40からバッファタンク30へのドレンの逆流を防ぐ逆止弁82A,82Bが配置されている。
第2蒸気供給ラインL4は、蒸気ヘッダ12とアシストタンク40とを接続し、ボイラ10で発生した蒸気をアシストタンク40に供給する。本実施形態では、第2蒸気供給ラインL4は、下流側において、第1アシストタンク40Aに蒸気を供給する第2蒸気供給ラインL4Aと、第2アシストタンク40Bに蒸気を供給する第2蒸気供給ラインL4Bとに分岐している。そして、第2蒸気供給ラインL4Aの下流側の端部は、第1アシストタンク40Aの上部に接続され、第2蒸気供給ラインL4Bの下流側の端部は、第2アシストタンク40Bの上部に接続される。
蒸気供給弁72は、モータバルブにより構成され、第2蒸気供給ラインL4に配置される。蒸気供給弁72は、第2蒸気供給ラインL4を開閉する。本実施形態では、蒸気供給弁72として、第2蒸気供給ラインL4Aに第1蒸気供給弁72Aが配置され、第2蒸気供給ラインL4Bに第2蒸気供給弁72Bが配置される。また、第2蒸気供給ラインL4Aにおける第1蒸気供給弁72Aの下流側、及び第2蒸気供給ラインL4Bにおける第2蒸気供給弁72Bの下流側には、アシストタンク40からの蒸気の逆流を防ぐ逆止弁83A,83Bが配置されている。
第3蒸気供給ラインL5は、蒸気ヘッダ12とバッファタンク30とを接続し、ボイラ10で発生した蒸気をバッファタンク30に供給する。本実施形態では、第3蒸気供給ラインL5の上流側は、第2蒸気供給ラインL4における第2蒸気供給ラインL4Aと第2蒸気供給ラインL4Bとの分岐部よりも上流側に接続されている。即ち、本実施形態では、第2蒸気供給ラインL4の上流側及び第3蒸気供給ラインL5の上流側は、共通のラインにより構成される。第3蒸気供給ラインL5の下流側の端部は、バッファタンク30の上部に接続される。第3蒸気供給ラインL5には、バッファタンク30に所定の圧力で蒸気を供給するための圧力調整弁84が配置されている。
連通ラインL6は、アシストタンク40とバッファタンク30とを接続し、アシストタンク40の内部空間とバッファタンク30の内部空間とを連通させる。本実施形態では、連通ラインL6のバッファタンク30側の端部は、バッファタンク30の上部に接続される。そして、連通ラインL6は、アシストタンク40側において、第1アシストタンク40Aの上部に接続される連通ラインL6Aと、第2アシストタンク40Bの上部に接続される連通ラインL6Bとに分岐している。
連通弁73は、モータバルブにより構成され、連通ラインL6に配置される。連通弁73は、連通ラインL6を開閉する。本実施形態では、連通弁73として、連通ラインL6Aに第1連通弁73Aが配置され、連通ラインL6Bに第2連通弁73Bが配置される。また、連通ラインL6Aにおける第1連通弁73Aのバッファタンク30側及び連通ラインL6Bにおける第2連通弁73Bのバッファタンク30側には、バッファタンク30からアシストタンク40への蒸気の逆流を防ぐ逆止弁85A,85Bが配置されている。
給水ラインL7は、アシストタンク40とボイラ10とを接続し、アシストタンク40に収容されたドレンをボイラ10に供給する。本実施形態では、給水ラインL7は、上流側の端部が第1アシストタンク40Aに接続される給水ラインL7Aと、上流側の端部が第2アシストタンク40Bに接続される給水ラインL7Bとが、接続部86において接続されて合流している。上述したドレンポンプ60は、給水ラインL7における接続部86の下流側に配置される。
給水ラインL7は、接続部86の下流側において複数の缶体11と同数に分岐し、分岐したラインそれぞれの端部は、複数の缶体11に接続される。
本実施形態では、給水ラインL7A及び給水ラインL7Bには、それぞれ、ボイラ10からの水の逆流を防ぐ逆止弁87A,87Bが配置されている。また、給水ラインL7Aにおける逆止弁87Aの上流側及び給水ラインL7Bにおける逆止弁87Bの上流側は、第2ドレン供給ラインL3Aの下流側及び第2ドレン供給ラインL3Bの下流側と共通のラインにより構成される。
補給水供給ラインL8は、オープンタンク50とバッファタンク30とを接続し、オープンタンク50に貯留された補給水をバッファタンク30に供給する。この補給水供給ラインL8には、補給水供給ポンプ88が配置され、この補給水供給ポンプ88を駆動させることにより、オープンタンク50からバッファタンク30に補給水が供給される。
フラッシュ蒸気排出ラインL9は、バッファタンク30とオープンタンク50とを接続し、バッファタンク30で発生したフラッシュ蒸気をオープンタンク50に排出する。このフラッシュ蒸気排出ラインL9には、圧力調整弁89が配置されている。圧力調整弁89は、バッファタンク30の内部の圧力が所定の圧力を超えた場合に、フラッシュ蒸気をオープンタンク50側に逃がして、バッファタンク30の内部の圧力を低下させる。
制御部9は、ボイラ10からの信号、バッファタンク圧力センサBPSにより検知された圧力、アシストタンク圧力センサPSA,PSBにより検知された圧力、蒸気ヘッダ圧力センサHSにより検知された圧力、及び水位センサSA,SBにより検知された水位に基づいて、ドレン供給弁71、蒸気供給弁72、及び連通弁73の開閉等を制御する。制御部9による各弁の制御の詳細については、後述する。
報知部8は、制御部9に制御されて、所定の警報を報知する。報知部8は、制御部9と電気的に接続されている。報知は、例えば、表示、発音(発声)、発光などのうちの一つ以上である。つまり、報知部8は、表示器(液晶パネル等)、スピーカー、ランプなどのうちの一つ以上から構成される。
本実施形態のドレン回収システム1では、負荷機器20において発生したドレンは、第1ドレン供給ラインL2を介してバッファタンク30に収容される。バッファタンク30に収容されたドレンは、第2ドレン供給ラインL3を介して、第1アシストタンク40A又は第2アシストタンク40Bに供給される。そして、ドレンは、第1アシストタンク40A又は第2アシストタンク40Bのいずれかから給水ラインL7を介してボイラ10に供給される。
ここで、本実施形態では、アシストタンク40をバッファタンク30の下方に配置したこと、及びアシストタンク40の内部空間とバッファタンク30の内部空間とを連通させる連通ラインL6を設けたことにより、バッファタンク30からアシストタンク40へのドレンの供給を、ポンプ等の動力を用いることなく行える。
また、アシストタンク40に、蒸気を供給する第2蒸気供給ラインL4を設けたことにより、アシストタンク40の内部の圧力をボイラ10の圧力と略同一の圧力まで昇圧できる。これにより、ドレンポンプ60を駆動させる動力を低減した状態でボイラ10への給水を行えるので、ドレン回収システム1を、低コストで運転できる。
また、アシストタンク40をボイラ10よりも上方に配置したので、アシストタンク40からボイラ10への給水に、アシストタンク40とボイラ10との高低差も利用でき、ドレンポンプ60を駆動させる動力をより低減できる。
また、アシストタンク40を、タンク本体41と、板状部材43と、を含んで構成し、この板状部材43をタンク本体41の内部における蒸気導入口42の下方に配置した。これにより、蒸気導入口42から下方に向かって導入された蒸気を、板状部材43により整流できるので、タンク本体41の内部において偏った流れを形成することなく、タンク本体41の内部に均等に蒸気を導入できる。よって、タンク本体41に収容されたドレンの水面を、導入された蒸気により乱さないので、ドレンと蒸気との界面における熱交換を抑制できる。その結果、アシストタンク40の内部の圧力を短時間で上昇させられる。また、アシストタンク40に供給する蒸気の量を少なくできるので、省エネルギーの効果を向上できる。
また、タンク本体41を縦長の円筒形状に構成した。これにより、タンク本体41の内部におけるドレンと蒸気との界面の面積を小さくできる。よって、水蒸気の飽和状態を維持させるべき界面の面積を小さくできるので、アシストタンク40の内部の圧力を短時間で上昇させられる。また、アシストタンク40に供給する蒸気の量を少なくできるので、省エネルギーの効果を向上できる。
また、第2蒸気供給ラインL4及び第3蒸気供給ラインL5の上流側の端部を蒸気ヘッダ12に接続した。これにより、複数の缶体11で発生した蒸気が集合される蒸気ヘッダ12からバッファタンク30及びアシストタンク40に蒸気を供給できるので、バッファタンク30及びアシストタンク40において蒸気を使用した場合における複数の缶体11それぞれの圧力の変化を低減できる。
更に、アシストタンク40を、第1アシストタンク40A及び第2アシストタンク40Bの2つのタンクにより構成したことで、ボイラ10への連続給水が可能となる。
次に、本実施形態のドレン回収システム1の具体的な動作について説明する。
ドレン回収システム1におけるドレンのボイラ10への供給は、主として、第1ドレン供給弁71A、第2ドレン供給弁71B、第1蒸気供給弁72A、第2蒸気供給弁72B、第1連通弁73A、及び第2連通弁73Bを、図3に示す以下の手順で開閉させることで実現できる。
図3は、ドレン回収システム1によりボイラ10に連続給水を行う場合の各工程における第1ドレン供給弁71A、第2ドレン供給弁71B、第1蒸気供給弁72A、第2蒸気供給弁72B、第1連通弁73A、及び第2連通弁73Bの開閉状態を示す図である。
図3では、第1アシストタンク40Aの水位が満水状態(後述の第2水位よりも高い水位の状態)であり、第2アシストタンク40Bの水位が低下した状態(後述の第1水位よりも低い状態)において、ボイラ10への給水が開始される場合について説明する。この場合、図3に示すように、第1工程、第2工程、第3工程及び第4工程の順に各弁が開閉され、これら第1工程〜第4工程が繰り返される。尚、ボイラ10に給水が行われている間は、ドレンポンプ60は、連続駆動している。
第1工程では、第1アシストタンク40Aからボイラ10に給水が行われ、第2アシストタンク40Bにドレンが供給される。
この場合、図3に示すように、まず、第1蒸気供給弁72Aが開放されて第1アシストタンク40Aに蒸気が供給される。そして、第1アシストタンク40Aの内部が昇圧されて、第1アシストタンク40Aの内部の圧力とボイラ10の圧力との差が所定の値(例えば、0.2MPa)よりも小さくなると、ドレンポンプ60の駆動力により、第1アシストタンク40Aからボイラ10へのドレンの供給が開始される。尚、この状態では、第1ドレン供給弁71A及び第1連通弁73Aは、閉鎖されている。
ここで、開閉動作等により第1連通弁73Aに磨耗が生じている場合には、第1連通弁73Aが閉鎖状態にあっても、第1連通弁73Aにおける一次側から二次側又は二次側から一次側への蒸気の漏れ(以下「弁越し漏れ」ともいう)が生じている可能性がある。第1蒸気供給弁72Aが開放され、かつ、第1ドレン供給弁71A及び第1連通弁73Aが閉鎖された状態において、第1連通弁73Aにおいて弁越し漏れが生じている場合には、第1アシストタンク40Aの内部の圧力を昇圧できずに、ドレンポンプ60の駆動力では、第1アシストタンク40Aからボイラ10へのドレンの供給ができない場合がある。
そのため、この第1工程においては、第1蒸気供給弁72Aが開放され、かつ、第1ドレン供給弁71A及び第1連通弁73Aが閉鎖された状態において、制御部9は、第1アシストタンク40Aの内部の圧力と蒸気ヘッダ12の内部の圧力との圧力差が第1圧力差を上回るか否かを監視している。報知部8は、第1アシストタンク40Aの内部の圧力と蒸気ヘッダ12の内部の圧力との圧力差が第1圧力差を上回った場合に、第1連通弁73Aにおいて弁越し漏れが生じているこという警報を報知する。例えば、第1圧力差としては、ドレンポンプ60を駆動しても第1アシストタンク40Aからボイラ10へのドレンの供給に支障が生じる(第1アシストタンク40Aからボイラ10へドレンを十分に給水できない)圧力差の下限の値が設定される。本実施形態においては、例えば、第1圧力差は、例えば、0.2MPaに設定される。
報知部8により第1アシストタンク40Aの内部の圧力と蒸気ヘッダ12の内部の圧力との圧力差が第1圧力差(例えば、0.2MPa)を上回ったことが報知されることにより、第1連通弁73Aにおける弁越し漏れを把握することができる。よって、報知部8の報知により、第1連通弁73Aを交換できる。従って、ドレン回収システム1を省エネルギーで運転できる。
一方、この第1工程においては、水位センサSBにより検知される水位が、第2アシストタンク40Bに収容されるドレンが残り少なくなったことを示す水位である第1水位を下回っている。水位センサSBにより検知される水位が第1水位を下回ると、制御部9は、第2蒸気供給弁72Bを閉鎖すると共に、第2連通弁73B及び第2ドレン供給弁71Bを開放する。すると、第2連通弁73Bが開放されることで、第2アシストタンク40Bの内部空間とバッファタンク30の内部空間とが連通し、第2アシストタンク40Bの内部の圧力とバッファタンク30の内部の圧力とが同一となる。ここで、バッファタンク30は、第2アシストタンク40Bよりも上方に配置されている。これにより、バッファタンク30と第2アシストタンク40Bとの高低差によって、第2アシストタンク40Bには、バッファタンク30からドレンが供給される。
ここで、開閉動作等により第2蒸気供給弁72Bに磨耗が生じている場合には、第2蒸気供給弁72Bが閉鎖状態にあっても、第2蒸気供給弁72Bにおける一次側から二次側又は二次側から一次側への蒸気の漏れ(以下「弁越し漏れ」ともいう)が生じている可能性がある。第2蒸気供給弁72Bが閉鎖され、第2連通弁73B及び第2ドレン供給弁71Bが開放された状態において、第2蒸気供給弁72Bにおいて弁越し漏れが生じている場合には、第2アシストタンク40Bの内部の圧力が昇圧されて、第2アシストタンク40Bの内部の圧力がバッファタンク30の内部の圧力よりも高くなり、バッファタンク30と第2アシストタンク40Bとの高低差では、バッファタンク30から第2アシストタンク40Bにドレンの供給ができない場合がある。
そのため、この第1工程においては、第2蒸気供給弁72Bが閉鎖され、かつ、第2連通弁73B及び第2ドレン供給弁71Bが開放された状態において、制御部9は、第2アシストタンク40Bの内部の圧力とバッファタンク30の内部の圧力との圧力差が第2圧力差を上回るか否かを監視している。報知部8は、第2アシストタンク40Bの内部の圧力とバッファタンク30の内部の圧力との圧力差が第2圧力差を上回った場合に、第2蒸気供給弁72Bにおいて弁越し漏れが生じているという警報を報知する。例えば、第2圧力差としては、バッファタンク30と第2アシストタンク40Bとの高低差ではバッファタンク30から第2アシストタンク40Bへのドレンの供給に支障が生じる(バッファタンク30から第2アシストタンク40Bにドレンを十分に供給できない)圧力差の下限の値が設定される。本実施形態においては、例えば、第2圧力差は、例えば、0.01〜0.05MPaに設定される。
報知部8により第2アシストタンク40Bの内部の圧力とバッファタンク30の内部の圧力との圧力差が第2圧力差(例えば、0.01〜0.05MPa)を上回ったことが報知されることにより、第2蒸気供給弁72Bにおける弁越し漏れを把握することができる。よって、報知部8の報知により、第2蒸気供給弁72Bを交換できる。従って、ドレン回収システム1を省エネルギーで運転できる。
第2工程では、第1アシストタンク40Aからボイラ10への給水が行われている状態で、第2アシストタンク40Bへのドレンの供給が完了し、第2アシストタンク40Bが待機状態となる。
この第2工程では、第1蒸気供給弁72Aが開放され、第1ドレン供給弁71A及び第1連通弁73Aが閉鎖された状態は維持され、第1アシストタンク40Aからボイラ10への給水は継続される。そして、第1アシストタンク40Aに収容されるドレンの水位は低下していく。
一方、第2アシストタンク40Bの水位が、第1水位よりも高い水位であり、第2アシストタンク40Bの満水状態を示す水位である第2水位まで上昇すると、水位センサSBにより第2水位を上回ったことが検知される。水位センサSBにより第2水位を上回ったことが検知されると、制御部9は、第2ドレン供給弁71B及び第2連通弁73Bを閉鎖する。これにより、第2アシストタンク40Bは、ボイラ10への給水準備が完了した待機状態となる。
また、この第2工程においては、第1工程と同様に、第1蒸気供給弁72Aが開放され、かつ、第1ドレン供給弁71A及び第1連通弁73Aが閉鎖された状態において、制御部9は、第1アシストタンク40Aの内部の圧力と蒸気ヘッダ12の内部の圧力との圧力差が第1圧力差(例えば、0.2MPa)を上回るか否かを監視している。報知部8は、第1アシストタンク40Aの内部の圧力と蒸気ヘッダ12の内部の圧力との圧力差が第1圧力差を上回った場合に、第1連通弁73Aにおいて弁越し漏れが生じているという警報を報知する。
第3工程では、第1アシストタンク40Aの水位が低下して、第1アシストタンク40Aからボイラ10への給水が停止される。また、第2アシストタンク40Bからボイラ10への給水が開始され、第1アシストタンク40Aには、バッファタンク30からドレンが供給される。
この第3工程では、第1アシストタンク40Aの水位が所定の第1水位まで低下すると、水位センサSAにより第1水位を下回ったことが検知される。水位センサSAにより第1水位を下回ったことが検知されると、制御部9は、第1蒸気供給弁72Aを閉鎖する。すると、第1アシストタンク40Aへの蒸気の供給が停止され、第1アシストタンク40Aの内部の圧力が低下する。そして、第1アシストタンク40Aの内部の圧力とボイラの圧力との圧力差が所定の値(例えば、0.2MPa)を超えると、第1アシストタンク40Aからボイラ10への蒸気の供給は停止される。
また、第3工程では、制御部9は、第1蒸気供給弁72Aを閉鎖した後、又は第1蒸気供給弁72Aを閉鎖すると同時に、第1連通弁73A及び第1ドレン供給弁71Aを開放する。すると、第1アシストタンク40Aの内部空間とバッファタンク30の内部空間とが連通することで、第1アシストタンク40Aの内部の高圧の蒸気がバッファタンク30に流れ、第1アシストタンク40Aの内部の圧力とバッファタンク30の内部の圧力とが同一になる。これにより、バッファタンク30と第1アシストタンク40Aとの高低差によって、第1アシストタンク40Aには、バッファタンク30からドレンが供給される。
ここで、開閉動作等により第1蒸気供給弁72Aに磨耗が生じている場合には、第1蒸気供給弁72Aが閉鎖状態にあっても、第1蒸気供給弁72Aにおける一次側から二次側又は二次側から一次側への蒸気の漏れ(以下「弁越し漏れ」ともいう)が生じている可能性がある。第1蒸気供給弁72Aが閉鎖され、第1連通弁73A及び第1ドレン供給弁71Aが開放された状態において、第1蒸気供給弁72Aにおいて弁越し漏れが生じている場合には、第1アシストタンク40Aの内部の圧力が昇圧されて、第1アシストタンク40Aの内部の圧力がバッファタンク30の内部の圧力よりも高くなり、バッファタンク30と第1アシストタンク40Aとの高低差では、バッファタンク30から第1アシストタンク40Aにドレンの供給がなされない場合がある。
そのため、この第3工程においては、第1蒸気供給弁72Aが閉鎖され、かつ、第1連通弁73A及び第1ドレン供給弁71Aが開放された状態において、制御部9は、第1アシストタンク40Aの内部の圧力とバッファタンク30の内部の圧力との圧力差が第2圧力差を上回るか否かを監視している。報知部8は、第1アシストタンク40Aの内部の圧力とバッファタンク30の内部の圧力との圧力差が第2圧力差を上回った場合に、第1蒸気供給弁72Aにおいて弁越し漏れが生じているという警報を報知する。例えば、第2圧力差としては、バッファタンク30と第1アシストタンク40Aとの高低差ではバッファタンク30から第1アシストタンク40Aへのドレンの供給に支障が生じる(バッファタンク30から第1アシストタンク40Aにドレンを十分に供給できない)圧力差の下限の値が設定される。本実施形態においては、例えば、第2圧力差は、例えば、0.01〜0.05MPaに設定される。
報知部8により第1アシストタンク40Aの内部の圧力とバッファタンク30の内部の圧力との圧力差が第2圧力差(例えば、0.01〜0.05MPa)を上回ったことが報知されることにより、第1蒸気供給弁72Aにおける弁越し漏れを把握することができる。よって、報知部8の報知により、第1蒸気供給弁72Aを交換できる。従って、ドレン回収システム1を省エネルギーで運転できる。
尚、本実施形態では、第2ドレン供給ラインL3Aには逆止弁82Aが配置されている。そのため、第1連通弁73A及び第1ドレン供給弁71Aを同時に開放した場合であっても、第2ドレン供給ラインL3Aからバッファタンク30へのドレンの逆流を防げる。
一方、第1アシストタンク40Aの水位センサSAにより第1水位を下回ったことが検知されると、制御部9は、第2蒸気供給弁72Bを開放する。すると、第2アシストタンク40Bに蒸気が供給されて、第2アシストタンク40Bの内部が昇圧される。そして、第2アシストタンク40Bの内部の圧力とボイラ10の圧力との差が所定の値(例えば、0.2MPa)よりも小さくなると、ドレンポンプ60の駆動力により、第2アシストタンク40Bからボイラ10へのドレンの供給が開始される。尚、この状態では、第2ドレン供給弁71B及び第2連通弁73Bは、閉鎖されている。
ここで、開閉動作等により第2連通弁73Bに磨耗が生じている場合には、第2連通弁73Bが閉鎖状態にあっても、第2連通弁73Bにおける一次側から二次側又は二次側から一次側への蒸気の漏れ(以下「弁越し漏れ」ともいう)が生じている可能性がある。第2蒸気供給弁72Bが開放され、かつ、第2ドレン供給弁71B及び第2連通弁73Bが閉鎖された状態において、第2連通弁73Bにおいて弁越し漏れが生じている場合には、第2アシストタンク40Bの内部の圧力を昇圧できずに、ドレンポンプ60の駆動力では、第2アシストタンク40Bからボイラ10へのドレンの供給がなされない場合がある。
そのため、この第3工程においては、第2蒸気供給弁72Bが開放され、かつ、第2ドレン供給弁71B及び第2連通弁73Bが閉鎖された状態において、制御部9は、第2アシストタンク40Bの内部の圧力と蒸気ヘッダ12の内部の圧力との圧力差が第1圧力差を上回るか否かを監視している。報知部8は、第2アシストタンク40Bの内部の圧力と蒸気ヘッダ12の内部の圧力との圧力差が第1圧力差を上回った場合に、第2連通弁73Bにおいて弁越し漏れが生じているという警報を報知する。例えば、第1圧力差としては、前述の第1アシストタンク40Aの内部の圧力と蒸気ヘッダ12の内部の圧力との圧力差と同様に、ドレンポンプ60を駆動しても第2アシストタンク40Bからボイラ10へのドレンの供給に支障が生じる(第2アシストタンク40Bからボイラ10へ十分に供給できない)圧力差の下限の値が設定される。本実施形態においては、例えば、第1圧力差は、例えば、0.2MPaに設定される。
報知部8により第2アシストタンク40Bの内部の圧力と蒸気ヘッダ12の内部の圧力との圧力差が第1圧力差(例えば、0.2MPa)を上回ったことが報知されることにより、第2連通弁73Bにおける弁越し漏れを把握することができる。よって、報知部8の報知により、第2連通弁73Bを交換できる。従って、ドレン回収システム1を省エネルギーで運転できる。
尚、この第3工程では、水位センサSAにより第1アシストタンク40Aの水位低下状態を検知した場合に、制御部9は、まず、第2蒸気供給弁72Bを開放し、所定時間(例えば、1〜2秒)経過後に第1蒸気供給弁72Aを閉鎖してもよい。これにより、第1アシストタンク40Aからボイラ10への給水が停止する前に、第2アシストタンク40Bからボイラ10への給水を開始できるので、ボイラ10への連続給水をより確実に行える。
第4工程では、第2アシストタンク40Bからボイラ10への給水が行われている状態で、第1アシストタンク40Aへのドレンの供給が完了し、第1アシストタンク40Aが待機状態となる。
第4工程では、第2蒸気供給弁72Bが開放され、第2ドレン供給弁71B及び第2連通弁73Bが閉鎖された状態は維持され、第2アシストタンク40Bからボイラ10への給水は継続される。
一方、第1アシストタンク40Aの水位が第2水位まで上昇すると、水位センサSAにより第2水位を上回ったことが検知される。水位センサSAにより第2水位を上回ったことが検知されると、制御部9は、第1ドレン供給弁71A及び第1連通弁73Aを閉鎖する。これにより、第1アシストタンク40Aは、ボイラ10への給水準備が完了した待機状態となる。
また、この第4工程においては、第3工程と同様に、第2蒸気供給弁72Bが開放され、かつ、第2ドレン供給弁71B及び第2連通弁73Bが閉鎖された状態において、制御部9は、第2アシストタンク40Bの内部の圧力と蒸気ヘッダ12の内部の圧力との圧力差が第1圧力差(例えば、0.2MPa)を上回るか否かを監視している。報知部8は、第2アシストタンク40Bの内部の圧力と蒸気ヘッダ12の内部の圧力との圧力差が第1圧力差を上回った場合に、第2連通弁73Bにおいて弁越し漏れが生じているという警報を報知する。
ボイラ10への給水が続いている間は、上記第1工程〜第4工程が繰り返される。
以上のドレン回収システム1を、アシストタンク圧力センサPSA,PSBと、蒸気ヘッダ圧力センサHSと、蒸気供給弁72が開放され、かつ、連通弁73及びドレン供給弁71が閉鎖された状態において、アシストタンク40の内部の圧力と蒸気ヘッダ12の内部の圧力との圧力差が第1圧力差を上回った場合に、警報を報知する報知部8と、を含んで構成した。これにより、アシストタンク40の内部の圧力と蒸気ヘッダ12の内部の圧力との圧力差が第1圧力差を上回った場合に、報知部8による報知により、連通弁73において弁越し漏れが生じていることを把握することができる。よって、連通弁73を交換することができ、ドレン回収システム1を省エネルギーで運転できる。
また、ドレン回収システム1を、バッファタンク圧力センサBPSと、アシストタンク圧力センサPSA,PSBと、蒸気供給弁72が閉鎖され、かつ、連通弁73及びドレン供給弁71が開放された状態において、アシストタンク40の内部の圧力とバッファタンク30の内部の圧力との圧力差が第2圧力差を上回った場合に、警報を報知する報知部8と、を含んで構成した。これにより、アシストタンク40の内部の圧力とバッファタンク30の内部の圧力との圧力差が第2圧力差を上回った場合に、報知部8による報知により、蒸気供給弁72において弁越し漏れが生じていることを把握することができる。よって、蒸気供給弁72を交換することができ、ドレン回収システム1を省エネルギーで運転できる。
また、ドレン回収システム1は、バッファタンク圧力センサBPSと、アシストタンク圧力センサPSA,PSBと、蒸気ヘッダ圧力センサHSと、を備えており、報知部8による報知により、アシストタンク40の内部の圧力と蒸気ヘッダ12の内部の圧力との圧力差が第1圧力差を上回った場合に連通弁73において弁越し漏れが生じていることを把握することができると共に、アシストタンク40の内部の圧力とバッファタンク30の内部の圧力との圧力差が第2圧力差を上回った場合に蒸気供給弁72において弁越し漏れが生じていることを把握することができる。よって、連通弁73及び蒸気供給弁72の1つ以上を交換することができ、ドレン回収システム1を省エネルギーで運転できる。
以上、本発明のドレン回収システムの好ましい一実施形態について説明したが、本発明は、上述した実施形態に制限されるものではなく、適宜変更が可能である。
例えば、本実施形態では、バッファタンク圧力センサBPS、アシストタンク圧力センサPSA,PSB及び蒸気ヘッダ圧力センサHSの全てを備え、アシストタンク40からボイラ10へのドレンの供給時又はバッファタンク30からアシストタンク40へのドレンの供給時に、第1圧力差を上回った場合又は第2圧力差を上回った場合に報知部8により警報を報知するように構成したが、これに限らない。アシストタンク圧力センサPSA,PSB及び蒸気ヘッダ圧力センサHSの2つを備え、アシストタンク40からボイラ10へのドレンの供給時に、アシストタンク40の内部の圧力と蒸気ヘッダ12の内部の圧力との圧力差が第1圧力差を上回った場合に、報知部8により警報を報知するように構成してもよい。また、バッファタンク圧力センサBPS及びアシストタンク圧力センサPSAの2つを備え、バッファタンク30からアシストタンク40へのドレンの供給時に、アシストタンク40の内部の圧力とバッファタンク30の内部の圧力との圧力差が第2圧力差を上回った場合に、報知部8により警報を報知するように構成してもよい。
また、第2蒸気供給ラインL4及び第3蒸気供給ラインL5の上流側を、蒸気ヘッダ12に接続したが、これに限らない。即ち、第2蒸気供給ラインL4及び第3蒸気供給ラインL5の上流側を、複数の缶体のいずれかの缶体に接続してもよい。
また、本実施形態では、ドレン回収システム1を、第1アシストタンク40A及び第2アシストタンク40Bの2つのアシストタンク40を含んで構成したが、これに限らない。即ち、ドレン回収システムを一つのアシストタンクにより構成してもよい。
また、本実施形態では、ドレン回収システム1を、第3蒸気供給ラインL5及び圧力調整弁84を含んで構成したが、これに限らない。即ち、ドレン回収システムを、第3蒸気供給ラインL5及び圧力調整弁84を含むことなく構成してもよい。
1 ドレン回収システム
8 報知部
9 制御部
10 ボイラ
11 缶体
12 蒸気ヘッダ
20 負荷機器
30 バッファタンク
40 アシストタンク
60 ドレンポンプ(給水ポンプ)
71 ドレン供給弁
72 蒸気供給弁
73 連通弁
L2 第1ドレン供給ライン
L3 第2ドレン供給ライン
L4 第2蒸気供給ライン(蒸気供給ライン)
L6 連通ライン
L7 給水ライン
BPS バッファタンク圧力センサ(バッファタンク圧力検知部)
PSA,PSB アシストタンク圧力センサ(アシストタンク圧力検知部)
HS 蒸気ヘッダ圧力センサ(蒸気ヘッダ圧力検知部)

Claims (3)

  1. 蒸気を発生させる複数の缶体、及び該複数の缶体それぞれから発生した蒸気が集合される蒸気ヘッダを備えるボイラにおいて発生され、負荷機器において用いられた蒸気が凝集して生じたドレンを回収して前記ボイラに供給するドレン回収システムであって、
    前記負荷機器で生じたドレンが収容されるバッファタンクと、
    前記バッファタンクよりも下方に配置されるアシストタンクと、
    前記アシストタンクの内部の圧力を検知するアシストタンク圧力検知部と、
    前記負荷機器と前記バッファタンクとを接続し、前記負荷機器で発生したドレンを前記バッファタンクに供給する第1ドレン供給ラインと、
    前記バッファタンクと前記アシストタンクとを接続し、前記バッファタンクに収容されたドレンを前記アシストタンクに供給する第2ドレン供給ラインと、
    前記第2ドレン供給ラインを開閉するドレン供給弁と、
    前記アシストタンクと前記バッファタンクとを接続し、前記アシストタンクの内部空間と前記バッファタンクの内部空間とを連通させる連通ラインと、
    前記連通ラインを開閉する連通弁と、
    前記ボイラと前記アシストタンクとを接続し、前記ボイラで発生した蒸気を前記アシストタンクに供給する蒸気供給ラインと、
    前記蒸気供給ラインを開閉する蒸気供給弁と、
    前記アシストタンクと前記ボイラとを接続し、前記アシストタンクに収容されたドレンを前記ボイラに供給する給水ラインと、
    前記給水ラインに配置される給水ポンプと、
    前記蒸気ヘッダの内部の圧力を検知する蒸気ヘッダ圧力検知部と、
    前記蒸気供給弁が開放され、かつ、前記連通弁及び前記ドレン供給弁が閉鎖された状態において、前記アシストタンクの内部の圧力と前記蒸気ヘッダの内部の圧力との圧力差が第1圧力差を上回った場合に、警報を報知する報知部と、を備えるドレン回収システム。
  2. ボイラにおいて発生され、負荷機器において用いられた蒸気が凝集して生じたドレンを回収して前記ボイラに供給するドレン回収システムであって、
    前記負荷機器で生じたドレンが収容されるバッファタンクと、
    前記バッファタンクの内部の圧力を検知するバッファタンク圧力検知部と、
    前記バッファタンクよりも下方に配置されるアシストタンクと、
    前記アシストタンクの内部の圧力を検知するアシストタンク圧力検知部と、
    前記負荷機器と前記バッファタンクとを接続し、前記負荷機器で発生したドレンを前記バッファタンクに供給する第1ドレン供給ラインと、
    前記バッファタンクと前記アシストタンクとを接続し、前記バッファタンクに収容されたドレンを前記アシストタンクに供給する第2ドレン供給ラインと、
    前記第2ドレン供給ラインを開閉するドレン供給弁と、
    前記アシストタンクと前記バッファタンクとを接続し、前記アシストタンクの内部空間と前記バッファタンクの内部空間とを連通させる連通ラインと、
    前記連通ラインを開閉する連通弁と、
    前記ボイラと前記アシストタンクとを接続し、前記ボイラで発生した蒸気を前記アシストタンクに供給する蒸気供給ラインと、
    前記蒸気供給ラインを開閉する蒸気供給弁と、
    前記アシストタンクと前記ボイラとを接続し、前記アシストタンクに収容されたドレンを前記ボイラに供給する給水ラインと、
    前記給水ラインに配置される給水ポンプと、
    前記蒸気供給弁が閉鎖され、かつ、前記連通弁及び前記ドレン供給弁が開放された状態において、前記アシストタンクの内部の圧力と前記バッファタンクの内部の圧力との圧力差が第2圧力差を上回った場合に、警報を報知する報知部と、を備えるドレン回収システム。
  3. 蒸気を発生させる複数の缶体、及び該複数の缶体それぞれから発生した蒸気が集合される蒸気ヘッダを備えるボイラにおいて発生され、負荷機器において用いられた蒸気が凝集して生じたドレンを回収して前記ボイラに供給するドレン回収システムであって、
    前記負荷機器で生じたドレンが収容されるバッファタンクと、
    前記バッファタンクの内部の圧力を検知するバッファタンク圧力検知部と、
    前記バッファタンクよりも下方に配置されるアシストタンクと、
    前記アシストタンクの内部の圧力を検知するアシストタンク圧力検知部と、
    前記負荷機器と前記バッファタンクとを接続し、前記負荷機器で発生したドレンを前記バッファタンクに供給する第1ドレン供給ラインと、
    前記バッファタンクと前記アシストタンクとを接続し、前記バッファタンクに収容されたドレンを前記アシストタンクに供給する第2ドレン供給ラインと、
    前記第2ドレン供給ラインを開閉するドレン供給弁と、
    前記アシストタンクと前記バッファタンクとを接続し、前記アシストタンクの内部空間と前記バッファタンクの内部空間とを連通させる連通ラインと、
    前記連通ラインを開閉する連通弁と、
    前記ボイラと前記アシストタンクとを接続し、前記ボイラで発生した蒸気を前記アシストタンクに供給する蒸気供給ラインと、
    前記蒸気供給ラインを開閉する蒸気供給弁と、
    前記アシストタンクと前記ボイラとを接続し、前記アシストタンクに収容されたドレンを前記ボイラに供給する給水ラインと、
    前記給水ラインに配置される給水ポンプと、
    前記蒸気ヘッダの内部の圧力を検知する蒸気ヘッダ圧力検知部と、
    前記蒸気供給弁が開放され、かつ、前記連通弁及び前記ドレン供給弁が閉鎖された状態において、前記アシストタンクの内部の圧力と前記蒸気ヘッダの内部の圧力との圧力差が第1圧力差を上回った場合に、又は、前記蒸気供給弁が閉鎖され、かつ、前記連通弁及び前記ドレン供給弁が開放された状態において、前記アシストタンクの内部の圧力と前記バッファタンクの内部の圧力との圧力差が第2圧力差を上回った場合に、警報を報知する報知部と、を備えるドレン回収システム。
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JP2016102624A (ja) * 2014-11-28 2016-06-02 三浦工業株式会社 ボイラシステム
JP2018179439A (ja) * 2017-04-18 2018-11-15 株式会社荏原製作所 真空暖房ポンプ装置

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