JP2014214908A - 発熱素子の表面温度制御方法 - Google Patents

発熱素子の表面温度制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】周囲の雰囲気の温度や通過するガスの流速に基づき、発熱素子の発熱部の表面温度の低下量を予測する場合、発熱素子の製造時のばらつきや経年劣化による影響ならびにこの発熱素子が組み込まれる個々の状況によっては、表面温度の低下量を正確に予測することができない。
【解決手段】発熱温度と電気抵抗とが相関を持つ発熱抵抗体を用いた発熱素子の発熱部の表面温度を制御するための本発明の方法は、特定条件において発熱素子に供給される電力とこれによって発熱する発熱素子の温度との関係を取得すると共に、特定条件において発熱素子の温度とその電気抵抗との関係を取得し、発熱素子の目標表面温度を設定し、発熱素子に電力を供給して発熱素子の発熱部の電気抵抗を算出し、算出した電気抵抗が目標表面温度に対応した電気抵抗となるように、発熱素子に対する供給電力を制御する。
【選択図】なし

Description

本発明は、発熱温度と電気抵抗とが相関を持つ発熱電気抵抗体を用いた発熱素子の表面温度を制御するための方法に関する。
例えばグロープラグなどのように、発熱温度と電気抵抗とが相関を持つ発熱電気抵抗体を用いた発熱素子が知られている。このような発熱素子の使用に際しては、その製造時のばらつきや経年劣化による影響を考慮してその温度を制御する必要がある。例えば、特許文献1には内燃機関の運転停止時にグロープラグに対する通電を行い、その発熱温度と電気抵抗との相関を補正するようにした技術が開示されている。
特開2010−127487号公報
特許文献1に開示された方法では、発熱素子の製造時のばらつきや経年劣化による影響を考慮してその温度制御を行うことが可能である。しかしながら、このような発熱素子を雰囲気が大きく変化する環境にて使用する場合、発熱温度を正確に制御することが困難である。例えば、内燃機関の排気通路に配されたグロープラグに向けて燃料を噴射し、これによって着火・燃焼した高温の排気を排気浄化装置の触媒コンバーターの暖機に利用する場合、グロープラグの周囲を通過する排気の流速がその表面温度に大きな影響を与える。この場合、重要なのは燃料を着火・燃焼させるためのグロープラグの発熱部の表面温度であるが、実際に制御されるのは発熱素子自体の温度である。
このため、従来では排気通路に流入する排気温およびその流速に基づき、グロープラグの発熱部の表面温度の低下量、つまり冷え代を実験などから予測し、この冷え代を考慮に入れてグロープラグの温度を制御している。
しかしながら、このような方法であっても、発熱素子の製造時のばらつきや経年劣化による影響ならびにこの発熱素子が組み込まれる個々の内燃機関の状態によっては、上述した冷え代の誤差が大きくなってしまう。このため、グロープラグの発熱部の表面温度を正確に制御することができず、必然的にグロープラグに対する通電量を常に高めに設定して燃料の着火・燃焼が確実に行われるように配慮している。結果として、発電機の運転頻度を増大させることとなり、燃費の悪化を招来してしまう問題があった。
本発明の目的は、従来のものよりもグロープラグの発熱部の表面温度をより正確に制御する方法を提供することにある。
発熱温度と電気抵抗とが相関を持つ発熱抵抗体を用いた発熱素子の発熱部の表面温度を制御するための本発明の第1の形態は、特定条件において発熱素子に供給される電力とこれによって発熱する発熱素子の温度との関係を取得するステップと、前記特定条件において前記発熱素子の温度と電気抵抗との関係を取得するステップと、前記発熱素子の目標表面温度を設定するステップと、前記発熱素子に電力を供給して前記発熱素子の発熱部の電気抵抗を算出するステップと、算出した電気抵抗が前記目標表面温度に対応した電気抵抗となるように、前記発熱素子に対する供給電力を制御するステップとを具えたことを特徴とするものである。
本発明の第1の形態による発熱素子の表面温度制御方法において、特定条件にて発熱素子に供給される電力をP,発熱素子を構成する材料の温度抵抗係数および熱伝導率ならびに発熱素子の中心からその表面までの距離に関する定数をC,特定条件にて発熱素子に供給される電力Pに対応した発熱素子の電気抵抗をRとすると、電気抵抗Rと発熱素子に供給される電力Pとの関係がR={(P−P)/C}+Rを満たすことが有効である。
発熱温度と電気抵抗とが相関を持つ発熱抵抗体を用いた発熱素子の発熱部の表面温度を制御するための本発明の第2の形態は、特定条件において発熱素子に供給される電力とこれによって発熱する発熱素子の温度との関係を取得するステップと、前記特定条件において前記発熱素子の温度と電気抵抗との関係を取得するステップと、前記発熱素子の目標表面温度を設定するステップと、前記発熱素子に電力を供給してその電力を算出するステップと、算出した電力が前記目標表面温度に対応した電力となるように制御するステップとを具えたことを特徴とするものである。
本発明の第2の形態による発熱素子の表面温度制御方法において、特定条件において発熱素子に供給される電力をP,発熱素子を構成する材料の温度抵抗係数および熱伝導率ならびに発熱素子の中心からその表面までの距離に関する定数をC,特定条件において発熱素子に供給される電力Pに対応した発熱素子の電気抵抗をRとすると、電気抵抗Rと発熱素子に供給される電力Pとの関係がP=C(R−R)+Pを満たすことが有効である。
発熱素子に電力を供給するステップが、特定条件において発熱素子に供給される電力とこれによって発熱する発熱素子の温度との関係を利用して発熱素子に供給する初期電力を設定するステップを含むものであってよい。
特定条件が発熱素子の周囲に介在する気体が流動しない状態であってよい。
発熱素子が特定条件にあるか否かを判定するステップと、発熱素子が特定条件にある場合、発熱素子の周囲の雰囲気温度を検出するステップと、検出した雰囲気温度が所定範囲にある場合、発熱素子の電気抵抗が前記特定条件において発熱素子の電気抵抗Rに対応する電力Pを発熱素子に供給するステップと、電力Pの供給に伴って変化する発熱素子の電気抵抗を求めるステップと、変化が収束した時点での発熱素子の電気抵抗を取得し、これに基づいて特定条件において発熱素子に供給される電力Pに対応した発熱素子の電気抵抗Rを学習補正するステップとをさらに具えることができる。
あるいは、発熱素子が特定条件にあるか否かを判定するステップと、発熱素子が前記特定条件にある場合、前記発熱素子の周囲の雰囲気温度を検出するステップと、検出した雰囲気温度が所定範囲にある場合、発熱素子の電気抵抗が特定条件における発熱素子の電気抵抗Rとなるように電力を発熱素子に供給するステップと、発熱素子に供給される電力を求めるステップと、変化が収束した時点での電力を取得し、これに基づいて特定条件において発熱素子の電気抵抗Rに対応した供給電力Pを学習補正するステップとをさらに具えることができる。
発熱素子が内燃機関の燃焼室または排気通路に配されて燃料を着火・燃焼させるためのグロープラグであり、特定条件は、内燃機関が搭載された車両のイグニッションキースイッチがオン状態からオフに切り替わった以降であることが好ましい。
本発明によると、発熱素子の周囲の温度や雰囲気ガスの流動に拘らず、発熱素子の発熱部の表面温度を正確に制御することができる。
発熱素子に電力を供給する場合、特定条件において発熱素子に供給される電力とこれによって発熱する発熱素子の温度との関係を利用して発熱素子に供給する初期電力を設定した場合、効率よく発熱素子の発熱部の表面温度を目標表面温度に制御することができる。
特定条件が発熱素子の周囲に介在する気体が流動しない状態の場合、この特定条件を再現性よく容易に実現することが可能であり、測定の信頼性を高めることができる。
特定条件下にて雰囲気温度が所定範囲にある場合、発熱素子に供給される電力に対応した発熱素子の電気抵抗を学習補正することにより、個々の発熱素子の特性の相違や経時的劣化による影響を受けることなく、信頼性の高い測定を行うことができる。逆に、発熱素子の電気抵抗に対応した供給電力を学習補正した場合においても同様な効果を得ることが可能である。
内燃機関が搭載された車両のイグニッションキースイッチがオン状態からオフに切り替わった以降を特定条件とすることにより、容易かつ再現性の高い特定条件を設定することができる。
本発明を圧縮点火方式の多気筒内燃機関が搭載された車両に応用した一実施形態のシステム概念図である。 図1に示した実施形態における主要部の制御ブロック図である。 グロープラグの温度と排気流量が0の場合におけるグロープラグの発熱部の電気抵抗との関係を表すマップである。 グロープラグの温度と排気流量が0の場合におけるグロープラグに対する供給電圧との関係を表すマップである。 図1に示した実施形態におけるグロープラグの温度と電気抵抗との相関に関する学習制御手順を表すフローチャートである。 図1に示した実施形態における排気加熱装置の作動手順を表すフローチャートである。
本発明を圧縮点火方式の多気筒内燃機関が搭載された車両に適用した一実施形態について、図1〜図5を参照しながら詳細に説明する。しかしながら、本発明はこのような実施形態のみに限らず、要求される特性に応じてその構成を自由に変更することが可能である。例えば、ガソリンやアルコールまたはLNG(液化天然ガス)などを燃料としてこれを点火プラグにて着火させる火花点火式内燃機関に対しても本発明は有効である。
本実施形態におけるエンジンシステムの主要部を模式的に図1に示し、その主要部の制御ブロックを概略的に図2に示す。なお、図1にはエンジン10の吸排気のための動弁機構や消音器の他に、このエンジン10の補機として一般的な排気ターボ式過給機やEGR装置なども省略されている。また、エンジン10の円滑な運転のために必要とされる各種センサー類もその一部が便宜的に省略されていることに注意されたい。
本実施形態におけるエンジン10は、燃料である軽油またはバイオ燃料あるいはこれらの混合燃料を燃料噴射弁11から圧縮状態にある燃焼室10a内に直接噴射することにより、自然着火させる圧縮点火式の多気筒内燃機関である。しかしながら、本発明の特性上、単気筒の内燃機関であってもかまわない。
燃焼室10aにそれぞれ臨む吸気ポート12aおよび排気ポート12bが形成されたシリンダーヘッド12には、吸気ポート12aを開閉する吸気弁13aおよび排気ポート12bを開閉する排気弁13bを含む図示しない動弁機構が組み込まれている。燃焼室10aの上端中央に臨む先の燃料噴射弁11もまた、これら吸気弁13aおよび排気弁13bに挟まれるようにシリンダーヘッド12に組み付けられている。燃料噴射弁11から燃焼室10a内に供給される燃料の量および噴射時期は、運転者によるアクセルペダル14の踏み込み量を含む車両の運転状態に基づいてECU(Electronic Control Unit)15により制御される。アクセルペダル14の踏み込み量は、アクセル開度センサー16により検出され、その検出情報がECU15に出力される。
ECU15は、周知のワンチップマイクロプロセッサーであり、図示しないデータバスにより相互接続されたCPU,ROM,RAM,不揮発性メモリーおよび入出力インターフェースなどを含む。本実施形態におけるECU15は、アクセル開度センサー16や後述する各種センサー類などからの情報に基づき、車両の運転状態を判定する運転状態判定部15aと、燃料噴射設定部15bと、燃料噴射弁駆動部15cとを有する。燃料噴射設定部15bは、運転状態判定部15aでの判定結果に基づいて燃料噴射弁11からの燃料の噴射量や噴射時期を設定する。燃料噴射弁駆動部15cは、燃料噴射設定部15bにて設定された量の燃料が設定された時期に燃料噴射弁11から噴射されるように、燃料噴射弁11の作動を制御する。
シリンダーヘッド12の吸気ポート12aに接続する吸気管17は、吸気ポート12aと共に吸気通路17aを画成する。吸気管17の上流側には、エアーフローメーター18が取り付けられ、これによって検出された吸気流量に関する情報がECU15に出力される。ECU15は、エアーフローメーター18からの検出情報などに基づき、燃料噴射弁11からの燃料の噴射量の補正を行う。エアーフローメーター18よりも下流側の吸気管17には、吸気通路17aの開度を調整するためのスロットル弁19とこれを駆動するためのスロットルアクチュエーター20とが設けられている。
先のECU15は、スロットル開度設定部15dと、アクチュエーター駆動部15eとをさらに有する。スロットル開度設定部15dは、アクセルペダル14の踏み込み量に加え、先の運転状態判定部15aでの判定結果に基づいてスロットル弁19の開度を設定する。アクチュエーター駆動部15eは、このスロットル弁19がスロットル開度設定部15dにて設定された開度となるように、スロットルアクチュエーター20の作動を制御する。
ピストン21aが往復動するシリンダーブロック21には、連接棒21bを介してピストン21aが連結されるクランク軸21cの回転位相、つまりクランク角を検出してこれをECU15に出力するクランク角センサー22が取り付けられている。ECU15の運転状態判定部15aは、このクランク角センサー22からの情報に基づき、クランク軸21cの回転位相やエンジン回転数の他に車両の走行速度などを実時間で把握する。
排気ポート12bに連通するようにシリンダーヘッド12に連結される排気管23は、排気ポート12bと共に排気通路23aを画成する。下流端側に取り付けられた図示しない消音器よりも上流側の排気管23には、燃焼室10a内での混合気の燃焼により生成する有害物質を無害化するための排気浄化装置24が取り付けられている。本実施形態における排気浄化装置24は、少なくとも酸化触媒を含むが、この他にDPF(Diesel Particulate Filter)やNO吸蔵触媒などを組み込むことも可能である。酸化触媒は、主として排気に含まれる未燃HCなどを酸化、つまり燃焼させるためのものである。
先のECU15の運転状態判定部15aは、排気浄化装置24の温度に基づいて後述する排気加熱装置25による排気の加熱の必要性の有無を判定する。このため、本実施形態では触媒温度センサー26が酸化触媒に組み込まれ、その床温Tを検出してこれをECU15に出力する。運転状態判定部15aは、触媒温度センサー26からの温度情報Tがあらかじめ設定された閾温度(以下、これを暖機開始判定温度と呼称する)TCLよりも低い場合、排気加熱装置25を作動させて排気浄化装置24を暖機する必要があると判定する。また、この触媒温度Tが酸化触媒の活性状態を維持し得るようなあらかじめ設定された閾温度(以下、これを目標触媒加熱温度TCHと呼称する)以上の場合、排気加熱装置25を作動させる必要がないと判定する。なお、この触媒温度センサー26に代えて排気浄化装置24の入口側と出口側とにそれぞれ排気温センサーを配し、これら排気温センサーからの情報に基づいて排気加熱装置25の温度を推定するようにしてもよい。
排気浄化装置24よりも上流側の排気管23の途中には、加熱ガスを生成してこれを下流側に配された排気浄化装置24に供給し、酸化触媒の活性化および活性状態を維持するための排気加熱装置25が配されている。本実施形態における排気加熱装置25は、燃料添加弁27と、グロープラグ28とを具えている。
燃料添加弁27は、基本的な構成が通常の燃料噴射弁11と同じものであり、通電時間を制御することによって、任意の量の燃料を任意の時間間隔で排気通路23aにパルス状に供給することができるようになっている。燃料添加弁27から排気通路23aに供給される1回あたりの燃料の量は、エアーフローメーター18によって検出される吸入空気量および空燃比を含む車両の運転状態に基づき、ECU15の燃料添加設定部15fにより設定される。ECU15の燃料添加弁駆動部15gは、燃料添加設定部15fにて設定された量の燃料が設定された周期で燃料添加弁27から噴射されるように、燃料添加弁27の作動を制御する。
本発明における着火手段としてのグロープラグ28は、図示しない蓄電池などの車載電源にECU15のグロープラグ駆動部15hを介して接続し、燃料添加弁27から排気通路23aに添加された燃料を着火・燃焼させる。
ECU15は、グロープラグ28の発熱部28aの目標表面温度Tを設定する加熱温度設定部15iと、先のグロープラグ駆動部15hとを具えている。本実施形態におけるグロープラグ駆動部15hは、加熱温度設定部15iにて設定された目標表面温度Tとなるように、グロープラグ28に対する投入電力Pを制御する。
加熱温度設定部15iは、車両の運転状態に基づき、グロープラグ28の発熱部28aの目標表面温度Tを設定する。本実施形態における目標表面温度Tは、着火温度Tおよび非加熱温度Tの何れかである。より具体的には、排気浄化装置24における触媒温度Tが暖機開始判定温度TCLよりも低く、かつ燃料添加可能な運転状態にある場合、発熱部28aの目標表面温度Tとして着火温度Tを選択する。それ以外の場合には、発熱部28aの目標表面温度Tとして非加熱温度Tを選択する。この場合、上述した着火温度Tは燃料が着火・燃焼し得る温度であり、例えば1050℃程度に設定される。また、グロープラグ28の発熱部28aに対して電力Pを供給しない状態が非加熱温度Tに対応する。上述した着火温度Tに加え、目標表面温度Tとして着火温度Tよりも低い、例えば800℃程度の予熱温度を設定することも可能である。この場合、排気浄化装置24を暖機する必要があるとECU15が判断し、グロープラグ28の発熱部28aの目標表面温度Tとして予熱温度を選択した後、燃料添加が可能な運転状態になった時点でこれを着火温度Tに切り換える。これよって、グロープラグ28の発熱部28aの表面温度を迅速に着火温度Tへと昇温させ、実際に燃料を添加することができる期間をより長くすることが可能となる。
この加熱温度設定部15iには、排気流量が0の場合における発熱部28aの温度Tと、これに対応する発熱部28aへの供給電力Pならびにその電気抵抗Rとをそれぞれ関係付けた図3,図4に示すようなマップが記憶されている。本実施形態においては、発熱部28aの周囲の排気通路23aを流れる排気流量が0の場合、すなわちエンジン10の停止状態を本発明における特定条件として規定しているが、再現性が高ければ他の運転状態を特定条件として規定することも可能である。加熱温度設定部15iは、設定した目標表面温度Tに対し、あらかじめ設定された排気流量が0の場合の加熱部28aの電気抵抗Rおよび供給電力Pを図3,図4のマップから取得してこれをグロープラグ駆動部15hに出力する。
ここで、本発明における発熱素子としてのグロープラグ28の発熱部28aを構成する材料の電気抵抗をR、この発熱部28aを構成する材料の温度抵抗係数をaとすると、発熱部28aの温度Tは以下のように表すことができる。
T=aR+b ・・・(1)
ただし、bはグロープラグ28の発熱部28aを構成する材料に固有の定数であり、温度Tは発熱部28aの中心部の温度であって、その表面温度ではなくことに注意すべきである。
また、グロープラグ28の発熱部28aの中心からその表面までの距離をL、発熱部28aを構成する材料の熱伝導率をλとすると、グロープラグ28の発熱部28aに供給される電力Pを以下のように表すことができる。
P=Lλ(T−T) ・・・(2)
先の(1)式をこの(2)式に代入して変形すると、以下のように表すことができる。
aR=(P/Lλ)−b+T ・・・(3)
ここで、排気流量が0の場合、先の(3)式を以下のように表すことができる。
aR=(P/Lλ)−b+T ・・・(4)
(4)式を変形して以下のように表すことができる。
=aR−(P/Lλ)+b ・・・(5)
この(5)式を先の(3)式に代入して整理すると、以下のように表すことができる。
R={(P−P)/aLλ}+R ・・・(6)
ただし、aLλを定数Cとみなすとこができるので、(6)式は以下のように単純化して表すことができる。
R={(P−P)/C}+R ・・・(7)
グロープラグ駆動部15hは、グロープラグ28の発熱部28aの表面温度が加熱温度設定部15iにて設定された目標表面温度Tとなるように、グロープラグ28に対する投入電力Pを制御する。より具体的には、加熱温度設定部15iにて設定された目標表面温度Tに対応する電気抵抗Rおよび供給電力Pに基づき、上の(7)式を満たすように発熱部28aの電気抵抗Rを目標値としてグロープラグ28に対する供給電力Pをフィードバック制御する。このため、車載電源の電圧Vを検出してこれをECU15に出力する電圧計29と、グロープラグ28の発熱部28aに流れる電流Iを検出してこれをECU15に出力する電流計30とがECU15に接続している。
発熱部28aの電気抵抗Rは、オームの法則から以下のように表すことができる。
R=V/I ・・・(8)
また、電圧Pは、電流計30によって検出される電流Iと、電圧計29によって検出される電圧Vとから、P=V・Iにより求めることができる。このようにして、グロープラグ駆動部15hは、グロープラグ28に対する供給電力Pとグロープラグ28の発熱部28aの電気抵抗Rとが上述した(7)式を満たすように、供給電力Pを例えばPID制御する。このPID制御は、周知のように、実際に算出される電気抵抗と目標となる電気抵抗との差に関する比例成分と積分成分と微分成分とを加算して得られる電力補正量を供給電力にフィードバックする方法である。このようなフィードバック制御を行うことにより、先の(7)式を満たすような電気抵抗Rおよび供給電力Pが得られる。
このように、グロープラグ28の発熱部28aの周囲の排気通路23aの状態がどのように変化しても、排気温や排気流量を検出することなく、グロープラグ28の発熱部28aの表面温度を正確に目標表面温度Tに制御することができる。結果として、無駄な電力消費を回避して燃費の低下を阻止することが可能となる。
なお、供給電力Pをフィードバック制御することによって(7)式を満たす方法に代え、供給電力Pを目標値として電気抵抗Rを制御することも可能である。すなわち、(7)式は以下のように変形することができる。
P=C(R−R)+P ・・・(9)
この場合、目標となる電力Pは算出される電気抵抗Rが(9)式を満たすように制御されることとなる。
本実施形態においては、排気通路23aに添加した燃料が継続的に着火燃焼することができるような運転状態の場合(以下、これを燃料添加可能な運転状態と記述する)に上述した排気加熱処理が実行される。この燃料添加可能な運転状態は、エンジン10のアイドル運転や低回転低負荷運転などの排気通路23aを流れる排気の流速が比較的低速の場合の運転状態が該当する。ECU15の運転状態判定部15aは、排気加熱装置25を作動させるべき運転状態にあるか否かを判定する。
ところで、図4に示すマップに関し、グロープラグ28個々の製品としてのばらつきや経時的な劣化を考慮する必要がある。このため、加熱温度設定部15iに記憶された図4のマップは、ECU15の学習補正部15jにて学習補正され、これを定期的に行うことによって、個々のグロープラグ28の特性や経時的な劣化などを補償する。学習補正部15jでの学習補正は、排気温や排気流速が常に所定の値の場合に行うことが好ましく、一般的にはイグニッションキースイッチ31をオフにした以降、すなわちイグニッションキースイッチ31のオフ直後から行われる。これ以外に、エンジン10のアイドル運転時においても学習補正が可能な場合もあることに注意されたい。また、排気温が低すぎたり高すぎたりする状態では発熱部28aでの放熱性が大きく変化するため、排気温か所定範囲にある場合に所定の電力を供給し、検出される電気抵抗の変化がほぼ収束した時点での電気抵抗を投入電力に基づいて先の(8)式から算出する。ここで、加熱温度設定部15iに記憶されている電気抵抗をRとし、算出された電気抵抗をRとすると、学習補正された電気抵抗Rは、例えば下式のように表すことができる。
=R+{1−(R/R)} ・・・(10)
従って、供給電力に対して図3のマップから読み出されるグロープラグ28の発熱部28aの温度に対応する電気抵抗が上の(9)式から得られる新たな電気抵抗Rとなるように、図4のマップが学習補正される。
このような学習補正を行うため、本実施形態においては、排気加熱装置25よりも上流側の排気通路23aに排気温センサー32が配される。そして、排気加熱装置25のグロープラグ28の発熱部28aに導かれる排気温Tに関する情報が排気温センサー32からECU15に出力されるようになっている。
上述したグロープラグ28の発熱部28aの温度Tと電気抵抗Rとの相関を学習補正する手順について、図5を参照しながら説明すると、まずS1のステップにてイグニッションキースイッチがオン状態からオフに切り替わったか否かを判定する。ここでイグニッションキースイッチがオン状態からオフに切り替わった、すなわち学習可能運転状態であると判断した場合には、S2のステップに移行する。そして、グロープラグ28の発熱部28aの周囲を通過する排気温Tが学習可能な温度範囲TEL〜TEHにあるか否かを判定する。ここで排気温Tが学習可能な温度範囲TEL〜TEHにあると判断した場合には、S3のステップに移行してグロープラグ28に対してあらかじめ設定した電力Pを供給する。次いでS4のステップにて排気温Tが図3に示す供給電力Pに対応したグロープラグ28の温度Tとほぼ同じであるか否かを判定する。ここで、排気温TがTとほぼ同じである、すなわち検出される電気抵抗Rの変動が収束していると判断した場合には、S5のステップに移行してこの時の電気抵抗Rを算出し、S6のステップにて現在記憶されている電気抵抗Rを学習補正する。
このように、加熱温度設定部15iに記憶された図4に示す如きマップを学習補正部15jにて補正することにより、個々のグロープラグ28の製品としてのばらつきや経時劣化などに起因する温度Tと電気抵抗Rとの相関のずれを確実に補償することができる。
なお、上述したように電力を基準にして電気抵抗を学習補正する代わりに、電気抵抗を基準にして電力を学習補正することも可能である。すなわち、検出した雰囲気温度が所定範囲にある場合、発熱部28aの電気抵抗が特定条件における発熱部28aの電気抵抗Rとなるようにグロープラグ28に電力を供給し、これによって変化する電力を継続的に算出する。そして、変化が収束した時点での電力を取得し、これに基づいて特定条件においてグロープラグ28の発熱部28aの電気抵抗Rに対応した供給電力Pを学習補正する。
次に、本実施形態における排気加熱装置25の制御手順を図6を参照しながら説明すると、まず、S11のステップにて触媒温度Tが暖機開始判定温度TCL以下か否かを判定する。ここで、触媒温度Tが暖機開始判定温度TCL以下である、すなわち排気浄化装置24の暖機を行う必要があると判断した場合には、S12のステップに移行して排気加熱装置25による燃料添加が可能な運転状態であるか否かを判定する。ここで、燃料添加が可能な運転状態にあると判断した場合、S13のステップに移行して通電フラグがセットされているか否かを判定する。最初は通電フラグがセットされていないので、S14のステップに移行してグロープラグ28の発熱部28aの目標表面温度Tを設定し、グロープラグ28に対して図示しない車載電源から電力を投入し、通電フラグを同時にセットする。そして、S15のステップにてグロープラグ28の発熱部28aの表面が目標表面温度Tとなるように、排気温や排気流量に応じて車載電源からの投入電力が前述の如く適切に制御される。そして、S16のステップにて添加フラグがセットされているか否かを判定する。最初は添加フラグがセットされていないので、S17のステップに移行して燃料噴射弁11からグロープラグ28の発熱部28aに向けて排気通路23aに燃料を添加し、同時に添加フラグをセットする。より具体的には、目標表面温度T、つまり着火温度Tに達したグロープラグ28の発熱部28aに向けて燃料を噴射し、これを着火・燃焼させることによって排気を加熱し、この加熱状態にある排気を排気浄化装置24へと導いてその暖機を促進させる。次に、S18のステップに移行して触媒温度Tが目標触媒加熱温度TCH以上か否かを判定する。ここで、触媒温度Tが目標触媒加熱温度TCH以上である、すなわち排気浄化装置24の暖機が終了したと判断した場合には、S19のステップに移行して燃料添加弁27からの燃料の添加を終了すると共にグロープラグ28に対する通電を止める。同時に、通電フラグおよび添加フラグをそれぞれリセットして一連の処理を終了する。
一方、S18のステップにて触媒温度Tが目標触媒加熱温度TCHよりも低い、すなわ0燃料の添加を継続する必要があると判断した場合には、S12のステップに戻って上述した処理を繰り返す。このS12のステップにて燃料添加が可能な運転状態ではないと判断した場合、S20のステップに移行して添加フラグがセットされているか否かを判定しする。ここで、添加フラグがセットされていると判断した場合には、S19のステップに移行して燃料添加処理を終了する。また、S20のステップにて添加フラグがセットされていないと判断した場合には、S21のステップに移行して今度は通電フラグがセットされているか否かを判定する。ここで通電フラグがセットされていると判断した場合には、S22のステップに移行してグロープラグ28に対する通電を止めると共に通電フラグをリセットし、一連の処理を終了する。さらに、S11のステップにて触媒温度Tが暖機開始判定温度TCLよりも高いと判断した場合や、S21のステップにて通電フラグがセットされていないと判断した場合には、何もせずに終了する。
上述した実施形態においては、本発明を排気加熱装置25のグロープラグ28に適用したが、このようなエンジン10の燃焼室10aに配される図示しないグロープラグの発熱部の表面温度を推定する場合にも本発明を適用することが可能である。
なお、本発明はその特許請求の範囲に記載された事項のみから解釈されるべきものであり、上述した実施形態においても、本発明の概念に包含されるあらゆる変更や修正が記載した事項以外に可能である。つまり、上述した実施形態におけるすべての事項は、本発明を限定するためのものではなく、本発明とは直接的に関係のないあらゆる構成を含め、その用途や目的などに応じて任意に変更し得るものである。
10 エンジン
10a 燃焼室
15a 運転状態判定部
15f 燃料添加設定部
15g 燃料添加弁駆動部
15h グロープラグ駆動部
15i 加熱温度設定部
15j 学習補正部
23a 排気通路
24 排気浄化装置
25 排気加熱装置
27 燃料添加弁
28 グロープラグ
28a 発熱部
29 電圧計
30 電流計
31 イグニッションキースイッチ
32 排気温センサー
無風状態での発熱部の温度
無風状態での発熱部を構成する材料の電気抵抗
無風状態での発熱部への供給電力

Claims (9)

  1. 発熱温度と電気抵抗とが相関を持つ発熱抵抗体を用いた発熱素子の発熱部の表面温度を制御するための方法であって、
    特定条件において発熱素子に供給される電力とこれによって発熱する発熱素子の温度との関係を取得するステップと、
    前記特定条件において前記発熱素子の温度と電気抵抗との関係を取得するステップと、
    前記発熱素子の目標表面温度を設定するステップと、
    前記発熱素子に電力を供給して前記発熱素子の発熱部の電気抵抗を算出するステップと、
    算出した電気抵抗が前記目標表面温度に対応した電気抵抗となるように、前記発熱素子に対する供給電力を制御するステップと
    を具えたことを特徴とする発熱素子の表面温度制御方法。
  2. 前記特定条件において前記発熱素子に供給される電力をP,前記発熱素子を構成する材料の温度抵抗係数および熱伝導率ならびに前記発熱素子の中心からその表面までの距離に関する定数をC,前記特定条件において前記発熱素子に供給される電力Pに対応した前記発熱素子の電気抵抗をRとすると、前記電気抵抗Rと前記発熱素子に供給される電力Pとの関係が下式
    R={(P−P)/C}+R
    を満たすことを特徴とする請求項1に記載の発熱素子の表面温度制御方法。
  3. 発熱温度と電気抵抗とが相関を持つ発熱抵抗体を用いた発熱素子の発熱部の表面温度を制御するための方法であって、
    特定条件において発熱素子に供給される電力とこれによって発熱する発熱素子の温度との関係を取得するステップと、
    前記特定条件において前記発熱素子の温度と電気抵抗との関係を取得するステップと、
    前記発熱素子の目標表面温度を設定するステップと、
    前記発熱素子に電力を供給してその電力を算出するステップと、
    算出した電力が前記目標表面温度に対応した電力となるように制御するステップと
    を具えたことを特徴とする発熱素子の表面温度制御方法。
  4. 前記特定条件において前記発熱素子に供給される電力をP,前記発熱素子を構成する材料の温度抵抗係数および熱伝導率ならびに前記発熱素子の中心からその表面までの距離に関する定数をC,前記特定条件において前記発熱素子に供給される電力Pに対応した前記発熱素子の電気抵抗をRとすると、前記電気抵抗Rと前記発熱素子に供給される電力Pとの関係が下式
    P=C(R−R)+P
    を満たすことを特徴とする請求項3に記載の発熱素子の表面温度制御方法。
  5. 前記発熱素子に電力を供給する前記ステップは、前記特定条件において前記発熱素子に供給される電力とこれによって発熱する発熱素子の温度との関係を利用して前記発熱素子に供給する初期電力を設定するステップを含むことを特徴とする請求項1から請求項4の何れかに記載の発熱素子の表面温度制御方法。
  6. 前記特定条件が前記発熱素子の周囲に介在する気体が流動しない状態であることを特徴とする請求項1から請求項5の何れかに記載の発熱素子の表面温度制御方法。
  7. 前記発熱素子が前記特定条件にあるか否かを判定するステップと、
    前記発熱素子が前記特定条件にある場合、前記発熱素子の周囲の雰囲気温度を検出するステップと、
    検出した雰囲気温度が所定範囲にある場合、前記特定条件における前記発熱素子の電気抵抗Rに対応した電力Pを前記発熱素子に供給するステップと、
    前記電力Pの供給に伴って変化する前記発熱素子の電気抵抗を求めるステップと、
    変化が収束した時点での前記発熱素子の電気抵抗を取得し、これに基づいて前記特定条件において前記発熱素子に供給される電力Pに対応した前記発熱素子の電気抵抗Rを学習補正するステップと
    をさらに具えたことを特徴とする請求項1から請求項6の何れかに記載の発熱素子の表面温度制御方法。
  8. 前記発熱素子が前記特定条件にあるか否かを判定するステップと、
    前記発熱素子が前記特定条件にある場合、前記発熱素子の周囲の雰囲気温度を検出するステップと、
    検出した雰囲気温度が所定範囲にある場合、前記発熱素子の電気抵抗が前記特定条件における前記発熱素子の電気抵抗Rとなるように前記発熱素子に電力を供給するステップと、
    前記発熱素子に供給される前記電力を求めるステップと、
    変化が収束した時点での前記電力を取得し、これに基づいて前記特定条件において前記発熱素子の電気抵抗Rに対応した供給電力Pを学習補正するステップと
    をさらに具えたことを特徴とする請求項1から請求項6の何れかに記載の発熱素子の表面温度制御方法。
  9. 前記発熱素子が内燃機関の燃焼室または排気通路に配されて燃料を着火・燃焼させるためのグロープラグであり、前記特定条件は、内燃機関が搭載された車両のイグニッションキースイッチがオン状態からオフに切り替わった以降であることを特徴とする請求項7または請求項8に記載の発熱素子の表面温度制御方法。
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