JP2014214865A - 車両の変速制御装置 - Google Patents

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槙吾 小泉
聖一 加藤
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Abstract

【課題】キックダウンによってシフトダウンした後、乗員の意図に沿ってシフトアップできるようにする。
【解決手段】制御装置50は、アクセル操作量センサ33が検出したアクセルペダル踏み込み量を基にキックダウンによってシフトダウンを行い、キックダウンによってシフトダウンを行った後にアクセル操作量センサ33が検出したアクセルペダル踏み込み量が減少傾向に転じた場合、当該アクセルペダル踏み込み量に応じてシフトアップする変速制御部53を有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、プライマリプーリとセカンダリプーリとの間にベルトを掛け渡して無段で変速を行う自動変速機を制御する技術に関する。
自動変速機を搭載する車両では、乗員が車両をより強く加速させたい場合にアクセルペダルを多めに踏み込むことで、現在よりも低速の変速段にシフトダウンさせる、いわゆるキックダウン制御が採用されている。
例えば、特許文献1には、アクセルペダルの踏み込みによるキックダウン時に低速段側の所定変速比に変速制御する変速モード(キックダウン第1モード)を備える技術が開示されている。
特許第4557534号
ところで、自動変速機には、乗員のシフト操作によって選択された所定の変速比で走行可能なマニュアル変速モードを備えるものがある。このマニュアル変速モードでは、選択した変速段の変速比を維持して車両を走行させることができる。
しかし、従来の制御では、キックダウン後、駆動力要求がなくなった場合でも、キックダウンによってシフトダウンした変速段をそのまま維持しつつ、プライマリプーリの回転数又はエンジン回転数が上限に達した場合にシフトアップしていた。
本発明の目的は、キックダウンによってシフトダウンした後、乗員の意図に沿ってシフトアップできるようにすることである。
前記課題を解決するために、(1)本発明の一態様は、プライマリプーリとセカンダリプーリとの間にベルトを掛け渡して無段で変速を行う自動変速機を制御する車両の変速制御装置であって、アクセルペダルの踏み込み量を検出するアクセルペダル踏み込み量検出部と、前記アクセルペダル踏み込み量検出部が検出したアクセルペダル踏み込み量を基にキックダウンによってシフトダウンを行うキックダウン制御部と、前記キックダウン制御部がキックダウンによってシフトダウンを行った後に前記アクセルペダル踏み込み量検出部が検出したアクセルペダル踏み込み量が減少傾向に転じた場合、当該アクセルペダル踏み込み量に応じてシフトアップする変速制御部と、を有することを特徴とする車両の変速制御装置を提供する。
(2)本発明の一態様では、エンジン回転数又は前記プライマリプーリの回転数を検出する回転数検出部をさらに有し、前記変速制御部は、前記シフトアップする場合には、当該シフトアップ後に前記回転数検出部が検出する回転数が予め設定されている回転数判定用しきい値以下とならない変速段にシフトアップすることが好ましい。
(3)本発明の一態様では、前記自動変速機は、運転者が操作によって変速段を変更できるマニュアル変速モードによって変速段が変更可能とされるものであり、前記変速制御部は、前記キックダウン制御部がキックダウンによってシフトダウンを行った後に前記マニュアル変速モードによって運転者が変速段を変更する操作を行った場合、当該操作に応じた変速段に変更することが好ましい。
(4)本発明の一態様では、エンジン回転数又は前記プライマリプーリの回転数を検出する回転数検出部及び車速を検出する車速検出部の少なくとも何れかをさらに有し、前記変速制御部は、前記キックダウン制御部がキックダウンによってシフトダウンされた変速段である最中に、前記回転数検出部が検出する回転数が予め設定されているシフトダウン判定用回転数以下であること及び前記車速検出部が検出する車速が予め設定されているシフトダウン判定用車速以下であることの少なくとも何れかを満たす場合、更にシフトダウンを行うことが好ましい。
(1)の態様の効果によれば、車両の変速制御装置は、キックダウンによってシフトダウンした後にアクセルペダル踏み込み量に応じてシフトアップすることで、キックダウンによってシフトダウンした後、乗員の意思に合致した変速を行うことができる。これによって、車両の変速制御装置は、ドライバビリティを向上させるとともに、例えば、燃費の悪化も防止できる。
(2)の態様の効果によれば、車両の変速制御装置は、シフトアップ後のエンジンストールの発生を防止できる。
(3)の態様の効果によれば、車両の変速制御装置は、キックダウンによってシフトダウンした後に運転者の変速操作に応じた変速段に変更することで、乗員の意思に合致した変速を行うことができる。これによって、車両の変速制御装置は、ドライバビリティを向上させるとともに、例えば、燃費の悪化も防止できる。
(4)の態様の効果によれば、車両の変速制御装置は、キックダウンによってシフトダウンした変速段においてエンジン回転数又は前プライマリプーリの回転数が小さくなったり、車速が低くなったりする場合にさらにシフトダウンを行うことで、エンジンストールの発生を防止できる。
図1は、本実施形態に係る変速制御装置の構成例を示す側面図である。 図2は、制御装置の構成例を示すブロック図である。 図3は、キックダウンの際の変速制御を実行する処理の一例を示すフローチャートである。 図4は、シフトダウン前の変速段が4速の場合のシフトダウンマップの一例を示す図である。 図5は、シフトダウン前の変速段が3速の場合のシフトダウンマップの一例を示す図である。 図6は、シフトダウン前の変速段が2速の場合のシフトダウンマップの一例を示す図である。 図7は、走行性能線図の一例を示す図である。 図8は、解除判定条件が満たされたときのシフトアップ制御の一例を示す図である。 図9は、運転者からのマニュアルによる変速要求が有った場合の走行性能線図上の変化の一例を示す図である。
本発明の実施形態を図面を参照しつつ説明する。
本実施形態では、車両の変速制御装置を挙げている。そして、本実施形態では、変速制御装置は、乗員によって変速段を設定できるマニュアル変速モードによる変速が可能になっている。例えば、本実施形態では、自動変速機は、5速のマニュアル変速モードを有している。
(構成)
図1には、本実施形態に係る変速制御装置1の構成例を示す。
図1に示すように、変速制御装置1は、自動変速機10、プライマリ回転数センサ31、エンジン回転数センサ32、アクセル操作量センサ33、車速センサ34、及び制御装置50を有している。
本実施形態では、自動変速機10は、ベルト式無段変速機であり、不図示のトルクコンバータ等を介してエンジン11の駆動力が伝達される駆動側のプライマリ軸12と、プライマリ軸12に平行に配置された被駆動側のセカンダリ軸13と、プライマリ軸12に設けられているプライマリプーリ14と、セカンダリ軸13に設けられているセカンダリプーリ18と、ベルト22と、を有している。
プライマリプーリ14は、固定プーリ15及び可動プーリ16を有している。固定プーリ15は、プライマリ軸12に一体となっている。また、可動プーリ16は、ボールスプラインなどによってプライマリ軸12に軸方向に摺動自在に装着されて固定プーリ15に対向している。このような構成によって、プライマリプーリ14は、プーリのコーン面間隔、つまりプーリ溝幅が可変となっている。
プライマリ回転数センサ31は、プライマリプーリ14(具体的には固定プーリ15)の回転数を検出する。そして、プライマリ回転数センサ31は、検出値を制御装置50に出力する。
また、セカンダリプーリ18は、固定プーリ19及び可動プーリ20を有している。ここで、固定プーリ19は、セカンダリ軸13に一体となっている。また、可動プーリ20は、ボールスプラインなどによってセカンダリ軸13に軸方向に摺動自在に装着されて固定プーリ19に対向している。このような構成によって、セカンダリプーリ18は、プーリのコーン面間隔、つまりプーリ溝幅が可変となっている。
ベルト22は、これらプライマリプーリ14とセカンダリプーリ18とに掛け渡されている。自動変速機10は、これらプーリ14,18の溝幅を変化させてそれぞれのプーリ14,18に対するベルト22の巻き付け径の比率を変化させることによって、プライマリ軸12の回転がセカンダリ軸13に無段階に変速されて伝達される。
また、エンジン回転数センサ32は、エンジン11の回転数を検出する。そして、エンジン回転数センサ32は、検出値を制御装置50に出力する。また、アクセル操作量センサ33は、アクセル操作量(すなわち、アクセルペダル踏み込み量)を検出する。そして、アクセル操作量センサ33は、検出値を制御装置50に出力する。また、車速センサ34は、車速を検出する。そして、車速センサ34は、検出値を制御装置50に出力する。
制御装置50は、自動変速機10の駆動を制御する。制御装置50は、例えば、マイクロコンピュータ及びその周辺回路を備えるECU(Electronic Control Unit)において構成されている。そのために、例えば、制御装置50は、CPU、ROM、RAM等によって構成されている。ROMには、1又は2以上のプログラムが格納されている。CPUは、ROMに格納されている1又は2以上のプログラムに従って各種処理を実行する。
そして、本実施形態では、制御装置50は、プライマリ回転数センサ31又はエンジン回転数センサ32の検出値(プライマリ回転数(インプット回転数ともいう。)又はエンジン回転数)、アクセル操作量センサ33の検出値(アクセル操作量)、及び車速センサ34の検出値(車速)を基に、キックダウンの際の変速制御を行う。
図2には、そのような変速制御を実行する処理を行うための制御装置50の構成例を示す。
図2に示すように、制御装置50は、踏み込みダウン判定部51、変速段記憶処理部52、変速制御部53、フラグ設定部54、コーストダウンシフト判定部55、解除判定部56、及び記憶部57を有している。
また、図3には、キックダウンの際の変速制御を実行する処理の一例のフローチャートを示す。以下に、図3に示す処理手順に沿って、図2に示す制御装置50の各部の処理内容を具体的に説明する。
図3に示すように、先ず、ステップS1では、踏み込みダウン判定部51は、踏み込みダウン判定条件を満たすか否かを判定する。ここで、踏み込みダウン判定条件は、次のような条件となる。
(1−1)アクセル開度(AP)≧踏み込みダウン判定用開度(APKDON)
(1−2)キックダウンによるシフトダウン後の到達プライマリ回転数<シフトダウン禁止判定用プライマリ回転数
(1−3)1速以外である
ここで、踏み込みダウン判定用開度は、キックダウンの開始を判定するためのしきい値である。踏み込みダウン判定用開度は、例えば、実験的、経験的、又は理論的に予め設定されている値である。また、シフトダウン禁止判定用プライマリ回転数は、シフトダウンによって変速機の機構上の許容回転数を上回ることを防止するためのしきい値である。シフトダウン禁止判定用プライマリ回転数は、例えば、実験的、経験的、又は理論的に予め設定されている値である。また、前記(1−2)の条件を設けることによって、変速制御装置1は、シフトダウン後のプライマリ回転数が自動変速機10の機構上の許容回転数を超えないようにしている。また、前記(1−1)の条件によって、変速制御装置1は、アクセル開度が減少傾向に転じたか否かを判定している。
そして、踏み込みダウン判定部51は、踏み込みダウン判定条件((前記(1−1)〜前記(1−3)の条件全て)を満たすと判定したときに、ステップS2に進む。
ステップS2では、変速段記憶処理部52は、現在の変速段情報を記憶部57に記憶する。
次に、ステップS3では、変速制御部53は、シフトダウンを行う。本実施形態では、変速制御部53は、シフトダウンマップを参照してシフトダウンを行う。
図4には、シフトダウン前の変速段が4速の場合のシフトダウンマップの一例を示す。
図4に示すように、シフトダウンマップでは、アクセル開度と車速との関係でシフトダウンする変速段が選択されるようになっている。具体的には、シフトダウンマップでは、アクセル開度が大きいほど、低い変速段が選択されるようになっている。詳しくは、本実施形態では、アクセル開度が、シフトダウンマップで定義される「4→1」の線(例えば、シフトダウン判定線という。)の値以上だと、1速が選択される。また、アクセル開度が、シフトダウンマップで定義される「4→2」の線の値以上であり、かつ「4→1」の線の値未満だと、2速が選択される。また、アクセル開度が、シフトダウンマップで定義される「4→3」の線の値以上であり、かつ「4→2」の線の値未満だと、3速が選択される。また、アクセル開度が、シフトダウンマップで定義される「4→3」の線の値未満だと、4速に留まる。
そして、シフトダウン前の変速段が5速、3速、2速の場合のシフトダウンマップも存在する。
図5、図6には、シフトダウン前の変速段が3速、2速の場合のシフトダウンマップの一例をそれぞれ示す。
図5、図6に示すように、これらのシフトダウンマップも同様、アクセル開度と車速との関係でシフトダウンする変速段が選択されるようになっている。
変速制御部53は、以上のようなシフトダウンマップを参照し、現在の車速及びアクセル開度に対応する変速段にシフトダウンする。
ここで、図7には、走行性能線図の一例を示す。
図7に示すように、この走行性能線図では、車速とインプット回転数(プライマリ回転数、又はエンジン回転数)との関係のみを示している。
そして、図7には、変速制御部53が4速のシフトダウンマップ(図4)を参照して4速から2速にシフトダウンしたときの様子(図7に示す実線の矢印)を示す。ここでは、4速から2速へのシフトダウンによって、走行性能線図では、4速の線(例えば、マニュアルモード変速線という。)上から2速の線上に遷移し、その後、車速(又はインプット回転数)に応じてその2速の線上を移動している。
次に、ステップS4では、フラグ設定部54は、変速制御状態フラグFLGに1を設定する(FLG=1)。
次に、ステップS5では、変速制御部53は、運転者からのマニュアルによる変速要求(具体的には、マニュアル変速モードの選択)が有るか否かを判定する。変速制御部53は、変速要求が有ると判定すると、ステップS14に進む。また、変速制御部53は、変速要求が無いと判定すると、ステップS6に進む。
次に、ステップS6では、解除判定部56は、キックダウン制御の解除判定条件を満たすか否かを判定する。ここで、解除判定条件は、次のような条件となる。
(2−1)アクセル開度(AP)<解除判定用開度(APKDOFF)
ここで、解除判定用開度は、キックダウン制御の解除(すなわち、シフトアップ)を判定するためのしきい値である。解除判定用開度は、例えば、実験的、経験的、又は理論的に予め設定されている値である。
そして、解除判定部56は、解除判定条件(前記(2−1)の条件)を満たすと判定すると、ステップS7に進む。また、解除判定部56は、解除判定条件を満たさないと判定すると、ステップS10に進む。
ステップS10では、コーストダウンシフト判定部55は、コーストダウンシフトになっているか否かを判定する。具体的には、コーストダウンシフト判定部55は、車速又はプライマリ回転数が現変速段における許容下限車速又は最低プライマリ回転数を下回っている場合、コーストダウンシフトになっていると判定する。ここで、許容下限車速や最低プライマリ回転数は、例えば、実験的、経験的、又は理論的に予め設定されている値である。そして、コーストダウンシフト判定部55は、コーストダウンシフトになっていると判定すると、ステップS11に進む。また、コーストダウンシフト判定部55は、コーストダウンシフトになっていないと判定すると、前記ステップS5に進む。
ステップS11では、変速制御部53は、シフトダウンを行う。そして、変速制御部53は、前記ステップS5に進む。
また、ステップS7では、解除判定部56は、シフトアップ制限判定条件を満たすか否かを判定する。ここで、シフトアップ制限判定条件は、次のような条件となる。
(3−1)元の変速段へのシフトアップ時の目標プライマリ回転数≦シフトアップ時の最低回転数
ここで、元の変速段へのシフトアップ時の目標プライマリ回転数は、キックダウン制御の解除により元の変速段(前記ステップS2の処理で記憶部57に記憶されている変速段)にシフトアップしたときのプライマリ回転数である。また、シフトアップ時の最低回転数は、キックダウン制御の解除により元のシフトアップしたときに最低限必要となるプライマリ回転数である。このシフトアップ時の最低回転数は、例えば、実験的、経験的、又は理論的に予め設定されている値である。
また、図7に例として示しているようにキックダウン制御によって4速から2速になっている場合、元の変速段へのシフトアップ時の目標プライマリ回転数は、同図に示す点線のように変化した4速時のプライマリ回転数である。
そして、解除判定部56は、シフトアップ制限判定条件(前記(3−1)の条件)を満たすと判定すると、ステップS12に進む。また、解除判定部56は、シフトアップ制限判定条件を満たさないと判定すると、ステップS8に進む。
ステップS8では、変速制御部53は、元の変速段(記憶部57に記憶されている変速段)までシフトアップする。
すなわち、図7に例として示しているようにキックダウン制御によって4速から2速になっている場合、同図に示す点線のように、2速から4速にシフトアップする。
次に、ステップS9では、フラグ設定部54は、変速制御状態フラグFLGに0を設定する(FLG=0)。そして、制御装置50は、ステップS1から再び処理を開始する。
一方、ステップS12では、変速制御部53は、変速可能な変速段までシフトアップする。具体的には、変速制御部53は、最低回転数以上となる目標プライマリ回転数となる変速段にシフトアップする。例えば、2速(キックダウン制御後の変速段)からシフトアップ予定の4速(元の変速段)の目標プライマリ回転数が最低回転数未満となるが、3速の目標プライマリ回転数が最低回転数以上となる場合、変速制御部53は、変速可能な変速段として3速にシフトアップする。
次に、ステップS13では、フラグ設定部54は、変速制御状態フラグFLGに0を設定する(FLG=0)。そして、制御装置50は、ステップS1から再び処理を開始する。
また、ステップS14では、変速制御部53は、前記ステップS5で運転者からマニュアル変速(マニュアルアップ又はマニュアルダウン)で要求された変速段に、シフトアップ又はシフトダウンする。
次に、ステップS15では、フラグ設定部54は、変速制御状態フラグFLGに2を設定する(FLG=2)。そして、制御装置50は、ステップS1から再び処理を開始する。
(動作、作用等)
次に、制御装置50の動作、及びその作用等の一例について説明する。
制御装置50は、踏み込みダウン判定条件が満たされた場合、現在の変速段情報を記憶部57に記憶するとともに、シフトダウンマップを参照してシフトダウンを行う(前記ステップS1〜前記ステップS3)。そして、変速制御装置1は、変速制御状態フラグFLGに1を設定する(前記ステップS4)。
そして、制御装置50は、コーストダウンシフトになっている場合、更にシフトダウンを行う(前記ステップS10、前記ステップS11)。
また、制御装置50は、解除判定条件が満たされた場合であって、シフトアップ制限判定条件が満たされないときに、元の変速段までシフトアップするとともに、変速制御状態フラグFLGに0を設定する(前記ステップS6〜前記ステップS9)。
一方、制御装置50は、解除判定条件が満たされた場合であって、シフトアップ制限判定条件が満たされたときには、変速可能な変速段までシフトアップするとともに、変速制御状態フラグFLGに0を設定する(前記ステップS6、前記ステップS7、前記ステップS12、前記ステップS13)。
また、制御装置50は、運転者からのマニュアルによる変速要求が有ると、運転者からマニュアル変速で要求された変速段にシフトアップ又はシフトダウンするとともに、変速制御状態フラグFLGに2を設定する(前記ステップS5、前記ステップS14、前記ステップS15)。
ここで、図8には、解除判定条件が満たされたときのシフトアップ制御の一例を示す。
図8に(1)として示すように、元の変速段となる4速にシフトアップしても、その目標プライマリ回転数が最低回転数以下とならないような場合には、制御装置50は、2速から4速にシフトアップする。
一方、図8に(2)として示すように、元の変速段となる4速にシフトアップすると、その目標プライマリ回転数が最低回転数以下となってしまうような場合には、制御装置50は、2速から、目標プライマリ回転数が最低回転数以下とならない3速にシフトアップする。
また、図9には、運転者からのマニュアルによる変速要求が有った場合の走行性能線図上の変化の一例を示す。
運転者がマニュアル変速モードで2速から4速に操作すると、車両は、図9に示すような変化を示す。
なお、前述の実施形態では、アクセル操作量センサ33は、例えば、アクセルペダル踏み込み量検出部を構成する。また、踏み込みダウン判定部51及び変速制御部53は、例えば、キックダウン制御部を構成する。
(本実施形態の変形例等)
本実施形態では、自動変速機10は、5速のマニュアル変速モードを有している。しかし、本実施形態は、これに限定されず、自動変速機10は、それ以外の5速以外(例えば、6速、8速等)のマニュアル変速モードを有するものでも良い。この場合、本実施形態に係る制御装置50は、その変速段数に応じた数のシフトダウンマップを有することになる。
また、本発明の実施形態を具体的に説明したが、本発明の範囲は、図示され記載された例示的な実施形態に限定されるものではなく、本発明が目的とするものと均等な効果をもたらすすべての実施形態をも含む。さらに、本発明の範囲は、請求項1により画される発明の特徴の組み合わせに限定されるものではなく、すべての開示されたそれぞれの特徴のうち特定の特徴のあらゆる所望する組み合わせによって画されうる。
1 変速制御装置、10 自動変速機、11 エンジン、14 プライマリプーリ、18 セカンダリプーリ、22 ベルト、31 プライマリ回転数センサ、32 エンジン回転数センサ、33 アクセル操作量センサ、34 車速センサ、50 制御装置、51 踏み込みダウン判定部、52 変速段記憶処理部、53 変速制御部、54 フラグ設定部、55 コーストダウンシフト判定部、56 解除判定部、57 記憶部

Claims (4)

  1. プライマリプーリとセカンダリプーリとの間にベルトを掛け渡して無段で変速を行う自動変速機を制御する車両の変速制御装置であって、
    アクセルペダルの踏み込み量を検出するアクセルペダル踏み込み量検出部と、
    前記アクセルペダル踏み込み量検出部が検出したアクセルペダル踏み込み量を基にキックダウンによってシフトダウンを行うキックダウン制御部と、
    前記キックダウン制御部がキックダウンによってシフトダウンを行った後に前記アクセルペダル踏み込み量検出部が検出したアクセルペダル踏み込み量が減少傾向に転じた場合、当該アクセルペダル踏み込み量に応じてシフトアップする変速制御部と、
    を有することを特徴とする車両の変速制御装置。
  2. エンジン回転数又は前記プライマリプーリの回転数を検出する回転数検出部をさらに有し、
    前記変速制御部は、前記シフトアップする場合には、当該シフトアップ後に前記回転数検出部が検出する回転数が予め設定されている回転数判定用しきい値以下とならない変速段にシフトアップすることを特徴とする請求項1に記載の車両の変速制御装置。
  3. 前記自動変速機は、運転者が操作によって変速段を変更できるマニュアル変速モードによって変速段が変更可能とされるものであり、
    前記変速制御部は、前記キックダウン制御部がキックダウンによってシフトダウンを行った後に前記マニュアル変速モードによって運転者が変速段を変更する操作を行った場合、当該操作に応じた変速段に変更することを特徴とする請求項1又は2に記載の車両の変速制御装置。
  4. エンジン回転数又は前記プライマリプーリの回転数を検出する回転数検出部及び車速を検出する車速検出部の少なくとも何れかをさらに有し、
    前記変速制御部は、前記キックダウン制御部がキックダウンによってシフトダウンされた変速段である最中に、前記回転数検出部が検出する回転数が予め設定されているシフトダウン判定用回転数以下であること及び前記車速検出部が検出する車速が予め設定されているシフトダウン判定用車速以下であることの少なくとも何れかを満たす場合、更にシフトダウンを行うことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の車両の変速制御装置。
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JP (1) JP2014214865A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102015117912A1 (de) 2014-10-21 2016-04-21 Denso Corporation Gerät zum Schätzen einer Drehposition eines vorbestimmten Magnetpols einer rotierenden elektrischen Maschine
US9791041B2 (en) 2015-08-12 2017-10-17 Hyundai Motor Company Apparatus for controlling automatic transmission and method thereof
CN113028048A (zh) * 2021-03-03 2021-06-25 中国北方车辆研究所 自动变速器kickdown信号识别及其降档控制方法

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