JP2014214305A - アルコールゲル化剤 - Google Patents

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佳治 植田
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Abstract

【課題】常温でアルコール、香料オイル類、有機溶媒を加熱することなく十分な強度でゲル化することができるゲル化剤を提供する。【解決手段】本発明のゲル化剤は(成分A)液状のゲル化剤溶液と(成分B)多価アルコール、あるいは多価アルコールそれに溶解されているヒドロキシ酸を含む液状の助剤とから成り、(成分A)と(成分B)との配合比(成分A)/(成分B)が1〜1.5/1倍量であることを特徴とするものである。【選択図】なし

Description

本発明は、常温で液状のアルコール、香料オイル類、有機溶媒をゲル化するために用いられるゲル化剤に関するものである。
有機基材のゲル化剤として用いる技術としては、12−ヒドロキシステアリン酸を、極性溶剤に溶解して使用する方法などが知られている。
また、有機基材を、加熱することなく十分な強度を有するゲル化物或いは固化物にすることができ、廃食用油や廃潤滑油などの廃油の固形化処理剤の技術としては、12−ヒドロキシステアリン酸を、水酸基を有するテルペン系溶媒に加熱溶解する方法などが開示されている。
特開平6−80986号公報 特開2012−77113号公報
しかしながら、(特開2012−77113号公報)の方法は、ゲル化対象物を加熱することなく容易にゲル化することができる点では優れているが、テルペン系溶剤を使用しているため、そのニオイが香りを重視する芳香剤、フレグランスの商品では本来の香りに不要なニオイの影響を及ぼす問題がある。
また上記の油性ゲル化剤はその性能等の点において自然蒸散能に優れたアルコール等、有機基材をゲル化する未だ十分なものとは言えなかった。
上記事情から、香りや蒸散性を重視する商品において液状のアルコール、有機基材を加熱することなくゲル化することができるゲル化剤が望まれている
本発明は室温で添加し、混合することにより十分な強度でアルコール、香料オイル類、有機溶媒をゲル化または固化し得るアルコールゲル化剤を提供しようとするものである。またゲル化剤はゲル化の対象物である香料の香りに与える影響を軽減することを目的とする。
本発明者は、上記課題を解決するために研究を重ねた結果、ゲル化剤溶液と、多価アルコールまたは、化合物中2個以上の水酸基を有するヒドロキシ酸を多価アルコールによって溶解した助剤を特定の割合で配合することで、常温で液体のアルコール、香料オイル類、有機溶媒等を加熱することなく十分な強度でゲル化できることを見出し、本発明を完成するに至った。
本発明は、以下の〔1〕〜〔3〕に関する。
〔1〕(A)N−メチルピロリドンなる極性溶剤にジベンジリデンソルビトールを溶解させて得られる(好ましくは、15〜20重量%)ゲル化剤溶液。
〔2〕(B)多価アルコール単独、あるいは多価アルコールと、それに溶解されている(好ましくは、2〜20重量%)ヒドロキシ酸を含む液状の助剤。
〔3〕(A)成分と(B)成分との配合比が(A)/(B)が1〜1.5/1倍量である、ゲル化剤。
本発明によれば、常温で液状のアルコール、香料オイル類、有機溶媒を加熱することなく 十
分な強度でゲル化できるゲル化剤を提供することができる。
本発明は、常温で液状のアルコール、香料オイル類、有機溶媒をゲル化するために用いられるゲル化剤を提供するものである。更に詳しく述べるならば、アルコールに溶解させることのできる香料、忌避剤、消臭剤や植物エキス類のアルコール溶液を加熱することなく充分な強度でゲル化することができる。また本発明のゲル化剤は燃料用の固形アルコールの固形化剤として有用である。
本実施形態のゲル化剤は、(A)ゲル化剤溶液(以下、成分Aと略称することがある。)と(B)多価アルコール単独、あるいは多価アルコールと、それに溶解されているヒドロキシ酸を含む液状の助剤(以下、成分Bと略称することがある。)とから成り、成分(A)と成分(B)との配合比が(A)/(B)が1〜1.5/1倍量である、ゲル化剤である。
本実施形態の成分Aと成分Bは、常温環境下にて液状であり、本実施形態のゲル化剤は、ゲル化対象物に混合することで、加熱や機械的な処理による分散、長時間の攪拌など煩雑な操作を伴わずにゲル化対象物を十分な強度でゲル化することができる。
本実施形態のゲル化剤において、成分A中の油性ゲル化剤や成分B中の多価アルコールあるいはヒドロキシ酸がゲル化の対象物であるアルコールや有機基材中に分子レベルで均一に分散し、水素結合などの分子間相互作用により架橋構造を形成するが、本発明の助剤を構成している多価アルコールやヒドロキシ酸は、2個から数個の水酸基をその化合物中に有しており、助剤を添加することにより、水素結合などの分子間結合作用部位箇所が増し架橋構造をより密に形成して強度のあるゲルを生成することができる。
成分Aの油性ゲル化剤としては、例えば、ジベンジリデンソルビトール及びその誘導体などが挙げられる。これらの中でも、ジベンジリデンソルビトールは安全性が高く、特定の溶剤に過熱することなしに溶解させることができることから、好ましく用いることができる。
成分Aの溶媒としてアルキルピロリドン化合物、例えばN−メチルピロリドン、およびジメチルスルホキシド、N,N−ジメチルアセトアミド、シクロヘキサノン、N,N−ジメチルホルムアミド、ヘキサメチルホスホトリアミド、が用いられる。これらの中でも、N−メチルピロリドンは溶解性が高く、かつ新鮮な品質のものはニオイもうすいことから、好ましく用いることができる。
これらの溶媒化合物は単独で用いられてもよく、或は、その2種以上を適宜の割合で混合して使用してもよい。
本発明のゲル化剤溶液中のジベンジリデンソルビトールの濃度は、用いられる溶剤の溶解力により左右されるが、通常は、溶剤重量に対して約15〜20重量%である。
助剤のヒドロキシ酸としてクエン酸,コハク酸、フマル酸、マレイン酸 マロン酸、アスコルビン酸などが挙げられる。
助剤の溶剤として多価アルコール、例えばエチレングリコール、プロピレングリコール、グリセリン、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール、ヘキシレングリコールが挙げられる。
助剤化合物はヒドロキシ酸を用いず多価アルコールを、1種を単独で用いてもよく、或は、その2種以上を適宜の割合で混合して使用してもよい。
本発明の助剤溶液中のヒドロキシ酸の濃度は、用いられる溶剤の溶解力により左右されるが、通常は、溶剤重量に対して約2〜20重量%である。
次に本発明に関わるゲル化剤の製造方法の実施形態について説明する。
本実施形態の方法では、成分AはジベンジリデンソルビトールとN−メチルピロリドンとを上記の重量比で混合し、この混合物を室温で攪拌して得られる。また、成分Bのうちヒドロキシ酸と多価アルコールとを混合する助剤では、クエン酸と多価アルコール1〜2種類とを上記の重量比で混合し、この混合物を室温で攪拌して得られる。
次に本発明に関わるゲル化剤の使用方法について説明する。
本実施形態の方法では、常温のゲル化対象物75〜80重量%に対して本発明のゲル化剤溶液10〜15重量%、助剤10重量%を混合することが好ましい。混合は、ゲル化剤が均一に分散するように攪拌することが好ましい。攪拌方法としては、ガラス棒、スパチュラ等による人為的な攪拌方法が挙げられる。混合後は、常温にて20分程度静置することで流動性のないゲル化物が得られる。
ゲル化対象物としては、アルコール、有機基材などが挙げられ、具体的には、アルコール、アルコールに溶解させることのできる香料、忌避剤、消臭剤や植物エキス類のアルコール溶液、香料オイル類、有機溶媒などの揮発性化合物などが挙げられる。また、ゲル化対象物は、上記の油性成分を1種又は2種以上含有するものであってもよい。
本発明のゲル化剤はゲル化に加熱作業を必要としないため、アルコール溶解性の揮散性機能成分を含有したゲル化物を製造する場合、アルコールの事前蒸散あるいは揮散性機能成分の変質、変色を防ぐことができる。本発明のゲル化剤は、アルコールに溶解させることのできる揮散性機能成分を含有する芳香剤、消臭剤、昆虫・動物忌避剤などの製造に有用である。
以下、実施例によって本発明を更に詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
ゲル化剤としてジベンジリデンソルビトールを15重量%、および溶媒としてN−メチルピロリドン85重量%を混合し、室温にて攪拌した。ジベンジリデンソルビトールが完全に溶融したことを目視にて確認後、室温の環境下にて1日静置した溶液をゲル化剤溶液(成分A)として得た。ゲル化剤溶液の状態は液体であった。
[アルコールのゲル化及びその評価]
上記で得られたゲル化剤溶液(成分A)10重量%とエチレングリコール10重量%を、イソプロピルアルコール変性アルコール(以下、IPA変性アルコールと略称することがある。)80重量%に室温で添加・混合し放置して20分後の状態を観察した結果、アルコールは流動性のないゲルが形成された。結果を表1に示す。
実施例1と同様にして、ゲル化剤溶液(成分A)を得た。ゲル化剤溶液の状態は液体であった。
上記で得られたゲル化剤溶液(成分A)15重量%とエチレングリコール10重量%を、IPA変性アルコール75重量%に室温で添加・混合し放置して20分後の状態を観察した結果、アルコールは流動性のないゲルが形成された。結果を表1に示す。
ゲル化剤としてジベンジリデンソルビトールを20重量%、および溶媒としてN−メチルピロリドン80重量%を混合し、室温にて攪拌した。ジベンジリデンソルビトールが完全に溶融したことを目視にて確認後、室温の環境下にて1日静置した溶液をゲル化剤溶液(成分A)として得た。ゲル化剤溶液の状態は液体であった。
上記で得られたゲル化剤溶液(成分A)10重量%とエチレングリコール10重量%を、IPA変性アルコール80重量%に室温で添加・混合し放置して20分後の状態を観察した結果、アルコールは流動性のないゲルが形成された。結果を表1に示す。
実施例3と同様にして、ゲル化剤溶液(成分A)を得た。ゲル化剤溶液の状態は液体であった。
上記で得られたゲル化剤溶液(成分A)15重量%とエチレングリコール10重量%を、IPA変性アルコール75重量%に室温で添加・混合し放置して20分後の状態を観察した結果、アルコールは流動性のないゲルが形成された。結果を表1に示す。
ゲル化剤としてジベンジリデンソルビトールを15重量%、および溶媒としてN−メチルピロリドン85重量%を混合し、室温にて攪拌した。ジベンジリデンソルビトールが完全に溶融したことを目視にて確認後、室温の環境下にて1日静置した溶液をゲル化剤溶液(成分A)として得た。ゲル化剤溶液の状態は液体であった。
上記で得られたゲル化剤溶液(成分A)10重量%とプロピレングリコール10重量%を、IPA変性アルコール80重量%に室温で添加・混合し放置して20分後の状態を観察した結果、アルコールは流動性のないゲルが形成された。結果を表1に示す。
実施例5と同様にして、ゲル化剤溶液(成分A)を得た。ゲル化剤溶液の状態は液体であった。
上記で得られたゲル化剤溶液(成分A)15重量%とプロピレングリコール10重量%を、IPA変性アルコール75重量%に室温で添加・混合し放置して20分後の状態を観察した結果、アルコールは流動性のないゲルが形成された。結果を表1に示す。
ゲル化剤としてジベンジリデンソルビトールを20重量%、および溶媒としてN−メチルピロリドン80重量%を混合し、室温にて攪拌した。ジベンジリデンソルビトールが完全に溶融したことを目視にて確認後、室温の環境下にて1日静置した溶液をゲル化剤溶液(成分A)として得た。ゲル化剤溶液の状態は液体であった。
上記で得られたゲル化剤溶液(成分A)10重量%とプロピレングリコール10重量%を、IPA変性アルコール80重量%に室温で添加・混合し放置して20分後の状態を観察した結果、アルコールは流動性のないゲルが形成された。結果を表1に示す。
実施例7と同様にして、ゲル化剤溶液(成分A)を得た。ゲル化剤溶液の状態は液体であった。
上記で得られたゲル化剤溶液(成分A)15重量%とプロピレングリコール10重量%を、IPA変性アルコール75重量%に室温で添加・混合し放置して20分後の状態を観察した結果、アルコールは流動性のないゲルが形成された。結果を表1に示す。
ゲル化剤としてジベンジリデンソルビトールを15重量%、および溶媒としてN−メチルピロリドン85重量%を混合し、室温にて攪拌した。ジベンジリデンソルビトールが完全に溶融したことを目視にて確認後、室温の環境下にて1日静置した溶液をゲル化剤溶液(成分A)として得た。ゲル化剤溶液の状態は液体であった。
上記で得られたゲル化剤溶液(成分A)10重量%とグリセリン10重量%を、IPA変性アルコール80重量%に室温で添加・混合し放置して20分後の状態を観察した結果、アルコールは流動性のないゲルが形成された。結果を表1に示す。
実施例9と同様にして、ゲル化剤溶液(成分A)を得た。ゲル化剤溶液の状態は液体であった。
上記で得られたゲル化剤溶液(成分A)15重量%とグリセリン10重量%を、IPA変性アルコール75重量%に室温で添加・混合し放置して20分後の状態を観察した結果、アルコールは流動性のないゲルが形成された。結果を表1に示す。
ゲル化剤としてジベンジリデンソルビトールを20重量%、および溶媒としてN−メチルピロリドン80重量%を混合し、室温にて攪拌した。ジベンジリデンソルビトールが完全に溶融したことを目視にて確認後、室温の環境下にて1日静置した溶液をゲル化剤溶液(成分A)として得た。ゲル化剤溶液の状態は液体であった。
上記で得られたゲル化剤溶液(成分A)10重量%とグリセリン10重量%を、IPA変性アルコール80重量%に室温で添加・混合し放置して20分後の状態を観察した結果、アルコールは流動性のないゲルが形成された。結果を表1に示す。
実施例11と同様にして、ゲル化剤溶液(成分A)を得た。ゲル化剤溶液の状態は液体であった。
上記で得られたゲル化剤溶液(成分A)15重量%とグリセリン10重量%を、IPA変性アルコール75重量%に室温で添加・混合し放置して20分後の状態を観察した結果、アルコールは流動性のないゲルが形成された。結果を表1に示す。
ゲル化剤としてジベンジリデンソルビトールを15重量%、および溶媒としてN−メチルピロリドン85重量%を混合し、室温にて攪拌した。ジベンジリデンソルビトールが完全に溶融したことを目視にて確認後、室温の環境下にて1日静置した溶液をゲル化剤溶液(成分A)として得た。ゲル化剤溶液の状態は液体であった。
上記で得られたゲル化剤溶液(成分A)15重量%とプロピレングリコール、グリセリンの混合液(5:1重量比)にクエン酸16重量%を溶解させた溶液10重量%を、IPA変性アルコール75重量%に室温で添加・混合し放置して20分後の状態を観察した結果、アルコールは流動性のないゲルが形成された。結果を表1に示す。
(比較例1)
ゲル化剤としてジベンジリデンソルビトールを10重量%、および溶媒としてN−メチルピロリドン90重量%を混合し、室温にて攪拌した。ジベンジリデンソルビトールが完全に溶融したことを目視にて確認後、室温の環境下にて1日静置した溶液をゲル化剤溶液(成分A)として得た。ゲル化剤溶液の状態は液体であった。
上記で得られたゲル化剤溶液(成分A)15重量%とエチレングリコール10重量%を、IPA変性アルコール75重量%に室温で添加・混合し放置して20分後の状態を観察した結果、アルコールは液体のままでゲル化しなかった1昼夜後の状態を観察した結果、アルコールは一部ゲル化するがオイルアウトの状態であった。結果を表1に示す。
(比較例2)
比較例1と同様にして、ゲル化剤溶液(成分A)を得た。ゲル化剤溶液の状態は液体であった。
上記で得られたゲル化剤溶液(成分A)15重量%とプロピレングリコール10重量%を、IPA変性アルコール75重量%に室温で添加・混合し放置して20分後の状態を観察した結果、アルコールは液体のままでゲル化しなかった1昼夜後の状態を観察した結果、アルコールは一部ゲル化するがオイルアウトの状態であった。結果を表1に示す。
(比較例3)
比較例1と同様にして、ゲル化剤溶液(成分A)を得た。ゲル化剤溶液の状態は液体であった。
上記で得られたゲル化剤溶液(成分A)15重量%とグリセリン10重量%を、IPA変性アルコール75重量%に室温で添加・混合し放置して20分後の状態を観察した結果、アルコールは液体のままでゲル化しなかった1昼夜後の状態を観察した結果、アルコールは一部ゲル化するがオイルアウトの状態であった。結果を表1に示す。
(比較例4)
比較例1と同様にして、ゲル化剤溶液(成分A)を得た。ゲル化剤溶液の状態は液体であった。
上記で得られたゲル化剤溶液(成分A)15重量%とプロピレングリコール、グリセリンの混合液(5:1重量比)にクエン酸16重量%を溶解させた溶液10重量%を、IPA変性アルコール75重量%に室温で添加・混合し放置して20分後の状態を観察した結果、アルコールは液体のままでゲル化しなかった1昼夜後の状態を観察した結果、アルコールは一部ゲル化するがオイルアウトの状態であった。結果を表1に示す。
Figure 2014214305

Claims (3)

  1. (成分A)ゲル化剤溶液と、(成分B)助剤とを含み、前記(成分A)と前記(成分B)との配合比(成分A)/(成分B)が1〜1.5/1倍量である、ゲル化剤。
  2. 前記(成分A)ゲル化剤溶液がジベンジリデンソルビトールをN−メチルピロリドンで溶解させた溶液である、請求項1に記載のゲル化剤。
  3. 前記(成分B)助剤が多価アルコール、あるいは化合物中に2個以上の水酸基を有するヒドロキシ酸を多価アルコールで溶解させた溶液である、請求項1に記載の助剤。
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