JP2014210613A - 飲料用容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】溶着においてスレ傷が発生せず、また、水密性が得られ、空間を確保することが出来る構造を提供する。
【解決手段】飲料用容器本体1に着脱自在に装着される外蓋9の天面に略平板状の加飾板21を設け、加飾板21が金属部品45を内部に配置して外蓋9と結合してある。したがって、金属部品45を外蓋9と加飾板21との間に配置し、外蓋9と加飾板21を電磁誘導加熱により溶融して結合させることが可能となるため、超音波溶着の時のようにホーンが擦れたスレ傷が発生しない。また、金属部品45が全周でループ状に繋がっているから、外蓋9と加飾板21を高い強度で結合することができる。そして、ループ形状で隙間の発生がないことから高い水密性を保持することが出来るため、従来の超音波溶着で外蓋9と加飾板21の間に嵌合抜け部材など入れる必要がなくなるため、断熱部材26を入れる収納空間27を広く設けることが出来る。
【選択図】図1

Description

本発明は、加飾板を備えた飲料用容器に関するものである。
従来、この種の飲料用容器において、部材同士の接合に超音波や高周波加工を用いたものがあり、容器本体の上部開口に被着される栓体と、該栓体の天面の中心から偏位した位置に開口した注出口と、該注出口の外側を液密に覆う蓋と、前記栓体の内側に設置され、前記天面の内側の断熱材を保護したり或いは断熱空間等の中間層を形成するカバー部材とを備え、前記カバー部材をその外縁側で前記栓体と液密に溶着し、この溶着に超音波や高周波加工を用いた飲料用容器(例えば特許文献1)などが知られている。
また、内蓋に空気孔を設け、外蓋の内部に断熱材を収納する円筒部を設け、この円筒部の底面に前記空気孔を開閉するガスケットを設けたもの(例えば特許文献2)もある。
特許第4240529号公報 特許第5170848号公報
上記特許文献1の飲料用容器のように部材同士の接合に超音波溶着を用いる場合では、部材に超音波溶着装置のホーンや治具が接触することによるスレ傷が発生していた。
一方、接着剤を使用して加飾蓋を結合する場合、十分な結合強度が得られなかった。また、接着剤がはみ出る虞があるため作業が容易ではなかった。
また、シール部材等を蓋もしくは栓体に中に入れると、断熱材を入れる空間が狭くなり、十分な断熱効果が得られなかった。
さらに、蓋もしくは栓体は外側にネジが設けられていることが多く、内側にアンダーカットなどの嵌合抜け部材を作ることが金型の構造上困難であった。また、上記特許文献2のように止水のために内部にガスケットを入れる構造を提案されているがガスケットのコストもかかる上、より空間が必要であった。
解決しようとする課題は、溶着においてスレ傷が発生せず、また、水密性が得られ、金型構造上も容易に空間を確保することが出来る構造を提供することである。
請求項1の飲料用容器の栓体は、飲料用容器本体に着脱自在に装着される栓体もしくは蓋の天面に略平板状の加飾板を設けた飲料用容器において、前記加飾板が金属部品を内部に配置して前記栓体もしくは蓋と結合されることを特徴とする。
請求項2の飲料用容器の栓体は、前記金属部品が全周でループ状に繋がっていることを特徴とする。
請求項3の飲料用容器の栓体は、前記蓋もしくは栓体が前記容器本体に螺合装着されることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、金属部品を栓体もしくは蓋と加飾板の内部に配置し、栓体もしくは蓋、並びに加飾板を電磁誘導加熱により溶融して結合させることが可能となるため、超音波溶着でホーンが擦れたスレ傷が発生しない。また、樹脂部品にアンダーカット不要のため、金型構造が容易となり、断熱部材を入れる空間を広く取れるため保温性能が良い。
請求項2の発明によれば、金属部品は全長に渡ってループ形状とすることにより、栓体もしくは蓋と加飾板を高い強度で結合することが可能となる。そして、ループ形状で隙間の発生がないことから高い水密性を保持することが出来るため、従来の超音波溶着で栓体もしくは蓋と加飾板の間にシール部材等を入れる必要がなくなるため、断熱材を入れる空間を広く設けることが出来る。
請求項3の発明によれば、栓体もしくは蓋の容器との結合を強固にできるばかりではなく、加飾板の結合が止水に影響しない構造とすることが出来る。
本発明の実施例1を示す全体断面図である。 同上、蓋の断面図である。 同上、要部の拡大断面図である。 同上、金属部品を配置する前の要部の拡大断面図である。 同上、全体正面図である。 本発明の実施例2を示す全体断面図である。 同上、栓体及び蓋の要部の拡大断面図である。 同上、栓体の要部の拡大断面図である。 同上、全体正面図である。
本発明における好適な実施の形態について、添付図面を参照して説明する。尚、以下に説明する実施の形態は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を限定するものではない。また、以下に説明される構成の全てが、本発明の必須要件であるとは限らない。
図1〜図5は実施例1を示しており、容器である金属又は樹脂製の飲料用容器本体1の上部開口部2に蓋3を着脱自在に設けている。飲料用容器本体1はステンレス鋼の有底な外筒4の内側に同じくステンレス鋼の有底な内筒5を設けると共に、これら外筒4と内筒5の上縁を接合して広口の上部開口部2を形成している。そして、外筒4と内筒5の間を断熱層たる真空層6とすることで断熱二重容器を形成している。また、内筒5における上部開口部2のやや下方には突起7が内側に向けて段状に設けられている。
前記蓋3は、平面が円形の合成樹脂製の内蓋8と、この内蓋8の上方を覆う合成樹脂製の平面が円形の蓋体たる外蓋9とを備える。内蓋8は内筒5の上縁内側を覆うものであり、上部開口部2の内周面(内筒5の内周面)に遊嵌する内周板部10の下部に内底板部11を設け、この内底板部11の中央に該内底板部11より径小な下内筒部12を下方に突設し、この下内筒部12の下部に中央内底板部13を設けている。
そして、下内筒部12の外周に設けた突起状のパッキン装着部14に、シリコーンゴム等ゴム、エラストマー等弾性材料からなる止水用パッキン15を装着しており、内蓋8を上方から上部開口部2に落とし込んで止水用パッキン15が突起7に圧接して閉栓できるようになっている。尚、止水用パッキン15は、先端が自由端をなす湾曲状の舌片15Aを一体に有し、この舌片15Aが突起7に圧接する。さらに、内周板部10の上端には外鍔部10Aが周設され、図3に示すように、その外鍔部10Aの下面と前記上部開口部2との間には隙間が設けられる。
さらに、内底板部11の中央には内蓋8の中心に沿って上下方向を貫通する空気路である空気孔17が設けられている。この空気孔17は中央内底板部13の中央に隆起した平面が略円形状の隆起部18の中心に沿って設けられたものである。尚、隆起部18の上面は内底板部11の上面より下方に位置する。
前記外蓋9は、内蓋8の上方を覆うものであり、合成樹脂からなり、その外蓋9の天面に合成樹脂製の加飾板21が設けられている。その外蓋9は、底板部22を有する内側円筒部23と、この内側円筒部23の上部の外側に設けた鍔状部24と、この鍔状部24の外周に設けた外側円筒部25とを一体に有し、前記内側円筒部23内が断熱部材26の収納空間27となる。尚、前記内側円筒部23の内周は下方に向ってやや縮小するテーパー状に形成されている。
前記外側円筒部25の内周には雌螺子部31が設けられ、この雌螺子部31が螺合する雄螺子部32が前記外筒4の上部開口部2側に形成され、図1に示すように、雄螺子部32に雌螺子部31を螺合し、外側円筒部25の下端25Tが外筒4の上向き段部4Aに当接する。この当接した状態が外蓋9を全閉した状態であり、この全閉状態で外鍔部10Aと前記鍔状部24との間に隙間33が形成される。
また、前記外蓋9前記底板部22の下面には、リング状のパッキン保持部34を突設し、このパッキン保持部34に前記空気孔17を閉塞する空気孔閉塞パッキン35が装着されている。この空気孔閉塞パッキン35は、シリコーンゴム等ゴム、エラストマー等弾性材料からなり、前記パッキン保持部34に装着する装着部35Aと、前記空気孔17を閉塞する閉塞部35Bとを一体に有し、この閉塞部35Bは中空な半球状をなす。尚、以下に説明する他のパッキンもシリコーンゴム等ゴム、エラストマー等弾性材料からなる。
次に、本発明の特徴構成である前記加飾板21に関連する構成について説明する。前記外側円筒部25の上端と前記鍔状部24との間に段部41を形成し、この段部41により鍔状部24は外側円筒部23の上端位置より一段低い位置にあり、図3及び図4に示すように、鍔状部24の中央側には該鍔状部24の上面より僅かに突出した突部状の載置部42を設ける。この載置部42は前記内側円筒部23の内周面23Nに連続すると共に、全周に形成されている。
前記加飾板21は略平板状をなし、前記外蓋9と異なる色の原料で製造したり、塗装を施すなどして加飾されている。前記加飾板21はポリプロピレン、ポリエチレン、ナイロン等からなり、外蓋9と同種の合成樹脂が望ましい。前記加飾板21の下面には、前記内側円筒部23の内周面23Nに係入する筒状の内側係合部43と、前記載置起42と僅かな隙間を置いて外側に位置する突起状でリング状の外側係合部44とを下方に突設している。前記内側係合部43の外周面43Gは上方に向って径大になるようにテーパー状に形成されている。尚、その外周面43Gの垂直方向に対する角度は前記内周面23Nの同角度より大である。また、前記載置部42の上面は略水平で平坦に形成されている。
さらに、図4に示すように、鍔状部24からの載置部42の突出寸法より、加飾板21の下面からの外側係合部44の突出寸法は小さく形成され、載置部42に加飾板21の下面を載置した状態で、外側係合部44と鍔状部24の上面との間には隙間が形成される。
また、図3などに示すように、前記段部41の内周面の直径より加飾板21の外周の直径は僅かに小さく形成され、接合状態で前記段部41の内周面と加飾板21の外周との間には隙間が形成される。尚、内側係合部43と内側円筒部23の内周面23Nにより、外蓋8に対する加飾板21の平面位置を位置決めする位置決め手段を構成している。尚、図4は、金属部材45を配置する前の断面図であり、同図に示すように、加飾板21の下面は少なくとも載置部42に対応して平坦で略水平に形成されている。
そして、外蓋9への加飾板21の接合工程においては、針金などの磁性体からなる金属部品45をループ状に形成する。この場合、金属部品45の両端を近接又は突き合わせた状態にしてもよいし、金属部品45の両端を繋いで無端状にしてもよく、特に、両端を繋いでループ状にした金属部品45を用いることが好ましい。この金属部品45を載置部42の上面と加飾板21の下面との間に挟むようにして配置し、加飾板21の内側係合部43を内周面23N内に係入する。この場合、金属部品45の分だけ加飾板21が浮き上がった状態となる。尚、線状の金属部品45を無端のループ状にする例を説明したが、予め無端のループ状に成形された金属部品45を用いてもよい。
このようにして外蓋9に金属部品45及び加飾板21をセットした後、電磁誘導加熱により金属部品45を加熱すると、加熱された金属部品45により、金属部品45に接触する加飾板21の下面と載置部42が溶融して両者が溶着される。この場合、図3に示すように金属部品45に接触する加飾板21の下面と載置部42の溶融部分に金属部品45が埋め込まれた状態となり、溶着前に比べて金属部品45の高さの分だけ加飾板21が降下するが、内側係合部43及び外側係合部44により外蓋9の所定の平面位置に加飾板21が接合される。この場合、特に、内側係合部43の外周面43Gが前記内周面23Nに係入することと、外蓋9の段部41が加飾板21の外周部に係入することにより平面における位置決めがなされる。尚、電磁誘導加熱時に加飾板21を所定の力で下方に押し付けるようにしてもよい。尚、図3などに示すように、接合状態で、加飾板21の上面は外側円筒部25の上端より低い位置にある。
次に、前記飲料用容器の使用方法を説明する。飲料容器本体1から、内蓋8,外蓋9を取り外し、内筒5内に飲料、或いはスープ、味噌汁のような汁など被収容物(図示せず)を収容した後に、図1に示すように内蓋8を上部開口部2内に挿入すると、止水用パッキン15の舌片15Aが突起7に当接して液密状態となる。
この後、外蓋9を内蓋8の上方から覆うように雌螺子部31を雄螺子部32に螺合して締め付ける。この締め付けによって外蓋9は下方に順次移動することで、空気孔閉塞パッキン35の閉塞部35Bが弾性変形しながら中央内底板部13の上面に圧接し、該閉塞部35Bが空気孔17を閉塞する。止水用パッキン15及び空気孔閉塞パッキン35により容器本体1の内部は密封状態となって被収容物は保温又は保冷される。
一方、開栓時は、外蓋9を回動して雌螺子部31と雄螺子部32との螺合を所定量だけ緩めると、外蓋9はやや持上がって空気孔閉塞パッキン35が中央内底板部13の上面より離れ、この結果、空気孔17が開き、空気孔17を介して容器本体1の内部に吸気され、飲料用容器本体1の内部が大気圧状態となる。空気孔17は3mm程度の小さいものなので、内部の温度が下がって減圧になっても、それほど引張られることなく開栓できる。
そして、外した蓋3を洗っても、載置部42の全周が加飾板21に溶着されているため、収納空間27に水が浸入することがない。また、止水構造自体は加飾板21の有無に関わらず実現されているばかりか加飾板21の結合行為が止水に影響しない。
このように本実施例では、請求項1に対応して、飲料用容器本体1に着脱自在に装着される蓋である外蓋9の天面に略平板状の加飾板21を設けた飲料用容器において、加飾板21が金属部品45を内部に配置して外蓋9と結合されるから、金属部品45を外蓋9と加飾板21との間に配置し、外蓋9と加飾板21を電磁誘導加熱により溶融して結合させることが可能となるため、超音波溶着のようにホーンが擦れてスレ傷が発生することがない。またアンダーカットが不要で金型構造が容易になる。
このように本実施例では、請求項2に対応して、金属部品45が全周でループ状に繋がっているから、外蓋9と加飾板21を高い強度で結合することが可能となる。そして、ループ形状で隙間の発生がないことから高い水密性を保持することが出来るため、従来の超音波溶着で栓体もしくは外蓋9と加飾板21の間にシール部材など入れる必要がなくなるため、断熱部材26を入れる収納空間27を広く設けることが出来る。
また、このように本実施例では、請求項3に対応して、外蓋9が容器本体1に螺合装着されるから、止水構造が加飾板21の有無に関わらず実現される上、加飾板21の結合行為が止水に影響ない構造とすることが可能となる。
また、実施例上の効果として、内側係合部43と内側円筒部23の内周面23Nにより、外蓋8に対する加飾板21の平面位置を位置決めする位置決め手段を備え、また、前記内側係合部43の上部にある外角部43Kと前記載置部42の上面内角部42Kが、同一半径で中心より同一距離に配置されていることと、外蓋9の段部41が加飾板21の外周部と係入することから、外蓋9に対する加飾板21の平面位置を位置決めすることができる。さらに、金属部品45が円形であるから、電磁誘導加熱時に樹脂部材内にスムーズに埋設される。また、載置部42に載置した金属部材45の上から加飾板21を被せると、金属部材45が内側係合部43と外側係合部44とにより位置決めされる。また、外筒4の前記底板部22の下面には、リング状のパッキン保持部34を下向きに突設したから、パッキンを取り付けるために収納空間27のスペースを損なうことがない。また、電磁誘導加熱で溶融した樹脂は加飾板21の外側係合部44と外蓋9の鍔状部24の隙間吸収されるため、加工完了後に加飾板21が浮き上がることなく位置決めすることが可能となる。
図6〜図9は、本発明の実施例2を示し、上記実施例1と同一部分に同一符号を付し、その詳細な説明を省略して詳述する。この例では、水、コーヒー、お茶或いは清涼飲料を収容するのに適した飲料用容器を示し、金属製の前記飲料用容器本体1の上部開口部2に合成樹脂製の栓体50を着脱自在に被着し、その上部開口部2を覆うように蓋体51を着脱自在に設けており、この蓋体51はコップとなる。
前記栓体50は、上部開口部2に螺合される略円筒状の外部栓52と、この外部栓52に着脱自在に螺着される有底な内部栓53とを備え、これら外栓部52と内部栓53は合成樹脂製である。前記外部栓52は、内筒5の雌螺子部54に螺合する雄螺子部55を有する外筒部56を備え、この外筒部56の上端外面に肉厚部57を膨出形成し、この肉厚部57の外面に嵌合受け部たる凹部58を周設している。また、肩部材たる外部栓リング60に嵌合部たる凸部59を設け、凹部58に凸部59を嵌合して外筒部56に外部栓リング60を一体に組み込んでいる。
尚、前記外部栓リング60は、外部栓52を上部開口部2に取り付けた状態で、前記上部開口部2の上端を覆うものである。また、前記外筒部56の内周には雌螺子部61が設けられている。
前記内部栓53は、前記雌螺子部61に螺合する雄螺子部62を有する内筒部63を備え、この内筒部63の下端は底板部64により閉塞されている。その内筒部63の上端に、斜め上方に拡大する拡大部65を設け、この拡大部65の上部に外鍔状の外部栓操作部66を設けている。
また、前記外筒部56の下部に突起状の外パッキン装着部67を設け、この外パッキン装着部67に外止水用パッキン68が装着されており、上部開口部2内に外部栓52を螺着すると、外止水用パッキン68が前記突起7に圧接し、外部栓52と内筒5との間がシールされる。
さらに、前記内筒部63の下部に突起状の内パッキン装着部69を設け、この内パッキン装着部69に前記弾性材料からなる内止水用パッキン70が装着されており、外部栓52内に内部栓53を螺着すると、内止水用パッキン70が外部栓52の下部内周に圧接し、内部栓53により外部栓52の下部開口部52Kが閉塞される。
前記蓋体52は、上面部71と、この上面部71の周囲から下方に垂設された側面部72とを一体に有し、この側面部72の下部内周に雌螺子部73を設け、この雌螺子部73が前記外筒4の上部に設けた雄螺子部74に螺合する。
また、前記内部栓53の内部が前記収納空間27であり、前記断熱部材26が収納される。そして、内部栓53の天面に前記加飾板21が設けられる。
前記外部栓操作部66の上面で外周側に中央側が凹んだ段部81を形成すると共に、この段部81の内周面に連続して溝部82を形成することにより、該溝部82の内側に外部栓操作部66の上面より一段低い突起状の載置部83を形成し、この載置部83は全周に形成されている。また、前記載置部83の内側には、前記拡大部65との間に内側段部84が形成され、この内側段部84は略垂直に形成されている。
前記加飾板21は略平板状をなし、この例では図8に示すように、内側係合部85の外側において、加飾板21の下面は略水平で平坦であり、加飾板21の上面は外周側より中央が僅かに低くなるようにテーパー状に形成されている。また、前記加飾板21の下面には、前記内側段部84に係入する筒状の内側係合部85が形成され、この内側係合部85の外周面85Gは略垂直に形成されている。さらに、加飾板21の下面の外周側には、上側に凹んだ段部86が形成され、この段部86は前記溝部82に対応する。尚、図7及び図8に示すように、段部86の内周面と内側係合部85の外周面85Gとの間には僅かな隙間が形成される。そして、内側係合部85と外筒部56の内周により、外部栓52に対する加飾板21の平面位置を位置決めする位置決め手段を構成している。溝部82に誘導加熱により溶け出す樹脂を収めることにより外部に溶融した材料が出ず、良好な外観を維持できる。
そして、内筒部63への加飾板21の接合工程においては、ループ状の前記金属部品45を載置部83の上面と加飾板21の下面との間に挟むようにして配置し、加飾板21の内側係合部85を段部86の内周面の中に係入する。
外蓋9に金属部品45及び加飾板21をセットした後、電磁誘導加熱により金属部品45を加熱すると、加熱された金属部品45により、金属部品45に接触する加飾板21の下面と載置部83が溶融して溶着される。
このように本実施例では、請求項1に対応して、飲料用容器本体1に着脱自在に装着される蓋である栓体たる内部栓53の天面に略平板状の加飾板21を設けた飲料用容器において、加飾板21が金属部品45を内部に配置して内部栓53と結合されるから、金属部品45を外部栓9と加飾板21との間に配置し、外蓋9と加飾板21を電磁誘導加熱により溶融して結合させることが可能となり、上記実施例1と同様な作用・効果を奏する。
また、実施例上の効果として、内側係合部85と外筒部56の内周により、外栓部52に対する加飾板21の平面位置を位置決めすることができる。
尚、本発明は以上の実施例に限定されるものではなく、発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。例えば、実施例では、断面略円形の金属部品を例示したが、断面は長方形や多角形でもよい。
1 飲料用容器本体
2 上部開口部
9 外蓋(蓋体)
21 加飾板
45 金属部品
53 内部栓(栓体)
本発明は、加飾板を備えた飲料用容器に関するものである。
従来、この種の飲料用容器において、部材同士の接合に超音波や高周波加工を用いたものがあり、容器本体の上部開口に被着される栓体と、該栓体の天面の中心から偏位した位置に開口した注出口と、該注出口の外側を液密に覆う蓋と、前記栓体の内側に設置され、前記天面の内側の断熱材を保護したり或いは断熱空間等の中間層を形成するカバー部材とを備え、前記カバー部材をその外縁側で前記栓体と液密に溶着し、この溶着に超音波や高周波加工を用いた飲料用容器(例えば特許文献1)などが知られている。
また、内蓋に空気孔を設け、外蓋の内部に断熱材を収納する円筒部を設け、この円筒部の底面に前記空気孔を開閉するガスケットを設けたもの(例えば特許文献2)もある。
特許第4240529号公報 特許第5170848号公報
上記特許文献1の飲料用容器のように部材同士の接合に超音波溶着を用いる場合では、部材に超音波溶着装置のホーンや治具が接触することによるスレ傷が発生していた。
一方、接着剤を使用して加飾蓋を結合する場合、十分な結合強度が得られなかった。また、接着剤がはみ出る虞があるため作業が容易ではなかった。
また、シール部材等を蓋もしくは栓体に中に入れると、断熱材を入れる空間が狭くなり、十分な断熱効果が得られなかった。
さらに、蓋もしくは栓体は外側にネジが設けられていることが多く、内側にアンダーカットなどの嵌合抜け部材を作ることが金型の構造上困難であった。また、上記特許文献2のように止水のために内部にガスケットを入れる構造を提案されているがガスケットのコストもかかる上、より空間が必要であった。
解決しようとする課題は、溶着においてスレ傷が発生せず、また、水密性が得られ、金型構造上も容易に空間を確保することが出来る構造を提供することである。
請求項1の飲料用容器は、飲料用容器本体に着脱自在に螺合装着される蓋の天面に略平板状の加飾板を設けた飲料用容器において、前記蓋の天面に中央側が凹んだ段部を形成すると共に、この段部の内周に前記天面より低い鍔状部を設け、この鍔状部の中央側に載置部を突設し、前記載置部に前記加飾板の下面を載置した状態で、前記加飾板の下面と前記鍔状部の上面との間には隙間が形成され、前記載置部の上面と前記加飾板の下面と間に金属部品を配置して前記加飾板が前記蓋と結合されると共に、前記段部内に前記加飾板を設けたことを特徴とする。
請求項2の飲料用容器は、飲料用容器本体に着脱自在に螺合装着される栓体の天面に略平板状の加飾板を設けた飲料用容器において、前記栓体の天面に中央側が凹んだ段部を形成すると共に、この段部の内周に前記天面より低い載置部を設け、前記段部に連続して前記載置部より低い溝部を形成し、前記載置部の上面と前記加飾板の下面と間に金属部品を配置して前記加飾板が前記栓体と結合されると共に、前記段部内に前記加飾板を設けたことを特徴とする。
請求項3及び4の飲料用容器は、前記金属部品が全周でループ状に繋がっていることを特徴とする。
請求項5及び6の飲料用容器は、前記蓋もしくは栓体の内部に断熱部材を収納したことを特徴とする。
請求項1及び2の発明によれば、金属部品を栓体もしくは蓋と加飾板の内部に配置し、栓体もしくは蓋、並びに加飾板を電磁誘導加熱により溶融して結合させることが可能となるため、超音波溶着でホーンが擦れたスレ傷が発生しない。また、樹脂部品にアンダーカット不要のため、金型構造が容易となり、断熱部材を入れる空間を広く取れるため保温性能が良い。
請求項3及び4の発明によれば、金属部品は全長に渡ってループ形状とすることにより、栓体もしくは蓋と加飾板を高い強度で結合することが可能となる。そして、ループ形状で隙間の発生がないことから高い水密性を保持することが出来るため、従来の超音波溶着で栓体もしくは蓋と加飾板の間にシール部材等を入れる必要がなくなるため、断熱材を入れる空間を広く設けることが出来る。
請求項5及び6の発明によれば、蓋もしくは栓体が内部に断熱部材を収納したものとなる
本発明の実施例1を示す全体断面図である。 同上、蓋の断面図である。 同上、要部の拡大断面図である。 同上、金属部品を配置する前の要部の拡大断面図である。 同上、全体正面図である。 本発明の実施例2を示す全体断面図である。 同上、栓体及び蓋の要部の拡大断面図である。 同上、栓体の要部の拡大断面図である。 同上、全体正面図である。
本発明における好適な実施の形態について、添付図面を参照して説明する。尚、以下に説明する実施の形態は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を限定するものではない。また、以下に説明される構成の全てが、本発明の必須要件であるとは限らない。
図1〜図5は実施例1を示しており、容器である金属又は樹脂製の飲料用容器本体1の上部開口部2に蓋3を着脱自在に設けている。飲料用容器本体1はステンレス鋼の有底な外筒4の内側に同じくステンレス鋼の有底な内筒5を設けると共に、これら外筒4と内筒5の上縁を接合して広口の上部開口部2を形成している。そして、外筒4と内筒5の間を断熱層たる真空層6とすることで断熱二重容器を形成している。また、内筒5における上部開口部2のやや下方には突起7が内側に向けて段状に設けられている。
前記蓋3は、平面が円形の合成樹脂製の内蓋8と、この内蓋8の上方を覆う合成樹脂製の平面が円形の蓋体たる外蓋9とを備える。内蓋8は内筒5の上縁内側を覆うものであり、上部開口部2の内周面(内筒5の内周面)に遊嵌する内周板部10の下部に内底板部11を設け、この内底板部11の中央に該内底板部11より径小な下内筒部12を下方に突設し、この下内筒部12の下部に中央内底板部13を設けている。
そして、下内筒部12の外周に設けた突起状のパッキン装着部14に、シリコーンゴム等ゴム、エラストマー等弾性材料からなる止水用パッキン15を装着しており、内蓋8を上方から上部開口部2に落とし込んで止水用パッキン15が突起7に圧接して閉栓できるようになっている。尚、止水用パッキン15は、先端が自由端をなす湾曲状の舌片15Aを一体に有し、この舌片15Aが突起7に圧接する。さらに、内周板部10の上端には外鍔部10Aが周設され、図3に示すように、その外鍔部10Aの下面と前記上部開口部2との間には隙間が設けられる。
さらに、内底板部11の中央には内蓋8の中心に沿って上下方向を貫通する空気路である空気孔17が設けられている。この空気孔17は中央内底板部13の中央に隆起した平面が略円形状の隆起部18の中心に沿って設けられたものである。尚、隆起部18の上面は内底板部11の上面より下方に位置する。
前記外蓋9は、内蓋8の上方を覆うものであり、合成樹脂からなり、その外蓋9の天面に合成樹脂製の加飾板21が設けられている。その外蓋9は、底板部22を有する内側円筒部23と、この内側円筒部23の上部の外側に設けた鍔状部24と、この鍔状部24の外周に設けた外側円筒部25とを一体に有し、前記内側円筒部23内が断熱部材26の収納空間27となる。尚、前記内側円筒部23の内周は下方に向ってやや縮小するテーパー状に形成されている。
前記外側円筒部25の内周には雌螺子部31が設けられ、この雌螺子部31が螺合する雄螺子部32が前記外筒4の上部開口部2側に形成され、図1に示すように、雄螺子部32に雌螺子部31を螺合し、外側円筒部25の下端25Tが外筒4の上向き段部4Aに当接する。この当接した状態が外蓋9を全閉した状態であり、この全閉状態で外鍔部10Aと前記鍔状部24との間に隙間33が形成される。
また、前記外蓋9前記底板部22の下面には、リング状のパッキン保持部34を突設し、このパッキン保持部34に前記空気孔17を閉塞する空気孔閉塞パッキン35が装着されている。この空気孔閉塞パッキン35は、シリコーンゴム等ゴム、エラストマー等弾性材料からなり、前記パッキン保持部34に装着する装着部35Aと、前記空気孔17を閉塞する閉塞部35Bとを一体に有し、この閉塞部35Bは中空な半球状をなす。尚、以下に説明する他のパッキンもシリコーンゴム等ゴム、エラストマー等弾性材料からなる。
次に、本発明の特徴構成である前記加飾板21に関連する構成について説明する。前記外側円筒部25の上端と前記鍔状部24との間に段部41を形成し、この段部41により鍔状部24は外側円筒部25の上端位置より一段低い位置にあり、図3及び図4に示すように、鍔状部24の中央側には該鍔状部24の上面より僅かに突出した突部状の載置部42を設ける。この載置部42は前記内側円筒部23の内周面23Nに連続すると共に、全周に形成されている。
前記加飾板21は略平板状をなし、前記外蓋9と異なる色の原料で製造したり、塗装を施すなどして加飾されている。前記加飾板21はポリプロピレン、ポリエチレン、ナイロン等からなり、外蓋9と同種の合成樹脂が望ましい。前記加飾板21の下面には、前記内側円筒部23の内周面23Nに係入する筒状の内側係合部43と、前記載置42と僅かな隙間を置いて外側に位置する突起状でリング状の外側係合部44とを下方に突設している。前記内側係合部43の外周面43Gは上方に向って径大になるようにテーパー状に形成されている。尚、その外周面43Gの垂直方向に対する角度は前記内周面23Nの同角度より大である。また、前記載置部42の上面は略水平で平坦に形成されている。
さらに、図4に示すように、鍔状部24からの載置部42の突出寸法より、加飾板21の下面からの外側係合部44の突出寸法は小さく形成され、載置部42に加飾板21の下面を載置した状態で、外側係合部44と鍔状部24の上面との間には隙間が形成される。
また、図3などに示すように、前記段部41の内周面の直径より加飾板21の外周の直径は僅かに小さく形成され、接合状態で前記段部41の内周面と加飾板21の外周との間には隙間が形成される。尚、内側係合部43と内側円筒部23の内周面23Nにより、外蓋に対する加飾板21の平面位置を位置決めする位置決め手段を構成している。尚、図4は、金属部品45を配置する前の断面図であり、同図に示すように、加飾板21の下面は少なくとも載置部42に対応して平坦で略水平に形成されている。
そして、外蓋9への加飾板21の接合工程においては、針金などの磁性体からなる金属部品45をループ状に形成する。この場合、金属部品45の両端を近接又は突き合わせた状態にしてもよいし、金属部品45の両端を繋いで無端状にしてもよく、特に、両端を繋いでループ状にした金属部品45を用いることが好ましい。この金属部品45を載置部42の上面と加飾板21の下面との間に挟むようにして配置し、加飾板21の内側係合部43を内周面23N内に係入する。この場合、金属部品45の分だけ加飾板21が浮き上がった状態となる。尚、線状の金属部品45を無端のループ状にする例を説明したが、予め無端のループ状に成形された金属部品45を用いてもよい。
このようにして外蓋9に金属部品45及び加飾板21をセットした後、電磁誘導加熱により金属部品45を加熱すると、加熱された金属部品45により、金属部品45に接触する加飾板21の下面と載置部42が溶融して両者が溶着される。この場合、図3に示すように金属部品45に接触する加飾板21の下面と載置部42の溶融部分に金属部品45が埋め込まれた状態となり、溶着前に比べて金属部品45の高さの分だけ加飾板21が降下するが、内側係合部43及び外側係合部44により外蓋9の所定の平面位置に加飾板21が接合される。この場合、特に、内側係合部43の外周面43Gが前記内周面23Nに係入することと、外蓋9の段部41が加飾板21の外周部に係入することにより平面における位置決めがなされる。尚、電磁誘導加熱時に加飾板21を所定の力で下方に押し付けるようにしてもよい。尚、図3などに示すように、接合状態で、加飾板21の上面は外側円筒部25の上端より低い位置にある。
次に、前記飲料用容器の使用方法を説明する。飲料容器本体1から、内蓋8,外蓋9を取り外し、内筒5内に飲料、或いはスープ、味噌汁のような汁など被収容物(図示せず)を収容した後に、図1に示すように内蓋8を上部開口部2内に挿入すると、止水用パッキン15の舌片15Aが突起7に当接して液密状態となる。
この後、外蓋9を内蓋8の上方から覆うように雌螺子部31を雄螺子部32に螺合して締め付ける。この締め付けによって外蓋9は下方に順次移動することで、空気孔閉塞パッキン35の閉塞部35Bが弾性変形しながら中央内底板部13の上面に圧接し、該閉塞部35Bが空気孔17を閉塞する。止水用パッキン15及び空気孔閉塞パッキン35により容器本体1の内部は密封状態となって被収容物は保温又は保冷される。
一方、開栓時は、外蓋9を回動して雌螺子部31と雄螺子部32との螺合を所定量だけ緩めると、外蓋9はやや持上がって空気孔閉塞パッキン35が中央内底板部13の上面より離れ、この結果、空気孔17が開き、空気孔17を介して容器本体1の内部に吸気され、飲料用容器本体1の内部が大気圧状態となる。空気孔17は3mm程度の小さいものなので、内部の温度が下がって減圧になっても、それほど引張られることなく開栓できる。
そして、外した蓋3を洗っても、載置部42の全周が加飾板21に溶着されているため、収納空間27に水が浸入することがない。また、止水構造自体は加飾板21の有無に関わらず実現されているばかりか加飾板21の結合行為が止水に影響しない。
このように本実施例では、請求項1に対応して、飲料用容器本体1に着脱自在に螺合装着される蓋である外蓋9の天面に略平板状の加飾板21を設けた飲料用容器において、外蓋9の天面に中央側が凹んだ段部41を形成すると共に、この段部41の内周に天面より低い鍔状部24を設け、この鍔状部24の中央側に載置部42を突設し、載置部42に加飾板21の下面を載置した状態で、加飾板21の下面と鍔状部24の上面との間には隙間が形成され、載置部42の上面と加飾板21の下面と間に金属部品45を配置し加飾板21外蓋9と結合されると共に、段部41内に加飾板21を設けたから、金属部品45を外蓋9と加飾板21との間に配置し、外蓋9と加飾板21を電磁誘導加熱により溶融して結合させることが可能となるため、超音波溶着のようにホーンが擦れてスレ傷が発生することがない。またアンダーカットが不要で金型構造が容易になる。
このように本実施例では、請求項に対応して、金属部品45が全周でループ状に繋がっているから、外蓋9と加飾板21を高い強度で結合することが可能となる。そして、ループ形状で隙間の発生がないことから高い水密性を保持することが出来るため、従来の超音波溶着で栓体もしくは外蓋9と加飾板21の間にシール部材など入れる必要がなくなるため、断熱部材26を入れる収納空間27を広く設けることが出来る。
また、このように本実施例では、請求項に対応して、外蓋9が容器本体1に螺合装着されるから、止水構造が加飾板21の有無に関わらず実現される上、加飾板21の結合行為が止水に影響ない構造とすることが可能となる。
また、このように本実施例では、請求項5に対応して、蓋たる外蓋9の内部に断熱部材26を収納している。
また、実施例上の効果として、内側係合部43と内側円筒部23の内周面23Nにより、外蓋に対する加飾板21の平面位置を位置決めする位置決め手段を備え、また、前記内側係合部43の上部にある外角部43Kと前記載置部42の上面内角部42Kが、同一半径で中心より同一距離に配置されていることと、外蓋9の段部41が加飾板21の外周部と係入することから、外蓋9に対する加飾板21の平面位置を位置決めすることができる。さらに、金属部品45が円形であるから、電磁誘導加熱時に樹脂部材内にスムーズに埋設される。また、載置部42に載置した金属部品45の上から加飾板21を被せると、金属部品45が内側係合部43と外側係合部44とにより位置決めされる。また、外筒4の前記底板部22の下面には、リング状のパッキン保持部34を下向きに突設したから、パッキンを取り付けるために収納空間27のスペースを損なうことがない。また、電磁誘導加熱で溶融した樹脂は加飾板21の外側係合部44と外蓋9の鍔状部24の隙間吸収されるため、加工完了後に加飾板21が浮き上がることなく位置決めすることが可能となる。
図6〜図9は、本発明の実施例2を示し、上記実施例1と同一部分に同一符号を付し、その詳細な説明を省略して詳述する。この例では、水、コーヒー、お茶或いは清涼飲料を収容するのに適した飲料用容器を示し、金属製の前記飲料用容器本体1の上部開口部2に合成樹脂製の栓体50を着脱自在に被着し、その上部開口部2を覆うように蓋体51を着脱自在に設けており、この蓋体51はコップとなる。
前記栓体50は、上部開口部2に螺合される略円筒状の外部栓52と、この外部栓52に着脱自在に螺着される有底な内部栓53とを備え、これら外部栓52と内部栓53は合成樹脂製である。前記外部栓52は、内筒5の雌螺子部54に螺合する雄螺子部55を有する外筒部56を備え、この外筒部56の上端外面に肉厚部57を膨出形成し、この肉厚部57の外面に嵌合受け部たる凹部58を周設している。また、肩部材たる外部栓リング60に嵌合部たる凸部59を設け、凹部58に凸部59を嵌合して外筒部56に外部栓リング60を一体に組み込んでいる。
尚、前記外部栓リング60は、外部栓52を上部開口部2に取り付けた状態で、前記上部開口部2の上端を覆うものである。また、前記外筒部56の内周には雌螺子部61が設けられている。
前記内部栓53は、前記雌螺子部61に螺合する雄螺子部62を有する内筒部63を備え、この内筒部63の下端は底板部64により閉塞されている。その内筒部63の上端に、斜め上方に拡大する拡大部65を設け、この拡大部65の上部に外鍔状の外部栓操作部66を設けている。
また、前記外筒部56の下部に突起状の外パッキン装着部67を設け、この外パッキン装着部67に外止水用パッキン68が装着されており、上部開口部2内に外部栓52を螺着すると、外止水用パッキン68が前記突起7に圧接し、外部栓52と内筒5との間がシールされる。
さらに、前記内筒部63の下部に突起状の内パッキン装着部69を設け、この内パッキン装着部69に前記弾性材料からなる内止水用パッキン70が装着されており、外部栓52内に内部栓53を螺着すると、内止水用パッキン70が外部栓52の下部内周に圧接し、内部栓53により外部栓52の下部開口部52Kが閉塞される。
前記蓋体51は、上面部71と、この上面部71の周囲から下方に垂設された側面部72とを一体に有し、この側面部72の下部内周に雌螺子部73を設け、この雌螺子部73が前記外筒4の上部に設けた雄螺子部74に螺合する。
また、前記内部栓53の内部が前記収納空間27であり、前記断熱部材26が収納される。そして、内部栓53の天面に前記加飾板21が設けられる。
前記外部栓操作部66の上面で外周側に中央側が凹んだ段部81を形成すると共に、この段部81の内周面に連続して溝部82を形成することにより、該溝部82の内側に外部栓操作部66の上面より一段低い突起状の載置部83を形成し、この載置部83は全周に形成されている。また、前記載置部83の内側には、前記拡大部65との間に内側段部84が形成され、この内側段部84は略垂直に形成されている。
前記加飾板21は略平板状をなし、この例では図8に示すように、内側係合部85の外側において、加飾板21の下面は略水平で平坦であり、加飾板21の上面は外周側より中央が僅かに低くなるようにテーパー状に形成されている。また、前記加飾板21の下面には、前記内側段部84に係入する筒状の内側係合部85が形成され、この内側係合部85の外周面85Gは略垂直に形成されている。さらに、加飾板21の下面の外周側には、上側に凹んだ段部86が形成され、この段部86は前記溝部82に対応する。尚、図7及び図8に示すように、段部86の内周面と内側係合部85の外周面85Gとの間には僅かな隙間が形成される。そして、内側係合部85と外筒部56の内周により、外部栓52に対する加飾板21の平面位置を位置決めする位置決め手段を構成している。溝部82に誘導加熱により溶け出す樹脂を収めることにより外部に溶融した材料が出ず、良好な外観を維持できる。
そして、内筒部63への加飾板21の接合工程においては、ループ状の前記金属部品45を載置部83の上面と加飾板21の下面との間に挟むようにして配置し、加飾板21の内側係合部85を段部86の内周面の中に係入する。
外蓋9に金属部品45及び加飾板21をセットした後、電磁誘導加熱により金属部品45を加熱すると、加熱された金属部品45により、金属部品45に接触する加飾板21の下面と載置部83が溶融して溶着される。
このように本実施例では、請求項に対応して、飲料用容器本体1に着脱自在に螺合装着される栓体たる内部栓53の天面に略平板状の加飾板21を設けた飲料用容器において、内部栓53の天面に中央側が凹んだ段部81を形成すると共に、この段部81の内周に天面より低い載置部83を設け、段部81に連続して載置部83より低い溝部82を形成し、載置部83の上面と加飾板21の下面と間に金属部品45を配置し加飾板21内部栓53結合されると共に、段部81内に加飾板21を設けたから、金属部品45を内部栓53と加飾板21との間に配置し、外蓋9と加飾板21を電磁誘導加熱により溶融して結合させることが可能となり、上記実施例1と同様な作用・効果を奏する。
また、実施例上の効果として、内側係合部85と内側段部84により、内部栓53に対する加飾板21の平面位置を位置決めすることができる。
尚、本発明は以上の実施例に限定されるものではなく、発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。例えば、実施例では、断面略円形の金属部品を例示したが、断面は長方形や多角形でもよい。
1 飲料用容器本体
2 上部開口部
9 外蓋(蓋体)
21 加飾板
24 鍔状部
26 断熱部材
41 段部
42 載置部
45 金属部品
53 内部栓(栓体)
81 段部
82 溝部
83 載置部

Claims (3)

  1. 飲料用容器本体に着脱自在に装着される栓体もしくは蓋の天面に略平板状の加飾板を設けた飲料用容器において、前記加飾板が金属部品を内部に配置して前記栓体もしくは蓋と結合されることを特徴とする加飾板を備えた飲料用容器。
  2. 前記金属部品が全周でループ状に繋がっていることを特徴とする請求項1記載の加飾板を備えた飲料用容器。
  3. 前記蓋もしくは栓体が前記容器本体に螺合装着されることを特徴とする請求項1又は2記載の加飾板を備えた飲料用容器の栓体。
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