JP2014207507A - 画像処理装置、画像処理方法、及び、プログラム - Google Patents

画像処理装置、画像処理方法、及び、プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】撮影した動画像に大きな揺れが生じている場合にも揺れを補正可能であり、かつ、連続性のある動画像を得ることを可能にする。
【解決手段】本発明の動画撮影装置は、撮像された動画像データに含まれる各フレームの画像内から所定サイズの部分画像を切り取るとともに、この切り取った各部分画像の位置を検出された揺れ量に応じて調整することにより動画像データの揺れを補正する揺れ補正手段と、検出された揺れ量に応じて所定サイズを変化させる制御を実行する制御手段と、を具備し、制御手段は、第1の閾値以上の揺れ量が検出された第1のフレーム区間については、同じ第1のフレーム区間内のフレームに対応して検出された揺れ量に応じて所定サイズを決定する第1の制御を実行し、該第1のフレーム区間に隣接する第2のフレーム区間については、第1の制御とは異なる第2の制御を実行する。
【選択図】図3

Description

本発明は、動画撮影装置および動画像揺れ補正方法ならびにプログラムに関する。
デジタルカメラ、ビデオカメラ、動画撮影機能付き携帯カメラ等の撮影装置では、動画撮影時にイメージセンサから取得される画像の一部を切り出すとともに、この切り出された画像の位置を検出される手振れの方向や量に応じて調整することにより手振れを補正する電子式の手振れ補正機能を有するものがある。この電子式の手振れ補正機能は、イメージセンサの有効画素領域の周囲に補正可能な手振れ量に応じたサイズの余白領域を設ける必要があるが、記録される画像領域をなるべく大きく確保したいために補正可能な手振れ量が制限されている。このため、装置本体自身が大きく動作することや、装置本体を持った手を大きく動かしてしまうことで生じる、画面全体の大きなゆらぎは補正できないのが一般的である。
また、被写体を見失ったときに撮影者がしばしば行う被写体を探す行為は、画面を短時間にあわただしく大きく動かすので、撮影時の手振れ補正機能では補正しきれず、結果として、再生時に画像を視聴することは不快であり、無駄であった。また、この種の従来装置の中には、予め設定された切り出しサイズでは画像の揺れが補正できないような大きな揺れが生じた場合であっても、動的に切り出しサイズを縮小することで、大きな揺れを補正可能にする技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−300581号公報
しかしながら、上記従来装置では、撮影した動画像に大きな変化(揺れ)が生じて切り出しサイズを小さくした場合、この状態で切り出した画像のサイズを他のフレームの画像のサイズと合わせるために拡大処理を行うが、切り出しサイズの変化に応じて拡大率の変化が急激になることにより動画の連続性が損なわれるおそれがあった。
本発明は、上記した課題を解決するためになされたものであり、撮影した動画像に大きな揺れが生じている場合にも揺れを補正可能であり、かつ、連続性のある動画像を得ることを可能にする動画撮影装置および動画像揺れ補正方法ならびにプログラムを提供することを目的とする。
上記した課題を解決するため本発明の第1の観点による動画撮像装置は、動画像を撮像する撮像手段と、前記撮像手段により撮像された動画像データに含まれる各フレームの揺れ量を検出する検出手段と、前記撮像手段により撮像された動画像データに含まれる各フレームの画像内から所定サイズの部分画像を切り取るとともに、この切り取った各部分画像の位置を前記検出手段により検出された揺れ量に応じて調整することにより前記動画像データの揺れを補正する揺れ補正手段と、前記検出手段により検出された揺れ量に応じて前記所定サイズを変化させる制御を実行する制御手段と、を具備し、前記揺れ補正手段は、前記所定サイズで切り取った複数の部分画像のサイズを合わせるように、前記制御手段の制御による前記所定サイズの変化に応じて、前記所定サイズで切り取った各部分画像を拡大または縮小し、前記制御手段は、前記検出手段により第1の閾値以上の揺れ量が検出された第1のフレーム区間については、同じ第1のフレーム区間内のフレームに対応して前記検出手段により検出された揺れ量に応じて前記所定サイズを決定する第1の制御を実行し、該第1のフレーム区間に隣接する第2のフレーム区間については、同じ第2のフレーム区間ではなく前記第1のフレーム区間内のフレームに対応して前記検出手段により検出された揺れ量に応じて前記所定サイズを決定する前記第1の制御とは異なる第2の制御を実行することを特徴とする。
本発明の第2の観点による動画像揺れ補正方法は、撮像手段により撮像された動画像データの揺れ補正を行う動画像揺れ補正方法であって、前記撮像手段により撮像された動画像データに含まれる各フレームの揺れ量を検出する第1のステップと、前記撮像手段により撮像された動画像データに含まれる各フレームの画像内から所定サイズの部分画像を切り取るとともに、この切り取った各部分画像の位置を前記第1ステップにより検出された揺れ量に応じて調整することにより前記動画像データの揺れを補正する第2ステップと、前記第1ステップにより検出された揺れ量に応じて前記所定サイズを変化させる制御を実行する第3ステップと、を有し、前記第2ステップは、前記所定サイズで切り取った複数の部分画像のサイズを合わせるように、前記第3ステップの制御による前記所定サイズの変化に応じて、前記所定サイズで切り取った各部分画像を拡大または縮小し、前記第3ステップは、前記第1ステップにより第1の閾値以上の揺れ量が検出された第1のフレーム区間については、同じ第1のフレーム区間内のフレームに対応して前記第1ステップにより検出された揺れ量に応じて前記所定サイズを決定する第1の制御を実行し、該第1のフレーム区間に隣接する第2のフレーム区間については、同じ第2のフレーム区間ではなく前記第1のフレーム区間内のフレームに対応して前記第1ステップにより検出された揺れ量に応じて前記所定サイズを決定する前記第1の制御とは異なる第2の制御を実行することを特徴とする。
本発明の第3の観点による動画像揺れ補正プログラムは、動画像撮影装置のコンピュータによって実行され、撮像手段により撮像された動画像データに含まれる各フレームの揺れ量を検出する検出手段を備えた動画像撮影装置の動画像揺れ補正プログラムであって、コンピュータに、前記撮像手段により撮像された動画像データに含まれる各フレームの画像内から所定サイズの部分画像を切り取るとともに、この切り取った各部分画像の位置を前記検出手段により検出された揺れ量に応じて調整することにより前記動画像データの揺れを補正する揺れ補正処理と、前記検出手段により検出された揺れ量に応じて前記所定サイズを変化させる制御を実行する制御処理と、を実行させ、前記揺れ補正処理は、前記所定サイズで切り取った複数の部分画像のサイズを合わせるように、前記制御手段の制御による前記所定サイズの変化に応じて、前記所定サイズで切り取った各部分画像を拡大または縮小し、前記制御処理は、前記検出手段により第1の閾値以上の揺れ量が検出された第1のフレーム区間については、同じ第1のフレーム区間内のフレームに対応して前記検出手段により検出された揺れ量に応じて前記所定サイズを決定する第1の制御を実行し、該第1のフレーム区間に隣接する第2のフレーム区間については、同じ第2のフレーム区間ではなく前記第1のフレーム区間内のフレームに対応して前記検出手段により検出された揺れ量に応じて前記所定サイズを決定する前記第1の制御とは異なる第2の制御を実行することを特徴とする。
本発明によれば、撮影した動画像に大きな揺れが生じている場合にも、揺れを補正可能であり、かつ、連続性のある動画像を得ることを可能にする動画撮影装置および動画像揺れ補正方法ならびにプログラムを提供することができる。
本発明の第1実施形態によるデジタルカメラの構成を示すブロック図である。 本発明の第1実施形態によるデジタルカメラの制御部の構成を示すブロック図である。 本発明の第1実施形態によるデジタルカメラの揺れ補正処理を示す概念図である。 本発明の第1実施形態によるデジタルカメラの動画再生時の揺れ補正処理を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態によるデジタルカメラの動画撮影時の揺れ補正処理を示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための形態(以下、本実施形態という)について詳細に説明する。なお、本実施形態の説明の全体を通して同じ要素には同じ番号を付している。なお、本実施形態の説明の全体を通して同じ要素には同じ番号を付している。本実施形態は、デジタルカメラに限らず、ビデオカメラ、動画撮影機能付きの携帯電話装置などに適用される。
(第1実施形態)
(第1実施形態の構成)
図1は、本発明の一実施形態によるデジタルカメラ1の構成を示すブロック図である。図1において、画像取得部10は、レンズ11、シャッタ12、LPF13からなる。レンズ11は、通常の光学レンズであり、非球面レンズを重ねたレンズ群からなる。シャッタ12は、シャッタボタンが操作されると、制御部20によって駆動されるドライバ14により動作する、所謂メカニカルシャッタである。なお、デジタルカメラによっては、メカニカルシャッタを備えない場合もあり、沈胴式のレンズ構造、メカニカルズームを搭載する機種の場合、これらの駆動制御もドライバ14で行う。LPF13は、水晶ローパスフィルタであり、モアレの発生を防ぐために搭載されている。
次に、アナログ信号処理部15は、撮像センサ(CCD,CMOS)16、サンプリング/信号増幅処理部17、A/Dコンバータ18からなる。撮像センサ16は、被写体画像(イメージ)を結像し、RGBの各色の光の強さを、電流値に変換する。サンプリング/信号増幅処理部17は、ノイズや色むらを抑えるための相関二重サンプリング処理や信号増幅処理を行う。A/Dコンバータ18は、アナログフロントエンドとも呼ばれ、サンプリング・増幅したアナログ信号をデジタル信号に変換する(RGB,CMYG各色について12bitデータに変換してバスラインに出力する)。
次に、制御部(CPU)20は、後述するプログラムメモリ格納されるプログラムに従ってデジタルカメラ1(撮影装置)の全体を制御する。本実施形態において、制御部20は、図2に示すように、揺れ量検出部210と、揺れ補正部220を有する。
揺れ量検出部210は、例えば、後述の画像メモリ31に記憶されている撮影済み動画像データを再生する前の段階で、該動画像データに含まれる各フレームの揺れ量を検出する。揺れ補正部220は、撮像手段により撮像された動画像データに含まれる各フレームの画像内から所定サイズの部分画像を切り取るとともに、この切り取った各部分画像の位置を揺れ量検出部210により検出された揺れ量に応じて調整することにより動画像データの揺れを補正する。制御部20は、揺れ量検出部210により検出された揺れ量に応じて所定サイズを変化させる制御を実行する。
また、揺れ補正部220は、所定サイズで切り取った複数の部分画像のサイズを合わせるように、補正部20の制御による所定サイズの変化に応じて、所定サイズで切り取った各部分画像を拡大または縮小する。
制御部20は、揺れ量検出部210により第1の閾値以上の揺れ量が検出された第1のフレーム区間については、同じ第1のフレーム区間内のフレームに対応して揺れ量検出部210により検出された揺れ量に応じて所定サイズを決定する第1の制御を実行する。また、制御部20は、該第1のフレーム区間に隣接する第2のフレーム区間については、同じ第2のフレーム区間ではなく前記第1のフレーム区間内のフレームに対応して揺れ量検出部210により検出された揺れ量に応じて所定サイズを決定する第1の制御とは異なる第2の制御を実行する。さらに、制御部20は、第1の閾値未満の揺れ量が検出された第3のフレーム区間については、揺れ量検出部210により検出された揺れ量に応じたサイズではなく、予め決められた固定サイズを所定サイズとして決定する第1の制御および第2の制御のいずれとも異なる第3の制御を実行する。
プレビューエンジン22は、録画モード(記録モード、撮影モードともいう)において、画像取得部10、アナログ信号処理部15を介して入力されたデジタルデータ、もしくはシャッタ操作検出直後、イメージバッファ26に格納されたデジタルデータ、および、画像メモリ31に格納されたデジタルデータを表示部25に表示させるために間引き処理を行う。D/Aコンバータ23は、プレビューエンジン22により間引き処理されたデジタルデータを変換し、後段のドライバ24に出力する。
ドライバ24は、後段の表示部25に表示されるデジタルデータを一時記憶するバッファ領域を備え、キー操作部27、制御部20を介して入力された制御信号に基づいて表示部25を駆動させる。表示部25は、カラーTFT液晶や、STN液晶などからなり、プレビュー画像や、撮影後の画像データ、設定メニューなどを表示する。
イメージバッファ26は、アナログ信号処理部15、もしくはデジタル信号処理部28を介して入力され、デジタル信号処理部28に渡すまで一時的に撮影直後のデジタルデータを格納する。キー操作部27は、シャッタボタンや、記録/再生モード選択スライドスイッチ、メニューボタン、十字キー(中央押しで決定)などからなる。
デジタル信号処理部28は、アナログ信号処理部15を介して入力されたデジタルデータに対して、ホワイトバランス処理、色処理、階調処理、輸郭強調、RGB形式からYUV形式への変換、YUV形式からJPEG形式への変換を行う。画像圧縮/伸張処理部29は、デジタル信号処理部28を介して入力されたデジタルデータをJPEG方式に圧縮符号化したり、モーションJPEG形式の動画ファイルを生成したり、モーションJPEG形式の動画ファイルをMPEG形式の動画ファイルに変換したり、再生モードにおいては、JPEG形式、モーションJPEG形式、あるいはMPEG形式の動画ファイルを伸張したりする。
プログラムメモリ30は、制御部20にロードされる各種プログラムや、ベストショット機能におけるEV値、色補正情報などを格納する。画像メモリ31は、イメージバッファ26に一時的に保持された画像データや、各種ファイル形式に変換されたデジタルデータ、動画データなどを格納する。カードI/F32は、外部記録媒体33とデジタルカメラ本体との間のデータ交換を制御する。
外部記録媒体33は、コンパクトフラッシュ(登録商標)、メモリースティック、SDカード等からなる着脱可能な記録媒体である。外部接続用I/F34は、USBコネクター用スロットなどからなり、パーソナルコンピュータなどと接続され、撮影した画像データの転送などに用いられる。RAM35は、制御部(CPU)20の制御に必要な各種パラメータや、夜景撮影時の各種パラメータ(ゲイン(ISO感度)、絞り、シャッタスピード、画像合成のための閾値、重みなど)などを記憶する。
(第1実施形態の動作)
以下、図3、図4を参照して図1に示す本実施形態によるデジタルカメラ1の動作について詳細に説明する。まず、図3に示す概念図を参照して本実施形態の動画像揺れ補正の概略について説明する。図3(A)は補正対象となる動画像データに含まれる各フレームの揺れ量を示すタイムチャートを示している。なお、この補正対象の動画像データの揺れ量は、例えば、後述する揺れ量検出部210(図2参照)により検出される。すなわち、揺れ量検出部210は、当該動画像データのあるフレーム区間におけるメインの被写体の移動量、背景にある建物や山等の移動量等を総合的に加味して検出される。図3(B)は、図3(A)に示す動画像データの揺れ補正時の切り出し余白サイズのタイムチャートを示している。図3(A)においては、上記タイムチャートに引き出し線を引いて、当該引き出し線の起点のタイミングにおける切り出し前のフレーム画像G1〜G7を例示している。また、図3(C)は、図3(A)に示す動画像データの揺れ補正時のデジタルズーム倍率のタイムチャートを示している。図3(C)においては、上記タイムチャートに引き出し線を引いて、該引き出し線の起点のタイミングで切り出された画像G21〜G27を例示している。
図3(A)において、補正対象の動画像データ(例えば、画像メモリ31に記憶されている動画像データ)は、閾値として予め設定された揺れ量である第1閾値、及び第2閾値と比較される。ここで、第1閾値は、例えば、フレーム画像G1のように被写体(この例では、野球の打者)が中央部にある状態から、フレーム画像G4のように被写体がフレームの右端に移動した状態となる揺れであることを特定可能な揺れ量に相当する値(但し、後述する第2閾値より小さい)である。また、第2閾値は、例えば、フレーム画像G1の撮像状態から、フレーム画像G6のように被写体がフレーム外に外れてしまうような揺れを特定可能な揺れ量に相当する値である。
上述した第1閾値及び第2閾値が設定されている時に、補正対象の動画像データ中、第1閾値未満の揺れが検出されているフレーム区間(例えば、時間t0より前のフレーム区間)が特定されると、当該フレーム区間(特許請求の範囲に合わせ、便宜的に、第3のフレーム区間という)の揺れ量に拘わらず、各フレームから固定サイズで被写体周辺の画像を切り出し、そのままのサイズで位置調整を行うだけの揺れ補正を行う。一例として、図3では、時間t0より前のフレーム区間において、例えば、揺れが生じていないフレーム画像G1も、右に少し揺れているフレーム画像G2も、ともに、同じサイズの画像G21、G22として切り出され、位置調整を経て揺れ補正されている。なお、この揺れ補正処理は一般的に行われている処理である。
また、補正対象の動画像データ(図3(A)参照)中、第1閾値以上で第2の閾値未満の揺れが検出されているフレーム(時間t1とt2の間のフレーム)が特定されると、当該フレーム区間(便宜的に第1のフレーム区間という)の揺れ補正を行うべく、例えば、フレーム画像G4中、右端に揺れてしまった被写体付近の画像が当該第1のフレーム区間(時間t1とt2の区間)の揺れ量に対応するサイズで小さく切り出され(図3(B)参照)、当該切り出された画像が、例えば、切り出したサイズの3倍のサイズに拡大されたうえで(図3(C)参照)、位置調整されて揺れ補正される。また、制御部20は、本実施形態では、第1閾値以上で第2閾値未満の揺れ量が検出されている第1のフレーム区間が特定されると、当該第1のフレーム区間の揺れ量に応じて、当該第1のフレーム区間の前後のフレーム区間(時間t0とt1の間、及び時間t2とt3の間)の長さを変更する処理が行われる。そして、制御部20は、この長さが変更された前後のフレーム区間(便宜的に第2のフレーム区間という)の双方で、例えば、第1のフレーム区間に近づくほどその時のフレームから切り出した画像のサイズ(最大、第1のフレーム区間のサイズ)が徐々に大きくなるように、言い換えれば、第1のフレーム区間から遠ざかるほどサイズ(最少、第3フレーム区間のサイズ)が徐々に小さくなるように所定サイズを変化させる制御を第2の制御として実行する。この処理により、時間t0から時間t1までの第2のフレーム区間では、各フレームから切り出された画像が1倍から3倍まで徐々に大きなサイズに調整され(この例では、フレーム画像G3から切り出された画像が2倍のサイズの画像G23に調整されている)、次いで、制御部20は、時間t1から時間t2までの第1のフレーム区間では、各フレームから切り出した画像を3倍のサイズに維持し、更に、時間t2から時間t2までの第2のフレーム区間では、各フレームから切り出した画像を3倍から2倍まで徐々に小さいサイズに調整する。その結果、時間t0から時間t3までを通して、切り出し画像のサイズが緩やかに変化し、連続性が保たれる。
また、第2閾値以上の揺れ量が検出されているフレーム区間(時間t4とt5の区間)が特定されると、当該フレーム区間(便宜的に第4のフレーム区間という)では、例えば、フレーム画像G6のように被写体がフレーム外となるほどズレ込んでいるため、被写体の領域を切り出してサイズ調整することでの揺れ補正は行えない。この場合には、制御部20は、揺れ補正部220による揺れ補正を行う代わりに、当該第4のフレーム区間内の各フレームを破棄するとともに、前のフレーム区間のフレーム画像G5、あるいは、後ろのフレーム区間のフレーム画像G7から画像を切り出し、該切り出し画像G26を倍率は等倍(1倍)のまま上記切り出したフレーム区間の画像として埋め込んで補間するフレーム補間処理を行う。このフレーム補間処理によれば、被写体が存在しない無駄な画像の再生をなくして、不自然な再生を回避できる。
図3に基づく揺れ補正の概略説明を踏まえ、以下、本実施形態による揺れ補正処理動作を詳細に説明する。図4は本実施形態による動画再生時における補正処理動作を示すフローチャートである。デジタルカメラ1(図1参照)のキー操作部27においてユーザが動画再生モードを設定し、再生対象の動画像を選んで再生開始の操作を行うと、制御部20は、当該選択された動画像データを画像メモリ31から読み出して、一旦、イメージバッファ26に記憶させる。その後、制御部20は、図4のステップS112で動画像データを再生するまでの間に、揺れ量検出部210と揺れ補正部220とにより、上記イメージバッファ26に記憶されている再生画像データに対する揺れ補正処理を実行する。なお、この揺れ補正処理を行うに当たり、揺れ量の大きさを判定するための第1閾値と第2の閾値とが予め設定されている。ここで、第1閾値、第2閾値は図3で例示したものである。なお、第1閾値は、各フレームから、固定サイズの画像を切り取り、該切り取った画像の位置を調整するだけの通常の揺れ補正処理(ステップS103参照)では補正しきれない揺れ量に対応する値である。また、第2の閾値は、第1閾値より大きく、例えば、撮影者が被写体を見失って、見つけようとするために一瞬画像が大きく乱れる時の揺れや、意図せずに撮影者の指が触れたり、一連の画像とは無関係な画像が突然撮影される場合の揺れに相当する値である。
揺れ補正処理が開始されると、揺れ量検出部210は、イメージバッファ26から再生対象の動画像データを読み出し、揺れ量検出のために着目する着目フレームを順に読み出しながら、当該着目フレームと前後の複数フレームとの画像比較により各着目フレームの揺れ量を算出する(ステップS101)。
揺れ補正部220は、揺れ量検出部210により算出(検出)された揺れ量を監視し、予め設定された第1閾値未満の揺れ量が検出されたフレーム期間がある否かをチェックする(ステップS102)。ここで、制御部20は、第1閾値未満の揺れ量が検出されたフレーム期間がなかった場合(ステップS102でNO)、ステップS104に進む。これに対して、第1閾値未満の揺れ量が検出されたフレーム期間があった場合(ステップS102でYES)、当該フレーム期間内の各フレームについて、予め固定的に決められている切り取り余白サイズで画像を切り取るとともに、他のフレームに合わせて位置を調整する(ステップS103)。この揺れ補正処理は、揺れが小さい動画像に対して通常適用される処理である。
次に、揺れ補正部220は、揺れ量検出部210により検出(算出)された揺れ量が第1閾値以上で第2閾値未満のフレーム期間があるか否かをチェックする(ステップS104)。ここで、第1閾値以上で第2閾値未満の揺れ量が検出されたフレーム期間がなかった場合(ステップS104でNO)、後述するステップS110の処理に進む。これに対し、制御部20は、第1閾値以上で第2閾値未満の揺れ量が検出されたフレーム期間があった場合(ステップS104でYES)、当該フレーム期間内の各フレームの揺れ量に基づいて切り取り余白サイズを決定する(ステップS105)。次に、制御部20は、当該フレーム期間内の各フレームについて、上記ステップS105で揺れ量が第1閾値以上で第2閾値未満であることが検出されフレーム期間の揺れ量に応じて決定した切り取り余白サイズで画像を切り取るとともに、該画像の位置とサイズを他のフレームに合わせて(他のフレームの画像の位置とサイズとのバランスをとって)調整する(ステップS106)。
更に、制御部20は、当該フレーム期間内の最大揺れ量を検出し、該検出した最大揺れ量に基づいて当該フレーム期間の前後に設ける所定期間の長さを設定する(ステップS107)。制御部20は、該設定された所定期間内において、切り取り余白サイズが徐々に変化するように設定する(ステップS108)。そのうえで、制御部20は、ステップS108で設定された所定期間内の各フレームについて、徐々に変化する切り取り余白サイズで各画像を切り取るとともに、他のフレームに合わせて位置とサイズを調整する(ステップS109)。
以上のようにして、第1閾値以上で第2閾値未満の揺れ量が検出されたフレーム期間の揺れ補正(ステップS105〜S109)が行われた後、上記ステップS101において検出された揺れ量が第2閾値以上のフレーム期間があるか否かをチェックする(ステップS110)。ここで、制御部20は、第2閾値以上の揺れ量が検出されているフレーム期間があると判定されると(ステップS110でYES)、当該揺れ量が第2閾値以上のフレーム期間内の各フレームを破棄し、破棄したフレームの画像を、前後のフレームの画像に基づいて補間する処理を行う(ステップS111)。
以上のようにして、第1閾値未満の揺れ量、第1閾値以上第2閾値未満の揺れ量、第2閾値以上の揺れ量の揺れがそれぞれ補正(ステップS103、S105〜S109、S111)されたイメージバッファ26内の揺れ補正画像データは、ドライバ24に送られる。ドライバ24は、送られてきたデータをバッファ領域に一時記憶し、当該バッファ領域から揺れ補正後の動画像データを読み出して表示部25に再生動画像として表示する(ステップS112)。なお、上記ステップS111までの揺れ補正処理により揺れが補正された画像データを画像メモリ31に戻し(記憶し)、その後、当該揺れ補正済の動画像データを画像メモリ31から直接読み出して再生するようにしても良い。
(第1実施形態の効果)
以上説明したように、本実施形態による動画像撮影装置(デジタルカメラ1)によれば、制御手段(揺れ補正部220)は、図4に示すように(ステップS104〜S109参照)、検出手段(揺れ量検出部210)により第1の閾値以上で第2の閾値未満の揺れ量が検出された第1のフレーム区間を特定し、第1のフレーム区間と該第1のフレーム区間の前後の第2のフレーム区間とを対象に、第1と第2のフレーム区間のフレームから検出手段により前記第1のフレーム区間について検出された揺れ量に対応するサイズに画像を切り取るとともに、該切り取った画像の位置及びサイズを他のフレームに合わせて調整する第1の揺れ補正処理を行う。このように、大きな揺れを検出したフレームだけではなく、その前後のフレームについても揺れ補正を行うことにより、大きな揺れを検出したフレームを小さく切り出した後、大きな倍率で拡大することにより揺れの補正を行う従来装置(第1引用文献参照)において顕著であった、大きな揺れを補正したフレーム区間での、切り取りサイズの変化に応じた拡大率の急激な変化に起因する動画の連続性を損なうという問題を回避できるようになる。
本発明によれば、更に以下に列挙する効果が得られる。
(1)一瞬被写体がフレームから消えてしまいその後に被写体が捕捉されるように大きな揺れに対して、当該フレームを被写体が存在する隣接するフレームから切り出した画像で補間することにより、自然な再生画像を見ることができる。
(2)第1のフレーム区間の振れ量に応じて第2のフレーム区間の長さを変更し、緩やかにサイズが変化する自然な再生画像を視聴できる。
(3)撮影済の動画画像の再生時、あるいは、動画像の撮影時のいずれの場合でも本実施形態の揺れ補正を適用できる。撮影時に揺れ補正して画像メモリに蓄えておくことで、再生時に揺れ補正の処理が不要となる。
(4)画像がゆっくりと一方へ移動した後、再び画像が大きくゆっくりと逆方向に移動するような揺れであって、通常撮影時にリアルタイムで揺れ補正できない揺れも補正できる。
(第1実施形態の変形例1)
なお、第1実施形態では、第1のフレーム区間において、揺れ量検出部210により検出された当該第1のフレーム区間の揺れ量に基づいて切り取り余白サイズで画像を切り取る例を挙げているが、動画像再生時、ユーザが上記切り取り余白サイズ(縮小レベル:ブレ補正レベル)をユーザが任意に設定できるように構成しても良い。この構成については、例えば、動画生成モードを設定した後、再生開始操作の前(ステップS101に移行する前)に、表示部25に設定画面を表示し、該設定画面を用いて上記設定の指示を受けるようにすることで実現できる。かかる構成によれば、揺れ量が大きい区間の揺れ補正に際してサイズの変動をユーザが任意に設定できる。
(第1の実施形態の変形例2)
また、第2の実施形態の変形例1に示した上記設定画面において、大きな揺れ(上記第1閾値に相当する揺れ)の動画像を対象とする揺れ補正を行うか否か、無駄画像(上記第2閾値に対応する揺れを有する画像)を対象とする揺れ補正を行うか否かを設定できるようにしても良い。なお、これらの補正を実行するか否かを設定する処理は、動画像の撮影時に実施する構成とすることもできる。かかる構成によれば、補正対象の揺れの種別をユーザが任意に設定できる。
(第2の実施形態)
(第2の実施形態の構成)
上述した第1実施形態では、動画像の再生時に揺れ補正処理を行う例について開示したが、第2の実施形態では、動画像の撮影時に揺れ補正処理を行うものである。動画像の撮影時に揺れ補正を行う場合、補正対象が上記実施形態で述べた撮影済動画像データから撮影中の動画像データに変わるだけであり、制御部20の構成は、当該動画像データの揺れ補正処理に図2に示す構成により対応できる。本実施形態によるデジタルカメラ1のその他の構成も図1と同様である。
(第2の実施形態の動作)
図5は本実施形態による動画撮影時における揺れ補正処理動作を示すフローチャートである。以下、図5を参照して本実施形態の揺れ補正処理について説明する。動画像を撮影するためには、動画像撮影モードにしたうえで、撮影開始の操作を行う。撮影開始の操作が行われると、撮像センサ16により撮像された動画像の光電変換出力が、サンプリング/信号増幅処理部17によりサンプリング・増幅処理され、更にA/Dコンバータ18によりデジタル変換されてバスラインに出力される。本実施形態において、制御部20は、A/Dコンバータ18から出力されるデジタル信号(動画像データ)を画像メモリ31に格納する前にイメージバッファ26に一時蓄え、該蓄えた動画像データに対して図5に示す揺れ補正処理を行う。なお、この補正処理を行うにあたり、上記第1実施形態と同様、第1閾値、第2閾値が予め設定されているものとする。
本実施形態において、揺れ補正処理が開始されると、揺れ量検出部210は、イメージバッファ26からデジタル信号処理部28等を経て画像メモリ31に渡す前の動画像データ(撮影中の動画像データ)を読み出し、揺れ量検出のために着目する着目フレームを順に読み出しながら、当該着目フレームと前後の複数フレームとの画像比較により各着目フレームの揺れ量を算出する(ステップS201)。その後、揺れ補正部220は、揺れ量検出部210により算出(検出)された揺れ量を監視し、予め設定された第1閾値未満の揺れ量が検出されたフレーム期間、第1閾値以上で第2閾値未満の揺れ量が検出されたフレーム期間、第2閾値以上の揺れ量が検出されたフレーム期間をそれぞれ特定し、これら各区間のフレームを対象に、ステップS202〜S211の揺れ補正処理を実施する。ここで、ステップS202〜S211の処理は第1実施形態(図4参照)におけるステップS102〜S111の処理と同様であり、その詳しい説明は割愛する。図5のステップS211において、第2閾値以上の揺れ量が検出されたフレーム期間に対する画像の補間処理が実施された後、当該揺れ補正(サイズ、位置等の調整)後の動画像データに基づきデジタル信号処理部28でのデジタル信号処理等を経て揺れ補正済み動画像データを生成し、該揺れ補正済み動画像データを画像メモリ31に記憶させる(ステップS212)。
(第2実施形態の効果)
以上説明したように、第2実施形態による動画撮影装置(デジタルカメラ1)よれば、動画像の撮影時、撮影された動画像データを画像メモリ31に記憶させる前にバッファリングして揺れ補正を行う。撮影時に大きな揺れのある動画像が撮影されても、該揺れを補正した動画像を画像メモリに記憶でき、当該動画像データの再生時には、揺れ補正処理を行うことなく大きな揺れのない画像を再生できる。
(第3実施形態)
(第3実施形態の構成)
上述した第1実施形態、第2の実施形態では、動画像の再生時、あるいは撮影時に、揺れ補正対象の動画像データから各フレームの揺れ量を検出しているが、第3の実施形態では、装置本体部の揺れ量(振動)を検出する加速度/ジャイロセンサ等の検出器と、撮像手段により撮像された動画像データ内の各フレーム毎に、検出器により検出された揺れ量を関連付けて記憶させる関連付け手段とを具備する。そして、揺れ量の関連付けられている動画像データを再生する際、制御部20の揺れ量検出部210は、該動画像データに関連付けられている各フレームの揺れ量を読み出して当該画像データの各フレームの揺れ量をそれぞれ検出する。そして、その後、揺れ補正部220は読み出された揺れ量に基づいて、例えば、第1閾値未満の揺れ量が検出されたフレーム期間、第1閾値以上で第2閾値未満の揺れ量が検出されたフレーム期間、第2閾値以上の揺れ量が検出されたフレーム期間をそれぞれ特定して揺れ補正処理を行う。
(第3実施形態の効果)
このように、第3実施形態では、撮像手段(撮像センサ16)により撮像された動画像データに、装置(デジタルカメラ1)本体部の揺れ量を検出する検出器により検出された揺れ量を関連付けて記憶させ、検出手段(揺れ量検出部210)は、動画像データに関連付けられた(装置本体の)揺れ量に基づき補正対象の動画像データの揺れ量を検出することを特徴とする。本実施形態の構成によれば、ジャイロセンサ等の揺れ検知センサを用いて大きな揺れを補正した画像の再生が行える。
なお、本実施形態による動画像揺れ補正方法は、例えば、図1に示すデジタルカメラ1に適用される。そして、その動画像揺れ補正方法は、例えば、図4において、デジタルカメラ1の撮像手段(撮像センサ16)により撮像された動画像データの揺れ量を検出する第1のステップ(図4のステップS101)と、第1のステップにより所定の第1の閾値以上で所定の第2の閾値未満の揺れ量が検出された第1のフレーム区間を特定し、第1のフレーム区間と該第1のフレーム区間の前後の第2のフレーム区間とを対象に、第1及び第2のフレーム区間のフレームから第1のステップにより第1のフレーム区間について検出された揺れ量に対応するサイズに画像を切り取るとともに、該切り取った画像の位置及びサイズを他のフレームに合わせて調整する揺れ補正処理を行う第2のステップ(図4のステップS104〜S109)と、を有する。このように、大きな揺れが検出されたフレームだけでなく、その前後のフレームについても揺れ補正を行う。このため、撮影した動画像に大きな揺れが生じている場合にも、補正のために切り出した画像の拡大率が急変することなく、連続性のある動画像の視聴を可能にする動画撮影方法を提供することができる。
また、本実施形態による動画像揺れ補正プログラムは、デジタルカメラ1の、例えば、プログラムメモリ30に実装され、コンピュータ(例えば、図1の制御部20)によって実行されるプログラムである。そして、そのプログラムは、コンピュータに、デジタルカメラ1の撮像手段(撮像センサ16)により撮像された動画像データの揺れ量を検出する処理(図4のステップS101)、検出処理により所定の第1の閾値以上で所定の第2の閾値未満の揺れ量が検出された第1のフレーム区間を特定し、第1のフレーム区間と該第1のフレーム区間の前後の第2のフレーム区間とを対象に、前記第1と第2のフレーム区間のフレームから検出処理により第1のフレーム区間について検出された揺れ量に対応するサイズに画像を切り取るとともに、該切り取った画像の位置及びサイズを他のフレームに合わせて調整する揺れ補正処理(図4のステップS104〜S109)とを実行させる。デジタルカメラ1では、制御部10(揺れ量検出210、及び揺れ補正部220)が上記プログラムを読み出して、第1の閾値以上で第2の閾値未満の揺れ量が検出された第1のフレーム区間と前後の第2のフレーム区間とを対象に、各フレームから、第1のフレーム区間について検出された揺れ量に対応するサイズに画像を切り取るとともに、該切り取った画像の位置及びサイズを他のフレームに合わせて調整する揺れ補正処理を実行する。これにより、撮影した動画像に大きな揺れが生じている場合にも、補正のために切り出した画像の拡大率が急変することなく、連続性のある動画像の視聴を可能にする動画撮影プログラムを提供することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲には限定されないことは言うまでもない。上記実施形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。またその様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
以下に、本願出願時の特許請求の範囲を付記する。
[請求項1]
動画像を撮像する撮像手段と、
前記撮像手段により撮像された動画像データに含まれる各フレームの揺れ量を検出する検出手段と、
前記撮像手段により撮像された動画像データに含まれる各フレームの画像内から所定サイズの部分画像を切り取るとともに、この切り取った各部分画像の位置を前記検出手段により検出された揺れ量に応じて調整することにより前記動画像データの揺れを補正する揺れ補正手段と、
前記検出手段により検出された揺れ量に応じて前記所定サイズを変化させる制御を実行する制御手段と、
を具備し、
前記揺れ補正手段は、
前記所定サイズで切り取った複数の部分画像のサイズを合わせるように、前記制御手段の制御による前記所定サイズの変化に応じて、前記所定サイズで切り取った各部分画像を拡大または縮小し、
前記制御手段は、
前記検出手段により第1の閾値以上の揺れ量が検出された第1のフレーム区間については、同じ第1のフレーム区間内のフレームに対応して前記検出手段により検出された揺れ量に応じて前記所定サイズを決定する第1の制御を実行し、該第1のフレーム区間に隣接する第2のフレーム区間については、同じ第2のフレーム区間ではなく前記第1のフレーム区間内のフレームに対応して前記検出手段により検出された揺れ量に応じて前記所定サイズを決定する前記第1の制御とは異なる第2の制御を実行することを特徴とする動画撮影装置。
[請求項2]
前記制御手段は、
前記第1の閾値未満の揺れ量が検出された第3のフレーム区間については、前記検出手段により検出された揺れ量に応じたサイズではなく、予め決められた固定サイズを前記所定サイズとして決定する前記第1の制御および前記第2の制御のいずれとも異なる第3の制御を実行する
ことを特徴とする請求項1記載の動画撮影装置。
[請求項3]
前記制御手段は、
前記第1のフレーム区間について検出された前記揺れ量に応じて前記第2のフレーム区間の長さを変更することを特徴とする請求項1または2記載の動画撮影装置。
[請求項4]
前記制御手段は、
前記第2のフレーム区間については、前記所定サイズを前記第1のフレーム区間に近づくほど徐々に大きくなり、遠ざかるほど徐々に小さくなるように変化させる制御を前記第2の制御として実行することを特徴とする請求項3記載の動画撮影装置。
[請求項5]
前記検出手段により前記第1の閾値以上で第2の閾値未満の揺れ量が検出されたフレーム区間を前記第1のフレーム区間、前記第2の閾値以上の揺れ量が検出されたフレーム区間を第4のフレーム区間とし、
この第4のフレーム区間内については、前記揺れ補正手段による揺れ補正を行う代わりに、この第4のフレーム区間内の各フレームを破棄し、隣接するフレームの画像で補間するフレーム補間手段を更に備えたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1つに記載の動画撮影装置。
[請求項6]
装置本体部の揺れ量を検出する検出器と、
前記撮像手段により撮像された動画像データに、前記検出器により検出された揺れ量を関連付けて記憶させる関連付け手段と
を更に具備し、
前記検出手段は、前記関連付け手段により前記動画像データに関連付けられた前記揺れ量に基づき当該動画像データの揺れ量を検出することを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の動画撮影装置。
[請求項7]
前記揺れ補正手段は、
記憶部に記憶されている前記動画像データに対して前記揺れ補正処理を行い、
前記制御手段は、
前記記憶部に記憶されている前記動画像データに対して前記揺れ補正手段が前記揺れ補正処理を行う際に前記検出手段により検出された揺れ量に応じて前記所定サイズを変化させる制御を実行することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1つに記載の動画撮影装置。
[請求項8]
前記揺れ補正手段は、
前記記憶部に記憶されている前記動画像データ全体を再生する際に前記揺れ補正処理を行うことを特徴とする請求項7記載の動画撮影装置。
[請求項9]
前記揺れ補正手段は、
前記撮像手段による撮像中に前記記憶部に記憶する前に一時記憶される前記動画像データを対象に前記揺れ補正処理を行うことを特徴とする請求項7記載の動画撮影装置。
[請求項10]
撮像手段により撮像された動画像データの揺れ補正を行う動画像揺れ補正方法であって、
前記撮像手段により撮像された動画像データに含まれる各フレームの揺れ量を検出する第1のステップと、
前記撮像手段により撮像された動画像データに含まれる各フレームの画像内から所定サイズの部分画像を切り取るとともに、この切り取った各部分画像の位置を前記第1ステップにより検出された揺れ量に応じて調整することにより前記動画像データの揺れを補正する第2ステップと、
前記第1ステップにより検出された揺れ量に応じて前記所定サイズを変化させる制御を実行する第3ステップと、
を有し、
前記第2ステップは、
前記所定サイズで切り取った複数の部分画像のサイズを合わせるように、前記第3ステップの制御による前記所定サイズの変化に応じて、前記所定サイズで切り取った各部分画像を拡大または縮小し、
前記第3ステップは、
前記第1ステップにより第1の閾値以上の揺れ量が検出された第1のフレーム区間については、同じ第1のフレーム区間内のフレームに対応して前記第1ステップにより検出された揺れ量に応じて前記所定サイズを決定する第1の制御を実行し、該第1のフレーム区間に隣接する第2のフレーム区間については、同じ第2のフレーム区間ではなく前記第1のフレーム区間内のフレームに対応して前記第1ステップにより検出された揺れ量に応じて前記所定サイズを決定する前記第1の制御とは異なる第2の制御を実行することを特徴とする動画像揺れ補正方法。
[請求項11]
動画像撮影装置のコンピュータによって実行され、撮像手段により撮像された動画像データに含まれる各フレームの揺れ量を検出する検出手段を備えた動画像撮影装置の動画像揺れ補正プログラムであって、
コンピュータに、
前記撮像手段により撮像された動画像データに含まれる各フレームの画像内から所定サイズの部分画像を切り取るとともに、この切り取った各部分画像の位置を前記検出手段により検出された揺れ量に応じて調整することにより前記動画像データの揺れを補正する揺れ補正処理と、
前記検出手段により検出された揺れ量に応じて前記所定サイズを変化させる制御を実行する制御処理と、を実行させ、
前記揺れ補正処理は、
前記所定サイズで切り取った複数の部分画像のサイズを合わせるように、前記制御手段の制御による前記所定サイズの変化に応じて、前記所定サイズで切り取った各部分画像を拡大または縮小し、
前記制御処理は、
前記検出手段により第1の閾値以上の揺れ量が検出された第1のフレーム区間については、同じ第1のフレーム区間内のフレームに対応して前記検出手段により検出された揺れ量に応じて前記所定サイズを決定する第1の制御を実行し、該第1のフレーム区間に隣接する第2のフレーム区間については、同じ第2のフレーム区間ではなく前記第1のフレーム区間内のフレームに対応して前記検出手段により検出された揺れ量に応じて前記所定サイズを決定する前記第1の制御とは異なる第2の制御を実行することを特徴とする動画像揺れ補正プログラム。
1…デジタルカメラ、10…画像取得部、15…アナログ信号処理部、16…撮像センサ、17…サンプリング/信号増幅処理部、18…A/Dコンバータ、20…制御部、210…揺れ量検出部、220…揺れ補正部、22…プレビューエンジン、23…D/Aコンバータ、24…ドライバ、25…表示部、26…イメージバッファ、27…キー操作部、28…デジタル信号処理部、29…画像圧縮/伸張処理部、30…プログラムメモリ、31…画像メモリ、32…カードI/F、33…外部記録媒体、34…外部接続用I/F、35…RAM
本発明は、上記した課題を解決するためになされたものであり、撮影した動画像に大きな揺れが生じている場合にも揺れを補正可能であり、かつ、連続性のある動画像を得ることを可能にする画像処理装置、画像処理方法、及び、プログラムを提供することを目的とする。
上記した課題を解決するため本発明は撮像された動画像の撮像時のブレを取得する取得手段と、この取得手段によって取得されたブレについてそのブレ量を取得するブレ量取得手段と、このブレ量取得手段によって取得されたブレ量が予め設定された第1の閾値以上の時に、前記撮像された動画像のうち、前記取得手段によってブレが取得された第1のフレーム区間の動画像について、そのブレに基づいた第1の補正範囲を設定する第1の設定手段と、前記撮像された動画像のうち、前記取得手段によってブレが取得された第1のフレーム区間の、前又は後の少なくとも一方にある第2のフレーム区間の動画像について、前記取得手段によってブレが取得された第1のフレーム区間におけるブレに基づいた第2の補正範囲を設定する第2の設定手段と、を備えることを特徴とする。
上記した課題を解決するため本発明は、撮像された動画像の撮像時のブレを取得する取得ステップと、この取得ステップにて取得されたブレについてそのブレ量を取得するブレ量取得ステップと、このブレ量取得ステップにて取得されたブレ量が予め設定された第1の閾値以上の時に、前記撮像された動画像のうち、前記取得ステップにてブレが取得された第1のフレーム区間の動画像について、そのブレに基づいた第1の補正範囲を設定する第1の設定ステップと、前記撮像された動画像のうち、前記取得ステップにてブレが取得された第1のフレーム区間の、前又は後の少なくとも一方にある第2のフレーム区間の動画像について、前記取得ステップにてブレが取得された第1のフレーム区間におけるブレに基づいた第2の補正範囲を設定する第2の設定ステップと、を含むことを特徴とする。
上記した課題を解決するため本発明は、画像処理装置が有するコンピュータを、撮像された動画像の撮像時のブレを取得する取得手段、この取得手段によって取得されたブレについてそのブレ量を取得するブレ量取得手段、このブレ量取得手段によって取得されたブレ量が予め設定された第1の閾値以上の時に、前記撮像された動画像のうち、前記取得手段によってブレが取得された第1のフレーム区間の動画像について、そのブレに基づいた第1の補正範囲を設定する第1の設定手段、前記撮像された動画像のうち、前記取得手段によってブレが取得された第1のフレーム区間の、前又は後の少なくとも一方にある第2のフレーム区間の動画像について、前記取得手段によってブレが取得された第1のフレーム区間におけるブレに基づいた第2の補正範囲を設定する第2の設定手段、として機能させることを特徴とする。
本発明によれば、撮影した動画像に大きな揺れが生じている場合にも揺れを補正可能であり、かつ、連続性のある動画像を得ることを可能にする画像処理装置、画像処理方法、及び、プログラムを提供することができる。

Claims (11)

  1. 動画像を撮像する撮像手段と、
    前記撮像手段により撮像された動画像データに含まれる各フレームの揺れ量を検出する検出手段と、
    前記撮像手段により撮像された動画像データに含まれる各フレームの画像内から所定サイズの部分画像を切り取るとともに、この切り取った各部分画像の位置を前記検出手段により検出された揺れ量に応じて調整することにより前記動画像データの揺れを補正する揺れ補正手段と、
    前記検出手段により検出された揺れ量に応じて前記所定サイズを変化させる制御を実行する制御手段と、
    を具備し、
    前記揺れ補正手段は、
    前記所定サイズで切り取った複数の部分画像のサイズを合わせるように、前記制御手段の制御による前記所定サイズの変化に応じて、前記所定サイズで切り取った各部分画像を拡大または縮小し、
    前記制御手段は、
    前記検出手段により第1の閾値以上の揺れ量が検出された第1のフレーム区間については、同じ第1のフレーム区間内のフレームに対応して前記検出手段により検出された揺れ量に応じて前記所定サイズを決定する第1の制御を実行し、該第1のフレーム区間に隣接する第2のフレーム区間については、同じ第2のフレーム区間ではなく前記第1のフレーム区間内のフレームに対応して前記検出手段により検出された揺れ量に応じて前記所定サイズを決定する前記第1の制御とは異なる第2の制御を実行することを特徴とする動画撮影装置。
  2. 前記制御手段は、
    前記第1の閾値未満の揺れ量が検出された第3のフレーム区間については、前記検出手段により検出された揺れ量に応じたサイズではなく、予め決められた固定サイズを前記所定サイズとして決定する前記第1の制御および前記第2の制御のいずれとも異なる第3の制御を実行する
    ことを特徴とする請求項1記載の動画撮影装置。
  3. 前記制御手段は、
    前記第1のフレーム区間について検出された前記揺れ量に応じて前記第2のフレーム区間の長さを変更することを特徴とする請求項1または2記載の動画撮影装置。
  4. 前記制御手段は、
    前記第2のフレーム区間については、前記所定サイズを前記第1のフレーム区間に近づくほど徐々に大きくなり、遠ざかるほど徐々に小さくなるように変化させる制御を前記第2の制御として実行することを特徴とする請求項3記載の動画撮影装置。
  5. 前記検出手段により前記第1の閾値以上で第2の閾値未満の揺れ量が検出されたフレーム区間を前記第1のフレーム区間、前記第2の閾値以上の揺れ量が検出されたフレーム区間を第4のフレーム区間とし、
    この第4のフレーム区間内については、前記揺れ補正手段による揺れ補正を行う代わりに、この第4のフレーム区間内の各フレームを破棄し、隣接するフレームの画像で補間するフレーム補間手段を更に備えたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1つに記載の動画撮影装置。
  6. 装置本体部の揺れ量を検出する検出器と、
    前記撮像手段により撮像された動画像データに、前記検出器により検出された揺れ量を関連付けて記憶させる関連付け手段と
    を更に具備し、
    前記検出手段は、前記関連付け手段により前記動画像データに関連付けられた前記揺れ量に基づき当該動画像データの揺れ量を検出することを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の動画撮影装置。
  7. 前記揺れ補正手段は、
    記憶部に記憶されている前記動画像データに対して前記揺れ補正処理を行い、
    前記制御手段は、
    前記記憶部に記憶されている前記動画像データに対して前記揺れ補正手段が前記揺れ補正処理を行う際に前記検出手段により検出された揺れ量に応じて前記所定サイズを変化させる制御を実行することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1つに記載の動画撮影装置。
  8. 前記揺れ補正手段は、
    前記記憶部に記憶されている前記動画像データ全体を再生する際に前記揺れ補正処理を行うことを特徴とする請求項7記載の動画撮影装置。
  9. 前記揺れ補正手段は、
    前記撮像手段による撮像中に前記記憶部に記憶する前に一時記憶される前記動画像データを対象に前記揺れ補正処理を行うことを特徴とする請求項7記載の動画撮影装置。
  10. 撮像手段により撮像された動画像データの揺れ補正を行う動画像揺れ補正方法であって、
    前記撮像手段により撮像された動画像データに含まれる各フレームの揺れ量を検出する第1のステップと、
    前記撮像手段により撮像された動画像データに含まれる各フレームの画像内から所定サイズの部分画像を切り取るとともに、この切り取った各部分画像の位置を前記第1ステップにより検出された揺れ量に応じて調整することにより前記動画像データの揺れを補正する第2ステップと、
    前記第1ステップにより検出された揺れ量に応じて前記所定サイズを変化させる制御を実行する第3ステップと、
    を有し、
    前記第2ステップは、
    前記所定サイズで切り取った複数の部分画像のサイズを合わせるように、前記第3ステップの制御による前記所定サイズの変化に応じて、前記所定サイズで切り取った各部分画像を拡大または縮小し、
    前記第3ステップは、
    前記第1ステップにより第1の閾値以上の揺れ量が検出された第1のフレーム区間については、同じ第1のフレーム区間内のフレームに対応して前記第1ステップにより検出された揺れ量に応じて前記所定サイズを決定する第1の制御を実行し、該第1のフレーム区間に隣接する第2のフレーム区間については、同じ第2のフレーム区間ではなく前記第1のフレーム区間内のフレームに対応して前記第1ステップにより検出された揺れ量に応じて前記所定サイズを決定する前記第1の制御とは異なる第2の制御を実行することを特徴とする動画像揺れ補正方法。
  11. 動画像撮影装置のコンピュータによって実行され、撮像手段により撮像された動画像データに含まれる各フレームの揺れ量を検出する検出手段を備えた動画像撮影装置の動画像揺れ補正プログラムであって、
    コンピュータに、
    前記撮像手段により撮像された動画像データに含まれる各フレームの画像内から所定サイズの部分画像を切り取るとともに、この切り取った各部分画像の位置を前記検出手段により検出された揺れ量に応じて調整することにより前記動画像データの揺れを補正する揺れ補正処理と、
    前記検出手段により検出された揺れ量に応じて前記所定サイズを変化させる制御を実行する制御処理と、を実行させ、
    前記揺れ補正処理は、
    前記所定サイズで切り取った複数の部分画像のサイズを合わせるように、前記制御手段の制御による前記所定サイズの変化に応じて、前記所定サイズで切り取った各部分画像を拡大または縮小し、
    前記制御処理は、
    前記検出手段により第1の閾値以上の揺れ量が検出された第1のフレーム区間については、同じ第1のフレーム区間内のフレームに対応して前記検出手段により検出された揺れ量に応じて前記所定サイズを決定する第1の制御を実行し、該第1のフレーム区間に隣接する第2のフレーム区間については、同じ第2のフレーム区間ではなく前記第1のフレーム区間内のフレームに対応して前記検出手段により検出された揺れ量に応じて前記所定サイズを決定する前記第1の制御とは異なる第2の制御を実行することを特徴とする動画像揺れ補正プログラム。
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