JP2014207067A - 面光源装置および液晶表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は光源が劣化した場合であってもホワイトバランスを適切に調整することが可能であり、かつ色ムラの少ない面状光を出力する面光源装置およびこれを備える液晶表示装置の提供を目的とする。
【解決手段】面光源装置200は、光源の組7aを複数含む第1の光源7と、第1の光源7と異なる色の発光素子を含む第2の光源8と、第1、第2の光源7,8の出射光を受けて面状光を出力する面発光導光板とを備え、組7aは、同じ色相でスペクトル分布の異なる複数種類のLED素子から構成され、複数種類のLED素子の各々のスペクトル分布は、少なくとも2つの発光ピークを有し、組7aは、面発光導光板の端面に等間隔に配置され、組7aを構成するLED素子間の配置間隔は、組7a間の配置間隔よりも狭いことを特徴とし、第1の光源7における複数種類のLED素子の各発光量の割合を制御し、面状光のホワイトバランスを調整する制御部をさらに備える。
【選択図】図1

Description

本発明は面光源装置およびこれを備える液晶表示装置に関する。
液晶表示装置に備わる液晶表示素子は、自ら発光しない。このため、液晶表示装置は液晶表示素子を照明する光源として、液晶表示素子の背面にバックライト装置を備えている。近年では、青色発光ダイオード(以下、LED(Light Emitting Diode)という。)の性能が飛躍的に向上したことに伴い、光源に青色LEDを利用したバックライト装置が広く採用されている。
この青色LEDを利用した光源とは、青色のLEDと、青色LEDから発する光を吸収し青色の補色となる光を発光する蛍光体とから成る。このようなLEDを白色LEDと呼ぶ。青色の補色とは、すなわち、緑色と赤色を含む色で黄色である。白色LEDは、電気−光変換効率が高く、低消費電力化に有効である。しかしながら、白色LEDはその波長帯域幅が広く、色再現範囲が狭いという問題を有する。液晶表示装置は、その液晶表示素子の内部にカラーフィルタを備えている。液晶表示装置は、このカラーフィルタによって赤色、緑色および青色のスペクトル範囲だけを取り出して、色表現を行っている。白色LEDのように波長帯域幅の広い連続スペクトルを有する光源は、色再現範囲を広げるために、カラーフィルタの表示色の色純度を高める必要がある。つまり、カラーフィルタを透過する波長帯域は狭く設定される。しかし、カラーフィルタを透過する波長帯域を狭く設定すると、光の利用効率が低下する。なぜなら、液晶表示素子の画像表示に用いられない不要な光の量が多くなるからである。カラーフィルタによる光損失を最小限に抑制しながらも、色再現範囲を広げるためには、波長帯域幅の狭い光を発する光源を採用する必要がある。すなわち、色純度の高い光を発する光源を採用する必要がある。例えば、特許文献1では、白色光を出射する白色LEDと、単色光を出射する単色LEDをバックライト装置に備えることで、液晶表示装置の色再現範囲を向上させる技術が開示されている。
特開2001−135118号公報
一般的に、LED素子は長時間点灯すると内部に充填された蛍光体が劣化し、輝度や色が変化する。上述の特許文献1のように、複数の異なる色のLED素子を採用した場合、蛍光体の劣化によって、各LED素子の輝度や色が変化するため、液晶表示装置のホワイトバランスの調整が困難である。
本発明は以上のような課題を解決するためになされたものであり、光源が劣化した場合であっても、劣化の影響を抑えて、ホワイトバランスを適切に調整することが可能であり、かつ色ムラの少ない面状光を出力する面光源装置、およびこれを備える液晶表示装置を提供することを目的とする。
本発明に係る面光源装置は、光源の組を複数含む第1の光源と、第1の光源と異なる色の発光素子を含む第2の光源と、第1、第2の光源の出射光を受けて面状光を出力する面発光導光板と、を備え、組は、同じ色相でスペクトル分布の異なる複数種類のLED素子から構成され、複数種類のLED素子の各々のスペクトル分布は、少なくとも2つの発光ピークを有し、組は、面発光導光板の端面に等間隔に配置され、組を構成するLED素子間の配置間隔は、組間の配置間隔よりも狭いことを特徴とし、第1の光源における複数種類のLED素子の各発光量の割合を制御し、面状光のホワイトバランスを調整する制御部をさらに備える。
面光源装置における第1の光源は、同じ色相でスペクトル分布の異なる複数のLED素子から構成されるため、長時間の点灯により、LED素子に充填された蛍光体が劣化しても、制御部が、複数種類のLED素子の各発光量の割合を制御することによって、面光源装置から出力される面状光のホワイトバランスを調整することが可能である。
さらに、本発明に係る面光源装置においては、同じ色相でスペクトル分布の異なる複数のLED素子により各組を構成し、各組における複数種類のLED素子の配置間隔を、組間の配置間隔よりも狭くした。よって、各組において複数種類のLED素子の出射光の混合が十分に行われるため、面状光の色ムラの発生を抑制することが可能である。
実施の形態1に係る面光源装置を含む液晶表示装置の分解斜視図である。 実施の形態1に係る面光源装置を含む液晶表示装置の断面図である。 実施の形態1に係る面光源装置の第1の面発光導光板の平面図である。 実施の形態1に係る面光源装置の第1の光源のスペクトル分布を示す図である。 実施の形態2に係る面光源装置の第1の面発光導光板の平面図である。
<実施の形態1>
図1は、本実施の形態1における、面光源装置200を含む液晶表示装置100の分解斜視図である。また、図2は図1の断面図である。説明を容易にするために、各図中にxyz直交座標系の座標軸を示す。以下の説明において、液晶表示素子を備えた液晶パネル1の表示面1aの短辺方向をy軸方向(図2において紙面に垂直な方向)とし、液晶パネル1の表示面1aの長辺方向をx軸方向(図1,2において紙面の左右方向)とし、x軸及びy軸を含む平面であるxy平面に垂直な方向をz軸方向(図1,2における紙面の上下方向)とする。
また、図1,2において、右から左に向かう方向を、x軸の正方向(+x軸方向)とし、その反対方向を、x軸の負方向(−x軸方向)とする。また、図2が描かれている紙面の手前から紙面に向かう方向を、y軸の正方向(+y軸方向)とし、その反対方向を、y軸の負方向(−y軸方向)とする。さらに、図1,2において、下から上に向かう方向を、z軸の正方向(+z軸方向)とし、その反対方向を、z軸の負方向(−z軸方向)とする。さらに、液晶表示装置100の表示面1aの水平方向をx軸方向とし、表示面1aの垂直方向をy軸方向とし、液晶表示装置100の厚み方向をz軸方向とする。
図1,2に示すように、液晶表示装置100は、透過型の液晶パネル1、第1の光学シート2、第2の光学シート3および面光源装置200を備える。面光源装置200は、第2の光学シート3および第1の光学シート2を介して液晶パネル1の背面1bに光を照射する。液晶パネル1、第1の光学シート2、第2の光学シート3および面光源装置200は、−z軸方向に向かって順に配列されている。
液晶パネル1の表示面1aは、xy平面に平行な面である。液晶パネル1の液晶層は、xy平面に平行な方向に広がる面状の構造を有している。液晶パネル1の表示面1aは、通常、矩形であり、表示面1aの隣接する2辺(y軸方向の短辺とx軸方向の長辺)は、直交している。ただし、表示面1aの形状は、他の形状であってもよい。
図1,2に示すように、面光源装置200は、薄板状の第1、第2の面発光導光板4,5、反射シート6、第1の光源7および第2の光源8を備える。第1、第2の面発光導光板4,5、反射シート6は+z軸方向から−z軸方向に向けて順に配列されている。
第1の光源7は、光源の組7aを複数備える。各組7aは、同じ色相でスペクトル分布の異なる複数種類のLED素子(即ち第1のLED素子71と第2のLED素子72)から構成される。第1、第2のLED素子71,72の各々のスペクトル分布は、少なくとも2つの発光ピークを有する。第2の光源8は第1の光源7とは異なる色の光を発する単色の赤色LED素子81によって構成される。
人間は赤色の色差に対する感度が高い。そのため、赤色における波長帯域幅の差は、人間の視覚にはより顕著な差となって感じられる。ここで、波長帯域幅の差は色純度の差である。従来、液晶表示装置に光源として使用されていた白色LEDは、特に600nmから700nm帯の赤色のスペクトルのエネルギー量が少ない。つまり、波長域幅の狭いカラーフィルタを用いて純赤として好ましい630〜640nmの波長領域で色純度を高めようとすると、極めて透過光量が減少し、光の利用効率が低下する。従って、著しく輝度が低下するという問題が発生する。
そこで、本実施の形態の面光源装置200において、第2の光源8を、赤色の光を発する複数の赤色LED素子81により構成する。赤色LED素子81は、第2の面発光導光板5の光入射面51c(+x軸方向)に対向して配置されている。第2の光源8は、赤色LED素子81を、y軸方向に1次元配列して成る。
赤色LED素子81より出射された赤色LED光線は、第2の面発光導光板5の光入射面51cより第2の面発光導光板5内へ入射する。例えば、第2の面発光導光板5は、アクリル樹脂(例えば、PMMA)などの透明材料で作製された部品である。また、第2の面発光導光板5は、厚み3mmの板状部材である。第2の面発光導光板5は、第1の面発光導光板4と反射シート6の間に積層され、液晶パネル1の表示面1aに対して平行に配置されている。
第2の光源8、即ち赤色LED素子81より出射された赤色LED光線は、第2の面発光導光板5によって液晶パネル1の背面1bを均一な強度分布で照らす面状の照明光L80に変換される。第2の面発光導光板5の背面51b(−z軸方向)には例えば凸レンズ形状をした微小光学素子52が配置され、微小光学素子52の配置密度を面発光導光板5の裏面51bにおいてxy平面内で変化させる。配置密度とは、微小光学素子の単位面積当たりの数や微小光学素子の大きさなどである。この微小光学素子の配置密度の変化により、赤色照明光L80の面内輝度分布を制御することができる。
第1の光源7は、複数の組7aをy軸方向に1次元配列して成る。各組7aは、同じ色相でスペクトル分布の異なる、第1のLED素子71と第2のLED素子72から構成される。図3に示すように、第1、第2のLED素子71,72の発光部は、第1の面発光導光板4の光入射面41cに対向して配置されている。図1および図3に示す様に、組7aを構成する第1、第2のLED素子71,72間の配置間隔は、組7a間の配置間隔よりも狭い。
第1の光源7は、青緑色のLED光線を出射する。この青緑色の光は、例えば図4(a)のように450nm付近と530nm付近にピークを有し、420nmから580nmの帯域に連続的なスペクトルを有する光である。第1の光源7に備わる第1、第2のLED素子71,72は、例えば青色の光を発する青色LEDチップを備えたパッケージに、この青色の光を吸収して緑色の光を発する緑色蛍光体を充填したものである。
第1のLED素子71と第2のLED素子72は、色相が同じで、かつ異なるスペクトル分布を持つLED素子である。また、第1、第2のLED素子71,72はともに、450nm付近と530nm付近にピークを有するスペクトル分布を持つ。
例えば第1のLED素子71は図4(b)のようなスペクトル分布を持つ。第1のLED素子71のスペクトル分布(図4(b))は、図4(a)のスペクトル分布に比べ530nm付近のピークが高く、緑色が強い青緑色の光を発する。また、第2のLED素子72は図4(c)のようなスペクトル分布を持つ。第2のLED素子72のスペクトル分布(図4(b))は、図4(a)のスペクトル分布に比べ530nm付近のピークが低く、青色が強い青緑色の光を発する。ここで、緑色の強い第1のLED素子71と、青色の強い第2のLED素子72は、例えば、各LED素子に充填された緑色の蛍光体の調合量を調整することによって実現できる。第1の光源7は、第1のLED素子71と第2のLED素子72を組み合わせることで、図4(a)のようなスペクトル分布を有する光を発する。
第1のLED素子71より出射された光と第2のLED素子72より出射された光は、第1の面発光導光板4によって、隣接する光と混ざり合いながら、液晶パネル1の背面1bを均一な強度で照らす面状の照明光L70に変換される。
第1、第2のLED素子はともに、450nm付近と530nm付近に発光ピークを有するスペクトル分布を持つが、発光ピークの強度比が異なるため、色相は同じでも、発光色は異なる。そのため、各組7aにおいて第1、第2のLED素子71,72の間隔が離れていると、第1、第2のLED素子71,72から発する光の混合が不十分となり、色ムラが発生する。
この色ムラの発生を抑制するために、本実施の形態では、第1のLED素子71と第2のLED素子72の各1個を1つの組7aとして、各組7aを構成する第1、第2のLED素子71,72の配置間隔が、組7aの配置間隔よりも狭くなる構成とした。異なる色の光を発する第1のLED素子71と第2のLED素子72は、近接して配置されているほど、光の混合が容易になる。各組7aにおいて十分に光の混合が行われることによって、組7a間の光の混合が不十分であっても、色ムラは発生しない。以上の構成により、第1の光源7として、発光色の異なる2種類のLED素子71,72用いているにもかかわらず、色ムラが少なく、均一性の高い発光を実現できる。
第1の面発光導光板4の裏面41b(−z軸方向)には例えば凸レンズ形状をした微小光学素子42が配置される。微小光学素子42の配置密度は、面発光導光板4の裏面41bのxy平面内で変化している。配置密度とは、微小光学素子42の単位面積当たりの数や微小光学素子の大きさなどである。この微小光学素子の配置密度の変化により、照明光L70の面内輝度分布を制御することができる。
第1の面発光導光板4は、例えば、アクリル樹脂(例えば、PMMA)などの透明材料で作製された部品である。また、面発光導光板4は、厚み3mmの板状部材である。第1の面発光導光板4は、面発光導光板5と反射シート6の間に積層され、液晶パネル1の表示面1aに対して平行に配置されている。
第1の光源7による照明光L70と、第2の光源8からの照明光L80は、第2の光学シート3と第1の光学シート2を介して液晶パネル1の背面1b方向へ進む途中で混色され、白色の照明光L90となり液晶パネル1へ到達する。ここで、第1の光学シート2とは、第1、第2の面発光導光板4,5から放射された光を液晶パネル1の表示面1aに対する法線方向に集光する作用を有するものである。また、第2の光学シート3とは、細かな照明むらなどの光学的影響を抑制するものである。
第2の面発光導光板5の直下には反射シート6が配置されている。第1、第2の面発光導光板4,5から背面側に放射された光は、反射シート6で反射され、液晶パネル1の背面1bを照射する照明光として利用される。反射シート6としては、たとえば、ポリエチレンテレフタラートなどの樹脂を基材とした反射シートや、基板の表面に金属を蒸着させた反射シートを使用することができる。
<動作>
一般に、LED素子は点灯時間の経過によって蛍光体が劣化する。その結果、LED素子の輝度や色が変化する。具体的には本実施の形態では第1、第2のLED素子71,72は緑色の蛍光体を使用しているため、蛍光体の劣化により緑色の発光が低下する。緑色蛍光体の劣化によってLED素子の輝度、色が変化すると表示画像のホワイトバランスが崩れる。
そこで、本実施の形態では緑色の強い青緑色の第1のLED素子71と、青色の強い青緑色の第2のLED素子72とを足し合わせる割合を適切に制御することで、時間が経過しても図4(a)のような理想とするスペクトルを有する青緑色のLED光を作ることができる構成とした。面光源装置200は、制御部(図示せず)をさらに備える。制御部が行う制御として、例えば、出荷当初は第1のLED素子71に比べ第2のLED素子72の発光の割合を高くし、長時間の点灯によって第1の光源7の緑色が変化した際には第1のLED素子71の発光の割合を高くするように、第1、第2のLED素子71,72の出力を制御する。このように、制御部が第1、第2のLED素子71,72の発光量の割合を制御することにより、蛍光体の劣化によるホワイトバランスの崩れを抑制できる。
<効果>
本実施の形態における面光源装置200は、光源の組7aを複数含む第1の光源7と、第1の光源7と異なる色の発光素子を含む第2の光源8と、第1、第2の光源7,8の出射光を受けて面状光を出力する面発光導光板と、を備え、組7aは、同じ色相でスペクトル分布の異なる複数種類のLED素子(即ち第1、第2のLED素子71,72)から構成され、複数種類のLED素子の各々のスペクトル分布は、少なくとも2つの発光ピークを有し、組7aは、面発光導光板の端面に等間隔に配置され、組7aを構成するLED素子間の配置間隔は、組7a間の配置間隔よりも狭いことを特徴とし、第1の光源7における複数種類のLED素子の各発光量の割合を制御し、面状光のホワイトバランスを調整する制御部をさらに備える。
従って、面光源装置200における第1の光源7は、同じ色相でスペクトル分布の異なる第1のLED素子71と第2のLED素子72から構成されるため、長時間の点灯により、第1、第2のLED素子71,72に充填された蛍光体が劣化しても、制御部11が、第1、第2のLED素子71,72の発光量の割合を制御することによって、面光源装置200から出力される面状光のホワイトバランスを調整することが可能である。
さらに、本実施の形態では、同じ色相でスペクトル分布の異なる第1、第2のLED素子71,72により各組7aを構成し、第1、第2のLED素子71,72の配置間隔を、組7a間の配置間隔よりも狭くした。よって、各組7aにおいて第1、第2のLED素子71,72の出射光の混合が十分に行われるため、色ムラの発生を抑制することが可能である。
また、本実施の形態における面光源装置200において、複数種類のLED素子(即ち第1、第2のLED素子71,72)のパッケージには蛍光体が充填されていることを特徴とする。
従って、LED素子のパッケージに蛍光体を充填することで、LED素子による発光色と、蛍光体による発光色を得ることが可能であり、異なる波長にピークを持つスペクトル分布を実現することが可能である。
また、本実施の形態における面光源装置200において、第1、第2の光源7,8は、互いに補色の関係にある光をそれぞれ発する。
従って、青緑色の光を発する第1の光源7と、赤色の光を発する第2の光源8とは補色関係にあるため、これらの光を混ぜることにより白色光が得られる。よって、面光源装置200を液晶パネル1のバックライトとして使用するのに適している。
また、本実施の形態における液晶表示装置100は、面光源装置200を備える。従って、従って、液晶表示装置100において、面光源装置200をバックライトとして用いた画像表示が可能となる。
<実施の形態2>
<構成>
図5に、本実施の形態における面光源装置の第1の面発光導光板4の平面図を示す。第1の面発光動向板4の光入射面41cの両端には、補助LED素子73が1個ずつ配置される。補助LED素子73は、図4(a)に示したスペクトル分布を有するとする。つまり、補助LED素子73は、第1、第2のLED素子71,72と同じ色相の光を発する。その他の構成は実施の形態1と同じため、説明を省略する。
実施の形態1においては、面発光導光板4の光入射面41cの端部付近には、面発光導光板4の外側には光源が配置されていない。よって、光源配置の対称性・連続性が崩れ、端部付近のごく狭い領域で、第1のLED素子71と第2のLED素子72の異なる発光色の影響が残留し、わずかに色ムラが生じる可能性があった。
そこで、本実施の形態においては、面発光動向板4の光入射面41cの両端に補助LED素子73を1個ずつ追加配置する構成とする。この構成によって、光源配置の対称性・連続性を確保して、色ムラをさらに低減することが可能である。
<効果>
本実施の形態における面光源装置は、第1の光源7を構成する組7aの発する光と同じスペクトル分布を持つ光を発する補助LED素子73をさらに備え、補助LED素子73は、面発光導光板(即ち第1の面発光導光板4)の端面(即ち光入射面41c)の両端に配置されることを特徴とする。
従って、第1の面発光導光板4の光入射面41cの両端に補助LED素子73を配置することによって、光入射面41cの両端において発生する可能性のある色ムラを抑制することが可能となる。
なお、本発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
1 液晶パネル、1a 表示面、1b 背面、2 第1の光学シート、3 第2の光学シート、4 第1の面発光導光板、5 第2の面発光導光板、6 反射シート、7 第1の光源、8 第2の光源、41a,51a 光出射面、41b,51b 裏面、41c,51c 光入射面、42,52 微小光学素子、71 第1のLED素子、72 第2のLED素子、73 補助LED素子、81 赤色LED素子、70L,80L,90L 照明光、100 液晶表示装置、200 面光源装置。

Claims (5)

  1. 光源の組を複数含む第1の光源と、
    前記第1の光源と異なる色の発光素子を含む第2の光源と、
    前記第1、第2の光源の出射光を受けて面状光を出力する面発光導光板と、
    を備え、
    前記組は、同じ色相でスペクトル分布の異なる複数種類のLED素子から構成され、
    前記複数種類のLED素子の各々のスペクトル分布は、少なくとも2つの発光ピークを有し、
    前記組は、前記面発光導光板の端面に等間隔に配置され、
    前記組を構成するLED素子間の配置間隔は、前記組間の配置間隔よりも狭いことを特徴とし、
    前記第1の光源における前記複数種類のLED素子の各発光量の割合を制御し、前記面状光のホワイトバランスを調整する制御部をさらに備える、
    面光源装置。
  2. 前記複数種類のLED素子のパッケージには蛍光体が充填されていることを特徴とする、
    請求項1に記載の面光源装置。
  3. 前記組の発する光と同じスペクトル分布を持つ光を発する補助LED素子をさらに備え、
    前記補助LED素子は、前記面発光導光板の前記端面の両端に配置されることを特徴とする、
    請求項1または請求項2に記載の面光源装置。
  4. 前記第1、第2の光源は、互いに補色の関係にある光をそれぞれ発する、
    請求項1〜3のいずれかに記載の面光源装置。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載の面光源装置を備える、液晶表示装置。
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