JP2014206853A - 情報処理装置、情報処理システム及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】情報処理装置を操作する利用者を他の情報処理装置が設置されている場所に誘導すること。【解決手段】受付手段101は、利用者の操作を受け付ける。提供手段102は、受け付けられた操作に基づいて利用者にサービスを提供する。第1出力手段103は、受け付けられた操作に基づいて、利用者による他の画像形成装置の利用を示す利用情報及び利用者と誘導したい誘導先の画像形成装置10の位置に関する情報とを出力する。発信手段104は、誘導先の画像形成装置10に対して利用情報を発信する。取得手段105は、他の情報処理装置により発信された利用情報を取得する。第2出力手段106は、取得手段105により取得された利用情報を入力する操作が受付手段101により受け付けられた場合に、利用者に提供される価値を示す価値情報を出力する。【選択図】図3

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理システム及びプログラムに関する。
特許文献1には、街頭に設置された公衆電話機の位置情報を利用して、公衆電話機が設置された現在地から目的地まで利用者を案内するための案内情報を、利用者が所持する携帯電話機に送信する技術が記載されている。
特開2002−247203号公報
本発明は、情報処理装置を操作する利用者を他の情報処理装置が設置されている場所に誘導することを目的とする。
本発明の請求項1に係る情報処理装置は、利用者の操作を受け付ける受付手段と、前記受付手段により受け付けられた操作の内容に基づいて、自装置の前記利用者による利用を示す利用情報及び前記利用者を誘導したい誘導先の情報処理装置の位置に関する情報を出力する第1出力手段と、前記誘導先の情報処理装置に対して、前記利用情報を発信する発信手段とを備えることを特徴とする。
本発明の請求項2に係る情報処理装置は、請求項1に記載の構成において、前記受付手段により受け付けられた操作に基づいて前記利用者にサービスを提供する提供手段を備え、前記発信手段は、前記提供手段により提供されるサービス、当該サービスが提供される利用者の属性、前記受付手段により受け付けられた操作の内容、または、当該サービスにおいて扱われる画像の内容に応じた前記誘導先の情報処理装置に対して、前記利用情報を発信することを特徴とする。
本発明の請求項3に係る情報処理装置は、請求項1または2に記載の構成において、前記第1出力手段は、前記利用情報とともにコンテンツを出力し、前記発信手段は、前記第1出力手段により出力されるコンテンツに応じた前記誘導先の情報処理装置に対して、前記利用情報を発信することを特徴とする。
本発明の請求項4に係る情報処理装置は、利用者の操作を受け付ける受付手段と、前記利用者による他の情報処理装置の利用の情報である利用情報であって、自装置を前記利用者を誘導したい誘導先の情報処理装置として当該他の情報処理装置により発信された利用情報を取得する取得手段と、前記取得手段により取得された利用情報を入力する操作が前記受付手段により受け付けられた場合に、前記利用者に提供される価値を示す価値情報を出力する第2出力手段とを備えることを特徴とする。
本発明の請求項5に係る情報処理装置は、請求項4に記載の構成において、前記他の情報処理装置は、前記利用者にサービスを提供することで当該利用者により利用されるものであり、前記第2出力手段は、前記利用者が前記他の情報処理装置を過去に利用した回数、前記他の情報処理装置を含む複数の特定の情報処理装置を当該利用者が過去に利用したか否か、前記他の情報処理装置において提供されたサービス、または、当該サービスが提供されてから経過した時間に応じて、出力する前記価値情報が示す価値の大きさを変化させることを特徴とする。
本発明の請求項6に係る情報処理装置は、請求項4または5に記載の構成において、前記受付手段により受け付けられた操作に基づいて前記利用者に複数の前記サービスを提供する提供手段を備え、前記提供手段により提供される前記複数のサービスの一覧を表示する表示手段であって、前記取得手段により取得された利用情報を入力する操作が前記受付手段により受け付けられた場合に、当該利用情報を発信した前記他の情報処理装置において提供されたサービスの内容、当該サービスが提供されてから経過した時間、または、当該サービス毎の利用された回数に応じた順番で前記サービスの一覧を表示する表示手段を備えることを特徴とする。
本発明の請求項7に係る情報処理システムは、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の第1の情報処理装置と、請求項4乃至6のいずれか1項に記載の第2の情報処理装置とを具備することを特徴とする。
本発明の請求項8に係る情報処理システムは、請求項7に記載の構成において、前記第1の情報処理装置により発信された利用情報を、前記誘導先の情報処理装置を識別する識別情報に対応付けて記憶する記憶手段と、前記第2の情報処理装置から前記利用情報についての問い合わせがあると、当該問い合わせを受けた利用情報が前記記憶手段に記憶されており、且つ、問い合わせをしてきた前記第2の情報処理装置の識別情報と当該利用情報とが対応付けて前記記憶手段に記憶されている場合に、当該利用情報が当該第2の情報処理装置を前記誘導先の情報処理装置として発信されたものである旨を当該第2の情報処理装置に通知する通知手段とを備えるサーバ装置を具備し、前記第2の情報処理装置の取得手段は、前記受付手段により受け付けられた操作により入力された利用情報について前記サーバ装置に問い合わせを行い、当該サーバ装置から前記通知があった場合に、当該利用情報を、自装置を前記誘導先の情報処理装置として発信された前記利用情報として取得することを特徴とする。
本発明の請求項9に係るプログラムは、利用者の操作を受け付ける受付手段を備えるコンピュータを、前記受付手段により受け付けられた操作の内容に基づいて、自装置の利用を示す利用情報及び前記利用者を誘導したい誘導先の情報処理装置の位置に関する情報を出力する第1出力手段と、前記誘導先の情報処理装置に対して、前記利用情報を発信する発信手段として機能させるためのものである。
本発明の請求項10に係るプログラムは、利用者の操作を受け付ける受付手段を備えるコンピュータを、前記利用者による他の情報処理装置の利用の情報である利用情報であって、自装置を前記利用者を誘導したい誘導先の情報処理装置として当該他の情報処理装置により発信された利用情報を取得する取得手段と、前記取得手段により取得された利用情報を入力する操作が前記受付手段により受け付けられた場合に、前記利用者に提供される価値を示す価値情報を出力する第2出力手段として機能させるためのものである。
請求項1及び9に係る発明によれば、他の情報処理装置が自装置の発信した利用情報を取得して利用者に提供される価値を示す価値情報を出力する場合に、情報処理装置を操作する利用者を他の情報処理装置が設置されている場所に誘導することができる。
請求項2に係る発明によれば、提供されるサービス、利用者の属性、操作の内容または画像の内容に関係ない情報処理装置を誘導先の情報処理装置とする場合に比べて、利用者が他の情報処理装置が設置されている場所に誘導されやすいようにすることできる。
請求項3に係る発明によれば、出力されるコンテンツに関係ない情報処理装置を特定の情報処理装置とする場合に比べて、利用者が他の情報処理装置の設置されている場所に誘導されやすいようにすることできる。
請求項4及び10に係る発明によれば、他の情報処理装置が自装置を誘導先の情報処理装置として利用情報を発信してきた場合に、情報処理装置を操作する利用者を他の情報処理装置が設置されている場所に誘導することができる。
請求項5に係る発明によれば、価値の大きさを変化させない場合に比べて、利用者が他の情報処理装置が設置されている場所に誘導されやすいようにすることできる。
請求項6に係る発明によれば、サービスの内容、経過した時間または利用された回数に関係ない順番でサービスの一覧を表示する場合に比べて、利用者がサービスを利用しやすいようにすることできる。
請求項7に係る発明によれば、情報処理装置を操作する利用者を他の情報処理装置が設置されている場所に誘導することができる。
請求項8に係る発明によれば、利用情報を記憶手段に記憶しておく必要がある場合に、情報処理装置の記憶手段の空き容量が利用情報によって減らされるということをなくすことができる。
第1実施形態に係る情報処理システムの全体構成の一例を示す図。 画像形成装置のハードウェア構成の一例を示す図。 情報処理システムが備える各装置が実現する機能構成の一例を示す図。 誘導処理における各装置の動作の一例を示すシーケンス図。 第1誘導先装置テーブルの一例を示す図。 第2誘導先装置テーブルの一例を示す図。 第4誘導先装置テーブルの一例を示す図。 第1価値テーブルの一例を示す図。 第2価値テーブルの一例を示す図。 第3価値テーブルの一例を示す図。 第4価値テーブルの一例を示す図。 第4実施形態における機能構成の一例を示す図。 表示された画像サービスの一覧の例を示す図。 変形例に係る情報処理システムの全体構成の一例を示す図。 サーバ装置のハードウェア構成の一例を示す図。 変形例における機能構成の一例を示す図。 誘導処理における各装置の動作の一例を示すシーケンス図。 本変形例における機能構成の一例を示す図。 本変形例における機能構成の一例を示す図。
[1]第1実施形態
[1−1]全体構成
図1は、第1実施形態に係る情報処理システムの全体構成の一例を示す図である。図1では、ネットワーク2と、画像形成装置10a、10b、10c、10d及び10e(各々を区別しない場合は画像形成装置10という)とを備える情報処理システム1が示されている。複数の画像形成装置10は、それぞれが画像データを処理し、用紙等の媒体に画像データにより示される画像を出力する情報処理装置である。画像形成装置10a、10b、10c、10d及び10eは、本実施形態においては、高速道路のサービスエリアである「A」、「B」、「C」、「D」及び「E」にそれぞれ設置されている。
つまり、これらのサービスエリアは、本実施形態における各画像形成装置10の設置場所(各画像形成装置10が設置されている場所)である。サービスエリアA、B、C、D及びEは、高速道路をサービスエリアAからEに向かう方向に順番に並んでいる。なお、この例では、説明を簡潔にするためにいずれの設置場所もサービスエリアで示しているが、パーキングエリアが設置場所に含まれていてもよい。
各画像形成装置10は、自装置の設置場所であるサービスエリアを訪れた利用者によって利用される。各画像形成装置10は、それらの利用者に、スマートフォンなどに記憶されている画像データが示す画像を媒体に出力するプリントサービスや、用紙等に描かれている画像を媒体に出力するコピーサービス、その画像を読み取って画像データを生成するスキャンサービス、ファクシミリを送信させるファクシミリサービスなどを提供する。他にも、各画像形成装置10は、周辺の地域の情報、映画などの情報、学習の情報及びスポーツの情報等のコンテンツを示す画像を出力するサービス(以下「コンテンツサービス」という)も提供する。このように各画像形成装置10が画像を出力したり読み取ったりすることで提供されるサービス群のことを、以下では「画像サービス」という。なお、画像サービスは、本発明におけるサービスの一例である。
複数の画像形成装置10は、それぞれネットワーク2に接続されている。ネットワーク2は、各サービスエリア内のLAN(Local Area Network)及びインターネット等を含む通信のシステムであり、自システムに接続された装置間のデータのやり取りを仲介する。情報処理システム1は、以上の全体構成により、或る画像形成装置10において画像サービスを利用した利用者を他の画像形成装置10の設置場所に誘導するための処理(以下「誘導処理」という)を行う。
[1−2]ハードウェア構成
図2は、画像形成装置10のハードウェア構成の一例を示す図である。画像形成装置10は、制御部11と、記憶部12と、表示部13と、操作部14と、通信部15と、画像形成部16とを備えるコンピュータである。制御部11は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)及びリアルタイムクロックを備え、CPUが、RAMをワークエリアとして用いてROMや記憶部12に記憶されたプログラムを実行することによって各装置の動作を制御する制御手段である。リアルタイムクロックは、現在の日時を算出してCPUに通知する。
記憶部12は、フラッシュメモリやハードディスクなどを備え、制御部11が制御に用いるデータやプログラム、画像データなどを記憶する記憶手段である。表示部13は、液晶ディスプレイ等を備え、表示面に画像を表示する表示手段である。操作部14は、表示面に重ねられたタッチパネルやボタン等の操作子を備え、利用者の操作を受け付ける受付手段である。操作部14が受け付けた利用者の操作に応じた操作データを制御部11に供給することで、制御部11がこの操作データに応じた処理を行う。
通信部15は、通信を行うための通信回路を備え、ネットワーク2を介した通信を行う通信手段である。通信部15は、通信により受信した受信データを制御部11に供給する。画像形成部16は、用紙等の媒体に画像を形成する手段であり、例えば、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及びブラック(K)の4色のトナーを用いて電子写真方式で用紙に画像を形成する。画像形成部16は、例えばファクシミリ機能や画像形成機能が実行されたときに、画像データが示す画像を記録媒体に形成することで、画像データを媒体に出力する。
[1−3]機能構成
情報処理システム1は、以上のハードウェア構成に基づき、上述した誘導処理を行う。各画像形成装置10がそれぞれ備える記憶部には、誘導処理を行うためのプログラムがそれぞれ記憶されている。各装置の制御部がそれらのプログラムを各々実行して各部を制御することで、以下に述べる機能が実現される。
図3は、画像形成装置10が実現する機能構成の一例を示す図である。各画像形成装置10が実現する機能構成は共通しているが、複数の画像形成装置同士における各機能の関係を説明するため、この例では、画像形成装置10a及び10cの機能構成をそれぞれ示している。画像形成装置10aは、利用者にサービスを提供する画像形成装置の一例であり、画像形成装置10cは、利用者を誘導する設置場所に設置されている画像形成装置の一例である。両画像形成装置10は、受付手段101と、提供手段102と、第1出力手段103と、発信手段104と、取得手段105と、第2出力手段106とをそれぞれ備える。
受付手段101は、操作部14により実現される機能であり、利用者の操作を受け付ける手段の一例である。受付手段101は、受け付けた操作を示す操作データを提供手段102及び第2出力手段106に供給する。
提供手段102は、受付手段101により受け付けられた操作に基づいて利用者にサービスを提供する手段の一例である。本実施形態においては、提供手段102は、制御部11、記憶部12、通信部15及び画像形成部16により実現され、上述した画像サービスを利用者に提供する。提供手段102は、例えば利用者が所持するスマートフォンから通信部15を介して送信されてきた画像データが示す画像を媒体に形成することで、プリントサービスを提供する。また、提供手段102は、例えば記憶部12に予めコンテンツを示す画像を記憶させておき、受付手段101により受け付けられた操作に基づいて選択されたコンテンツを示す画像を媒体に形成することで、コンテンツサービスを提供する。
提供手段102は、利用者による自装置の利用を示す情報(以下「利用情報」という)を生成する。利用者による自装置の利用とは、本実施形態では、提供手段102により提供された画像サービスを利用することである。提供手段102は、例えば、提供した画像サービスの種類及び提供した時刻に基づいて決まる8桁の数字(図3の例では「12345678」)を利用情報として生成する。提供手段102は、画像サービスを提供すると、生成した利用情報を第1出力手段103及び発信手段104に供給する。
なお、利用情報の生成は、提供手段102以外が行ってもよく、例えば、第1出力手段103及び発信手段104のいずれかまたは両方が行ってもよい。その場合、提供手段102は利用情報を供給する代わりに、利用者が画像サービスを利用した旨を通知し、第1出力手段103及び発信手段104がその通知に基づいて利用情報を生成する。
第1出力手段103は、受付手段101により受け付けられた操作に基づいて、前述した利用情報及び利用者を誘導したい誘導先の画像形成装置10(以下「誘導先装置」という)の位置に関する情報(以下「誘導先位置情報」という)を出力する手段の一例である。本実施形態では、誘導先装置は、画像形成装置10毎に予め決められている。第1出力手段103は、制御部11、記憶部12、通信部15及び画像形成部16により実現される機能である。第1出力手段103は、提供手段102から供給された利用情報を例えば図3に示す媒体P1に出力する。この場合、媒体P1に「12345678」という数字の画像が形成されることで、利用情報が出力される。
また、記憶部12には、自装置について予め決められた誘導先装置についての誘導先位置情報が記憶されている。誘導先位置情報は、例えば、誘導先装置が設置されているサービスエリアの名称及び店舗の名称である。第1出力手段103は、例えば図3に示す媒体P1に、前述した利用情報とともに誘導先位置情報を出力する。
なお、誘導先位置情報は、上記の名称の他にも、例えば、誘導先装置の位置を表す地図やGPS(Global Positioning System)で利用可能な誘導先装置の位置の緯度及び経度の情報などであってもよい。
また、第1出力手段103は、提供手段102により提供される画像サービスにおいて媒体が出力される場合であれば、それらの媒体とは別の媒体に利用情報及び誘導先位置情報を出力してもよいし、それらの媒体のうちの1枚にそれらの情報を出力してもよい。後者の場合、第1出力手段103は、例えば、画像サービスによる画像と重ならない位置にそれらの情報を出力したり、画像サービスによる画像が出力されていない媒体の裏面にそれらの情報を出力したりする。
発信手段104は、誘導先装置に対して、前述した利用情報を発信する手段の一例である。発信手段104は、例えば、制御部11、記憶部12及び通信部15により実現される機能である。例えば画像形成装置10aの発信手段104は、自装置について決められた誘導先装置(この例では画像形成装置10c)のアクセス先(IP(Internet Protocol)アドレスなど)を記憶している。発信手段104は、提供手段102から供給された利用情報を、記憶しているアクセス先に向けて発信する。こうして発信された利用情報は、ネットワーク2を介してアクセス先に到達し、誘導先装置である画像形成装置10cによって取得される。
本実施形態では、画像形成装置10b及び10cの誘導先装置として画像形成装置10d及び10eがそれぞれ定められている。これらは、サービスエリアの管理会社が画像形成装置10の設置場所の提供者である場合に、利用者になるべくこまめにサービスエリアに立ち寄ってもらいたいという要望に基づいて定められた誘導先装置の例である。なお、誘導先装置の定め方はこれに限らず、1つ先または3つ以上先のサービスエリアに設置されているものを誘導先装置として定めてもよいし、画像形成装置10毎に誘導先装置との間隔を変えてもよい。要するに、本実施形態では、誘導先装置が画像形成装置10毎に予め定められていればよい。
取得手段105は、自装置ではない他の画像形成装置10の利用情報であって、自装置を誘導先装置として他の画像形成装置10により発信された利用情報を取得する手段の一例である。取得手段105は、例えば、制御部11、記憶部12及び通信部15により実現される機能である。取得手段105は、例えば、ネットワーク2を介して自装置に到達した利用情報を取得する。この利用情報は、自装置のアクセス先に向けて発信されたものであり、図3の例では、画像形成装置10c(すなわち自装置)を誘導先装置として画像形成装置10a(この例における他の画像形成装置10)の発信手段104により発信された利用情報である。取得手段105は、取得した利用情報を第2出力手段106に供給する。
第2出力手段106は、取得手段105により取得された利用情報を入力する操作が受付手段101により受け付けられた場合に、利用者に提供される価値を示す情報(以下「価値情報」という)を出力する手段の一例である。ここでいう価値情報とは、例えば、クーポンや買い物に利用可能なポイント、商品の割引の情報などである。第2出力手段106は、図3の例では、予め定められた価値を示す価値情報であるクーポンを媒体P2に出力する。
[1−4]動作
情報処理システム1は、以上の構成に基づき上述した誘導処理を行う。この処理において情報処理システム1が備える各装置が行う動作について説明する。
図4は、誘導処理における各装置の動作の一例を示すシーケンス図である。この例における誘導処理は、利用者が画像形成装置10aに対して画像サービスを利用するための操作(「利用操作」という)を行うことを契機に開始される。
まず、画像形成装置10aが、利用操作を受け付ける(ステップS11)。次に、画像形成装置10aは、ステップS11において受け付けた操作に基づいて、画像サービスを利用者に提供する(ステップS12)。ステップS11及びS12は、受付手段101及び提供手段102がそれぞれ行う動作である。続いて、画像形成装置10aは、ステップS12において提供された画像サービスの利用情報及び誘導先位置情報を出力する(ステップS13)。ステップS13では、図3に示す媒体P1のように媒体に利用情報及び誘導先位置情報が出力される。そして、画像形成装置10aは、誘導先装置(この例では画像形成装置10c)に対して利用情報を発信する(ステップS14)。ステップS13及びS14は、第1出力手段103及び発信手段104がそれぞれ行う動作である。
画像形成装置10cは、ステップS14において自装置に対して発信された利用情報を取得する(ステップS15)。ステップS15は、取得手段105が行う動作である。次に、画像形成装置10cは、ステップS15において取得した利用情報を入力する入力操作を受け付けたか否かを判断し(ステップS16)、受け付けていない(NO)と判断した場合には、ステップS16の動作を繰り返す。ステップS16は、受付手段101及び第2出力手段106が協働して行う動作である。画像形成装置10cは、上記の入力操作を受け付けた(YES)と判断した場合には、価値情報を出力する(ステップS17)。ステップS17では、図3に示す媒体P2のように媒体に価値情報が出力される。ステップS17は、第2出力手段106が行う動作である。
本実施形態では、情報処理装置(上記例では画像形成装置10a)を操作することで提供されるサービスである画像サービスを利用者が利用した場合に、出力される利用情報を誘導先装置(上記例では画像形成装置10c)に入力する操作を行うことで、利用者に価値情報により示される価値が提供される。従って、その価値を得たいと思う利用者には、誘導先装置の設置場所を訪れたいという動機が生じることになる。このような本実施形態によれば、情報処理装置を操作することで提供されるサービスを利用する利用者(言い換えると、情報処理装置を操作する利用者)が他の情報処理装置の設置されている場所に誘導されることになる。
[2]第2実施形態
本発明の第2実施形態について、以下、第1実施形態と異なる点を中心に説明する。第1実施形態では、誘導先装置が予め定められていたが、第2実施形態では、誘導先装置が変化する。以下、誘導先装置を変化させるいくつかの方法について説明する。
[2−1]第1の方法
第1の方法では、発信手段104は、提供手段102により提供される画像サービスに応じた誘導先装置に対して利用情報を発信する。発信手段104は、各画像サービスと誘導先装置とを対応付けた第1誘導先装置テーブルを記憶している。
図5は、第1誘導先装置テーブルの一例を示す図である。この例では、画像形成装置10aの発信手段104が記憶している第1誘導先装置テーブルが示されている。図5では、「スポーツ画像サービス」、「競馬画像サービス」、「映画画像サービス」及び「動物画像サービス」という画像サービスに、「10b」、「10c」、「10d」及び「10e」という誘導先装置がそれぞれ対応付けられている。
これらのサービスは、それぞれがコンテンツサービスである。例えば野球画像サービスであれば、野球選手の画像が出力され、競馬画像サービスであれば、競馬の出走表の画像が出力される。発信手段104は、利用者により例えば映画画像サービスが利用された場合には、第1誘導先装置テーブルにおいて映画画像サービスに対応付けられている画像形成装置10dのアクセス先に向けて利用情報を発信する。また、発信手段104は、利用者により野球画像サービス、競馬画像サービス及び動物画像サービスがそれぞれ利用された場合には、第1誘導先装置テーブルを参照して、画像形成装置10b、10c及び10eのアクセス先に向けて利用情報をそれぞれ発信する。このようにして、発信手段104は、画像サービスに応じた誘導先装置に対して利用情報を発信する。
この例では、例えば、画像形成装置10bが設置されているサービスエリアBの周辺にプロ野球が行われるスタジアムがあり、サービスエリアCの周辺に競馬場がある。また、サービスエリアDの周辺には映画館があり、サービスエリアEの周辺には動物園があるものとする。これらのサービスエリアでは、周辺にあるこれらの施設についての情報が得られたり、関連する商品が売っていたりすることが期待される。このため、例えば野球画像サービスを利用した利用者は、元々他の利用者に比べてサービスエリアBを訪れやすい。第1の方法では、この利用者に対してサービスエリアBに設置されている誘導先装置で価値情報を出力することで、この利用者がさらにサービスエリアBを訪れやすいようにしている。このように、第1の方法では、提供される画像サービスに関係ない画像形成装置を誘導先装置とする場合に比べて、利用者が誘導先装置の設置されている場所に誘導されやすくなる。
[2−2]第2の方法
第2の方法では、発信手段104は、画像サービスが提供される利用者の属性に応じた誘導先装置に対して利用情報を発信する。この場合、例えば提供手段102が画像サービスを提供する場合に、利用者の性別や年齢などの属性を入力する操作を行わせることで、利用者の属性が取得される。なお、利用者の属性は、例えばスマートフォンから取得するなど、他の方法で取得されてもよい。発信手段104は、利用者の属性と誘導先装置とを対応付けた第2誘導先装置テーブルを記憶している。
図6は、第2誘導先装置テーブルの一例を示す図である。この例では、画像形成装置10aの発信手段104が記憶している第2誘導先装置テーブルが示されている。図6では、「60代以上」、「30代の女性」、「10代以下」及び「40代の男性」という検出結果に、「10b」、「10c」、「10d」及び「10e」という誘導先装置がそれぞれ対応付けられている。発信手段104は、例えば前述したように取得された利用者の属性に第2誘導先装置テーブルにおいて対応付けられている誘導先装置のアクセス先に向けて利用情報を発信する。第2の方法によれば、例えばサービスエリアで行われているイベントなどが対象とする利用者の属性とそのサービスエリアに設置されている画像形成装置10とを対応付けておくことで、イベントの開催者にとって望ましい属性の利用者がそのサービスエリアに誘導されることになる。
なお、利用者の属性は、上記のもの以外にも、例えば「友達と一緒」や「親子で来ている」といったものであってもよい。その場合に、例えば子どもが興味を持ちそうなイベントが行われているサービスエリアと「親子で来ている」という属性とを対応付けておくと、その属性の利用者は、他の属性の利用者に比べてそのサービスエリアを訪れやすい。このように、利用者の属性に応じてその属性の利用者が訪れやすい設置場所の画像形成装置10を誘導先装置とすることで、利用者の属性に関係ない画像形成装置を誘導先装置とする場合に比べて、利用者が誘導先装置の設置されている場所に誘導されやすくなる。
[2−3]第3の方法
第3の方法では、発信手段104は、受付手段101により受け付けられた操作の内容に応じた誘導先装置に対して利用情報を発信する。例えば、現在地の周辺や目的地の周辺の情報を検索してその結果を示す画像を出力する検索サービスが画像サービスとして提供されている場合であれば、利用者により入力された検索の文字列が操作の内容となる。発信手段104は、その操作の内容、すなわち検索の文字列が、サービスエリアB、C、D及びEの周辺の地名や店舗名、名産品などと一致または類似する場合に、そのサービスエリアに設置されている画像形成装置10を誘導先装置として利用情報を発信する。第3の方法によれば、利用者が現在興味を持っている事柄に何らかの形で関係する可能性が他のサービスエリアに比べて高いサービスエリアにその利用者が誘導されることになる。その結果、受け付けられた操作の内容に関係ない画像形成装置を誘導先装置とする場合に比べて、利用者が誘導先装置の設置されている場所に誘導されやすくなる。
[2−4]第4の方法
第4の方法では、発信手段104は、画像サービスにおいて扱われる画像の内容に応じた誘導先装置に対して利用情報を発信する。画像サービスにおいて扱われる画像とは、例えば、プリントサービスであればプリントされた画像であり、スキャンサービスであれば読み取られた画像であり、コンテンツサービスであれば、コンテンツを示す画像である。発信手段104は、プリントされた画像や読み取られた画像であれば、例えば周知の技術により解析してその画像の内容を検出する。また、発信手段104は、コンテンツを示す画像であれば、そのコンテンツに含まれているメタデータ等により画像の内容を検出する。発信手段104は、画像の内容と誘導先装置とを対応付けた第4誘導先装置テーブルを記憶している。
図7は、第4誘導先装置テーブルの一例を示す図である。この例では、画像形成装置10aの発信手段104が記憶している第4誘導先装置テーブルが示されている。図7では、「洋服、靴」、「食べ物、飲み物」、「車」及び「動物、虫」という画像の内容に、「10b」、「10c」、「10d」及び「10e」という誘導先装置がそれぞれ対応付けられている。発信手段104は、例えば前述したように検出された画像の内容に第4誘導先装置テーブルにおいて対応付けられている誘導先装置のアクセス先に向けて利用情報を発信する。上記の画像の内容は、他のものに比べて、利用者にとって関心があるものである可能性が高い。
従って、第4の方法によれば、例えばサービスエリアDで車の展示というイベントを行っている場合に、図7に示す第4誘導先装置テーブルを用いて、画像の内容として車が検出された利用者をサービスエリアDに誘導することで、イベントの開催者にとって望ましい関心を持つ可能性の高い利用者がそのサービスエリアに誘導されることになる。また、その結果、出力されるコンテンツに関係ない画像形成装置を誘導先装置とする場合に比べて、利用者が誘導先装置の設置されている場所に誘導されやすくなる。
[2−5]第5の方法
第5の方法では、発信手段104は、第1出力手段103により出力されるコンテンツに応じた誘導先装置に対して利用情報を発信する。この場合、第1出力手段103は、利用情報とともにコンテンツを出力する。ここで出力されるコンテンツは、サービスエリアの管理会社が提供する無償のコンテンツであり、例えば、高速道路の進行方向にあるサービスエリア内の店舗で販売している商品を紹介したちらしや、そのサービスエリア周辺の観光地などを紹介した観光用のパンフレットなどである。なお、画像サービスではコンテンツが有償で利用者に提供されるが、第5の方法においては、ちらしやパンフレットのような無償のコンテンツに限らず、画像サービスで提供される有償のコンテンツが利用情報とともに出力されてもよい。
発信手段104は、第1出力手段103により出力されるコンテンツが関連している場所に設置されている画像形成装置10を誘導先装置として、その画像形成装置10に対して利用情報を発信する。例えば、コンテンツがお店や観光地などを表すものであれば、それらに最も近いサービスエリアまたはそれらを訪れるときに直前に立ち寄る位置にあるサービスエリアが、コンテンツに関連する場所となる。こうして出力されたコンテンツは、利用者がそのコンテンツに関連する場所を訪れるきっかけになり得る。それに加え、その場所に設置された画像形成装置10によってクーポンという価値も提供されるため、第5の方法によれば、誘導先装置をコンテンツに応じたものとしない場合に比べて、コンテンツの出力と価値の提供との相乗効果により利用者が設置場所により誘導されやすくなる。
[3]第3実施形態
本発明の第3実施形態について、以下、第1及び第2実施形態と異なる点を中心に説明する。第1実施形態では、予め定められた価値を示す価値情報が出力されたが、第3実施形態では、価値情報により示される価値の大きさを変化させる。以下、価値情報を変化させるいくつかの方法について説明する。なお、以下の説明では、価値情報を出力する装置である誘導先装置に対して利用情報を発信した画像形成装置10のことを「利用情報発信装置」という。利用情報発信装置は、利用者にサービスを提供することでその利用者により利用されるものである。
[3−1]第1の方法
第1の方法では、第2出力手段106は、利用者が利用情報発信装置を過去に利用した回数(以下「利用回数」という)に応じて、出力する価値情報が示す価値の大きさを変化させる。この場合、発信手段104は、利用情報とともに、画像サービスを利用した利用者を識別する利用者識別情報及び自装置を識別する装置識別情報を発信する。利用者識別情報は、例えば、画像サービスを利用するために登録されているユーザIDなどである。また、装置識別情報は、例えば、画像形成装置10の製造番号などである。利用者は、ユーザID及びパスワードを入力する操作を行ってから画像サービスを利用する。発信手段104は、入力されたユーザIDを識別情報として、利用情報及び装置識別情報とともに発信する。
取得手段105は、利用情報とともに利用者識別情報及び装置識別情報も取得して保持しておく。第2出力手段106は、利用者識別情報及び装置識別情報が到達すると、取得手段105を参照してそれらの組み合わせが過去に取得された回数を計数する。こうして計数された回数は、利用回数を表している。第2出力手段106は、計数した利用回数に応じた大きさの価値情報を出力する。第2出力手段106は、利用回数と価値の大きさとを対応付けた第1価値テーブルを記憶している。
図8は、第1価値テーブルの一例を示す図である。図8では、「10回以上」、「3回以上10回未満」及び「3回未満」という利用回数に、「30%オフ」、「20%オフ」及び「10%オフ」という価値の大きさがそれぞれ対応付けられている。第2出力手段106は、上記のとおり計数した利用回数に第1価値テーブルにおいて対応付けられている大きさの価値を示す価値情報を出力する。例えば、利用回数が5回であれば、第2出力手段106は、20%オフのクーポンを示す価値情報を出力する。
第1の方法によれば、利用情報発信装置を利用する回数が増えるほど大きな価値が提供されるため、価値の大きさを変化させない場合に比べて、利用者が再び利用情報発信装置を利用しようとする動機が生じやすくなり、その利用者が利用情報発信装置の設置場所に再び訪れる可能性が高くなる。また、その際に出力される価値情報が示す価値も大きくなっていくため、それに従って、誘導先装置が設置されている場所へその利用者が誘導される可能性も高くなっていく(つまり誘導されやすくなる)。
[3−2]第2の方法
第2の方法では、第2出力手段106は、利用情報発信装置を含む複数の特定の画像形成装置10を利用者が過去に利用したか否かに応じて、出力する価値情報が示す価値の大きさを変化させる。複数の特定の画像形成装置10とは、例えば、図1の例であれば、画像形成装置10a、10c及び10eである。もちろん、それ以外の複数の画像形成装置10であってもよい。この場合、各画像形成装置10は、自装置が利用者により利用された場合に、自装置を複数の特定の画像形成装置10としている誘導先装置に対して、その利用者の利用者識別情報及び装置識別情報を送信する。第2出力手段106は、こうして送信されてきた各識別情報に基づいて、或る利用者が複数の特定の画像形成装置10を過去に利用したか否かを判断する。第2出力手段106は、その判断の結果と価値の大きさとを対応付けた第2価値テーブルを記憶している。
図9は、第2価値テーブルの一例を示す図である。図9では、「過去に利用している」及び「過去に利用していない」という判断の結果に、「30%オフ」及び「10%オフ」という価値の大きさがそれぞれ対応付けられている。第2出力手段106は、上記のとおり判断した結果に第2価値テーブルにおいて対応付けられている大きさの価値を示す価値情報を出力する。第2の方法によれば、図9の例のように価値の大きさを変化させることで、価値の大きさを変化させない場合に比べて、複数の特定の画像形成装置10を利用するという動機が利用者に生じやすくなり、その利用者がそれらの画像形成装置10の設置場所を訪れる可能性が高くなる(つまり誘導されやすくなる)。また、それら全ての画像形成装置10を利用した際に提供される価値を図9に示すように大きくすることで、価値の大きさを変化させない場合に比べて、誘導先装置が設置されている場所にその利用者が誘導される可能性も高くなる。
[3−3]第3の方法
第3の方法では、第2出力手段106は、利用情報発信装置において提供された画像サービスに応じて、出力する価値情報が示す価値の大きさを変化させる。第2出力手段106は、画像サービスと価値の大きさとを対応付けた第3価値テーブルを記憶している。
図10は、第3価値テーブルの一例を示す図である。図10では、「野球画像サービス」、「映画画像サービス」及び「動物画像サービス」という画像サービスに、「30%オフ」、「20%オフ」及び「10%オフ」という価値の大きさがそれぞれ対応付けられている。
第2出力手段106は、利用情報を発信した画像形成装置10において提供された画像サービスに第3価値テーブルにおいて対応付けられている大きさの価値を示す価値情報を出力する。第3の方法によれば、例えば誘導先装置が設置されている設置場所に関連する画像サービスを利用した利用者ほど大きな価値を示す価値情報が提供されるようにしておくことで、より設置場所に関心を示しやすい利用者ほど誘導されやすくなる。また、その反対に、誘導先装置が設置されている設置場所との関連が少ない画像サービスを利用した利用者ほど大きな価値を示す価値情報が提供されるようにしておいて、設置場所に関心を示しにくい利用者ほど強く誘導するようにしてもよい。
[3−4]第4の方法
第4の方法では、第2出力手段106は、利用情報発信装置において画像サービスが提供されてから経過した時間(以下「経過時間」という)に応じて、出力する価値情報が示す価値の大きさを変化させる。第2出力手段106は、経過時間と価値の大きさとを対応付けた第4価値テーブルを記憶している。
図11は、第4価値テーブルの一例を示す図である。図11では、「1時間」、「1週間」及び「1ヶ月」という経過時間に、「30%オフ」、「20%オフ」及び「10%オフ」という価値の大きさがそれぞれ対応付けられている。
この場合、取得手段105は、上述した利用情報、利用者識別情報及び装置識別情報に加え、それらの情報を取得した時刻を、画像サービスが利用された時刻(以下「利用時刻」という)を表す時刻として取得して保持する。第2出力手段106は、取得手段105により保持される利用者識別情報、装置識別情報及び利用時刻に基づいて、経過時間を算出する。第2出力手段106は、算出した経過時間に第4価値テーブルにおいて対応付けられている大きさの価値を示す価値情報を出力する。図11の例では、画像サービスを利用した利用者には、誘導先装置が設置されているサービスエリアを別の日に訪れても価値情報による価値が提供されるが、訪れるまでの時間が短いほど、大きな価値が提供される。
第4の方法によれば、図11の例のように価値の大きさを変化させることで、価値の大きさを変化させない場合に比べて、誘導先装置の設置場所を利用者がより早いタイミングで訪れるようにしむけることになる。また、提供される価値が経過時間に応じて変化しない場合、利用者がいつ設置場所を訪れてもよいと思っているうちに利用情報のことを忘れたり利用情報が出力された媒体をなくしたりすることがある。第4の方法によれば、そのようなことが起こりにくくなるため、結果として、価値の大きさを変化させない場合に比べて、利用者が誘導先装置の設置場所に誘導されやすくなる。
以上のとおり、本実施形態で述べたいずれの方法を用いても、価値の大きさを変化させない場合に比べて、利用者が誘導先装置の設置場所に誘導されやすくなる。
[4]第4実施形態
本発明の第4実施形態について、以下、上記の各実施形態と異なる点を中心に説明する。提供手段102は、複数の画像サービスを提供するものであるが、第4実施形態では、それら複数の画像サービスの一覧が、各利用者に適した順番で表示される。以下、そのような表示をさせるいくつかの方法について説明する。
図12は、第4実施形態における機能構成の一例を示す図である。この例では、図3に示す各手段に加え、表示手段107を備えた画像形成装置10zが示されている。
[4−1]第1の方法
表示手段107は、提供手段102により提供される複数の画像サービスの一覧を表示する手段の一例である。表示手段107は、制御部11、記憶部12及び表示部13が実現する機能である。第1の方法では、表示手段107は、取得手段105により取得された利用情報を入力する操作が受付手段101により受け付けられた場合に、その利用情報を発信した画像形成装置10(すなわち上述した利用情報発信装置)において提供された画像サービスの内容に応じた順番で複数の画像サービスの一覧を表示する。
図13は、表示された画像サービスの一覧の例を示す図である。この例では、画像サービスの一覧が表示されている表示部13の表示面131が示されている。表示面131には、画像サービスの分類(「音楽」、「スポーツ」及び「芸能」等)を示す分類画像B1と、「歌詞プリントサービス」という画像サービス(曲の歌詞を媒体に出力するサービス)により提供されるコンテンツ(「曲α」、「曲β」及び「曲γ」等)を示すコンテンツ画像B2とが表示されている。図13(a)では、画像形成装置10aの表示面131aが示され、図13(b)では、画像形成装置10cの表示面131cが示されている。表示面131aには、「曲α」から「曲ζ」までの6つの曲を表すコンテンツ画像B2が順番に並べられている。利用者が画像形成装置10aを操作してそのうちの「曲β」及び「曲δ」の歌詞を出力させると、画像形成装置10aにおいて歌詞プリントサービスを利用したことを示す利用情報が出力される。
出力された利用情報を誘導先装置である画像形成装置10cに入力する操作を利用者が行うと、画像形成装置10cの表示手段107は、利用情報発信装置である画像形成装置10aにおいて提供された画像サービスの内容に応じた順番で一覧を表示する。具体的には、表示手段107は、図13(b)に示すように、利用者が既に出力した「曲β」及び「曲δ」を除く曲のコンテンツ画像B2を並べた一覧を表示する。
なお、表示手段107は、図13の例では、コンテンツ画像B2を並び替えたが、分類画像B1を並び替えてもよい。例えば、表示手段107は、画像形成装置10aでは「音楽」の分類の画像サービスが提供されたので、「音楽」の分類画像B1を表示しないようにしたり、他の分類画像B1の下に表示したりする。
第1の方法によれば、利用者は、まだ利用していない画像サービスが、既に利用した画像サービスよりも見やすい順番で表示されるため、上記の表示を行わない場合に比べて、新たな画像サービスを利用しやすくなる。
[4−2]第2の方法
第2の方法では、表示手段107は、取得手段105により取得された利用情報を入力する操作が受付手段101により受け付けられた場合に、その利用情報の利用情報発信装置において画像サービスが提供されてから経過した時間(上述した経過時間)に応じた順番で複数の画像サービスの一覧を表示する。表示手段107は、例えば、経過時間が決められた時間(例えば24時間)を超えていなければ、例えば利用者が前回利用した画像サービスの順番を下にして表示し、決められた時間を超えていれば、前回利用したときの順番に関係なく、初期の順番で画像サービスを表示する。
第2の方法では、例えば利用者が前回利用した画像サービスの内容を覚えられる程度の長さの経過時間を定めておくと、利用者が覚えている間は前回の続きから画像サービスが開始されるから、続きから開始しない場合に比べて利用者が画像サービスを利用しやすい。また、利用者が前回利用した内容を忘れた頃に前回の続きから開始されてもかえって混乱させてしまうが、第2の方法ではその頃には初期の状態で画像サービスを開始させることで、いつでも続きから開始させる場合に比べて利用者が画像サービスを利用しやすくなる。
[4−3]第3の方法
第3の方法では、表示手段107は、取得手段105により取得された利用情報を入力する操作が受付手段101により受け付けられた場合に、その利用情報の利用情報発信装置における画像サービス毎の利用された回数に応じた順番で複数の画像サービスの一覧を表示する。表示手段107は、図13に示す分類画像B1であれば、例えば利用された回数が多い画像サービスの分類画像から順番に表示面の上から並べた一覧を表示する。また、表示手段107は、図13に示すコンテンツ画像B2であれば、例えば利用された回数が多いコンテンツ画像から順番に表示面の左上側から並べた一覧を表示する。
第3の方法によれば、利用者が利用した回数が多い画像サービスほど表示面において先に見ることになりやすい位置に表示することで、この回数に関係ない順番で表示する場合に比べて、利用者が自分のよく利用する画像サービスを利用しやすくなる。なお、表示面において先に見ることになりやすい位置とは、例えば、横書きの文章において先に読まれる位置、すなわち左上の位置である。
本実施形態によれば、第1の方法で述べた画像サービスの内容、第2の方法で述べた経過した時間、または、第3の方法で述べた画像サービスが利用された回数に関係ない順番で画像サービスの一覧を表示する場合に比べて、利用者が画像サービスを利用しやすくなる。
[5]変形例
上述した各実施形態は、それぞれ本発明の実施の一例に過ぎず、以下のように変形させてもよい。また、上述した各実施形態及び以下に示す各変形例は、必要に応じて組み合わせて実施してもよい。
[5−1]サーバ装置
情報処理システムは、上述した各実施形態では、画像形成装置10と誘導先装置とが直接データ(具体的には利用情報)をやり取りしていたが、両装置がサーバ装置とデータをやり取りしてもよい。
図14は、本変形例に係る情報処理システムの全体構成の一例を示す図である。図14では、図1に示す各装置に加え、サーバ装置20を備える情報処理システム1yが示されている。サーバ装置20は、ネットワーク2に接続されており、各画像形成装置10とそれぞれデータをやり取りする。
図15は、サーバ装置20のハードウェア構成の一例を示す図である。サーバ装置20は、制御部21と、記憶部22と、通信部23とを備えるコンピュータである。制御部21及び通信部23は、制御部11及び通信部15と共通の構成をそれぞれ有する。記憶部22は、ハードディスクやSSD(Solid State Drive)等を備え、制御部21が制御に用いるデータやプログラムなどを記憶している。
図16は、本変形例における機能構成の一例を示す図である。この例では、図3に示す画像形成装置10a及び10cに加え、サーバ装置20が示されている。以下の説明では、画像形成装置10aを「第1の画像形成装置10」といい、画像形成装置10cを「第2の画像形成装置10」という。サーバ装置20は、記憶手段201と、通知手段202とを備える。記憶手段201は、第1の画像形成装置10により発信された利用情報を、その利用情報の発信先である誘導先装置を識別する装置識別情報に対応付けて記憶する手段の一例である。この装置識別情報は、発信手段104が利用情報とともに発信してもよいし、記憶手段201が画像形成装置10毎にそれぞれ定められている誘導先装置の情報を記憶しておいてもよい。また、記憶手段201が上述した第2実施形態で述べたように誘導先装置を変化させてもよい。
通知手段202は、第2の画像形成装置10から利用情報についての問い合わせがあると、その利用情報が記憶手段201に記憶されており、且つ、問い合わせをしてきた第2の画像形成装置10の装置識別情報とその利用情報とが対応付けて記憶手段201に記憶されている場合に、その利用情報がその第2の画像形成装置10を誘導先装置として発信されたものである旨をその第2の画像形成装置10に通知する手段の一例である。ここでいう利用情報についての問い合わせとは、その利用情報が自装置(第2の画像形成装置10のこと)を誘導先装置とするものであるか否かを問うものである。
例えば、画像形成装置10cが利用情報を入力するための画像を表示して、利用情報を入力する利用者の操作が受付手段101により受け付けられると、取得手段105は、受け付けられた操作により示される利用情報について上記の問い合わせを行う。サーバ装置20は、その問い合わせを受けると、その利用情報が画像形成装置10cを誘導先装置として発信されたものであれば、通知手段202の動作により、その旨を画像形成装置10cに通知する(これを「第1の通知」という)。
サーバ装置20は、その利用情報が画像形成装置10cを誘導先装置として発信されたものでなければ、その旨を画像形成装置10cに通知する(これを「第2の通知」という)。取得手段105は、サーバ装置20から第1の通知があった場合には、その利用情報を、自装置を誘導先装置として発信されたものとして取得する。なお、画像形成装置10cは、第2の通知があった場合には、例えば、その利用情報を破棄し、「この利用情報はこの装置では利用できません。」といった文字列を表示面131cに表示するという処理を行う。この処理は、入力された利用情報が誤っていた場合に行われるものであり、以下では「誤入力処理」という。
図17は、本変形例の誘導処理における各装置の動作の一例を示すシーケンス図である。図17では、図4に示す画像形成装置10a及び10cとサーバ装置20とが示されている。まず、図4に示すステップS14(利用情報の発信)までの動作が行われる。サーバ装置20は、ステップS14において発信されて自装置に到達した利用情報を、その利用情報の発信先である誘導先装置を識別する装置識別情報に対応付けて記憶する(ステップS21)。ステップS21は、記憶手段201が行う動作である。
利用者がステップS13において出力された利用情報を入力する入力操作を画像形成装置10cに対して行うと、画像形成装置10cが、その入力操作を受け付ける(ステップS22)。次に、画像形成装置10cは、入力された利用情報についてサーバ装置20に問い合わせを行う(ステップS23)。サーバ装置20は、ステップS23において問い合わせされた利用情報が画像形成装置10cを誘導先装置として発信されたものであるか否かを判断し(ステップS24)、そうである(YES)と判断した場合には、その旨を画像形成装置10cに通知する(第1の通知)(ステップS25)。画像形成装置10cは、ステップS25において第1の通知がされると、問い合わせをした利用情報を取得する(ステップS26)。そして、画像形成装置10cは、取得した利用情報を入力する入力操作を受け付けたと判断して(ステップS27)、ステップS17において価値情報を出力する。
サーバ装置20は、ステップS24において利用情報が画像形成装置10cを誘導先装置として発信されたものではない(NO)と判断した場合には、その旨を画像形成装置10cに通知する(第2の通知)(ステップS28)。画像形成装置10cは、ステップS28において第2の通知がされると、上述した誤入力処理を行う(ステップS29)。
本変形例によれば、利用情報を記憶しておく必要がある場合に、画像形成装置10が自装置を誘導先装置とする利用情報を記憶しておかなくてもよいため、画像形成装置10の記憶部12の空き容量が利用情報によって減らされるということがなくなる。
[5−2]コンテンツの配信
上述したサーバ装置20は、利用情報についての通知以外にも、例えば、画像サービスで提供されるコンテンツを記憶しておいて、それらを各画像形成装置10に配信してもよい。また、サーバ装置20は、第2実施形態で述べたちらしやパンフレットなどの無償のコンテンツを各画像形成装置10に配信してもよい。これにより、コンテンツの提供者は、コンテンツを更新したり新しいコンテンツを提供する場合に、複数の画像形成装置10に対してそれらを反映する作業を行わなくても、1台のサーバ装置20に対してその作業を行えばよくなる。
[5−3]設置場所
画像形成装置10の設置場所は、上記の例ではサービスエリアやパーキングエリアであったが、これに限らず、例えば、コンビニエンスストア、レストランなどの飲食施設、ホテルなどの宿泊施設、デパート、道の駅、コインパーキングなどの駐車場、鉄道の駅、バスターミナル、空港などであってもよい。例えば、利用者が高速道路に乗る前に立ち寄ったコンビニエンスストアで画像形成装置10を利用して、そこで出力された利用情報をサービスエリアに設置された画像形成装置10に入力してクーポンが出力されるようにするといった具合である。この場合、高速道路の領域(高速道路に加えサービスエリア及びパーキングエリアを含む領域)以外の場所に設置された画像形成装置10によっても、高速道路の領域内の設置場所への利用者の誘導が行われることになる。
また、その反対に、利用者が高速道路の領域内に設置された画像形成装置10を利用して、そこで出力された利用情報を高速道路の領域外に設置された画像形成装置10に入力してクーポンが出力されるようにしてもよい。この場合は、高速道路の領域内の場所に設置された画像形成装置10によって、高速道路の領域外の設置場所への利用者の誘導が行われることになる。この場合、例えば高速道路の出口付近の飲食施設や宿泊施設などに利用者を誘導すると、利用者にとっても便利である。また、利用者が車を使わないで移動する場合にも、鉄道の駅やバスターミナル、空港などに設置された画像形成装置10を用いることで、例えば複数の乗り換えのルートのうちの特定の設置場所を通るルートへの誘導が行われることになる。
[5−4]複数の誘導先装置
誘導先装置(利用者を誘導したい誘導先の情報処理装置)は、上記の例では、1つの画像形成装置10であったが、複数の画像形成装置10であってもよい。例えば、図1に示す画像形成装置10aで出力された利用情報が、画像形成装置10c及び10dのどちらで入力されても価値情報が出力されるという具合である。これにより、利用者が価値情報を得たいと思ったときに、訪れる場所を自分の都合に合わせて選べるようになるため、1つの場所しか選べない場合に比べて、利用者の満足度が向上する。
[5−5]誘導先装置の決め方
上述した第1実施形態のように画像形成装置10毎に誘導先装置を予め決める場合の決め方は、第1実施形態で述べたものに限らない。例えば、或る設置場所でイベントが開催される場合には、開催日までの1ヶ月間は、その設置場所に設置された画像形成装置10を、その設置場所の周辺に設置されている画像形成装置10の誘導先装置として決めてもよい。また、時間帯によって誘導先装置を切り替えるようにしてもよい。他にも、設置場所となっている店舗ごとの販売目標などの事情に合わせて誘導先装置が決められてもよいし、その店舗の混雑状況やその店舗が入っているサービスエリアまでの渋滞状況などに応じて、例えば設置場所の提供者が画像形成装置を操作して誘導先装置を決めるようにしてもよい。また、これらの混雑状況や渋滞状況などが外部のシステム等から取得される場合には、取得されたそれらの状況に応じて誘導先装置を動的に変更するようにしてもよい。
[5−6]設置場所のグループ分け
情報処理システムでは、第2実施形態で述べた方法で誘導先装置を変化させる場合に、情報処理装置の設置場所をグループ分けしておいて、そのグループを考慮して誘導先装置を変化させてもよい。グループとは、前述した高速道路の例であれば、例えば、高速道路の領域内の設置場所というグループαと、高速道路の領域外の設置場所というグループでβある。情報処理システムは、グループβの設置場所に設置された画像形成装置10が利用された場合には、グループαの設置場所に設置された画像形成装置10のいずれかを誘導先装置とするように変化させる一方、グループαの設置場所に設置された画像形成装置10が利用された場合には、グループαの設置場所に設置された画像形成装置10のいずれかを誘導先装置とするように変化させるといった具合である。この場合、高速道路の領域外であるグループβの設置場所に比べて、高速道路の領域内であるグループαの設置場所に利用者が誘導されやすくなる。
なお、グループαの設置場所での利用があった場合に、グループαだけでなくグループβの設置場所に設置された画像形成装置10も含めて誘導先装置を変化させてもよい。その場合も、グループβの設置場所に比べれば、グループαの設置場所に利用者が誘導されやすくなる。上記の例の他にも、例えばコンビニエンスストアとそれ以外の設置場所をグループ分けしたり、鉄道の駅であれば急行が止まる駅とそれ以外の駅とをグループ分けしたりしてもよい。他にも、高速道路のサービスエリアとパーキングエリアとをグループ分けしてもよい。また、設置場所が3つ以上のグループに分けられていてもよい。例えば、高速道路のサービスエリア等のサービス施設であれば、九州地区、近畿及び関西地区、中国地区、四国地区のように地区毎にそれぞれグループ分けしたり、名神高速道路沿い、近畿自動車道沿い、九州自動車道沿い、中国及び四国自動車道沿いのように路線毎にそれぞれグループ分けするといった具合である。
[5−7]誘導先装置を変化させる方法
発信手段104は、第2実施形態で述べたもの以外の方法で誘導先装置を変化させてもよい。発信手段104は、例えば、時間帯や時期によって異なる画像形成装置10を誘導先装置としたり、外部装置から通信部15を介して指示された画像形成装置10を誘導先装置としたりしてもよい。前者の場合、例えば、高速道路が空いている深夜や早朝の時間帯では3つ先のサービスエリアに設置された画像形成装置10を誘導先装置として、高速道路が混雑している日中の時間帯では2つ先のサービスエリアに設置された画像形成装置10を誘導先装置とするといった具合である。
[5−8]価値情報を変化させる方法
第2出力手段106は、第3実施形態で述べたもの以外の方法で価値情報を変化させてもよい。第2出力手段106は、例えば、価値情報を出力するときに、価値情報とともに価値情報を変化させる条件を表した情報(以下「条件情報」という)を出力する。条件とは、例えば、「今から20分が経過したあとに、番号『123』を入力すること」というものである。この場合に、条件情報が出力されてから20分経過したあとに利用者が画像形成装置10に「123」を入力する操作を行うと、10%オフだったクーポンが20%オフに変化しているという具合である。これにより、価値情報を変化させない場合に比べて、利用者が画像形成装置10の設置場所の周辺で過ごす時間が長くなりやすくなる。
[5−9]利用情報の有効期限
情報処理システムにおいては、利用情報の有効期限が定められていてもよい。利用情報の有効期限とは、利用情報が出力されたあと、その利用情報を入力することで価値情報が出力されるまでに要する時間の制限のことである。例えば、有効期限を2時間以内とした場合、利用者は、2時間以内に誘導先装置が設置されているサービスエリアまで移動して利用情報を入力する操作を行わなければ、価値情報が得られなくなる。なお、有効期限は、1日や1週間、1ヶ月といった単位で決められていてもよい。本変形例によれば、利用者が誘導先装置の設置場所に有効期限内に誘導されやすくなる。
[5−10]利用情報の連続出力
画像形成装置10は、取得手段105により取得された利用情報を入力する操作が受付手段101により受け付けられた場合に、価値情報を出力する代わりに、再度利用情報及び誘導先位置情報を出力してもよい。例えば、図1の例であれば、画像形成装置10cが、画像形成装置10aで出力された利用方法を入力する操作を受け付けた場合に、再度利用情報及び誘導先位置情報を出力する。その利用情報及び誘導先位置情報は、例えば画像形成装置10eを誘導先装置とするものであり、利用者がさらにサービスエリアEを訪れてその利用情報を入力する操作を行うことで、画像形成装置10eから価値情報が出力されるといった具合である。
本変形例では、複数の決められた場所を次々と訪れるスタンプラリーのような楽しみ方が利用者に提供されることになる。また、利用情報が1回出力された場合に比べて複数回出力された場合にはより価値の大きい価値情報が提供されるようにしておくことで(例えば1回なら10%オフ、3回なら30%オフのクーポンが提供される)、利用者が複数の設置場所を訪れる動機も高められる。
[5−11]利用情報の出力先
第1出力手段103及び第2出力手段106は、上述した例では用紙等の媒体に利用情報、誘導先位置情報及び価値情報の出力をそれぞれ行ったが、これに限らず、例えば、表示部13にこれらの出力を行ってもよい。この場合、媒体にも出力を行うか否かを選べるようにしてもよい。また、スマートフォンのような外部装置にこれらの出力を行ってもよい。外部装置への出力は、例えば、電子メールの送信やSNS(Social Networking Service)への投稿などによって行われる。他にも、画像形成装置10が無線LAN(Local Area Network)やNFC(Near Field Communication)などの規格に準拠した無線通信を行う通信部を備え、その無線通信によりこれらの情報を直接外部装置に出力してもよい。
[5−12]情報処理装置及び利用者に提供されるサービス
情報処理システムは、上述した例では情報処理装置として画像形成装置を備えていたが、これに限らず、他の情報処理装置を備えていてもよい。例えば、キオスク端末のように画像を形成しないが利用者に何らかのサービスを提供する端末が情報処理装置として備えられていてもよい。具体的には、レストランなどに設置されて注文を受け付ける端末や観光地に設置されて観光場所を案内する端末、駅や公共の施設などに設置されて施設内の案内をする端末などである。
また、利用者に提供されるサービスは、上述した画像サービスに限らない。本変形例で述べた端末が情報処理装置として用いられる場合には、商品の注文の受け付けや観光場所の案内、施設内の案内などのサービスが利用者に提供されることになる。このように、利用者にとって何かの役に立つものであれば、どのようなサービスが情報処理装置によって提供されてもよい。要するに、情報処理システムは、利用者に何らかのサービスを提供し、且つ、図3及び図12に示す各手段を実現するものであれば、どのような装置を情報処理装置として備えていてもよい。
[5−13]サービスが提供されない場合
情報処理装置は、上述したようなサービスを提供しないものであってもよい。
図18は、本変形例における機能構成の一例を示す図である。この例では、図3に示す提供手段102を備えない画像形成装置10yが示されている。この場合、受付手段101は、受け付けた操作を示す操作データを第2出力手段106に加え、第1出力手段103及び発信手段104に供給する。第1出力手段103は、受付手段101から供給された操作データが示す操作に基づいて、利用者による自装置の利用を示す情報、すなわち利用情報を、誘導先位置情報とともに出力する。
また、発信手段104は、受付手段101から供給された操作データが示す操作に基づいて、誘導先装置に対して利用情報を発信する。第1出力手段103及び発信手段104は、例えば第1実施形態で述べた提供手段102と共通の方法で利用情報をそれぞれ生成すればよい。なお、第1出力手段103及び発信手段104の両手段が利用情報を生成しなくても、図中の点線の矢印で示すように、一方が生成した利用情報を他方に供給してもよい。こうして発信された利用情報を取得した誘導先装置が価値情報を出力することで、本変形例においても、上述した各実施形態のように、情報処理装置を操作する利用者が他の情報処理装置の設置されている場所に誘導されることになる。また、本変形例では、上述したようなサービスを提供しない情報処理装置であっても、利用者によって何らかの操作がされるものであれば、利用者を誘導するために役立てられる。
[5−14]利用情報発信装置及び誘導先装置
情報処理装置は、上述した各実施形態では、利用情報発信装置及び誘導先装置の両方の機能を備えていたが、一方だけを備えていてもよい。
図19は、本変形例における機能構成の一例を示す図である。この例では、受付手段101、第1出力手段103及び発信手段104を備える画像形成装置10xと、受付手段101、取得手段105及び第2出力手段106を備える画像形成装置10wとが示されている。
画像形成装置10xは、図18の例で説明したように各手段が動作することで、誘導先装置(この例では画像形成装置10wとする)に対して利用情報を発信する。画像形成装置10wは、画像形成装置10xにより自装置を誘導先装置として発信された利用情報を取得手段105の動作により取得し、受付手段101がその利用情報を入力する操作を受け付けた場合に、第2出力手段106が価値情報を出力する。
本変形例によれば、例えば、画像形成装置10xが用いられる場合には、他の情報処理装置(この例では画像形成装置10w)が自装置の発信した利用情報を取得して利用者に提供される価値を示す価値情報を出力する場合に、情報処理装置を操作する利用者が他の情報処理装置が設置されている場所に誘導されることになる。また、画像形成装置10wが用いられる場合には、他の情報処理装置(この例では画像形成装置10x)が自装置を誘導先の情報処理装置として利用情報を発信してきた場合に、情報処理装置を操作する利用者が他の情報処理装置が設置されている場所に誘導されることになる。
[5−15]利用情報を入力する操作
受付手段101が受け付ける利用情報を入力する操作は、上記のものに限らない。受付手段101は、例えば、用紙等の媒体に形成された画像を光学的に読み取る読取手段に媒体から利用情報を表す画像を読み取らせる操作を、利用情報を入力する操作として受け付ける。また、第1出力手段103によってスマートフォンなどの外部装置に利用情報が出力された場合には、受付手段101は、例えばNFCに準拠した無線通信を行う通信部と外部装置とを通信させる操作を、利用情報を入力する操作として受け付ける。
[5−16]利用者に提供された価値を補填する仕組み
利用者が出力された価値情報を利用して例えば店舗で商品を購入すると、利用者に提供される価値に相当する費用(例えば減額の費用)を一時的に店舗が負担することになる。情報処理システムは、このように店舗等が負担した費用を補填する(つまり店舗等にその費用を支払う)ための手段(以下「補填手段」という)を備えていてもよい。補填手段は、例えば、各画像形成装置10が備えていてもよいし、上記変形例で述べたサーバ装置が備えていてもよい。また、画像形成装置10及びサーバ装置とは別の装置に備えられていてもよい。
補填手段は、現金を払い出す手段であってもよいし、指定された口座に補填する金額の振り込みを行う手段であってもよい。また、補填手段は、補填すべき費用を示す費用情報を出力する手段であってもよい。この場合の出力先は、例えば費用を補填する事業者等の出納システムや会計システムである。補填手段が補填する費用は、例えば、画像サービスの料金や景品等を配布した場合の手数料、価値情報による割引の金額などである。補填手段は、提供手段102から提供された画像サービスの内容を通知されたり、第2出力手段106から出力された価値情報を供給されたりすることで、これらの費用の補填を行う。なお、補填手段による補填は、価値情報による価値(減額等)が利用される度に行われてもよいが、1日や1週間などの期間に負担された費用の合計に対して行われてもよい。
[5−17]テーブルを用いた動作
図5等にそれぞれ示すテーブルを用いた動作においては、これらの図に示すもの以外のテーブルが用いられてもよい。例えば、テーブルの行数は2以上であればいくつでもよい。また、昇順(または降順)に並べられているものを降順(または昇順)に並び替えてもよいし、そのような順番に関係なく並び替えをしてもよい。
また、図8等で述べた価値の大きさを変化させる動作においては、テーブルを用いずに、各セルの内容を数値で表し、数式を用いて算出される値を用いてもよい。例えば、図8の例であれば、3%に利用回数を乗算した値を価値の大きさとする、といった具合である。この場合、価値の大きさは、利用回数が10回であれば30%オフとなり、5回であれば15%オフとなる。
要するに、これらの動作では、或る事項(図5の例であれば画像サービス、図8の例であれば利用回数)に応じて他の事項(図5の例であれば誘導先装置、図8の例であれば価値の大きさ)が決まるようになっていればよい。
[5−18]発明のカテゴリ
本発明は、図3に示す画像形成装置10a及び10cや図18に示す画像形成装置10y、図10に示す画像形成装置10x及び10wなどの情報処理装置の他に、サーバ装置やそれらの装置を具備する情報処理システムとしても捉えられるものである。また、本発明は、画像形成装置やサーバ装置が実施する処理を実現するための情報処理方法としても捉えられる。ここでいう処理とは、例えば、図4等に示す誘導処理である。また、本発明は、画像形成装置などの情報処理装置やサーバ装置のようなコンピュータを、図3等に示す各手段として機能させるためのプログラムとしても捉えられるものである。このプログラムは、それを記憶させた光ディスク等の記録媒体の形態で提供されたり、インターネット等のネットワークを介して、コンピュータにダウンロードさせ、それをインストールして利用可能にするなどの形態でも提供されたりするものであってもよい。
1…情報処理システム、10…画像形成装置(情報処理装置)、20…サーバ装置、11、21…制御部、12、22…記憶部、13…表示部、14…操作部、15、23…通信部、16…画像形成部、101…受付手段、102…提供手段、103…第1出力手段、104…発信手段、105…取得手段、106…第2出力手段、107…表示手段、201…記憶手段、202…通知手段

Claims (10)

  1. 利用者の操作を受け付ける受付手段と、
    前記受付手段により受け付けられた操作の内容に基づいて、自装置の前記利用者による利用を示す利用情報及び前記利用者を誘導したい誘導先の情報処理装置の位置に関する情報を出力する第1出力手段と、
    前記誘導先の情報処理装置に対して、前記利用情報を発信する発信手段と
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記受付手段により受け付けられた操作に基づいて前記利用者にサービスを提供する提供手段を備え、
    前記発信手段は、前記提供手段により提供されるサービス、当該サービスが提供される利用者の属性、前記受付手段により受け付けられた操作の内容、または、当該サービスにおいて扱われる画像の内容に応じた前記誘導先の情報処理装置に対して、前記利用情報を発信する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記第1出力手段は、前記利用情報とともにコンテンツを出力し、
    前記発信手段は、前記第1出力手段により出力されるコンテンツに応じた前記誘導先の情報処理装置に対して、前記利用情報を発信する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 利用者の操作を受け付ける受付手段と、
    前記利用者による他の情報処理装置の利用の情報である利用情報であって、自装置を前記利用者を誘導したい誘導先の情報処理装置として当該他の情報処理装置により発信された利用情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された利用情報を入力する操作が前記受付手段により受け付けられた場合に、前記利用者に提供される価値を示す価値情報を出力する第2出力手段と
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  5. 前記他の情報処理装置は、前記利用者にサービスを提供することで当該利用者により利用されるものであり、
    前記第2出力手段は、前記利用者が前記他の情報処理装置を過去に利用した回数、前記他の情報処理装置を含む複数の特定の情報処理装置を当該利用者が過去に利用したか否か、前記他の情報処理装置において提供されたサービス、または、当該サービスが提供されてから経過した時間に応じて、出力する前記価値情報が示す価値の大きさを変化させる
    ことを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記受付手段により受け付けられた操作に基づいて前記利用者に複数の前記サービスを提供する提供手段を備え、
    前記提供手段により提供される前記複数のサービスの一覧を表示する表示手段であって、前記取得手段により取得された利用情報を入力する操作が前記受付手段により受け付けられた場合に、当該利用情報を発信した前記他の情報処理装置において提供されたサービスの内容、当該サービスが提供されてから経過した時間、または、当該サービス毎の利用された回数に応じた順番で前記サービスの一覧を表示する表示手段を備える
    ことを特徴とする請求項4または5に記載の情報処理装置。
  7. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の第1の情報処理装置と、
    請求項4乃至6のいずれか1項に記載の第2の情報処理装置と
    を具備することを特徴とする情報処理システム。
  8. 前記第1の情報処理装置により発信された利用情報を、前記誘導先の情報処理装置を識別する識別情報に対応付けて記憶する記憶手段と、
    前記第2の情報処理装置から前記利用情報についての問い合わせがあると、当該問い合わせを受けた利用情報が前記記憶手段に記憶されており、且つ、問い合わせをしてきた前記第2の情報処理装置の識別情報と当該利用情報とが対応付けて前記記憶手段に記憶されている場合に、当該利用情報が当該第2の情報処理装置を前記誘導先の情報処理装置として発信されたものである旨を当該第2の情報処理装置に通知する通知手段と
    を備えるサーバ装置を具備し、
    前記第2の情報処理装置の取得手段は、前記受付手段により受け付けられた操作により入力された利用情報について前記サーバ装置に問い合わせを行い、当該サーバ装置から前記通知があった場合に、当該利用情報を、自装置を前記誘導先の情報処理装置として発信された前記利用情報として取得する
    ことを特徴とする請求項7に記載の情報処理システム。
  9. 利用者の操作を受け付ける受付手段を備えるコンピュータを、
    前記受付手段により受け付けられた操作の内容に基づいて、自装置の利用を示す利用情報及び前記利用者を誘導したい誘導先の情報処理装置の位置に関する情報を出力する第1出力手段と、
    前記誘導先の情報処理装置に対して、前記利用情報を発信する発信手段
    として機能させるためのプログラム。
  10. 利用者の操作を受け付ける受付手段を備えるコンピュータを、
    前記利用者による他の情報処理装置の利用の情報である利用情報であって、自装置を前記利用者を誘導したい誘導先の情報処理装置として当該他の情報処理装置により発信された利用情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された利用情報を入力する操作が前記受付手段により受け付けられた場合に、前記利用者に提供される価値を示す価値情報を出力する第2出力手段
    として機能させるためのプログラム。
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