JP2014205222A - 動力工具用の変速アタッチメント - Google Patents

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英澄 岡村
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順二 栄
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Abstract

【課題】可搬型の動力工具のチャック部に装着して使用でき、動力工具の能力を超えた速度で先端工具を回転させることができる動力工具用の変速アタッチメントを提供する。【解決手段】把持部を有する可搬型の電動工具に装着して使用される変速アタッチメント11は、電動工具のチャック部に装着可能な入力軸28と、入力軸28の回転を変速(一例として増速)させる変速機構部21と、変速機構部21により変速された回転が出力されるチャック部14とを備える。チャック部14には電動工具で使用される先端工具が着脱可能に装着される。【選択図】図3

Description

本発明は、電動ドリル等の把持部を有する可搬型の動力工具に設けられたチャック部に装着して使用され、電動工具から入力した回転を変速して出力可能な動力工具用の変速アタッチメントに関する。
この種の可搬型の動力工具の一例として電動ドリル等の電動工具が知られている。電動工具は、ユーザが作業を行うときに把持する把持部を備える。ユーザは、例えば片手で把持部を握りその握った側の指で操作レバー(例えばトリガーレバー)を操作して電動工具を駆動させてその先端工具を回転させることにより、対象物に対するねじ締めや穴開け等の所望の作業を行う。この電動工具は、モーター等の動力源と、動力源の出力回転を変速させる変速機構部と、変速機構部により所定の変速比で変速された回転を出力する出力軸と、出力軸と連結されるチャック部とを備え、チャック部に先端工具を装着して使用される(例えば特許文献1、2)。
ところで、従来、先端工具の回転運動で行う作業と、先端工具の直線運動で行う作業とが必要な場合、回転運動を出力可能な電動工具と、直線運動を出力可能な電動工具とを別々に用意する必要があった。このような課題を解決するため、例えば特許文献1には、出力部が回転運動する電動工具に装着して使用される運動変換アダプターが開示されている。運動変換アダプターは、ケーシングの一端に設けられた電動工具の出力部に装着する入力軸と、ケーシングの他端に配置された出力軸に先端工具を装着するためのチャック部と、入力軸と出力軸の間に入力軸の回転運動を出退(直線)運動に変換する運動変換機構とを備える。
また、特許文献2には、電動工具のチャック部に装着して使用される回転切断用工具が開示されている。この回転切断用工具はワンウェイクラッチを内蔵し、駆動中の電動工具のスイッチを切ったときにブレーキが効いて駆動軸が停止しても、回転切断用工具の刃物体が空回りするようになっている。このように、従来、可搬型の電装工具のチャック部に装着されるアタッチメントとして、運動変換機構を内蔵するアタッチメントや、ワンウェイクラッチを内蔵するアタッチメントなどが知られている。
実用新案登録第3117785号公報 特開平5−318213号公報
ところで、タイルなどのセラミック材料の穴開けを行う場合、その穴開け作業時に欠け等の発生を抑制しつつ作業時間を短く済ませるためには低トルク高速回転が必要になる。しかし、従来の電動工具は、高速回転モードがあるものの、セラミック材料の穴開け作業では、その高速回転モードでも速度が足らず、作業にかなりの時間を要している。
また、超高速対応の電動工具を新規に製造するには、その需要がタイル等のセラミック材料の穴開け作業などの特殊作業に留まり、その需要の低さから製品価格が上昇せざるを得ない。このため、少ない需要を満たすために新商品を提供することも困難である。
もちろん、上記の課題は、既存の電動工具の能力を超えた高トルク(低速度)が必要な場合にも同様に当てはまる。また、上記の課題は、電動工具に限らず、例えば空圧で駆動される空圧式の動力工具、又は油圧で駆動される油圧式の動力工具などを含む可搬型の動力工具全般に共通に当てはまる。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、動力工具のチャック部に装着して使用でき、動力工具の能力を超えた速度で先端工具を回転させることができる動力工具用の変速アタッチメントを提供することにある。
上記目的を達成するために変速アタッチメントは、把持部を有する可搬型の動力工具のチャック部に着脱可能に取り付けられる入力軸と、前記入力軸の回転を変速させる変速機構部と、前記変速機構部により変速された回転が出力されると共に先端工具を着脱可能に取り付け可能なチャック部と、を備えている。
上記の動力工具において、前記変速機構部の筐体に固定される補助ハンドル部を更に備えることが好ましい。
上記の動力工具において、前記変速機構部の筐体と前記動力工具の筐体とに係合可能なストッパーを備えることが好ましい。
上記の動力工具において、前記変速機構部は、前記入力軸の回転を増速させる増速機構部を備えることが好ましい。
上記の動力工具において、前記補助ハンドル部は、前記入力軸に対して略直交する方向に延びた状態で前記変速機構部の筐体に着脱可能に設けられていることが好ましい。
本発明によれば、動力工具のチャック部に装着して使用でき、動力工具の能力を超えた速度で先端工具を回転させることができる。
第1実施形態における変速アタッチメントが装着された電動工具を示す斜視図。 変速アタッチメントが装着された電動工具を示す図1とは異なる方向から見た斜視図。 変速アタッチメントの斜視図。 変速アタッチメントの分解斜視図。 変速アタッチメントを示す側断面図。 第2実施形態における変速アタッチメントが装着された電動工具を示す斜視図。
(第1実施形態)
以下、第1実施形態における変速アタッチメント及びこの変速アタッチメントが可搬型の電動工具に装着されてなる電動工具ユニットについて、図1〜図5に基づいて説明する。
図1及び図2に示すように、本実施形態の変速アタッチメント11は、把持部31bを有する可搬型の電動工具12にビットなどの先端工具を装着するために設けられたチャック部13に装着することで使用される。そして、変速アタッチメント11は、電動工具12側のチャック部13の回転を入力して、その入力した回転速度を変速して出力する変速機能を有する。変速アタッチメント11は、その変速機能により変速した回転が出力されるチャック部14を有し、このチャック部14の装着穴14aには図1に二点鎖線で示すように先端工具15が装着される。
よって、変速アタッチメント11の使用により、チャック部14に装着された先端工具15を、電動工具12の能力を超えた速度で回転させることが可能になる。本実施形態の変速アタッチメント11は、電動工具12の出力回転を増速させる増速機能を有する。このため、変速アタッチメント11は、例えばセラミック材料からなる対象物(一例としてタイル等)に対してねじの締結や穴開けなどの高速回転が必要な作業を行うときに、電動工具12のチャック部13に装着して使用される。
図1及び図2に示すように、変速アタッチメント11は、電動工具12のチャック部13に装着されてチャック部13の回転を入力して変速(本例では増速)させる変速機能を有するアタッチメント本体部18と、アタッチメント本体部18に対しその回転軸線方向と略直交する方向に延出する状態で取り付けられる補助ハンドル部19とを有する。
図1〜図3に示すように、アタッチメント本体部18は、電動工具12からの入力回転を変速する機能を有する略円柱状の変速機構部21と、変速機構部21により変速された速度で回転可能な前述の略円錐台形状のチャック部14とを有する。チャック部14は基本的に電動工具12側のチャック部13と同様の構造を有している。また、変速機構部21はその外周面を形成する円筒状のギアケース22を備え、このギアケース22内に後述する変速機構40(図4、図5を参照)が収容されている。なお、本実施形態では、このギアケース22が、変速機構部の筐体の一例を構成している。
図1〜図3に示すように、補助ハンドル部19は、アタッチメント本体部18の回転不能部分であるギアケース22の外周面に補助ハンドル部19を取り付けるための取付部23と、ユーザが把持するためのハンドル部24とを有する。取付部23は、変速機構部21のギアケース22の外周面における動力伝達方向上流側(図1〜図3では右側)寄りの位置に取り付けられる。取付部23は、補助ハンドル部19をギアケース22の外周面に着脱可能に取り付ける機能と、ギアケース22の外周面かハンドル部24を延出させる向き(延出方向)を調整する機能とを有している。このため、ハンドル部24を電動工具12に対して延出させる方向を、左方向にも右方向にも選択可能である。図1及び図2では、電動工具12に対するハンドル部24の延出方向を左方向とした右利き用の装着例で示しているが、ハンドル部24を右方向に延出させた左利き用の装着の選択も可能である。
図1〜図3に示すように、取付部23は、略円柱状に形成された締付け部25と、締付け部25の側面からその軸線方向と直交する方向に延設された略円環状の円環部26とを有している。取付部23には、締付け部25及び円環部26に跨ってスリット27が設けられ、締付け部25の軸方向においてスリット27の間隔が変更、すなわち円環部26の直径(内径)が変更できるようになっている。
ハンドル部24は、締付け部25の軸方向に沿って延出形成され、ユーザの手で把持し易い細長略円筒状をなしている。ハンドル部24の基端側(取付部23側)にはフランジ部24aが設けられている。
また、ハンドル部24及び締付け部25内には、軸方向に挿通されるボルト(図示略)が設けられ、締付け部25においてスリット27で分けられた両側部分がこのボルトにより連結されている。例えばハンドル部24を軸回転させると、それと連れ回りするボルトの作用により、スリット27の間隔が変更できるようになっている。
補助ハンドル部19の取り付けに際し、円環部26がギアケース22の外周面上の取付位置までアタッチメント本体部18に外挿できるように、スリット27の間隔、すなわち円環部26の直径(内径)が一旦大きくされる。そして、円環部26がギアケース22の外周面上の取付位置に配置された所で、ハンドル部24を軸回転させる操作を行って締付け部25に対するボルトの螺合を進めることで、スリット27の間隔を小さくして円環部26の内径を小さくする締め付けを行う。この締め付けにより、補助ハンドル部19はアタッチメント本体部18に固定される。
図3に示すように、変速機構部21の動力伝達方向上流側の端面を形成する略円板状の板材29(プレート)、すなわち電動工具12側のチャック部13の回転が入力される側に配置された板材29の中央部分からは、所定長さを有する入力軸28が軸線方向に突出している。この入力軸28は、変速アタッチメント11が図1及び図2に示す電動工具12のチャック部13に装着される際に、チャック部13の装着穴に挿着される。このため、変速アタッチメント11が電動工具12に装着された状態では、入力軸28がチャック部13と一体的に軸回転し、電動工具12の回転出力が変速アタッチメント11に入力されるようになっている。
次に上記の変速アタッチメント11が装着される電動工具12の概略構成を説明する。図1及び図2に示す電動工具12は、片手で把持部31bを把持可能な手持ち式であり、例えばドリルドライバーとして使用される。この電動工具12は、そのチャック部13に装着する先端工具の種類を替えることで、ドリル又はドライバーとして機能する。
図1及び図2に示すように、電動工具12は、略円筒状の胴部31aと、胴部31aの長手方向途中から下方に延出形成された把持部31bとで構成される略T字状の本体ケース31を有する。また、電動工具12は、本体ケース31に対して着脱可能な電池パック32を有する。なお、以下の説明では、胴部31aの長手方向を前後方向、把持部31bの略延出方向で前記前後方向と直交した方向を上下方向、前後及び上下方向と直交する方向を左右方向と呼ぶ場合がある。
図1に示すように、本体ケース31の胴部31a内には、長手方向の後方側に配置された動力源の一例であるモーター33と、その前方側に配置されてモーター33の回転を減速する動力伝達部34とが収容されている。電動工具12の前側先端部分に設けられたチャック部13は、先端工具15を着脱可能に装着しうるように構成され、動力伝達部34の出力が伝達される出力軸35と一体的に軸回転可能な状態に連結されている。図1に示す動力伝達部34は、一例として複数段の遊星歯車機構を含む減速機構と、減速機構の減速段(減速比)を切り換え可能なクラッチ機構とを有する。
図1及び図2に示すように、胴部31aの上面には、動力伝達部34を構成する減速機構の減速段を複数段のうちいずれか一つに固定するか、自動変速を行うかを切り換えるための変速切換スイッチ36が設けられている。変速切換スイッチ36は、例えばスライドスイッチであり、その位置を前後方向にスライドさせることでクラッチ機構が作動され、電動工具12は、高速低トルク駆動(Hギア)、低速高トルク駆動(Lギア)、自動変速(AUTO)の三つの駆動モードに切り換えられる。
また、図1に示すように、胴部31aの把持部31bとの接続部分近傍には、モーター33の回転方向を切り換える回転方向切換スイッチ37が設けられている。回転方向切換スイッチ37は、例えば、モーター33を正転、逆転、停止させる三つの状態に切換可能に構成されている。把持部31bには、トリガーレバー38が例えばバネによって前方側へ付勢された状態で把持部31bから前方に突出している。
また、胴部31aにおいてチャック部13の動力伝達方向上流側(図1、図2では右側)に隣接する位置には、作動トルクの調整操作が可能な略円筒状の操作部39が設けられている。操作部39は胴部31aの周方向に回転操作されることでチャック部13(つまりチャック部13に装着された場合の先端工具)の作動トルクの段階的(例えば5〜30段階の範囲内の所定段階)な変更が可能となっている。把持部31bの下端には、前方に突出する電池パック装着部31cが形成され、この電池パック装着部31cには電池パック32が装着されている。
次に、上記のように構成された変速アタッチメント11の詳細な構造を図4及び図5を用いて説明する。
図4及び図5に示すように、変速機構部21を構成するギアケース22の中には、入力軸28の回転を変速させる変速機構40が組み付けられている。まず変速機構40の構成を説明する。ギアケース22の中には、入力軸28の基部が組み込まれている。この入力軸28の基端部に同軸上に配置されるように形成された円板状部28bの入力軸28の突出側とは反対側の底面には、複数本(図4では一例として3本)のピン42が周方向に一定の角度間隔となる各位置に軸線方向と平行な方向に突出する状態で固定されている。複数本のピン42には円筒状の遊星ギア43が回転自在な状態で取り付けられている。
複数個の遊星ギア43は、円環状のリングギア44と円筒状のサンギア45との間に両ギア44,45に噛合する状態で組み込まれている。サンギア45は略円環形状のキャリア46の中央部に形成された支持孔にその軸部が挿着された状態でキャリア46に対して回転自在に取り付けられている。これによりサンギア45の回転数は入力軸28の回転数を増速する構成になっている。このように本実施形態の変速機構40は増速機構であり、入力軸28におけるピン42が形成された円板状部28b、遊星ギア43、リングギア44、サンギア45及びキャリア46により構成される。
図4及び図5に示すように、キャリア46のサンギア45が突出する側の面と反対側の面には、複数の突起部47が周方向に一定の角度間隔となる各位置にサンギア45の突出方向と反対の方向に突設されている。キャリア46の突起部47側の位置には、複数本のピン48が複数の突起部47と係合可能な位置に組み込まれている。さらに、これらピン48の間に、円筒板状のロック板49の外周面に突設された複数(一例として3つ)の突起部49aを組み込む状態にロック板49が組み付けられる。キャリア46の突起部47、ピン48及びロック板49により、回転入力停止時に出力軸50の回転がロックされるロック機構が構成される。
また、図4に示すように、出力軸50には、その動力伝達方向上流側の端部にDカット部50aが形成され、またその動力伝達方向下流側寄りの部分に雄ねじ部50bが形成されている。この出力軸50は、そのDカット部50aがロック板49の中央部に形成されたD型孔に挿着されることで、ロック板49に対して一体的な軸回転が可能となっている。出力軸50の動力伝達方向上流側の端部には、出力軸50のロック板49からの抜けを防止する目的で止め輪51が固定される。
出力軸50には、円筒状のベアリング52が回転自在に取り付けられており、ベアリング52はギアケース22の内周面に圧入される。また、出力軸50はその動力伝達方向下流側寄りの部分の雄ねじ部50bが、チャック部14の端面に形成されたねじ穴14bに螺着されることにより、チャック部14に対して同軸上に固定される。さらにチャック部14が雄ねじ部50bから外れるのを防止するために、装着穴14aに挿入された止めねじ53が、出力軸50の雄ねじ部50b側の端面に形成されたねじ穴50c(図5を参照)に螺着されることで、チャック部14と出力軸50は止めねじ53によっても固定されている。
図4及び図5に示すように、板材29の中央部に形成された取付孔29aには、円筒状のベアリング54が圧入固定される。入力軸28はその基部寄りの部分がこのベアリング54に支持されることで、板材29に対して回転自在な状態に取り付けられている。また、入力軸28の基部寄りの部分には、ベアリング54の抜け防止のための止め輪55が取着される。
円板状の板材29は、変速機構40の主要部分を軸方向に挟む2枚の皿ばね56を間に挟んだ状態で、板材29に形成された複数のねじ挿通孔に挿通した複数本のねじ57がギアケース22側のねじ穴に螺着されることにより、ギアケース22に対して固定されている。
図4に示すように、入力軸28は、電動工具12のチャック部13の装着穴に着脱可能に装着されうる軸形状を有している。また、入力軸28の先端寄り部分の側部には、入力軸28が電動工具12のチャック部13に取り付けられた状態で、入力軸28のチャック部13に対する軸回転方向の滑りを防止可能な軸断面形状とするための平面部28aが形成されている。
図4に示すように、このアタッチメント本体部18には、変速アタッチメント11の電動工具12に対する共回りを防止するためにユーザにより把持される補助ハンドル部19が、出力軸50と直交する方向に延出する状態で着脱可能に取り付けられている。ギアケース22の外周面における入力軸28寄りの部分が、補助ハンドル部19が取り付けられる被取付面22aとなっている。本実施形態の被取付面22aには、周方向に凹部と凸部が交互に配列されてなる凹凸面に形成されている。
一方、図4に示すように、補助ハンドル部19の円環部26の内周面26aは、ギアケース22側の被取付面22aと同様に周方向に沿って凹部と凸部が交互に配列されてなる凹凸面に形成されている。そして、補助ハンドル部19の円環部26は、ギアケース22の被取付面22aに対して、互いの凹凸面が噛み合う状態で締め付けられる。この凹凸面の噛み合いにより、補助ハンドル部19の固定位置はアタッチメント本体部18の周方向にずれることなく保持される。また、補助ハンドル部19を取り付ける方向を左右で変えても凹凸面は噛み合うので、右利き左利きに合わせて容易に補助ハンドル部19を付け替え可能な構成となっている。
次に、上記のように構成された変速アタッチメント11及びこの変速アタッチメント11が装着された電動工具12の作用を説明する。
本実施形態の電動工具12は、高速回転で駆動させるときには高速モードを選択する。しかし、タイル等のセラミック材料からなる対象物に対する作業時は、高速モードでも回転速度が不足する場合がある。このような場合、変速アタッチメント11を電動工具12に装着する。すなわち、変速アタッチメント11の入力軸28(図3を参照)を、電動工具12のチャック部13に一体的に軸回転可能な状態に装着する。このとき、電動工具12に対する補助ハンドル部19の延出方向は、ユーザの利き手や作業性を考慮してユーザが好みで調整する。
作業時には、ユーザは、一方の手で電動工具12の把持部31bを把持するとともに、他方の手で補助ハンドル部19のハンドル部24を握り、この状態でトリガーレバー38を操作することにより、電動工具12を作動させる。すなわち、トリガーレバー38の操作量に応じた駆動速度でモーター33が駆動され、このモーター33の回転出力が、動力伝達部34により変速切換スイッチ36の操作位置に応じた減速段で減速され、その減速した回転で出力軸35と共にチャック部13が回転する。そして、チャック部13に装着された入力軸28がチャック部13と同じ速度で回転する。つまり、変速アタッチメント11の入力軸28に、電動工具12の出力回転が入力される。
変速アタッチメント11内では入力軸28の回転が変速機構40により増速され、出力軸50に出力される。このため、出力軸50と一体的に回転するチャック部14は増速された高速回転で回転し、チャック部14に装着された先端工具15が高速回転する。よって、高速回転する先端工具15によりセラミック材料からなる対象物に対する作業を比較的短時間で行うことができる。
また、作業中のユーザは一方の手で電動工具12の把持部31bを把持するとともに、他方の手で補助ハンドル部19を把持しているので、変速アタッチメント11が電動工具12に対して共回りすることが回避される。
以上詳述したように本実施形態によれば、以下の効果が得られる。
(1)変速アタッチメント11は、可搬型の電動工具12のチャック部13に着脱可能に取り付けられる入力軸28と、入力軸28の回転を変速させる変速機構部21と、変速機構部21により変速された速度で回転するとともに先端工具15を着脱可能に取り付け可能なチャック部14とを備える。このため、変速アタッチメント11の使用により、電動工具12の能力を超えた速度で先端工具15を回転させることができ、電動工具12を単体で使用する場合に比べ、対象物に対する作業を効率よく行うことができる。
(2)変速アタッチメント11は、ギアケース22(筐体の一例)に固定された補助ハンドル部19を備える。このため、作業中にユーザがハンドル部24を握ることで、電動工具12に対する変速アタッチメント11の共回りを防止できる。よって、変速アタッチメント11の共回りに起因する先端工具15の回転速度の低下を抑制できる。補助ハンドル部19を握ることにより、作業中に発生する電動工具12の振動によるずれを抑えることができる。
(3)変速機構部21が入力軸28の回転を増速させる増速機構部である。このため、電動工具12の能力を超える高速度で先端工具15を回転させることができる。例えばタイル等のセラミック材料からなる対象物に対する作業(例えば穴開け作業)を短時間で済ませられる。
(4)補助ハンドル部19は、入力軸28に対して略直交する方向に延びる状態で変速機構部21のギアケース22(筐体の一例)に着脱可能に取り付けられる。このため、不使用時にはアタッチメント本体部18と補助ハンドル部19とを分離して、変速アタッチメント11をコンパクトに収納できる。
(5)電動工具12に対して補助ハンドル部19を延出させる方向を調整できるので、ユーザの利き手や作業の種類に応じた向きに補助ハンドル部19を配置すれば、電動工具12を用いた作業を効率よく行うことがでできる。
(6)円環部26の内周面と被取付面22aとを凹凸面とし、互いの凹部と凸部が噛み合うことで補助ハンドル部19の向きが保持されているので、補助ハンドル部19が延出する向きが作業中の振動などによりずれることを回避できる。
(第2実施形態)
次に図6を用いて第2実施形態について説明する。この第2実施形態は、変速アタッチメントの筐体部分を電動工具12の胴部31aに対して相対回転不能な状態に固定するための回転防止機能を実現する手段として、補助ハンドル部19に替えて、ストッパー62を設けた構成である。以下、第1実施形態と同一の構成については同一の符号を付して説明を省略し、特に異なる部分についてのみ説明する。
図6に示すように、本実施形態における変速アタッチメント61は、前記第1実施形態の変速アタッチメント11から補助ハンドル部19を無くし、替わりに回転防止用のストッパー62を設けている。すなわち、本例の変速アタッチメント61は、電動工具12側のチャック部13に装着されるアタッチメント本体部18と、回転防止用のストッパー62とを備えている。なお、アタッチメント本体部18は、前記第1実施形態と同様の構成である。
ストッパー62は、変速機構部21のギアケース22の外周面と、胴部31aの外周面とに、その長手方向の両端部を嵌合させることが可能な内周径に形成された略半円筒形状の板材から構成される。詳しくは、ストッパー62は、ギアケース22の被取付面22aの外周径より若干大きな内周径を有し軸線方向と直交する方向に切った断面形状がC字状の半円筒部分からなる嵌合部62aと、胴部31aにおける軸方向に操作部39と変速切換スイッチ36との間の部分の外周径より若干大きな内周径を有し軸線方向と直交する方向に切った断面形状がC字状の半円筒部分からなる嵌合部62bとを有する。2つの嵌合部62a,62bは、ストッパー62の軸線方向(長手方向)における両端部に位置する。2つの嵌合部62a,62bの間は連接部62cにより接続されている。
また、ストッパー62は、2つの嵌合部62a,62bに挟まれた部分の周方向両端部が凹設されてできた左右一対の凹部62d(但し図6では一方のみ図示)を有している。変速アタッチメント61の装着状態の下では、ユーザは凹部62dを通じて電動工具12のチャック部13などの先端部分を視認可能となっている。
なお、ストッパー62の嵌合部62a,62bのうち少なくとも一方の内周面を周方向に凹部と凸部が交互に配列されてなる凹凸面としている。そして、ギアケース22の被取付面22aと胴部31aの被取付面とのうちストッパー62側の凹凸面と対応する少なくとも一方を、凹凸面と噛み合い可能な凹凸面としている。このため、凹部と凸部との噛み合いにより、アタッチメント本体部18と胴部31aとを係合しているストッパー62が外れにくいうえ、ストッパー62の胴部31aの周方向へのずれも防止できる。もちろん、ストッパー62がアタッチメント本体部18と胴部31aとに係合される状態を保持できれば、係合部分の面に凹凸が形成されていない構成も採用できる。
この第2実施形態によれば、第1実施形態と同様の効果が得られるうえ、以下の効果も得られる。
(7)アタッチメント本体部18のギアケース22(筐体の一例)と、電動工具12の本体ケース31(電動工具側の筐体の一例)とに係合可能なストッパー62を設けた。このため、アタッチメント本体部18と電動工具12とがストッパー62を介して相対回転不能に固定されるので、作業中における変速アタッチメント11の共回りを防止できる。よって、先端工具15を所望の高速度で回転させることができ、例えばセラミック材料からなる対象物に対する作業を効率よく行うことができる。
(8)変速アタッチメント11の共回りを防止するために、ギアケース22を他方の手で保持したり、第1実施形態のように補助ハンドル部19を他方の手で握ったりする必要がない。従って、変速アタッチメント11を装着した電動工具12を片手で把持して作業を行うことができ、作業性が向上する。また、第1実施形態の構成では狭い作業エリアで補助ハンドル部19が邪魔になる場合もありうるが、本実施形態の構成であれば、狭い作業エリアでも作業し易い。
なお、実施形態は、以下に示す構成でもよい。
・前記各実施形態では、変速アタッチメントは変速として増速を行う構成であったが、減速を行う構成でもよい。減速を行う変速アタッチメントとした場合、電動工具12のみで使用するときに比べ高トルクを得ることができ、高トルクが必要な作業を効率よく行うことができる。
・補助ハンドル部をアタッチメント本体に対して着脱式としたが、補助ハンドル部がアタッチメント本体に固定されていてもよい。
・変速機構部は、減速機構であることに限定されず、増速機構でもよいし、減速と増速との両方が可能な変速機構でもよい。
・前記第2実施形態において、ストッパー62は、アタッチメント本体部18に着脱可能に取り付け可能な構成としたが、予めストッパー62とアタッチメント本体部18とを固定しておいてもよい。
・変速機構部内の変速機構40は、遊星歯車機構以外の歯車機構で構成されてもよい。
・前記第2実施形態において、ストッパー62は半円筒状に限定されない。例えばアタッチメント本体と電動工具とを相対回転不能に係止されればその形状は適宜選択できる。
・変速機構部は、遊星歯車機構を複数段備え、複数の変速段の中から1つを選択する切換スイッチ(操作部)を備えた変速アタッチメントとしてもよい。この構成によれば、切換スイッチの操作で、変速段を切り換えることができる。例えば変速機構が増速機構であれば、複数の増速段のうちユーザが所望する1つを選択でき、また例えば変速機構が減速機構であれば、複数の減速段のうちユーザが所望する1つを選択できる。また、変速機構部が増速機構と減速機構とを内蔵し、増速か減速かを切り換える切換スイッチ(操作部)が設けられた変速アタッチメントでもよい。
・変速機構部は、増速機構と減速機構とを内蔵し、増速か減速かを切り換える切換スイッチが設けられた構成でもよい。
・ハンドル部が左右に1本ずつ延出する変速アタッチメントとしてもよい。
・前記実施形態では、2速モード(低トルク高速回転・高トルク低速回転)であったが、3速モード、4速モード、5速モード及び6速モードを採用することもできる。また、変速切換え方式は、手動操作により機械的に切換えられる方式でもよいし、電動モーターの動力で切り換えられる電動切換え方式でもよい。また、手動切換え方式のみの構成でもよいし、電動切換え方式(自動切換え方式)のみの構成でもよい。
・電動工具を充電式としたが、充電式でないタイプのAC電動工具に適用してもよい。
・さらに、可搬型の電動工具はコンクリート用電動式ドライバーに限られず、モーターを動力源にする他の可搬型の電動工具にも同様に適用できる。例えば、電動式のインパクトドライバー、ハンマードリル、インパクトレンチ、丸鋸、ジグソー、スクリュードライバー、振動ドライバー、グラインダ、釘打機など把持部を有する電動工具に適用することができる。この場合、電動工具は、コンクリート用に限定されず、対象物の材質は、木、プラスチック、金属、セラミックなどでもよい。
・可搬型の動力工具は電動工具に限定されず、空気圧を動力として駆動される可搬型の動力工具でもよい。その他、油圧を動力して駆動される可搬型の動力工具であってもよい。すなわち、可搬型の動力工具は電気、空気圧、油圧などの公知の方式で得られる動力で駆動されるものであればよい。
11…変速アタッチメント、12…動力工具の一例としての電動工具、13…チャック部(電動工具側)、14…チャック部(変速アタッチメント側)、15…先端工具、18…アタッチメント本体部、19…補助ハンドル部、21…変速機構部、22…変速機構部の筐体の一例であるギアケース、23…取付部、24…ハンドル部、28…入力軸、31…本体ケース、31a…胴部、31b…把持部、33…動力源の一例であるモーター、34…動力伝達部、35…出力軸、40…変速機構、61…変速アタッチメント、62…ストッパー。

Claims (5)

  1. 把持部を有する可搬型の動力工具のチャック部に着脱可能に取り付けられる入力軸と、
    前記入力軸の回転を変速させる変速機構部と、
    前記変速機構部により変速された回転が出力されると共に先端工具を着脱可能に取り付け可能なチャック部と、
    を備えたことを特徴とする動力工具用の変速アタッチメント。
  2. 請求項1に記載の変速アタッチメントにおいて、
    前記変速機構部の筐体に固定される補助ハンドル部を更に備えたことを特徴とする動力工具用の変速アタッチメント。
  3. 請求項1に記載の変速アタッチメントにおいて、
    前記変速機構部の筐体と前記動力工具の筐体とに係合可能なストッパーを備えたことを特徴とする動力工具用の変速アタッチメント。
  4. 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の変速アタッチメントにおいて、
    前記変速機構部は、前記入力軸の回転を増速させる増速機構部を備えることを特徴とする動力工具用の変速アタッチメント。
  5. 請求項2に記載の動力工具用の変速アタッチメントにおいて、
    前記補助ハンドル部は、前記入力軸に対して略直交する方向に延びた状態で前記変速機構部の筐体に着脱可能に設けられていることを特徴とする動力工具用の変速アタッチメント。
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