JP2014204237A - 振幅変調回路、及び非接触給電装置 - Google Patents

振幅変調回路、及び非接触給電装置 Download PDF

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Abstract

【課題】変調度が100%未満の場合でも対応でき、且つ高速な振幅変調を可能とする振幅変調回路を提供する。
【解決手段】第1コイル部と第2コイル部を有した送電コイル、前記第1コイル部の磁界放射に関与しない変調用コイル、及び共振コンデンサを備え、発振部から電力を供給される共振回路と、前記第1コイル部と前記第2コイル部が直列に接続される状態と、前記第1コイル部と前記変調用コイルが直列に接続される状態とを、送信データのレベル切替えタイミング及び前記共振回路におけるコイル電流がゼロとなるタイミングに応じて、切替える切替え部と、を備え、前記第1コイル部と前記第2コイル部が直列に接続されたときの合成インダクタンスと、前記第1コイル部と前記変調用コイルが直列に接続されたときの合成インダクタンスは等しく設定されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、振幅変調回路に関する。
従来、デジタル信号を搬送波の振幅を変化させることにより変調する振幅変調であるASK変調(amplitude shift keying)が知られている。
例えば特許文献1には、ASK変調を用いた送信機として、同期リクエスト信号の立ち下り又は立ち上がりに同期してN型FETをオフ又はオンとし、共振回路におけるコンデンサとグランドを遮断・接続するものが開示されている。
これによれば、コンデンサをグランドから遮断したとき、共振エネルギーが共振コンデンサに蓄えられるので、共振信号(送信信号)の立ち下り時間が短くなる。また、次に共振が始まるときには、共振エネルギーが共振コンデンサに既に蓄えられているので、新たな共振がすぐに始まり、共振信号の立ち上がり時間が短くなる。従って、高速なASK変調が可能となる。
また、特許文献2には、ASK変調を用いた送信回路として、共振回路のコンデンサに蓄えられたエネルギーが最大になったタイミングでスイッチ素子をオフとするものが開示されている。スイッチ素子をオフとしたとき、コイルからのエネルギー放出はないので、アンテナであるコイルからも送信信号は出力されない。そして、共振回路に入力される入力電圧の位相が、スイッチ素子が先にオフした位相に一致するタイミングで、スイッチ素子をオンとする。これにより、すぐに共振を再開することができ、コイルから送信信号が出力される。従って、高速なASK変調が可能となる。
特開2001−45075号公報 特開平4−293320号公報
しかしながら、上記特許文献1、2に開示された技術では、変調度が100%の場合でしか対応できないため、電力を伝送する場合には伝送電力が低減してしまうといった問題があった。
そこで、本発明は、変調度が100%未満の場合でも対応でき、且つ高速な振幅変調を可能とする振幅変調回路を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明の一態様に係る振幅変調回路は、第1コイル部と第2コイル部を有した送電コイル、前記第1コイル部の磁界放射に関与しない変調用コイル、及び共振コンデンサを備え、発振部から電力を供給される共振回路と、前記第1コイル部と前記第2コイル部が直列に接続される状態と、前記第1コイル部と前記変調用コイルが直列に接続される状態とを、送信データのレベル切替えタイミング及び前記共振回路におけるコイル電流がゼロとなるタイミングに応じて、切替える切替え部と、を備え、前記第1コイル部と前記第2コイル部が直列に接続されたときの前記第1コイル部と前記第2コイル部の合成インダクタンスと、前記第1コイル部と前記変調用コイルが直列に接続されたときの前記第1コイル部と前記変調用コイルの合成インダクタンスは等しく設定されている構成としている。なお、合成インダクタンスを設計上等しくしているが、実機上で若干誤差が生じる場合も本構成の範囲内である。
このような構成によれば、第1コイル部と第2コイル部から磁界が放射される状態と、第1コイル部のみから磁界放射される状態が切替えられ、振幅変調が行われる。第1コイル部と第2コイル部の分割比によって変調度を任意に設定でき、放射磁界の振幅の小さい箇所で振幅をゼロ以外に設定できるので、伝送電力の低減を抑制できる。
また、コイル電流がゼロになるタイミング、即ち共振コンデンサに蓄積されたエネルギーが最大となるタイミングに応じて切替え部を切替えるので、エネルギー損失が抑制される。そして、切替前後でコイルの合成インダクタンスが変化しないので、共振周波数は変化しない。従って、変調時の放射磁界の振幅変化の応答時間を短くでき、高速な振幅変調が可能となる。
また、上記構成において、前記切替え部は、前記コイル電流がゼロとなったことを検出されたタイミングで切替えることが望ましい。これにより、エネルギー損失がなくなり、変調時の放射磁界の振幅変化の応答時間を極力短くできる。
また、上記構成において、前記発振部の周波数は振幅変調周波数の整数倍であり、前記送信データのレベル切替えタイミングと前記コイル電流がゼロとなるタイミングが一致することとしてもよい。これにより、送信データのレベル切替えタイミングに対応して変調を行うことができる。
また、上記構成において、前記送信データのレベル切替えタイミングが前記コイル電流がゼロとなるタイミングからずれており、前記切替え部は、前記送信データのレベル切替えタイミングの直後の前記コイル電流がゼロとなるタイミングで切替えることとしてもよい。
また、上記構成において、前記共振コンデンサは、前記送電コイル及び前記変調用コイルから成るコイル部に直列に設けられることとしてもよい。これにより、インピーダンスの低い発振部を用いることができ、用途範囲が広くなる。
また、上記構成において、前記共振コンデンサは、前記送電コイル及び前記変調用コイルから成るコイル部に並列に設けられることとしてもよい。これにより、インピーダンスの高い発振部を用いることができる。
また、上記いずれかの構成において、前記変調用コイルは、その中心軸が前記第1コイル部の中心軸に直交するよう配置されることとしてもよい。これにより、低コストで第1コイル部の磁界放射に関与しないようにすることができる。
また、上記いずれかの構成において、前記変調用コイルは、トロイダル状コア材に巻線が巻かれた構成を有することとしてもよい。これにより、変調用コイルから外部への磁界放射を抑えて第1コイル部の磁界放射に関与しないようにでき、省スペース化も可能である。
また、上記いずれかの構成において、元データとサブキャリアに基づいて前記送信データを生成する送信データ生成部を更に備えたこととしてもよい。これにより、サブキャリアの周波数によって、他のデータ通信との混信を抑制できる。
また、本発明の一態様に係る非接触給電装置は、上記いずれかの構成である振幅変調回路と、前記振幅変調回路が備える前記共振回路に電力を供給する発振部と、を備えた構成とする。
本発明によると、変調時に伝送電力の低減を抑制し、且つ高速な振幅変調を可能とする。
本発明の第1実施形態に係る非接触給電装置の構成図である。 本発明の第1実施形態に係る発振部の一例を示す図である。 本発明の第1実施形態に係るコンデンサ電圧、コイル電流、及びコイル電流ゼロの検出タイミングの一例を示すタイミングチャートである。 本発明の第1実施形態に係るコイル電流ゼロの検出タイミング、送信データ、各コイル電流、及び放射磁界の一例を示すタイミングチャートである。 本発明の第1実施形態に係る非接触給電装置を電気自動車の充電に適用した例を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る非接触給電装置の構成図である。 本発明の第3実施形態に係る送信データ生成部を示す図である。 本発明の第3実施形態に係る送信データの生成方法を示す図である。 本発明の第3実施形態に係る非接触給電装置を電動歯ブラシの充電に適用した例を示す図である。
<第1実施形態>
以下に本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。本発明の第1実施形態に係る非接触給電装置の構成を図1に示す。図1に示す非接触給電装置10は、発振部1と、電流検出部2と、変調制御部3と、共振コンデンサC1と、送電コイルL1と、変調用コイルL2と、切替スイッチSW1と、を備えている。なお、電流検出部2と、変調制御部3と、共振コンデンサC1と、送電コイルL1と、変調用コイルL2と、切替スイッチSW1とから、ASK変調回路が構成される。
送電コイルL1は、第1コイル部L11と、第2コイル部L12に分割されており、共振コンデンサC1と第1コイル部L11と第2コイル部L12は、直列に接続される。また、第1コイル部L11と第2コイル部L12との接続点は、変調用コイルL2の一端に接続され、共振コンデンサC1と第1コイル部L11と変調用コイルL2も直列に接続される。よって、共振コンデンサC1と送電コイルL1と変調用コイルL2とから直列共振回路が構成される。
上記直列共振回路に電力を供給する発振部1の発振周波数は、直列共振回路の共振周波数に設定されている。発振部1はインピーダンスの低いものを使用でき、その一例を図2に示す。図2に示す例の発振部1は、発振信号源Sと、スイッチ素子Q1及びQ2と、インバータIVを備える。スイッチ素子Q1の制御端子には発振信号源Sが直接接続され、スイッチ素子Q2の制御端子には発振信号源SがインバータIVを介して接続される。スイッチ素子Q1とQ2は、電源Vddとグランドの間に直列接続され、スイッチ素子Q1とQ2の接続点から出力が取り出される。電源Vddは、非接触給電装置の用途に応じて、例えば5Vや100Vなどに設定できる。
切替スイッチSW1は、第2コイル部L12の一端側と変調用コイルL2の一端側の接続切替えを行うスイッチである。切替スイッチSW1が第2コイル部L12の一端側へ切替えられた場合は、第1コイル部L11と第2コイル部L12が直列接続された状態となり、発振部1からの電力が共振コンデンサC1と第1コイル部L11と第2コイル部L12に供給され、共振コンデンサC1と、第1コイル部L11及び第2コイル部L12からなる共振コイルの間で共振周波数の周期で交互にエネルギーのやり取りが行われる。このとき、図3に示すように、共振コンデンサC1の電圧がピークとなるタイミングでコイル電流はゼロとなる。
一方、切替スイッチSW1が変調用コイルL2の一端側へ切替えられた場合は、第1コイル部L11と変調用コイルL2が直列接続された状態となり、共振部1からの電力が共振コンデンサC1と第1コイル部L11と変調用コイルL2に供給され、共振コンデンサC1と、第1コイル部L11及び変調用コイルL2からなる共振コイルの間で共振周波数の周期で交互にエネルギーのやり取りが行われる。このときも、図3に示すように、共振コンデンサC1の電圧がピークとなるタイミングでコイル電流はゼロとなる。
切替スイッチSW1により、第1コイル部L11と第2コイル部L12からなる共振コイルと、第1コイル部L11と変調用コイルL2とからなる共振コイルに切替えられるが、両方の共振コイルのインダクタンス(合成インダクタンス)は等しくなるように設定される。これにより、いずれに切替えられた場合でも共振周波数は変化しないようにできる。
変調制御部3は、電流検出部2により検出されるコイル電流がゼロとなるタイミングを検出する。コイル電流がゼロとなることを検出するタイミングを図3に示す。このタイミングは、共振コンデンサC1に蓄積されたエネルギーが最大になる、つまりコンデンサ電圧がピークとなるタイミングと同じである。なお、電流検出部2を設けずに、変調制御部3は、共振コンデンサC1と第1コイル部L11の接続点aの電圧がピークとなるタイミングを検出してもよい。
そして、変調制御部3は、入力されたデジタルデータである送信データのレベルが切替わるタイミングと、コイル電流がゼロとなるタイミングに応じて、切替スイッチSW1を切替える。
具体的には、送信データがHighレベルからLowレベルへ切替わるタイミングと、コイル電流がゼロとなるタイミングに応じて、第2コイル部L12の一端側から変調用コイルL2の一端側へ切替スイッチSWを切替える。図4に示す例では、送信データのレベル切替えタイミングとコイル電流がゼロとなる検出タイミングが一致するので、コイル電流がゼロとなるタイミングで切替える。これにより、切替前では第1コイル部L11と第2コイル部L12に流れていたコイル電流が、第1コイル部L11と変調用コイルL2に流れるコイル電流に切替わる。即ち、図4に示すように、第2コイル部L12には電流が流れなくなり、代わりに変調用コイルL2に電流が流れ始める。
コイル電流がゼロとなるタイミング、即ち、共振コンデンサC1に蓄積されたエネルギーが最大となるタイミングで切替えるので、エネルギーを損失しない。そして、切替前後で共振周波数は変化しないので、切替直後から切替直前と同じ振幅でコイル電流が流れる。
ここで、変調用コイルL2は、例えばその中心軸が第1コイル部L11(送電コイルL1)の中心軸と直交するように配置され、第1コイル部L11の磁界放射に変調用コイルL2は関与しない。従って、切替前は第1コイル部L11と第2コイル部L12から軸方向に放射された磁界が、第1コイル部L11のみから軸方向に放射される磁界に切替わる。放射された磁界は、送信信号として、送電コイルL1の軸線上に受電コイルを有する受電装置(不図示)に送信される。これにより、非接触給電装置10と受電装置の間で電力伝送及びデータ通信が行われる。
切替後は第1コイル部L11のみから磁界が放射されるため、図4に示すように、切替前に比して放射磁界の振幅が小さくなる。
また、送信データがLowレベルからHighレベルへ切替わるタイミングと、コイル電流がゼロとなるタイミングに応じて、変調用コイルL2の一端側から第2コイル部L12にの一端側へ切替スイッチSWを切替える。図4に示す例では、送信データのレベル切替えタイミングとコイル電流がゼロとなる検出タイミングが一致するので、コイル電流がゼロとなるタイミングで切替える。これにより、切替前では第1コイル部L11と変調用コイルL2に流れていたコイル電流が、第1コイル部L11と第2コイル部L12に流れるコイル電流に切替わる。即ち、図4に示すように、変調用コイルL2には電流が流れなくなり、代わりに第2コイル部L12に電流が流れ始める。
上記と同様、エネルギーを損失せず、切替前後で共振周波数は変化しないので、切替直後から切替直前と同じ振幅でコイル電流が流れる。そして、切替前は第1コイル部L11のみから放射された磁界が、第1コイル部L11に加えて第2コイル部L12から放射される磁界に切替わるので、図4に示すように、切替前に比して放射磁界の振幅が大きくなる。
このようなASK変調の変調度は、
(第1コイル部L11による磁界強度)/(第1コイル部L11及び第2コイル部L12による磁界強度)
で表され、送電コイルL1における第1コイル部L11と第2コイル部L12の分割比(ほぼ巻数比)の設定により、変調度を任意に設定できる。従って、変調時に放射磁界の振幅の小さい箇所で振幅をゼロ以外に設定でき、電力を伝送する際に伝送電力が低減することを抑制できる。
また、切替え直後に切替前と同じ振幅でコイル電流(共振電流)が流れるので、放射磁界の振幅変化の応答時間を極力短くできる。従って、高速なASK変調が可能となる。
なお、第1コイル部L11の磁界放射に関与しない変調用コイルL2としては、トロイダル(輪)状コア材に巻線が巻かれた構成としてもよい。これにより、変調用コイルL2から外部への磁束放射を抑制でき、省スペース化にも有効である。
また、発振部1の周波数は、ASK変調周波数の整数倍とすれば、コイル電流がゼロとなるタイミングと送信データのレベル切替タイミングを同期(一致)させることができる。なお、コイル電流がゼロとなるタイミングを送信データのレベル切替タイミングからずらすようにしてもよい。この場合、送信データのレベル切替タイミングの直後のコイル電流がゼロとなるタイミングで切替スイッチSW1を切替えればよい。
また、本実施形態に係る非接触給電装置10を電気自動車の充電に適用する場合の模式的なシステム例を図5に示す。図5に示すように、例えば充電スタンドや駐車場などの施設において、駐車した電気自動車151が備える受電装置15と対向するよう地面側に非接触給電装置10が配置される。これにより、非接触給電装置10から受電装置15に電力が伝送され、電気自動車151のバッテリに電力が充電される。また、非接触給電装置10から受電装置15にデータ送信を行える。
なお、本実施形態に係る非接触給電装置10は、自動車の充電以外にも、例えば電動歯ブラシやスマートフォンなどの充電にも適用可能である。
<第2実施形態>
次に、本発明の第2実施形態に係る非接触給電装置の構成を図6に示す。図6に示す非接触給電装置20においては、第1実施形態との相違点として、切替スイッチSW1の切替により第1コイル部L11及び第2コイル部L12からなる送電コイルL1、又は第1コイル部L11と変調用コイルL2とからなるコイル部が共振コンデンサC1と並列接続される。よって、共振コンデンサC1と送電コイルL1と変調用コイルL2とから並列共振回路が構成される。
変調制御部12は、入力されたデジタルデータである送信データのレベルが切替わるタイミングと、電流検出部11により検出されたコイル電流がゼロとなるタイミングに応じて、切替スイッチSW1を切替える。なお、図6における共振コンデンサC1両端電圧のピークとなるタイミングを検出し、そのタイミングに応じて切替スイッチSW1を切替えてもよい。
これにより、第1コイル部L11と第2コイル部L12の分割比によって任意に変調度を設定でき、放射磁界の振幅が小さくなる箇所で振幅をゼロ以外とすることができ、伝送する電力が低減することを抑制できる。また、切替スイッチSW1を切替える際に、共振コンデンサC1に蓄積されたエネルギーが最大となり、エネルギー損失がないので、切替直後に切替直前の振幅でコイル電流(共振電流)が流れる。従って、変調時の放射磁界の振幅変化の応答時間を極力短くでき、高速なASK変調が可能となる。
上記効果は第1実施形態と同様であるが、特に本実施形態では、発振部1としてインピーダンスの高い発振部を用いるときに有効である。
<第3実施形態>
次に、本発明の第3実施形態について説明する。本実施形態の特徴は、上述した第1実施形態及び第2実施形態における送信データの生成方法にある。本実施形態に係る送信データの生成についての構成を図7に示し、送信データの生成についての波形例を図8に示す。図7に示すように送信データ生成部31は、入力される元データとサブキャリアに基づいて送信データを生成する。送信データ生成部31は、上述の変調制御部3(第1実施形態)又は変調制御部12(第2実施形態)の前段側に設けられる。
図8に示すように、元データのHighレベルの箇所ではサブキャリアがそのまま送信データとなり、元データのLowレベルの箇所ではサブキャリアを反転させることで送信データを生成する。
例えば本実施形態に係る送信データ生成部31を適用した非接触給電装置10又は20を電動歯ブラシの充電に適用した場合の模式的な構成例を図9に示す。図9に示すように、非接触給電装置10又は20に電動歯ブラシ32を載置し、非接触給電装置10又は20からASK変調された磁界を電動歯ブラシ32へ放射することで、データ通信及び電力伝送が行える。
図9に示すように、電動歯ブラシ32を載置する非接触給電装置10又は20は複数隣接して配置される場合もある。この場合、非接触給電装置同士で通信を行うと、隣の非接触給電装置から送信された信号が自己の非接触給電装置に載置された電動歯ブラシ32に伝送される場合がある。このようなときでも、非接触給電装置から電動歯ブラシ32への通信にはサブキャリアを用いるので、サブキャリアの周波数によって、隣接する非接触給電装置からの送信信号との混信を抑制できる。
なお、本実施形態は、電動歯ブラシに限らず、例えば隣接する非接触給電装置が並んだ電気自動車用の充電スタンドなどにも適用可能である。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明の趣旨の範囲内であれば、実施形態は種々変形が可能である。
1 発振部
2 電流検出部
3 変調制御部
C1 共振コンデンサ
L1 送電コイル
L11 第1コイル部
L12 第2コイル部
L2 変調用コイル
SW1 切替スイッチ
10、20 非接触給電装置
11 電流検出部
12 変調制御部
15 受電装置
151 電気自動車
31 送信データ生成部
32 電動歯ブラシ

Claims (10)

  1. 第1コイル部と第2コイル部を有した送電コイル、前記第1コイル部の磁界放射に関与しない変調用コイル、及び共振コンデンサを備え、発振部から電力を供給される共振回路と、
    前記第1コイル部と前記第2コイル部が直列に接続される状態と、前記第1コイル部と前記変調用コイルが直列に接続される状態とを、送信データのレベル切替えタイミング及び前記共振回路におけるコイル電流がゼロとなるタイミングに応じて、切替える切替え部と、を備え、
    前記第1コイル部と前記第2コイル部が直列に接続されたときの前記第1コイル部と前記第2コイル部の合成インダクタンスと、前記第1コイル部と前記変調用コイルが直列に接続されたときの前記第1コイル部と前記変調用コイルの合成インダクタンスは等しく設定されている、振幅変調回路。
  2. 前記切替え部は、前記コイル電流がゼロとなったことを検出されたタイミングで切替えることを特徴とする請求項1に記載の振幅変調回路。
  3. 前記発振部の周波数は振幅変調周波数の整数倍であり、前記送信データのレベル切替えタイミングと前記コイル電流がゼロとなるタイミングが一致することを特徴とする請求項2に記載の振幅変調回路。
  4. 前記送信データのレベル切替えタイミングが前記コイル電流がゼロとなるタイミングからずれており、前記切替え部は、前記送信データのレベル切替えタイミングの直後の前記コイル電流がゼロとなるタイミングで切替えることを特徴とする請求項2に記載の振幅変調回路。
  5. 前記共振コンデンサは、前記送電コイル及び前記変調用コイルから成るコイル部に直列に設けられることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の振幅変調回路。
  6. 前記共振コンデンサは、前記送電コイル及び前記変調用コイルから成るコイル部に並列に設けられることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の振幅変調回路。
  7. 前記変調用コイルは、その中心軸が前記第1コイル部の中心軸に直交するよう配置されることを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載の振幅変調回路。
  8. 前記変調用コイルは、トロイダル状コア材に巻線が巻かれた構成を有することを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載の振幅変調回路。
  9. 元データとサブキャリアに基づいて前記送信データを生成する送信データ生成部を更に備えたことを特徴とする請求項1〜請求項8のいずれか1項に記載の振幅変調回路。
  10. 請求項1〜請求項9のいずれか1項に記載の振幅変調回路と、前記振幅変調回路が備える前記共振回路に電力を供給する発振部と、を備えた非接触給電装置。
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