JP2014201523A - エアゾール組成物その使用方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】クレンジング化粧料を油性メーキャップ及び皮膚と充分になじむようにし、更に目の周りなどの粘膜に近い箇所に使用しても刺激がなく、簡単に洗い流すことができる油性クレンジング化粧料と、その製造方法の提供を図る。
【解決手段】(A)液状油60〜95質量%及び(B)親水性界面活性剤2〜40質量%を含むエアゾール原液と、(C)二酸化炭素とをエアゾールバルブ及びノズルを備えた耐圧容器に封入してなる油性クレンジング化粧料。(C)二酸化炭素は、その濃度が3000ppm以上であることが、上記の浸透作用を有効に発揮させる点で適当であり、5000ppm以上であることが望ましい。
【選択図】なし

Description

本発明は、クレンジング化粧料に関して、更に詳しくは組成中に二酸化炭素を含有させることで油性のメーキャップと皮膚となじみが良好で洗浄効果を上げることが可能で、簡単に洗い流すことができる油性クレンジング化粧料に関する。
クレンジング化粧料に関しては、近年、メーキャップ化粧料の化粧持続性が向上するのに伴い、洗浄力が優れている油性クレンジング化粧料が数多く開発されている。その性状も様々で液状、泡状、ジェル状、固形状などがある。
エアゾール形態としては泡沫性油性クレンジング化粧料として特許文献1〜4が提案されている。これらの内容は持続性のある泡沫性油性組成物の提案であり、泡の持続性は良好であるが皮膚及び油性メーキャップとのなじみが悪いものであった。また、請求項への記載は噴射剤とされており、以降の説明で“特に限定せず”となっているが、実施例に関しては、全て液化石油ガス(LPG)、ジメチルエーテル、フロンガスの液化ガスを合計10〜40質量%を必須としており、特許文献3の実施例7に二酸化炭素(二酸化炭素)5.1%を配合した実施例を記載しているがLPGとの併用であり、目の周りで使用した場合は刺激が強すぎて使用できるものではなかった。また、明細書全体の記載を見ても、二酸化炭素に関する個別記載はなく、二酸化炭素配合濃度や二酸化炭素による洗浄力の向上に関する記載や示唆も存在しない。
二酸化炭素のみを用いたエアゾール組成物として特許文献5,6が提案されている。しかしながらこれらの文献はHLBが2〜10の親油性界面活性剤を必須とした油中水型エマルジョンを形成する原液と二酸化炭素からなる発泡性の良い泡沫性エアゾール組成物の提案である。特許文献6にあっては、実施例の処方例3にクレンジング用フォームの記載があるが、水を必須成分としており油性メーキャップに対する洗浄効果に乏しく、また油中水型エマルジョンのため、水での洗浄後に肌に残るため使用感が悪いものであった。
二酸化炭素の効果を用いたものとして、特許文献7,8が提案されている。これらは二酸化炭素による血行促進を目的とするものであり、皮膚の上で二酸化炭素を保留させ、経皮吸収作用により血管内部に二酸化炭素が入り、血流量が増加することにより血行促進効果が発揮されるものである。しかし、水と水溶性増粘剤を必須成分としており、油性メーキャップに関するクレンジング効果は乏しいものであった。
二酸化炭素が経皮吸収により、肌の上から血管内部に入ることは知られているが、口紅などの固形油を浸透させる効果が二酸化炭素にあることは知られてなかった。
特許第3425019号 特許第3908641号 特許第3927095号 特許第4704784号 特許4384767号 特開2011−20929号 特開2009−269914号 特開2012−97013号
本発明は、クレンジング化粧料を油性メーキャップ及び皮膚と充分になじむようにし、更に目の周りなどの粘膜に近い箇所に使用しても刺激がなく、簡単に洗い流すことができる油性クレンジング化粧料と、その製造方法を提供することを課題とする。
本発明者は、口紅などの固形油に対する油性クレンジング化粧料を開発するに際して、鋭意研究の結果、二酸化炭素が、固形油に対して、クレンジング剤を浸透させる作用を果たすことを知見し、本発明を完成させたものである。
本発明は、(A)液状油60〜95質量%及び(B)親水性界面活性剤2〜40質量%を含むエアゾール原液と、(C)二酸化炭素とをエアゾールバルブ及びノズルを備えた耐圧容器に封入してなる油性クレンジング化粧料を提供する。(C)二酸化炭素は、その濃度が3000ppm以上であることが、上記の浸透作用を有効に発揮させる点で適当であり、5000ppm以上であることが望ましい。二酸化炭素濃度の上限値は浸透性の観点からは特にない。但し、実施に際しては、耐圧容器や噴射機構の強度などの関係上、安全性が確保できる範囲内とする必要がある。
本発明の油性クレンジング化粧料にあっては、実質的にLPGやジメチルエーテルなどの液化ガスを噴射剤として含有しないことが、皮膚や粘膜等への強い刺激を避ける点で望ましい。特に、アイシャドウ等の目の付近の化粧料に対するクレンジング化粧料として実施する場合には、この点の配慮は充分に行なう必要がある。
本発明の油性クレンジング化粧料にあっては、エアゾールからの吐出形態は、吐出時に液状で吐出するものであってもよく、または泡状で吐出するものであってもよい。但し、いつまでも消泡しない場合、泡の膜中や泡内部空間に存する二酸化炭素が、口紅などの固形油に対する上記の浸透作用が充分に発揮されないおそれがあるため、泡状で吐出する場合には、3秒以内に泡の一部が消泡するように設計しておくことが望ましい。
(B)親水性界面活性剤は、(A)液状油との関係、並びに口紅などの固形油に対するクレンジング作用との関係から、その親油性・親水性バランス(以下、HLBとする)は10〜19、好ましくは10〜14の範囲とすることか適当である。特に、HLBが10未満では水で洗い流した後の液状油の残りが多く、使用感が悪くなるおそれがある。
また本発明は、油性のメーキャップに対する油性クレンジング化粧料組成物である(A)液状油60〜95質量%及び(B)親水性界面活性剤2〜40質量%を含むエアゾール原液と、(C)二酸化炭素とを、エアゾール用バルブ及びノズルを備えた耐圧容器内に封入を行なう工程を含み、前記封入の際に、前記(C)二酸化炭素の濃度を制御することによって、前記油性のメーキャップに対する前記油性クレンジング化粧料組成物の浸透性を制御することを特徴とする前記油性クレンジング化粧料の製造方法を提供するものである。油性クレンジング化粧料組成物の種類や配合量を変更せずとも、二酸化炭素の濃度を高くなるように制御することによって、クレンジング化粧料の油性メーキャップへの浸透性が高まるように制御できるため、油性クレンジング化粧料の洗浄性能を向上させることができる。
本発明は、クレンジング化粧料組成物を油性メーキャップ及び皮膚と充分になじむようにし、特に、クレンジング化粧料の油性メーキャップへの浸透性を高めて、クレンジング効果を向上させることができる油性クレンジング化粧料を提供することができたものである。
本発明は、クレンジング化粧料組成物の油性メーキャップへの浸透性を制御することができる油性クレンジング化粧料の製造方法を提供することができたものである。
本発明の油性クレンジング化粧料は、油性クレンジング化粧料組成物である(A)液状油60〜95質量%及び(B)親水性界面活性剤2〜40質量%を含む。これらはエアゾール原液の主成分として、エアゾール容器に封入される。
(A)液状油
本発明で使用される液状油は化粧料、医薬部外品、皮膚外用剤等に通常用いられる原料であればよく、例えば流動パラフィン、軽質流動イソパラフィン、スクワラン等の炭化水素油、オクタン酸セチル、ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピル、ラウリン酸ヘキシル、オレイン酸オレイル、オレイン酸デシル、ミリスチン酸オクチルドデシル、ステアリン酸ブチル、ミリスチン酸ミリスチル、イソステアリン酸イソセチルなどのエステル油、アボガド油、ツバキ油、マカダミアナッツ油、トウモロコシ油、オリーブ油、ナタネ油、ヒマシ油、綿実油、ホホバ油、コメヌカ油、パーム油などの油脂類、ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、デカメチルペンタシロキサンなどのシリコーン油などが例示でき、これらの液状油は1種または2種以上が使用できる。
原液中における(A)液状油の配合量は、60〜95質量%が適当である。60質量%未満であると、洗浄効果が乏しくなるおそれがある。他方、95質量%を超えると、洗浄後に油分が多く残るおそれがあり、残った油分は水とのなじみが悪いため、2度洗いが必要となる場合がある。
(B)親水性界面活性剤
本発明で使用される親水性界面活性剤は化粧料、医薬部外品、皮膚外用剤に通常用いられる原料であればよく、例えばポリグリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンソルビット脂肪酸エステル、ポリオキシエチレングルセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンヒマシ油、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンラノリンアルコールなどが挙げられる。その親油性・親水性バランス(以下、HLBとする)が10〜19、好ましくは10〜14の範囲である。HLBが10未満では水で洗い流した後の液状油の残りが多く、使用感が悪くなる。これらの親油性界面活性剤は1種または2種以上を組み合わせることができる。また、比較的高いHLBを有する親水性界面活性剤と比較的低いHLBを有する親水性界面活性剤を混合して使用してもよい。また、影響がない範囲でHLBが10未満の親油性界面活性剤を配合してもよい。
原液中における(B)親水性界面活性剤の配合量は、2〜40質量%が適当である。原液中における2質量%未満であると、油分が水となじみが悪くなるおそれがあり、2度洗いが必要となる場合がある。他方40質量%を超えると、界面活性剤の種類にもよるが、刺激が強くなる傾向があるため好ましくない。
(任意成分)
本発明に係るエアゾール原液は、上記の必須成分の他、本発明の目的を逸脱しない範囲において、上記成分のほかに、例えば、グリセリンやソルビット液やプロピレングリコールなどの保湿剤やエタノールやイソプロパノールなどのアルコール類、(ベヘン酸/エイコサン二酸)グリセリルなどの皮膚軟化剤(エモリエント剤)、アクリルシリコーン系グラフト共重合体などの使用感向上剤、香料、dl-α-トコフェロールなどの酸化防止剤、p−ヒドロキシ安息香酸エステルなどの防腐殺菌剤、pH調整剤、清涼剤、植物抽出物、ビタミン類、美白剤や肌荒れ防止剤などの化粧料や医薬部外品、外用医薬品等の製剤に使用される成分等々を配合することができる。なお、原液の粘度は、エアゾールによる吐出が可能な範囲で適宜変更することができるが、1〜10,000mPa程度が適当である。
(C)二酸化炭素
二酸化炭素は、上記のエアゾール原液と共に耐圧容器に封入される。エアゾール組成物中の二酸化炭素の含有量は、油性メーキャップ中の油分に対する上記(A)(B)のクレンジング成分を浸透させる作用の観点から、3000ppm以上が好ましい。より優れた洗浄効果を発揮させるためには、7000ppm以上がさらに適当である。この二酸化炭素は、エアゾール原液を噴射させる圧縮ガスとしても機能するものであり、他の噴射剤は必要としないが、本願発明の目的を逸脱しない範囲において、二酸化炭素に加えて圧縮空気、窒素、酸素などの圧縮ガスについても、本願発明の目的を逸脱しない範囲において、二酸化炭素に加えて噴射剤として用いてもよい。
なお、日本エアゾール協会の自主基準では圧縮ガスのみを使用したエアゾール製品は35℃における圧力が1.0MPa未満であれば高圧ガス保安法の適用を受けないと定めているため、これ以下の圧力となるようにしておく方が、実施に際しては望ましいと考えられる。
噴射剤としては、従来より、LPGやジメチルエーテルなどの液化ガスを用いることも広く行なわれているが、皮膚や粘膜等への強い刺激を避ける点から、実質的に用いないようにする。ただし、皮膚や粘膜等への強い刺激が生じない微量を、配合することは差し支えない。さらに本発明の目的との関係で注目すべきは、噴射剤として液化ガスを用いた場合、吐出される泡の気泡が大きくなってしまう傾向を示し、その結果泡と対象物の密着が悪くなり、洗浄効果が落ちてしまうおそれがある。
(製造方法とエアゾール容器)
上記水性原液と、上記二酸化炭素とは、エアゾール用バルブ及びノズルを備えた耐圧容器に封入して、本発明の化粧料が製造される。この封入方法には特に制限はなく、例えば、水性原液の各成分を撹拌混合し、調整したのち、耐圧容器に充填し、さらに圧縮二酸化炭素を耐圧容器に封入する方法などを採用することができる。また、用いられる耐圧容器は、封入される二酸化炭素の内圧に耐え封入された内容物を泡状にして噴射できるものであればよく、アルミやブリキなどの金属製のほか、ポリアセタールやポリカーボネート等の合成樹脂などの容器を利用することができる。さらに、噴射口となるノズル径やノズルの長さについても特に制限はなく、封入された内容物を泡状にして噴射できるのに適した種々の大きさや長さのものを使用することができる。
その際、二酸化炭素の封入量を制御し、その濃度を制御することによって、油性のメーキャップに対する前記油性クレンジング化粧料組成物の浸透性を制御することができる。特に、二酸化炭素の濃度を高くなるように制御することによって、前記油性のメーキャップに対する前記油性クレンジング化粧料組成物の浸透性が高まるように制御することができる。
本発明の理解を高めるために、実施例と比較例を示すが、本発明はこれに限定して理解されるべきではない。
(実施例1〜8/比較例1〜3)
表1で示す各成分を混合し、同表に示す二酸化炭素濃度となるように、二酸化炭素濃度の量を制御して、エアゾール用バルブ及びノズルを備えた耐圧容器に封入した。
(二酸化炭素濃度測定方法)
なお、二酸化炭素の濃度測定に関しては、測定条件によって変動が大きいため、以下の二酸化炭素濃度測定方法で行った。
試験装置:Orion 9502BNWP 二酸化炭素電極(Thermo SCIENTIFIC)
表1の各成分を25℃雰囲気下で2.0gをビーカーに取り出し、精製水で20倍(濃度によっては30倍)に希釈して、上記試験装置で二酸化炭素濃度を測定した。測定は各3回実施し、平均値をデータとする(10の位以下は切り捨て)。
試料に関しては、100mlエアゾール容器に試料溶液を50ml充填し、0.6MPa(25℃)になるように二酸化炭素を充填し、二酸化炭素濃度を測定した。
なお、参考までに各原料単体(水に不溶の液状油に関しては、ノニオン性界面活性剤(トリイソステアリン酸PEG-20グリセリル)を20%添加して)の二酸化炭素濃度を測定し、これを表2に示す。
(洗浄効果試験)
人工皮膚モデル(BIO SKIN No.10C 株式会社ビューラックス社製)に市販のウォータープルーフタイプのレッド系口紅(主な成分:水添ポリイソブテン、ヒドロキシステアリン酸オクチル、パラフィン、合成ワックス、酸化チタン、マイカ、顔料など)を塗布後30分間放置して、各試料を塗布して10秒後に流水で10秒間洗い流した後の状態を目視にて評価を行い、その後、指で擦って口紅が落ちているかを確認し、表1にその結果を示した。
評価に関しては以下の内容で判定した。
◎:流水で口紅が80%以上落ち、指で2回擦ると完全に口紅が落ちた
○:流水で口紅が50%以上落ち、指で5回擦ると完全に口紅が落ちた
△:流水で口紅はほとんど落ちないが、指で10回擦ると完全に口紅が落ちた
×:流水で口紅がほとんど落ちず、指で20回以上擦って完全に口紅が落ちたまたは落ちなかった。
(使用性)
使用性に関して、刺激性試験を行い、その結果を表1に示した。試験では、耐圧容器から各試料を1g取り出し、口紅を落とした時に刺激を感じるかどうかのモニター調査を行った(10名)。
○:9名以上が刺激はないと回答した。
△:7名以上が刺激はないと回答した。
×:2名以上が刺激はないと回答した。
(考察)
実施例1〜8では、洗浄効果試験及び使用性(刺激性試験)で良好な結果を示したのに対して、比較例1、2では二酸化炭素濃度が低く、洗浄効果試験では口紅がほとんど落ちず、良好な結果を示すものではなかった。これに加えて、比較例2では、噴射剤として液化ガスを用いたものであるため、使用性(刺激性試験)で刺激を感じさせるものであった。比較例3については、液化ガスを用いたものであるため、使用性(刺激性試験)で刺激を感じさせてしまうことは勿論、たとえ二酸化炭素濃度が充分に高いものであっても、吐出される泡の気泡が大きくなってしまう結果、泡と対象物の密着が悪くなり、洗浄効果が落ちてしまうことが判明した。

Claims (6)

  1. (A)液状油60〜95質量%及び(B)親水性界面活性剤2〜40質量%を含むエアゾール原液と、
    (C)二酸化炭素とを、
    エアゾールバルブ及びノズルを備えた耐圧容器に封入してなる油性クレンジング化粧料であって、
    前記(C)二酸化炭素が濃度3000ppm以上であり、
    実質的にLPGやジメチルエーテルなどの液化ガスを噴射剤として含有しないことを特徴とする油性クレンジング化粧料。
  2. 前記(C)二酸化炭素が濃度5000ppm以上であることを特徴とする請求項1記載の油性クレンジング化粧料。
  3. 吐出時に液状または泡状で吐出するが3秒以内に泡の一部が消泡することを特徴とする請求項1又は2記載の油性クレンジング化粧料。
  4. 前記(B)親水性界面活性剤は、その親油性・親水性バランス(HLB)が10〜19であることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の油性クレンジング化粧料。
  5. 油性のメーキャップに対する油性クレンジング化粧料組成物である(A)液状油60〜95質量%及び(B)親水性界面活性剤2〜40質量%を含むエアゾール原液と、(C)二酸化炭素とを、エアゾール用バルブ及びノズルを備えた耐圧容器内に封入を行なう工程を含み、
    前記封入の際に、前記(C)二酸化炭素の濃度を制御することによって、前記油性のメーキャップに対する前記油性クレンジング化粧料組成物の浸透性を制御することを特徴とする油性クレンジング化粧料の製造方法。
  6. 前記(C)二酸化炭素の濃度を高くなるように制御することによって、前記油性のメーキャップに対する前記油性クレンジング化粧料組成物の浸透性が高まるように制御することを特徴とする請求項5記載の油性クレンジング化粧料の製造方法。
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