JP2014200574A - 弾球遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】遊技中の遊技者の動作が非接触センサを用いた演出に対するものであるか否かを容易に判断することが可能な弾球遊技機を提供する。
【解決手段】遊技機本体の前側の領域を含む検出可能領域内に存在する物体を非接触で検出可能な非接触センサと、この非接触センサの検出結果に基づく演出を実行可能な演出制御手段とを備えた弾球遊技機で、非接触センサによる検出が有効となる検出有効期間S3〜S7中に、非接触センサと無関係の演出では用いない独自の態様、例えば非接触センサと無関係の演出では用いない独自の発光手段を発光させる等により特定報知S4〜S8を行うように構成する。
【選択図】図4

Description

本発明は、パチンコ機、アレンジボール機等の弾球遊技機に関するものである。
パチンコ機等の弾球遊技機に対しては古くから様々なゴト行為による被害が報告されているが、中でも最も多いのが、ガラス越しに磁石を使って遊技球を誘導する、いわゆる磁石ゴトである。
このような磁石ゴトに対し、遊技機メーカー側では遊技盤上に磁気センサを配置する等の対策を行っているが(例えば特許文献1)、必ずしも万全ではない。そこで、遊技ホール側でも、ガラス窓に手をかざす等の遊技者の不自然な動作を監視カメラ等により監視するなどの対策を行っている。
特開2012−040203
ところで、弾球遊技機の中には、検出可能領域内に存在する物体を非接触で検出可能な非接触センサ(いわゆるモーションセンサ)を用いて例えばガラス窓の前側近傍での遊技者の動作を検出し、その検出結果に基づいて所定の演出を行うようにしたものが存在する。この種の弾球遊技機では、非接触センサによる検出が有効となる検出有効期間中は遊技者がガラス窓の前側に手をかざす等の動作を行うことになるが、この動作は磁石ゴトを行う際の動作と見分けがつきにくく、遊技ホール側の監視負担が大きくなるという問題があった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、遊技中の遊技者の動作が非接触センサを用いた演出に対するものであるか否かを容易に判断することが可能な弾球遊技機を提供することを目的とする。
本発明は、遊技機本体1の前側の領域を含む検出可能領域内に存在する物体を非接触で検出可能な非接触センサ52と、前記非接触センサ52の検出結果に基づく演出を実行可能な演出制御手段61とを備えた弾球遊技機において、前記非接触センサ52による検出が有効となる検出有効期間中に特定報知を行うように構成したものである。
前記特定報知を、非接触センサ52と無関係の演出では用いない独自の態様により行うことが望ましい。即ち、所定の発光手段21を、非接触センサ52と無関係の演出では用いない独自の発光パターンで発光させたり、非接触センサ52と無関係の演出では用いない独自の発光手段21aを発光させたり、所定の可動体に、非接触センサと無関係の演出では行わない独自の動作をさせたり、所定の外部出力端子から信号を出力する等により前記特定報知を行うようにしてもよい。
また、前記検出有効期間の終了後まで前記特定報知の実行期間を拡大してもよい。また、前記検出可能領域が、遊技領域10の前側に配置される透明板13aの前側の領域を含むように前記非接触センサ52を配置してもよい。
本発明によれば、遊技機本体の前側に手をかざす遊技者を発見したとき、特定報知が実行されているか否かによって、それが非接触センサを用いた演出に対する正常な動作であるか、非接触センサを用いた演出とは無関係の不自然な動作であるかを容易に判断することができる。
本発明の第1の実施形態を示すパチンコ機における全体正面図である。 同パチンコ機における要部側面断面図である。 同パチンコ機におけるモーション演出に関する制御系のブロック図ある。 同パチンコ機におけるモーション演出制御処理のフローチャートである。 同パチンコ機におけるモーション演出中の画像表示及び報知処理の一例を示す説明図である。 本発明の第2の実施形態を示すパチンコ機におけるモーション演出に関する制御系のブロック図ある。 同パチンコ機におけるモーション演出制御処理のフローチャートである。 本発明の第3の実施形態を示すパチンコ機におけるモーション演出に関する制御系のブロック図ある。 同パチンコ機におけるモーション演出制御処理のフローチャートである。 本発明の第4の実施形態を示すパチンコ機におけるモーション演出制御処理のフローチャートである。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳述する。図1〜図5は本発明をパチンコ機に採用した第1の実施形態を例示している。図1において、遊技機本体1は、矩形状の外枠2と、この外枠2の前側に左右一側、例えば左側のヒンジ3により開閉自在に枢着された前枠4とを備えている。
前枠4には、その上部側に遊技盤5等が、下部側に発射手段6等が夫々配置されており、その前枠4の前側には、遊技盤5の前側を覆うガラス扉7と、そのガラス扉7の下側で発射手段6等の前側を覆う下部開閉扉8とがヒンジ3と同じ側のヒンジ9により開閉及び着脱自在に枢着されている。
ガラス扉7には、遊技盤5の前面側に設けられた遊技領域10に対応してガラス窓11が形成されている。このガラス窓11は、ガラス扉7に形成された開口部11aと、この開口部11aに対応して例えばガラス扉7の裏側に着脱自在に装着されたガラスユニット12とで構成されている。ガラスユニット12は、遊技領域10の前側を遊技球が通過可能な状態で規制するもので、所定の隙間を介して平行に配置された前後2枚のガラス板(透明板)13a,13bと、これら2枚のガラス板13a,13bをその外周側で保持するガラス保持枠(図示省略)とで構成されており(図2)、遊技者は遊技機本体1の前側からこのガラス板13a,13bを介して遊技領域10内の様子を視認可能となっている。また、ガラス扉7の前面側は、開口部11aを除く略全面が合成樹脂製の前面パネル14により覆われている。
下部開閉扉8の前面側には、払い出し手段(図示省略)から払い出された遊技球を貯留して発射手段6に供給する上皿15、その上皿15が満杯のときに余剰球を貯留する下皿16、演出用の操作ボタン17a,17b、発射手段6を作動させるための発射ハンドル18等が配置されている。上皿15、下皿16等は、合成樹脂製のカバーパネル19によってその略全体が前側から覆われており、演出用操作ボタン17a,17bはそのカバーパネル19上に配置され、発射ハンドル18はカバーパネル19の前側に突設されている。
また、前枠4の前側には、例えば上部側に2個、下部側に1個の計3個のスピーカ20が配置されると共に、前面パネル14、カバーパネル19の裏側に多数のLED21が配置されている。なお本実施形態では、前枠4上に設けられた多数のLED21のうちの一部(例えば前枠4の上部のLED)を、後述するモーション演出に関する報知にのみ用いる特定LED(独自の発光手段)21aとしている。
遊技盤5は、例えばガラス扉7を開放した状態で前枠4の前側に着脱自在に装着されている。この遊技盤5の前面側には、発射手段6から発射された遊技球を案内するガイドレール22が環状に装着されると共に、そのガイドレール22の内側の遊技領域10内には、例えば中央表示ユニット23、普通図柄始動手段24、第1特別図柄始動手段25a、第2特別図柄始動手段25b、大入賞手段26、普通入賞手段27等の各種遊技部品が配置されている。
中央表示ユニット23は、例えば遊技領域10の左右方向略中央における上部側に配置されており、遊技盤5に形成された装着孔5a(図2)に対して前側から着脱自在に装着される前装飾枠28と、液晶式その他の画像表示手段29を保持した状態で、前装飾枠28に対応して遊技盤5の裏側に着脱自在に装着される後ケース30とを備えており、発射手段6により遊技領域10の上部側に打ち込まれた遊技球は、この中央表示ユニット23の右側の右流下経路10aと左側の左流下経路10bとの何れかを流下するようになっている。
前装飾枠28上には、例えば普通図柄表示手段31、第1,第2特別図柄表示手段32a,32b、普通保留個数表示手段33等の表示手段が設けられると共に、下部側には、例えば左側部のワープ入口34に入球した遊技球を左右に転動させて前側に落下させる球ステージ35が設けられている。また、画像表示手段29には、演出図柄36、特別保留個数報知画像37の他、各種演出に応じて、例えばモーション演出時には検出有効期間報知画像38(図5(a))、モーション演出画像39(図5(c))等を表示可能となっている。
普通図柄始動手段24は、普通図柄表示手段31による図柄変動を開始させるためのもので、遊技球が通過可能な通過ゲート等により構成され、例えば中央表示ユニット23の右側の右流下経路10a上に配置されており、通過検出スイッチ(図示省略)により遊技球の通過を検出可能となっている。
普通図柄表示手段31は、普通図柄を変動表示するためのもので、例えば「○」「×」の2種類の普通図柄に対応する2個の発光体(例えばLED)により構成されており、普通図柄始動手段24を遊技球が通過することを条件にそれら2つの発光体が所定時間交互に点滅して、普通図柄始動手段24を遊技球が通過したときに取得された当たり判定乱数値が予め定められた当たり判定値と一致する場合には当たり態様に対応する「○」側の発光体が発光した状態で、それ以外の場合には外れ態様に対応する「×」側の発光体が発光した状態で、点滅が終了するようになっている。
また、普通図柄表示手段31の変動表示中、又は後述する普通利益状態中に普通図柄始動手段24を遊技球が通過した場合には、その通過時に取得された当たり判定乱数値が予め定められた上限保留個数、例えば4個を限度として記憶されると共に、例えば上限保留個数と同数の発光体よりなる普通保留個数表示手段33がその発光個数により当たり判定乱数値の記憶個数(以下、普通保留個数)を表示して、その時点での普通保留個数を遊技者に報知するようになっている。
第1特別図柄始動手段25aは、第1特別図柄表示手段32aによる図柄変動を開始させるためのもので、開閉手段等を有しない非作動式入賞手段により構成され、例えば中央表示ユニット23の下側に配置されており、入賞した遊技球を遊技球検出スイッチ(図示省略)により検出可能となっている。第1特別図柄始動手段25aは、例えば遊技領域10内の釘配置等により、右流下経路10aを流下してきた遊技球よりも左流下経路10bを流下してきた遊技球(中央表示ユニット23の球ステージ35を経た遊技球を含む)が入賞する頻度が高くなるように調整されている。
第2特別図柄始動手段25bは、第2特別図柄表示手段32bによる図柄変動を開始させるためのもので、開閉手段43により遊技球が入賞可能な開状態と入賞不可能な閉状態とに切り換え可能な作動式入賞手段により構成され、例えば第1特別図柄始動手段25aの下側に配置されており、入賞した遊技球を遊技球検出スイッチ(図示省略)により検出可能となっている。この第2特別図柄始動手段25bは、普通図柄表示手段31の変動後の停止図柄が当たり態様となって普通利益状態が発生したときに、開閉手段43が所定のパターンで閉状態から開状態に変化して、右流下経路10a又は左流下経路10bを流下してきた遊技球が入賞可能となるように構成されている。なお、第2特別図柄始動手段25bは閉状態のときにも入賞可能な構成であってもよい。
第1,第2特別図柄表示手段32a,32bは、夫々1個又は複数個、例えば各1個の特別図柄を変動表示可能な7セグメント式等の表示手段により構成されており、第1特別図柄表示手段32aは第1特別図柄始動手段25a、第2特別図柄表示手段32bは第2特別図柄始動手段25bに遊技球が入賞することを条件に第1,第2特別図柄を所定時間変動表示して、それら第1,第2特別図柄始動手段25a,25bへの入賞時に取得された大当たり判定乱数値が予め定められた大当たり判定値と一致する場合には所定の大当たり態様で、それ以外の場合には外れ態様で夫々停止するようになっている。
第1,第2特別図柄は、例えば数字図柄等ではなく、それ自体としては特別な意味を持たない線と点の組み合わせ等よりなる複数種類の図柄で構成され、それらの図柄のうちの1又は複数が大当たり態様、それ以外が外れ態様に設定されている。
また、第1,第2特別図柄の変動表示中、又は後述する特別利益状態中に第1,第2特別図柄始動手段25a,25bに遊技球が入賞した場合には、その入賞時に取得された大当たり判定乱数値等が夫々所定の上限保留個数、例えば各4個を限度として記憶されると共に、それら大当たり判定乱数値の記憶個数(以下、第1,第2特別保留個数)に対応する特別保留個数報知画像37が例えば画像表示手段29上に表示されることにより、その時点での第1,第2特別保留個数が遊技者に報知されるようになっている。
なお、例えば大当たり状態中には第1,第2特別図柄表示手段32a,32bの図柄変動を開始しない他、第1,第2特別図柄表示手段32a,32bの何れか一方の図柄変動中には他方の図柄変動を開始せず、両方が同時に変動中にはならないように制御される。更に、第1,第2特別保留個数が共に1以上である場合には、例えば第1特別図柄表示手段32aの図柄変動よりも第2特別図柄表示手段32bの図柄変動を優先して行うように構成されている。もちろん、第1,第2特別図柄表示手段32a,32bの何れか一方の図柄変動中であっても他方の図柄変動を開始可能としてもよい。
また、第1,第2特別図柄表示手段32a,32bによる第1,第2特別図柄の変動表示中には、それと同期して例えば画像表示手段29上に1個又は複数個、例えば左右方向に3個の演出図柄36が変動表示されるようになっている。演出図柄36には、例えば「0」〜「9」の10種類の数字図柄が用いられ、「6・6・6」「7・7・7」等、3つの図柄が全て同じ図柄で揃ったものが大当たり態様、少なくとも1つの図柄が異なるものが外れ態様となっている。また、演出図柄36の変動後の停止図柄は、第1,第2特別図柄表示手段32a,32bによる第1,第2特別図柄が大当たり態様で停止する場合には大当たり態様となり、第1,第2特別図柄が外れ態様で停止する場合には任意の外れ態様となる。なお、第1,第2特別図柄表示手段32a,32bによる第1,第2特別図柄の変動表示中、画像表示手段29上で第1,第2特別図柄の変動内容とは直接関係のない演出を行う場合があってもよい。
大入賞手段26は、例えば前後にスライド可能な開閉板44を備えた作動式入賞手段で、例えば右流下経路10a内で且つ普通図柄始動手段24よりも下流側に配置されており、入賞した遊技球を遊技球検出スイッチ(図示省略)により検出可能となっている。この大入賞手段26は、第1,第2特別図柄表示手段32a,32bの変動後の第1,第2特別図柄が大当たり態様となることに基づいて特別利益状態が発生したときに、開閉板44が例えば複数種類の開放パターンの何れかに従って後側に開放して、右流下経路10aを流下してきた遊技球を内部へと入賞させるように構成されている。なお、開閉板44は、例えば閉状態のときに上部側から落下してきた遊技球を遊技領域10の中央側に案内するように左下がりの傾斜状に形成されている。
普通入賞手段27は、遊技領域10の下部側に例えば複数配置されており、入賞した遊技球を遊技球検出スイッチ(図示省略)によりそれぞれ検出可能となっている。
また、遊技領域10内には、例えば中央表示ユニット23上に非接触センサユニット51が配置されている。非接触センサユニット51は、図1,図2に示すように、非接触センサ52と、磁気センサ53と、これらのセンサ52,53を収容するセンサケース54とを備え、例えば球ステージ35の後部上側に配置されている。
センサケース54は、前ケース体55と後カバー56とで例えば縦長状に形成されており、例えば上部側に非接触センサ収容部57が、下部側の磁気センサ収容部58がそれぞれ設けられている。非接触センサ収容部57は、例えば前向き膨出状に形成されており、その前面側に開口状のセンサ窓57aが設けられている。
非接触センサ52は、投光部から投射した光の反射光を受光部で受光することにより、一定の検出可能領域内に存在する物体を検出可能な反射型のモーションセンサにより構成されており、投光部及び受光部が形成されたセンサ面52aを、センサ窓57aから例えば前斜め下向きに露出させた状態で非接触センサ収容部57内に収容・固定されている。
この非接触センサユニット51は、中央表示ユニット23の区画部材59上に配置されている。区画部材59は、例えば球ステージ35上を転動する遊技球が球ステージ35よりも後側に進入することを阻止するためのもので、例えば透明な平板状に形成されており、球ステージ35の後側に沿って所定高さに立設され、例えば前装飾枠28の背面側に固定されている。区画部材59には、例えば左右方向略中央の上部側に取付孔59aが形成されており、非接触センサユニット51は、非接触センサ収容部57を取付孔59aから前側に突出させた状態で、区画部材59の背面側に着脱自在に装着されている。
ここで、非接触センサ52の前側にはガラス板13a,13bが存在するため、図2に示すように、前側のガラス板13aの前側の一定領域に存在する物体(遊技者の手指等)が検出可能となるように非接触センサ52の検出可能領域が設定されている。
図3は、非接触センサ52を用いるモーション演出に関する制御系のブロック図である。モーション演出を制御するモーション演出制御手段61は、遊技の進行を統括的に制御する主制御基板62からのコマンドに基づいて各種演出手段を制御する演出制御基板63上に設けられている。
モーション演出制御手段(演出制御手段)61は、演出誘導手段64、演出報知手段65、検出判定手段66、演出実行手段67等を備え、図4に示すモーション演出制御処理を実行するように構成されている。
このモーション演出制御処理(図4)では、まず主制御基板62からのモーション演出開始コマンドの受信状態を監視する(S1)。なお、主制御基板62からのモーション演出開始コマンドは、第1,第2特別図柄表示手段32a,32bの変動表示中、特別利益状態中等の所定のタイミングで、例えばモーション演出を行うか否かの抽選結果等に基づいて送信されるようになっている。なお、モーション演出を行うか否かの抽選は演出制御基板63側で行うようにしてもよい。
ここで、例えば演出図柄36の変動パターンのうちの特定変動パターンにおいてモーション演出が行われる場合には、その特定変動パターンによる変動開始を指示する変動パターン指定コマンドが、S1におけるモーション演出開始コマンドに相当する。
主制御基板62からモーション演出開始コマンドを受信すると(S1:Yes)、その後の所定のタイミングで検出有効期間が開始される(S2→S3)。ここで、「検出有効期間」とは、非接触センサ52による検出結果が有効となる期間である。検出有効期間が開始されると、演出誘導手段64の制御により、遊技者に所定動作を促す、例えば「モーションセンサに手をかざせ!」等の検出有効期間報知画像38の表示、及びその検出有効期間報知画像38に対応する音声出力が開始される(S3)と共に、演出報知手段65の制御により、非接触センサ52の検出有効期間中であることを示す特定LED21aの発光(特定報知)が開始される(S4)(図5(a))。なお、特定LED21aの発光は、連続発光でもよいし所定パターンの点滅発光でもよい。
検出有効期間の開始後は、所定時間が経過するまで(S6)、検出判定手段66によって非接触センサ52の状態が監視され、非接触センサ52による検出結果が所定条件を満たしたか否か、即ち例えば検出有効期間開始後に非接触センサ52による検出があったか否かが判定される(S5)。遊技者が検出有効期間報知画像38による誘導を無視して所定動作を行わず、それによって非接触センサ52による検出結果が所定条件を満たしたと判定されることなく所定時間が経過した場合には(S6:Yes)、検出有効期間はここで終了し、検出有効期間報知画像38の表示及びそれに対応する音声出力が終了する(S7)と共に、例えば特定LED21aの発光(特定報知)も終了し(S8)、モーション演出開始コマンドの監視状態(S1)に移行する。
一方、遊技者が検出有効期間報知画像38による誘導に応じて例えばガラス窓11の前側に手をかざすことにより(図5(b))、所定時間が経過するまでに非接触センサ52による検出結果が所定条件を満たしたと判定された場合には(S5:Yes)、例えばその時点で検出有効期間は終了し、検出有効期間報知画像38の表示及びそれに対応する音声出力が終了する(S7)と共に、例えば特定LED21aの発光(特定報知)も終了する(S8)。そして、例えば所定のモーション演出画像39を画像表示手段29に表示する処理、その他の検出時演出処理が行われた後(S9)(図5(c))、モーション演出開始コマンドの監視状態(S1)に移行する。ここで、モーション演出画像39は、例えば図柄変動における大当たり信頼度を表す画像等が考えられる。
このように、本実施形態のパチンコ機では、モーション演出中における検出有効期間中は、非接触センサ52と無関係の演出では用いない独自の特定LED21aが発光するため、ガラス窓11に手をかざす遊技者を発見したとき、特定LED21aが発光しているか否かによって、それがモーション演出に対する正常な動作であるか、モーション演出とは無関係の不自然な動作であるかを、例えば監視カメラの映像等からでも容易に判断することができ、遊技ホールによるゴト行為の監視負担を軽減できる。
図6及び図7は本発明の第2の実施形態を例示し、第1の実施形態を一部変更して、特定報知を、独自の特定LED21aを発光させる処理ではなく、LED21を、非接触センサ52と無関係の演出では用いない独自の発光パターンで発光させる処理とした例を示している。
本実施形態のモーション演出制御処理(図7)では、検出有効期間の開始(S3)から終了(S7)まで、前枠4上のLED21(図6)が独自発光パターンで発光されるようになっている(S4a,S8a)。この独自発光パターンは、非接触センサ52と無関係の演出では用いられない発光パターン、即ちモーション演出でのみ用いられる発光パターンであればよいが、他の演出に係る発光パターンと容易に見分けがつくものであることが望ましい。
このように、非接触センサ52と無関係の他の演出でも用いられるLED21を、非接触センサ52と無関係の演出では用いない独自発光パターンで発光させることにより、第1の実施形態と同様、ガラス窓11に手をかざす遊技者の動作がモーション演出に対する正常な動作であるか、モーション演出とは無関係の不自然な動作であるかを、例えば監視カメラの映像等からでも容易に判断することができ、遊技ホールによるゴト行為の監視負担を軽減できる。
図8及び図9は本発明の第3の実施形態を例示し、第1,第2の実施形態を一部変更して、特定報知を、外部出力端子から信号を出力する処理とした例を示している。
本実施形態のモーション演出制御処理(図9)では、検出有効期間の開始(S3)から終了(S7)まで、検出有効期間中であることを示す外部出力信号(以下、モーション演出中信号)が、所定の外部出力端子71(図8)から出力されるようになっている(S4b,S8b)。この外部出力端子71は、遊技ホール側のシステムと接続されるため、例えば監視カメラの映像によってガラス窓11に手をかざす遊技者を発見したとき、モーション演出中信号が出力されているか否かによって、それがモーション演出に対する正常な動作であるか、モーション演出とは無関係の不自然な動作であるかを容易に判断することができ、遊技ホールによるゴト行為の監視負担を軽減できる。また例えば、モーション演出中信号に基づいて遊技島側の報知手段(ランプ等)を作動させるようにしてもよい。
図10は本発明の第4の実施形態を例示し、第1の実施形態における特定報知の実行期間を変更した例を示している。図10に示すように、本実施形態のモーション演出制御処理では、特定LED21aを発光させることによる特定報知の開始時期については、第1の実施形態と同様、検出有効期間の開始時(S4)としているが、特定報知の終了時期については、検出有効期間の終了時ではなく、モーション演出の終了時としている。
モーション演出の終了時とは、非接触センサ52による検出結果が所定条件を満たすことなく所定時間が経過した場合には検出有効期間の終了時であり、所定時間が経過するまでに非接触センサ52による検出結果が所定条件を満たした場合にはその後の検出時演出処理(S9)の終了時である。
このように、特定報知の実行期間を検出有効期間中に限るのではなく、特に検出有効期間の開始から所定時間が経過するまでに非接触センサ52による検出結果が所定条件を満たした場合については、特定報知の実行期間を検出有効期間の終了後まで拡大することにより、善意の遊技者を誤ってゴト行為者と判断してしまう可能性を低くできる。
以上、本発明の実施形態について詳述したが、本発明はこの実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば、特定報知としては、実施例で示したものの他に、例えば画像表示手段29に所定の画像を表示する処理、可動体に所定動作を行わせる処理、所定の音声を出力する処理等が考えられる。但し、監視カメラによる監視を想定すると、特定報知は視覚的な報知態様で行うことが望ましく、例えば音声等による報知を行う場合には他の視覚的な報知と組み合わせることが望ましい。
可動体によって特定報知を行う場合、非接触センサ52と無関係の演出中には動作しない独自の可動体を用いてもよいし、非接触センサ52と無関係の演出中にも用いられる可動体に非接触センサ52と無関係の演出中とは異なる独自の動作をさせてもよい。
特定報知は、ある程度離れた場所からでも認識可能とする必要がある。従って、例えばLED等の発光手段により特定報知を行う場合、その発光手段の少なくとも一部は遊技盤5以外の前枠4上に配置されていることが望ましい。
LED等の発光手段によって特定報知を行う場合、非接触センサ52と無関係の演出中には用いない独自の発光色で発光させるようにしてもよい。
特定報知の実行期間は検出有効期間を含んでいればよく、検出有効期間の前後の少なくとも一方側に拡大してもよい。
非接触センサ52は、その検出可能領域に遊技機本体1の前側の領域(特にガラス窓11の前側)を含んでいればよい。従って、非接触センサ52は遊技盤5上、即ちガラス窓11の後側に配置したものに限られず、例えばガラス窓11の外側の前枠4上に配置したものでもよい。
また本発明は、パチンコ機に限らず、アレンジボール機、雀球遊技機等の各種の弾球遊技機においても同様に実施することが可能である。
1 遊技機本体
10 遊技領域
13a ガラス板(透明板)
21 LED(発光手段)
21a 特定LED(発光手段)
52 非接触センサ
61 モーション演出制御手段(演出制御手段)

Claims (8)

  1. 遊技機本体の前側の領域を含む検出可能領域内に存在する物体を非接触で検出可能な非接触センサと、
    前記非接触センサの検出結果に基づく演出を実行可能な演出制御手段と
    を備えた弾球遊技機において、
    前記非接触センサによる検出が有効となる検出有効期間中に特定報知を行うように構成した
    ことを特徴とする弾球遊技機。
  2. 前記特定報知を、非接触センサと無関係の演出では用いない独自の態様により行う
    ことを特徴とする請求項1に記載の弾球遊技機。
  3. 所定の発光手段を、非接触センサと無関係の演出では用いない独自の発光パターンで発光させることにより前記特定報知を行う
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の弾球遊技機。
  4. 非接触センサと無関係の演出では用いない独自の発光手段を発光させることにより前記特定報知を行う
    ことを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の弾球遊技機。
  5. 所定の可動体に、非接触センサと無関係の演出では行わない独自の動作をさせることにより前記特定報知を行う
    ことを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の弾球遊技機。
  6. 所定の外部出力端子から信号を出力することにより前記特定報知を行う
    ことを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載の弾球遊技機。
  7. 前記検出有効期間の終了後まで前記特定報知の実行期間を拡大した
    ことを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載の弾球遊技機。
  8. 前記検出可能領域が、遊技領域の前側に配置される透明板の前側の領域を含むように前記非接触センサを配置した
    ことを特徴とする請求項1〜7の何れかに記載の弾球遊技機。
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