JP2014200019A - 干渉波除去装置および干渉波除去方法 - Google Patents

干渉波除去装置および干渉波除去方法 Download PDF

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【課題】同一周波数帯を複数の無線アプリケーションで使用している場合に、所望の受信波に対する干渉波を抑圧することが出来る干渉波除去装置および干渉波除去方法を提供する。【解決手段】所望波受信用のアンテナIrと干渉波専用の受信アンテナIiを備え、2つの受信系統のBEF2r、BEF2iにより受信信号R2、I2を取り出して相関部3に入力して取出した相関信号Wにより干渉波I2から干渉波のレプリカ信号Cを生成し、更に干渉を受けた所望波の受信信号R1から干渉波のレプリカ信号Cを減算することにより干渉波を除去して所望波srのみを取り出す。【選択図】 図1

Description

本発明の実施形態は、受信機に所望受信電波よりも広い帯域で受信する干渉波の干渉波除去装置および干渉波除去方法に関する。
移動通信、固定通信、衛星通信などの受信機には、通信の所望の受信波に加えて多くの電波が到来する。最近は、通信、放送の高速化、広帯域化、が進み、昔の単一周波数の混信とは比較にならないほど広い帯域で連続する干渉波が受信される。
映像信号の様な広帯域な所望波に狭帯域の信号が干渉波となって受信される場合には干渉波の周波数の信号成分をノッチフィルタで除去する方法が取られた(例えば、特許文献1。)。
ところが、同一周波数帯を使用する通信、放送等の無線アプリケーション間で干渉が発生し、干渉波帯域が所望波の帯域よりも広い場合は、干渉元を特定し、出力周波数や電力の調整、アンテナの指向性変更、設置場所の変更、調整などにより所望波と干渉波とのアイソレーションを確保しなければならない。
免許を得て運用している無線局や放送局の場合の様な干渉元が特定出来る場合は良いが、映像信号や、高速データを送信する無線リンクなど免許が不要な微小電力送信装置や、法定レベル以下であってもケーブル、機器等からの漏洩電波が干渉源となる場合も多い。
例えば、デジタル放送用アンテナに付属するRFコンバータから家庭用の受信機へ伝送される中間周波信号がケーブル、接栓から漏洩し、移動通信システムに影響する事例がある。この場合は、発生源の特定が困難であり、また特定できたとしても発生源の機材の改修も現実的に容易ではない。
このような所望波よりも広い帯域の干渉波による干渉障害では、干渉波の発信元の特定、また機器やアンテナの調整変更などの上記アイソレーション対策が困難であることが多い問題があった。
特開2005−260860号公報
従来干渉障害では、干渉波の発信元の特定、また機器やアンテナの調整変更などの上記アイソレーション対策が困難であることが多い問題があった。
本発明が解決しようとする課題は、同一周波数帯を複数の無線アプリケーションで使用している場合に、所望の受信波に対する干渉波を抑圧することが出来る干渉波除去装置および干渉波除去方法を提供することである。
上記目的を達成するために、本実施形態の干渉波除去装置は、所望信号の電波を受信する第1のアンテナが受信した信号を、前記所望信号が占有する周波数帯域よりも広い周波数に亘り増幅した第1の増幅信号を出力する第1の増幅処理回路と、前記第1の増幅信号が入力され前記周波数帯域における信号を減衰して第1の相関測定信号として出力する第1のBEFフィルタと、前記周波数帯域よりも広い周波数に亘り送信され、前記所望信号に干渉を与える干渉波のみを受信する第2のアンテナが受信した信号を前記周波数帯域よりも広い周波数に亘り増幅した第2の増幅信号を出力する第2の増幅処理回路と、前記第2の増幅信号が入力され、前記第1のBEFフィルタと同じ減衰特性を有して第2の相関測定信号として出力する第2のBEFフィルタと、前記第1及び、第2の相関測定信号が入力され、それらの間の相関を示す相関信号を出力する相関部と、前記第2の増幅信号と前記相関信号とが入力され、前記第2の増幅信号を前記相関信号により補正することにより、前記第1の増幅信号に含まれる前記干渉波のレプリカ信号を生成して出力する補正部と、前記第1の増幅信号と前記レプリカ信号とが入力され、前記第1の増幅信号から前記レプリカ信号を減算することにより前記所望信号を抽出して出力する減算器とを備えることを特徴とする。
また、本実施形態の干渉波除去装置の干渉波除去方法は、第1及び、第2のアンテナと、BEFフィルタと、増幅処理回路と、相関部と、補償手段とを備える干渉波除去装置の干渉波除去方法において、第1の前記増幅処理回路が、前記第1のアンテナが受信する電波を前記周波数帯域よりも広い周波数に亘り増幅して、第1の増幅信号を出力し、第1の前記BEFフィルタは、前記第1の増幅信号から前記周波数帯域の信号を減衰して第1の相関測定信号として出力し、第2の前記増幅処理回路は、前記所望信号に干渉を与える干渉波信号のみを受信する前記第2のアンテナが受信した信号を前記周波数帯域よりも広い周波数に亘り増幅した第2の増幅信号を出力し、第2の前記BEFフィルタは、前記第2の増幅信号から前記周波数帯域の信号を減衰して第2の相関測定信号として出力し、前記相関部は、前記第1及び、第2の相関測定信号が入力され、それらの間の相関を示す相関信号を出力し、前記補償手段は、前記第2の増幅信号と前記相関信号とが入力され前記第1の増幅信号に含まれる前記干渉信号のレプリカ信号を生成し、前記第1の増幅信号から前記レプリカ信号を減算することにより前記干渉波を除去して前記所望信号を出力することを特徴とする。
本実施形態に係わる干渉波除去装置の動作を説明する機能ブロック図である。 図1に示された干渉波除去装置の動作を説明する動作概念図である。 本実施形態に係わる干渉波除去装置の動作を説明する機能ブロック図の詳細な1例である。 干渉波受信方向調整機能が付加された干渉波除去装置の動作処理を説明する機能ブロック図である。 干渉波の周波数帯域を自動設定する干渉波除去装置の動作を説明する機能ブロック図である。 干渉波除去装置の干渉波受信周波数特性の調整方法を説明する概念図である。
以下実施形態の干渉波除去装置の動作を図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態に係わる干渉波除去装置の動作を説明する機能ブロック図、図2は、図1に示された干渉波除去装置の動作を説明する動作概念図であって、図1に示される各機能ブロックで処理された信号の状況を示している。
図1において干渉波除去装置は、アンテナIa、Ir、受信処理部1i、1r、BEF(Band Elimination Filter:帯域除去フィルタ)2i、2r、相関部3、補正部4と、減算器5とを備えている。また、INは、干渉波発生源である。
アンテナIr、受信処理部1r、BEF2rは、例えば、所望波である中継無線電波を受信するアンテナとその信号処理をする信号受信処理系統を構成し、受信信号R1を出力する。
図2において、この信号R1は、周波数がf1からf2の帯域の所望波srが、更に所望波よりも帯域が広いf0からf3の帯域の干渉波siに重畳(混信)されているものである。なお、ここでは説明を簡単にするため、f0〜f3は、既知としている。
アンテナIa、受信処理部1i、BEF2iは、中継無線電波に影響を与える干渉波のみを受信するアンテナIaとその信号処理をする干渉波受信処理系統を構成し干渉信号I1を出力する。BEF2r、2iは、どちらも中継無線電波(以下、所望波と呼ぶ。)の占有帯域(f1〜f2)の信号を減衰除去するフィルタで、図2の様な干渉波信号R2、干渉波信号I2を出力する。
相関部3は、2つの受信処理系から出力された各干渉波信号(R2、I2)を入力してそれらの間の周波数(振幅)特性、位相、遅延などの相関関係を示す相関信号Wを出力する相関処理を行う。
干渉波信号R2と干渉波信号I2とは同一干渉波源から生成されており、周波数、位相、遅延が異なる2つの受信信号となっているので、周波数差、位相差、遅延差を相関演算により計算する事ができる。言い換えればこの相関は、送信源が同じであって経路が異なった場合から干渉波の自己相関を求めており、信号波(所望波)に対する影響を所望波の帯域以外の伝播特性から求めることを可能にしている。
相関信号Wは、干渉波信号I2から周波数f1からf2の間にある干渉波を推測するための相関関係を表わすものである。例えば、周波数f1とf2近傍のI2がR2に比べて振幅、位相、遅延などを比較して、それらの補正係数を相関信号Wとして出力する。
補正部4は、相関部3から出力された相関信号Wと受信処理部1iからの干渉波信号I2とを入力して周波数f0からf3に亘る干渉波信号のレプリカ信号Cを生成出力する(図2参照)。
減算器5には、入力される受信信号R1からレプリカ信号Cを減算すると所望波の信号srのみが出力Yとして得られる(図2参照)。
図3は、図1のより詳細な機能ブロック図の一例である。ここでは、中継送受信装置に取り付ける干渉波除去装置を一例として取り上げる。
図3(a)において、アンテナIrは、固定局間の中継する電波の送信元に指向性を持たせたアンテナが好ましいが、不特定な移動端末を対象とする場合は無指向性アンテナでも良い。一方、干渉波を専用受信するアンテナIaは、所望波を受信しないように指向性アンテナが用いられるか、または所望波が受信できない位置に設置される。
受信処理部1i、受信処理部1r、BEF(2i、2r)は、干渉波受信回路の受信処理部1iのBPF13iの通過帯域の方が他方の所望信号を通過するBPF13よりも広い点を除けば基本的には同じ仕様でデジタル信号処理が行われるので受信処理部1rで代表して動作説明を行う。
なお、干渉波が存在する周波数帯域内で所望波を受信するものであれば、BPF13iとBPF13との通過帯域が同じである受信処理部1i、受信処理部1rであっても良い。この場合、同じ仕様の受信回路を2台揃えるか、または1つの受信回路を高速で切替えてみかけ上2系統にして用いるものでもよい。
受信処理部1rは、受信信号を増幅するAMP(増幅器)11、RF周波数とIF周波数に変換するDC(ダウンコンバータ)12、周波数変換により発生するイメージを除去するためのバンドパスフィルタBPF13、IF信号をサンプリングしデジタル信号に変換するADC(AD変換器)14、ディジタルデータを所定の周波数に変換するデジタルダウンコンバータDDC15、相関回路で推定できる遅延範囲に粗調整するための遅延回路DELAY16を備えている。また、言うまでも無いが、BEF(2r、2i)、相関部3、補正部4、減算器5などはデジタル信号処理によって実行される。
相関部3は、入力される2つの信号の相関を計算する、言い換えれば自己相関をとる事により2信号間の周波数(振幅)差、位相差、遅延差を計算し、その結果を相関信号Wとして出力する。
補正部4は相関部3からの相関信号Wに基づいて、前述の様に干渉波受信回路からの干渉波からレプリカ信号Cを生成する。
図3(b)は、補正部4をFIR(Finite Impulse Response)フィルタ41で実現する機能ブロック図であって、入力される干渉波信号I2から予め準備した周波数(振幅)差、位相差、遅延差の補正係数によって所望波の周波数帯を含めて干渉波信号のレプリカ信号Cを生成する一例である。
図3(c)は、NCO(Numerically Controlled Oscillator)42を用いて周波数補正を行い、FIRフィルタ41aで位相、遅延を補正し、レプリカ信号Cを生成する補正部の一例の機能ブロック図である。
以上述べた少なくともひとつの実施形態の干渉波除去装置によれば、所望波受信用のアンテナに加えて干渉波専用の受信アンテナを備え、2つの受信電波から相関器を用いて干渉波のレプリカを生成し、更に干渉を受けた所望波の受信電波から干渉波のレプリカを減算することにより干渉を除去することが可能となる。
また、本実施形態においては、レプリカ信号を正確に生成するために干渉波のみを正しく抽出することが重要である。図4は、干渉波専用受信アンテナに自動追尾機能を付加した干渉波除去装置の機能ブロック図の一例である。
図4において、アンテナIaに指向性アンテナを用いる場合、干渉波のみの信号と、所望波と干渉波との合成信号との差を最大になる様にする。すなわち、干渉波信号I1と受信信号R1との出力を検波器Dで検波した信号を差動増幅器6に入力させ、その電力レベル比が最大になる様に駆動部7がアンテナIaの指向方向をスキャンすることによりその最大比になる様に制御ループが組まれる。
アンテナIaは、アンテナポールをモータで駆動して方向を変える機械的なものでも良いし、例えばフェーズドアレイアンテナの様な多素子の電子エレメントを並べて指向性を電子走査するアンテナでも良い。
この方法により、干渉波の送信源の方向を自動的に探し出すので干渉抑圧の調整作業をさらに容易にすることが出来る。
また、一つの電子走査アンテナを干渉波受信用アンテナIaと、所望波受信用アンテナIrとして共用し、電子的に両者を切り分けて使うとともに干渉波受信用アンテナIaを電子操作して指向性を持たせるようにするのもよい。
この方法によれば、アンテナを2つ設けることも無く、中継送受信装置を小型にすることが出来るとともに、自動的に干渉波受信アンテナの指向特性を調整できるので操作性に優れた干渉波除去装置を実現することが出来る。
図5は、干渉波の周波数帯域を自動設定する干渉波除去装置の機能ブロック図、図6は、図5の干渉波除去装置の周波数特性を説明する概念図である。
また、上述の説明では干渉波帯域f0〜f3を既知として説明いるが、干渉周波数帯域を未知のものとして所望波の周波数帯域f1〜f2よりも広い範囲に仮設定した後、自動的に設定するようにしても良い。このために、図5では、相関部3からの相関信号をモニタして干渉波受信処理部1iのバンドパスフィルタBPF13iの通過帯域を調整する帯域処理部8を備えている。
バンドパスフィルタBPF13iは、前述の通りデジタルフィルタであるので通過特性は演算処理の係数を調整することによって設定できる。
さて、所望波の帯域はf1〜f2である。そこで帯域処理部8は、帯域除去処理の初期手順として、最初に干渉波受信処理部1iのBPF13iの通過帯域をデフォルトの最大帯域(f4〜f5)に設定する。ついで、相関部3の相関信号を監視して図6のように周波数fよりも少し低い周波数f1−と周波数f2よりも少し高い周波数f2+とのポイントで相関W0を求める。
そして、それぞれ所望波の帯域よりも内側へ向かって相関測定ポイントを順次広げて行きながら相関信号W1、W2・・・を測定し、W0と比較し所定のレベル、又は、相関の増加割合が少なくなったポイントで相関の測定を一旦停止する。そして、そのポイントをBPF13iのカットオフ周波数として設定しなおす。通常、そのポイントがf0とf3とに対応するので改めて相関信号Wを求めるようにする。
また、カットオフ周波数決定方法として最初に干渉波受信処理部1iのBPF13iの通過帯域をf1〜f2の帯域に設定する。ついで、周波数fよりも少し低い周波数f1−と周波数f2よりも少し高い周波数f2+で相関W0を求めるようにしても良い。
そして、それぞれ所望波の帯域よりも外側へ向かってカットオフポイント順次広げて行きながら相関信号W1、W2・・・を測定し、W0と比較し所定以上の偏差になったポイント(相関性が低下したポイント)で相関の測定を一旦停止する。そのポイントをBPF13iのカットオフ周波数として通過帯域として設定しなおす。通常、そのポイントがf0とf3とに対応するので改めて相関信号Wを求めるようにしても良い。
また、必ずしも干渉波をそのすべてのf0〜f3帯域で受信する必要は無いので、所望波の帯域よりも所定の周波数だけ広げたポイントをカットオフ周波数として設定するものであっても良く、干渉波受信処理部1iのBPF13iの通過帯域が周波数f1〜f2よりの広い範囲となる様にカットオフ周波数を設定し相関信号W0を求める。
以上の方法では、干渉波の周波数帯域を調べ、その周波数帯域に合わせて干渉除去用のフィルタを設計する必要が無いので、不特定な干渉を受けている場合でも干渉除去が容易に出来る効果がある。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。
これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、組み合わせ、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1i、1r 受信処理部
13 13i BPF
2i、2r BEF
3 相関部
4 補正部
41、41a FIR
42 NCO
5 減算器
6 差動アンプ
7 駆動部
8 帯域調整部
Ia、Ir アンテナ
sr 所望波
si 干渉波
C レプリカ信号
W 相関信号

Claims (4)

  1. 所望信号の電波を受信する第1のアンテナが受信した信号を、前記所望信号が占有する周波数帯域よりも広い周波数に亘り増幅した第1の増幅信号を出力する第1の増幅処理回路と、
    前記第1の増幅信号が入力され前記所望信号が占有する周波数帯域における信号を減衰して第1の相関測定信号として出力する第1のBEFフィルタと、
    前記所望信号の周波数帯域よりも広い周波数に亘り送信され、前記所望信号に干渉を与える干渉波のみを受信する第2のアンテナが受信した信号を前記所望波信号の周波数帯域よりも広い周波数に亘り増幅した第2の増幅信号を出力する第2の増幅処理回路と、
    前記第2の増幅信号が入力され、前記第1のBEFフィルタと同じ減衰特性を有して第2の相関測定信号として出力する第2のBEFフィルタと、
    前記第1及び、第2の相関測定信号が入力され、それらの間の相関を示す相関信号を出力する相関部と、
    前記第2の増幅信号と前記相関信号とが入力され、前記第2の増幅信号を前記相関信号により補正することにより、前記第1の増幅信号に含まれる前記干渉波のレプリカ信号を生成して出力する補正部と、
    前記第1の増幅信号と前記レプリカ信号とが入力され、前記第1の増幅信号から前記レプリカ信号を減算することにより前記所望信号を抽出して出力する減算器とを
    備えることを特徴とする干渉波除去装置。
  2. 前記干渉除去装置は、更に差動増幅器と、前記第2のアンテナの指向方向を制御する駆動装置と、前記第1、第2の増幅処理回路の各出力系統に検波器とを備え、
    前記差動増幅器は、前記各検波器から受信電力に対応する検波信号が入力され、前記駆動回路は、前記差動増幅器の出力差が最大になる様に前記第2のアンテナの方向を調整することを特徴とする請求項1の干渉波除去装置。
  3. 前記干渉除去装置は、更に前記第2の増幅処理回路に通過周波数帯域が調整可能なバンドパス(BPF)フィルタと、その帯域調整手段とを備え、
    前記帯域調整手段は、前記相関部が出力する前記相関信号を監視しつつ前記バンドパスフィルタの通過周波数帯域を段階的に変化させ、所定の相関値が得られる範囲に前記通過周波数帯域に調整することを特徴とする請求項1記載の干渉波除去装置。
  4. 第1及び、第2のアンテナと、BEFフィルタと、増幅処理回路と、相関部と、補償手段とを備える干渉波除去装置の干渉波除去方法において、
    第1の前記増幅処理回路が、前記第1のアンテナが受信する電波を所望信号の周波数帯域よりも広い周波数に亘り増幅して、第1の増幅信号を出力し、
    第1の前記BEFフィルタは、前記第1の増幅信号から前記周波数帯域の信号を減衰して第1の相関測定信号として出力し、
    第2の前記増幅処理回路は、
    前記所望信号に干渉を与える干渉波信号のみを受信する前記第2のアンテナが受信した信号を前記周波数帯域よりも広い周波数に亘り増幅した第2の増幅信号を出力し、
    第2の前記BEFフィルタは、前記第2の増幅信号から前記周波数帯域の信号を減衰して第2の相関測定信号として出力し、
    前記相関部は、前記第1及び、第2の相関測定信号が入力され、それらの間の相関を示す相関信号を出力し、
    前記補償手段は、前記第2の増幅信号と前記相関信号とが入力され前記第1の増幅信号に含まれる前記干渉信号のレプリカ信号を生成し、
    前記第1の増幅信号から前記レプリカ信号を減算することにより前記干渉波を除去して前記所望信号を出力する
    ことを特徴とする干渉波除去装置の干渉波除去方法。
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