JP6298677B2 - 通信システム - Google Patents
通信システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP6298677B2 JP6298677B2 JP2014063171A JP2014063171A JP6298677B2 JP 6298677 B2 JP6298677 B2 JP 6298677B2 JP 2014063171 A JP2014063171 A JP 2014063171A JP 2014063171 A JP2014063171 A JP 2014063171A JP 6298677 B2 JP6298677 B2 JP 6298677B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- interference signal
- antenna
- relay
- interference
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 238000004891 communication Methods 0.000 title claims description 180
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 claims description 20
- 238000003786 synthesis reaction Methods 0.000 claims description 20
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 12
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 19
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 14
- 230000001934 delay Effects 0.000 description 11
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 7
- 239000013307 optical fiber Substances 0.000 description 6
- 230000002452 interceptive effect Effects 0.000 description 3
- 230000003321 amplification Effects 0.000 description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 2
- 238000003199 nucleic acid amplification method Methods 0.000 description 2
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 1
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
- Noise Elimination (AREA)
Description
従来の無線通信システムについて説明する。
分散型アンテナシステム(DAS:Distributed Antenna System)は、大きなカバレージエリアに広く分散し、集中アクセスポイントに接続される多くのアンテナを含む無線通信システムである。
また、無線通信システムにおいて、無線部をセクタ毎に分離して設置する構成の場合、無線部分をRRH(Remote Radio Head)と呼ばれることがある。
従来の第1の通信システムについて図11を参照しながら説明する。図11は、従来の第1の通信システムの構成ブロック図である。
従来の第1の通信システムは、図11に示すように、RRHの構成例を示すもので、アンテナ1(1) 〜1(N) と、中継装置(RRH)2(1) 〜2(N) と、基地局3と備えている。
また、中継装置2(1) 〜2(N) は、基地局3に光ファイバ等で接続している。図11では、全ての中継装置が一つの基地局3に接続しているが、それぞれ別の基地局に接続する場合、中継装置のいくつかが特定の基地局に接続し、残りの中継装置が別の基地局に接続するものもある。
次に、従来の第2の通信システムについて図12を参照しながら説明する。図12は、従来の第2の通信システムの構成ブロック図である。
従来の第2の通信システムは、図12に示すように、DASの構成例を示すもので、アンテナ1(1) 〜1(L) ,1(M) 〜1(N) と、子局4(1) 〜4(L) ,4(M) 〜4(N) と、中継局5(1) 〜5(K) と、親局6と、基地局3と備えている。
また、子局4(1) 〜4(L) は、RF(Radio Frequency:高周波)ケーブル等で中継局5(1) に接続し、子局4(M) 〜4(N) は、中継局5(K) に接続している。
また、中継局5(1) 〜5(K) は、光ファイバ等で親局6に接続し、親局6が基地局3に接続している。
親局6は、子局5(1) 〜5(K) から入力された信号を合成して基地局3に出力する。
例えば、各家庭に設置されているBS(Broadcasting Satellite:放送衛星)アンテナを有する放送衛星の受信設備などでは、受信した信号を処理するために周波数変換される場合が多く、その際に受信設備から電波が漏洩すると、携帯電話の帯域に干渉を与えるなどの場合が考えられる。
尚、関連する先行技術として、特開2009−272767号公報「干渉波キャンセラ中継装置」(株式会社日立国際電気)[特許文献1]がある。
特許文献1には、干渉波キャンセラ中継装置において、回り込み波のキャンセルに必要な複素FIRフィルタ部のフィルタ係数の更新が常に正しく得られるようにすることが示されている。
[実施の形態の概要]
本発明の実施の形態に係る通信システムは、アンテナと中継装置を対とする通信装置の複数が基地局に接続される通信システムであって、複数の通信装置の内、特定のアンテナと、当該アンテナと対になる中継装置との間にノイズキャンセラー装置を設け、ノイズキャンセラー装置で、干渉信号を合成し、特定のアンテナからの入力信号における干渉信号を検出して、干渉信号レプリカを生成し、干渉信号レプリカを用いて入力信号から干渉信号をキャンセルするものであり、遅延やレベルなどが異なる干渉信号が複数存在する環境において、干渉信号を取り除き、所望信号の通信品質を向上させることができるものである。
本発明の実施の形態に係る第1の通信システム(第1の通信システム)について図1を参照しながら説明する。図1は、第1の通信システムの構成ブロック図である。
第1の通信システムは、図1に示すように、複数のアンテナ1(1) 〜1(N) と、それらアンテナ1(1) 〜1(N) と対になる中継装置2(1) 〜2(N) と、中継装置2(1) 〜2(N) が接続する基地局(基地局装置)3とを備えている。
更に、アンテナ1(1) と中継装置2(1) との間には、ノイズキャンセラー装置10が設けられている。
尚、アンテナ1(1) 〜1(N) を総称して「アンテナ1」と、中継装置2(1) 〜2(N) を総称して「中継装置2」とすることがある。
また、図1では、一つの基地局3に複数の中継装置2(1) 〜2(N) が接続されているが、各々の中継装置に基地局がそれぞれ接続された構成としてもよく、それらを統合した構成も本発明の請求項に含まれる。
[アンテナ1]
アンテナ1(1) は、ノイズキャンセラー装置10を介して中継装置2(1) に接続されている。
アンテナ1(2) は、中継装置2(2) に接続されている。
アンテナ1(N) は、中継装置2(N) に接続されている。
図1では、アンテナ1を3つ描画しているが、アンテナ1の数は設置されるエリアによって任意であり、中継装置2もアンテナ1の数に合わせて必要な数を設けるものである。
中継装置2(1) 〜2(N) は、対応するアンテナ1(1) 〜1(N) から入力される受信信号を入力し、増幅して信号形式を変換し、若しくは信号形式を変換して増幅して基地局3に出力(送信)する。
従って、中継装置2は、受信部、増幅部、送信部を備え、信号形式の変換は、増幅部又は送信部で行われる。
中継装置2と基地局3との間を光ファイバで接続した場合には、中継装置2では、電気信号を光信号に変換する処理が為される。
また、中継装置2は、基地局3からの信号を受信し、増幅して信号形式を変換し、若しくは信号形式を変換して増幅して、接続するアンテナ1に基地局3からの信号を送信する。
基地局(基地局装置)3は、中継装置2(1) 〜2(N) からの信号を入力し、必要な処理を行って上位の装置に送信する。
また、基地局3は、上位の装置からの信号を該当する中継装置2に分配して送信する。
ノイズキャンセラー装置10は、干渉信号合成部11と、干渉信号検出部12と、干渉信号レプリカ生成部13と、干渉信号キャンセル部14とを備えている。
ノイズキャンセラー装置10において、干渉信号をキャンセルしたい対象はアンテナ1(1) の受信信号であり、アンテナ1(2) 〜1(N) の受信信号から干渉信号を合成し、アンテナ1(1) の受信信号における干渉信号を検出して干渉信号レプリカを生成し、その干渉信号レプリカを用いてアンテナ1(1) の受信信号から干渉信号をキャンセルするようになっている。
そして、干渉信号がキャンセルされた信号が、ノイズキャンセラー装置10から中継装置2(1) に出力(送信)される。
[干渉信号合成部11]
干渉信号合成部11は、アンテナ1(2) 〜1(N) の受信信号を入力し、それぞれの受信信号について信号間で遅延や周波数を変化させて相関値を算出し、その相関値を基に受信信号についてピークを検出し、干渉信号の遅延時間(タイミング情報)、位相、信号レベルなどの情報(干渉信号情報)を取得し、当該干渉信号情報に従い、アンテナ1(2) 〜1(N) に入力された干渉信号のタイミングと位相を合わせ、干渉信号を合成する。
このように、複数のアンテナ1(2) 〜1(N) から複数受信した信号を用いて干渉信号を合成して、干渉信号の精度を上げる処理を行うことで、干渉信号のキャンセル効果を改善できる。
干渉信号検出部12は、アンテナ1(1) からの受信信号と干渉信号合成部11からの合成された干渉信号を入力し、干渉信号合成部11での合成処理を考慮してアンテナ1(1) からの受信信号を遅延させて両信号のタイミングを合わせ、両信号について遅延や周波数を変化させて相関処理を行い、相関値を算出し、算出された相関値を基に入力信号のピークを検出し、アンテナ1(1) の受信信号から干渉信号を検出する。
そして、干渉信号検出部12は、検出された干渉信号の遅延時間(タイミング情報)、位相、信号レベルなどの情報を干渉信号情報として取得し、干渉信号レプリカ生成部13に出力する。
干渉信号レプリカ生成部13は、干渉信号検出部12から入力される干渉信号情報に基づいて、干渉信号合成部11から入力される合成された干渉信号について、干渉信号のレプリカを生成し、干渉信号キャンセル部14に出力する。
干渉信号キャンセル部14は、干渉信号レプリカ生成部13での処理を考慮して、アンテナ1(1) からの受信信号を遅延させて、アンテナ1(1) からの受信信号と干渉信号レプリカとのタイミングを合わせ、アンテナ1(1) からの受信信号から干渉信号レプリカを差し引いて(減算して)、つまり、アンテナ1(1) からの受信信号から干渉信号レプリカを除去(キャンセル)して所望信号を取り出し、中継装置2(1) に出力する。
次に、ノイズキャンセラー装置におけるノイズキャンセル方法について図1〜図6を参照しながら説明する。
[所望信号と干渉信号:図2]
まず、所望信号と干渉信号について図2を参照しながら説明する。図2は、所望信号と干渉信号を示す図である。
図2に示すように、所望信号に対して、干渉源が3つの場合を示しており、干渉信号A、干渉信号B、干渉信号Cは全て同じ成分であるが、遅延、位相、周波数などが異なっている。
図2に示した所望信号と干渉信号が各アンテナで受信された状態を図3に示す。図3は、各アンテナの受信信号を示す図である。
図3に示すように、アンテナ1(1) 〜1(3) では、所望信号、干渉信号A〜Cを受信するが、各アンテナで受信した信号の受信レベル、遅延時間などが異なっている。
干渉信号合成部11における干渉信号合成後の信号について図4を参照しながら説明する。図4は、干渉信号合成後の信号を示す図である。
図4に示すように、干渉信号情報に基づいて合成された場合に、一つの干渉源の信号が強調される。
レプリカ信号の例について図5を参照しながら説明する。図5は、生成したレプリカ信号を示す図である。
図5に示すように、干渉信号A,B,Cのレプリカ信号を生成している。
干渉源が異なっても、各干渉信号の成分はもともと同じであるため、一つの干渉源の信号を精度よく再現できれば、別の干渉源の信号も再現することが可能となる。
干渉信号キャンセル後の信号について図6を参照しながら説明する。図6は、干渉信号キャンセル後の信号を示す図である。
図6に示すように、レプリカ信号を用いて、アンテナ1(1) の受信信号から干渉信号のみを除去しており、所望信号はそのままで干渉信号を取り除くことができる。
第1の通信システムによれば、ノイズキャンセラー装置10が、アンテナ1(2) 〜1(N) で受信した信号から干渉信号を合成し、アンテナ1(1) で受信した信号の干渉信号を検出して干渉信号レプリカを生成し、干渉信号レプリカを用いてアンテナ1(1) で受信した信号から干渉信号を除去して中継装置2(1) に出力するようにしているので、中継装置2(1) では干渉信号を除去した信号を得て基地局3に送信でき、所望信号の通信品質を向上させることができる効果がある。
次に、本発明の実施の形態に係る第2の通信システム(第2の通信システム)について図7を参照しながら説明する。図7は、第2の通信システムの構成ブロック図である。
第2の通信システムは、図7に示すように、アンテナ1と子局4とを対とする通信装置(無線機)が複数設けられ、複数の子局(子局装置)4からの信号を合成する中継局(中継局装置)5と、複数の中継局5からの信号を合成する親局(親局装置)6と、基地局3とを有し、特定の子局4と中継局5との間にノイズキャンセラー装置10を設けた構成である。
また、中継局5は、DASの中継装置となっている。
尚、子局4と中継局5との間は、例えば、RFケーブルを用い、中継局5と親局6との間は、例えば、光ファイバが用いられている。
また、アンテナ1(M) 〜1(N) と子局4(M) 〜4(N) が対となる通信装置であり、子局4(M) 〜4(N) からの信号を中継局5(K) で合成して親局6に出力する。
そして、親局6が中継局5(1) 〜5(K) からの信号を合成して基地局3に出力する。
第2の通信システムによれば、アンテナ1と子局4を対とする通信装置と、特定の子局4と中継局5と間にノイズキャンセラー装置10を設けて、特定の子局4と対になるアンテナ1で受信した信号について干渉信号をキャンセルするようにしているので、通信システムにおける通信品質を向上させることができる効果がある。
次に、本発明の実施の形態に係る第3の通信システム(第3の通信システム)について図8を参照しながら説明する。図8は、第3の通信システムの構成ブロック図である。
第3の通信システムは、図8に示すように、アンテナ1と子局4とを対とする通信装置(無線機)が複数設けられ、複数の子局(子局装置)4からの信号を合成する中継局(中継局装置)5と、複数の中継局5からの信号を合成する親局(親局装置)6と、基地局3とを有し、特定の中継局5と親局6との間にノイズキャンセラー装置10を設けた構成である。
第3の通信システムにおいても、中継局5は、DASの中継装置となっている。
尚、子局4と中継局5との間は、例えば、RFケーブルを用い、中継局5と親局6との間は、例えば、光ファイバが用いられている。
また、アンテナ1(M) 〜1(N) が子局4(M) 〜4(N) と対となる通信装置であり、子局4(M) 〜4(N) からの信号が中継局5(K) に入力されて合成される。
第3の通信システムによれば、アンテナ1と子局4を対とする通信装置と、特定の中継局5と親局6との間にノイズキャンセラー装置10を設けて、特定の中継局5からの信号について干渉信号をキャンセルするようにしているので、通信システムにおける通信品質を向上させることができる効果がある。
よって、第2の通信システムの方が、個別な受信信号について干渉信号をキャンセルするため、キャンセルの精度が高いが、第3の通信システムは、合成された信号について干渉信号をキャンセルするため、構成が簡略化できる効果がある。
次に、本発明の実施の形態に係る第4の通信システム(第4の通信システム)について図9を参照しながら説明する。図9は、第4の通信システムの構成ブロック図である。
第4の通信システムは、図9に示すように、アンテナ1(1) 〜1(N) と、中継装置(RRH)2(1) 〜2(N) と、基地局3とを備え、アンテナ1(1) と中継装置2(1) との間にノイズキャンセラー装置10を設けた構成である。
第4の通信システムにおいて、中継装置2は、RRHの中継装置となっている。
尚、アンテナ1と中継装置2との間は、例えば、RFケーブルを用い、中継装置2と基地局3との間は、例えば、光ファイバが用いられている。
アンテナ1(2) 〜1(N) からの信号が中継装置2(2) 〜2(N) に入力される。
中継装置2(1) 〜2(N) からの信号が基地局3に入力される。
つまり、中継装置2(2) 〜2(N) は、受信信号をデジタル信号でノイズキャンセラー装置10に出力する。
つまり、干渉信号をキャンセルする対象の受信信号以外の信号をアンテナからのRFケーブルを分岐して入力するのではなく、通信インタフェース部から入力する点が異なっている。
第4の通信システムによれば、ノイズキャンセラー装置10が、干渉信号を除去する対象のアンテナ1(1) 以外のアンテナ1(2) 〜1(N) からの受信信号をアンテナからのケーブルを分岐して入力させるのではなく、中継装置2(2) 〜2(N) から有線ケーブルを用いて通信インタフェース部に受信信号を入力させて、アンテナ1(1) での受信信号について干渉信号を除去するようにしているので、第1の通信システムとは異なる構成で、通信システムにおける通信品質を向上させることができる効果がある。
次に、本発明の実施の形態に係る第4の通信システム(第4の通信システム)の応用例について図10を参照しながら説明する。図10は、第4の通信システムの応用例を示す構成ブロック図である。
第4の通信システムの応用例は、図10に示すように、図9の第4の通信システムとほぼ同様であり、相違する点は、ノイズキャンセラー装置10を独立して設けるのではなく、中継装置(RRH)2´(1) 内にノイズキャンセラー装置10に相当するノイズキャンセラー機能(ノイズキャンセラー手段)を持たせるようにしたものである。
ノイズキャンセラー手段は、第1の通信システムで用いられたノイズキャンセラー装置10の各部の構成を備えるものである。図10では、ノイズキャンセラー手段を中継装置(RRH)2´(1) 内に設けた例を示したが、いずれの中継装置2内に設けてもよいし、例えば、中継装置2(2) 内にも並列的に設けて、ノイズキャンセラー手段を複数用いるようにしてもよい。
第4の通信システムの応用例によれば、中継装置2´(1) 内にノイズキャンセラー装置10と同等のノイズキャンセラー機能(ノイズキャンセラー手段)を設けるようにしているので、通信システムの構成を更に簡略化でき、干渉信号を除去して通信品質を向上させることができる効果がある。
Claims (6)
- アンテナと中継装置を対とする通信装置の複数が基地局装置に接続される通信システムであって、
前記複数の通信装置の内、特定のアンテナと、当該アンテナと対になる中継装置との間にノイズキャンセラー装置を設け、
前記ノイズキャンセラー装置は、前記特定のアンテナ以外のアンテナからの受信信号を入力して相関処理を行って干渉信号を合成し、当該合成によって強調された干渉源の干渉信号とし、前記特定のアンテナからの入力信号と前記強調された干渉信号との相関処理を行って前記入力信号における干渉信号を検出して、前記強調された干渉信号を元に前記検出された干渉信号における干渉信号レプリカを生成し、当該干渉信号レプリカを用いて前記入力信号から干渉信号をキャンセルすることを特徴とする通信システム。 - アンテナと子局装置を対とする通信装置の複数が接続され、前記複数の通信装置からの信号を入力して合成する中継局装置と、
前記中継局装置の複数が接続され、前記複数の中継局装置からの信号を入力して合成する親局装置と、
前記親局装置が接続される基地局装置とを有する通信システムであって、
前記複数の通信装置の内、特定のアンテナと対になる子局装置と、当該子局装置からの信号が入力される中継局装置との間にノイズキャンセラー装置を設け、
前記ノイズキャンセラー装置は、前記特定のアンテナ以外のアンテナからの受信信号を対となる子局装置から入力して相関処理を行って干渉信号を合成し、当該合成によって強調された干渉源の干渉信号とし、前記特定のアンテナと対となる子局装置からの入力信号と前記強調された干渉信号との相関処理を行って前記入力信号における干渉信号を検出して、前記強調された干渉信号を元に前記検出された干渉信号における干渉信号レプリカを生成し、当該干渉信号レプリカを用いて前記入力信号から干渉信号をキャンセルすることを特徴とする通信システム。 - アンテナと子局装置を対とする通信装置の複数が接続され、前記複数の通信装置からの信号を入力して合成する中継局装置と、
前記中継局装置の複数が接続され、前記複数の中継局装置からの信号を入力して合成する親局装置と、
前記親局装置が接続される基地局装置とを有する通信システムであって、
前記複数の中継局装置の内、特定の中継局装置と前記親局装置との間にノイズキャンセラー装置を設け、
前記ノイズキャンセラー装置は、前記特定の中継局装置以外の中継局装置からの信号を入力して相関処理を行って干渉信号を合成し、前記特定の中継局装置からの入力信号と前記合成された干渉信号とから前記入力信号における干渉信号を検出して、干渉信号レプリカを生成し、当該干渉信号レプリカを用いて前記入力信号から干渉信号をキャンセルすることを特徴とする通信システム。 - アンテナと中継装置を対とする通信装置の複数が基地局装置に接続される通信システムであって、
前記複数の通信装置の内、特定のアンテナと、当該アンテナと対になる中継装置との間にノイズキャンセラー装置を設け、
前記ノイズキャンセラー装置は、前記特定のアンテナ以外のアンテナと対になる中継装置からの受信信号を入力する通信インタフェース部を備え、前記通信インタフェース部から入力された受信信号について相関処理を行って干渉信号を合成し、当該合成によって強調された干渉源の干渉信号とし、前記特定のアンテナからの入力信号と前記強調された干渉信号との相関処理を行って前記入力信号における干渉信号を検出して、前記強調された干渉信号を元に前記検出された干渉信号における干渉信号レプリカを生成し、当該干渉信号レプリカを用いて前記入力信号から干渉信号をキャンセルすることを特徴とする通信システム。 - ノイズキャンセラー装置が、中継装置に内蔵されていることを特徴とする請求項4記載の通信システム。
- ノイズキャンセラー装置が、並列的に複数設けられることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか記載の通信システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014063171A JP6298677B2 (ja) | 2014-03-26 | 2014-03-26 | 通信システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014063171A JP6298677B2 (ja) | 2014-03-26 | 2014-03-26 | 通信システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015186180A JP2015186180A (ja) | 2015-10-22 |
JP6298677B2 true JP6298677B2 (ja) | 2018-03-20 |
Family
ID=54352247
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014063171A Active JP6298677B2 (ja) | 2014-03-26 | 2014-03-26 | 通信システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6298677B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10697149B2 (en) | 2017-01-10 | 2020-06-30 | Komatsu Ltd. | Work vehicle and method of controlling the same |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4019767B2 (ja) * | 2002-04-01 | 2007-12-12 | ソニー株式会社 | 単一周波数ネットワークシステムおよび中継器 |
JP4291704B2 (ja) * | 2004-02-05 | 2009-07-08 | 日本放送協会 | 干渉キャンセラ及び回り込みキャンセラ並びにこれらのキャンセラを用いる中継装置 |
JP2007006219A (ja) * | 2005-06-24 | 2007-01-11 | Mitsubishi Electric Corp | アダプティブアンテナ装置 |
US8477665B2 (en) * | 2010-07-14 | 2013-07-02 | Qualcomm Incorporated | Method in a wireless repeater employing an antenna array for interference reduction |
JP5642613B2 (ja) * | 2011-04-05 | 2014-12-17 | 日本電信電話株式会社 | 無線通信システムおよび無線通信方法 |
-
2014
- 2014-03-26 JP JP2014063171A patent/JP6298677B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2015186180A (ja) | 2015-10-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9397396B2 (en) | Radio system and a method for relaying packetized radio signals | |
US8731005B2 (en) | Absolute timing and Tx power calibration of the Tx path in a distributed system | |
JP6251605B2 (ja) | ノイズキャンセラー装置 | |
US10097233B2 (en) | Full duplex radio | |
KR20150116272A (ko) | 다중 안테나 중계장치 | |
US9871576B2 (en) | Interference cancellation repeater | |
JP2021525013A (ja) | アクティブ干渉除去装置、信号絶縁制御装置、および干渉をアクティブ的に除去する方法 | |
JP6298677B2 (ja) | 通信システム | |
JP2017130718A (ja) | 歪みキャンセル装置及び歪みキャンセル方法 | |
JP2017130717A (ja) | 歪みキャンセル装置及び歪みキャンセル方法 | |
JP6271815B2 (ja) | ノイズキャンセラー装置 | |
JP2014200019A (ja) | 干渉波除去装置および干渉波除去方法 | |
JP2009100068A (ja) | 制御装置およびそれを利用した中継装置 | |
US20180175894A1 (en) | Communication device and communication method | |
US8396416B2 (en) | Radio system and a method for relaying radio signals | |
WO2017130301A1 (ja) | 無線装置 | |
US10523248B2 (en) | Reception device, reception method, and wireless apparatus | |
JP2004040665A (ja) | リピータ装置及びリピータ装置の制御プログラム | |
JP4777168B2 (ja) | 無線信号受信装置 | |
KR101973669B1 (ko) | 이동통신 시스템에서의 pim을 제거하기 위한 장치, 방법, 및 이동통신 시스템 | |
KR102023452B1 (ko) | 아날로그 상호 변조 제거 장치 및 방법 | |
KR20090037537A (ko) | 무선중계시스템에서의 귀환신호 제거장치 | |
JP2009171389A (ja) | 中継装置 | |
KR101876081B1 (ko) | 무선중계기의 간섭제거장치 및 방법 | |
WO2016062576A2 (en) | Full duplex radio |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20170125 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20171211 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20171219 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180202 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20180215 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20180226 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6298677 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |