JP2014197656A - Led駆動回路 - Google Patents

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Yoshiaki Sakai
圭亮 堺
秋山 貴
Takashi Akiyama
貴 秋山
後藤 聡
Satoshi Goto
聡 後藤
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Abstract

【課題】商用交流電源の電圧に応じて、点灯するLEDの個数が変化するLED駆動回路では、回路電流に応じて動作状況を変えるバイパス回路及び電流制限回路を備えることがある。このときそれぞれの回路が有する電流検出抵抗による電力損失と、それに伴う発光量の減衰が無視できなくなったので、これらを改善できるLED駆動回路を提供する。【解決手段】電流検出用の抵抗18の両端の電圧及びこれを分圧した電圧でバイパス回路及び電流制限回路であるディプレッション型のFET15,16をフィードバック制御する。このとき分圧回路10aに含まれる抵抗17,18は高抵抗でよい。LED駆動回路10は、電流検出用抵抗を一つにまで減らせるため、発光量の増加とともに電流検出抵抗による電力損失を削減できる。【選択図】図1

Description

本発明は、商用交流電源の電圧に応じて、点灯するLEDの個数が変化するLED駆動回路に関する。
商用交流電源を全波整流して得られた全波整流波形を複数のLEDが直列接続したLED列に印加し、LEDを点灯させるLED駆動回路が知られている。単純に全波整流波形をLED列に印加すると、全波整流波形の電圧がLED列の閾値電圧より低い位相ではLEDが点灯せず、暗くフリッカの目立つものになってしまう。この対策として全波整流波形の電圧に応じてLED列に含まれるLEDの点灯個数を変化させる駆動方式が提案されている。
例えば、特許文献1の図26には、商用交流電源とブリッジ整流器2605とLED群1,2,3からなるLED列と、FETQ1と、バイポーラトランジスタQ2及び抵抗R2,R3からなるバイパス回路と、電流制限抵抗R1とを備えたLED駆動回路2600が示されている。このLED駆動回路2600に対し、同等の機能を維持しながら、部品点数の削減と、動作の安定化を図るためには、バイパス回路をディプレッション型FETと抵抗で構成し、さらに電流制限抵抗R1を定電流回路で置き換えると良い。
その回路を図8に示す。図8は従来例として示すLED駆動回路80の回路図である。図8においてLED駆動回路80は、ブリッジ整流器81、部分LED列83,84、バイパス回路801、定電流回路802からなっている。なお、LED駆動回路80に含まれるLED列は、部分LED列83と部分LED列84が直列接続したものである。また、説明の便宜のため商用交流電源82を書き加えている。
ブリッジ整流器81は4個のダイオード81aからなり、その入力端子に商用交流電源82が接続している。またブリッジ整流器81は端子Eから全波整流波形が出力され、端子Fに電流が戻ってくる。部分LED列83では複数のLED83aが直列接続しており、同様に部分LED列84でも複数のLED84aが直列接続している。部分LED列83のアノードが端子Eに接続し、部分LED列83のカソードが部分LED列84のアノードと接続している。
バイパス回路801はディプレッション型のFET85と抵抗87からなり、FET85のドレインが部分LED列83と部分LED列84の接続部に接続している。FET85のソースは抵抗87の右端子と接続し、ゲートは抵抗87の左端子と端子Fに接続している。定電流回路802もディプレッション型のFET86と抵抗88からなり、FET86のドレインが部分LED列84のカソードに接続している。FET86のソースは抵抗88の右端子と接続し、ゲートは抵抗88の左端子とFET85のソースに接続している。
全波整流波形の電圧が部分LED列83の閾値電圧以下となっている期間では電流Iは流れない。全波整流波形の電圧が、部分LED列83の閾値電圧を越え、且つ部分LED列83の閾値電圧と部分LED列84の閾値電圧の合算値に満たない期間では、部分LED列83からバイパス回路801を経由して電流Iが流れる。このときFET85は、抵抗87からのフィードバックにより定電流動作する(以下第1の定電流動作状態と呼ぶ)。さらに全波整流波形の電圧が上昇し、部分LED列83の閾値電圧と部分LED列84の閾値電圧の合算値を越えると、部分LED列84にも電流が流れるようになる。このと
きFET85は抵抗87の電圧降下が大きくなるのでカットオフし、FET86が抵抗88からのフィードバックにより定電流動作する(以下第2の定電流動作状態と呼ぶ)。
以上のようにLED駆動回路80は、全波整流波形の電圧に応じて、LED83a,84aが全く点灯しない期間、部分LED列83のみが点灯する期間、部分LED列83と部分LED列84が点灯する期間を備えることになる。
特表2013−502081号公報 (図26)
図8に示したLED駆動回路80は、前述の第1の定電流動作状態から第2の定電流動作状態に移行する期間(電圧範囲)が存在する。この移行期間では、定電流回路802に含まれる電流検出用の抵抗88の電圧降下が原因となり、徐々に電流が増加する。この結果、移行期間ではLED列に十分に電流が流せないため発光量が不足し、さらに抵抗88による発熱により投入電力に対する発光量の割合(以下電力利用効率と呼ぶ)が低下する。
そこで本発明は、上記課題に鑑みて為されたものであり、発光量の不足と電力利用効率を改善できるLED駆動回路を提供することを目的とする。
本発明のLED駆動回路は、商用交流電源の電圧に応じて、点灯するLEDの個数が変化するLED駆動回路において、
複数の前記LEDが直列接続したLED列と、
前記LED列に流れる電流を検出するための電流検出抵抗と、
前記LED列の中間接続部に接続するバイパス回路と、
前記LED列の端部に接続する電流制限回路と
を備え、
前記バイパス回路及び前記電流制限回路が電流制限素子を含み、
少なくとも1つの前記電流制限素子が前記電流検出抵抗の両端間の電圧を分圧して得た電圧により制御されることを特徴とする。
本発明のLED駆動回路は、商用交流電源の電圧に応じて、点灯するLEDの個数が変化するLED駆動回路において、
複数の前記LEDが直列接続したLED列と、
前記LED列に流れる電流を検出するための電流検出抵抗と、
前記LED列の複数の中間接続部にそれぞれ接続する複数のバイパス回路と
を備え、
前記バイパス回路が電流制限素子を含み、
少なくとも1つの前記電流制限素子が前記電流検出抵抗の両端間の電圧を分圧して得た電圧により制御されることを特徴とする。
LEDは閾値電圧を持つので、閾値電圧以下の電流を印加してもLEDには電流が流れず点灯しない。同様にLEDが直列接続したLED列もLEDの直列段数に応じた閾値電圧を有する。商用交流電源の電圧に応じて、点灯するLEDの個数が変化する本発明のLED駆動回路は、商用交流電源の電圧がLED列の閾値電圧以下であっても、LED列の入力端から最初の中間接続部までの直列段数によって決まる閾値電圧を越えていれば、バ
イパス回路を通じて電流を流し、LED列の一部分に含まれるLEDを点灯することができる。商用交流電源の電圧がLED列の入力端から次の中間接続部又はLED列の終端までの直列段数で決まる閾値電圧を越えると、最初の中間接続部に接続するバイパス回路は、バイパス回路に含まれる電流制限素子によりカットオフする。この電流制限素子は、LED列に流れる電流を検出するために備えられた電流検出抵抗の両端間の電圧又は前記両端の間の電圧を分圧して得た電圧によりカットオフ制御される。同時に後段のバイパス回路又は電流制限回路は、電流検出抵抗の両端間の電圧又は前記両端の間の電圧を分圧して得た電圧によりフィードバック制御される。
なおLED列に中間接続部が複数存在する場合、全波整流波形の電圧が上昇するときは、順次LEDの後段の中間接続部が最初の中間接続部として選択され同様の制御が繰り返される。また全波整流波形の電圧が下降するときは逆の過程を辿る。
前記電流制限素子がディプレッション型FETであっても良い。
前記バイパス回路又は前記電流制限回路が電圧変換回路を含んでいても良い。
少なくとも1つの前記電圧変換回路に前記電流検出抵抗の両端間の電圧を分圧して得た電圧が入力し、その電圧を前記電圧変換回路が電圧変換して電流制限素子を制御しても良い。
前記電圧変換回路がバイポーラトランジスタを含み、少なくとも1つの前記バイポーラトランジスタのエミッタに前記電流検出抵抗の両端間の電圧を分圧して得た電圧が入力しても良い。
前記電流制限素子がエンハンスメント型FETであっても良い。
複数の前記電流制限素子と分圧回路が集積化した集積回路を備え、前記分圧回路が前記電流検出抵抗の両端間電圧を分圧しても良い。
前記分圧回路と前記電流検出抵抗が一体化していても良い。
前記集積回路を複数備えていても良い。
以上のように本発明のLED駆動回路は、LED列の中間接続部に接続するバイパス回路と端部に接続する電流制限回路を備えているか、又は複数のバイパス回路を備えている。各バイパス回路又は電流制限回路はそれぞれ電流制限素子を含み、各電流制限素子は電流検出抵抗の両端の電圧又はその分圧電圧で制御される。すなわち本発明のLED駆動回路は実質的に一個の電流検出抵抗で各バイパス回路又は電流制限回路を制御できるので、従来のLED駆動回路がバイパス回路又は電流制限回路毎に備えていた電流検出抵抗を不用とした。この結果、バイパス回路又は電流制限回路が定電流動作を開始するまでの移行期間において、回路電流が増加することにより発光量の不足が改善し、各回路ごとの電流検出抵抗による電力損失が無くなることにより電力利用効率が改善する。
本発明の第1実施形態におけるLED駆動回路の回路図。 図1に示した回路の電圧と電流の関係を示すグラフ。 本発明の第2実施形態におけるLED駆動回路の回路図。 本発明の第3実施形態におけるLED駆動回路の回路図。 本発明の第4実施形態におけるLED駆動回路の回路図。 本発明の第5実施形態におけるLED駆動回路の回路図。 本発明の第6実施形態におけるLED駆動回路の回路図。 従来例として示したLED駆動回路の回路図。 本発明の第7実施形態におけるLED駆動回路の回路図。 本発明の第8実施形態におけるLED駆動回路の回路図。
以下、添付図1〜7により本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。なお特許請求の範囲に記載した発明特定事項との関係をカッコ内に記載している。
(第1実施形態)
図1と図2により本発明の第1実施形態を説明する。先ず図1により本実施形態のLED駆動回路10を説明する。図1はLED駆動回路10の回路図である。図1においてLED駆動回路10は、ブリッジ整流器11、部分LED列13,14、バイパス回路であって電流制限素子でもあるFET15、電流制限回路であって電流制限素子でもあるFET16、分圧回路10a、電流検出用の抵抗19からなる。なお、LED駆動回路10に含まれるLED列は、部分LED列13と部分LED列14が直列接続したものである。また、説明の便宜のため商用交流電源12を書き加えている(以下同様)。
図1において、商用交流電源12はブリッジ整流器11の入力端子に接続している。ブリッジ整流器11は、4個のダイオード11aからなり、端子Aから全波整流波形を出力し、端子Bに電流Iを戻す。部分LED列13,14はそれぞれ複数のLED13a,14aが直列接続したもので、部分LED列13のアノードがブリッジ整流器11の端子Aと接続し、部分LED列13のカソードが部分LED列14のアノードと接続している。なおLED13a,14aの順方向電圧は3V程度なので、商用交流電源12の実効値が230Vであるとき、LED列の内部ではLED13a,14aが合計で80段程度直列接続していることになる。
バイパス回路はディプレッション型のFET15(電流制限素子)からなり、電流制限回路はディプレッション型のFET16(電流制限制限素子)からなる。FET15は、ドレインが部分LED列13と部分LED列14の接続部(中間接続部)に接続し、ソースが抵抗17,19の右端子と接続し、ゲートが抵抗18,19の左端子と端子Bに接続している。FET16は、ドレインが部分LED列14のカソード(LED列の終端)に接続し、ソースがFET15のソースと接続し、ゲートが抵抗17と抵抗18の接続部と接続している。
抵抗19は電流検出抵抗であり、数十Ω程度である。抵抗17と抵抗18は直列接続し、この直列抵抗が抵抗18と並列接続している。また抵抗17と抵抗18はそれぞれ高抵抗(例えば数十kΩ〜数100kΩ)であり、抵抗18の両端の電圧を分圧する分圧回路10aを構成する。
次に図2によりLED駆動回路10の動作を説明する。図2はLED駆動回路10における電圧と電流の関係を示すグラフである。なお図2の説明に際し、図1に示される素子等を指示なく参照する。図2(a)は全波整流波形の一周期分を示し、縦軸Vが端子Bを基準としたときの端子Aの電圧であり、横軸tが時間である。図2(b)は、縦軸IがLED駆動回路10に流れる電流Iを示し、横軸が時間である。なお図2(a)と図2(b)の横軸t(時間軸)は一致している。また図2(b)のなかで点線で示した曲線は、図8で示した従来のLED駆動回路80の電流Iのうち、本実施形態のLED駆動回路10の電流Iと異なる部分を示している。
図2(b)において、図2(a)に示す全波整流波形の電圧が部分LED列13の閾値電圧以下の期間t1では電流Iは0である。全波整流波形の電圧が、部分LED列13の閾値電圧を越え、部分LED列13の閾値電圧と部分LED列14の閾値電圧の合算値に満たない期間t2では、部分LED列13からFET15を経由して電流I1が流れる。このときFET15は抵抗19の電圧降下がフィードバックし定電流動作する(第1の定電流動作状態)。さらに全波整流波形の電圧が上昇し、部分LED列13の閾値電圧と部分LED列14の閾値電圧の合算値を越える期間t3になると、部分LED列14に電流が流れる。このときFET15は抵抗19の電圧降下が大きくなるのでカットオフし、FET16は抵抗17と抵抗18から生成される分圧電圧がフィードバックし定電流動作する(第2の定電流動作状態)。なお全波整流波形の電圧が下降する期間は、全波整流波形の電圧が上昇する期間の逆の過程を辿る。
第1の定電流動作状態から第2の定電流動作状態に移行する期間(以下移行期間と呼ぶ)では、電流Iが全波整流波形とともに増加する。図中、点線示した従来のLED駆動回路80(図8参照)では、FET86のソースからFET85のソースに至る経路中に抵抗88が存在していたため、移行期間が長くなっていた。一方、本実施形態のLED駆動回路10では、FET16のソースからFET15のソースに至る経路に抵抗が存在しないため、移行期間が短く、電流Iが速やかに立ち上がる。この結果、従来の駆動回路80に対し移行期間における電流増により発光量の不足が改善する。またLED駆動回路10では、従来のLED駆動回路80で存在していた抵抗による発熱がなくなり、移行期間において従来ここで消費されていたエネルギーが発光に回るため電力利用効率が改善する。
なおLED駆動回路10に含まれる抵抗19とLED駆動回路80に含まれる抵抗87は同じ値になる。また、前述のようにLED駆動回路10では、商用交流電源12の電圧が部分LED列13の閾値電圧を越え、且つ部分LED列13の閾値電圧と部分LED列14の閾値電圧の合算値に満たない期間t2において、部分LED列14には電流が流れない。このとき抵抗17と抵抗18により得た分圧電圧では電流制限素子であるFET16は、オフ状態若しくはオン状態又はフィードバックによる安定した状態のいずれの状態にもなっていない。しかしながら部分LED列14には電流が流れないのでFET16がどのような状態になっていても問題は生じない。
(第2実施形態)
図1に示したLED駆動回路10は、電流検出用の抵抗19と分圧用の抵抗17,18を備えていた。しかしながら電流検出用の抵抗と分圧用の抵抗を兼用しても良い。そこで図3により第2実施形態として電流検出用の抵抗と分圧用の抵抗を兼用したLED駆動回路30を説明する。
図3はLED駆動回路30の回路図である。LED駆動回路30と図1で示したLED駆動回路10との違いは、図3において分圧回路33が電流検出回路を兼ねていることだけである。すなわちLED駆動回路10に含まれる電流検出用の抵抗19の抵抗値と、LED駆動回路30に含まれる抵抗31と抵抗32の合成抵抗値は等しく、LED駆動回路10に含まれる抵抗17,18の抵抗値の比と、LED駆動回路30に含まれる抵抗31と抵抗32の抵抗値の比は等しい。この結果、LED駆動回路30は、全波整流波形と回路に流れる電流の関係が図2で示したLED駆動回路10の関係と等しくなり、LED駆動回路10と同様に発光量が増加し、消費電力についてもLED駆動回路10と等しくなる。
(第3実施形態)
図1に示したLED駆動回路10はLED列に含まれる部分LED列13,14が2個
であった。しかしながらLED列に含まれる部分LED列の個数は2個に限られない。そこで図4により第3実施形態として4個の部分LED列41,42,43,44を備えるLED駆動回路40を説明する。図4はLED駆動回路40の回路図である。
図4においてLED駆動回路40は、ブリッジ整流器11、部分LED列41,42,43,44、バイパス回路であって電流制限素子でもあるFET45,46,47、電流制限回路であって電流制限素子でもあるFET48、分圧回路400、電流検出用の抵抗405からなる。なお、LED駆動回路40に含まれるLED列は、部分LED列41,42,43,44が直列接続したものである。また、説明の便宜のため商用交流電源12を書き加えている。
図4において、商用交流電源12とブリッジ整流器11については図1に示したLED駆動回路10と等しい。部分LED列41,42,43,44は、複数のLED41a,42a,43a,44aが直列接続したものである。さらに各部分LED列41〜44も直列接続している。部分LED列41のアノードはブリッジ整流器11の端子Aと接続し、部分LED列41,42,43,44同士の接続部(中間接続部)及び部分LED列44のカソード(LED列の終端)が、それぞれFET45,46,47,48のドレインに接続している。なおLED41a,42a,43a,44aの順方向電圧が3V程度なので、商用交流電源12の実効値が230Vであるとき、LED列の内部ではLED41a,42a,43a,44aが合計で80段程度直列接続していることになる。
バイパス回路はディプレッション型のFET45,46,47(電流制限素子)からなり3個存在する。同様に電流制限回路もディプレッション型のFET48(電流制限制限素子)からなる。各FET45,46,47,48のソースは相互に接続し、さらに抵抗405,404の右端子と接続している。FET45、FET46、FET47、FET48のゲートは、それぞれ、抵抗401の左端子、抵抗401と抵抗402の接続部、抵抗402と抵抗403の接続部、抵抗403と抵抗404の接続部、に接続している。
抵抗405は電流検出抵抗であり、数Ω〜数十Ω程度である。抵抗401〜405は直列接続し、この直列抵抗が抵抗405と並列接続している。また抵抗401〜405はそれぞれ高抵抗(例えば数100Ω〜数100kΩ)であり、抵抗405の両端の電圧を分圧する分圧回路400を構成する。
LED駆動回路40も、図1,3に示したLED駆動回路10,30と同様に、電流検出用に挿入した抵抗405の両端の電圧及びその分圧電圧でバイパス回路及び電流制限回路に含まれるFET45〜48を制御しているので、発光量を増加させながら、電流検出抵抗による電力損失を最小限にしている。なお、LED列内に含まれる部分LED列の数を増すと、図2(b)において示した不灯期間である期間t1が短くなる。さらに電流が変化する段数も増加し電流波形が正弦波に近づくので、力率や歪率、フリッカが改善する。また電流制限回路は全波整流波形の電圧に対しオフ状態にする必要が無いので、FET48の代わりに定電流ダイオードや他の構成の定電流回路を使用しても良い。また電流制限回路の代わりに電流制限抵抗を用いることもできる。また図3で示した分圧回路33のように、電流検出用の抵抗405を分割し分圧回路と兼用させても良い。このとき分圧回路400を不要にできる。
(第4実施形態)
図1,3,4に示したLED駆動回路10,30,40は、バイパス回路や電流制限回路に含まれる電流制限素子としてディプレッション型のFETを使用してきた。しかしながら電流制限素子はディプレッション型のFETには限られず、エンハンスメント型のFETやバイポーラトランジスタであっても良い。そこで図5により第4実施形態として電
流制限素子としてエンハンスメント型のFETを使用するLED駆動回路50を説明する。
図5はLED駆動回路50の回路図である。LED駆動回路50と図1で示したLED駆動回路10との違いは、図5においてバイパス回路が電圧変換回路51とエンハンスメント型のFET52から構成され、同様に電流制限回路が電圧変換回路53とエンハンスメント型のFET54から構成されていることだけである。
電圧変換回路51には分圧回路10aの左端子の電圧が入力し、電圧変換回路53には分圧回路10aの分圧電圧が入力する。その他、電圧変換回路51,53には、図示していない電源等が入力する。電圧変換回路51,53には、定電圧発生回路と加算回路が含まれ、必要に応じて安定した直流電源を得るための平滑回路や電圧降下回路等が設けられる。
エンハンスメント型のFET52,54は電流が流れ出すゲート−ソース間電圧(FETの閾値電圧)が、負の閾値電圧を持つディプレッション型のFET15,16(図1参照)と異なり正の値になる。そこで電圧変換回路51,53に内蔵された定電圧発生回路から得られる電圧と分圧電圧を加算(又は減算)し、この電圧でFET52,54に流れる電流を制御する。すなわち図1のバイパス回路(FET15)や電流制限回路(FET16)と同様に、FET52,54のネガティブフィードバック制御、及びFET52のカットオフ制御を行う。
LED駆動回路50も、図1,3,4に示したLED駆動回路10,30,40と同様に、電流検出用に挿入した抵抗19の両端の電圧及びその分圧電圧でバイパス回路及び電流制限回路に含まれるFET52,54を制御しているので、発光量を増加させながら、電流検出抵抗による電力損失を最小限にしている。
(第5実施形態)
図5に示したLED駆動回路50には、電圧変換回路51に定電圧発生回路と加算回路が含まれていた。しかしながらバイポーラトランジスタを使うと電圧変換回路を簡単に構成できる。そこで図6により第5実施形態として、バイパス回路及び電流制限回路にバイポーラトランジスタ(以下トランジスタと呼ぶ)を含み、電流制限素子としてエンハンスメント型のFETを使用するLED駆動回路60を説明する。
図6はLED駆動回路60の回路図である。LED駆動回路60と図5で示したLED駆動回路50との主な違いは、図5の電圧変換回路51,53が図6において抵抗61,64とトランジスタ63,66からなる回路に置き換わったことである。前述したように図5のLED駆動回路50に含まれていた電圧変換回路51,53は定電圧発生回路と加算回路を含むものとしていたが、図6のLED駆動回路60では定電圧発生回路の代わりにトランジスタ63,66のベース−エミッタ間電圧(0.6V)を利用し、エミッタがこのベース−エミッタ電圧と分圧回路601から得られる電圧を加算するように作用し、コレクターにその反転出力が現れる。この反転出力がFET52,54をネガティブフィードバック制御(FET52においてはカットオフ制御も含む)する。
LED駆動回路60ではエミッタに電流が流れるため、図1に示したLED駆動回路10の抵抗17,18に比べ、分圧回路601に含まれる抵抗67,68を小さな値(例えば数kΩ)にする。なお電流検出用の抵抗69は、数十Ω程度なので、分圧回路601から受ける電流Iへの影響は小さい。すなわちLED駆動回路60も、図1,3,4,5に示したLED駆動回路10,30,40,50と同様に、電流検出用に挿入した抵抗69の両端の電圧及びその分圧電圧でバイパス回路及び電流制限回路に含まれるFET52,
54を制御しているので、電流検出抵抗による電力損失を最小限にしている。
(第6実施形態)
図1,3,4,5,6に示したLED駆動回路10,30,40,50,60は、制御用に分圧回路10a,33,400,601の低電圧側の端子(図中の左端子)の電圧を使っていた。例えばLED駆動回路10では、全波整流波形の高電圧期間(図2(b)の期間t3)おいて、電流検出抵抗(抵抗19)が大きな電圧降下を起こすので、FET15のソース電圧に対しゲート電圧が大きく低下することを利用して、FET15をカットオフさせていた。すなわちソース電圧を基準にFET15のカットオフ制御(図2に示す期間t2ではフィードバック制御)を行っていた。しかしながら、端子Bの電圧を基準としてフィードバック制御及びカットオフ制御を行っても良い。つまりブリッジ整流器から見て先頭のバイパス回路を分圧回路の高電圧側の端子電圧で制御しても良い。そこで図7により第6実施形態として、制御用に分圧回路の高電圧側の端子電圧を使ったLED駆動回路70を説明する。
図7はLED駆動回路70の回路図である。LED駆動回路70と図1で示したLED駆動回路10との違いは、図1のFET15からなるバイパス回路が図7においてバイパス回路71に置き換わり、図1のFET16からなる電流制限回路16が図7において電流制限回路72に置き換わり、図7においてバイパス回路71の制御用の電圧が分圧回路10aの高電圧側の端子電圧となっていることである。なお図示していないが、バイパス回路71及び電流制限回路72には電源が入力する。
バイパス回路71及び電流制限回路72は定電圧発生回路や電圧比較器を備えている。全波整流波形の電圧が部分LED列13の閾値電圧を越え、部分LED列13の閾値電圧と部分LED列14の閾値電圧の合算値に満たない期間(図2(b)の期間t2)では部分LED列13からバイパス回路71を経て電流Iが流れる。このときバイパス回路71は電流検出用の抵抗19の高電圧側の電圧がフィードバックし定電流動作する。なお電流制限回路72にフィードバックする分圧電圧は、バイパス回路71にフィードバックする電圧より低いので、所望の動作を発揮できない場合(フィードバックが不十分で不安定な状態)があるが、部分LED列14に電流が流れないので問題は生じない。なおLED駆動回路70では、図1に示したLED駆動回路10等がソース電圧を基準にフィードバック制御していたのに対し、端子Bの電圧を基準にフィードバック制御している。なおバイパス回路71では、内蔵する定電圧発生回路や電圧比較器が端子Bを基準とする図示していない直流電源で動作しており、バイパス回路71にフィードバックされる電圧がバイパス回路71の電流流出側の電圧と同電圧となっていても、電流Iによりこの電圧が変動するためフィードバック制御に利用できる。
全波整流波形の電圧が部分LED列13の閾値電圧と部分LED列14の閾値電圧の合算値を越えた期間(図2(b)の期間t3)では部分LED列13から部分LED列14及び電流制限回路72を経て電流Iが流れる。このときバイパス回路71はフィードバックする電圧が充分に高くなるためカットオフする。同時に電流制限回路72はフィードバックする分圧電圧が適正値に入り定電流動作するようになる。
LED駆動回路70も、図1,3,4,5,6に示したLED駆動回路10,30,40,50,60と同様に、電流検出用に挿入した抵抗19の両端の電圧及びその分圧電圧でバイパス回路71及び電流制限回路72を制御しているので、発光量を増加させながら、電流検出抵抗による電力損失を最小限にしている。
(第7実施形態)
第1実施形態のLED駆動回路10に含まれるFET15,16は、ゲート・ソース間
電圧とドレイン電流の関係(以下特性と呼ぶ)が個々のFET素子ごとにばらつくことがある(第2、3実施形態のLED駆動回路30,40も同様)。この結果、製品毎に輝度や消費電力もばらつくことになる。このばらつく範囲(製品規格)を小さくするためにはFET15,16の特性にあわせて抵抗17,18,19(図1参照)の値を微調整すれば良い。
例えばLED駆動回路10の場合、図1において、FET15,16の特性に合わせて電流I2(図2(b)参照)のみを変更し、輝度や消費電流に係る規格を狭しても良い。仮に特性I、特性J、特性KのFETがあるものとする。このとき特性IのFETをFET15,16に適用したLED駆動回路10I、特性JのFETをFET15,16に適用したLED駆動回路10J、特性KのFETをFET15,16に適用したLED駆動回路10Kが存在することになる。また説明のため、特性I、特性J、特性Kは、順にゲート・ソース間遮断電圧が大きくなる(ゲート・ソース間遮断電圧は負の値なので、ゲート・ソース間電圧が0Vのときのドレイン電流は順に小さくなる)ものとする。
このとき抵抗値が3通りの抵抗(3種類の抵抗)を準備することにより、LED駆動回路10I,10J,10Kを狭い製品規格に収めることができる。例えば、3種類の抵抗の値が、0.475xR(Ω)、0.500xR(Ω)、0,525xR(Ω)であるものとする(0.475等は係数であり、Rは定数である。)。このときLED駆動回路10Iでは抵抗17を0.475xR(Ω)、抵抗18を0.525(Ω)とし、LED駆動回路10Jでは抵抗17,18をそれぞれ0.500(Ω)とし、LED駆動回路10Kでは抵抗17を0.525xR(Ω)、抵抗18を0.475xR(Ω)とすれば良い場合がある。つまり基準となる抵抗値(この場合0.500(Ω))に対し微小な補正値(この場合0,025xR(Ω))を増減させることにより、準備すべき抵抗の種類を削減している。なお抵抗19はLED駆動回路10I,10J,10Kで同じ値である。
しかしながら、上述のようにしてFETの特性ばらつきに対し準備すべき抵抗の種類が削減できるとはいっても、この場合、基準となる特性Jおいて抵抗17,18は等しくなければならず、さらに特性Iと特性Kでは0.475xR(Ω)の抵抗の取り付け場所が異なっている(0.525xR(Ω)の抵抗も同様)。そこで図9により第7実施形態として、FETの特性がばらついても一箇所の抵抗値を調整するだけで製品規格を狭くできるLED駆動回路90について説明する。
図9はLED駆動回路90の回路図である。図9において図1とおなじ符号は同等の部品及びブロックを示し説明を省略する。図9と図1の違いは、図1における分圧回路10aが図9において分圧回路91に置き換わっていることだけである。図9において、分圧回路91は抵抗19の両端間電圧を分圧する。また分圧回路91において、抵抗92と抵抗97の接続部はFET15のゲートに接続し、抵抗97と抵抗98の接続部はFET16のゲートと接続している。すなわち分圧回路91は、図1の分圧回路10aに抵抗92が追加された構成になっている。
図1の分圧回路10aに比べ、分圧回路91に抵抗92が存在するためFET15,16に掛かるフィードバックが弱くなる。このため所望のフィードバック量を確保するためには、抵抗19により多くの電流を流さなければならない(抵抗19の両端間電圧を大きくする)。なお、説明を簡単にするため抵抗17(図1参照)と抵抗97及び抵抗18(図1参照)と抵抗98はそれぞれ同じ抵抗値であるものとする。
この性質を利用すると、特性の異なるFETに対し抵抗92の抵抗値を調整することによりLED駆動回路90の製品規格を狭くできる。つまりFET15,16が基準となるFET(特性J)よりも電流を流しにくい特性を有する場合(特性K)、抵抗92の値を
大きくしてFET15,16により多くの電流を流させ、規格値内におさめるようにする。なおFET15,16は電流を流しにくい特性であるので、前述の「より多くの電流」とは、FET15,16にとって「より多くの電流」という意味であり、「より多くの電流」にすることで狙いとする電流規格値に入れられる、ということである。またFET15,16が電流を流し易い特性(特性I)を有するときは抵抗92の値を小さくする。
以上のようにしてFET15,16の特性が変動したら、抵抗92の値を調整して消費電流や発光輝度を狭い規格内に収めることができる。このように分圧回路に調整用の抵抗を追加してFETの特性ばらつきに対応する手法は、第2,3,4実施形態でも有効である。
(第8実施形態)
本発明のLED駆動回路及び図8に示したLED駆動回路80は、部分LED列とバイパス回路からなる回路ブロック(最終段は部分LED列と電流制限回路)をカスケード接続(はしご状回路)することにより多段化が可能であり、4段化した例とし図4にLED駆動回路40を示した。LED駆動回路40の説明ではFET45〜48と抵抗401〜405がそれぞれ別個の部品であることを暗黙裡に前提としていたが、本発明のLED駆動回路では一部の部品を集積化してもよい。そこで図10により、第8実施形態として2個のFETと2個の抵抗を集積化したLED駆動回路100について説明する。
図10はLED駆動回路100の回路図である。図10において図4と同じ符号は同等の部品及びブロックを示し説明を省略する。図10と図4の違いは、図4におけるFET45〜48と抵抗401〜404が図10では2個の集積回路107,108に置き換わり、図4の抵抗405が図10では抵抗105,106に置き換わっていることである。
集積回路107の内部では、抵抗101と102が分圧回路を構成し、抵抗101の左端子がFET145のゲートに接続し、抵抗101と抵抗102の接続部がFET146のゲートに接続している。集積回路108の内部でも同様に、抵抗103と104が分圧回路を構成し、抵抗103の左端子がFET147のゲートに接続し、抵抗103と抵抗104の接続部がFET148のゲートに接続している。なお集積回路107と108はFET145〜148の特性及び抵抗101〜104の値を含めて同じものである。
集積回路107では、FET145のドレインが部分LED列41と部分LED列42の接続部と接続し、FET146のドレインが部分LED列42と部分LED列43の接続部と接続し、抵抗101と抵抗102からなる分圧回路が抵抗105の両端間電圧を分圧する。集積回路108でも同様に、FET147のドレインが部分LED列43と部分LED列44の接続部と接続し、FET148のドレインが部分LED列44のカソードと接続し、抵抗103と抵抗104からなる分圧回路が抵抗106の両端間電圧を分圧する。
LED駆動回路100は、抵抗105の値を抵抗106の値より大きくすることで、図4のLED駆動回路40と同等の動作をする。FETの特性ばらつきを補正したい場合は、図9のLED駆動回路90と同様の手法に基づき、抵抗101(又は抵抗103)の左端子と抵抗105(又は抵抗106)の左端子との間に抵抗を挿入すればよい。なお集積回路107,108では、図1や図4に示したLED駆動回路10,40と同様に、抵抗101〜104が抵抗105,106に比べて十分大きな値であることを前提にしている。しかしながら抵抗105〜106の値を小さくすれば、図3で示したLED駆動回路30と同様にLED駆動回路100でも外付けの抵抗105又は抵抗106を省略することができる。
なおLED駆動回路100は、部分LED列41,42、集積回路107及び抵抗105からなる回路ブロック(以下ブロックAと呼ぶ)と、部分LED列43,44、集積回路108及び抵抗106からなる回路ブロック(以下ブロックBと呼ぶ)とがはしご状に接続しているともいえる。これに対しブリッジ整流器11の負荷としてブロックAとブロックBを並列接続しても良い。つまりLED駆動回路100の配線の一部を変更して、ブロックA,Bを並列接続させたLED駆動回路(以下LED駆動回路100aと呼ぶ)を構成できる。
例えば、このLED駆動回路100aを実効値が100〜120Vの商用電源で使用し、ブロックA,Bがはしご状に接続したLED駆動回路100を実効値が200〜240Vの商用電源で使うことができる。このようにLED駆動回路100は、配線を簡単に切り替えられるような構造にしておけば、低電圧で使用する環境においてLED駆動回路100aにすばやく変更でき、LED駆動回路100の適用範囲を広げることが可能になる。なおLED100aでは、抵抗105,106は同じ値にするのが好ましい。
10,30,40,50,60,70,90,100…LED駆動回路、
11…ブリッジ整流器、
11a…ダイオード、
12…商用交流電源、
13,14,41,42,43,44…部分LED列、
13a,14a,41a,42a,43a,44a…LED、
15,16,45,46,47,48,
145,146,147,148…FET(ディプレッション型FET)、
17,18,19,31,32,61,64,67,68,69,
91,97,98,101,102,103,104,105,106,
401,402,403,404,405…抵抗、
33,10a,91,400,601…分圧回路、
51,53…電圧変換回路、
52,54…FET(エンハンスメント型FET)、
71…バイパス回路、
72…電圧制限回路、
107,108…集積回路。

Claims (10)

  1. 商用交流電源の電圧に応じて、点灯するLEDの個数が変化するLED駆動回路において、
    複数の前記LEDが直列接続したLED列と、
    前記LED列に流れる電流を検出するための電流検出抵抗と、
    前記LED列の中間接続部に接続するバイパス回路と、
    前記LED列の端部に接続する電流制限回路と
    を備え、
    前記バイパス回路及び前記電流制限回路が電流制限素子を含み、
    少なくとも1つの前記電流制限素子が前記電流検出抵抗の両端間の電圧を分圧して得た電圧により制御されることを特徴とするLED駆動回路。
  2. 商用交流電源の電圧に応じて、点灯するLEDの個数が変化するLED駆動回路において、
    複数の前記LEDが直列接続したLED列と、
    前記LED列に流れる電流を検出するための電流検出抵抗と、
    前記LED列の複数の中間接続部にそれぞれ接続する複数のバイパス回路と
    を備え、
    前記バイパス回路が電流制限素子を含み、
    少なくとも1つの前記電流制限素子が前記電流検出抵抗の両端間の電圧を分圧して得た電圧により制御されることを特徴とするLED駆動回路。
  3. 前記電流制限素子がディプレッション型FETであることを特徴とする請求項1又は2に記載のLED駆動回路。
  4. 前記バイパス回路又は前記電流制限回路が電圧変換回路を含むことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載のLED駆動回路。
  5. 少なくとも1つの前記電圧変換回路に前記電流検出抵抗の両端間の電圧を分圧して得た電圧が入力し、その電圧を前記電圧変換回路が電圧変換して前記電流制限素子を制御することを特徴とする請求項4に記載のLED駆動回路。
  6. 前記電圧変換回路がバイポーラトランジスタを含み、少なくとも1つの前記バイポーラトランジスタのエミッタに前記電流検出抵抗の両端間の電圧を分圧して得た電圧が入力することを特徴とする請求項4又は5に記載のLED駆動回路。
  7. 前記電流制限素子がエンハンスメント型FETであることを特徴とする請求項4から6のいずれか一項に記載のLED駆動回路。
  8. 複数の前記電流制限素子と分圧回路が集積化した集積回路を備え、前記分圧回路が前記電流検出抵抗の両端間電圧を分圧することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載のLED駆動回路。
  9. 前記分圧回路と前記電流検出抵抗が一体化していることを特徴とする請求項8に記載のLED駆動回路。
  10. 前記集積回路を複数備えていることを特徴とする請求項7又は8に記載のLED駆動回路。
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