JP2014196656A - サイフォン送水装置及びサイフォン送水方法 - Google Patents
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Abstract
Description
1.電気を得ることができない場所であってもサイフォン作用を応用して高水位域にある貯留部の水を高水位域より低所に位置する低地域に送水させるサイフォン送水装置と送水方法を提供する。
2.数十本、数百本と多条配管する場合も、設置された送水パイプのそれぞれのサイフォン用の送水パイプにそれぞれ1カ所設けられた注水合流部材の注水部から、1台のみの送水機器を使用して各送水パイプに順番に注水を行って多条なサイフォン作業を起動させることができるサイフォン送水装置と送水方法を提供する。
3.水中ポンプなど送水機器の調達を1台として、1台の送水機器で多条配管できるようにすることで機材の調達や運搬作業の省力化を図ることができるため、一刻を争う排水作業開始の迅速性を確保することのできるサイフォン送水装置と送水方法を提供する。
4.また、従来のサイフォン作用の起動時に送水パイプ内へ注水する前後に行う危険な人力作業であるところの吸水口や吐出口の開閉作業を省くことができるサイフォン送水装置と送水方法を提供する。
5.送水設備の設置費用や稼働時のランニングコストの縮減を達成することができるサイフォン送水装置と送水方法を提供する。
6.さらに、この簡易なサイフォン送水装置及び送水方法を応用して、吸水口を固定し又は位置を変えて湖底に沈め使用することで、湖底などの排土砂を行うことも可能なサイフォン送水装置及び送水方法を提供する。
なお、以下文中の「送水」は「送水を伴う排土砂」という内容も含めることとする。
本発明のサイフォン送水装置は、
高水位域にある貯留部の水又は、水及び土砂を前記高水位域より低所に位置する低地域に移動させるサイフォン送水装置であって、
断面形状を保持可能なパイプ状部材からなり、前記低地域と前記高水位域との間に架設され、それぞれ高水位域側に開口された吸水口を、低地域側にも開口された吐出口を有する送水パイプと、
前記送水パイプに連結され、送水器機と連結可能な少なくとも1カ所以上の注水開閉装置を備え又は注水開閉装置を取り付け可能な注水部を備えた注水合流部材とを、備えていることを特徴とするサイフォン送水装置である。
さらに、本発明にかかるサイフォン送水装置において、前記サイフォン送水装置のサイフォン送水機能が稼働した後に前記サイフォン送水装置の送水機能で第2サイフォン送水装置の注水合流部材の注水部から注水して、前記第2サイフォン送水装置の送水パイプのうち注水合流部材より下流の送水パイプ内を満水とした後に注水合流部材に設けた注水開閉装置を閉じて第2サイフォン送水装置にサイフォン作用による送水機能を稼働させるものであってもよい。第1のサイフォン送水装置のサイフォン作用を起動させた後、さらに別の第2、第3以降のサイフォン送水装置を同様の作業を行うことで起動させる場合は、このように、全く電気を使用することなく、第2サイフォン送水装置以降の排水装置を起動することができるものであってもよい。
第1実施形態にかかるサイフォン送水装置100が図1に示されている。図1は、第1実施形態にかかるサイフォン送水装置100の構成の概略を示す側面図である。第1実施形態にかかるサイフォン送水装置100は、主として、送水パイプ10と、注水部11aと吸水部11bと送水部11cとを形成する注水合流部材11、注水部11aから送水する水の送水量を調整する注水開閉装置70と、送水パイプ10に水を供給する送水器機40と、を備えている。
第2実施形態にかかるサイフォン送水装置100が図14に示されている。第2実施形態にかかるサイフォン送水装置100は、多条配管を敷設しようとする場合の1例であり、第1実施形態とほぼ同様の第1のサイフォン送水装置110と、第1実施形態に対して送水器機40を有していない第2のサイフォン送水装置120と、これらの間を連結する吸気引込用ホース50とを備えている。
第3実施形態にかかるサイフォン送水装置100が図15に示されている。第3実施形態にかかる第1のサイフォン送水装置100は、多条配管を敷設しようとする場合のさらなる別例であり、第1実施形態とほぼ同様の第1のサイフォン送水装置110は送水器機に1つ以上の第2サイフォン送水装置の注水合流部材11に設けた注水開閉装置70との間を連結する注水用ホース53とを備えている。1つ以上の第2サイフォン送水装置120が第1実施形態と異なるのは送水器機を有していないことである。
いう表現をしているが注水部11aと注水開閉装置70とは別々の構造を連結して構成する物でも良く、又は一体の構造であっても良いものとする。
第4実施形態にかかるサイフォン送水装置100が図16に示されている。第4実施形態にかかるサイフォン送水装置100は、硬質な送水パイプ10の下流側端部(吐出部)に折り畳み又は巻き畳み可能な柔軟な送水ホース24が接続して設けられている。柔軟な送水ホース24の吐出口は送水パイプ10の吐出口12と同じく開閉装置を備えず開口されている。送水パイプ10と柔軟な送水ホース24の接続位置は、最大排水量を確保できる基準水頭差より低地域側に設けるか、もしくは高水位域の貯留部90の水面の高さと同じかそれより低い位置より下流側に接続されているとよい。かかる位置に配置することでサイフォン作用を持続させることができるからである。送水パイプ10の最高地点に接続された注水合流部材11の注水部11aに設けた注水開閉装置70から真空ポンプを用いて送水パイプ10内の空気を送水パイプ10内から排出することで柔軟な送水ホース24は送水パイプ10内の気圧の減圧とともに内断面は閉塞密閉状態となり(図16A)、同時に減圧現象は高水位域の貯留部90の水を送水パイプ10内へ吸い込むこととなる。さらに空気の排出を続けることで吸い込まれた水は送水パイプ10の最高地点を通過して送水パイプ10の下流側に流下し柔軟な送水ホース24が閉塞密閉した箇所から水が溜まり始める(図16B)。その後、送水パイプ10の最高地点までの間に溜まった水の重量で柔軟な送水ホース24の閉塞箇所が水の重みで徐々に下がり移動を始める(図16C)。さらに、柔軟なホースの閉塞密閉部を押し伸ばして流下を始めると送水パイプ10の最高地点から下流側の送水パイプの中に残る空気を伴って流下しサイフォン作用を稼働させることができる(図16D)。この排水装置の構造においても柔軟な送水ホース24のどこにも開閉装置を備えていないため作業手順の中に開閉装置を開閉する作業は含まれず省略することできることとなる。この真空ポンプを使用した場合の注水開閉装置70の大きさは、水を一気に注水してサイフォン作用を起動する場合の大きさは必要なく、真空ポンプの機能によるが空気を徐々に排出するだけの大きさがあれば良いため開閉装置もそれに合わせた大きさとなり、例えばΦ10mmの吸気孔とそれに伴う開閉装置の構造があれば機能することができる。
第5実施形態にかかるサイフォン送水装置100の吸水口13が図17に示されている。図17Aは、第5実施形態のサイフォン送水装置100の吸水口13の正面模式図、図17Bは、第5実施形態のサイフォン送水装置100の吸水口13の平面模式図、図17Cは、サイフォン送水装置100の吸水口13の側面模式図である。第5実施形態にかかるサイフォン送水装置100は、貯留部90に配置される送水パイプ10の吸水口13の形態に関する。吸水口13には、スクリュー31が取り付けられている。スクリュー31は、吸水口13に吸水される水によって回転される。このスクリュー31の回転によって、湖底や川底の堆積土が水中撹拌される。水中撹拌された堆積土は水とともに吸水口13から吸引され低地域に排水される。また、スクリュー31の上方部及び両側面部にはスクリュー31を回転させる流れがスクリュー31の後方から吸水口13に流れ込まないようカバー35が設けられている。この構造とすることでスクリューの下方は堆積土となるためスクリュー31の周囲がスクリューカバー35と堆積土面で覆われ、流れはスクリュー31の前面から流れ込むためスクリュー31を回転させるに有効な流れとなる。
第6実施形態にかかるサイフォン送水装置100の吸水口が図18に示されている。図18Aは、第6実施形態のサイフォン送水装置100の吸水口13の正面模式図、図18Bは、第6実施形態のサイフォン送水装置100の吸水口13の平面模式図、図18Cは、サイフォン送水装置100の吸水口13の側面模式図である。第6実施形態にかかるサイフォン送水装置100は、貯留部90に配置される送水パイプ10の吸水口13の形態に関する。吸水口13には、スクリュー31が取り付けられている。スクリュー31は、吸水口13に吸水される水によって回転される。このスクリュー31の回転によって、湖底や川底の堆積土が水中撹拌される。水中撹拌された堆積土は水とともに吸水口13から吸引され低地域に排水される。第6実施形態にかかるサイフォン送水装置は、第5実施形態にかかるサイフォン送水装置100に対して、プロペラ31が2つ設けられている点及びプロペラ31が送水パイプ10の吸水口13の外側に形成されている点が異なる。この第6実施形態のようにプロペラが吸水口13の外側に配置されている場合も、撹拌堆積土が周囲に散ってしまわないように、また、スクリュー31の上方部及び両側面部にはスクリュー31を回転させる流れがスクリュー31の後方から吸水口13に流れ込まないようスクリューカバー35が設けられている。この構造とすることでスクリューの下方は堆積土となるためスクリュー31の周囲がスクリューカバー35と堆積土面で覆われ、流れはスクリュー31の前面から流れ込むためスクリュー31を回転させるに有効な流れとなる。
第7実施形態にかかるサイフォン送水装置100の吸水口13が図19に示されている。図19Aは、第7実施形態のサイフォン送水装置100の吸水口13の正面模式図、図19Bは、第7実施形態のサイフォン送水装置100の吸水口の平面模式図、図19Cは、サイフォン送水装置100の吸水口13の側面模式図である。第7実施形態にかかるサイフォン送水装置100は、貯留部90に配置される送水パイプ10の吸水口13の形態に関する。第7実施形態にかかるサイフォン送水装置100は、貯留部90に配置される吸水口13が2つ配置され、吸水口13に対応してそれぞれ駆動用吸水口13a及び吸水用吸水口13bの機能を有する。駆動用吸水口13aには、スクリュー31が取り付けられている。スクリュー31は、駆動用吸水口13aに吸水される水によって回転される。このスクリュー31の回転によって、湖底や川底の堆積土は水中撹拌される。水中撹拌され浮遊した堆積土は水とともに吸水用吸水口13bから吸引され低地域に水とともに排水される。これによると駆動用吸水口13aから吸水する水の流れるエネルギーをスクリュー31の回転エネルギーに変えることで従来電気を使用した撹拌装置で堆積土を水中撹拌していた作業が電気を使用しなくても撹拌作業を行うことができる。これによれば堆積土を吸水する吸水用吸水口13bとスクリュー31を回転させる駆動用吸水口13aが分かれているため、水中撹拌され浮遊する堆積土がスクリュー31に衝突しながら吸水される確率が減少するため、スクリュー31の損傷防止の効果が発揮できる。吸水口13を2箇所設ける方法としては送水パイプ10を2本備える方法と、吸水口は2カ所設けるが吸水口の下流側で1本に合流して1本の送水パイプ10として構成する方法がある。合流する方法の場合、合流後の送水パイプの断面の大きさは2つの吸水口の断面の合計以上の大きさがあることが望ましい。また、スクリュー31の上方部及び側面部にはスクリュー31を回転させる流れがスクリュー31の後方から吸水口13に流れ込まないようスクリューカバー35が設けられて、反対側は吸水用吸水口13bで覆われる構造とすることでスクリューの下方は堆積土となるためスクリュー31の周囲がスクリューカバー35と吸水用吸水口13bで覆われるため流れはスクリュー31の前面から流れ込むためスクリュー31を回転させるに有効な流れとなる。
第8実施形態にかかるサイフォン送水装置100が図20に示されている。図20Aは、第8実施形態のサイフォン送水装置100の吸水口13の正面模式図、図20Bは、第8実施形態のサイフォン送水装置100の吸水口13の平面模式図、図20Cは、第8実施形態のサイフォン送水装置100の吸水口13の側面模式図である。第8実施形態にかかるサイフォン送水装置100は、貯留部90に配置される送水パイプ10の吸水口13の形態に関する。第8実施形態にかかるサイフォン送水装置100は、貯留部90に配置される送水パイプ10の吸水口13が複数配置され、吸水口に対応してそれぞれ駆動用吸水口13a及び吸水用吸水口13bを有する。駆動用吸水口13aには、駆動用スクリュー34が取り付けられている。駆動用スクリュー34は、駆動用吸水口13aに吸水される水によって回転される。一方、吸水用吸水口13bは、駆動用吸水口13aから離れた位置に設けられている。吸水用吸水口13bには堆積土撹拌用部材32が設けられており、駆動用吸水口13aの駆動用スクリュー34のスクリュー回転により得られた回転エネルギーは連動部材33を伝わり吸水用吸水口13bより前方に備えられた堆積土撹拌用部材32を稼働させることができる。この堆積土撹拌用部材32で湖底又は川底などに堆積する堆積土を水中撹拌して吸水用吸水口13bから撹拌され浮遊する堆積土とともに吸水し低地域に排水することができる。これによれば水中撹拌され浮遊する堆積土の吸水は吸水用吸水口13bで行われるため、吸水用吸水口13bから離れた位置に設けられた駆動用吸水口13aから浮遊する堆積土を吸水する確率が大きく減少するため駆動用吸水口13aで回転する駆動用スクリュー34の損傷防止に大いに役立つ構造となる。この構造においては、送水パイプ10を吸水口13の数と同じ本数設ける方法と、吸水口13は複数設けるが吸水口13の下流側で吸水口の個数以下の送水パイプ10の本数となるよう合流して構成する方法がある。吸水口を下流で合流する方法の場合、合流後の送水パイプ10の断面の大きさは合流する吸水口の個数の合計断面以上の大きさがあること望ましい。また、駆動用スクリュー34の周囲が駆動用吸水口13aのパイプ内であるため流れは駆動用スクリュー34の前面から流れ込むため駆動用スクリュー34を回転させるに有効な流れとなる。
第9実施形態にかかるサイフォン送水装置100が図21に示されている。図21は、第9実施形態のサイフォン送水装置100の吸水口13の側面断面図である。第9実施形態にかかるサイフォン送水装置100は、貯留部に配置される送水パイプ10の吸水口13の形態に関する。第9実施形態にかかるサイフォン送水装置100は、貯留部90に配置される送水パイプ10の吸水口13に取付ける斜め開口形成用吸水口部材13Aであり、開口面が斜め上方側に向いて形成されているとともに、開閉蓋13Abが設けられている。吸水口13を斜めに形成するには、送水パイプ13の端部自体を斜めにカットしてもよいが、設置する際に、開口面の角度を調整しづらいため、図21に示すように、斜め開口形成用吸水口部材13Aを別途作製し、送水パイプ10の吸水口13に取り付けてもよい。かかる構成を採用することで、吸水口13を確実に斜め上方へ向けることができる。なお、図21においては、ボルトとナットで固定するものとしてあるが、送水パイプ10の内面と斜め開口形成用吸水口部材13Aの筒状部13Aaにネジをきって直接螺合させてもよい。さらに斜め開口形成用吸水口部材13Aには、フロート81を繋ぐためのフロート取付部13Aeを備えており、蝶番によって斜め開口形成用吸水口部材13Aと回動可能に設けられている開閉蓋13Abを有する。そのため、図22A、Bに示すように、水面が上昇すれば、フロート81も上昇するため、開閉蓋13Abを引き上げて開くことができ、開閉蓋13bを引き上げられない程度まで水面が下降すれば開閉蓋13Abは、図22Cに示すように、吸水口13を閉めることとなる。この効果により、ある一定の水位以下になれば、開閉蓋は、自重により閉まるので吸水が止まり、送水を自動的に停止することができる。送水作業の一時停止状態は、送水ホース10内は満水状態のままであり、水の移動が止まった状態となって、いつでもサイフォン作用を再開できる状態となっている。従って、水面の水位が再び上昇すると、それに伴ってフロート81が上昇して開閉蓋13Abを引き上げて開放状態とするため吸水作業が再開され、それに伴って送水パイプ内の水が下流側へ移動するためサイフォン作業が自動的に始まり送水作業が再開することになる。
第10実施形態にかかるサイフォン送水装置100が図23に示されている。図23は、第10実施形態のサイフォン送水装置100の吸水口13の側面断面図である。第10実施形態にかかるサイフォン送水装置100は、貯留部に配置される送水パイプ10の吸水口13の形態に関する。第10実施形態にかかるサイフォン送水装置100は、貯留部に配置される送水パイプ10の吸水口13の底面側、側面側を覆うようにカバー部13fが設けられている点が異なる。かかる構成を採用することによって、吸水口13の先端を湖底や川底に投入した際に、その先端が底部に対し、直角又は斜めに突き刺さる角度で投入したとしても、カバー部13fが底に当接した状態となって、吸水口13は底面に直接接しないため、吸水口を開放した状態で設置することができ、投入時に吸水口13からドロや小石を急激に吸い込んで吸水口が詰まってしまう状態とならないように設置することができ、この状態で新たに流出して来る水や土砂を吸水しながら、送水作業を実施することができる。なお、カバー部13fは、図23Bに示すように、吸水口13に取り付ける斜め開口形成用吸水口部材13Aに取り付けてもよい。第9実施形態における開閉蓋13Abを備えた斜め開口形成用吸水口部材13Aと組み合わせてもよい。
第11実施形態にかかるサイフォン送水装置の送水パイプ10又は注水合流部材の注水部11aとに使用する接続補助部材30が図24に示されている。口径が異なり連結できない送水パイプ10同士又は注水合流部材の注水部11aとの連結部を覆って通水させるためのフレキシブでしかも7気圧以上の内部からの水圧にも耐えられる筒状部材30aであって、柔軟で引っ張り強度に強い素材から成る筒状部材30aの両側開口部からそれぞれ口径が異なる送水パイプ10又は注水合流部材の注水部11aを挿入し、連結部が相向き合った状態でそれぞれの送水パイプ又は注水部11aの首元で筒状部材30aの外側から送水パイプと共に締付ける締付け部材30bにより締付けることで水密性を高めて通水してもよい。
量を維持できる限界の揚程の高さは7mであることがわかる。
Claims (31)
- 高水位域にある貯留部の水又は、水及び土砂を前記高水位域より低所に位置する低地域に移動させるサイフォン送水装置であって、
断面形状を保持可能なパイプ状部材からなり、前記低地域と前記高水位域との間に架設され、それぞれ高水位域側に開口された吸水口を低地域側に開口された吐出口を有する送水パイプと、
前記送水パイプに連結され、送水器機と連結可能な少なくとも1カ所以上の注水開閉装置を備え又は注水開閉装置を取り付け可能な注水部を備えた注水合流部材とを、備えていることを特徴とするサイフォン送水装置。 - 前記送水器機は、貯水タンクからなり、
前記貯水タンクは、敷設した前記送水パイプの最高地点及び最高地点より下流側で設置され、
前記貯水タンクの容積は、接続した前記注水合流部材から前記吐出口までの前記送水パイプ内の容積より大きく形成されており、かつ前記送水パイプ内の空気を押し出して前記送水パイプ内を満水状態にできるに十分な容量を備えていることを特徴とする請求項1に記載のサイフォン送水装置。 - 前記貯水タンクは、敷設した前記送水パイプの最高地点より上流側で最高地点より低い箇所に設置されてなり、
前記貯水タンクの容積は、最高地点より高い部分の前記貯水タンクの容積だけで接続した前記注水合流部材から前記吐出口までの前記送水パイプ内の空気を押し出して前記送水パイプ内を満水状態にするのに十分な容量を備えていることを特徴とする請求項2記載のサイフォン送水装置。 - 前記注水合流部材は、前記送水器機からの水が注水される注水部と、前記貯留部からの水が吸水される吸水部と、前記注水部又は前記吸水部からの水を排出する送水部とを備え、
前記吸水部と前記注水部とが合流する略T字型又は略Y字型の形状を有してなり、前記合流部において、前記注水部側からの水の流れと、前記吸水部側からの水の流れとを切替え可能な切替弁を有してなることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のサイフォン送水装置。 - 前記送水器機は、排水ポンプ車、水中ポンプ、消防車など電気や燃料を動力源として稼働する送水器機であることを特徴とする請求項1又は4に記載のサイフォン送水装置。
- 前記注水部から注水された水によって満水とされる前記送水パイプの前記注水合流部材より下流側の長さが、前記送水パイプの高水位域側の前記貯留部の水面位置から前記低地域側の同一高さにある前記送水パイプの位置までの距離よりも長いことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載のサイフォン送水装置。
- 前記注水部から注水された水によって満水とされるパイプの長さが、前記送水パイプの高水位域側の前記貯留部の水面位置から前記低地域側の同一高さにある前記送水パイプの位置までの距離の2倍以上であることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載のサイフォン送水装置。
- 前記高水位域側の前記貯留部の水位と前記送水パイプとの最高位置との揚程差が7m以下であることを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載のサイフォン送水装置。
- 前記送水パイプには、水頭差調整用の空気弁を複数備えていることを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載のサイフォン送水装置。
- 前記送水パイプには、最大排水量を確保できる基準水頭差より低地域側に開閉装置を備えない柔軟な送水ホースが接続されていることを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載のサイフォン送水装置。
- 前記開閉装置を備えない柔軟な送水ホースは、前記高水位域の前記貯留部の水面の高さと同じかそれより低い位置より下流側に接続されていることを特徴とする請求項1から10のいずれか1項に記載のサイフォン送水装置。
- 前記送水パイプは、フレキシブルな素材で構成される筒状部材と、
前記筒状部材内に配置され、先端に球状、フットボール状又は円錐状に形成された筒状部材押し広げ部を有する内側断面形状を維持できる筒状部材の内径よりやや小さな直径を有する伸縮バネ状部材と、
を備えたことを特徴とする請求項1から11のいずれか1項に記載のサイフォン送水装置。 - 前記貯水タンクは、組立用通水部材から構成されており、
前記組立用通水部材の一部に通水用開口部を設ける共に通水量調節用開閉弁が備えられて構成されており、
貯水タンク組立用部材とともに使用して前記貯水タンクを組立てることで、前記貯水タンクに前記通水量調節用開閉弁を備えた通水部を設けることができ、前記通水量調節用開閉弁は、前記貯水タンク内の水を吐出する量を調節可能であり、前記貯水タンクの前記通水用開口部外周の一部に蝶番で回動可能に固定部が設けられ、かつ蝶番の対向部に滑車が設けられていることを特徴とする請求項2から4、6から12のいずれか1項に記載のサイフォン送水装置。 - 前記固定部は前記注水開閉装置の中心にそれぞれ設けられており、それぞれ前記通水量調節用開閉弁の外側が開閉するように回動可能に固定されていることを特徴とする請求項13に記載のサイフォン送水装置。
- 前記注水開閉装置は前記注水部又は前記送水器機に取り付け可能であり、全体が筒状に形成されており、その両端にそれぞれ前記注水部又は前記送水器機に取り付け可能な部材形状を有し、かつ筒状の内部には筒状の外の調節レバーによって水量を調節可能な前記通水量調節用弁を有し、前記通水量調節用弁の形状は平板状又は半球体に形成されていることを特徴とする請求項1から14のいずれか1項に記載のサイフォン送水装置。
- 前記注水部と前記送水器機との間に配置される通水部は、柔軟なホースの両端に連結部材が備えられた注水連結装置を備えていることを特徴とする請求項1から請求項15のいずれか1項に記載のサイフォン送水装置。
- 前記注水連結装置は柔軟なホース部を挟む挟持具を備えたことを特徴とする請求項16に記載のサイフォン送水装置。
- 請求項1から17のいずれか1項に記載のサイフォン送水装置と、
高水位域の貯留部と低地域との間に敷設され、サイフォン送水装置は注水合流部材と注水開閉装置と送水器機を備えた前記サイフォン送水装置と、同様に敷設され送水器機を備えない1又は2以上の第2サイフォン送水装置とを備え、
前記前記サイフォン送水装置のサイフォン送水機能が稼働した後に前記サイフォン送水装置の送水機能で第2サイフォン送水装置の注水合流部材の注水部から注水して、第2サイフォン送水装置の送水パイプのうち注水合流部材より下流の送水パイプ内を満水とした後に注水合流部材に設けた注水口開閉装置を閉じて第2サイフォン送水装置にサイフォン作用による送水機能を稼働させることを特徴とするサイフォン送水装置。 - 柔軟なホースの両端に注水部及び送水器機と接続する接続部を備えており、
前記接続部は、それぞれ貫通穴が形成されており、前記送水パイプの前記接続部同士を重ねて孔の位置を揃え、その重なった孔に接続用クリップの挿入部を挿入した後、2枚の前記接続部を重ねた状態で前記接続用クリップの挟み部に2枚の前記接続部を挟み込むためハンマーなどで叩いて挟み込んで接続されていることを特徴とする請求項16に記載のサイフォン送水装置。 - 高水位域にある貯留部の水をサイフォン送水装置に吸水する前記吸水口は、前記吸水口の周囲を覆うように、前記吸水口の面積以下の大きさの網目を有する塵吸込防止部材が設けられていることを特徴とする請求項1から19のいずれか1項に記載のサイフォン送水装置。
- 高水位域にある前記貯留部に配置する前記送水パイプの前記吸水口は常に開口していることを特徴とする請求項1から請求項19に記載のサイフォン送水装置。
- 前記吸水口には、吸い込まれる水の流れにより回転されるスクリューを備えており、
前記スクリューの回転により湖底又は川底などの堆積土を水中撹拌しながら撹拌された堆積土と水を共に前記吸水口から吸水することを特徴とする請求項21記載のサイフォン送水装置。 - 前記吸水口を有する前記送水パイプが複数配置され、
前記吸水口は、前記スクリューを有する駆動用吸水口と、主として吸水を行う吸水用吸水口とからなり、
前記スクリューの回転により、湖底又は川底などに堆積する堆積土を水中撹拌しながら前記駆動用吸水口以外の前記吸水用吸水口から撹拌された堆積土とともに吸水することを特徴とする請求項21又は22に記載のサイフォン送水装置。 - 前記吸水口を有する前記送水パイプが複数配置され、
前記吸水口は、前記スクリューを有する駆動用吸水口と、主として吸水を行う吸水用吸水口とからなり、
前記吸水用吸水口には、前記駆動用吸水部のスクリュー回転により得られた回転が連動部材を介して回転する堆積土撹拌用部材を備えてなり、
前記堆積土撹拌用部材により、湖底又は川底などに堆積する堆積土を水中撹拌しながら前記吸水用吸水口から撹拌された堆積土とともに吸水することを特徴とする請求項21から23のいずれか1項に記載のサイフォン送水装置。 - 前記スクリューの外周部において前記スクリューと前記吸水口との間から水の流れを防止するスクリューカバーが設けてあることを特徴とする請求項22から24のいずれか1項に記載のサイフォン送水装置。
- 前記吸水口の開口部に斜め切口形状の吸水開口部材が取り付けられ、吸水開口面が斜めに切断された状態に形成されていることを特徴とする請求項1から請求項21のいずれか1項に記載のサイフォン送水装置。
- 前記吸水口の開口部に取付けた斜め切口形状の吸水開口部材には、フロートを繋ぐためのフロート取付部を備えており、かつ水位が上昇するとフロートによって開口し、水位が低下すると閉塞するように蝶番で斜め切口形状の吸水開口部材の開口に取り付けられて開閉蓋が形成されていることを特徴とする請求項1から21又は請求項26のいずれか1項に記載のサイフォン送水装置。
- 前記吸水口には、前記吸水口から湖底又は川底の堆積物の吸いこみを防止するために少なくとも吸水口の底面側又は底面側と側面側をカバーするカバー部材を備えていることを特徴とする請求項1から21、請求項26又は27のいずれか1項に記載のサイフォン送水装置。
- 請求項1から28のいずれかに記載のサイフォン送水装置に使用する口径が異なり連結できない送水パイプ同士の連結部を接続して通水させるための接続補助部材であって、
フレキシブ又は伸縮性があり、少なくても7気圧以上の内部からの水圧にも耐え得る素材からなる筒状部材の両側開口部からそれぞれ口径が異なる送水パイプを挿入し、連結部が相向き合った状態でそれぞれの送水パイプの首元で筒状部材の外側から送水パイプを共に締付ける締付部材により締付ける接続補助部材により連結された送水パイプを使用したことを特徴とするサイフォン送水装置。 - 請求項10又は11のいずれかに記載のサイフォン送水装置において、
前記送水パイプの最高地点に接続された前記注水合流部材の前記注水部から前記送水器機の代わりに真空ポンプを用いて前記送水パイプ内の空気を前記送水パイプ内から排出することで前記送水パイプ内の気圧を減圧して上流側の前記貯留部の水を前記送水パイプ内へ吸い込み、さらに、空気の排出を続けることで吸い込まれた水が最高地点を通過して前記送水パイプの下流側に流下し柔軟なホースが真空ポンプの減圧効果により閉塞状態となった位置に水が溜まり、溜まった水の重量で柔軟なホースの折れ曲がり部を押し伸ばして流下を始めることで送水パイプの最高地点を含んで送水パイプ内に残る空気を伴って流下することでサイフォン作用を稼働させることを特徴とする送水方法。 - 請求項1から29のいずれか1項に記載のサイフォン送水装置を使用した送水方法において、
注水合流部材に備えた注水部から水を注水し、注水合流部材から下流側だけの送水パイプ内の空気を注水により吐出口から押し出して送水パイプ内が満水状態で流下するのに十分な水量を注水部から注水し、
満水状態で流下するのが確認できた後に注水部からの注水を停止することによって、引き続き水が吐出口から排水される際に注水合流部材から上流側の送水パイプ内の空気が下流側に引き込まれることによって、高水位域の水が送水パイプ内に吸い込まれることにより、サイフォン作用を起動させることを特徴とする請求項1から29のいずれか1項に記載のサイフォン送水装置を使用した送水方法。
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