JP2014195422A - 農作業機 - Google Patents

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【課題】トラクタに装着して延長整地体を延長させる駆動装置を有する農作業機において、農作業機の幅を認識させる発光体により作業時や走行時の視認性を確保する農作業機を提供することを目的とする。【解決手段】トラクタに装着される中央作業部5と、中央作業部5の両側に作業幅を延長又は折りたたみ可能なサイド作業部6と、制御部16とを備え、制御部16は、サイド作業部6が延長している状態では、少なくともサイド作業部6の延長整地体駆動装置70に設けられる第2の表示灯20を点灯させ、サイド作業部6が折りたたんだ状態では、少なくとも中央作業部5の両端近傍に設けられる第1の表示灯21を点灯させる。【選択図】図1

Description

本発明は、農作業機に関し、特に、トラクタに装着して農作業を行う農作業機で延長整地体を延長させる駆動装置を有する農作業機に関する。
従来、トラクタに装着して農作業を行う農作業機では、農作業機の端部に反射ステッカーなどを貼って、日が落ちて相手がライトを点灯したときに農作業機の端部が把握できるようになっていた。
一方、例えば、代かき作業機では、トラクタに装着して代かき作業を行うことができるが、このとき、整地をする幅を広くすることができる延長整地体を有しているものがある。
特許文献1には、延長整地体を遠隔で延長することができる農作業機が記載されている。
特開平6−335303号公報
しかし、反射ステッカーの場合であると、日が落ちて相手がライトを点灯したときのみ農作業機の端部が把握できるため、相手がライトを点灯しない場合や日中は、農作業機の端部を把握することは難しかった。
本発明は、上記課題に鑑みて、トラクタに装着して延長整地体を延長させる駆動装置を有する農作業機において、農作業機の幅を認識させる発光体により作業時や走行時の視認性を確保する農作業機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の農作業機は、トラクタに装着して農作業を行う農作業機において、トラクタに装着される中央作業部と、前記中央作業部の両側に作業幅を延長又は折りたたみ可能なサイド作業部と、制御部とを備え、前記中央作業部は、当該中央作業部の両端近傍に設けられる第1の表示灯を有し、前記サイド作業部は、当該サイド作業部を延長している状態で整地幅を外側に延長させることのできる延長整地体と、前記延長整地体を延長するか否かの駆動をする延長整地体駆動装置と、前記延長整地体駆動装置に設けられる第2の表示灯とを有し、前記制御部は、前記サイド作業部が延長している状態では、少なくとも前記第2の表示灯を点灯させ、前記サイド作業部が折りたたんだ状態では、少なくとも前記第1の表示灯を点灯させることを特徴とする。
さらに本発明の農作業機は、前記制御部は、前記サイド作業部が延長している状態で前記第1の表示灯を消灯させることを特徴とする。
さらに本発明の農作業機は、前記制御部は、前記延長整地体を延長しているか否かによって前記第2の表示灯の表示内容を変更させることを特徴とする。
また本発明の農作業機は、トラクタに装着して農作業を行う農作業機において、整地幅を外側に延長させることのできる延長整地体と、前記延長整地体を延長するか否かの駆動をする延長整地体駆動装置と、前記延長整地体駆動装置に設けられる表示灯と、制御部とを備え、前記制御部は、前記トラクタからの情報を取得して、取得した情報に応じて、前記表示灯の表示内容を変更することを特徴とする。
本発明によれば、トラクタに装着して延長整地体を延長させる駆動装置を有する農作業機において、農作業機の幅を認識させる発光体により作業時や走行時の視認性を確保することができる。
本発明の農作業機の一実施形態を示す平面概略図である。 本発明の農作業機の第1の例で第1の状態を示す背面図である。 本発明の農作業機の第1の例で第2の状態を示す背面図である。 本発明の農作業機における延長整地体開閉ユニットの一例を示す内部平面図である。 本発明の農作業機における延長整地体開閉ユニットの一例を示す内部側面図である。 本発明の農作業機におけるユニットカバーの平面図である。 本発明の農作業機における表示灯の設置例を示す図である。 本発明の農作業機の第2の例で第1の状態を示す背面図である。 本発明の農作業機の第2の例で第2の状態を示す背面図である。 本発明の農作業機の第3の例を示す背面図である。 本発明の農作業機の他の実施形態を示す平面概略図である。
本発明を実施するための形態を説明する。
図1は、本発明の農作業機の一実施形態を示す平面概略図である。本発明は、トラクタ1に装着して延長整地体を延長させる駆動装置を有する農作業機2において、農作業機2の幅を認識させるために表示灯20、21を発光させるシステムを有している。トラクタ1の後部には、農作業機2が装着されている。トラクタ1には、バッテリ11が設置されている。トラクタ1の運転席近傍に遠隔で操作するための操作部13が配置可能となっている。農作業機2は、延長整地体を延長可能な農作業機であり、代掻き作業機などが適用できる。さらに、農作業機2は中央の作業を行う中央作業部5と折りたたみ可能で中央作業部5の左右外側に配置されるサイド作業部6をそれぞれ有している。農作業機2には、制御部16、無線送受信部14、アクチュエータ18、開閉検出部19、表示灯20、21を有している。なお、図1の配線は一例であり、下記制御を行うためであればこれに限られるものではない。
バッテリ11は、トラクタ1用のバッテリと共用してもよく、アクチュエータ18や表示灯20、21等の電源として使用できる。また、サイド作業部6を延長又は折りたたむためのアクチュエータの電源としても使用できる。バッテリ11からは、配線であるバッテリハーネス12が接続されている。バッテリハーネス12の他端は、接続部12aとなっており、制御部16等と接続される作業機側ハーネス15の接続部15aと、トラクタ1と農作業機2の間で脱着が可能となっている。また、バッテリハーネス12の途中には、スイッチ12bを有しており、トラクタ1用のエンジンの始動スイッチ(キースイッチなど)と連動してON、OFFすることも可能である。
操作部13は、遠隔で操作可能な操作部であり、例えば、延長整地体を延長可能にするスイッチやサイド作業部6を延長可能にするスイッチを有している。また、図1では、無線送受信できるように操作部13に無線送受信部を有している。無線とすることで操作のための配線を必要としない。なお、配線が必要となるが、有線による遠隔操作でも本発明は適用することは可能である。
無線送受信部14は、操作部13からの操作による信号を受信して、その信号を制御部16へ送る。また、必要に応じて、制御部16からの情報を操作部13へ送信することも可能としてもよい。
開閉検出部19は、左右それぞれのサイド作業部6が延長しているかもしくは折りたたんで格納しているかを検知する。例えば、リミットスイッチなど必要に応じてサイド作業部6の状態を検知するのにふさわしいセンサを使用することができる。また、サイド作業部6が延長している又は折りたたんで格納しているかの状態をアクチュエータ等からの情報で検知できれば、センサを用いなくてもよい。
表示灯20は、サイド作業部6を延長したときに左右の端部近傍の位置に設置される。具体的には後述する延長整地体開閉ユニット70に取り付け可能となっている。表示灯21は、中央作業部5の左右の端部近傍で、サイド作業部6を格納したときに後方から確認できる位置に設置される。表示灯20、21は、LEDや電球等の発光する素子を利用できる。
制御部16は、操作部13や開閉検出部19からの信号に基づいて、表示灯20、21の表示やアクチュエータ18の作動を制御するものである。また、サイド作業部6を延長又は格納させるためのアクチュエータを有している場合も制御部16により制御可能である。さらに、延長整地体が延長されているか否かの状態を対応する側の表示灯20により表示させることもできる。制御部16は、制御に必要なデバイス等で構成されボックス内に格納するなどしてよい。なお、配置場所は図1に限らなくてもよい。また、延長整地体の延長動作終了や格納動作終了などの情報を記録する手段を備えていてもよい。
制御部16による表示灯20、21の制御としては、例えば、操作部13によりサイド作業部6が延長した場合は、開閉検出部19はサイド作業部6が延長していることを検知して、制御部16により表示灯20を点灯させる。一方、操作部13によりサイド作業部6が延長していない状態(格納している状態)となった場合は、開閉検出部19はサイド作業部6が延長していないことを検知して、制御部16により表示灯21を点灯させる。このとき、表示灯20を点灯しているときは、表示灯21を消す制御を、表示灯21を点灯しているときは、表示灯20を消す制御を行ってもよい。
この他、照度センサ等の明るさを検知するセンサを設け、一定以下の明るさとなった時のみ、上述した表示灯20、21の点灯する制御を行うようにすることもできる。この場合、明るい日中は、表示灯20、21は点灯しない制御となる。
図2は、本発明の農作業機の第1の例で第1の状態を示す背面図である。図3は、本発明の農作業機の第1の例で第2の状態を示す背面図である。図2と3では、農作業機2として代掻き作業機50を示してある。代掻き作業機50は折りたたみ機構を備えており、中央作業部54の両側にあるサイド作業部55を延長して作業幅を長くするか、折りたたんで横方向の長さを短くするかを選択できる。図2は、サイド作業部55を両側とも延長した状態であり、図3は、後ろから見て左側のサイド作業部55を折りたたんだ状態である。
代掻き作業機50の前方側をトラクタの後部に装着して農作業を行う。トラクタからのPTO動力はミッションケース58の前方側へ突出する入力軸へ伝えられ、さらに、入力軸からミッションケース58やフレームパイプ59内に有する歯車や軸などの伝動機構に伝達される。さらに、その動力は、チェーンケースなどを介してカバー52や第1の整地体53の内側に有する代掻き爪63を具備した代掻き軸62に伝達される。そして、カバー52や第1の整地体53内で代掻き爪63(代掻き軸62)を回転させながらトラクタを前進させて代掻き作業を行う。代掻き作業機50には、田面を均平にするための第2の整地体60及び延長整地体61を有している。
なお、図3では、代掻き軸62と代掻き爪63(1つのみで他は図示省略)は、一方のサイド作業部55でのみ見えているが、中央作業部54及び他のサイド作業部55でも、これらは有しており、サイド作業部55を折りたたんだ状態では、クラッチ等の分離により折りたたんだサイド作業部55へは動力は伝達されない構造となっている。
電動油圧シリンダ56により、回動機構57を作用させ両側のサイド作業部55をそれぞれ折りたたむことができ、図3の左側に示されるように、代掻き作業機50の全幅を短くすることができる。なお、図で示される代掻き作業機50では、延長整地体61は、サイド作業部55を延長させている状態(折りたたんでいない状態)で延長させることができる。サイド作業部55の折りたたみは、回動機構57に有する回動軸57aを中心に回動させる。回動軸57aは中央作業部54とサイド作業部55の間にほぼ位置し、フレームパイプ59よりも後ろ側に位置している。また、回動軸57aの軸方向は、前後方向に延び、水平よりも前側が上方に傾くようになっている。これにより、折りたたんだ状態では、サイド作業部55は、後ろから見て中央作業部54の上部と重なるようになる。このことで、折りたたんだ時の高さを抑えることができる。
カバー52はミッションケース58やフレームパイプ59の下部に位置して代掻き爪63の上部を覆っている。一方、第1の整地体53は代掻き爪63の後方側面を覆っており、第1の整地体53の下部には第1の整地体53と略同じ幅の第2の整地体60が上下方向に回動可能に連結されている。そして、代掻き爪63を回転させて耕耘し、第2の整地体60が田面に接しながら前進することで整地し田面を均平にする。一方、サイド作業部55を延長した状態における第2の整地体60の外端面には、延長整地体61がそれぞれ備えられ、第2の整地体60の外端に設けられた回動支点60aを中心に延長方向に回動可能となっている。延長整地体61はバネなどにより延長状態や格納状態において一定以下の力では回動しないようになっている。延長整地体61を延長させた状態(図2、3の右側)では、整地幅を広くすることができる。また、圃場の端を作業するときは破損しやすい延長整地体61は折りたたんで作業することができる。さらに、非作業時は、延長整地体61を内側に回動させて折りたたんで、移動などで邪魔にならないようにすることができる。
延長整地体61を延長させるための装置として、延長整地体駆動装置である延長整地体開閉ユニット70がサイド作業部55におけるカバー52の上部にそれぞれ設置されており、サイド作業部55の外側に近い位置に設置されている。すなわち、サイド作業部55を延長させた状態で代掻き作業機50の両端部近傍のカバー52の上部に延長整地体開閉ユニット70が設置されている。また、延長整地体開閉ユニット70には、少なくとも後ろ側から確認できる位置に表示灯20が設けられている。
一方、表示灯21は、中央作業部54の両側付近でサイド作業部55を折りたたんだ状態で後ろから見える位置に設置してある。具体的には、中央作業部54の第1の整地体53上で両端近傍に設置され、高さは第1の整地体53の下方に位置している。
図4は、本発明の農作業機における延長整地体開閉ユニット70の一例を示す内部平面図である。図5は、本発明の農作業機における延長整地体開閉ユニット70の一例を示す内部側面図である。図6は、本発明の農作業機におけるユニットカバーの平面図である。図4と5における、延長整地体開閉ユニット70は、ベース71上に、アクチュエータ18であるモータ72と、モータギア73と、ギアホルダ76と、軸75と、ギア74とを有している。上部は図6のユニットカバー79で覆う。ベース71は左右の両側に取付部71aを有しており、サイド作業部55のカバー52に取り付けることができる。なお、取付部71aはベース71に対して斜めに形成されており延長整地体開閉ユニット70の上面がトラクタ1側へ向けて少し傾斜するように取り付けられる。ギア74は、ギアホルダ76に取り付けられる軸75とともに回転自在に設けられている。内部のモータ72を一方向に回転させることにより、モータギア73を介して、ギア74が回転し、軸75と連動するアーム77を回動させる。これにより、アーム77の先端が左右の一方に動き、アーム77の先端に取り付けたワイヤ80を介して接続された延長整地体61を回動支点60aを中心に回動させる。また、モータ72を逆方向に回転させると、アーム77の先端が逆に動き延長整地体61は反対方向に回動する。これにより、延長整地体61を延長して使用するか、内側に折りたたみ格納して非延長状態とするかを選択することができる。
ギア74は、アーム77の回動が必要な可動角度(図4のθ)分のみ歯車の歯74aが切ってある。そのため、ギア74が歯74aの末端まで回転すると、モータギア73がそれ以上回転できなくなる。このとき、モータ72と接続された制御部16が過電流等で負荷を検知し、モータ72への電力供給を止める。これにより、アーム77が図4に示す定位置であるAとBの間を移動して、延長整地体61を回動させて開閉させる。この他にも、モータ72の正逆回転により延長整地体61を回動させる機構であれば、他のものでも適用できる。
制御部16では、操作部13で延長整地体61を延長させるためのスイッチが操作された(押された)場合、無線送受信部14を介してその信号を受信して、それに対応する側の延長整地体開閉ユニット70のモータ72に電力を供給して延長整地体61を延長させる方向にモータ72を回転させる制御を行う。そして、歯74aの末端により回転が止まることにより過電流等で負荷を検知した場合、モータ72を止める制御をすると共に、延長整地体61が延長されていると判断して、表示灯20による報知を延長整地体61が延長されている報知の内容になるように制御することができる。
逆に、制御部16では、操作部13で延長整地体61を格納させるためのスイッチが操作された(押された)場合、無線送受信部14を介してその信号を受信して、それに対応する側の延長整地体開閉ユニット70のモータ72に電力を供給して延長整地体61を格納させる方向にモータ72を回転させる制御を行う。そして、歯74aの末端により回転が止まることにより過電流等で負荷を検知した場合、モータ72を止める制御をすると共に、延長整地体61が格納されていると判断して、表示灯20による報知を延長整地体61が格納されている報知の内容になるように制御する。
延長整地体61が延長状態か格納状態かの判断は、過電流以外に例えば、パルスセンサ、リミットスイッチ、ポテンショメータ等のセンサを使用して制御部16で判断してもよい。パルスセンサの場合は、モータ72による回転を検知して、回転量からアーム77の位置を計算し、延長整地体61が延長されているか格納されているかを判断できる。リミットスイッチの場合は、アーム77やアーム77に連動した機構により、延長整地体61が延長状態又は格納状態になったときにリミットスイッチが検知するように設置する。リミットスイッチとして、例えば、近接スイッチやフォトスイッチなどのリミット(マイクロ)スイッチが適用できる。ポテンショメータの場合は、アーム77の角度を検出するように設置して、延長整地体61が延長されているか格納されているかを判断できる。また、これ以外にステッピングモータによる制御で電力パルスの出力状態によりモータ72の回転量を計算してアーム77の位置を検出することもできる。これらの方式は、モータ72を止める制御に使用してもよい。
なお、延長整地体開閉ユニット70は、アクチュエータとしてモータ以外を使用した装置でもよく油圧シリンダや電動シリンダ等を用いてもよい。
図7は、本発明の農作業機における表示灯20(20a、20b)の設置例を示す図であり、延長整地体開閉ユニット70を後方から見た図である。表示灯20は少なくとも、農作業機2(代掻き作業機50)の後方から確認できる位置に設置される。図7の例では、表示灯20aは、ユニットカバー79の後方の側面に設置されている。また、表示灯20bは、ベース71の下面に設置されている。ここでは、ベース71は取付部71aにより斜めに取り付けてあるため、後方からも確認することができる。表示灯20(20a、20b)は、LEDなどの発光体であり、ユニットカバー79やベース71の内部に埋め込んで設置したり、ユニットカバー79やベース71上に新たに取り付けて設置したりすることができる。
表示灯20の制御は、例えば、表示灯20を発光している制御のときは、延長整地体61を延長している場合に表示灯20(20a、20b)を赤色で発光し、延長整地体61を延長していない場合に表示灯20(20a、20b)を青色で発光するなどとして発光色を変えることで延長整地体61の状態を報知できる。また、明るさを検知するなどして消灯している場合は、延長整地体61を延長したときに表示灯20を点灯させるようにしてもよい。なお、トラクタ1に乗車した作業者が、延長整地体61の状態を確認するために、トラクタ1に乗車した作業者から確認できる位置にも表示灯20を設置してもよい。このように表示灯20を点灯させることで、延長整地体61の状態を知ることができるとともに、延長整地体61近辺の状態も確認しやすくなる。
図8は、本発明の農作業機の第2の例で第1の状態を示す背面図である。図9は、本発明の農作業機の第2の例で第2の状態を示す背面図である。図8と9では、農作業機2として代掻き作業機50’を示してある。代掻き作業機50’は図2と3で説明した代掻き作業機50と同様に折りたたみ機構を備えており、中央作業部54の両側にあるサイド作業部55を延長して作業幅を長くするか、折りたたんで横方向の長さを短くするかを選択できる。図8は、サイド作業部55を両側とも延長した状態であり、図9は、後ろから見て左側のサイド作業部55を折りたたんだ状態である。ここでの説明は、図2と3で説明した代掻き作業機50との違いについて説明する。代掻き作業機50との違いは、回動機構57’における回動軸57bの方向と表示灯21の取付位置である。
回動軸57bは中央作業部54とサイド作業部55の間にほぼ位置している。高さは、フレームパイプ59より高い位置に設置されている。また、方向は、水平又は水平に近い傾きで前後方向で回動中心軸が延びるようになっている。このため、折りたたんだ状態では、サイド作業部55は、後ろから見て中央作業部54より上側に位置することになる。このことで、重心が後ろに行きすぎないようにすることができる。なお、図8では、サイド作業部55を折りたたむための電動油圧シリンダなどのアクチュエータの図示は省略している。
この場合、サイド作業部55は中央作業部54の上部は重ならないため、表示灯21はカバー52の上部など高い位置に取り付けることが可能となる。図8、9では、中央作業部54におけるカバー52の両端部上面に表示灯21が設置されている。表示灯21は、サイド作業部55を折りたたんだ状態で、中央作業部54の両側付近で後ろから点灯を確認することができる。また、表示灯21の形状は取付状況に応じてふさわしい形状に変更することができる。
図10は、本発明の農作業機の第3の例を示す背面図である。図10では、農作業機2として代掻き作業機50’’を示してある。ここでの説明は、図2と3で説明した代掻き作業機50との違いについて説明する。代掻き作業機50’’は代掻き作業機50とは異なり折りたたみ機構を備えていない。そのため、サイド作業部や回動機構を設ける必要がない。また、中央作業部に設置していた表示灯21も設けなくてよい。ここでは、延長整地体開閉ユニット70における表示灯20が、代掻き作業機50’’の幅を認識させる役割や端部付近を照らす役割を果たす。ここで、制御部16の制御は、図7で説明した延長整地体61に対応した制御が可能となる。
図11は、本発明の農作業機の他の実施形態を示す平面概略図である。図11の他の実施形態は、図1で説明した実施形態に加え、トラクタ情報出力部30などを介して、トラクタ1に関する情報を制御部16で受信して、表示灯20、21の制御に適用するものである。
トラクタ1に関する情報としては、例えば、ブレーキを踏んでいるか否かの情報や、トラクタ1の車幅灯を点灯しているか否かの情報などである。
ブレーキを踏んでいるか否かの情報を取得する場合は、ブレーキを踏んでいるときに点灯していない表示灯20、21を点灯させたり、点灯している表示灯20、21の輝度を強く(より明るく)したりする制御を制御部16で行う。これにより、農作業機2をトラクタ1の後部に装着している場合でも、より確実にトラクタ1がブレーキをかけていることを後方から確認することができる。
トラクタ1の車幅灯を点灯しているか否かの情報を取得する場合は、トラクタ1の車幅灯を点灯している場合のみ、車幅灯としての表示灯20、21を表示させる上述した制御を制御部16で行う。この場合、日中など明るいときは、表示灯20、21を表示させない制御となる。
1 トラクタ
2 農作業機
5、54 中央作業部
6、55 サイド作業部
13 操作部
16 制御部
18 アクチュエータ
19 開閉検出部
20、20a、20b、21 表示灯
30 トラクタ情報出力部
50、50’50’’ 代掻き作業機
57、57’ 回動機構
57a、57b 回動軸
60 第2の整地体
61 延長整地体
70 延長整地体開閉ユニット(延長整地体駆動装置)
71 ベース
72 モータ
77 アーム
79 ユニットカバー

Claims (4)

  1. トラクタに装着して農作業を行う農作業機において、
    トラクタに装着される中央作業部と、前記中央作業部の両側に作業幅を延長又は折りたたみ可能なサイド作業部と、制御部とを備え、
    前記中央作業部は、当該中央作業部の両端近傍に設けられる第1の表示灯を有し、
    前記サイド作業部は、当該サイド作業部を延長している状態で整地幅を外側に延長させることのできる延長整地体と、前記延長整地体を延長するか否かの駆動をする延長整地体駆動装置と、前記延長整地体駆動装置に設けられる第2の表示灯とを有し、
    前記制御部は、前記サイド作業部が延長している状態では、少なくとも前記第2の表示灯を点灯させ、前記サイド作業部が折りたたんだ状態では、少なくとも前記第1の表示灯を点灯させることを特徴とする農作業機。
  2. 請求項1に記載の農作業機において、
    前記制御部は、前記サイド作業部が延長している状態で前記第1の表示灯を消灯させることを特徴とする農作業機。
  3. 請求項1に記載の農作業機において、
    前記制御部は、前記延長整地体を延長しているか否かによって前記第2の表示灯の表示内容を変更させることを特徴とする農作業機。
  4. トラクタに装着して農作業を行う農作業機において、
    整地幅を外側に延長させることのできる延長整地体と、前記延長整地体を延長するか否かの駆動をする延長整地体駆動装置と、前記延長整地体駆動装置に設けられる表示灯と、制御部とを備え、
    前記制御部は、前記トラクタからの情報を取得して、取得した情報に応じて、前記表示灯の表示内容を変更することを特徴とする農作業機。
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