JP2014194243A - バルブ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】バルブ装置において、ボールバルブの位置ずれが生じた場合でも、バルブシートとの間のシール性能を十分に確保することにある。
【解決手段】バルブ装置は、ボールバルブ13と、バルブシート14と、押圧力を自ら発生することで、もしくは、他から伝達された押圧力をバルブシート14に伝達することで、バルブシート14に押圧力を付与する押圧力付与部材24とを備える。そして、押圧力付与部材24とバルブシート14との間は摺動可能となっているため、ボールバルブ13が回転軸の軸方向に変位してしまった場合でも、ボールバルブ13のずれをバルブシート14が吸収しつつ押圧力付与部材24に対して摺動することができる。したがって、ボールバルブ13の変位は押圧力付与部材24にまで影響することがなく、押圧力付与部材24の傾きを防止することできる。この結果、バルブシート14に対する押圧力が偏って付与される虞を低減できる。
【選択図】図4

Description

本発明は、流路を開閉するバルブ装置に関する。
従来より、バルブ装置として、内部流路が設けられて所定の回転軸周りに回転することで内部流路の方位を変えるボールバルブと、回転軸とは異なる方向を軸方向とする筒状を呈して、内部流路との連通及び遮断がされる流路を形成するバルブシートとを備えるものがある(例えば、特許文献1参照)。
バルブシートの軸方向一端には、開口周縁にボールバルブが回転摺動可能な凹状の球面が設けられており、バルブシートの軸方向他端側には、バルブシートをボールバルブへ向かって押圧するスプリングが配されている。
独国特許出願公開第102009014047号明細書
ところで、ボールバルブは、部品寸法のばらつきや、圧力印加時のボールバルブの変形や、ボールバルブが固定されるシャフトの変形等によって、ボールバルブが所定の位置からずれて、回転軸の軸方向及び軸直角方向に変位してしまう場合がある。
軸直角方向の変位はバルブシートをスプリングの伸縮によってある程度吸収できるものの、軸方向の変位に関してはスプリングでは吸収できない。
ボールバルブの変位が生じると、ボールバルブの表面の球面と、バルブシートの凹状の球面とが合致せずに漏れが生じる場合がある。また、ボールバルブの位置ずれによって、バルブシートが傾いて、スプリングから押圧力が偏って付与され、バルブシートとボールバルブとの間のシールに必要な押圧力を流路の開口周縁に均等に付与できなくなり、漏れが発生する虞がある。
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたものであり、その目的は、ボールバルブの位置ずれが生じた場合でも、バルブシートとの間のシール性能を十分に確保することにある。
本発明のバルブ装置は、流路(以下、内部流路と呼ぶ)が設けられ、所定の回転軸周りに回転することで流路の方位を変化させるとともに、凸状の球面の一部で構成される表面を有する回転体と、回転軸とは異なる方向を軸方向とする筒状の部材であって、筒内部が回転体の回転に伴って内部流路との連通及び遮断がされる流路をなす筒状体と、筒状体の軸方向一端において流路の開口周縁に設けられ、回転体が回転摺動可能な凹状の球面を有し、所定の押圧力によって凹状の球面が回転体の表面に圧接することにより筒状体と回転体との間のシールが形成される球面シール構造と、押圧力を自ら発生することで、もしくは、他から伝達された押圧力を筒状体に伝達することで、筒状体に押圧力を付与する部材であって、筒状体の軸方向他端側から筒状体に当接し、筒状体に当接する面は、筒状体に対して相対的に摺動することができる押圧力付与部材とを備える。
すなわち、回転体が回転摺動する筒状体は、押圧力付与部材に対して摺動可能であるため、回転体が回転軸の軸方向に変位してしまった場合でも、回転体のずれを筒状体が吸収しつつ押圧力付与部材に対して摺動することができる。したがって、回転体が回転軸の軸方向に変位したとしても、この変位は押圧力付与部材にまで影響することがなく、押圧力付与部材の傾きを防止することできる。
この結果、ボールバルブの位置ずれが生じた場合でも、筒状体に対する押圧力が偏って付与される虞を低減でき、バルブシートとの間のシール性能を十分に確保することができる。
本発明のバルブ装置が適用されるエンジン冷却装置の全体構成を示す概略図である(実施例1)。 バルブ装置の全体構成を示す概略図である(実施例1)。 バルブ装置の断面図である(実施例1)。 本発明の作用効果を説明する説明図である(実施例1)。 バルブ装置の断面図である(実施例2)。 バルブ装置の断面図である(実施例3)。 バルブ装置の断面図である(実施例4)。 本発明の作用効果を説明する説明図である(実施例4)。 バルブ装置の断面図である(実施例5)。 バルブ装置の断面図である(実施例6)。
本発明を実施するための形態を以下の実施例により詳細に説明する。
〔実施例1〕
〔実施例1の構成〕
本実施例を図1〜4を用いて説明する。
まず、本実施例のバルブ装置1が適用されるエンジン冷却装置2の構成を、図1及び図2を用いて説明する。
エンジン冷却装置2は、エンジン3に冷却水を強制的に循環させてエンジン3を冷却する冷却水回路を有している。
冷却水回路は、ウォータポンプ4より吐出された冷却水を、エンジン3→ラジエータ5→ウォータポンプ4の順に循環させる回路である。
なお、冷却水としては、例えばエチレングリコールを主成分の冷却水(例えば、LLC)などが用いられる。
エンジン3は、シリンダヘッド6とシリンダブロック7とを備え、シリンダヘッド6及びシリンダブロック7には、冷却水が流通するウォータジャケット8が形成されている。
冷却水回路内には冷却水の流量を制御するバルブ装置1が配されている。本実施例では、ウォータジャケット8の出口下流に接続された冷却水流路11の途中に配置されている。
次に、図2及び図3を用いてバルブ装置1について説明する。
本実施例のバルブ装置1は、ボールバルブ13(回転体)と、ボールバルブ13の下流側に配されるバルブシート14(筒状体)とを備える。
ボールバルブ13は、凸状の球面の一部で構成される表面15を有する弁体であって、所定の回転軸を中心に回転駆動されるシャフト17の一端に固定されている。
また、ボールバルブ13には、回転軸とは異なる方向を流れ方向とする流路(以下、内部流路18と呼ぶ)が設けられており、ボールバルブ13が回転することにより内部流路18の方位が変化する。
バルブシート14は、例えば、金属もしくは樹脂により形成された円筒状の部材である。本実施例では、例えば摺動性に優れた四フッ化エチレン(PTFE)によって形成されている。なお、バルブシート14をゴム材料にて形成し、PTFE被覆を施してもよい。
ボールバルブ13の下流側には、冷却水流路11を形成するとともに回転軸と異なる方向を軸方向とする配管20が接続されており、バルブシート14は配管20と同軸に配されている。
バルブシート14の筒内部は、配管20とともに冷却水流路11の一部をなし、ボールバルブ13の回転に伴って内部流路18との連通及び遮断がされる流路21(以下、弁座側流路21と呼ぶ)が形成されている。
これらの構成によって、ボールバルブ13が回転することで、内部流路18と弁座側流路21との間が遮断されて冷却水流路11が閉じた状態と、内部流路18と弁座側流路21とが連通して冷却水流路11が開いた状態とを切り替えるバルブ構造が形成される。
バルブシート14の軸方向一端には弁座側流路21の開口があり、その開口周縁には、ボールバルブ13の表面15の凸状の球面と同じ曲率であって、ボールバルブ13が回転摺動可能な凹状の球面(以下、球状シール面23と呼ぶ)が設けられている。
そして、所定の押圧力によって球状シール面23がボールバルブ13の表面15に面接触で圧接することによりバルブシート14とボールバルブ13との間に球面シール構造が形成される。
所定の押圧力は、押圧力付与部材24を介して伝達される。
本実施例の押圧力付与部材24は、バルブシート14の軸方向他端側からバルブシート14に当接して、スプリング25からの押圧力を伝達する部材である。
なお、スプリング25は本実施例ではコイルスプリングであるが、板バネや皿バネ等であってもよい。
押圧力付与部材24は、金属または樹脂により形成された円筒状の部材であって、その外径及び内径は、バルブシート14と同等に形成されている。押圧力付与部材24の筒内部はバルブシート14の筒内部と連通しており、冷却水流路11の一部をなす。
押圧力付与部材24は、配管20内に挿入されており、配管20の内周面と押圧力付与部材24の外周面との間にはシール部材26が配されている。このシール部材26により、バルブシート14及び押圧力付与部材24の外周からの冷却水の漏れを阻止するシールが形成される。
押圧力付与部材24の軸方向一端側は、バルブシート14に当接する当接面30となっており、この当接面30は、バルブシート14に対して回転軸の軸方向(以下、回転軸方向と呼ぶ)に相対的に摺動可能となっている。
本実施例では、バルブシート14の押圧力付与部材24に当接する当接面31が凸状の球面を呈しており、当接面30は当接面31と同じ曲率であって当接面31と面接触する凹状の球面を呈している。
そして、当接面31が当接面30に沿って全面接触しながら摺動して、回転軸方向に摺動可能となっている。
なお、当接面31及び当接面30の球面の曲率R1は、ボールバルブ13の表面15及び球状シール面23の曲率R2と異なっている。例えば、曲率R1が曲率R2よりも小さい。
また、押圧力付与部材24の軸方向他端側は、スプリング25からの押圧力を受ける受け座24aが形成されている。スプリング25の反押圧力付与部材側の端部は、配管20内に形成された段部20aに係止されている。
〔本実施例の作用効果〕
本実施例の作用効果を図4を用いて説明する。
本実施例では、バルブシート14が押圧力付与部材24に対して摺動自在となっている。例えば、バルブシート14が摺動抵抗の低い材料で形成されているため、バルブシート14はボールバルブ13及び押圧力付与部材24の双方に対して、摺動しやすくなっている。
このため、ボールバルブ13が回転軸方向一端側(図示下側)へ位置ずれした場合に、バルブシート14はボールバルブ13と押圧力付与部材24との間で滑り、回転軸方向他端側(図示上側)へ移動する。すなわち、バルブシート14の球状シール面23とボールバルブ13の表面15とが全面接触しながら摺動するとともに、当接面31と当接面30とが全面接触しながら摺動する。
これによれば、ボールバルブ13の軸方向への位置ずれを生じても、バルブシート14がボールバルブ13に追従してボールバルブ13の表面15に沿って変位するため、バルブシート14とボールバルブ13との間のシールを確保することができる。
また、バルブシート14と押圧力付与部材24との間が摺動可能であるため、ボールバルブ13が回転軸方向に位置ずれを生じた場合でも、このずれはバルブシート14の変位により吸収され、押圧力付与部材24には影響が及ばないため、押圧力付与部材24が配管20の軸方向に対して傾くことがない。
この結果、ボールバルブ13の位置ずれが生じた場合でも、バルブシート14に対する押圧力が偏って付与される虞を低減でき、バルブシート14との間のシール性能を十分に確保することができる。
〔実施例2〕
実施例2のバルブ装置1を実施例1とは異なる点を中心に図5を用いて説明する。なお、実施例1と同じ符号は、同一の構成を示すものであって、先行する説明を参照する。
本実施例では、押圧力付与部材24はゴム材料にて形成されており、押圧力付与部材24の一部が配管20の内周面に圧接して、バルブシート14及び押圧力付与部材24の外周からの冷却水の漏れを阻止するシールとして機能する。
これによれば、実施例1におけるシール部材26を設けなくてすむため、部品点数及び組付工数を削減できる。したがって、コスト削減に貢献できる。
なお、押圧力付与部材24をゴム材料にて形成した場合、押圧力付与部材24がスプリング25の押圧力によって変形する虞があるため、本実施例ではスプリング25を平角線コイルスプリングとし、スプリング25と押圧力付与部材24とを面接触させて押圧力付与部材24の変形を抑制している。
〔実施例3〕
実施例2のバルブ装置1を実施例2とは異なる点を中心に図6を用いて説明する。なお、実施例2と同じ符号は、同一の構成を示すものであって、先行する説明を参照する。
本実施例では、押圧力付与部材24はゴム材料にて形成されており、押圧力付与部材24自身が押圧力を自ら発生する。
すなわち、段部20aと当接面31との間に、押圧力付与部材24を圧縮した状態で組み付けることにより、押圧力付与部材24の復元力でバルブシート14がボールバルブ13に押圧される。
これによれば、実施例1におけるスプリング25を設けなくてすむため、部品点数及び組付工数を削減できる。したがって、コスト削減に貢献できる。
〔実施例4〕
実施例4のバルブ装置1を実施例1とは異なる点を中心に図7及び図8を用いて説明する。なお、実施例1と同じ符号は、同一の構成を示すものであって、先行する説明を参照する。
本実施例のバルブシート14は、配管20内に挿入されており、バルブシート14の外周面と配管20の内周面との間にはシール部材38が配されている。
そして、バルブ装置1は、バルブシート14の軸方向他端側からバルブシート14に当接してバルブシート14をボールバルブ13に押圧する押圧力を付与する押圧力付与部材40を備える。本実施例では押圧力付与部材40はコイルスプリング41である。
なお、本実施例の押圧力付与部材40は、バルブシート14をボールバルブ13へ押圧する機能としては実施例1の押圧力付与部材24と共通しているが、バルブシート14との間で積極的に摺動を生じさせるか否かの点で異なるために、別の符号を付している。
そして、バルブシート14の軸方向他端には、押圧力付与部材40に当接して押圧力付与部材40からの押圧力を受ける押圧力受面14aが、凹状の球面として形成されている。なお、コイルスプリング41の反バルブシート側の端部は、配管20内に形成された段部20aに係止されている。
そして、コイルスプリング41は、バルブシート14に当接する側が、押圧力受面14aの形状に沿った球状の外形を有するように巻回されており、コイルスプリング41のコイル素線が押圧力受面14aの径方向に並んで押圧力受面14aに当接する。
〔本実施例の作用効果〕
本実施例では、実施例1とは異なり、ボールバルブ13が回転軸方向に位置ずれした場合に、図8に示すように、配管20内でバルブシート14が配管20の軸方向に対して傾く可能性がある。
しかしながら、コイルスプリング41からの押圧力を受ける押圧力受面14aが凹状の球面であるため、バルブシート14の傾きによる押圧力受面の位置ずれは少ない。
そして、押圧力受面が位置ずれしても、球状の当接部を有するコイルスプリング41が追従するため、バルブシート14に対する押圧力が偏って付与される虞を低減できる。
〔実施例5〕
実施例4のバルブ装置1を実施例1とは異なる点を中心に図9を用いて説明する。なお、実施例4と同じ符号は、同一の構成を示すものであって、先行する説明を参照する。
本実施例の押圧力付与部材24は、円筒状のコイルスプリング41及びコイルスプリング41の軸方向他端に配されてコイルスプリング41からの押圧力をバルブシート14に伝達する円筒部材45を有する。
円筒部材45のバルブシート14に当接する当接面46は、押圧力受面14aと全面接触するような凸状の球面を呈している。
本実施例によっても、実施例4と同様に、ボールバルブ13が回転軸方向に位置ずれによって押圧力受面が位置ずれした場合においても、バルブシート14に対する押圧力が偏って付与される虞を低減できる。
〔実施例6〕
実施例4のバルブ装置1を実施例1とは異なる点を中心に図10を用いて説明する。なお、実施例4と同じ符号は、同一の構成を示すものであって、先行する説明を参照する。
本実施例の押圧力付与部材24は、ゴム材料により形成された円筒部材50であって、段部20aと押圧力受面14aとの間に、円筒部材50を圧縮した状態で組み付けることにより、円筒部材50の復元力でバルブシート14がボールバルブ13に押圧される。
そして、円筒部材50のバルブシート14に当接する当接面51は、押圧力受面14aと全面接触するような凸状の球面を呈している。
本実施例によっても、実施例4と同様に、ボールバルブ13が回転軸方向に位置ずれによって押圧力受面が位置ずれした場合においても、バルブシート14に対する押圧力が偏って付与される虞を低減できる。
〔変形例〕
実施例1では、当接面31が凸状の球面であり、当接面30が凹状の球面であったが、当接面31が凹状の球面とし、当接面30が凸状の球面としてもよい。また、当接面31及び当接面30を共に平面としてもよい。
また、実施例1では、回転軸方向へのボールバルブ13の位置ずれが生じた際に、バルブシート14がボールバルブ13及び押圧力付与部材24の双方に対して摺動する構成であったが、例えば、ボールバルブ13の回転軸方向への変位に対してバルブシート14がボールバルブ13と共に変位できるようにバルブシート14とボールバルブ13との間の回転軸方向への摩擦抵抗を高く設定し、バルブシート14と押圧力付与部材24との間のみで摺動を生じる構成としてもよい。
また、実施例1では、曲率R1と曲率R2が異なっていたが、曲率R1と曲率R2とが同じであってもよい。
1 バルブ装置、13 ボールバルブ、14 バルブシート、15 ボールバルブの表面、18 内部流路、21 弁座側流路、23 球状シール面、24 押圧力付与部材

Claims (5)

  1. 流路(18)が設けられ、所定の回転軸周りに回転することで流路(18)の方位を変化させるとともに、凸状の球面の一部で構成される表面(15)を有する回転体(13)と、
    前記回転軸とは異なる方向を軸方向とする筒状の部材であって、筒内部が前記回転体(13)の回転に伴って前記回転体の流路(18)との連通及び遮断がされる流路(21)をなす筒状体(14)と、
    前記筒状体(14)の軸方向一端において前記筒状体の流路(21)の開口周縁に設けられ、前記回転体(13)が回転摺動可能な凹状の球面(23)を有し、所定の押圧力によって前記凹状の球面(23)が前記回転体(13)の表面15)に圧接することにより前記筒状体(14)と前記回転体(13)との間のシールが形成される球面シール構造と、
    前記押圧力を自ら発生することで、もしくは、他から伝達された前記押圧力を筒状体(14)に伝達することで、前記筒状体(14)に前記押圧力を付与する部材であって、前記筒状体(14)の軸方向他端側から前記筒状体(14)に当接し、前記筒状体(14)に当接する面(30)は、前記筒状体(14)に対して相対的に摺動することができる押圧力付与部材(24)とを備えるバルブ装置。
  2. 請求項1に記載のバルブ装置において、
    前記押圧力付与部材(24)は、ゴム材料によって形成されていることを特徴とするバルブ装置。
  3. 流路(18)が設けられ、所定の回転軸周りに回転することで流路(18)の方位を変化させるとともに、凸状の球面の一部で構成される表面(15)を有する回転体(13)と、
    前記回転軸とは異なる方向を軸方向とする筒状の部材であって、筒内部が前記回転体(13)の回転に伴って前記回転体の流路(18)との連通及び遮断がされる流路(21)をなす筒状体(14)と、
    前記筒状体(14)の軸方向一端において前記筒状体の流路(21)の開口周縁に設けられ、前記回転体(13)が回転摺動可能な凹状の球面(23)を有し、所定の押圧力によって前記凹状の球面(23)が前記回転体(13)の表面(15)に圧接することにより前記筒状体(14)と前記回転体(13)との間のシールが形成される球面シール構造と、
    前記筒状体(14)に前記押圧力を付与する部材であって、前記筒状体(14)の軸方向他端側から前記筒状体(14)に当接する押圧力付与部材(24)と、
    前記筒状体(14)の軸方向他端に凹状の球面(23)として形成されて、前記押圧力付与部材(24)からの押圧力を受ける押圧力受面(14a)とを備えるバルブ装置。
  4. 請求項3に記載のバルブ装置において、
    前記押圧力付与部材(24)は、コイルスプリングであって、前記押圧力受面(14a)に当接する側が前記押圧力受面(14a)に沿う形状に形成されていることを特徴とするバルブ装置。
  5. 前記押圧力付与部材(24)は、前記押圧力受面(14a)に面接触する凸状の球面を有することを特徴とするバルブ装置。
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