JP2014193102A - 分電盤 - Google Patents

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太 須佐
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成実 浅井
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毅 今井
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Abstract

【課題】 電流センサを備えたユニットを交換しても、誤差調整することなく高い精度で電力計測等実施できる分電盤を提供する。
【解決手段】 主幹バー3に接続した個々の分岐ブレーカ2に流れる電流を検出する電流センサ43を具備して、個々の分岐電流を計測する電流センサユニット4と、電流センサユニット4が計測した分岐電流情報から分岐電路毎の消費電力を演算して出力する通信計測ユニット5とを有し、電流センサユニット4には複数の電流センサ43による計測値を個々に補正するための補正値を記憶するメモリ10が設けられ、通信計測ユニット5は、メモリ10に記憶された補正値情報を読み込んで電流を補正し、消費電力を演算する。
【選択図】 図8

Description

本発明は、分岐電流を計測して個々の分岐電路の消費電力を計測する機能を備えた分電盤に関する。
従来より、個々の分岐電路に流れる電流を計測して、分岐電路毎の消費電力を計測する機器を備えた分電盤がある。例えば特許文献1では、分電盤内に個々の分岐電路の電流を計測するためセンサを備えた分岐電流センサユニット、計測した電流値を判断したり電力を演算する計測制御ユニット、電流異常の発生を報知する報知ユニットを配置して、閾値を設定して分岐電流が閾値を超えるとLEDの発光で表示したり警報音を発報するよう構成し、きめ細かい電力の管理を可能としている。
特開2008−136279号公報
上記特許文献1の分岐電流センサユニットは、電流センサが検出した電流情報をデジタル変換して計測制御ユニットに送信し、計測制御ユニットにおいて計測誤差が補正されて電力等各種演算が行われて出力される。この場合、補正値は計測制御ユニットが保持している。
そのため、分岐電流センサユニットを故障等で交換した場合、取り付けた分岐電流センサユニットの個々の電流センサに対する補正値を再設定する必要があり、これが面倒な作業となっていた。
そこで、本発明はこのような問題点に鑑み、電流センサを備えたユニットを交換しても、誤差調整することなく高い精度で電力計測等実施できる分電盤を提供することを目的としている。
上記課題を解決する為に、請求項1の発明は、主幹ブレーカと、当該主幹ブレーカの2次側に配設された主幹バーに対して、その両側のうち少なくとも一方の側に列設した複数の分岐ブレーカとを有し、分岐ブレーカの一次側端子を主幹バーに接続して主幹バーから電路を分岐する分電盤であって、分岐ブレーカに流れる電流を検出する複数の電流センサを備えて、個々の分岐電流を計測する電流センサユニットと、電流センサユニットが計測した分岐電流情報から分岐電路毎の消費電力を演算して出力する通信計測ユニットとを有し、電流センサユニットには、電流センサが検出した電流値の誤差を補正する補正値を記憶する記憶手段が設けられ、通信計測ユニットは、記憶手段から補正値を読み取る読み取り手段を備え、電流センサが検出した電流値を読み取った補正値により補正して消費電力を演算することを特徴とする。
本発明によれば、電流センサユニット自体が電流センサの補正値を記憶しているため、電流センサユニットを交換しても、引き続き個々の分岐電流を精度良く補正でき、電力等を良好に算出することができる。
本発明に係る分電盤の一例を示す構成図である。 電流センサユニットを示し、(a)は平面図、(b)は正面図である。 電圧相に使用する主幹バーを示し、(a)は平面図、(b)は正面図である。 通信計測ユニットの回路ブロック図である。 電流センサユニットを組み付けた分電盤の斜視図である。 A部拡大図である。 図4に示す電流センサユニットを抜き出した斜視図である。 通信計測ユニットと電流センサユニットの間の信号の送受を示す説明図である。 補正値設定の流れを示すフローチャートである。
以下、本発明を具体化した実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明に係る分電盤の一例を示す構成図であり、1は主幹ブレーカ、2は分岐ブレーカ、3は主幹ブレーカ1の2次側に接続導体8を介して接続された主幹バー、4は各分岐ブレーカ2に流れる分岐電流を計測する電流センサユニット、5は計測したデータを外部に出力する通信計測ユニットである。主幹バー3が分電盤中央において左右に亘って配設され、この主幹バー3に対して、分岐ブレーカ2が隣接して上下にそれぞれ列設されている。
電流センサユニット4は、分岐電流を計測するための電流センサ基板41と、計測した分岐電流情報を通信計測ユニット5に送信するためのセンサ接続基板42とで構成され、主幹バー3に重ねるように設置されている。尚、6は引き込み線Lに流れる電流を計測するための変流器である。
図2は電流センサユニット4を示し、(a)は平面図、(b)は正面図である。電流センサユニット4は、上述したように電流センサ基板41とセンサ接続基板42とで構成され、電流センサ基板41は、一定間隔で複数の切り欠き41aが形成された櫛状部41bを有し、それぞれの切り欠き41aの側部の基板上には電流センサ43が搭載されている。この電流センサ43は、例えばGMR素子(巨大磁気抵抗素子)が使用される。
センサ接続基板42は、複数の電流センサ基板41とコネクタ44を介して接続され、個々の電流センサ43が検出した電流情報を収集する。具体的に、図2では4個の電流センサ基板41がセンサ接続基板42に接続されて1つの電流センサユニット4を構成している。
電流センサ基板41は、センサ接続基板42の一方の面に櫛状部41bを上向きに配置して接続され、他方の面に下向きに配置して接続され、単相3線式電路の2本の電圧相を構成する2本の主幹バー3から分岐される電流をそれぞれ計測するよう構成されている。
そして、センサ接続基板42の端部には、通信計測ユニット5と接続するためのコネクタ45が設けられ、このコネクタ45の近傍に後述する補正値を記憶するメモリ10が組み付けられている。
尚、図2(a)の平面図に示す面が、電流センサユニット20を分電盤に組み付けた状態では前方を向き、図2(b)に示す前面が上方を向いて設置される。
図3は主幹バー3を示し、(a)は平面図、(b)は正面図である。単相3線式電路の場合、主幹バー3は2本の電圧相と1本の中性相とから成る3本で構成され、図3は電圧相に使用される主幹バー3を示している。この主幹バー3は、長辺側の両側部に分岐ブレーカ2を接続する接続辺31を形成し、電圧相に使用される主幹バー3は、一方の側部に分岐電流検出のための複数の切り欠き3aを設けて、分岐ブレーカ2の一次側端子に接続する分岐バー32を形成している。
また、切り欠き3aの奥部には、電流センサ基板41の櫛状部41aを構成する個々の突起を挿入するための挿入部3bが拡幅して形成されている。一方、他方の側部は凹凸のない一様な端面の接続部31が形成されている。
分岐バー32は、接続される分岐ブレーカ2の設置間隔に合わせたピッチで形成され、上述した電流センサ基板41の櫛状部41bを挿入部3bに挿入して噛み合わせるように係合させることで、電流センサ43が分岐バー32に近接して配置され、主幹バー3に流れる電流のうち分岐バー32に流れる電流を検出することが可能となる。
尚、主幹バー3のうち、電圧相に使用される主幹バー3に関しては、電流を計測するために分岐バー32が一側部に形成されているが、中性相に使用される主幹バー3は電流の計測が必要ないため分岐バー32は無く、両側部とも凹凸のない一様な端面で形成されている(図示せず)。
図4は通信計測ユニット5の回路ブロック図を示している。図4に示すように、通信計測ユニット5は、主幹バー3に接続されて自身の駆動電源及び各ユニットの駆動電源を生成する電源部51、この電源部51から主幹バー3の電圧情報を入手して電力演算のための電圧データを生成する計測電圧変換部52、電流センサユニット4から送信される電流情報や分電盤の引き込み線Lに流れる電流を変流器6から入手してそれぞれの電力を演算する電力計測部53、通信計測ユニット5全体を制御する制御CPU54、外部のパーソナルコンピュータ等にLANを介して計測したデータを出力する外部通信IF55等を備えている。
図5は主幹ブレーカ1と電流センサユニット4を分電盤ケースに組み付けた分電盤の斜視図を示し、図6はA部の拡大図を示している。図5、図6に示すように、電流センサユニット4の電流センサ基板41は、主幹バー3に形成された分岐バー32に対して直交方向から挿入部3bに挿入して交差するよう配置される。
ここで、図7は図5に示す電流センサユニット4を抜き出した拡大図を示し、分電盤の上方から見た斜視図を示している。図7に示すように、電流センサユニット4は主幹バー3と電気的な接触が発生しないように、絶縁カバー46で保護されて装着されている。尚、図5は分電盤を右斜め下方から見た図を示している。
このように構成された分電盤において、分岐電流の計測及び電力の計測は以下の様に実施される。尚、図8は電流センサユニット4と通信計測ユニット5の間のデータ送受を説明する説明図であり、図8に示すように通信計測ユニット5は電流センサ43と対を成すように複数の電力計測部53を備え、個々の分岐ブレーカ2を流れる分岐電流から消費電力を計測する。
電力計測の開始にあたり、まず制御CPU54が電流センサユニット4のメモリ10から個々の電流センサ43の誤差を補正するための補正値を読み取る。各電力計測部53は、この読み取った補正値を使用して電流センサ43が検出した電流値を補正して電力演算を行う。
また、このとき使用される電圧情報は、計測電圧変換部52から主幹バー3の電圧情報が入手されこの情報が使用される。計測結果は電圧情報、電流情報と共に制御機CPU54に送信され、制御CPU54がこれらの情報を図4に示す外部通信IF55を介して外部に出力する。
次に、メモリ10への補正値登録について説明する。メモリ10に記憶される補正値は次のように設定され、登録される。図9は補正値設定のフローチャートを示し、このフローに基づいて説明する。尚、メモリ10は不揮発性メモリーが使用され、補正値の設定は工場出荷時に実施されてメモリ10に登録される。
まず、上述した図5のように、分岐バー32に対して電流センサユニット4を配置して、補正値設定対象の電流センサ43に対応する分岐バー32に基準電流を通電(S1)する。この電流を補正値設定対象の回路(電流センサ43)により検出させる(S2)。電流センサ43が検出した電流情報は通信計測ユニット5に送信され、流した基準電流と測定値との比(基準電流/検出電流)が制御CPU54により演算される。こうして求めた比が補正値としてメモリ10に登録される(S3)。
そして、この補正値設定は、電流センサユニット4に組み付けられた全ての電流センサ43に対して順次実施され、補正値が求められてメモリ10に登録される。
このように、電流センサユニット4自体が電流センサ43の補正値を記憶し、この補正値を制御CPU54が読み取って誤差を補正するため、電流センサユニット4を交換しても、通信計測ユニット5は引き続き個々の分岐電流を精度良く計測でき、消費電力を良好に演算することができる。そのため、電流センサユニット4を交換したからといって、計測誤差を補正するための面倒な調整工程を必要としない。
尚、上記実施形態は、単相3線式電路の構成を説明したが、本発明の構成は、単相2線式電路を対象とする分電盤、或いは三相電路を対象とする分電盤においても適用できるものである。
1・・主幹ブレーカ、2・・分岐ブレーカ、3・・主幹バー、4・・電流センサユニット、5・・通信計測ユニット、10・・メモリ(記憶手段)、32・・分岐バー、41・・電流センサ基板、42・・センサ接続基板、43・・電流センサ、51・・電力計測部、54・・制御CPU(読み取り手段)。

Claims (1)

  1. 主幹ブレーカと、当該主幹ブレーカの2次側に配設された主幹バーに対して、その両側のうち少なくとも一方の側に列設した複数の分岐ブレーカとを有し、前記分岐ブレーカの一次側端子を前記主幹バーに接続して前記主幹バーから電路を分岐する分電盤であって、
    前記分岐ブレーカに流れる電流を検出する複数の電流センサを備えて、個々の分岐電流を計測する電流センサユニットと、
    前記電流センサユニットが計測した分岐電流情報から分岐電路毎の消費電力を演算して出力する通信計測ユニットとを有し、
    前記電流センサユニットには、前記電流センサが検出した電流値の誤差を補正する補正値を記憶する記憶手段が設けられ、
    前記通信計測ユニットは、前記記憶手段から補正値を読み取る読み取り手段を備え、前記電流センサが検出した電流値を読み取った前記補正値により補正して消費電力を演算することを特徴とする分電盤。
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