JP2014192845A - 通信システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明の通信システムは、音声データを無線により送信する親局と、親局から送信された音声データを受信する子局とを有する通信システムであって、親局は送信する音声データに子局で報知する音声データと、他システムへ転送する音声データとを識別する識別情報を付加し、子局は親局から送信された音声データに付加された識別情報を基に受信した音声データを識別し、識別情報が他システムへ転送する音声データの場合に音声データを他システムに転送することを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
図1は本発明の一実施例に係る通信システムのブロック図である。
図1は市区町村などの防災に関する無線通信システムである市町村デジタル同報通信システム(以下、同報系と称する)と、地区放送システム(以下、地区放送系と称する)を接続した通信システムを説明するためのブロック図である。
図1は、センター局装置101と子局設備102−1との間の無線回線C1や、センター局装置101と子局設備102−nとの間の無線回線Cnを示してある。
センター局装置101は、扱者1により操作されて各種の指令などを受け付ける操作卓10と、制御部や無線部やアンテナを有して無線通信を行う同報系親局11が備えられている。
戸別受信機26は、人に対して音声を出力するスピーカと、文字情報等の画像を表示する表示部が備えられている。
子局設備102−1〜102−nは、地区放送親局装置21を外部から制御する他システム連動部が備えられており、接続されている。
また、地区放送親局装置21は、外部から制御を受け付ける被他システム連動部が備えられている。
なお、扱者106は、電話端末31の送話者および操作者である。
図2には、同報系親局装置11と地区放送親局装置21の機能ブロックの例を示してある。
本発明の一実施例の同報系親局装置11は、屋外子局12を通じて各地区の地区放送親局装置21と通信する通信部111、各地区の地区放送親局装置21から収集した地区放送音声の送信時刻(無音予約録音放送を行う時刻)を管理する時刻情報管理テーブル112、各地区の地区放送親局装置21による地区放送音声のサービスエリアを管理するエリア管理テーブル113、各地区の地区放送親局装置21による地区放送音声の送信時刻(無音予約録音放送を行う時刻)を調整する送信時刻調整部114、等を有する。
送信する報知情報は、音声データと、送信先である地区放送親局装置21の識別情報と、通報時刻情報、等である。
送信先である地区放送親局装置21の識別情報は、同報系親局装置11のエリア管理テーブル113に記憶している。また、通報時刻情報は、扱者1が操作卓10からの直接入力または同報系親局装置11の時刻情報管理テーブル112に記憶している情報を読出し付加する。
地区放送親局装置21は、分離した音声データを地区放送記憶部233に記憶し、分離した通報時刻情報を時刻情報管理部231で管理する。
そして、時刻情報管理部231は、通報時刻になった場合、通報時刻に該当する音声データを地区放送記憶部233から読出し、地区放送配信部222から無線装置24、中継装置25を介して戸別受信機26に配信する。
図3は、扱者1がセンター局装置101の操作卓10の通報操作により、地区放送(地域振興)設備104−1〜104−nの戸別受信機26に対して選択呼出操作を実施した際の、各装置間でやり取りされるシーケンス図を示している。
図3の説明は、センター局装置101、子局設備102−1、地区放送(地域振興)設備104−1が通信した場合である。
扱者1は終話すると、センター局装置101に対して終話指示を出す(308)。センター局装置101は屋外子局12に対して終話指示を出す(309)。屋外子局12は放送卓22に対して録音(記憶)終話を出す(310)。放送卓22は遠隔操作装置23に対して自動プログラムで録音(記憶)終了(自プロ録音終了)の指示を出す(311)。
遠隔操作装置23は、音声再生が終話すると、放送卓22に対して終話指示を出す(317)。放送卓22は戸別受信機26に終話信号を出力する(318)。戸別受信機26は終話信号を受信するとスピーカ出力を終了する。
なお、無線装置24と中継装置25は、放送卓24から戸別受信機26への送信信号を電波回線E1で中継する。
図4は、図3の一実施例を元に、異なる地域コミュニティ無線用地区放送(地域振興)設備104−1〜104−nの戸別受信機26に対して、同時刻に異なる報知情報を通報する際、各装置間でやり取りされるシーケンス図を示している。
センター局装置101は子局設備102−1の屋外子局12に対して呼出起動を行う(403)。子局設備102−1の屋外子局12は地区放送(地域振興)設備104−1の放送卓22に対して録音(記憶)起動を行う(404)。地区放送(地域振興)設備104−1の放送卓22は遠隔操作装置23に対して自動プログラムで録音(記憶)開始(自プロ録音開始)の指示を出す(405)。
扱者1は地区放送(地域振興)設備104−1に対して終話すると、センター局装置101に対して終話指示を出す(408)。センター局装置101は子局設備102−1の屋外子局12に対して終話指示を出す(409)。屋外子局12は放送卓22に対して録音(記憶)終話を出す(410)。放送卓22は遠隔操作装置23に対して自動プログラムで録音(記憶)終了(自プロ録音終了)の指示を出す(411)。
センター局装置101は子局設備102−2の屋外子局12に対して呼出起動を行う(423)。子局設備102−2の屋外子局12は地区放送(地域振興)設備104−2の放送卓22に対して録音(記憶)起動を行う(424)。地区放送(地域振興)設備104−2の放送卓22は遠隔操作装置23に対して自動プログラムで録音(記憶)開始(自プロ録音開始)の指示を出す(425)。
扱者1は地区放送(地域振興)設備104−2に対して終話すると、センター局装置101に対して終話指示を出す(428)。センター局装置101は子局設備102−2の屋外子局12に対して終話指示を出す(429)。屋外子局12は放送卓22に対して録音(記憶)終話を出す(430)。放送卓22は遠隔操作装置23に対して自動プログラムで録音(記憶)終了(自プロ録音終了)の指示を出す(431)。
遠隔操作装置23は、音声再生が終話すると、放送卓22に対して終話指示を出す(456)。放送卓22は戸別受信機26に終話信号を出力する(457)。戸別受信機26は終話信号を受信するとスピーカ出力を終了する。
遠隔操作装置23は、音声再生が終話すると、放送卓22に対して終話指示を出す(476)。放送卓22は戸別受信機26に終話信号を出力する(477)。戸別受信機26は終話信号を受信するとスピーカ出力を終了する。
なお、地区放送(地域振興)設備104−1の無線装置24と中継装置25は、放送卓24から戸別受信機26への送信信号を電波回線E1で中継する。地区放送(地域振興)設備104−2の無線装置24と中継装置25は、放送卓24から戸別受信機26への送信信号を電波回線E2で中継する。
図5は本発明の他の一実施例である報知情報をデジタル同報通信システムの親局から子局を中継して地区放送システムに転送するための動作を説明するためのシーケンス図である。
センター局装置101は通報対象となる屋外子局12に対して通報起動を行う(503)。屋外子局12は放送卓22に対して外部起動を行う(504)。
放送卓22は、通報対象となる戸別受信機26に対して起動信号を送出(514)する。
扱者1の肉声による報知情報を音声送話、または予め作成してある報知情報を通報対象の戸別受信機26に送話する(506)と、戸別受信機26にてリアルタイムにスピーカ(拡声)出力する(516)。
なお、無線装置24と中継装置25は、放送卓24から戸別受信機26への送信信号を電波回線E1〜Enの何れかで中継する。
Claims (3)
- 音声データを無線により送信する親局と、該親局から送信された音声データを受信する子局とを有する通信システムにおいて、
前記親局は、送信する音声データに前記子局で報知する音声データと、他システムへ転送する音声データとを識別する識別情報を付加し、
前記子局は、前記親局から送信された音声データに付加された識別情報を基に受信した音声データを識別し、識別情報が他システムへ転送する音声データの場合に音声データを他システムに転送することを特徴とする通信システム。 - 請求項1に記載の通信システムにおいて、
前記他システムは、第2の親局と、端末局を備え、
前記親局は、前記音声データに放送時刻情報を付加して送信し、
前記第2の親局は、前記子局から転送された音声データを記憶する記憶部を有し、
前記第2の親局は、前記放送時刻情報に基づいて前記記憶部に記憶した音声データを前記端末局に送信することを特徴とする通信システム。 - 音声データを無線により送信する親局と、該親局から送信された音声データを受信する自システムの子局と、該子局で中継された音声データを受信する他システムの端末局とを有する通信システムにおいて、
前記子局は、前記親局から送信された音声データを前記端末局が属する他システムに中継することを特徴とする通信システム。
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