JP2014192764A - スイッチ装置及びスイッチ装置の制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】FCoE通信において管理者の負担を軽減するスイッチ装置及びスイッチ装置の制御方法を提供する。
【解決手段】スイッチ装置1は、内部ネットワークに配置されたストレージと外部ネットワークに配置されたFCFとの間の、FCoE通信を中継する。受信ポート122は、FCoE通信で用いる仮想ネットワークの情報の送信要求に対する応答として、外部ネットワークにおける外部VLANの情報をFCoEから受信する。プロトコル処理部111は、外部VLANに対応する、内部ネットワークにおける内部VLANを選択する。送信ポート132は、内部VLANの情報をFCoE通信で用いるVLANの情報としてエンドノードへ通知する。パケット処理部102は、内部VLAN及び外部VLANを基に、エンドノードとFCFとの間のFCoE通信の中継を行う。
【選択図】図3

Description

本発明は、スイッチ装置及びスイッチ装置の制御方法に関する。
ストレージ通信は、大容量のデータの転送などを行うため、サーバ間通信と比較して高い通信性能が要求される。このため、従来、ストレージ通信とサーバ間通信とでそれぞれ別個のネットワークが配備されてきた。
ここで、サーバ間通信ネットワークとしては、例えば、Local Area Network(LAN)などがある。LANでは、通信規格としてイーサネット(Ethernet)(登録商標)が用いられることが多い。また、ストレージ通信ネットワークは、Storage Area Network(SAN)などと呼ばれる。SANでは、Fibre Channel(FC)が標準規格として用いられている。
一方、近年、イーサネットの高速化が進んできている。そこで、サーバ間通信とストレージ通信とを統合する、統合ネットワークを実現することが可能になってきた。このような統合ネットワークを実現する技術として、例えば、SANの標準規格であるFCのパケットを、イーサネットで扱う技術として、Fibre Channel over Ethernet(FCoE)がある。
FCoEで使用するVirtual LAN(VLAN)を検出する仕様がFCoE Initialization Protocol(FIP) VLAN Discoveryとして定められている。FIP VLAN Discoveryにより、FCoEでは、ストレージ通信トラフィックをサーバ間通信トラフィックと区別して扱うことができる。FIPは、イーサネット上でFCのリンクに相当する仮想リンクを取り扱うためのプロトコルである。以下では、FCoEで使用するVLANを、「FCoE VLAN」という。
FIP VLAN Discoveryの手順では、先ず、サーバやストレージなどのエンドノードが、FCoE VLANを発見するために、FIP VLAN Requestパケットをネットワークに送出する。FIP VLAN Requestパケットの通信には、ネットワークに予め設定されているデフォルトのVLANが用いられる。
そして、FCoE VLAN Requestパケットは、ネットワークを介して、FCoEパケットのスイッチングを行うFCoE Forwarder(FCF)に到着する。FCFは、FCoE VLAN Requestに応じて、FIP VLAN Notificationパケットを返信する。FIP VLAN Notificationパケットには、FCoE通信で用いるVLANのVID(VLAN Identifier)が格納されている。
FCFが送出したFIP VLAN Notificationパケットは、ネットワークを介して、FIP VLAN Requestの送信元のエンドノードに到達する。FIP VLAN Notificationパケットを受信したエンドノードは、受信したFIP VLAN Notificationパケットに格納されているVIDを有するVLANをFCoE VLANとして、後続のFCoE通信に使用する。
ここで、VLAN技術として、地域ネットワークで使用するVIDと広域ネットワークで使用するVIDとを対応させ、VIDを変換して地域ネットワークと広域ネットワークとの間で通信を行うなど、VIDを変換して、異なるVLANを接続する従来技術がある。
ユーザ宅内のVLANタグとバックボーンで用いられる共通タグとの間で相互変換を行う従来技術がある。
特開2003−324462号公報 特開2003−234750号公報 特開2003−318936号公報 特開2008−227695号公報
しかしながら、ネットワークを含むシステムにおいて、サーバの管理者、サーバ周辺の内部ネットワークの管理者及び外部ネットワークの管理者がそれぞれ異なる場合がある。さらに、FCFは、外部ネットワークに存在する場合が有る。
このような構成においてFCoE通信を行うには、内部ネットワークで使用するFCoE VLANと、外部ネットワークで使用するFCoE VLANとが一致していることが好ましい。なぜなら、FIP VLAN Discoveryで用いるパケットが管理の境界をまたいで交換され、内部ネットワークに存在するエンドノードは、外部ネットワークに存在するFCFが通知したFCoE VLANをFCoE通信で使用するためである。
ここで、外部ネットワークの設定を内部ネットワークの管理者が設定することは困難である。そのため、内部ネットワークと外部ネットワークとで使用されるFCoE VLANを一致させる場合、内部ネットワークの管理者は、内部ネットワークのFCoE VLANを外部ネットワークのFCoE VLANに合わせる。このように、内部ネットワークと外部ネットワークとで使用されるFCoE VLANを一致させる場合、内部ネットワークで使用するFCoE VLANの自由度が制限されることになり、管理者の負担が増加してしまう。他にも、外部ネットワークの管理者と内部ネットワークの管理者との間でFCoE VLANの設定について調整する方法が考えられるが、この方法であっても管理者の負担を軽減することは困難である。
この点、VIDを変換して、異なるVLANを接続する従来技術では、FCoEについて考慮されていない。そのため、FIP VLAN Discoveryの手順などを踏まえた上で異なるFCoE VLANを接続することは難しく、FCoE通信において管理者の負担を軽減することは困難である。また、ユーザ宅内のVLANタグとバックボーンで用いられる共通タグとの間で相互変換を行う従来技術でも、FCoEについて考慮されていないことは同様であり、管理者の負担を軽減することは困難である。
開示の技術は、上記に鑑みてなされたものであって、FCoE通信において管理者の負担を軽減するスイッチ装置及びスイッチ装置の制御方法を提供することを目的とする。
本願の開示するスイッチ装置及びスイッチ装置の制御方法は、一つの態様において、スイッチ装置は、第1ネットワークに配置された第1装置と第2ネットワークに配置された第2装置との間の、第1通信方式におけるデータの送受信を第2通信方式のネットワーク上で行うための通信を中継する。そして、受信部は、前記通信で用いる仮想ネットワークの情報の送信要求に対する応答として、前記第2ネットワークにおける第2仮想ネットワークの情報を前記第2装置から受信する。選択部は、前記第2仮想ネットワークに対応する、前記第1ネットワークにおける第1仮想ネットワークを選択する。通知部は、前記選択部により選択された前記第1仮想ネットワークの情報を前記通信で用いる仮想ネットワークの情報として前記第1装置へ通知する。中継部は、前記第1仮想ネットワーク及び前記第2仮想ネットワークを基に、前記第1装置と前記第2装置との間の前記通信の中継を行う。
本願の開示するスイッチ装置及びスイッチ装置の制御方法の一つの態様によれば、管理者の負担を軽減することができるという効果を奏する。
図1は、FCoEを用いた通信ネットワークシステムの一例の概略構成図である。 図2は、FCoEの初期化の手順を説明するための図である。 図3は、実施例1に係るスイッチ装置のブロック図である。 図4は、ACLの一例の図である。 図5は、実施例1に係るVLAN対応テーブルの一例の図である。 図6は、プロトコル処理部によるNotified VIDの変更の一例を示す図である。 図7は、スイッチ装置によるパケットの変換を説明するための図である。 図8は、実施例1に係るスイッチ装置のパケット転送処理のフローチャートである。 図9は、実施例1に係るスイッチ装置のFIPプロトコル処理のフローチャートである。 図10は、実施例1に係るFIP VLAN Notification VLAN変換の処理のフローチャートである。 図11は、実施例2に係るスイッチ装置のブロック図である。 図12Aは、実施例2に係るVLANプールの使用例を説明するための図である。 図12Bは、実施例2に係るVLAN対応テーブルの使用例を説明するための図である。 図12Cは、実施例2におけるNotified VIDの変更を説明するためのVLAN Notificationのパケットの一例の図である。 図13は、実施例2に係るFIP VLAN Notification VLAN変換の処理のフローチャートである。 図14は、実施例3に係るネットワークシステムの概略構成図である。 図15Aは、実施例3に係るVLANプールの一例の図である。 図15Bは、実施例3に係るVLAN対応テーブルの一例の図である。 図15Cは、実施例3におけるNotified VIDの変更を説明するためのVLAN Notificationのパケットの一例の図である。 図16は、実施例3に係るスイッチ装置のFIPプロトコル処理のフローチャートである。 図17は、実施例3に係るFIP VLAN Notification VLAN変換の処理のフローチャートである。
以下に、本願の開示するスイッチ装置及びスイッチ装置の制御方法の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下の実施例により本願の開示するスイッチ装置及びスイッチ装置の制御方法が限定されるものではない。
図1は、FCoEを用いた通信ネットワークシステムの一例の概略構成図である。図1に示すように、本実施例に係る通信ネットワークシステムには、スイッチ装置1、FCF2、ストレージ3及びサーバ4を有している。
そして、ストレージ3及びサーバ4は、内部ネットワーク5に接続されている。内部ネットワーク5は、例えば、複数の拠点を有する会社の、ある拠点におけるストレージ3及びサーバ4の周辺のネットワークである。
また、FCF2は、外部ネットワーク6内に配置されている。外部ネットワーク6は、例えば拠点間を結ぶコアネットワークである。
そして、スイッチ装置1は、内部ネットワーク5が外部ネットワーク6へ接続する位置に配置されている。すなわち、スイッチ装置1は、内部ネットワーク5と外部ネットワーク6との間に配置されている。
そして、内部ネットワーク5と外部ネットワーク6とは、異なる管理者により管理されている。図1における点線が管理の境界である。すなわち、点線から見て矢印P側は、内部ネットワーク5の管理者により管理されている。また、点線から見て矢印Q側は、外部ネットワーク6の管理者により管理されている。そのため、本実施例では、内部ネットワーク5におけるVIDと外部ネットワーク6におけるVIDとが、それぞれの管理者により管理されることになる。
そして、ストレージ3とサーバ4とは、FCoEを用いて通信を行う。より詳細には、先ず、ストレージ3及びサーバ4は、FCF2に対してファイバチャネルの初期化を要求する。
そして、スイッチ装置1及びFCF2によりストレージ3とサーバ4とが使用するVLANのVIDが決定される。スイッチ装置1の動作及びVIDの決定については、後で詳細に説明する。VID決定後、ストレージ3とサーバ4とは、スイッチ装置1及びFCF2を介して、FCoEを用いたパケットの送受信を行う。
ここで、図2を参照して、本実施例に係るネットワークシステムにおけるFCoEの初期化について簡単に説明する。図2は、FCoEの初期化の手順を説明するための図である。図2では、ストレージ3がFCoEを使用する場合を例として表している。
FCoEの初期化では、FCoEの初期化用のプロトコルであるFIPが用いられる。まず、ストレージ3は、FCoEで使用するVLANをFCF2へ要求するためのコマンドであるVLAN Requestを、内部ネットワーク5のVLANを使用してスイッチ装置1へ送信する。VLAN Requestは、予め決められた初期化要求用のVIDを用いてブロードキャストされる。この初期化要求用のVIDは、内部ネットワーク5及び外部ネットワーク6で共通である。
スイッチ装置1は、ストレージ3から送出されたVLAN Requestを、外部ネットワーク6を経由させてFCF2へ送信する。
FCF2は、ストレージ3からのVLAN Requestを受信する。そして、FCF2は、外部ネットワーク6でストレージ3に使用させるVLANを選択する。そして、FCF2は、選択したVLANのVIDをヘッダに格納したVLAN Notificarionのパケットを生成する。そして、FCF2は、外部ネットワーク6で使用するVIDをストレージ3へ通知するために、VLAN Notificationを、外部ネットワーク6を経由させて、スイッチ装置1へ送信する。以下では、VLAN Notificationのヘッダに格納されているFCF2から通知された外部ネットワーク6で使用するVIDを「Notified VID」という場合がある。
スイッチ装置1は、FCF2から送信されたVLAN Notificationを受信する。そして、スイッチ装置1は、VLAN Notificationに格納されているNotified VIDを内部ネットワーク5で使用できるVIDに変換し、内部ネットワーク5を経由させて、ストレージ3へ送信する。
ストレージ3は、VLAN Notificationを受信し、VLAN Notificationに格納されているVIDを取得する。次に、ストレージ3は、取得したVIDを用いてファブリックログイン(Fabric Login:FLOGI)やファブリック検出(Fabric Discovery)などの処理を実行することで、ファブリックへのログインを行う。その後、ストレージ3は、同様に取得したVIDを用いてFCF2を介して他の機器との間でFCoE通信を行う。以下では、FCoEの初期化以外のFCoE通信で送受信されるデータやコマンドなどを、「実際のFCoE通信のデータ」という。
図3は、実施例1に係るスイッチ装置のブロック図である。スイッチ装置1は、スイッチLSI(Large Scale Integration)10及びプロセッサ11を有している。また、スイッチ装置1は、内部ポート121、受信ポート122、内部ポート131及び送信ポート132を有する。
内部ポート121は、プロセッサ11から出力されたパケットを受信し、スイッチLSI10へ出力する。
受信ポート122は、複数配置されている。各受信ポート122は、内部ネットワーク5又は外部ネットワーク6のいずれかに接続されている。そして、内部ネットワーク5に接続している受信ポート122は、内部ネットワーク5を介して、例えば、ストレージ3及びサーバ4からのパケットを受信する。また、外部ネットワーク6に接続している受信ポート122は、外部ネットワーク6を介して、例えば、FCF2からのパケットを受信する。以下の説明では、内部ネットワーク5に接続している受信ポート122と外部ネットワーク6に接続している受信ポート122とを区別せずに説明する。受信ポート122は、受信したパケットをスイッチLSI10へ出力する。以下では、内部ポート121又は受信ポート122のいずれかで受信されたパケットを、「受信パケット」という場合がある。
内部ポート131は、スイッチLSI10から出力されたパケットを受信し、プロセッサ11へ出力する。
送信ポート132は、複数配置されている。各送信ポート132は、内部ネットワーク5又は外部ネットワーク6のいずれかに接続されている。送信ポート132は、スイッチLSI10から出力されたパケットを受信する。そして、内部ネットワーク5に接続している送信ポート132は、内部ネットワーク5を介して、例えば、ストレージ3及びサーバ4へパケットを送信する。また、外部ネットワーク6に接続している送信ポート132は、外部ネットワーク6を介して、例えば、FCF2へパケットを送信する。以下の説明では、内部ネットワーク5に接続している送信ポート132と外部ネットワーク6に接続している送信ポート132とを区別せずに説明する。
スイッチLSI10は、マルチプレクサ101及びデマルチプレクサ109を有している。さらに、スイッチLSI10は、パケット処理部102、中継処理部103、Access Control list(ACL)104、VLAN変換テーブル105、転送テーブル106、パケットバッファ107及びパケット更新部108を有している。
マルチプレクサ101は、内部ポート121及び各受信ポート122から受信パケットの入力を受ける。そして、マルチプレクサ101は、受信パケットからヘッダ情報を取得する。そして、マルチプレクサ101は、取り出したヘッダ情報をパケット処理部102へ出力する。また、マルチプレクサ101は、受信パケットをパケットバッファ107へ出力する。さらに、マルチプレクサ101は、取得したヘッダ情報を有している受信パケットを受信したポートの情報をパケット処理部102へ出力する。
ACL104は、ヘッダ情報に格納されている情報から、そのヘッダ情報を有する受信パケットに対して行う制御を決定するための表である。ACL104は、一例として、図4に示すような内容を有している。図4は、ACLの一例の図である。図4のACL104の項目のうち、受信ポートは、受信パケットが入力されたポートを表している。また、宛先MACは、受信パケットの送信先のMAC(Media Access Control)アドレスである。また、送信元MACは、受信パケットの送信元のMACアドレスである。また、VIDは、受信パケットに登録されているVIDである。また、タイプは、受信パケットのタイプである。パケットのタイプには、例えば、FIP及びFCoEなどがある。そして、アクションは、Matchに含まれる各項目に条件が一致したパケットに対して実施する処理を表している。
図3に戻って説明を続ける。VLAN変換テーブル105は、内部ネットワーク5と外部ネットワーク6との間でパケットを転送する場合に、相互で用いるVIDの対応を記載しているテーブルである。VLAN変換テーブル105は、プロトコル処理部111によって後述するVLAN対応テーブル112がスイッチLSI10にコピーされたものである。すなわち、VLAN変換テーブル105の内容については、VLAN対応テーブル112と同じである。VLAN変換テーブル105の具体的な内容については、VLAN対応テーブル112とともに後で詳細に説明する。
パケット処理部102は、内部ポート121又は各受信ポート122で受信された受信パケットのヘッダ情報をマルチプレクサ101から受信する。さらに、パケット処理部102は、受信したヘッダ情報を有する受信パケットを受信したポートの情報の入力をマルチプレクサ101から受ける。そして、パケット処理部102は、ヘッダ情報及び受信パケットを受信したポートの情報に応じた動作をACL104から取得する。例えば、パケット処理部102は、内部ポート121以外の受信ポート122で受信パケットを受信し、且つ、受信パケットのタイプがFIPの場合、受信パケットを内部ポート131へ転送する。そこで、以下に、パケット処理部102がACL104を用いて行うパケット処理の動作を詳細に説明する。
パケット処理部102は、受信したヘッダ情報を有する受信パケットを受信したポートが、内部ポート121か否かを判定する。そこで、受信したポートが内部ポート121の場合、パケット処理部102は、ヘッダ情報から宛先MACを取得する。そして、パケット処理部102は、宛先MACへパケットを送信する指示を中継処理部103へ通知する。
また、受信したポートが内部ポート121でない場合、パケット処理部102は、ヘッダ情報から受信パケットのタイプを取得する。そして、パケット処理部102は、受信パケットがFIPか否かを判定する。
受信パケットがFIPの場合、パケット処理部102は、内部ポート131へ出力する指示を中継処理部103へ通知する。
受信パケットがFIPでない場合、パケット処理部102は、受信パケットが外部ネットワーク6に接続されている受信ポート122が受信した受信パケットか内部ネットワーク5に接続されている受信ポート122が受信した受信パケットかを判定する。外部ネットワーク6に接続されている受信ポート122が受信した受信パケットの場合、パケット処理部102は、受信パケットのヘッダ情報のVLANタグに格納されている外部ネットワーク6におけるVIDを取得する。以下では、実際のFCoE通信で用いられるパケットのVLANタグに格納される外部ネットワーク6におけるVIDを、「外部VID」という場合がある。また同様に、実際のFCoE通信で用いられるパケットのVLANタグに格納される内部ネットワーク5におけるVIDを、「内部VID」という場合がある。パケット処理部102は、取得した外部VIDに対応する内部VIDをVLAN変換テーブル105から取得する。そして、パケット処理部102は、受信パケットのヘッダ情報のVLANタグに格納されている外部VIDを取得した内部VIDへ書き換える。さらに、パケット処理部102は、宛先MACアドレスをヘッダ情報から取得する。その後、パケット処理部102は、VLANタグを書き換えたヘッダ情報を中継処理部103へ出力し、さらに、宛先MACアドレスへの受信パケットの送信を中継処理部103に指示する。
内部ネットワーク5に接続されている受信ポート122が受信した受信パケットの場合、パケット処理部102は、受信パケットのヘッダ情報のVLANタグに格納されている内部VIDを取得する。パケット処理部102は、取得した内部VIDに対応する外部VIDをVLAN変換テーブル105から取得する。そして、パケット処理部102は、受信パケットのヘッダ情報のVLANタグに格納されている内部VIDを取得した外部VIDへ書き換える。さらに、パケット処理部102は、宛先MACアドレスをヘッダ情報から取得する。その後、パケット処理部102は、VLANタグを書き換えたヘッダ情報を中継処理部103へ出力し、さらに、宛先MACアドレスへのパケットの送信を中継処理部103に指示する。
転送テーブル106は、パケットの配送における宛先への経路情報を格納している。
中継処理部103は、内部ポート121から受信パケットが入力された場合、宛先MACアドレスの情報とともに宛先MACアドレスへのパケットの送信をパケット処理部102から受ける。そして、中継処理部103は、宛先MACアドレスへの経路情報を転送テーブル106から取得する。例えば、中継処理部103は、送信ポート132の中のいずれの送信ポート132に受信パケットを出力するかなどを取得する。そして、中継処理部103は、取得した経路へ接続されている送信ポート132の情報をデマルチプレクサ109へ通知する。
中継処理部103は、受信パケットがFIPの場合、内部ポート131へ出力する指示をパケット処理部102から受ける。そして、中継処理部103は、受信パケットを内部ポート131へ送信するように、内部ポート131の情報をデマルチプレクサ109に通知する。
また、中継処理部103は、受信パケットが実際のFCoE通信で用いられるパケットの場合、ヘッダ情報及び宛先MACアドレスとともに、宛先MACアドレスへの受信パケットの送信指示をパケット処理部102から受信する。そして、中継処理部103は、ヘッダ情報をパケット更新部108へ出力する。また、中継処理部103は、宛先MACアドレスへの経路情報を転送テーブル106から取得する。そして、中継処理部103は、取得した経路へ接続されている送信ポート132の情報をデマルチプレクサ109へ通知する。
パケットバッファ107は、受信パケットの入力をマルチプレクサ101から受ける。パケットバッファ107は、中継処理部103からの指示により、パケット更新部108へ受信パケットを出力するタイミングと、中継処理部103からパケット更新部108へ受信パケットのヘッダ情報が入力されるタイミングとを一致させる。パケットバッファ107は、例えば、RAM(Random Access Memory)回路などである。そして、パケットバッファ107は、中継処理部103からの指示を受けたのちに受信パケットをパケット更新部108へ出力する。
パケット更新部108は、受信パケットの入力をパケットバッファ107から受ける。また、パケット更新部108は、受信パケットのヘッダ情報の入力を中継処理部103から受ける。そして、パケット更新部108は、受信パケットにおけるヘッダ情報のVLANタグを変更する。ここで、受信パケットが実際のFCoE通信で用いられるパケットの場合に、パケット処理部102によりVLANタグの変換が行われるので、パケット更新部108は、受信パケットが実際のFCoE通信で用いられる送信するパケットの場合に、VLANタグの変更を行うことになる。そして、パケット更新部108は、受信パケットをデマルチプレクサ109へ出力する。
デマルチプレクサ109は、受信パケットの入力をパケット更新部108から受ける。また、デマルチプレクサ109は、内部ポート131及び送信ポート132のうちの受信パケットを出力するポートの情報の入力を中継処理部103から受ける。そして、デマルチプレクサ109は、中継処理部103に指定されたポートへ受信パケットを出力する。
例えば、デマルチプレクサ109は、受信パケットが内部ポート121により受信されたパケットの場合、受信パケットに指定されている宛先MACアドレスに繋がる送信ポート132へ受信パケットを出力する。また、受信パケットが実際のFCoE通信で用いられる送信するパケットの場合、デマルチプレクサ109は、宛先MACアドレスに繋がる送信ポート132へ受信パケットを出力する。これに対して、受信パケットがFIPで受信ポート122により受信されたパケットの場合、デマルチプレクサ109は、内部ポート121へ受信パケットを出力する。
プロセッサ11は、プロトコル処理部111及びVLAN対応テーブル112を有している。
図5は、実施例1に係るVLAN対応テーブルの一例の図である。本実施例に係るVLAN対応テーブル112には、図5に示すように、内部VLANのVIDと外部VLANのVIDとの対応が予め登録されている。すなわち、本実施例では、外部VLANに対応させる内部VLANが決定している。例えば、図5のVLAN対応テーブル112では、VIDが100である内部VLAN201とVIDが1000である外部VLAN202とが対応している。
プロトコル処理部111は、パケットのタイプがFIPである受信パケットの入力を内部ポート131から受ける。
そして、プロトコル処理部111は、受信パケットがVLAN Request、VLAN Notification、FLOGI ACC又はFDISK ACCのいずれかを判定する。
パケットがVLAN Request、FLOGI ACC又はFDISK ACCのいずれかの場合、プロトコル処理部111は、パケットの内部ポート121へパケットを出力する。
これに対して、パケットがVLAN Notificationの場合、プロトコル処理部111は、FCF2からNotified VIDを取得する。そして、プロトコル処理部111は、取得したNotified VIDに対応する内部VIDをVLAN対応テーブル112から取得する。そして、プロトコル処理部111は、VLAN Notificationである受信パケットに格納されているNotified VIDを取得した内部VIDへ変更する。
図6は、プロトコル処理部によるNotified VIDの変更の一例を示す図である。ここでは、プロトコル処理部111が図5のVLAN対応テーブル112を用いた場合で説明する。
プロトコル処理部111は、VLAN Notificationである受信パケット203を受信する。そして、プロトコル処理部111は、受信パケット203に格納されているNotified VIDであるVID231を取得する。VID231は、外部VIDである。そこで、プロトコル処理部111は、取得したVID231に対応する内部VLANをVLAN対応テーブル112から取得する。ここでは、VID231は1010であるので、プロトコル処理部111は、内部VIDとして110をVLAN対応テーブル112から取得する。そして、プロトコル処理部111は、受信パケット203のVID231を取得した内部VIDに変更する。これにより、プロトコル処理部111は、Notified VID241として110が格納されたパケット204を作成する。
そして、プロトコル処理部111は、Notified VIDを変更したVLAN Notificationである受信パケットを内部ポート121へ出力する。
また、プロトコル処理部111は、初めてVLAN対応テーブル112が作成された場合及びVLAN対応テーブル112の内容が更新された場合に、VLAN対応テーブル112の内容をVLAN変換テーブル105へコピーする。すなわち、VLAN対応テーブル112と、VLAN変換テーブル105とは同じ内容を有している。
さらに、図7を参照して、スイッチ装置1によるパケットの変換の全体的な流れをまとめて説明する。図7は、スイッチ装置によるパケットの変換を説明するための図である。
図7では、分かり易いように上部に各装置を記載している。各パケットは矢印の方向に上部の対応する各装置間で授受が行われているものとする。例えば、パケット301は、ストレージ3から出力され、スイッチ装置1でパケット302に変換され、FCF2へ入力されるパケットである。
パケット301は、ストレージ3から出力されたVLAN Requestのパケットである。スイッチ装置1は、パケット301に格納されるタイプ312からパケットがFIPであることを確認する。さらに、スイッチ装置1は、識別情報311からパケットがVLAN Requestであることを確認する。そして、スイッチ装置1は、パケット301を変更せずに、パケット302としてFCF2へ出力する。
パケット302を受信したFCF2は、使用させる外部ネットワーク6のVIDを取得し、VLAN Notificationであるパケット303を作成する。そして、FCF2は、パケット303をスイッチ装置1へ出力する。スイッチ装置1は、パケット303に格納されるタイプ331からパケットがFIPであることを確認する。さらに、スイッチ装置1は、識別情報332からパケットがVLAN Notificationであることを確認する。そして、スイッチ装置1は、パケットからNotified VID333の情報を取得する。次に、スイッチ装置1は、取得したNotified VID333に対応する内部VIDをVLAN対応テーブル112から取得して、取得した内部VIDにNotified VID333を書き換える。これにより、スイッチ装置1は、Notified VID341を有するパケット304を作成する。そして、スイッチ装置1は、パケット304をストレージ3へ出力する。
ストレージ3は、受信したパケット304に格納されているNotified VIDを確認して、使用する内部VIDの情報を取得する。この後、実際にはファブリックへのログインなどを行うが、ここでは説明を省略する。その後、ストレージ3は、実際のFCoE通信で用いられる送信するパケット305を作成する。パケット305のペイロード351は、送信対象のデータが格納されている。そして、パケット305のタイプ352は、FCoEである。そして、VLANタグ353としてNotified VIDとして伝えられた内部VIDが格納されている。ストレージ3は、作成したパケット305をスイッチ装置1へ出力する。スイッチ装置1は、パケット305を受信して、タイプ352からパケットのタイプがFCoEであることを確認する。そして、スイッチ装置1は、パケット305のVLANタグ353に格納されている内部VIDに対応する外部VIDをVLAN変換テーブル105から取得する。そして、スイッチ装置1は、取得した外部VIDへパケット305のVLANタグ353を変更し、VID361を有するパケット306を作成する。その後、スイッチ装置1は、パケット306をFCF2へ出力する。
逆に、図1のサーバ4などの他の装置からストレージ3へFCoEでデータが送られる場合、FCF2は、パケット307のようなパケットをスイッチ装置1へ出力する。パケット307のペイロード371には、送信対象のデータが格納されている。また、パケット307のタイプ372は、FCoEである。そして、VLANタグ373として外部VIDが格納されている。スイッチ装置1は、パケット307を受信して、タイプ372からパケットのタイプがFCoEであることを確認する。そして、スイッチ装置1は、パケット307のVLANタグ373に格納されている外部VIDに対応する内部VIDをVLAN変換テーブル105から取得する。そして、スイッチ装置1は、取得した内部VIDにパケット307のVLANタグ373を変更し、VID381を有するパケット308を作成する。その後、スイッチ装置1は、パケット308をストレージ3へ出力する。
次に、図8を参照して、本実施例に係るスイッチ装置1のパケット転送処理について説明する。図8は、実施例1に係るスイッチ装置のパケット転送処理のフローチャートである。ここで、図8では、パケット処理部102の各処理を分割して複数のステップとして表しているが、パケット処理部102は、ACL104を参照して処理を決定してもよい。
マルチプレクサ101は、内部ポート121又は受信ポート122からパケットを受信する(ステップS101)。
パケット処理部102は、マルチプレクサ101からパケットのヘッダ情報を受信する。そして、パケット処理部102は、受信パケットが内部ポート121から入力されたか否かを判定する(ステップS102)。内部ポート121から入力された場合(ステップS102:肯定)、パケット転送処理は、ステップS107へ進む。
これに対して、受信ポート122から入力された場合(ステップS102:否定)、パケット処理部102は、受信パケットがFIPか否かを判定する(ステップS103)。受信パケットがFIPの場合(ステップS103:肯定)、スイッチ装置1はFIPプロトコル処理を行う(ステップS104)。FIPプロトコル処理については後で詳細に説明する。
これに対して、受信パケットがFIPでない場合(ステップS103:否定)、パケット処理部102は、外部ネットワーク6に接続する受信ポート122である外部ネットワーク接続ポートから受信パケットが入力されたか否かを判定する(ステップS105)。外部ネットワーク接続ポート以外から入力された場合(ステップS105:否定)、パケット転送処理は、ステップS107へ進む。
これに対して、外部ネットワーク接続ポートから入力された場合(ステップS105:肯定)、パケット処理部102は、VLAN変換テーブル105を用いてヘッダのVLANタグを外部VLANから内部VLANへ変換する(ステップS106)。
パケット処理部102は、パケットのヘッダ情報から宛先MACアドレスを取得するなどのイーサネット中継処理を行う(ステップS107)。
そして、パケット処理部102は、受信パケットを外部ネットワーク接続ポートへ送信するか否かを、宛先MACアドレスから判定する(ステップS108)。外部ネットワーク接続ポートへの送信でない場合(ステップS108:否定)、パケット転送処理は、ステップS110へ進む。
これに対して、外部ネットワーク接続ポートへの送信の場合(ステップS108:肯定)、パケット処理部102は、ヘッダのVLANタグを内部VLANから外部VLANへ変換する(ステップS109)。
そして、パケット処理部102は、ヘッダを中継処理部103へ出力する。中継処理部103は、受信したヘッダをパケット更新部108へ出力する。パケット更新部108は、パケットバッファ107のヘッダを中継処理部103から受信したヘッダに変更し、VLANタグを書き換えるVLANタグ操作を行う(ステップS110)。
中継処理部103は、パケット処理部102から受信した宛先MACアドレスへの経路を転送テーブル106から取得する。そして、中継処理部103は、取得した経路に繋がる出力ポートをデマルチプレクサ109へ通知する。また、パケット更新部108は、受信パケットをデマルチプレクサ109へ出力する。そして、デマルチプレクサ109は、パケット更新部108から取得した受信パケットを中継処理部103に指定された出力ポートへ送信する(ステップS111)。
次に、図9を参照して、本実施例に係るプロトコル処理部111によるFIPプロトコル処理について説明する。図9は、実施例1に係るスイッチ装置のFIPプロトコル処理のフローチャートである。
プロトコル処理部111は、受信パケットを内部ポート131から受信する。そして、プロトコル処理部111は、受信パケットがVLAN Notificationか否かを判定する(ステップS201)。VLAN Notificationでない場合(ステップS201:否定)、プロトコル処理部111は、ステップS203へ進む。
これに対して、VLAN Notificationの場合(ステップS201:肯定)、プロトコル処理部111は、FIP VLAN Notification VLAN変換を行う(ステップS202)。FIP VLAN Notification VLAN変換については、後で詳細に説明する。
そして、プロトコル処理部111は、受信パケットを内部ポート121へ送信する(ステップS203)。
次に、図10を参照して、本実施例に係るプロトコル処理部111によるFIP VLAN Notification VLAN変換の処理について説明する。図10は、実施例1に係るFIP VLAN Notification VLAN変換の処理のフローチャートである。
プロトコル処理部111は、VLAN Notificationである受信パケットからNotified VIDを取得する(ステップS301)。
そして、プロトコル処理部111は、Notified VIDをVLAN対応テーブル112から検索する(ステップS302)。
プロトコル処理部111は、Notified VIDがVLAN対応テーブル112から検出できたか否かを判定する(ステップS303)。検出できた場合(ステップS303:肯定)、プロトコル処理部111は、受信パケットのNotified VIDを内部VIDに変換する(ステップS304)。
これに対して、検出できなかった場合(ステップS303:否定)、プロトコル処理部111は、エラーが発生したと判定する(ステップS305)。そして、スイッチ装置1は、管理者などへのエラーの報知を行う。
以上に説明したように、本実施例に係るスイッチ装置は、VLAN NotificationでFCFから通知される外部ネットワークのVIDを内部ネットワークのVIDに変換しエンドノードへ通知する。また、本実施例に係るスイッチ装置は、FCoEを用いた通信において、外部ネットワークのVIDと内部ネットワークのVIDとを相互変換する。これにより、外部ネットワークと内部ネットワークとのFCoE VLANのVIDを各々独立させて決めることができ、内部ネットワークの構成の自由度を向上させることができる。これにより、FCoE通信において管理者の負担を軽減することができる。また、内部VLANと外部VLANとの対応を複数管理することができ、ネットワークの構成の自由度を向上させることができる。
図11は、実施例2に係るスイッチ装置のブロック図である。本実施例に係るスイッチ装置1は、内部VIDを動的に割り当てることが実施例1と異なる。そこで、以下の説明では、VLAN Notificationを受信したときの、内部VIDの割り当てを主に説明する。本実施例に係るスイッチ装置は、実施例1の構成に加えてVLANプール113をさらに備えている。図11において、図3と同様の符号を有する各部は、特に説明の無い限り同様の機能を有するものとする。
図12Aは、実施例2に係るVLANプールの使用例を説明するための図である。また、図12Bは、実施例2に係るVLAN対応テーブルの使用例を説明するための図である。
図12Aの左側に示すように、VLANプール113には、未使用VLANと使用中VLANとが登録してある。未使用VLANの項目は、内部VLANとして用いることができるVIDのうち使用していないVIDを示している。また、使用中VLANの項目は、内部VLANとして用いることができるVIDのうち既に使用しているVIDを示している。例えば、図12Aの右側のVLANプール113では、未使用VLANのVIDとして、120及び130がある。また、使用中VLANのVIDとして、100及び110がある。すなわち、図12Aの右側のVLANプール113の状態では、VID100及び110は現在使用不可能であり、VID120及び130が使用可能である。
また、本実施例に係るVLAN対応テーブル112は、図12Bの右側に示すように、タイプ、内部VLAN及び外部VLANの項目がある。タイプは、内部VLANと外部VLANとの対応が、静的に決められたものか動的に決められたものかを表している。タイプにおいて、「Static」と記載されていれば静的に決められた対応である。すなわち、タイプがStaticの対応は、外部VIDに対応する内部VIDが予め決められたものであり、実施例1と同様である。これに対して、タイプにおいて、「Dynamic」と記載されている場合、動的に決められた対応である。そこで、動的な内部VIDの決定の処理を以下に説明する。
プロトコル処理部111は、VLAN Notificationのパケットの入力を内部ポート131から受ける。そして、プロトコル処理部111は、受信したVLAN Notificationのパケットから外部VLANを示すNotified VIDを取得する。続いて、プロトコル処理部111は、VLAN対応テーブル112の外部VLANの項目に取得したNotified VIDが登録されているか判定する。登録されていれば、プロトコル処理部111は、対応する内部VIDを取得し、VLAN Notificationのパケットに格納されているNotified VIDを取得した内部VIDに変更する。
これに対して、VLAN NotificationのVIDがVLAN対応テーブル112に登録されていなければ、プロトコル処理部111は、VLANプール113に登録されている未使用VLANの中からVLAN IDを取得する。そして、プロトコル処理部111は、VLANプール113の未使用VLANの中から取得したVLAN IDを削除し、使用中VLANに移動する。
例えば、プロトコル処理部111が、Notified VIDとして1020を取得した場合で説明する。図12Cは、実施例2におけるNotified VIDの変更を説明するためのVLAN Notificationのパケットの一例の図である。
プロトコル処理部111は、図12Cの右側に示すパケット406を受信する。そして、プロトコル処理部111は、Notified VIDとしてパケット406に格納されているVID461である1020を取得する。そして、プロトコル処理部111は、図12Bの左側のVLAN対応テーブル112を参照し、外部VLANにVIDとして1020が登録されていないことを確認する。
そこで、プロトコル処理部111は、図12Aの左側のVLANプール113の未使用VLANの中からVID401として登録されている120を取得する。そして、プロトコル処理部111は、未使用VLANの中からVID401を削除し、使用中VLANに移動する。これにより、VLANプール113は、図12Aの右側のVLANプール113に示されるように使用中VLAN402として120が登録される。
さらに、プロトコル処理部111は、図12Bの右側のVLAN対応テーブル112に示すように、タイプ403としてDynamicを登録し、内部VLAN404として120を登録し、外部VLAN405として1020を登録する。これにより、プロトコル処理部111により動的に決定された内部VLANと外部VLANとの対応が、VLAN対応テーブル112に登録される。
その後、プロトコル処理部111は、更新したVLAN対応テーブル112の内容をLSI10の中のVLAN変換テーブル105へ反映させる。
さらに、プロトコル処理部111は、図12Cのパケット406のVID461を取得した内部VLANのVIDである120に書き換える。これにより、プロトコル処理部111は、VID471のように120をVIDとするNotified VIDが格納されたパケット407を作成する。
次に、図13を参照して本実施例に係るFIP VLAN Notification VLAN変換の処理について説明する。図13は、実施例2に係るFIP VLAN Notification VLAN変換の処理のフローチャートである。
プロトコル処理部111は、VLAN Notificationである受信パケットからNotified VIDを取得する(ステップS401)。
そして、プロトコル処理部111は、Notified VIDをVLAN対応テーブル112から検索する(ステップS402)。
プロトコル処理部111は、Notified VIDがVLAN対応テーブル112から検出できたか否かを判定する(ステップS403)。検出できた場合(ステップS403:肯定)、プロトコル処理部111は、ステップS406へ進む。
これに対して、検出できなかった場合(ステップS403:否定)、プロトコル処理部111は、VLANプール113の未使用VLANから内部VLANのVIDを取得する(ステップS404)。
そして、プロトコル処理部111は、タイプをDynamicとした上で、内部VLANのVIDと外部VLANのVIDとの対応をVLAN対応テーブル112に登録する(ステップS405)。
その後、プロトコル処理部111は、Notified VIDを内部VLANのVIDに変更する(ステップS406)。
以上に説明したように、本実施例に係るスイッチ装置は、FCFに指定された外部VLANに対して内部VLANを動的に割り当てることができる。これにより、内部ネットワークのFCoE VLANを予め具体的に決定していなくても、自動的に内部VLANが外部VLANに割り当てることができ、内部ネットワークの管理者の負担を軽減することができる。
また、内部FCoE VLANで使用するVIDの範囲を予め決定することにより、他のVLAN定義と干渉しないようにFCoE VLANのVIDを決定することができる。これにより、ネットワークが安全に運用でき、予測可能な範囲でVLANが使用されるため、内部ネットワークの管理者の負担を軽減することができる。
図14は、実施例3に係るネットワークシステムの概略構成図である。本実施例に係るスイッチ装置は、特定のMACアドレスに対して決められた範囲の内部VIDを割り当てることが実施例2と異なる。そこで、以下の説明では、VLAN Notificationを受信したときの、内部VIDの割り当てについて主に説明する。本実施例に係るスイッチ装置1のブロック図も図11で表される。図11において、実施例2と同様の符号を有する各部は、特に説明の無い限り同様の機能を有するものとする。
図14に示すように、本実施例に係るネットワークシステムは、エンドノードと内部VLANと外部VLANとの関連付けが求められる。具体的には、一点鎖線で囲われたエンドノード同士が関連付けられた内部VLAN及び外部VLANを使用する。すなわち、サーバ4A及び4B、FCF2A、並びに、ストレージ3Aが同じVLANを使用する。また、破線で囲われたエンドノード同士は、一点鎖線で囲われたVLANとは異なるVLANを使用する。すなわち、サーバ4C及びサーバ4D、FCF2B、並びに、ストレージ3Bが関連付けられた内部VLAN及び外部VLANを使用する。このように、本実施例に係るネットワークシステムでは、特定のエンドノードが使用するVLANに制限をかける。
そこで、本実施例に係るVLANプール113は、図15Aに示すようなVLANプール113となっている。図15Aは、本実施例に係るVLANプールの一例の図である。すなわち、VLANプール113は、MACアドレス毎に複数の未使用VLANのVIDが対応している。これにより、特定のMACアドレスを有するエンドノードに対しては、決められた範囲の内部VIDの中からVIDが割り当てられることになる。ここで、使用中VLANは使用されていることが示せればよいので、本実施例では、MACアドレスに対応させずに単に上から順番に使用したVIDで埋めていく。ただし、使用中VLANもMACアドレスに対応させて記載してもよい。
そして、図15Bは、本実施例に係るVLAN対応テーブルの一例の図である。本実施例に係るVLAN対応テーブル112には、MACアドレスに対応させて、内部VLAN及び外部VLANの対応が登録されている。ここで、VLAN対応テーブル112におけるFPMA(Fabric Provided MAC Address)は、FCoEの通信を行うにあたり、FCF2から割り当てられるMACアドレスである。
例えば、プロトコル処理部111は、図15Cの右側に示すパケット506を受信する。図15Cは、実施例3におけるNotified VIDの変更を説明するためのVLAN Notificationのパケットの一例の図である。そして、プロトコル処理部111は、外部VLANに対応するNotified VID562をパケット506から取得する。
次に、プロトコル処理部111は、取得したNotified VIDをVLAN対応テーブル112の中で検索する。取得したNotified VIDがVLAN対応テーブル112に登録されていなければ、プロトコル処理部111は、パケット506から宛先MACアドレス561を取得する。
そして、プロトコル処理部111は、VLANプール113の中の宛先MACアドレスに対応している未使用VLANのVIDの中からVIDを選択する。例えば、宛先MACアドレスが00−00−0E−11−22−02である場合、プロトコル処理部111は、対応する未使用VLANのVIDから150を取得する。
そして、プロトコル処理部111は、未使用VLANから150を削除し、使用中VLANに150を移動する。
その後、プロトコル処理部111は、図15Bに示すように、VLAN対応テーブル112に、MACアドレス501として00−00−0E−11−22−02を登録する。さらに、プロトコル処理部111は、タイプ503としてDynamicを登録する。そして、プロトコル処理部111は、内部VLAN504としてVLANプール113から取得したVIDである150を登録し、外部VLAN505にNotified VIDとして格納されていたVIDを登録する。ここで、FPMA502には何も登録されていないことを示す「φ」が記載されている。FPMAは、後続のファブリックへのログインプロセスにおいて、FCF2から送られてくるので、そのときプロトコル処理部111が、VLAN対応テーブル112へ登録する。
そして、プロトコル処理部111は、パケット506のNotified VID562を取得した150に変更する。これにより、プロトコル処理部111は、図15Cの左側のようにNotified VID571が格納されたパケット507を生成する。
プロトコル処理部111は、生成したパケット507を内部ポート121へ出力する。また、プロトコル処理部111は、更新したVLAN対応テーブル112の内容をLSI10のVLAN変換テーブル105へ反映させる。
次に、図16を参照して、本実施例に係るスイッチ装置1のFIPプロトコル処理について説明する。図16は、実施例3に係るスイッチ装置のFIPプロトコル処理のフローチャートである。図16では、MACアドレスとVLANとの関連付けを行わないエンドノードとMACアドレスとVLANとの関連付けを行わないエンドノードとが共存している場合で説明する。
プロトコル処理部111は、パケットを内部ポート131から受信する。そして、プロトコル処理部111は、パケットがVLAN Notificationか否かを判定する(ステップS501)。VLAN Notificationの場合(ステップS501:肯定)、プロトコル処理部111は、FIP VLAN Notification VLAN変換を行う(ステップS502)。本実施例に係るFIP VLAN Notification VLAN変換については、後で詳細に説明する。
これに対して、VLAN Notificationでない場合(ステップS501:否定)、プロトコル処理部111は、パケットがFLOGI ACC(Accept)又はFDISC ACCかを判定する(ステップS503)。パケットがFLOGI ACC(Accept)及びFDISC ACCかのいずれでもない場合(ステップS503:否定)、プロトコル処理部111は、ステップS506へ進む。
これに対して、パケットがFLOGI ACC(Accept)又はFDISC ACCかのいずれかの場合(ステップS503:肯定)、プロトコル処理部111は、MACアドレスとVLANとの関連付けを行っているか否かを判定する(ステップS504)。関連付けを行っていない場合(ステップS504:否定)の場合、プロトコル処理部111は、ステップS506へ進む。
これに対して、関連付けを行っている場合(ステップS504:肯定)の場合、プロトコル処理部111は、FLOGI ACC又はFDISC ACCのパケットに格納されたFPMAをVLAN対応テーブル112のFPMAの欄に登録する(ステップS505)。
その後、プロトコル処理部111は、パケットを内部ポート121へ送信する(ステップS506)。
次に、図17を参照して、本実施例に係るプロトコル処理部111によるFIP VLAN Notification VLAN変換の処理について説明する。図17は、実施例3に係るFIP VLAN Notification VLAN変換の処理のフローチャートである。図17では、MACアドレスとVLANとの関連付けを行わないエンドノードとMACアドレスとVLANとの関連付けを行わないエンドノードとが共存している場合で説明する。
プロトコル処理部111は、VLAN Notificationである受信パケットからNotified VIDを取得する(ステップS601)。
プロトコル処理部111は、MACアドレスとVLANとの関連付けを行うか否かを判定する(ステップS602)。MACアドレスとVLANとの関連付けを行う場合(ステップS602:肯定)、プロトコル処理部111は、受信パケットから宛先MACアドレスを取得し、取得した宛先MACアドレスをVLAN対応テーブル112から検索する(ステップS603)。
そして、プロトコル処理部111は、取得した宛先MACアドレスがVLAN対応テーブル112から検出されたか否かを判定する(ステップS604)。宛先MACアドレスがVLAN対応テーブル112から検出されない場合(ステップS604:否定)、プロトコル処理部111は、ステップS610へ進む。
これに対して、宛先MACアドレスがVLAN対応テーブル112から検出された場合(ステップS604:肯定)、プロトコル処理部111は、VLAN情報をVLAN対応テーブル112に格納済みか否かを判定する(ステップS605)。VLAN情報がVLAN対応テーブル112に格納されている場合(ステップS605:肯定)、プロトコル処理部111は、Notified VIDが外部VIDか否かを判定する(ステップS606)。
外部VIDでない場合(ステップS606:否定)、プロトコル処理部111は、エラーの発生を検知する(ステップS607)。そして、プロトコル処理部111は、エラーの発生を、管理者などに報知する。
これに対して、外部VIDの場合(ステップS606:肯定)、プロトコル処理部111は、ステップS614へ進む。
一方、VLAN情報が格納されていない場合(ステップS605:否定)、プロトコル処理部111は、VLANプール113からMACアドレスに対応する未使用VLANのVIDからVIDを取得する(ステップS608)。
そして、プロトコル処理部111は、外部VID、内部VID及びMACアドレスをVLAN対応テーブル112へ登録する(ステップS609)。
一方、MACアドレスとVLANとの関連付けを行わない場合(ステップS602:否定)、プロトコル処理部111は、Notified VIDをVLAN対応テーブル112から検索する(ステップS610)。
そして、プロトコル処理部111は、Notified VIDがVLAN対応テーブル112から検出されたか否かを判定する(ステップS611)。Notified VIDがVLAN対応テーブル112から検出された場合(ステップS611:肯定)、プロトコル処理部111は、ステップS614へ進む。
これに対して、Notified VIDがVLAN対応テーブル112から検出されない場合(ステップS611:否定)、プロトコル処理部111は、VLANプール113の未使用VLANから内部VIDを取得する(ステップS612)。
そして、プロトコル処理部111は、タイプをDynamicとした上で、内部VIDと外部VIDとの対応をVLAN対応テーブル112に登録する(ステップS613)。
その後、プロトコル処理部111は、Notified VIDを内部VIDに変更する(ステップS614)。
以上に説明したように、本実施例に係るスイッチ装置は、エンドノード毎に決められた範囲内のVLANを割り当てることができる。これにより、エンドノード毎のVLANの設定により、セキュリティの向上が可能となり、使用者毎にサービスの品質を変更することが可能となる。
また、以上の説明では、内部VLANと外部VLANとの対応付けをプロセッサ11が行い、FCoE通信におけるVIDタグの変換はスイッチLSIが行っているが、これに限らず、例えば、スイッチLSIが両方の処理を行ってもよい。
1 スイッチ装置
2 FCF
3 ストレージ
4 サーバ
5 内部ネットワーク
6 外部ネットワーク
10 スイッチLSI
11 プロセッサ
101 マルチプレクサ
102 パケット処理部
103 中継処理部
104 ACL
105 VLAN変換テーブル
106 転送テーブル
107 パケットバッファ
108 パケット更新部
109 デマルチプレクサ
111 プロトコル処理部
112 VLAN対応テーブル
113 VLANプール
121 内部ポート
122 受信ポート
131 内部ポート
132 送信ポート

Claims (7)

  1. 第1ネットワークに配置された第1装置と第2ネットワークに配置された第2装置との間の、第1通信方式におけるデータの送受信を第2通信方式のネットワーク上で行うための通信を中継するスイッチ装置であって、
    前記通信で用いる仮想ネットワークの情報の送信要求に対する応答として、前記第2ネットワークにおける第2仮想ネットワークの情報を前記第2装置から受信する受信部と、
    前記第2仮想ネットワークに対応する、前記第1ネットワークにおける第1仮想ネットワークを選択する選択部と、
    前記選択部により選択された前記第1仮想ネットワークの情報を前記通信で用いる仮想ネットワークの情報として前記第1装置へ通知する通知部と、
    前記第1仮想ネットワーク及び前記第2仮想ネットワークを基に、前記第1装置と前記第2装置との間の前記通信の中継を行う中継部と
    を備えたことを特徴とするスイッチ装置。
  2. 前記中継部は、前記第1装置から受信したデータにおける仮想ネットワークの情報を前記第1仮想ネットワークの情報から前記第2仮想ネットワークの情報へ書き換えて前記第2装置へ転送し、前記第2装置から受信したデータにおける仮想ネットワークの情報を前記第2仮想ネットワークの情報から前記第1仮想ネットワークの情報へ書き換えて前記第1装置へ転送することを特徴とするスイッチ装置。
  3. 前記第1通信方式はファイバチャネルを用いた通信であり、
    前記第2通信方式はイーサネット通信である
    ことを特徴とする請求項1に記載のスイッチ装置。
  4. 前記選択部は、前記第1仮想ネットワークと前記第2仮想ネットワークとの対応関係を予め記憶しており、前記受信部により受信された第2仮想ネットワークに対応する前記第1仮想ネットワークの情報を選択することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載のスイッチ装置。
  5. 前記選択部は、前記第1ネットワークにおける複数の仮想ネットワークの情報を記憶しており、記憶している前記仮想ネットワークの中から前記第1ネットワークの情報を選択することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載のスイッチ装置。
  6. 前記第1装置は複数存在し、
    前記受信部は、前記第2仮想ネットワークの情報の宛先の第1装置の情報を前記第2装置から受信し、
    前記選択部は、前記第1装置毎に前記第1ネットワークにおける仮想ネットワークの情報を複数記憶しており、前記宛先の第1装置に対応する仮想ネットワークの中から前記第1仮想ネットワークの情報を選択する
    ことを特徴とする請求項5に記載のスイッチ装置。
  7. 第1通信方式におけるデータの送受信を第2通信方式のネットワーク上で行うための通信で用いる仮想ネットワークの情報の送信要求を第1ネットワークに配置された第1装置から受信し、
    第2ネットワークに配置された第2装置へ前記送信要求を転送し、
    前記送信要求に対する応答として、前記第2ネットワークにおける第2仮想ネットワークの情報を前記第2装置から受信し、
    前記第2仮想ネットワークに対応する、前記第1ネットワークにおける第1仮想ネットワークを選択し、
    選択した前記第1仮想ネットワークの情報を前記通信で用いる仮想ネットワークの情報として前記第1装置へ通知し、
    前記第1仮想ネットワーク及び前記第2仮想ネットワークを基に、前記第1装置と前記第2装置との間の前記通信の中継を行う
    ことを特徴とするスイッチ装置の制御方法。
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