JP2010283679A - レイヤ2ノード冗長システムと方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】レイヤ2ネットワークに適用可能とされ、切り替えの高速化を図るノード冗長システムの提供。
【解決手段】ノード冗長対象のノード−N1−1のレイヤ2ネットワークへの接続を、異なるリンク−L1−12、L1−13と異なる二つのノード−N1−2、N1−3を介して行い、ノード−N1−1とレイヤ2ネットワークとの接続がループ接続とならないように、動的にリンクを制御して、レイヤ2でのノード冗長を実現する。
【選択図】図1
【解決手段】ノード冗長対象のノード−N1−1のレイヤ2ネットワークへの接続を、異なるリンク−L1−12、L1−13と異なる二つのノード−N1−2、N1−3を介して行い、ノード−N1−1とレイヤ2ネットワークとの接続がループ接続とならないように、動的にリンクを制御して、レイヤ2でのノード冗長を実現する。
【選択図】図1
Description
本発明は、ネットワークに関し、特に、レイヤ2ネットワークに適用可能なノード冗長システムに関する。
冗長化プロトコルとして、例えばVRRP(Virtual Router Redunduncy Protocol)やSTP(Spanning Tree Protocol)が知られている。
VRRPは、同一LAN(Local Area Network)上につながる複数のルータ(VRRPルータ)を仮想的に1台のルータとして動作させる。VRRPを構成する複数のルータ(VRRPグループ)のIPアドレスとは別に仮想ルータ用のIPアドレスを用意し、仮想ルータは仮想のIPアドレスを持つ。VRRPを構成する複数のルータのうちマスタ(実際にパケット配送を行う)の一台が仮想ルータとして動作し、他のルータがバックアップとして動作し、マスタのダウン時、仮想のIPアドレス/MACアドレスを引き継ぎ、仮想ルータとして動作を引き継ぐ。ホストは、仮想ルータ用IPアドレス宛てに送受信を行う。VRRPを構成するルータだけがVRRP仕様を有していれば、ノード冗長が実現される。しかしながら、VRRPは、IPアドレスを用いるために、レイヤ2ネットワークでの適用はできない。なお、VRRPについての詳細は、IETF(Internet Enginerring Task Force)によるRFC(Request For Comments)3768が参照される。
同様の方式としてHSRP(Hot Standby Routing Protocol)やベンダ独自の方式も存在するが、レイヤ2ネットワークでの適用ができないという点では同様である。
レイヤ2ネットワークでのノード冗長としてはSTP(Spanning Tree Protocol)を用いることが一般的である。STPは、物理的にループまたはメッシュ構造となっているネットワークについてレイヤ2レベルでループ形状とならないようにするための方式である(STPはIEEE802.1Dとして標準化されている)。
RSTP(Rapid Spanning Tree Protocol:IEEE802.1W)やMSTP(Multiple Spanning Tree Protocol:IEEE802.1s)等、機能が改善された方式も存在するが、基本的な動作は同じである。
各ノードがSTPをサポートすることで、ネットワークの状態に応じ、自律的にレイヤ2接続を再構築する。このため、ルート冗長用途に利用されることが多く、ネットワーク規模でのルート冗長の結果として、ノード冗長も実現可能である。
しかしながら、STPは、ネットワークを構成する全てのノードがSTPをサポートする必要がある。
また、STPでは、切り替え動作に数十秒から1分以上の時間が必要とされ、RSTPやMSTPでも、数秒を要する。
なお、レイヤ2において経路切替を短時間で可能とする冗長構成として、例えば特許文献1には、冗長構成の組をなす複数のリンクに接続された制御対象ポートの各々を有する同士が、冗長構築の単位となる同じグループに属し、リンク状態を反映した冗長構成に関する情報を含むメッセージを該グループ内で送受信することにより定まる前記制御対象ポートの優先度に従って、前記グループ内の冗長構築における自身の制御対象ポートの状態を定める複数の第1のノードと、冗長構成の組をなす複数の前記リンクを介して複数の前記第1のノードと接続され、いずれかの第1のノードから送信された前記メッセージを、同じ前記グループ内の他の第1のノードに転送する少なくとも1つの第2のノードとを有するネットワークシステムが開示されている。
以下に関連技術の分析を与える。
STP(Spanning Tree Protocol)はルート切り替えに要する時間が長い。また、例えば図1に適用した場合を考えると、ノード−N1−1、ノード−N1−2、ノード−N1−3の全てがSTPをサポートする必要がある。
また、VRRP(Virtual Router Redundancy Protocol)を用いたノード冗長構成をとるネットワークもあるが、レイヤ3ネットワークでのみ有効な方式であり、レイヤ2ネットワークでは使用できない。
したがって、本発明の目的は、レイヤ2ネットワークに適用可能とされ、切り替えの高速化を図るノード冗長システム、方法を提供することにある。
本発明によれば、レイヤ2ノードのレイヤ2ネットワークへの接続を、複数のリンクと複数のレイヤ2ノードの冗長構成を介して行い、前記レイヤ2ノードと前記レイヤ2ネットワークとの接続がループ接続とならないようにリンクを制御し、レイヤ2でのノード冗長を実現する、レイヤ2ノード冗長システムが提供される。
本発明によれば、レイヤ2ノードのレイヤ2ネットワークへの接続を、複数のリンクと複数のレイヤ2ノードの冗長構成を介して行い、前記レイヤ2ノードと前記レイヤ2ネットワークとの接続がループ接続とならないようにリンクを制御し、レイヤ2でのノード冗長を実現する、レイヤ2ノード冗長方法が提供される。
本発明によれば、レイヤ2ネットワークに適用可能とされ、切り替えの高速化を図るノード冗長システムが提供される。
本発明によれば、レイヤ2ネットワークに適用可能とされ、切り替えの高速化を図るノード冗長システム、方法を提供することができる。
本発明によれば、既存のレイヤ2ネットワークへ適用可能で、ノード冗長構成をとる必要のある場所に適用することで、高速切り替えが可能なノード冗長を実現可能な、レイヤ2ノード冗長システムが提供される。
図1は、ノード冗長構成によるレイヤ2ネットワークの例を示す図である。図1において、ノード−N1−1、ノード−N1−2、ノード−N1−3はレイヤ2伝送装置である。
ノード−N1−1はリンク−L1−12およびリンク−L1−13の2つのリンクによりレイヤ2ネットワークに接続されている。
リンク−L1−12は、ノード−N1−1とノード−N1−2とのレイヤ1接続である。
リンク−L1−13はノード−N1−1とノード−N1−3とのレイヤ1接続である。
パス−PT1−23は、ノード−N1−2とノード−N1−3とのレイヤ2接続である。
ノード−N1−2は、パス−PT1−23を介してリンク−L1−12の冗長情報−RI1−12を、ノード−N1−3に伝達する。ノード−N1−3はパス−PT1−23を介してリンク−L1−13の冗長情報−RI1−13をノード−N1−2へ伝達する。さらに、ノード−N1−2は、リンク−L1−12の状態と冗長情報−RI1−13より、リンク−L1−12へのフレーム送受信を行うか否かを決定する。
同様に、ノード−N1−3は、リンク−L1−13の状態と冗長情報−RI1−12より、リンク−L1−13へのフレーム送受信を行うか否かを決定する。
リンク−L1−12とリンク−L1−13のフレーム送受信を行うか否かの決定においては、常に一つのリンクのみが送受信を行うよう決定される。
このようにして、本実施形態では、レイヤ2伝送装置のレイヤ2ネットワークへの接続を、異なる二つのリンク、かつ、異なる二つのノードを介して行っており、レイヤ2伝送装置とレイヤ2ネットワークとの接続がループ接続とならないように、動的にリンクを制御して、レイヤ2でのノード冗長を実現可能としている。
ノード冗長を構成するノード−N1−2とノード−N1−3は、ノード冗長を成すべき対象であるノード−N1−1との接続であるリンク−L1−12の状態、およびリンク−L1−13の状態の情報を、それぞれ、冗長情報−RI1−12および冗長情報−RI1−13により、共有し、正常な状態であるどちらか一方のリンクを有効とし、他方を無効とする。ノード−N1−2は、リンク−L1−12の状態を冗長情報−RI1−12によってノード−N1−3に送信し、ノード−N1−3はリンク−L1−12の状態をノード−N1−2と共有する。ノード−N1−3は、リンク−L1−13の状態を冗長情報−RI1−13によってノード−N1−2に送信し、ノード−N1−2はリンク−L1−13の状態をノード−N1−3と共有する。
冗長情報−RI1−12および冗長情報−RI1−13を、定期的に、ノード−N1−2およびノード−N1−3の間で送受信し、一定期間内に、冗長情報−RI1−12または冗長情報−RI1−13が受信できないことをもって、ノード−N1−2またはノードN1−3の異常を検出する。そして、異常検出に基づき、リンク−L1−12およびリンク−L1−13のどちらを有効とすべきかを判断する。例えば、ノード−N1−2は、一定期間内に、ノード−N1−3から冗長情報−RI1−13を受信しない場合、異常と検出する。ノード−N1−3は、一定期間内に、ノード−N1−2から冗長情報−RI1−12を受信しない場合、異常と判定する。そして、ノード−N1−2が、一定期間内に、ノード−N1−3から冗長情報−RI1−13を受信しない場合には、リンク−L1−13を無効(スタンバイ)とし、リンク−L1−12を有効(アクティブ)とする。
これにより、ノード−N1−1に対して、ノード−N1−2とノード−N1−3がノード冗長を構成することができる。また、このノード冗長について、ノード−N1−1は特別な処理を必要としない。
このように、本実施形態により、レイヤ2ネットワークでのノード冗長を実現することが可能となる。
図2は、本発明の一実施形態のレイヤ2伝送装置の例を模式的に示す図である。図2において、レイヤ2伝送装置Aは、他のレイヤ2伝送装置との接続ポートとしてポート−PA1〜PAnを持つ。リンク−LA1〜LAnはレイヤ2伝送装置Aと他のレイヤ2伝送装置との接続であり、各リンクのレイヤ2伝送装置A側のポートはそれぞれポート−PA1〜PAnである。
レイヤ2伝送装置Aは、内部情報として、レイヤ2ネットワークを構成する複数のレイヤ2伝送装置から、レイヤ2伝送装置Aを特定するための情報であるノードID−NIDAを有する。
また、レイヤ2伝送装置Aは、内部情報として、リンク−LA1〜LAnがノード冗長を構成する要素である場合に、リンク−LA1〜LAnの制御を行うために用いる情報である、冗長情報−RIA1〜RIAnをリンク−LA1〜LAnに対応して有する。
なお、ノードID−NIDAは、レイヤ2ネットワーク内でレイヤ2伝送装置Aを特定可能なユニークなIDであれば良く、レイヤ2伝送装置AのMAC(Media Access Control)アドレスを用いても良い。
冗長情報−RIA1〜RIAnについて、冗長情報−RIA1を例に説明する。冗長情報−RIA1は、
・状態情報−SIA1と、
・ノードID−NIDAと、
を含む。
・状態情報−SIA1と、
・ノードID−NIDAと、
を含む。
状態情報−SIA1は、
・冗長ID−RIDA1と、
・リンク状態−LSA1と、
・受信DA(Destination Address:宛先アドレス)リスト−DLA1と、
を含む。
・冗長ID−RIDA1と、
・リンク状態−LSA1と、
・受信DA(Destination Address:宛先アドレス)リスト−DLA1と、
を含む。
冗長ID−RIDA1は、リンク−LA1がどの冗長構成に属しているのかの認識に用いられるIDである。
冗長IDについて、図3を参照して説明する。ノード−N3−3とノード−N3−4は冗長構成−RC3−1と冗長構成−RC3−2の構成要素である。
冗長構成−RC3−1に関する状態情報は、冗長ID−RID3−1を含み、冗長構成−RC3−2に関する状態情報は冗長ID−RID3−2を含む。
図3において、例えばノード−N3−3に着目すると、冗長ID−RID3−1を含む状態情報を、ノード−N3−4から受信した場合には、この冗長ID−RID3−1により、冗長構成−RC3−1つまりリンク−L3−13に関しての制御情報であることが認識できる。
図2のリンク状態−LSA1は、リンク−LA1がリンクアップもしくはリンクダウンしているか、また、リンク−LA1が有効(アクティブ)であるか無効(スタンバイ)であるかを示し、それぞれの状態に応じ例えば図4に示した値を持つ。(リンクダウン、スタンバイ)=(00)、(リンクダウン、アクティブ)=(01)、(リンクアップ、スタンバイ)=(10)、(リンクアップ、アクティブ)=(11)とされる。
図2の受信DAリスト−DLA1には、リンク−LA1がアクティブの時にポート−PA1にて受信されるフレームの宛先MACアドレスが一覧として格納され、冗長ID−RIDA1を持つ状態情報の中の受信DAリストは、受信DAリスト−DLA1と同一となるよう更新される。
受信DAリストについて、図5を参照して説明すると、ノード−N5−1からアクティブリンクを介して、レイヤ2ネットワークへ送信されたフレームの宛先MACアドレス(宛先:D−5−2x、ただし、xは1〜n)がノード−N5−2にて、受信DAリスト−DL5−2に格納され、ノード−N5−2からノード−N5−3宛ての冗長情報の一部として、ノード−N5−3に受信DAリスト−DL5−2が送信され、その内容が受信DAリスト−DL5−3にコピーされる。これにより、冗長構成−RC5について、ノード−N5−2とノード−N5−3で、同一の受信DAリストが保持される。
以上詳細に実施形態の構成を説明したが、フレームやMACアドレスについては、当業者にとってよく知られているので説明を省略する。なお、上記実施形態では、受信DAリストに、宛先MACアドレスを格納しているが、レイヤ2ネットワークの形態により、宛先MACアドレスだけでなく、VLAN(Virtual LAN : IEEE802.1QやIEEE802.10で標準化)などのタグ情報を含めて受信DAリストに格納しても良い。
次に本発明の一実施形態の動作について、図6のノード冗長処理の例を使用して説明するが、図6において、ノード−N6−2とノード−N6−3は、本発明によるノード冗長処理を行うレイヤ2伝送装置であり、ノード−N6−1は、一般的なレイヤ2伝送装置であってよい。ノード−N6−2とノード−N6−3には異なる冗長処理動作は要求されないため、以下では、ノード−N6−2の動作を例に詳細に説明をする。
図7は、本実施形態の処理フローを示す流れ図である。図7には、図6において、ノード−N6−2がノード−N6−1に対しノード冗長を構成するノードの一つであり、ノード−N6−2とノード−N6−1とを接続するリンク−L6−12のノード−N6−2側のポートがポート−P6−2として設定されたときの冗長処理フローが示されている。
リンク状態−LS6−2は、図4のリンク状態定義例に従った値を持ち、冗長処理の開始として、リンク状態−LS6−2に、00が設定される(S101)。
その後、ノード−N6−2の送信タイマと受信タイマ(ともに不図示)が起動される(S102、S106)。
送信タイマが起動されると、送信タイマのタイムアウトにより(S103のYes分岐)、ノード−N6−2から冗長情報−RI6−2がノード−N6−3に送信される(S104)。
ノード−N6−2では、冗長情報−RI6−2の送信後、送信タイマは初期化される(S105)。これにより、ノード−N6−2から冗長情報−RI6−2がノード−N6−3に定期的に送信される。
一方、ノード−N6−2において、受信タイマが起動されると(S106)、受信タイマがタイムアウトするか(S107のYes)、または、受信タイマがタイムアウトする前に、ポート−P6−2の状態が変化(すなわち、リンクアップからリンクダウン、もしくはリンクダウンからリンクアップに変化)すると(S108のYes分岐)、冗長処理フロー(2)が行われる(S112)。
また、ノード−N6−2において、受信タイマがタイムアウトする前に、ノード−N6−3から冗長情報−RI6−3を受信し(S109のYes分岐)、冗長情報−RI6−3の冗長ID−RID6−3が、冗長ID−RID6−2と等しかった場合には(S110のYes分岐)、ノード−N6−2において、ノードID−NID6−2とノードID−NID6−3の比較が行われる(S111)。
ノードID−NID6−2とノードID−NID6−3を比較した結果、
ノードID−NID6−2>ノードID−NID6−3
の場合には(S111のYes分岐)、冗長処理フロー(2)が行われ(S112)、そうでない場合(ノードID−NID6−2≦ノードID−NID6−3)は(S111のNO分岐)、冗長処理フロー(3)が行われる(S113)。
ノードID−NID6−2>ノードID−NID6−3
の場合には(S111のYes分岐)、冗長処理フロー(2)が行われ(S112)、そうでない場合(ノードID−NID6−2≦ノードID−NID6−3)は(S111のNO分岐)、冗長処理フロー(3)が行われる(S113)。
ノードID−NID6−2とノードID−NID6−3の比較による冗長処理フロー(2)と冗長処理フロー(3)の選択については、常に同一基準で判定されれば良いため、ノードID−NID6−2<ノードID−NID6−3の場合の処理を、冗長処理フロー(2)としても良い。
図8は、図7のノード−N6−2の冗長処理フロー(2)の手順を示す流れ図である。図8を参照して、ノード−N6−2の冗長処理フロー(2)を説明する。
図7のノード−N6−2の冗長処理フロー(2)では、図6のポート−P6−2で受信したフレームの宛先アドレス(DA)が受信DAリスト−DL6−2へ格納される(S202)。
受信DAリスト−DL6−2に格納されたDAは、レイヤ2伝送装置が一般的に具備しているFDB(フィルタリングデータベース)に格納される送信元アドレスの更新と同様に有効期限を持っており、ポート−P6−2から有効期限内に同一DAのフレームが受信されなかった場合には、受信DAリスト−DL6−2から消去され、同一DAのフレームが受信された場合には、有効期限までの残時間が初期化される。なお、受信DAリスト−DL6−2の有効期限は、後述のように、ノード−N6−1のFDBを強制的に更新するために用いられるため、ノード−N6−1のFDBの有効期限と同一とするかそれ以上であることが望ましい。
さらに、ノード−N6−2の冗長処理フロー(2)では、リンク状態更新処理フロー(1)に従い、リンク状態−LS6−2が更新され(S203)、その後、ノード−N6−2の受信タイマが初期化される(S204)。
受信タイマが初期化されると、受信タイマがタイムアウトするか(S205のYes分岐)、または、受信タイマがタイムアウトする前に、ポート−P6−2の状態が変化(リンクアップからリンクダウンもしくはリンクダウンからリンクアップに変化)すると(S206のYes分岐)、リンク状態更新処理フロー(1)に従い、リンク状態−LS6−2が更新される(S203)。
また、受信タイマがタイムアウトする前に冗長情報−RI6−3を受信し(S207のYes分岐)、冗長ID−RID6−3が冗長ID−RID6−2と等しかった場合には(S208のYes分岐)、ノードID−NID6−2とノードID−NID6−3の比較が行われる(S209)。ノードID−NID6−2とノードID−NID6−3の比較結果が、ノードID−NID6−2>ノードID−NID6−3の場合(S209のYes分岐)と、リンク状態更新処理フロー(1)に従い、リンク状態−LS6−2が更新される(S203)。ノードID−NID6−2>ノードID−NID6−3でない場合には(S209のNo)と、冗長処理フロー(3)が行われる(S210)。
ノードID−NID6−2とノードID−NID6−3の比較によるリンク状態更新処理フロー(1)と冗長処理フロー(3)の選択については、常に、同一基準で判定されれば良いため、ノードID−NID6−2<ノードID−NID6−3の場合をリンク状態更新処理フロー(1)としても良い。ただし、この場合、冗長処理フロー(1)のノードID−NID6−2とノードID−NID6−3の比較で冗長処理フロー(2)を選択する場合と同一の判定基準でなければならない。
図9は、図8のリンク状態−LS6−2のリンク状態更新処理フロー(1)の手順を示す流れ図である。リンク状態更新処理フロー(1)では、図12(A)に示したリンク状態−LS6−2遷移表(1)に従い、リンク状態−LS6−2が更新される。図12(A)において、リンク状態−LS6−2の遷移前の4つの状態(00、01、10、11)のそれぞれに対して、リンク状態−LS6−3の状態、タイムアウト発生(図8のS205のYes分岐応)、ポート−P6−2の状態変化(リングダウンからリングアップへの変化、リングアップからリングダウンへの変化)(図8のS206のYes分岐)に対応して、リンク状態−LS6−2の遷移後の状態が規定される。
更新されたリンク状態−LS6−2が11以外の場合(S302の00、01、10)、ポート−P6−2でのフレーム送受信は行われない状態とされ(S303のポート−P6−2でのフレーム送受信停止)、更新されたリンク状態−LS6−2が11の場合(S302の11)、ポート−P6−2でのフレーム送受信が行われる状態に設定される(S304のポート−P6−2でのフレーム送受信有効)。
図10は、図7のノード−N6−2の冗長処理フロー(3)の手順を示す流れ図である。
ノード−N6−2の冗長処理フロー(3)では、リンク状態更新処理フロー(2)に従いリンク状態−LS6−2が更新され(S401)、受信タイマが初期化される(S402)。
受信タイマが初期化されると、受信タイマがタイムアウトするか、または、受信タイマがタイムアウトする前にポート−P6−2がリンクアップからリンクダウンもしくはリンクダウンからリンクアップに変化すると(S404のYes分岐)、リンク状態更新処理フロー(2)に従いリンク状態−LS6−2が更新される。
また、受信タイマがタイムアウトする前に冗長情報−RI6−3を受信し(S405のYes分岐)、冗長ID−RID6−3が冗長ID−RID6−2と等しかった場合(S406のYes)、ノードID−NID6−2とノードID−NID6−3の比較が行われる(S407)。比較の結果、ノードID−NID6−2>ノードID−NID6−3である場合には、冗長処理フロー(2)が行われる(S408)。比較結果がノードID−NID6−2>ノードID−NID6−3でない場合には、受信DAリスト−DL6−2を受信DAリスト−DL6−3で更新し(S409)、その後、リンク状態更新処理フロー(2)に従い、リンク状態−LS6−2が更新される。
ノードID−NID6−2とノードID−NID6−3の比較によるリンク状態更新処理フロー(2)と冗長処理フロー(2)の選択については、常に同一基準で判定されれば良いため、ノードID−NID6−2<ノードID−NID6−3の場合を、冗長処理フロー(2)としても良い。ただし、冗長処理フロー(1)のノードID−NID6−2とノードID−NID6−3の比較で冗長処理フロー(2)を選択する場合と同一の判定基準でなければならない。
図11は、図10のリンク状態−LS6−2のリンク状態更新処理フロー(2)の手順を示す流れ図である。リンク状態更新処理フロー(2)では、図12(B)に示したリンク状態−LS6−2遷移表(2)に従い、リンク状態−LS6−2が更新される。
更新されたリンク状態−LS6−2が11以外の場合は、ポート−P6−2でのフレーム送受信は行われない状態とされ(S503のポート−P6−2のフレーム送受信停止)、11の場合はポート−P6−2でのフレーム送受信は行われる状態にされ(S504のポート−P6−2のフレーム送受信有効)、その後、受信DAリスト−DL6−2に格納されたMACアドレスを送信元アドレスとしたダミーフレームがポート−P6−2よりノード−N6−3宛てに送信される(S505)。
なお、ダミーフレームの宛先はノード−N6−3以外でも良いが、その場合、ダミーフレームの宛先となったノードが、ダミーフレームの受信により動作に影響を受けない事を確認しておくことが望ましい。
このダミーフレームがリンク−L6−12を経由してノード−N6−1に受信されることにより、ノード−N6−1のFDBは、受信DAリスト−DL6−2に格納されたMACアドレスと同じあて先のフレームについては、リンク−L6−13側ではなくリンク−L6−12側へ送信するように更新される。
ノード−N6−1のFDBがダミーフレームにより更新されることにより、ノード−N6−1は、本発明による処理を一切持たない一般的なレイヤ2伝送装置であるにも関わらず、ノード−N6−1自身がリンク−L6−2とリンク−L6−3の何れかにより転送先ノードを選択してフレームを送信しているかのごとく動作することが可能となる。
なお、冗長情報−RI6−2と冗長情報−RI6−3は転送ルートを特定する必要は無く、例えば、リンク−L6−12またはリンク−L6−13がスタンバイであってもノード−N6−2またはノード−N6−3からのフレームのみは送受信可能としておき、リンク−L6−12、ノード−N6−1、リンク−L6−13を経由して、冗長情報−RI6−2及び冗長情報−RI6−3を転送しても良い。
受信DAリストについては、冗長情報の転送による伝送路帯域の消費を抑えるため、冗長情報として送受信するのは追加削除されたMACアドレス情報のみとしても良い。
リンク状態の更新においては、即時更新とせずに、一定期間同じ状態が続いた場合に更新とするようにしても良い。
さらに、オペレータからの操作によりリンク状態を強制的に任意の状態とすることで、意図的にノード冗長処理を実行させる仕組みを具備しても良い。
なお、レイヤ2伝送装置の具備するFDB及びフレーム転送処理は、いずれも当業者には良く知られており、その詳細な説明は省略する。
以上説明したように、本実施形態においては、以下に記載するような効果を奏する。
レイヤ2ネットワークへの接続を2つの異なるノードへの接続で実現する手段を提供しているので、レイヤ2にてノード故障に対応した冗長構成を実現できる。
レイヤ2ネットワーク側でノード冗長を成すノードのみが、本発明による処理を実装していれば良く、冗長情報を転送するだけのノードやレイヤ2ネットワークに接続されるノードへの本発明による処理の実装が不要であるため、既存ネットワークへの適用が容易にできる。
また、ノード冗長の構築コストを抑えることができる。本発明の他の実施例として、その基本的構成は、前記実施例と同一であるが、リンク状態の遷移についてさらに工夫している。その遷移表を図12(C)、図12(D)に示す。
図12(C)は、図12(A)と比べ、リンク状態−LS6−2が10の時に、リンク状態−LS6−3が11となった場合において、リンク状態−LS6−2が11に遷移する点が異なる。
また、図12(D)は、図12(A)と比べ、リンク状態−LS6−2が11の時に、リンク状態−LS6−3が10となった場合において、リンク状態−LS6−2が10に遷移する点が異なる。
上述の実施例の動作の説明において、リンク状態−LS6−2遷移表(1)を、図12(A)の代わりに、図12(C)で示したものを使用し、かつ、リンク状態−LS6−2遷移表(2)を図12(B)の代わりに、図12(D)で示したものを使用することで、ノード−N6−2が冗長処理フロー(2)に従い、冗長動作をする場合、つまりノードID−NID6−2>ノードID−NID6−3である場合には、ノード−N6−1は優先的にリンク−L6−12を使用するようになる。
これにより、例えば、常にノードID−NID6−2>ノードID−NID6−3となるように設定することで、リンク−L6−12を自前の伝送路とする。リンク−L6−13を従量課金のようなリース伝送路とするといった用途への適用が可能となる。このため、ネットワークの構築コストおよび維持コストの低減に効果が得られる。
なお、上記の特許文献、非特許文献の各開示を、本書に引用をもって繰り込むものとする。本発明の全開示(請求の範囲を含む)の枠内において、さらにその基本的技術思想に基づいて、実施形態ないし実施例の変更・調整が可能である。また、本発明の請求の範囲の枠内において種々の開示要素の多様な組み合わせないし選択が可能である。すなわち、本発明は、請求の範囲を含む全開示、技術的思想にしたがって当業者であればなし得るであろう各種変形、修正を含むことは勿論である。
D5−21、D5−2n 宛先
DLA1、DLAn、DL5−2、DL5−3、DL6−2、DL6−3 受信DAリスト
L1−12、L1−13、LA1、LAn、L3−13、L3−14、L3−23、L3−24、L6−12、L6−13 リンク
LSA1、LSAn、LS6−2、LS6−3 リンク状態
N1−1、N1−2、N1−3、N3−1、N3−2、N3−3、N3−4、N5−1、N5−2、N5−3、N6−1、N6−2、N6−3 ノード
NIDA、NID6−2、NID6−3 ノードID
PA1、PAn、P6−2、P6−3 ポート
PT1−23 パス
RC1、RC3−1、RC3−2、RC5 冗長構成
RI1−12、RI1−13、RIA1、RIAn、RI6−2、RI6−3 冗長情報
RIDA1、RIDAn、RID3−1、RID3−2、RID6−2、RID6−3、 冗長ID
SIA1、SIAn 状態情報
DLA1、DLAn、DL5−2、DL5−3、DL6−2、DL6−3 受信DAリスト
L1−12、L1−13、LA1、LAn、L3−13、L3−14、L3−23、L3−24、L6−12、L6−13 リンク
LSA1、LSAn、LS6−2、LS6−3 リンク状態
N1−1、N1−2、N1−3、N3−1、N3−2、N3−3、N3−4、N5−1、N5−2、N5−3、N6−1、N6−2、N6−3 ノード
NIDA、NID6−2、NID6−3 ノードID
PA1、PAn、P6−2、P6−3 ポート
PT1−23 パス
RC1、RC3−1、RC3−2、RC5 冗長構成
RI1−12、RI1−13、RIA1、RIAn、RI6−2、RI6−3 冗長情報
RIDA1、RIDAn、RID3−1、RID3−2、RID6−2、RID6−3、 冗長ID
SIA1、SIAn 状態情報
Claims (20)
- 所定のレイヤ2ノードのレイヤ2ネットワークへの接続を、冗長構成の複数のリンクと複数のレイヤ2ノードを介して行い、
前記冗長構成の複数のレイヤ2ノードは、前記複数のレイヤ2ノード間でそれぞれの冗長情報を相互に送受し、前記所定のレイヤ2ノードとレイヤ2ネットワークとの接続がループ接続とならないように前記リンクを制御し、レイヤ2でのノード冗長を実現する、ことを特徴とするレイヤ2ノード冗長システム。 - 前記冗長構成の前記複数のリンクは、第1、第2のリンクを含み、
前記冗長構成の前記複数のレイヤ2ノードは、前記所定のレイヤ2ノードにそれぞれ前記第1、第2のリンクを介して接続する第1、第2のレイヤ2ノードを含み、
前記第1のレイヤ2ノードは、少なくとも前記第1のリンクの状態を含む冗長情報を前記第2のレイヤ2ノードに送信し、
前記第2のレイヤ2ノードは、少なくとも前記第2のリンクの状態を含む冗長情報を前記第1のレイヤ2ノードに送信し、
前記第1、第2のリンクの状態を前記第1、第2のレイヤ2ノード間で共有し、
前記第1、第2のリンクのうち、正常な状態の一方のリンクを有効、他方を無効とする、ことを特徴とする請求項1に記載のレイヤ2ノード冗長システム。 - 前記冗長情報は、
ノードを識別するノードIDと、
ポートに対応した状態情報と、
を有し、
前記状態情報は、
冗長構成を特定する冗長IDと、
リンクの状態と、
リンクがアクティブのときに該ポートで受信される宛先MAC(媒体アクセス制御)アドレスを含む受信DAアドレスリストと、
を有し、
前記第1、第2のレイヤ2ノードにおいて、前記冗長情報を送受し、
冗長IDが同一の状態情報の間で、前記状態情報の受信DAアドレスリストが同一となるように更新する、ことを特徴とする請求項2に記載のレイヤ2ノード冗長システム。 - 前記第1、第2のリンクは、前記所定のレイヤ2ノードと前記第1、第2のレイヤ2ノードをそれぞれレイヤ1で接続し、
前記第1、第2のレイヤ2ノード間はレイヤ2で接続される、ことを特徴とする請求項3に記載のレイヤ2ノード冗長システム。 - 前記第1、第2のレイヤ2ノードは、それぞれ、相手方の前記第2、第1のレイヤ2ノードから受信した前記冗長情報の冗長IDと、自ノードの冗長情報の冗長IDとが等しく同一の冗長構成に属する場合、前記自ノードの冗長情報の受信DAアドレスリストを、前記所定のレイヤ2ノードからの受信フレームの宛先アドレスで更新するか、又は、相手方の前記第2、第1のレイヤ2ノードから受信した前記冗長情報の受信DAアドレスリストで更新する、ことを特徴とする請求項3又は4に記載のレイヤ2ノード冗長システム。
- 前記第1、第2のレイヤ2ノードは、遷移前の前記第1、第2のリンクの状態に対して、それぞれ、前記第2、第1のリンクの状態と、前記第1、第2のリンクの状態変化に応じて、リンクの状態を遷移させる、ことを特徴とする請求項3乃至5のいずれか1項に記載のレイヤ2ノード冗長システム。
- 前記第1、第2のレイヤ2ノードは、遷移前の前記第1、第2のリンクの状態に対して、それぞれ、前記第1、第2のレイヤ2ノードにおける受信タイマのタイムアウト発生の有無に応じて、リンクの状態を遷移させる、ことを特徴とする請求項6に記載のレイヤ2ノード冗長システム。
- 所定のレイヤ2ノードのレイヤ2ネットワークへの接続を、冗長構成の複数のリンクと複数のレイヤ2ノードを介して行い、
前記冗長構成の複数のレイヤ2ノードは、前記複数のレイヤ2ノード間でそれぞれの冗長情報を相互に送受し、前記所定のレイヤ2ノードとレイヤ2ネットワークとの接続がループ接続とならないように前記リンクを制御し、レイヤ2でのノード冗長を実現する、ことを特徴とするレイヤ2ノード冗長方法。 - 前記冗長構成の前記複数のリンクは、第1、第2のリンクを含み、
前記冗長構成の前記複数のレイヤ2ノードは、前記所定のレイヤ2ノードにそれぞれ前記第1、第2のリンクを介して接続する第1、第2のレイヤ2ノードを含み、
前記第1のレイヤ2ノードは、少なくとも前記第1のリンクの状態を含む冗長情報を前記第2のレイヤ2ノードに送信し、
前記第2のレイヤ2ノードは、少なくとも前記第2のリンクの状態を含む冗長情報を前記第1のレイヤ2ノードに送信し、
前記第1、第2のリンクの状態を前記第1、第2のレイヤ2ノード間で共有し、
前記第1、第2のリンクのうち、正常な状態の一方のリンクを有効、他方を無効とする、ことを特徴とする請求項8に記載のレイヤ2ノード冗長方法。 - 前記冗長情報は、
ノードを識別するノードIDと、
ポートに対応した状態情報と、
を有し、
前記状態情報は、
冗長構成を特定する冗長IDと、
リンクの状態と、
リンクがアクティブのときに該ポートで受信される宛先MAC(媒体アクセス制御)アドレスを含む受信DAアドレスリストと、
を有し、
前記第1、第2のレイヤ2ノードにおいて、前記冗長情報を送受し、
冗長IDが同一の状態情報の間で、前記状態情報の受信DAアドレスリストが同一となるように更新する、ことを特徴とする請求項9に記載のレイヤ2ノード冗長方法。 - 前記第1、第2のリンクは、前記所定のレイヤ2ノードと前記第1、第2のレイヤ2ノードをそれぞれレイヤ1接続し、
前記第1、第2のレイヤ2ノード間はレイヤ2で接続される、ことを特徴とする請求項10に記載のレイヤ2ノード冗長方法。 - 前記第1、第2のレイヤ2ノードは、それぞれ、相手方の前記第2、第1のレイヤ2ノードから受信した前記冗長情報の冗長IDと、自ノードの冗長情報の冗長IDとが等しく同一の冗長構成に属する場合、前記自ノードの冗長情報の受信DAアドレスリストを、前記所定のレイヤ2ノードからの受信フレームの宛先アドレスで更新するか、又は、相手方の前記第2、第1のレイヤ2ノードから受信した前記冗長情報の受信DAアドレスリストで更新する、ことを特徴とする請求項10又は11に記載のレイヤ2ノード冗長方法。
- 前記第1、第2のレイヤ2ノードは、遷移前の前記第1、第2のリンクの状態に対して、それぞれ、前記第2、第1のリンクの状態、前記第1、第2のリンクの状態変化に応じて、リンクの状態を遷移させる、ことを特徴とする請求項10乃至12のいずれか1項に記載のレイヤ2ノード冗長方法。
- 前記第1、第2のレイヤ2ノードは、遷移前の前記第1、第2のリンクの状態に対して、それぞれ、前記第1、第2のレイヤ2ノードにおける受信タイマのタイムアウト発生の有無に応じて、リンクの状態を遷移させる、ことを特徴とする請求項13に記載のレイヤ2ノード冗長方法。
- 所定のレイヤ2ノードのレイヤ2ネットワークへの接続を、冗長構成の複数のリンクと複数のレイヤ2ノードとを介して行うシステムを構成する前記冗長構成の一つのレイヤ2ノードであって、
前記冗長構成の他のレイヤ2ノードとの間で冗長情報を送受して少なくとも複数のリンクの状態を共有し、前記所定のレイヤ2ノードとレイヤ2ネットワークとの接続がループ接続とならないようにリンクを制御し、レイヤ2でのノード冗長を実現する、ことを特徴とするレイヤ2ノード。 - 前記冗長情報は、
ノードを識別するノードIDと、
ポートに対応した状態情報と、
を有し、
前記状態情報は、
冗長構成を特定する冗長IDと、
リンクの状態と、
リンクがアクティブのときに該ポートで受信される宛先MAC(媒体アクセス制御)アドレスを含む受信DAアドレスリストと、
を有し、
前記冗長構成の他のレイヤ2ノードとの間で前記冗長情報を送受し、
冗長IDが同一の状態情報の間で、前記状態情報の受信DAアドレスリストが同一となるように更新する、ことを特徴とする請求項15に記載のレイヤ2ノード。 - 冗長構成の前記複数のリンクは、前記所定のレイヤ2ノードと前記複数のレイヤ2ノードをそれぞれレイヤ1接続し、
冗長構成の前記複数のレイヤ2ノード間はレイヤ2で接続される、ことを特徴とする請求項15又は16に記載のレイヤ2ノード。 - 他のレイヤ2ノードから受信した前記冗長情報の冗長IDと、自ノードの冗長情報の冗長IDとが等しく同一の冗長構成に属する場合、前記自ノードの冗長情報の受信DAアドレスリストを、前記所定のレイヤ2ノードからの受信フレームの宛先アドレスで更新するか、又は、他のレイヤ2ノードから受信した前記冗長情報の受信DAアドレスリストで更新する、ことを特徴とする請求項16に記載のレイヤ2ノード。
- 遷移前の自ノードのリンクの状態に対して、それぞれ、冗長構成の他のリンクの状態、前記自ノードのリンクの状態変化に応じて、前記リンクの状態を遷移させる、ことを特徴とする請求項15乃至18のいずれか1項に記載のレイヤ2ノード。
- 遷移前の自ノードのリンクの状態に対して、受信タイマのタイムアウト発生の有無に応じて、前記リンクの遷移させる、ことを特徴とする請求項19に記載のレイヤ2ノード。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009136498A JP2010283679A (ja) | 2009-06-05 | 2009-06-05 | レイヤ2ノード冗長システムと方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009136498A JP2010283679A (ja) | 2009-06-05 | 2009-06-05 | レイヤ2ノード冗長システムと方法 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010283679A true JP2010283679A (ja) | 2010-12-16 |
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ID=43540019
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009136498A Withdrawn JP2010283679A (ja) | 2009-06-05 | 2009-06-05 | レイヤ2ノード冗長システムと方法 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2010283679A (ja) |
-
2009
- 2009-06-05 JP JP2009136498A patent/JP2010283679A/ja not_active Withdrawn
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