JP2014192717A

JP2014192717A - デジタル字幕放送用レコーダ

Info

Publication number: JP2014192717A
Application number: JP2013066531A
Authority: JP
Inventors: Kunihiro Shibata; 邦博柴田
Original assignee: SPEED WORD PROCESSOR KENKYUSHO KK
Current assignee: SPEED WORD PROCESSOR KENKYUSHO KK
Priority date: 2013-03-27
Filing date: 2013-03-27
Publication date: 2014-10-06

Abstract

【課題】本発明は地元自治体の住民への広報・連絡事項、学校等の連絡、地域商店の買物特価情報等の地域内情報を容易に閲覧したりプリントアウトできるデジタル字幕放送用レコーダを得るにある。
【解決手段】テレビ局より送信される映像、音声および字幕データを受信・記憶・出力することができるデジタル字幕放送用レコーダにおいて、テレビ局より送信される地域内情報を含む字幕データを受信することができる字幕データ受信器と、該字幕データ受信器で受信した字幕データをテキストデータに変換する字幕データ変換装置と、該字幕データ変換装置で返還されたテキストデータを内容ごとに記憶することができる記憶装置と、該記憶装置に記憶されたテキストデータを選択することができるテキストデータ選択手段と、該テキストデータ選択手段により選択されたテキストデータを出力することができるテキストデータ出力手段でデジタル字幕放送用レコーダを構成している。
【選択図】図１

Description

本発明は地元自治体の住民への広報・連絡事項、学校等の連絡、地域商店の買物特価情報等の地域内情報を容易に閲覧したりプリントアウトできるデジタル字幕放送用レコーダに関する。

従来、地域内情報の伝達は広報紙、回覧板、チラシ、有線放送、ＣＡＴＶ、インターネット等の手段を用いて行なっている。

しかしながら、広報紙、回覧板、チラシ等で行なうとタイムラグが発生し、リアルタイムで地域情報を伝達できないという欠点があった。

また、有線放送やＣＡＴＶ等の放送手段は、コスト高になるため頻繁に情報発信をできないという欠点があるとともに、放送の時間が設定されているため、その時間に用事があると、聞き逃してしまい、情報が伝わらないという欠点があった。
インターネットによる地域情報の伝達では、ネット回線に接続されたパソコン等が必要になると共に、必要な情報を検索するためには、インターネット検索の知識も必要であり、ネット回線に接続されたパソコン自体を所持しない者や検索スキルを有さない者には、確実に地域内情報を伝達することができなかった。

特開２００５−１１０７７号公報

本発明は以上のような従来の欠点に鑑み、地域内情報をリアルタイムに受信することができるとともに、地域住民である視聴者はテレビモニター等で各人の都合のいい時間に地域内情報を選択的に読むことができ、容易かつ確実に地域内情報を地域住民に伝達することができるデジタル字幕放送用レコーダを提供することを目的としている。

本発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴は次の説明を添付図面と照らし合わせて読むと、より完全に明らかになるであろう。
ただし、図面はもっぱら解説のためのものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。

上記目的を達成するために、本発明はテレビ局より送信される映像、音声および字幕データを受信・記憶・出力することができるデジタル字幕放送用レコーダにおいて、テレビ局より送信される地域内情報を含む字幕データを受信することができる字幕データ受信器と、該字幕データ受信器で受信した字幕データをテキストデータに変換する字幕データ変換装置と、該字幕データ変換装置で変換されたテキストデータを内容ごとに記憶することができる記憶装置と、該記憶装置に記憶されたテキストデータを選択することができるテキストデータ選択手段と、該テキストデータ選択手段により選択されたテキストデータを出力することができるテキストデータ出力手段とでデジタル字幕放送用レコーダを構成している。

以上の説明から明らかなように、本発明にあっては次に列挙する効果が得られる。
（１）請求項１により、テレビ局からエリア内情報の字幕データを送信するので、容易にエリア内情報の字幕データを受信しテキストデータとして記憶することができる。
（２）前記（１）により、地域住民である視聴者は都合のいい時間に、テレビモニターに表示して地域内情報を選択的に読むことができる。
したがって、地域住民である視聴者の都合で聞き逃したりするのを確実に防止でき、地域内情報を確実に伝達することができる。
（３）前記（１）によって、地域内情報を経済的に発信することができるとともに、地域住民である視聴者は都合のよいときに必要な地域内情報を見ることができるので、地域内情報を最適に伝達することができる。
（４）前記（１）によって、地元のテレビ局から送信された地域内情報をデジタル字幕放送用レコーダの記憶装置に記憶し、テレビ等に地域内情報を出力できるので、インターネット等で地域内情報を検索するような手間がかからず、誰でも容易に地域内情報を確認することができる。
（５）請求項２も前記（１）〜（４）と同様な効果が得られるとともに、記録媒体として可搬記憶媒体を使用することで、プリンターで印刷することができる。

本発明を実施するための第１の形態のブロック図。本発明を実施するための第１の形態の選択手段の説明図。本発明を実施するための第１の形態の出力手段の説明図。本発明を実施するための第２の形態のブロック図。本発明を実施するための第２の形態の選択手段の説明図。本発明を実施するための第２の形態の出力手段の説明図。

以下、図面に示す本発明を実施するための形態により、本発明を詳細に説明する。

図１ないし図３に示す本発明を実施するための第１の形態において、１は地元自治体の住民への議会議事録・広報・連絡事項、学校・保育・幼稚園等の連絡、地域商店の買物特価情報等の地域内情報の字幕データを受信することができるデジタル字幕放送用レコーダで、デジタル字幕放送用レコーダ１は、テレビ局２より送信される映像、音声および字幕データを受信し、出力することができる機能を有するものであって、テレビ局２より送信される地域情報の字幕データを受信することができる字幕データ受信器３と、該字幕データ受信器３で受信した字幕データをテキストデータに変換する字幕データ変換装置４と、該字幕データ変換装置で変換されたテキストデータを内容ごとに記憶することができる記憶装置５と、該記憶装置５に記憶されたテキストデータを選択することができるテキストデータ選択手段６と、該テキストデータ選択手段６により選択されたテキストデータを出力することができるテキストデータ出力手段７より構成されている。

前記テレビ局２はＣＡＴＶ局や地方ローカル局等の地域内情報を発信するテレビ局２で、番組の映像、音声および字幕データを送信するとともに、自局放送エリアの地域内情報をテキストデータで送信する。地域内情報の提供者としては、地元自治体、学校、農協・漁協、各種団体、民間企業、商店等が考えられる。なお、テレビ局２がＣＡＴＶ局である場合は通信回線（ケーブル）を通じて、地方ローカル局である場合は、電波により送信される。

前記字幕データ受信器３は、テレビ局２の送信した地域内情報を含むの字幕データをアンテナやケーブルを通じて受信できるものである。なお、字幕データとは番組の字幕および地域内情報を含むものであり、地上デジタル放送において字幕放送用に送出される「ＮＡＢデータ」をいう。

前記字幕データ変換装置４は、前記字幕データ受信器３により字幕データ（ＮＡＢデータ）を受信すると、ファイル名を付加し、パソコンで表示可能なテキストデータに変換する。なお、テキストデータの形式としては、テキストファイルやワープロソフト用のファイル等が考えられる。また、ファイル名の付加方法としては、各放送番組に管理運用のためにコード的に付されている番組名と年月日時分を組み合わせたものや、番組名のみ、年月日時分のみ、ユーザーが任意に設定したルールに基づいて付加するものでもよい。

前記記憶装置５は、デジタル字幕放送用レコーダ本体７内部に備えられたＨＤＤやＳＳＤ等の記憶媒体で、前記字幕データ変換装置４に接続されている。記憶装置５は、前記字幕データ変換装置４により変換されたテキストデータをファイル名ごとに記憶する。

テキストデータ選択手段６は、図２に示すようにテレビ９のモニター１０に選択画面を表示させ、リモコン１１等によりどのテキストデータを出力するかを選択する。
前記テキストデータ出力手段７はテキストデータ選択手段６で選択されたテキストデータをテキストデータ出力器１２によりテレビ９のモニター１０に出力し表示させる。これにより、テレビのモニター１０を掲示板のように使用することができる。

モニター１０に出力されたテキストデータの文字サイズは、大、中、小に、その文字色は白、黄、水色、緑に、画面色は、黒、青に、表示切替はページ単位１行〜８行、スクロール等にそれぞれ可変設定ができる。
また、テキストデータ出力手段７としてテキストデータを音声に変換して読み上げるソフトウェアを用いて、テレビ９のスピーカー１３から音声で出力する手段を備えてもよい。

次に、テレビ局より送信される映像、音声および字幕データの受信・出力機能に関して説明する。
テレビ局２の送信した番組の映像、音声、字幕データは、デジタル字幕放送用レコーダ本体８に備えられた映像データ受信器１４、音声データ受信器１５および字幕データ受信器３でそれぞれ受信され、これらの番組の映像、音声、字幕データはそれぞれ映像データ出力器１６、音声データ出力器１７、字幕データ出力器１８によりテレビ９のモニター１０に出力される。字幕データは常にテレビに表示されていてもよいし、視聴者が表示／非表示を選択できるものであってもよい。

なお、映像および音声の出力タイミングを可変調整することができる可変表示調整器１９を映像データ受信器１４と映像データ出力器１６の間および音声データ受信器１５の音声データ出力器１７の間に備えることにより、テレビ局２から送信された字幕付の生放送番組をリアルタイムで試聴する際に、映像と音声を遅らせて出力し、映像、音声および字幕データを同時にモニター１０に出力することができる。可変調整としては、例えば３１段階（０〜３０秒）遅らせるように調整することが考えられる。

また、番組の映像、音声、字幕データは記憶装置５に内容ごとに適宜記憶されるようにしてもよい。記憶される番組は、予め視聴者が選択した番組のみ（録画予約した番組のみ）を記憶してもよいし、放送された全番組を記憶してもよい。また、字幕データのみを記憶するものであってもよい。記憶装置５に記憶された番組の映像、音声、字幕データは、テレビで適宜再生できる。

[発明を実施するための異なる形態]
次に、図４ないし図６に示す本発明を実施するための異なる形態につき説明する。なお、これらの本発明を実施するための異なる形態の説明に当って、前記本発明を実施するための第１の形態と同一構成部分には同一符号を付して重複する説明を省略する。

図４ないし図６に示す本発明を実施するための第２の形態において、前記本発明を実施するための第１の形態と主に異なる点は、記憶装置を内蔵しないデジタル字幕放送用レコーダ本体８Ａに外部から接続されたＵＳＢメモリ等の可搬記憶媒体２０を記憶装置５Ａとして用いるとともに、記憶装置５Ａをプリンタ２１に接続し、プリンタ２１の液晶画面２２に選択画面を表示させ、選択ボタン２３でテキストデータを選択するテキストデータ選択手段６Ａおよび選択されたテキストデータを印刷する出力手段７Ａを用いたデジタル字幕放送用レコーダ１Ａにしても、前記本発明を実施するための第１の形態と同様な作用効果が得られるとともに、地域内情報を紙媒体で保管することができる。

なお、可搬記憶媒体２０として、持ち運べるＨＤＤ、ＳＤＤおよびＤＶＤ等のメディアを用いてもよい。

本発明はデジタル字幕放送用レコーダに関する産業で利用される。

１、１Ａ：デジタル字幕放送用レコーダ、
２：テレビ局、３：字幕データ受信器、
４：字幕データ変換装置、５、５Ａ：記憶装置、
６、６Ａ：選択手段７、７Ａ：出力手段、
８、８Ａ：デジタル字幕放送用レコーダ本体、
９：テレビ、１０：モニター、
１１：リモコン、１２：テキストデータ出力器、
１３：スピーカー、１４：映像データ受信器、
１５：音声データ受信器、１６：映像データ出力器、
１７：音声データ出力器、１８：字幕データ出力器、
１９：可変表示調整器、２０：可搬記憶媒体、
２１：プリンタ、２２：液晶画面、
２３：選択ボタン。

Claims

テレビ局より送信される映像、音声および字幕データを受信し、出力することができるデジタル字幕放送用レコーダにおいて、テレビ局より送信される地域内情報を含む字幕データを受信することができる字幕データ受信器と、該字幕データ受信器で受信した字幕データをテキストデータに変換する字幕データ変換装置と、該字幕データ変換装置で変換されたテキストデータを内容ごとに記憶することができる記憶装置と、該記憶装置に記憶されたテキストデータを選択することができるテキストデータ選択手段と、該テキストデータ選択手段により選択されたテキストデータを出力することができるテキストデータ出力手段とより構成されるデジタル字幕放送用レコーダ。
前記記憶装置はデジタル字幕放送用レコーダに外部から接続された可搬記憶媒体であることを特徴とする請求項１記載のデジタル字幕放送用レコーダ。