JP2014191570A - 端末装置およびサーバ - Google Patents

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Abstract

【課題】各種の動作テストを行うことが可能な端末装置を提供すること。
【解決手段】多機能機は、NVRAMに記憶されており多機能機を制御しているファームウェアよりもバージョンが新しい更新ファームウェアと、更新ファームウェアで動作確認が必要な部分を示す未確認問題リストと、をサーバから取得する。多機能機は、更新ファームウェアと未確認問題リストを、RAMまたはNVRAMに記憶させる。多機能機は、更新ファームウェアに基づいて多機能機が制御される状態を実現するとともに、未確認問題リストに基づいて更新ファームウェアの動作確認を実行する。多機能機は、動作確認処理による動作確認の結果をタッチパネルに出力する。
【選択図】図2

Description

本明細書に開示されている技術は、ファームウェアの更新を行う端末装置およびサーバに関する。
特許文献1には、画像形成装置と、インターネットを介して接続されたサーバ装置からなるクラウドコンピューティングシステムが開示されている。当該システムでは、画像形成装置のファームウェア配信前に、サーバ装置側で仮想マシンを起動し、ユーザのデータや機器の設定を反映した形で機能テスト及びパフォーマンステストを行う。テストが正常に実行できればファームウェアをダウンロードし、正常に実行できない場合はエラーメッセージを送信する。
特開2012−174196号公報
画像形成装置の各々には、多種多様な装置状態の差異(例:メモリ増設の有無、通信環境の違い、など)が存在している。仮想マシンでは、この装置状態の差異を考慮して、各種のテストを行うことが困難な場合がある。すると、テスト漏れによって不具合の発生を抑制できない事態が発生し、ユーザの利便性を損なう恐れがある。
本明細書に開示されている端末装置は、サーバとネットワークを介して接続することが可能な端末装置であって、端末装置は、端末装置プロセッサと、各種の画像を表示可能な表示部と、を備えており、記憶部に記憶されており端末装置を制御している第1ファームウェアよりもバージョンが新しい第2ファームウェアと、第2ファームウェアで動作確認が必要な部分を示す動作確認情報と、をサーバから取得する第1取得処理と、第2ファームウェアと動作確認情報を記憶部に記憶させる記憶処理と、第2ファームウェアに基づいて端末装置が制御される状態を実現するとともに、動作確認情報に基づいて第2ファームウェアの動作確認を実行する動作確認処理と、動作確認処理による動作確認の結果を表示部に出力する表示制御処理と、を端末装置プロセッサが実行することを特徴とする。
上記の構成によると、実際の端末装置で第2ファームウェアの動作確認処理を実行することができる。これにより、端末装置ごとに特有の装置状態を考慮して、ファームウェアの動作確認を行うことができるため、動作確認の確認漏れを防止することが可能となる。
本明細書に記載されている端末装置によれば、ファームウェアの更新後に、動作確認処理が不合格となった場合には、更新前のファームウェアに戻すことが可能となる。
本明細書に記載されている端末装置によれば、ファームウェアの更新の実行有無をユーザに決定させることができる。よって、ユーザの意図に反してファームウェアが更新されてしまう事態を防止することができる。
本明細書に記載されている端末装置によれば、特定入力操作組合せが端末装置に入力されたことに応じて、特定入力操作組合せについての動作確認処理を行うことができる。これにより、通常使用時の入力操作を、動作確認用の入力操作として流用することができる。よって、動作確認処理により端末装置にかかる負荷を抑制することが可能となる。
本明細書に記載されている端末装置によれば、動作確認に成功した特定入力操作組合せを動作確認対象から除外することが可能となる。
本明細書に記載されている端末装置によれば、端末装置の種類に対応した第2ファームウェアを用いて、動作確認を行うことが可能となる。
上記の技術を実現するためのサーバ、サーバのプログラム、端末装置の制御方法も、新規で有用である。
サポートシステムの概略図である。 多機能機の動作フローチャート(その1)を示す図である。 多機能機の動作フローチャート(その2)を示す図である。 サーバの動作フローチャート(その1)を示す図である。 サーバの動作フローチャート(その2)を示す図である。 問題点管理データベースの記憶内容の一例を示す図である。 第1変形例における動作フローチャートを示す図である。
図面を参照して実施例を説明する。図1に、本実施例のサポートシステム2の概略図を示す。サポートシステム2は、多機能機10および11と、サポートセンタ6を備える。サポートセンタ6は、サーバ70を備える。多機能機10および11とサーバ70とは、インターネット4を介して互いに通信可能に接続されている。
<多機能機10の構成>
多機能機10は、制御部12、タッチパネル50、キーパッド52、印刷部54、FAX部58、ネットワークインターフェイス60、PSTNインターフェイス62、スキャナ部64等を有する。ネットワークインターフェイス60は、インターネット4に接続されている。またPSTNインターフェイス62は、不図示の電話回線網に接続されている。タッチパネル50は、様々な画面を表示する。またタッチパネル50は、複数種類の入力操作の入力を受け付ける。印刷部54は、各種のデータを印刷する。
制御部12は、CPU14、ROM(Read Only Memoryの略)16、RAM(Random Access Memoryの略)30、NVRAM(Non Volatile RAMの略)40、等を有する。CPU14は、ROM16に記憶されている各種のプログラムに従って様々な処理を実行する。基本機能プログラム18は、多機能機10の基本的な動作を制御するためのプログラムである。基本機能プログラム18は、例えば、印刷部54、FAX部58等を制御するための各種制御プログラムを含んでいる。RAM30は、基本機能プログラム18に従って処理が実行される過程で生成される各種データを記憶する。
NVRAM40は、ファームウェア41を記憶している。ファームウェア41は、コンピュータシステムを組み込んだ多機能機10本体(組み込みシステム)に、所望の動作をさせるためのソフトウェアである。ファームウェア41は、NVRAM40に記憶されることで、多機能機10に組み込まれる。
<サーバ70の構成>
サポートセンタ6に備えられている、サーバ70の構成を説明する。サーバ70は、CPU72、記憶部74、表示部82、操作部84、ネットワークインターフェイス86、RAM90等を有する。表示部82は、様々な情報を表示することができる。操作部84は、キーボードやマウスによって構成される。ネットワークインターフェイス86は、インターネット4を介して、多機能機10および11との間で各種の情報を通信することができる。
記憶部74は、基本プログラム76、ファームウェアデータベース77、問題点管理データベース78、テストケース管理データベース79、を記憶する。基本プログラム76は、サーバ70の基本的な動作を制御するためのプログラムである。
ファームウェアデータベース77は、ファームウェアを記憶する領域である。ファームウェアには、ファームウェアのバージョン、多機能機のモデル、仕向け国ごとに、複数の種類が存在する。ファームウェアのバージョンは、ファームウェアの不具合を修正したり機能を向上させるために、細かな修正を行って版を重ねていく際の番号である。多機能機のモデルは、上位モデル・下位モデルや、新モデル・旧モデルなど、様々な種類が存在する。仕向け国は、多機能機を出荷する国である。例えば、仕向け国が日本である場合には、日本語で表示を行うように、日本用のファームウェアが作成される。また、仕向け国が米国である場合には、英語で表示を行うように、米国用のファームウェアが作成される。すなわち、ファームウェアには、バージョンと、モデルと、仕向け国と、の組合せによって、複数の種類が存在する。そしてファームウェアデータベース77は、複数種類のファームウェアの全てを記憶している。例えば、ある1つのバージョンについて、多機能機のモデルが3種類存在し、仕向け国が3カ国ある場合を考える。この場合、3つのモデルについて、3つの仕向け国用のファームウェアが存在するため、合計9種類のファームウェアが存在することになる。よってファームウェアデータベース77には、ある1つのバージョンについて、9種類のファームウェアが記憶される。
問題点管理データベース78は、ファームウェアの問題点を記憶するためのデータベースである。図6に、問題点管理データベース78の一例を示す。問題点管理データベース78は、問題点番号101、問題内容102、修正内容103、バージョン情報104、モデル情報105、仕向け国情報106、テスト結果情報107、を記憶している。問題点番号101は、各問題点を特定するための識別情報である。問題内容102は、各問題点の内容を示す情報である。修正内容103は、修正した内容を示す情報である。バージョン情報104は、修正が行われたファームウェアのバージョンを示す情報である。モデル情報105は、問題が発生しているモデルを示す情報である。仕向け国情報106は、問題が発生している仕向け国を示す情報である。テスト結果情報107は、問題点についてのテストの実行有無や、テストの合否を示す情報である。
テストケース管理データベース79は、問題点管理データベース78に記憶されている問題点の各々に対応したテストケースを記憶するデータベースである。テストケースは、複数種類の入力操作の組合せのうち、動作確認が必要な入力操作組合せを示す情報である。例えば、図6の問題点番号101が「0003」の問題点では、C画面において、修正内容103で示される「z表示」が表示されるか否かを検査する必要がある。この場合、C画面を表示させるための入力操作の組合せ(例えば、「メニューボタンをタッチ」⇒「設定変更ボタンをタッチ」⇒「印刷設定ボタンをタッチ」など)が、当該問題点に対応したテストケースとして、テストケース管理データベース79に記憶される。
<多機能機の動作>
多機能機10で行われる動作を、図2および図3のフローを用いて説明する。S112においてCPU14は、ファームウェアのバージョンアップを確認する指示が入力されたか否かを判断する。例えば、特定のパスワードが入力されると、メンテナンスメイン画面がタッチパネル50に表示されるとしてもよい。そして、メンテナンスメイン画面において、「ファームウェアのバージョンアップ確認」のボタンがタッチされると、バージョンアップの確認指示が入力されたと判断してもよい。否定判断される場合(S112:NO)にはS112へ戻り、肯定判断される場合(S112:YES)にはS114へ進む。
S114においてCPU14は、第1識別情報および第2識別情報を、ネットワークインターフェイス60を介してサーバ70へ送信する。第1識別情報は、多機能機10が使用中のファームウェア(すなわち、NVRAM40に現在記憶されているファームウェア41)のバージョンを、識別するための情報である。第1識別情報の例としては、ファームウェアのバージョン番号が挙げられる。第2識別情報は、多機能機10の種類を識別するための情報である。第2識別情報に含まれる情報の例としては、モデル情報、仕向け国情報、などが挙げられる。
S120においてCPU14は、サーバ70からファームウェア情報を受信したか否かを判断する。ファームウェア情報は、現在使用中のファームウェアよりもバージョンが新しいファームウェアである、更新ファームウェアの存在の有無を示す情報である。またファームウェア情報は、更新ファームウェアに、動作を未検査である問題点が存在するか否かを示す情報である。否定判断される場合(S120:NO)にはS120へ戻り、肯定判断される場合(S120:YES)にはS122へ進む。
S122においてCPU14は、受信したファームウェア情報に基づいて、更新ファームウェアが存在するか否かを判断する。否定判断される場合(S122:NO)には、S124へ進む。S124においてCPU14は、現在使用中のファームウェアが最新版であることをユーザに報知する。例えば、「更新されたファームウェアはありません」などの文字列を、タッチパネル50に表示させてもよい。そしてメンテナンスメイン画面に戻り、フローが終了する。
一方、S122において肯定判断される場合(S122:YES)には、S132へ進む。S132においてCPU14は、受信したファームウェア情報に基づいて、更新ファームウェアに未検査の問題点が含まれているか否かを判断する。肯定判断される場合(S132:YES)には、S134へ進む。S134においてCPU14は、動作が未検査の問題点が、更新ファームウェアに含まれていることをユーザに報知する。例えば、「未検査の最新ファームウェアがあります。動作検査して更新しますか?」などの文字列を、タッチパネル50に表示させてもよい。またCPU14は、動作検査の内容をユーザに報知する。例えば、対策された問題の一覧や、修正未確認の問題の一覧などを、タッチパネル50に表示させてもよい。
S143においてCPU14は、問題点の検査とファームウェアの更新を実行するか否かの指示入力を受け付ける。実行しないことを示す指示が入力された場合(S143:NO)には、メンテナンスメイン画面に戻り、フローが終了する。一方、実行指示が入力された場合(S143:YES)には、S144へ進む。
一方、S132において否定判断される場合(S132:NO)には、S140へ進む。S140においてCPU14は、検査済みの更新ファームウェアが存在することをユーザに報知する。例えば、「検査済みの最新ファームウェアがあります。更新しますか?」などの文字列を、タッチパネル50に表示させてもよい。S142においてCPU14は、ファームウェアの更新を実行するか否かの指示入力を受け付ける。実行しないことを示す指示が入力された場合(S142:NO)には、メンテナンスメイン画面に戻り、フローが終了する。一方、実行指示が入力された場合(S142:YES)には、S144へ進む。
S144においてCPU14は、更新ファームウェアの取得要求を、サーバ70へ送信する。S150においてCPU14は、更新ファームウェアをサーバ70から受信したか否かを判断する。否定判断される場合(S150:NO)にはS150へ戻り、肯定判断される場合(S150:YES)にはS152へ進む。S152においてCPU14は、サーバ70から受信した更新ファームウェアを、NVRAM40に記憶されているファームウェア41に上書き記憶する。これにより、ファームウェア41が更新される。
S154においてCPU14は、動作検査を実行する場合であるか否かを判断する。具体的には、未検査の問題点が存在するか否かを判断する。否定判断される場合(S154:NO)にはフローを終了し、肯定判断される場合(S154:YES)にはS156へ進む。
S156においてCPU14は、未確認問題リストの取得要求をサーバ70へ送信する。未確認問題リストは、多機能機10向けの更新ファームウェア用のテストケースを含んだ情報である。
S160においてCPU14は、未確認問題リストをサーバ70から受信したか否かを判断する。否定判断される場合(S160:NO)にはS160へ戻り、肯定判断される場合(S160:YES)にはS161へ進む。S161においてCPU14は、受信した未確認問題リストを、RAM30またはNVRAM40に記憶させる。
S162においてCPU14は、テストモードを実行する。テストモードでは、更新ファームウェアに基づいて多機能機10が制御される状態において、未確認問題リストに含まれているテストケースを実行する。そして、修正された正しい動作が行われるか否かが検査され、テスト結果をRAM30に記憶させる。未確認問題リストに複数のテストケースが含まれている場合には、全てのテストケースが実行される。
例えば、未確認問題リストに含まれているテストケースが、「メニューボタンをタッチ」⇒「設定変更ボタンをタッチ」⇒「印刷設定ボタンをタッチ」、という入力操作組合せである場合を考える。また、このテストケースによって検査される問題点が、問題点番号101が「0003」の問題点(図6参照)である場合を考える。この場合、CPU14は、内部処理によって当該入力操作組合せを実行し、C画面をタッチパネル50に表示させる。そして、問題点番号101の「0003」に対応する修正内容103(すなわち、「z表示」)が、C画面に含まれているか否かを判断する。C画面に修正後の「z表示」が含まれている場合には、「合格」のテスト結果をRAM30に記憶させる。一方、C画面に「z表示」が含まれていない場合には、「不合格」のテスト結果をRAM30に記憶させる。
S173においてCPU14は、テストモードが終了したか否かを判断する。否定判断される場合(S173:NO)にはS162へ戻り、肯定判断される場合(S173:YES)にはS174へ進む。S174においてCPU14は、テストモードを終了する。そして、テスト結果をサーバ70へ送信する。
S178においてCPU14は、サーバ70から通知情報を受信する。そして、受信した通知情報の内容を判断する。通知情報が検査合格を示す場合(S178:合格)には、S180へ進む。S180においてCPU14は、更新ファームウェアが、動作検査に合格したことをユーザに報知する。例えば、「検査合格です。お使いいただけます」などの文字列を、タッチパネル50に表示してもよい。
一方、S178において、通知情報が検査不合格を示す場合(S178:不合格)には、S182へ進む。S182においてCPU14は、更新ファームウェアが動作検査に不合格であったことをユーザに報知する。また、ファームウェアを元の古いバージョンに戻すか否かについて、ユーザの指示の入力を受け付ける。例えば、「検査不合格のためお使いいただけません。ファームウェアを旧バージョンに戻しますか?」などの文字列を、タッチパネル50に表示してもよい。
S184においてCPU14は、ファームウェアのバージョンを戻す指示が入力されたか否かを判断する。否定判断される場合(S184:NO)にはフローを終了し、肯定判断される場合(S184:YES)にはS186へ進む。S186においてCPU14は、元のバージョンのファームウェアの取得要求を、サーバ70へ送信する。S187においてCPU14は、元のバージョンのファームウェアをサーバ70から受信したか否かを判断する。否定判断される場合(S187:NO)にはS187へ戻り、肯定判断される場合(S187:YES)にはS188へ進む。
S188においてCPU14は、サーバ70から受信した元のバージョンのファームウェアを、NVRAM40に記憶されているファームウェア41に上書き記憶する。これにより、ファームウェア41が元のバージョンに戻され、元のバージョンのファームウェアに基づいて多機能機10が制御される状態となる。
<サーバ70の動作>
サーバ70で行われる動作を、図4および図5のフローを用いて説明する。S310においてCPU72は、第1識別情報および第2識別情報を、インターネット4を介して、多機能機10または11から受信したか否かを判断する。否定判断される場合(S310:NO)にはS310へ戻り、肯定判断される場合(S310:YES)にはS312へ進む。
S312においてCPU72は、第2識別情報を用いて、第1識別情報および第2識別情報を送信してきた多機能機(以下、通信先多機能機と記載する)に適合するファームウェアの最新のバーションを、ファームウェアデータベース77内で検索する。具体的には、第2識別情報に含まれているモデル情報および仕向け国情報に基づいて、多機能機10に適合するファームウェアを特定する。そして、特定したファームウェアの最新バージョンを読み出す。
S314においてCPU72は、通信先多機能機で用いられているファームウェアが、最新のバージョンであるか否かを判断する。具体的には、受信した第1識別情報で識別されるバージョンと、S312でファームウェアデータベース77から読み出したバージョンとが同一であるか否かを判断する。S314において肯定判断される場合(S314:YES)には、S316へ進む。S316においてCPU72は、通信先多機能機で使用中のファームウェアが最新バージョンであることを示すファームウェア情報を、通信先多機能機へ送信する。そしてS310へ戻る。
一方、S314において否定判断される場合(S314:NO)には、S318へ進む。S318においてCPU72は、最新バージョンのファームウェアにおいて、問題点が存在するか否か、および、その問題点の動作検査を実行済みであるか否かを、問題点管理データベース78内で検索する。具体的には、最新バージョンと、多機能機10のモデル情報と、仕向け国情報との組合せを検出する。そして、検出した組合せにおいて、テスト結果情報107が未検査である問題点が存在するか否かを判断する。
S320においてCPU72は、S318での検索結果を含んだファームウェア情報を、通信先多機能機へ送信する。例えば、未検査の問題点が検索された場合には、未検査の問題点が存在することを示すファームウェア情報が、通信先多機能機へ送信される。
S330においてCPU72は、更新ファームウェアの取得要求を、通信先多機能機から受信したか否かを判断する。否定判断される場合(S330:NO)にはS340へ進み、肯定判断される場合(S330:YES)にはS332へ進む。S332においてCPU72は、通信先多機能機に対応するファームウェアを、第1識別情報および第2識別情報に基づいて、ファームウェアデータベース77内で検索する。S334においてCPU72は、検索された更新ファームウェアを、通信先多機能機へ送信する。
S340においてCPU72は、未確認問題リストの取得要求を、通信先多機能機から受信したか否かを判断する。否定判断される場合(S340:NO)にはS352へ進み、肯定判断される場合(S340:YES)にはS342へ進む。S342においてCPU72は、通信先多機能機に対応するテストケースを、テストケース管理データベース79内で検索する。具体的には、S318で検索された問題点の問題内容102および修正内容103を確認するために必要な入力操作組合せが、テストケース管理データベース79内で検索される。S344においてCPU72は、検索されたテストケースを含んだ未確認問題リストを生成する。そして、生成した未確認問題リストを通信先多機能機へ送信する。
S352においてCPU72は、テスト結果を通信先多機能機から受信したか否かを判断する。否定判断される場合(S352:NO)にはS330へ戻り、肯定判断される場合(S352:YES)にはS354へ進む。
S354においてCPU72は、受信したテスト結果の内容が、合格か否かを判断する。肯定判断される場合(S354:YES)にはS372へ進む。S372においてCPU72は、通信先多機能機で検査が実行された問題点について、動作検査に合格したことを、問題点管理データベース78に記憶する。具体的には、S318で検索された問題点に対応するテスト結果情報107の欄に、「OK」を書き込む。S374においてCPU72は、検査合格を示す通知情報を通信先多機能機へ送信する。そしてS310へ戻る。
一方、S354において否定判断される場合(S354:NO)には、S355へ進む。S355においてCPU72は、通信先多機能機で検査が実行された問題点について、動作検査に不合格であったことを、問題点管理データベース78に記憶する。具体的には、検査が実行されたファームウェアのバージョンと、通信先多機能機のモデル情報と、通信先多機能機の仕向け国情報と、の組合せに対応するテスト結果情報107の欄に、「NG」を書き込む。S356においてCPU72は、検査不合格を示す通知情報を通信先多機能機へ送信する。そしてSS357へ進む。
S357においてCPU72は、元のバージョンのファームウェアの取得要求を、通信先多機能機から受信したか否かを判断する。否定判断される場合(S357:NO)にはS310へ戻り、肯定判断される場合(S357:YES)にはS358へ進む。S358においてCPU72は、通信先多機能機に対応する元のバージョンのファームウェアを、ファームウェアデータベース77内で検索する。S360においてCPU72は、検索された元のバージョンのファームウェアを、通信先多機能機へ送信する。そしてS310へ戻る。
<動作具体例>
例として、多機能機10において、元のファームウェアのバージョンが「V2.00」、モデル名が「MFP−01」、仕向け国が「日本」である場合を説明する。また、多機能機10に対応する最新のファームウェアが存在し、そのバージョンが「V2.01」である場合を説明する。また、図6に示す問題点管理データベース78がサーバ70に記憶されている場合を説明する。また、テストモードでのテスト結果が「合格」となる場合を説明する。
多機能機10は、第1識別情報(すなわち、バージョンが「V2.00」)および第2識別情報(すなわち、モデル名の「MFP−01」、仕向け国の「日本」)をサーバ70へ送信する(S114)。サーバ70は、第1識別情報および第2識別情報を受信すると(S310:YES)、多機能機10に適合するファームウェアの最新のバーションを、ファームウェアデータベース77内で検索する(S312)。これにより、最新バージョンである「V2.01」が取得される。よって、多機能機10で用いられているファームウェアである「V2.00」は、最新のバージョンではないと判断される(S314:NO)。
サーバ70は、最新バージョンのファームウェアにおいて、問題点が存在するか否か、および、その問題点の動作検査を実行済みであるか否かを、問題点管理データベース78内で検索する(S318)。図6に示す問題点管理データベース78では、バージョン情報104が「V2.01」(すなわち、最新バージョン)、モデル情報105が「MFP−01」、仕向け国情報106が「日本」の組合せが検出される(領域R1、R2参照)。そして、検出された組合せにおいて、テスト結果情報107が未検査(領域R11参照)である問題点として、問題点番号101が「0003」の問題点が検出される。サーバ70は、最新バージョンのファームウェア(すなわち更新ファームウェア)が存在すること、および、更新ファームウェアに未検査の問題点が存在することを示すファームウェア情報を、多機能機10へ送信する(S320)。
多機能機10は、サーバ70からからファームウェア情報を受信すると(S120:YES)、更新ファームウェアが存在し(S122:YES)、更新ファームウェアに未検査の問題点が含まれていると判断する(S132:YES)。よって、更新ファームウェアに未検査の問題点が含まれていることを、ユーザに報知する(S134)。
ここで、ユーザが、検査および更新を実行する場合(S143:YES)を説明する。多機能機10は、更新ファームウェアの取得要求をサーバ70へ送信する(S144)。多機能機10は、更新ファームウェアをサーバ70から受信すると(S150:YES)、更新ファームウェアをNVRAM40に上書き記憶する。これにより、ファームウェア41のバージョンが、「V2.00」から「V2.01」へ更新される(S152)。
動作検査を実行する場合であるため(S154:YES)、多機能機10は、未確認問題リストの取得要求をサーバ70へ送信する(S156)。サーバ70は、未確認問題リストの取得要求を受信すると(S340:YES)、多機能機10に対応するテストケースを、テストケース管理データベース79内で検索する(S342)。具体的には、S318で検索された問題点(すなわち、問題点番号101が「0003」の問題点。図6参照。)の修正内容103を確認するために必要なテストケース(すなわち、入力操作組合せ)が、テストケース管理データベース79内で検索される。サーバ70は、検索されたテストケースを含んだ未確認問題リストを生成して、多機能機10へ送信する(S344)。
多機能機10は、未確認問題リストを受信すると(S160:YES)、テストモードを実行する(S162)。具体的には、未確認問題リストに含まれているテストケースを実行し、タッチパネル50に問題内容102(すなわち、C画面)を表示させる。そして、C画面に修正内容103(すなわち、「z表示」)が含まれていると判断し、「合格」のテスト結果をRAM30に記憶させる。多機能機10は、「合格」のテスト結果をサーバ70へ送信する(S174)。
サーバ70は、テスト結果を受信すると(S352:YES)、テスト結果の内容が「合格」であるため(S354:YES)、動作検査に合格したことを、問題点管理データベース78に記憶する(S372)。具体的には、S318で検索された問題点(すなわち、問題点番号101が「0003」の問題点。図6参照。)に対応するテスト結果情報107の欄(図6、領域R11参照)に、「OK」を書き込む。そしてサーバ70は、検査合格を示す通知情報を多機能機10へ送信する(S374)。多機能機10は、通知情報をサーバ70から受信すると(S178)、更新ファームウェアが動作検査に合格したことをユーザに報知する(S180)。
<効果>
多機能機には、多種多様な装置状態の差異(例:メモリ増設の有無、通信環境の違い、など)が存在している。本明細書に記載されている技術では、サーバ70のメモリ内でシミュレーションされる仮想マシン等を用いるのではなく、実際の多機能機を用いて、更新ファームウェアの動作確認処理を実行することができる(S162)。これにより、多機能機ごとの特有の装置状態を考慮して、ファームウェアの動作確認を行うことが可能となる。よって、動作確認の確認漏れを防止することが可能となる。
更新ファームウェアの動作検査の結果が不合格の場合(S178:不合格)には、元のバージョンのファームウェアに基づいて多機能機が制御される状態に戻すことができる(S188)。これにより、不具合のあるファームウェアを使い続けるという事態を回避することが可能となる。
問題点の検査およびファームウェアの更新を実行するか否かを、ユーザの指示に基づいて決定することができる(S143)。これにより、ユーザの意図に反してファームウェアが更新されてしまう事態を防止することができる。
未検査である問題点の動作検査を実行し(S162)、合格になった場合には、今回検査した動作検査が合格になったことを、問題点管理データベース78に記憶することができる(S372)。すなわち、サーバ70に接続されている複数の多機能機の何れか1台で一度動作検査が合格となった問題点は、検査済みであるとして、検査対象から除外することが可能となる。これにより、サーバ70に接続されている複数の多機能機が協力して、問題点の動作検査を実行することが可能となるため、動作検査の効率を高めることができる。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。
<第1変形例>
第1変形例では、多機能機10で行われるテストモードの変形例を説明する。図7に、第1変形例におけるフローを示す。図7のフローは、図3のS162およびS173に代えて挿入されるフローである。
S161(図3参照)において、受信した未確認問題リストがRAM30またはNVRAM40に記憶されると、図7のS164へ進み、テストモードが開始される。S164においてCPU14は、ユーザ操作を常時モニタリングする。具体的には、タッチパネル50やキーパッド52を介してユーザが入力する、各種操作の入力操作組合せを監視する。
S166においてCPU14は、未確認問題リストに含まれているテストケースによって示されている入力操作組合せ(以下、「特定入力操作組合せ」と記載する)と一致する入力操作組合せが、ユーザによって入力されたか否かを判断する。否定判断される場合(S166:NO)にはS164へ戻り、肯定判断される場合(S166:YES)にはS168へ進む。
S168においてCPU14は、特定入力操作組合せに基づいて多機能機10が実行した動作が、予め定められた、修正された正しい動作と一致するか否かを確認する。一致する場合には、動作検査が合格であると判断される。一方、一致しない場合には、動作検査が不合格であると判断される。S170においてCPU14は、テスト結果をRAM30に一時的に記憶させる。
S172においてCPU14は、未確認問題リストにテストケースが複数含まれている場合には、全てのテストケースについて動作検査が実行されたか否かを判断する。否定判断される場合(S172:NO)にはS164へ戻り、肯定判断される場合(S172:YES)にはS174(図3参照)へ進む。
例えば、未確認問題リストに含まれているテストケースが、「メニューボタンをタッチ」⇒「設定変更ボタンをタッチ」⇒「印刷設定ボタンをタッチ」、という特定入力操作組合せである場合を考える。また、このテストケースによって検査される問題点が、問題点番号101が「0003」の問題点(図6参照)である場合を考える。ユーザが特定入力操作組合せを偶然に入力すると、CPU14は、特定入力操作組合せが入力されたことを検出する(S166:YES)。CPU14は、特定入力操作組合せに応じて表示されたC画面に、問題点番号101の「0003」に対応する修正内容103(すなわち、「z表示」)が、含まれているか否かを判断する。C画面に修正後の「z表示」が含まれている場合には、「合格」のテスト結果をRAM30に記憶させる(S170)。一方、C画面に「z表示」が含まれていない場合には、「不合格」のテスト結果をRAM30に記憶させる(S170)。
第1変形例の効果を説明する。第1変形例では、特定入力操作組合せが多機能機10に入力されたことに応じて(S166:YES)、動作検査を行うことができる(S168)。これにより、ユーザが多機能機10を使用している際の入力操作を、動作検査用の入力操作として流用することができる。よって、動作検査を別途実行する場合に比して、検査のために多機能機10にかかる処理負荷を軽減することが可能となる。
<その他の変形例>
S182〜S188を省略し、S178で不合格の場合にはフローを終了するとしてもよい。これにより、ファームウェアのバージョンを元に戻すという処理を省略することができる。S143を省略し、S134からS144へ進むとしてもよい。これにより、動作が未検査の問題点が更新ファームウェアに含まれている場合には、ユーザの選択を受け付けることなく、問題点の検査とファームウェアの更新を実行することができる。S174を省略し、S173がYESの場合にはS180またはS182に進むとしてもよい。これにより、サーバ70での処理負担を軽減することができる。以上より、一般的に言うと、多機能機10のCPU14は、「第1取得処理」と、「記憶処理」と、「動作確認処理」と、「表示制御処理」と、を少なくとも実行すれば良い。具体例としては、CPU14は、S150またはS160と、S152またはS161と、S162と、S182と、を少なくとも実行すればよい。
S372を省略してもよい。これにより、動作検査に合格した問題点が、問題点管理データベース78に記憶されなくなる。よって、サーバ70に接続されている複数の多機能機の各々で、問題点の動作検査を実行させることができる。これにより、複数の多機能機の各々の装置状態差を考慮して、ファームウェアの動作確認を行うことが可能となる。
S154を省略してもよい。この場合、S152からS156へ進むとしてもよい。また、S154において、ユーザの選択を受け付けるとしてもよい。
S112において、ファームウェアのバージョンアップの確認を開始する形態は、様々な形態であってよい。例えば、多機能機10に電源を投入することに応じて、自動的にファームウェアのバージョンアップの有無を確認するとしてもよい。
サーバ70は1つのサーバとして記載したが、この形態に限られず、複数のサーバの集合であってもよい。例えば、ファームウェアデータベース77、問題点管理データベース78、テストケース管理データベース79などがそれぞれ独立したサーバ装置に記憶されており、これら複数のサーバが通信可能に接続されていてもよい。
第2識別情報には、多機能機の名称や、多機能機での使用言語など、各種の情報を用いることが可能である。
S162においてCPU14は、テストモードを自動で実行するとしたが、ユーザによる手動によって実行されてもよい。この場合、タッチするボタンの種類と順番をタッチパネル50に表示し、ユーザに操作を促すとしてもよい。そして、操作入力後に行われる動作の内容が「合格」であるか否かを、ユーザに判断させるとしてもよい。
また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
なお、多機能機10は、端末装置の一例である。CPU14は、端末装置プロセッサの一例である。タッチパネル50は、表示部の一例である。NVRAM40は、記憶部の一例である。使用中のファームウェアは、第1ファームウェアの一例である。更新ファームウェアは、第2ファームウェアの一例である。未確認問題リストは、動作確認情報の一例である。S150、S160を実行するCPUは、第1取得処理の一例である。S152、S161を実行するCPUは、記憶処理の一例である。S162を実行するCPUは、動作確認処理の一例である。S182を実行するCPUは、表示制御処理の一例である。S188を実行するCPUは、動作制御処理の一例である。ファームウェアのバージョン番号は、第1識別情報の一例である。S114を実行するCPUは、第1出力処理の一例である。S120を実行するCPUは、第2取得処理の一例である。S143を実行するCPUは、受付処理の一例である。タッチパネル50、キーパッド52は、操作部の一例である。S174を実行するCPUは、第2出力処理の一例である。モデル情報、仕向け国情報は、第2識別情報の一例である。
10:多機能機、14および72:CPU、70:PC、40:NVRAM、50:タッチパネル、70:サーバ

Claims (10)

  1. サーバとネットワークを介して接続することが可能な端末装置であって、
    前記端末装置は、
    端末装置プロセッサと、
    各種の画像を表示可能な表示部と、
    を備えており、
    記憶部に記憶されており前記端末装置を制御している第1ファームウェアよりもバージョンが新しい第2ファームウェアと、前記第2ファームウェアで動作確認が必要な部分を示す動作確認情報と、を前記サーバから取得する第1取得処理と、
    前記第2ファームウェアと前記動作確認情報を前記記憶部に記憶させる記憶処理と、
    前記第2ファームウェアに基づいて前記端末装置が制御される状態を実現するとともに、前記動作確認情報に基づいて前記第2ファームウェアの動作確認を実行する動作確認処理と、
    前記動作確認処理による前記動作確認の結果を前記表示部に出力する表示制御処理と、
    を前記端末装置プロセッサが実行することを特徴とする端末装置。
  2. 前記動作確認処理による前記動作確認の結果が不合格の場合に、前記第1ファームウェアに基づいて前記端末装置が制御される状態に戻す動作制御処理を前記端末装置プロセッサがさらに実行することを特徴とする請求項1に記載の端末装置。
  3. 前記記憶部に記憶されている前記第1ファームウェアを識別する第1識別情報を前記サーバへ出力する第1出力処理と、
    前記第1識別情報に基づいて判断された、前記第2ファームウェアの存在の有無を示すファームウェア情報を前記サーバから取得する第2取得処理と、
    当該ファームウェア情報を前記表示部に出力するとともに、前記ファームウェア情報が第2ファームウェアが存在することを示している場合に前記動作確認の実行命令の入力を受け付ける受付処理と、
    を前記端末装置プロセッサがさらに実行し、
    前記第1取得処理は、前記受付処理で前記実行命令の入力を受け付けることに応じて、前記第2ファームウェアを取得することを特徴とする請求項1または2に記載の端末装置。
  4. 前記端末装置は、複数種類の入力操作の入力を受け付ける操作部を備えており、
    前記動作確認情報は、前記複数種類の入力操作の組合せのうち、動作確認が必要な入力操作組合せである特定入力操作組合せを含んでおり、
    前記動作確認処理は、前記特定入力操作組合せが前記端末装置に入力されたことを条件として、前記特定入力操作組合せによって前記端末装置が正常に動作したか否かについての前記動作確認処理を実行することを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の端末装置。
  5. 前記サーバ装置が記憶している前記動作確認情報に含まれている前記特定入力操作組合せによる前記動作確認処理を実行し、その動作確認の結果をテスト結果情報として記憶し、前記特定入力操作組合せによって前記端末装置が正常に動作したか否かを示す前記テスト結果情報を前記サーバ装置へ出力する第2出力処理を前記端末装置プロセッサがさらに実行することを特徴とする請求項4に記載の端末装置。
  6. 前記第2ファームウェアは、前記端末装置の複数の種類の各々に対応して存在しており、
    前記第1出力処理は、前記端末装置の種類を識別する第2識別情報を前記サーバへ出力し、
    前記動作確認情報は、前記第2識別情報に基づいて判断された前記端末装置の種類において、前記第2ファームウェアを用いてまだ動作確認が行なわれていない部分を識別する情報であることを特徴とする請求項3に記載の端末装置。
  7. 複数の端末装置とネットワークを介して接続することが可能なサーバであって、
    前記サーバは、
    サーバプロセッサと、
    サーバ記憶部と、
    を備えており、
    複数種類の端末装置の各々に対応した最新バージョンの複数種類の第2ファームウェアと、前記複数種類の第2ファームウェアの各々について動作確認が必要な部分を示す動作確認情報と、を前記サーバ記憶部に記憶させるサーバ側記憶制御処理と、
    前記複数の端末装置のうちの1つである特定端末装置から、前記特定端末装置が使用しているファームウェアである特定第1ファームウェアを識別する第1識別情報を取得するサーバ側取得処理と、
    前記特定第1ファームウェアよりもバージョンが新しく前記特定端末装置に対応した前記第2ファームウェアである特定第2ファームウェアが存在するか否かを前記第1識別情報に基づいて判断し、存在する場合には、前記特定第2ファームウェアと前記特定第2ファームウェアに関する前記動作確認情報とを前記特定端末装置へ出力するサーバ側第1出力処理と、
    を前記サーバプロセッサが実行することを特徴とするサーバ。
  8. 前記動作確認情報は、前記端末装置が受け付けている複数種類の入力操作の組合せのうち、動作確認が必要な入力操作組合せである特定入力操作組合せを少なくとも1つ含んでおり、
    前記サーバ側記憶制御処理は、前記特定入力操作組合せによって前記特定端末装置が正常に動作したことを示すテスト結果情報を前記特定端末装置から取得することに応じて、前記テスト結果情報に対応する前記特定入力操作組合せに対して動作確認が不要であることを示す情報を前記サーバ記憶部に記憶させることを特徴とする請求項7に記載のサーバ。
  9. 複数の端末装置とネットワークを介して接続することが可能なサーバであって、サーバプロセッサと、サーバ記憶部と、を備える前記サーバのプログラムであって、
    複数種類の端末装置の各々に対応した最新バージョンの複数種類の第2ファームウェアと、前記複数種類の第2ファームウェアの各々について動作確認が必要な部分を示す動作確認情報と、を前記サーバ記憶部に記憶させるサーバ側記憶制御処理と、
    前記複数の端末装置のうちの1つである特定端末装置から、前記特定端末装置が使用しているファームウェアである特定第1ファームウェアを識別する第1識別情報を取得するサーバ側取得処理と、
    前記特定第1ファームウェアよりもバージョンが新しく前記特定端末装置に対応した前記第2ファームウェアである特定第2ファームウェアが存在するか否かを前記第1識別情報に基づいて判断し、存在する場合には、前記特定第2ファームウェアと前記特定第2ファームウェアに関する前記動作確認情報とを前記特定端末装置へ出力するサーバ側第1出力処理と、
    を前記サーバプロセッサに実行させることを特徴とするプログラム。
  10. サーバとネットワークを介して接続することが可能な端末装置であって、各種の画像を表示可能な表示部を備える前記端末装置の制御方法であって、
    記憶部に記憶されており前記端末装置を制御している第1ファームウェアよりもバージョンが新しい第2ファームウェアと、前記第2ファームウェアで動作確認が必要な部分を示す動作確認情報と、を前記サーバから取得する第1取得ステップと、
    前記第2ファームウェアと前記動作確認情報を前記記憶部に記憶させる記憶ステップと、
    前記第2ファームウェアに基づいて前記端末装置が制御される状態を実現するとともに、前記動作確認情報に基づいて前記第2ファームウェアの動作確認を実行する動作確認ステップと、
    前記動作確認ステップによる前記動作確認の結果を前記表示部に出力する表示制御ステップと、
    を備えることを特徴とする制御方法。
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