JP2014190370A - 動力伝達軸 - Google Patents

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和彦 湯浅
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Abstract

【課題】摺動抵抗の低減を図りながら、コストの低減を図ることが可能な動力伝達軸を提供する。
【解決手段】動力伝達軸100は、外周面1aに外歯スプライン11が形成されたシャフト1と、内周面2aに内歯スプライン21が形成されたスリーブ2とを備え、シャフト1およびスリーブ2がスプライン嵌合されている。そして、内歯スプライン21の表面にはNiPめっき22が施され、NiPめっき22に対して熱処理が行われていない。
【選択図】図2

Description

本発明は、スプライン嵌合構造を備えた動力伝達軸に関する。
従来、外周面に外歯スプラインが形成された内軸と、内周面に内歯スプラインが形成された外軸とを備えた動力伝達軸が知られている(たとえば、特許文献1参照)。このような動力伝達軸は、内軸および外軸がスプライン嵌合されており、内軸および外軸が周方向において係合されるとともに、内軸および外軸が軸方向に相対的に移動(摺動)可能に構成されている。
特許文献1のプロペラシャフト(動力伝達軸)では、スプラインシャフト(内軸)の表面にDLC(ダイヤモンドライクカーボン)コーティングが施されている。これにより、プロペラシャフトのスプライン部での摺動抵抗が低減されている。
特開2007−177955号公報
しかしながら、特許文献1のプロペラシャフトでは、DLCコーティングにより摺動抵抗の低減を図ることが可能であるが、コストが高いという問題点がある。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、本発明の目的は、摺動抵抗の低減を図りながら、コストの低減を図ることが可能な動力伝達軸を提供することである。
本発明による動力伝達軸は、外周面に外歯スプラインが形成された内軸と、内周面に内歯スプラインが形成された外軸とを備え、内軸および外軸がスプライン嵌合されている。そして、内歯スプラインの表面には無電解ニッケルりんめっきが施され、無電解ニッケルりんめっきに対して熱処理が行われていない。
このように構成することによって、母材(外軸)よりも低硬度のコーティングを施すことにより、歯面(接触面)のなじみを向上させることができるので、摺動抵抗の低減を図ることができる。また、無電解ニッケルりんめっきによりコーティングを施すことによって、DLCによりコーティングを施す場合などに比べて、コストの低減を図ることができる。
上記動力伝達軸において、無電解ニッケルりんめっきに対して熱処理が行われていないことにより、無電解ニッケルりんめっきの硬度が外軸の硬度よりも低くされていてもよい。
上記動力伝達軸において、内歯スプラインは、外歯スプラインに比べて歯面が平坦に形成されていてもよい。
本発明の動力伝達軸によれば、摺動抵抗の低減を図りながら、コストの低減を図ることができる。
本発明の一実施形態による動力伝達軸を示した一部破断側面図である。 図1の動力伝達軸のスプライン嵌合構造を軸方向から示した断面図である。 図2のスプライン嵌合構造の接触面を拡大して模式的に示した断面図である。 実施例による動力伝達軸(コーティングあり)および比較例による動力伝達軸(コーティングなし)について静スライド抵抗および動スライド抵抗と摺動回数との関係を示したグラフである。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
−動力伝達軸の概略−
図1は、本発明の一実施形態による動力伝達軸を示した一部破断側面図である。図2は、図1の動力伝達軸のスプライン嵌合構造を軸方向から示した断面図である。まず、図1および図2を参照して、本発明の一実施形態による動力伝達軸100の概略について説明する。この動力伝達軸100は、たとえば、FR(フロントエンジン・リアドライブ)形式の二輪駆動車両における自動変速機150の出力側とプロペラシャフト160の入力側との間に設けられており、自動変速機150から出力される動力をプロペラシャフト160に伝達するように構成されている。
動力伝達軸100は、図1に示すように、スプライン嵌合されるシャフト1およびスリーブ2を備えている。このため、動力伝達軸100は、シャフト1およびスリーブ2が周方向(図2のR方向)において係合されることにより、回転軸Cを中心にして回転可能であり、かつ、シャフト1およびスリーブ2が軸方向(X1およびX2方向)に相対的に移動(摺動)されることにより、軸方向に伸縮可能に構成されている。なお、シャフト1は、本発明の「内軸」の一例であり、スリーブ2は、本発明の「外軸」の一例である。
シャフト1は、エンジンなどの動力源の出力を変速する自動変速機150の出力軸であり、トランスミッションケース151内に回転自在に収容されている。このシャフト1は、たとえば、S材(炭素鋼材)またはSCr材(クロム鋼材)などの鋼材製である。また、シャフト1は、軸方向に延びるように形成されるとともに、一方端側(X2方向側)が円柱状に形成されている。
シャフト1の外周面1aには、図2に示すように、凹凸状の外歯スプライン11が形成されている。具体的には、シャフト1の外周面1aには、周方向(R方向)に所定の間隔を隔てて複数の凹状部が形成されるとともに、その凹状部が軸方向(X1およびX2方向)に沿って延びるように形成されている。これにより、隣接する凹状部の間に軸方向に沿って延びる凸状部が形成され、シャフト1の外周面1aに凹凸状の外歯スプライン11が形成されている。なお、外歯スプライン11は、シャフト1の一方端側に形成されている。
スリーブ2は、軸方向に延びるように円筒状(中空状)に形成されている。このスリーブ2は、たとえば、S材またはSCr材などの鋼材製である。スリーブ2には、軸方向における一方端側(X2方向側)に自在継手161を介してプロペラシャフト160が連結されている。プロペラシャフト160には、デファレンシャル装置などを介して駆動輪(後輪)が連結されている。また、スリーブ2は、他方端側(X1方向側)がトランスミッションケース151内に配置されている。
スリーブ2の内周面2aには、図2に示すように、凹凸状の内歯スプライン21が形成されている。具体的には、スリーブ2の内周面2aには、周方向に所定の間隔を隔てて複数の凹状部が形成されるとともに、その凹状部が軸方向に沿って延びるように形成されている。これにより、隣接する凹状部の間に軸方向に沿って延びる凸状部が形成され、スリーブ2の内周面2aに凹凸状の内歯スプライン21が形成されている。
そして、シャフト1の外歯スプライン11と、スリーブ2の内歯スプライン21とによりスプライン嵌合構造50が構成されている。具体的には、スプライン嵌合構造50では、外歯スプライン11の凸状部が内歯スプライン21の凹状部に配置されるとともに、内歯スプライン21の凸状部が外歯スプライン11の凹状部に配置されており、外歯スプライン11および内歯スプライン21の凸状部が径方向において重なる部分が接触(係合)している。これにより、シャフト1およびスリーブ2が周方向(R方向)において係合され、シャフト1およびスリーブ2が軸方向(X1およびX2方向)に相対的に移動可能である。
また、スプライン嵌合構造50では、外歯スプライン11と内歯スプライン21との間にATF(オートマチックトランスミッションフルード)などの潤滑剤が介在されており、外歯スプライン11と内歯スプライン21との接触面(摺動面)Tでの摺動抵抗の低減が図られている。
−スプライン嵌合構造−
図3は、図2のスプライン嵌合構造の接触面を拡大して模式的に示した断面図である。次に、図2および図3を参照して、本実施形態のスプライン嵌合構造50について詳細に説明する。
本実施形態のスプライン嵌合構造50では、図2に示すように、スリーブ2の内歯スプライン21の表面に、無電解ニッケルりんめっき(以下、「NiPめっき」という)22が施されている。このNiPめっき22は、金属塩および還元剤などを含むめっき液に、母材(内歯スプライン21が形成された状態のスリーブ2)を浸漬することにより形成される。なお、金属塩は、たとえば硫酸ニッケルまたは塩化ニッケルであり、還元剤は、たとえば次亜りん酸ナトリウムである。また、このめっき手法自体は公知の手法である。また、外歯スプライン11にはNiPめっきが施されておらず、内歯スプライン21のみにNiPめっき22が施されている。
そして、内歯スプライン21に施されたNiPめっき22に対して熱処理が行われていない。すなわち、NiPめっき22は、析出された状態である。これにより、NiPめっき22が熱処理により硬化されておらず、NiPめっき22の硬度が鋼材からなる母材(スリーブ2)の硬度よりも低くされている。なお、NiPめっき22の硬度は、たとえば、ビッカース硬度で500Hv〜700Hv程度である。
また、NiPめっき22の厚みは、たとえば、数μm〜十数μm程度である。NiPめっき22のりん含有率は、たとえば9%程度である。
また、本実施形態では、シャフト1の外周面1aの外歯スプライン11はホブ盤により形成されるのに対し、スリーブ2の内周面2aの内歯スプライン21はブローチ盤により形成されている。
ここで、ホブ盤による外歯車の切削加工およびブローチ盤による内歯車の切削加工は公知の切削加工である。具体的には、ホブ盤とは、円筒状の外周面に螺旋状に配置された多数の刃を有するホブと、ワーク(外歯スプライン11が形成される前のシャフト1)とを回転させることにより、ホブの刃をワークの接線方向(ホブの軸方向)に送りながら、その刃によりワークを歯筋方向(ワークの軸方向)に切削する加工装置である。一方、ブローチ盤とは、外周面に刃が形成された棒状のブローチをワーク(内歯スプライン21が形成される前のスリーブ2)から引き抜くことにより、ワークを切削する加工装置である。
このように、本実施形態では、外歯スプライン11を形成する加工装置と、内歯スプライン21を形成する加工装置とが異なることから、図3に示すように、その加工された切削面(歯面)11aおよび21aの状態が異なる。具体的には、外歯スプライン11の切削面11aには軸方向(X1およびX2方向)に沿って凹凸が形成されるのに対し、内歯スプライン21の切削面21aは切削面11aよりも平坦に形成されている。すなわち、本実施形態では、外歯スプライン11に比べて平坦な内歯スプライン21にNiPめっき22が形成されている。なお、NiPめっき22は、膜厚がほぼ均一にされており、切削面21aをトレースするように形成されている。
−効果−
本実施形態では、上記のように、内歯スプライン21の表面にNiPめっき22を施し、そのNiPめっき22に対して熱処理を行わないことによって、鋼材からなる母材(スリーブ2)よりも低硬度のコーティングを施すことにより、接触面(歯面)Tのなじみを向上させることができるので、摺動抵抗の低減を図ることができる。また、NiPめっき22によりコーティングを施すことによって、DLC(ダイヤモンドライクカーボン)によりコーティングを施す場合などに比べて、コストの低減を図ることができる。したがって、摺動抵抗の低減を図りながら、コストの低減を図ることができる。
さらに、接触面Tのなじみを向上させることにより、接触面Tの面圧を分散させることができるので、NiPめっき22が摩耗(剥離)するのを抑制することができる。加えて、NiPめっき22によりコーティングすることによって、シャフト1とスリーブ2とが金属同士で直接接触するのを抑制することができるので、シャフト1とスリーブ2とが凝着するのを抑制することができる。
また、本実施形態では、NiPめっき22に対して熱処理を行わないことによって、熱処理に起因する母材(スリーブ2)の焼き戻しが発生しないので、母材(スリーブ2)が焼き戻しにより軟化するのを防止することができる。
なお、低硬度のコーティングとしては樹脂コーティングも考えられるが、樹脂コーティングでは耐摩耗性が低く、コーティングの膜厚が大きくなるという問題点がある。これに対して、NiPめっき22によるコーティングであれば、樹脂コーティングに比べて、摩耗を抑制するとともに、膜厚を小さくすることができる。
また、本実施形態では、外歯スプライン11に比べて平坦な内歯スプライン21にNiPめっき22を形成することによって、平坦なNiPめっき22の全体に外歯スプライン11が接触されるので、外歯スプラインのみにNiPめっきを形成する場合に比べて、NiPめっき22を剥がれにくくすることができる。すなわち、外歯スプラインのみにNiPめっきを形成した場合には、軸方向に沿って凹凸が形成された外歯スプラインの頂部(凸部)に施されたNiPめっきのみが内歯スプラインに接触されるので、その部分に負荷が集中してNiPめっきが剥がれやすくなる。つまり、内歯スプライン21にNiPめっき22を形成することによって、NiPめっき22を剥がれにくくするとともに、外歯スプライン11を平坦化する製造工程を追加する必要がないので、コストの低減を図ることができる。
−実験例−
次に、本実施形態の効果を確認するために行った実験について説明する。この実験では、本実施形態に対応する実施例による動力伝達軸を作製するとともに、比較例による動力伝達軸を作製し、それぞれの摺動回数に対する摺動抵抗(静スライド抵抗および動スライド抵抗)について計測した。
なお、摺動抵抗の計測では、シャフトおよびスリーブに所定のねじりトルクを与えた状態で、シャフトおよびスリーブの軸方向への相対的な移動および停止を繰り返し行い、その際の静スライド抵抗および動スライド抵抗を計測した。
また、実施例による動力伝達軸では、内歯スプラインに施されるNiPめっきの厚みを約8μmとし、NiPめっきの硬度をビッカース硬度で約500Hvとし、NiPめっきのりん含有率を約9%とした。また、NiPめっきが施される母材(スリーブ)の硬度をビッカース硬度で約700Hvとした。つまり、実施例による動力伝達軸では、NiPめっきの硬度が母材の硬度よりも低くされている。これに対して、比較例による動力伝達軸では、内歯スプラインにコーティングを施しておらず、その他の構成については実施例による動力伝達軸と同様である。
計測結果を図4に示した。図4では、横軸が摺動回数であり、縦軸がスライド抵抗(スライド移動する際の摩擦抵抗)である。比較例による動力伝達軸(図4のコーティングなし)では、静スライド抵抗および動スライド抵抗がともに摺動回数の増加に応じて低下していた。これは、外歯スプラインと内歯スプラインとの間で歯面のなじみが生じたためであると考えられる。また、静スライド抵抗が動スライド抵抗よりも大きくなっていた。
これに対して、実施例による動力伝達軸(図4のコーティングあり)では、比較例による動力伝達軸に比べて、静スライド抵抗および動スライド抵抗が低下されていた。また、実施例による動力伝達軸では、摺動回数にかかわらず、静スライド抵抗および動スライド抵抗がほぼ一定であった。また、実施例による動力伝達軸では、比較例による動力伝達軸に比べて、静スライド抵抗および動スライド抵抗の差が小さくなっていた。また、実施例による動力伝達軸では、比較例による動力伝達軸と異なり、静スライド抵抗が動スライド抵抗を僅かに下回っていた。
上記した計測結果から、実施例による動力伝達軸では、内歯スプラインにNiPめっきを施すことにより、スライド抵抗(摺動抵抗)が低減することが判明した。また、実施例による動力伝達軸では、静スライド抵抗および動スライド抵抗がほぼ一定であることから、NiPめっき(コーティング)の剥離が生じていないものと考えられる。さらに、実施例による動力伝達軸では、静スライド抵抗および動スライド抵抗の差が小さく、静スライド抵抗が動スライド抵抗を僅かに下回っているため、スティックスリップ現象の発生を抑制することができるので、異音および振動の発生を抑制することができる。
−他の実施形態−
なお、今回開示した実施形態は、すべての点で例示であって、限定的な解釈の根拠となるものではない。したがって、本発明の技術的範囲は、上記した実施形態のみによって解釈されるものではなく、特許請求の範囲の記載に基づいて画定される。また、本発明の技術的範囲には、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
たとえば、本実施形態では、二輪駆動車両に設けられる動力伝達軸100に本発明を適用する例を示したが、これに限らず、四輪駆動車両などに設けられる動力伝達軸に本発明を適用してもよい。
また、本実施形態では、自動変速機150の出力側とプロペラシャフト160の入力側との間の動力伝達軸100に本発明を適用する例を示したが、これに限らず、中間スライド式のプロペラシャフトなどのその他の動力伝達軸に本発明を適用してもよい。この場合には、潤滑剤としてグリスを用いてもよい。
また、本実施形態では、NiPめっき22が内歯スプライン21のみに施される例を示したが、これに限らず、NiPめっきが内歯スプラインおよび外歯スプラインの両方に施されていてもよい。
また、本実施形態では、ホブ盤により外歯スプライン11を形成する例を示したが、これに限らず、ホブ盤により外歯スプラインを形成した後に、転造盤により切削面を平坦化するようにしてもよい。また、ホブ盤によらず、転造盤により外歯スプラインを形成するようにしてもよい。
また、本実施形態では、シャフト1の一方端側が円柱状である例を示したが、これに限らず、シャフトの一方端側が円筒状であってもよい。
本発明は、スプライン嵌合構造を備えた動力伝達軸に利用可能である。
1 シャフト(内軸)
1a 外周面
2 スリーブ(外軸)
2a 内周面
11 外歯スプライン
21 内歯スプライン
22 NiPめっき
100 動力伝達軸

Claims (3)

  1. 外周面に外歯スプラインが形成された内軸と、
    内周面に内歯スプラインが形成された外軸とを備え、
    前記内軸および前記外軸がスプライン嵌合される動力伝達軸であって、
    前記内歯スプラインの表面には無電解ニッケルりんめっきが施され、
    前記無電解ニッケルりんめっきに対して熱処理が行われていないことを特徴とする動力伝達軸。
  2. 請求項1に記載の動力伝達軸において、
    前記無電解ニッケルりんめっきに対して熱処理が行われていないことにより、前記無電解ニッケルりんめっきの硬度が前記外軸の硬度よりも低くされていることを特徴とする動力伝達軸。
  3. 請求項1または2に記載の動力伝達軸において、
    前記内歯スプラインは、前記外歯スプラインに比べて歯面が平坦に形成されていることを特徴とする動力伝達軸。
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