JP2014190087A - スギ・ヒノキ等の腐食樹皮より成る培土の施工方法 - Google Patents

スギ・ヒノキ等の腐食樹皮より成る培土の施工方法 Download PDF

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幹雄 蒲生
Yoshiji Saito
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Abstract

【課題】施工仕上がり状態の不揃いが解消でき、同じ品質のスギ・ヒノキ等の腐食樹皮より成る培土の施工方法を提供する。
【解決手段】腐食樹皮培土ホッパー1と、混合土ホッパー2と、該腐食樹皮培土ホッパー1の下方の腐食樹皮培土計量コンベア3と、該混合土ホッパー2の下方の混合土計量コンベア4と、前記腐食樹皮培土計量コンベア3と混合土計量コンベア4の下方の計量混合コンベア8と、該計量混合コンベア8の下流側の混合ミキサー9とを配置した、計量混合ユニットUを施行場所に配置する。
【選択図】図1

Description

本発明は、スギ・ヒノキ等の腐食樹皮の生育阻害効果を利用し、体育施設や公園等のベ
アグラウンドの土壌に混合して、ベアグラウンドの表層土における雑草の発生や、表層土
の飛砂を抑制する培土が、施工時に表層土との混合困難性があるのでこれを、計量混合ユ
ニットを持ち込むことにより解消するものである。
また、サッカー場等の芝生植生地において、雑草抑制効果を発揮させたり、表層土や肥
料分の流れ出しを抑制したり、芝生植生サッカー場等の緩衝効果を向上する、スギ・ヒノ
キ等の腐食樹皮培土に関し、この培土の施工時における表層土との混合困難性を、計量混
合ユニットを使用することにより解消するものである。
芝を植生せずに、土壌表面が露出したベアグランドである、学校の校庭や、多目的広場
や、野球場や、ベアグラウンドのサッカー場や、テニスコートや、ゲートボール場や、公
園などの土壌表面の場所において、加水したヒノキを主体とした腐食樹皮より成る培土を
混合するクレイ工法は公知とされている。
このクレイ工法においては、基盤の透水能力を向上させることにより、降雨後の水はけ
を良くし、グラウンドの泥濘化を阻止し、よって、水はけの良いグラウンドを作り、降雨
後も速やかに使用可能なグラウンドとし、またベアグランドの足に対する緩衝性を向上す
るという技術も公知とされている。
また、グラウンドの乾燥時には、本発明のスギ・ヒノキ等の腐食樹皮培土が土壌を抱持
し、肥料分を抱持し、表層土が飛散しにくく、表層土の流出を少なくする技術についても
特許文献に記載の如く技術が公知とされている。
また、スギ・ヒノキ等の腐食樹皮より構成した培土を、スポーツターフや芝広場やサッ
カー場等の緑化した芝生植生地の土壌と混ぜて、芝の生育基盤の通気性、水はけと保水性
のバランスを良好とし、芝の生育を良くし、強い芝生を育成したり、水分を肥料分を抱持
して、土壌の流出を阻止し、肥料分の流れ出しを阻止し、土壌の緩衝性能を高める技術も
公知とされている。
また、渠排水や砕石基盤工事をも必要とせずに、現地土壌との混合により構成する芝生
植生の性質の向上作用を得ることも公知とされている。または、強いアルカリ土壌を中和
させる作用をスギ・ヒノキ等の腐食樹皮の培土により行ったりする技術も公知とされてい
る。また、芝生の根の張りを良くして、活着性を高めたり、芝生の葉緑素を多くし、長時
間緑の状態を保ったりする技術も公知とされている。また、スギ・ヒノキ等の腐食樹皮の
培土が難分解性を利用し、芝生植生向上効果を得る為のスギ・ヒノキ等の腐食樹皮より成
る培土も公知とされている。
特開平05−269262号公報 特開2001−031969号公報
本発明のスギ・ヒノキ等の腐食樹皮を嫌気性発酵した後に圧砕した腐食樹皮培土を、芝
生植生土壌や、グラウンドなどの表層土が露出したベアグランドにおいて、土壌と混合す
ることにより、前記したような効果を発揮させる培土施工技術に関して、スギ・ヒノキ等
の天然樹皮培土と、現地土との混合比率を正確にするものである。
また、該スギ・ヒノキ等の天然樹皮を嫌気性発酵した後に圧砕した腐食樹皮培土を施工
する際において、該培土が現地土や混合する他の表層土との間で、工事中において混合し
難く、工事が終了した後に、該培土が、現地表層土や混合土から分離して、風で飛散し、
初期に目指した雑草抑制や、肥料の抱持や、飛砂防止の効果を発揮しないという不具合が
あったのである。このように、現地の芝生土や、ベアグランドの表層土との混合性の悪さ
を解消するものである。
即ち、本発明のスギ・ヒノキ等の天然樹皮を積み上げて嫌気性発酵した後に、圧砕し、
該圧砕した腐食樹皮は、クラッシャーから出て来た状態では、含水率が低く、そのまま施
工グラウンドに持って行って、表層土と混合したのでは、現地表層土と、培土との間の含
水率の差により、例え混合した状態で敷設施工したとしても、十分に現地表層土との間の
混合状態が得られなかったのである。
本発明は、このような、表層土との間の混合具合の悪さを解消する為に、スギ・ヒノキ
等の腐食樹皮により構成した培土の方に、加水ユニットにより施工時において現地表層土
との間で馴染んだ状態で混合しやすくするように、水を加水噴射し、一定の含水率まだ高
めてから、混合するものである。
また、この噴射する水を、通常の水以外に、金属イオンを含んだ金属イオン水とし、そ
の中でも特に、金属を銀とした銀イオン水とすることにより、培土を構成する腐食樹皮培
土への銀イオンのコーティング状態を作らせて、スギ・ヒノキ等の腐食樹皮培土の難分解
性を更に遅くし、雑草植生阻害や、芝生の緑化効果を長続きさせるとするものである。
本発明は上記の課題を解決する為に、スギ・ヒノキ等の腐食樹皮より成る培土の施工方
法を提供するものである。
請求項1においては、スギ・ヒノキ等の天然樹皮を、木質部分から剥ぎ取った後に、多
量に積み上げて積載状態とし、該積載した樹皮の内部において嫌気性発酵状態を発生させ
、該スギ・ヒノキ等の天然樹皮を炭化させ、該炭化後のスギ・ヒノキ等の腐食樹皮を、ク
ラッシャーにより圧砕し、細い腐食繊維よりなる培土とし、該培土を、施行現場へと持ち
込み搬送した真砂土や、施行場所に前から存在した現地土壌に混合する施行方法において
、腐食樹皮培土ホッパー(1)と、混合土ホッパー(2)と、該腐食樹皮培土ホッパー(
1)の下方の腐食樹皮培土計量コンベア(3)と、該混合土ホッパー(2)の下方の混合
土計量コンベア(4)と、前記腐食樹皮培土計量コンベア(3)と混合土計量コンベア(
4)の下方の計量混合コンベア(8)と、該計量混合コンベア(8)の下流側の混合ミキ
サー(9)とを配置した、計量混合ユニット(U)を施行場所に配置する。
請求項2においては、請求項1記載のスギ・ヒノキ等の腐食樹皮より成る培土の施工方
法において、該計量混合ユニット(U)に、加水ユニット(W)を付加配置した。
請求項3においては、請求項1又は請求項2記載のスギ・ヒノキ等の腐食樹皮より成る
培土の施工方法において、計量混合ユニット(U)を、トラック等の運搬車両の荷台に載
置した。
請求項4においては、請求項3記載のスギ・ヒノキ等の腐食樹皮より成る培土の施工方
法において、該計量混合ユニット(U)に、加水ユニット(W)を追加載置した。
請求項5においては、請求項2に記載のスギ・ヒノキ等の腐食樹皮より成る培土の施工
方法において、該加水ユニット(W)における腐食樹皮培土(M)に加水する水を、銀電
極の間を通過させた銀イオン水とした。
請求項6においては、請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載のスギ・ヒノキ等の
腐食樹皮より成る培土の施工方法において、該スギ・ヒノキ等の腐食樹皮培土を、芝生を
植生したサッカー場などの運動施設において、混合土として現地土の表層土と混合する。
請求項7においては、請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載のスギ・ヒノキ等の
腐食樹皮より成る培土の施工方法において、ヒノキを主体とした培土を、スポーツグラウ
ンド等のベアグランドにおいて、現地土の表層土と混合する。
請求項8においては、請求項1記載のスギ・ヒノキ等の腐食樹皮より成る培土の施工方
法において、腐食樹皮培土ホッパー(1)と、混合土ホッパー(2)に、ヒノキの腐食樹
皮よりなる培土(M2)と、スギの腐食樹皮よりなる培土(M1)を投入して混合する。
請求項9においては、請求項1記載のスギ・ヒノキ等の腐食樹皮より成る培土の施工方
法において、腐食樹皮培土ホッパー(1)と混合土ホッパー(2)と添加剤タンク(31
)に、スギの腐食樹皮よりなる培土(M1)とヒノキの腐食樹皮よりなる培土(M2)と
混合土を投入する。
本発明は以上の如く構成したので、次のような効果を奏するものである。
請求項1の如く、スギ・ヒノキ等の天然樹皮を、木質部分から剥ぎ取った後に、多量に
積み上げて積載状態とし、該積載した樹皮の内部において嫌気性発酵状態を発生させ、該
スギ・ヒノキ等の天然樹皮を炭化させ、該炭化後のスギ・ヒノキ等の腐食樹皮を、クラッ
シャーにより圧砕し、細い腐食繊維よりなる培土とし、該培土を、施行現場へと持ち込み
搬送した真砂土や、施行場所に前から存在した現地土壌に混合する施行方法において、腐食樹皮培土ホッパー(1)と、混合土ホッパー(2)と、該腐食樹皮培土ホッパー(1)の下方の腐食樹皮培土計量コンベア(3)と、該混合土ホッパー(2)の下方の混合土計量コンベア(4)と、前記腐食樹皮培土計量コンベア(3)と混合土計量コンベア(4)の下方の計量混合コンベア(8)と、該計量混合コンベア(8)の下流側の混合ミキサー(9)とを配置した、計量混合ユニット(U)を施行場所に配置するので、現地の排水機能や、現地の土壌の種類や、スホーツグラウンドと学校の校庭との相違などにより、ギ・ヒノキ等の腐食樹皮培土(M)と現地土及び真砂土及び山砂などの比率を変更する必要があるが、この比率の設定を、操作盤(7)のスイッチやダイヤルにより簡単に変更設定することが可能となったのである。
その後に混合ミキサー(9)により完全なスギを主体としてヒノキをある一定比率混合する腐食樹皮よりなる培土(M)と現地土などとの混合状態を得ることができるのである。
また、馴れないトラクターやロータリー耕耘装置などにより混合作業をする必要が無く
なったのである。即ち、人手によりトラクターやロータリー耕耘装置で混合していた場合
に発生していた、作業者の熟練度の相違による、施工仕上がり状態の不揃いを解消し、全
ての施工現場において、同じ品質のスギ・ヒノキ等の腐食樹皮より成る培土の施工方法を
得ることが可能となったのである。
請求項2においては、請求項1記載のスギ・ヒノキ等の腐食樹皮より成る培土の施工方
法において、該計量混合ユニット(U)に、加水ユニット(W)を付加配置したので、施
工現場において、スギ・ヒノキ等の天然樹皮培土(M)に対する加水を行うことが可能と
なり、現地土の表層土と混合する際において、表層土と比重の相違からスギ・ヒノキ等の
腐食樹皮より成る培土の方が浮き上がって、表層に残り、その後の雨水や強風により、流
出しすることにより発生する不具合を解消することが出来たのである。
これにより、芝生植生状態向上や芝生植生地の雑草繁茂阻止の効果、土壌流出阻止、肥
料成分流出阻止効果、及びスポーツグラウンド等のベアグランドにおける、ベアグランド
の雑草抑制効果、ベアグランドの飛砂防止効果、雨水により泥濘化阻止、肥料や表層土の
流出阻止効果の減退を阻止することができるのである。
請求項3においては、請求項1又は請求項2記載のスギ・ヒノキ等の腐食樹皮より成る
培土の施工方法において、計量混合ユニット(U)を、トラック等の運搬車両の荷台に載
置したので、施工現場に本発明のトラック(T)に搭載したプラントを移動させることにより、該施工現場で直接的に、スギ・ヒノキ等の腐食樹皮培土(M)の混合と、加水とを行うことが可能となったのである。
請求項4においては、請求項3記載のスギ・ヒノキ等の腐食樹皮より成る培土の施工方
法において、該計量混合ユニット(U)に、加水ユニット(W)を追加載置したので、加水ユニット(W)により加水した金属イオンが、前記スギ・ヒノキ等の腐食樹皮培土の表面に付着することにより、培土による雑草の種子の発芽抑制効果の他に、金属イオンによる表層土中の種々の菌類に対する殺菌効果が発揮されて、更に、芝生植生状態向上や芝生植生地の雑草繁茂阻止の効果と、スポーツグラウンド等のベアグランドにおける、ベアグランドの雑草抑制効果、ベアグランドの飛砂防止効果、雨水により泥濘化阻止、肥料や表層土の流出阻止効果を向上させることが出来るのである。
請求項5においては、請求項2に記載のスギ・ヒノキ等の腐食樹皮より成る培土の施工
方法において、該加水ユニット(W)において、スギ・ヒノキ等の天然樹皮培土(M)に
加水する水を、銀電極の間を通過させた銀イオン水としたので、金属イオンの中で特に銀イオンをスギ・ヒノキ等の腐食樹皮培土に付着させることが可能となり、滅菌効果を向上するのである。芝生植生状態向上や芝生植生地の雑草繁茂阻止の効果と、スポーツグラウンド等のベアグランドにおける、ベアグランドの雑草抑制効果、ベアグランドの飛砂防止効果、雨水により泥濘化阻止、肥料や表層土の流出阻止効果を発揮できることは勿論、銀イオンによる減菌効果を期待できるのである。
更に、銀イオンが、スギ・ヒノキ等の腐食樹皮培土の表面に銀のコーティング状態を発
生するので、該培土の効果と、銀イオンによる滅菌効果が、更に持続されるのである。
また、銀は、人体に対しても悪影響を与えないので、スポーツグラウンド等のベアグラ
ンドにおける、ベアグランドの雑草抑制効果、ベアグランドの飛砂防止効果、雨水により
泥濘化阻止、肥料や表層土の流出阻止効果においても、人体に対して悪影響を与えること
が無いのである。
請求項6においては、請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載のスギ・ヒノキ等の
腐食樹皮より成る培土の施工方法において、スギを主体としてヒノキをある一定比率混合する腐食樹皮よりなる培土(M)を、芝生を植生したサッカー場などの運動施設において、雑草抑制用の培土として現地土の表層土と混合するので、芝生植生状態向上や芝生植生地の雑草繁茂阻止の効果を発揮することが出来るのである。
また、芝生植生地の表層土の雨水や強風による流出を防ぎ、芝生に混じって生える雑草
を少なくすることが出来るのである。
請求項7においては、請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載のスギ・ヒノキ等の
腐食樹皮より成る培土の施工方法において、ヒノキの腐食樹皮よりなる培土(M2)を、
スポーツグラウンド等のベアグランドにおいて、現地土の表層土と混合するので、金属イオンにより滅菌効果を、スギ・ヒノキ等の腐食樹皮培土により効果に相乗的に付加することが出来るのである。
請求項8において、請求項1記載のスギ・ヒノキ等の腐食樹皮より成る培土の施工方法において、腐食樹皮培土ホッパー(1)と、混合土ホッパー(2)に、ヒノキの腐食樹皮よりなる培土(M2)と、スギの腐食樹皮よりなる培土(M1)を投入して混合するので、スギ・ヒノキ等の腐食樹皮より成る培土の施工方法を行う現地までは、ヒノキの腐食樹皮よりなる培土とスギを主体とする腐食樹皮よりなる培土を別々に、製造して搬入し、該現地において、施工場所の条件に従って、ヒノキの腐食樹皮よりなる培土とスギを主体とする腐食樹皮よりなる培土の比率を決定し、所望の条件の比率とすることが出来るのである。
請求項9においては、請求項1記載のスギ・ヒノキ等の腐食樹皮より成る培土の施工方
法において、腐食樹皮培土ホッパー(1)と混合土ホッパー(2)と添加剤タンク(31
)に、スギを主体としてヒノキをある一定比率混合する腐食樹皮よりなる培土とヒノキの
腐食樹皮よりなる培土と混合土を投入したので、スギ・ヒノキ等の腐食樹皮より成る培土
の施工方法を行う現地までは、ヒノキの腐食樹皮よりなる培土とスギを主体とする腐食樹
皮よりなる培土を別々に、製造して搬入し、該現地において、施工場所の条件に従って、
ヒノキの腐食樹皮よりなる培土とスギを主体とする腐食樹皮よりなる培土の比率を決定し
、所望の条件の比率とすることが出来るのである。
また、腐食樹皮培土ホッパー(1)と混合土ホッパー(2)と添加剤タンク(31)の
3つのホッパーを使用して、それぞれに、ヒノキの腐食樹皮よりなる培土と、スギを主体
とする腐食樹皮よりなる培土と、混合土とを投入して、所定の比率とすることも出来るの
である。
本発明のスギ・ヒノキ等の腐食樹皮より成る培土の施工方法において、計量混合ユニット(U)と加水ユニット(W)を搭載した運搬車両の全体側面図。 本発明のスギ・ヒノキ等の腐食樹皮より成る培土の施工方法における計量混合ユニット(U)と加水ユニット(W)を一体化したシステムの全体側面図。 計量混合ユニット(U)と加水ユニット(W)の部分を拡大した全体側面図。 図3における計量混合ユニット(U)と加水ユニット(W)の全体平面図。 本発明のスギ・ヒノキ等の腐食樹皮より成る培土の施工方法において、加水ユニット(W)のみを取りだした状態を示す斜視図。 加水ユニット(W)におけるイオン発生装置(B)の全体正面図。 イオン発生装置(B)における電極容器(41)と電極棒(K)の側面図。 本発明のスギ・ヒノキ等の腐食樹皮より成る培土の製造システムを示す全体図。 スギ・ヒノキ等の腐食樹皮より成る培土の製造システムにおけるクラッシャー部分の拡大図。 図9のクラッシャーの内部の爪の配置を示す断面図。 スギ・ヒノキ等の腐食樹皮より成る培土の製造装置におけるトロンメル選別機の拡大図。 本発明のバイドを大規模太陽光発電システムにおいてベアグランドにヒノキの腐食樹皮よりなる培土(M2)を施工した状態の図面。 図12の施工した後のベアグランドに太陽光発電パネルを敷設した状態を示す斜視図。 本発明のスギの腐食樹皮よりなる培土(M1)の施工方法において、芝生植生地において培土を混合し、その上に芝生を移植する状態を示す図面。 本発明のスギ・ヒノキの腐食樹皮より成る培土(M1・M2)の図面。 グラウンドや大規模太陽光発電システム等のベアグランドにおけるスギ・ヒノキ等の腐食樹皮より成る培土の施工後の状態を示す側面断面図。 芝生植生地におけるスギを主体としてヒノキをある一定比率混合する腐食樹皮よりなる培土(M)の施工後の状態を示す側面断面図。
図1と図2と図3と図4において、計量混合ユニット(U)について説明する。
図1においては、トラック(T)の荷台の部分に本発明の計量混合ユニット(U)と加
水ユニット(W)の両方を一体的にしたユニットを載置している。
該計量混合ユニット(U)は、腐食樹皮培土ホッパー(1)と混合土ホッパー(2)を
主体に構成している。該腐食樹皮培土ホッパー(1)には、本発明のスギ・ヒノキ等の腐
食樹皮培土(M)を投入するのである。
芝生植生地の培土の場合には、スギを主体としてヒノキをある一定比率混合する腐食樹
皮よりなる培土(M)を使用し、大規模太陽光発電施設(S)のベアグランドの混合土層
(22)の場合には、ヒノキのみの腐食樹皮培土(M2)を用いて、ベアグランドの場合
の混合土層(22)を構成するのである。
この腐食樹皮培土ホッパー(1)の下には腐食樹皮培土計量コンベア(3)を配置して
おり、また混合土ホッパー(2)の下には混合土計量コンベア(4)を配置しており、こ
の腐食樹皮培土計量コンベア(3)と混合土計量コンベア(4)の搬送回転時間の調整に
より、スギ・ヒノキ等の腐食樹皮培土(M)と現地土または真砂土または山砂などの混合
比率を調整するのである。
この比率の調整は、操作盤(7)の操作スイッチや目盛ダイヤルにより行われれる。ま
た、この比率の調整が必要な理由は、現地の排水機能の相違や、現地土の組成の相違や、
学校の校庭と、サッカー場や陸上競技場などの用途の相違などにより、調整が必要となる
のである。
本発明においては、該スギ・ヒノキ等の腐食樹皮培土(M)と、混合する現地土または
真砂土または山砂などとの比率を、上記の要望に応じて変更可能とするように、操作盤(
7)のスイッチやダイヤルにより変更するものである。
この操作盤(7)による比率の設定で、腐食樹皮培土ホッパー(1)の下の腐食樹皮培
土計量コンベア(3)と、混合土ホッパー(2)の下の混合土計量コンベア(4)の、回
転速度等が変更されて、計量混合コンベア(8)の上に、所定の比率のスギ・ヒノキ等の
腐食樹皮培土(M)と現地土などの混合土が落下するのである。
更に該計量混合コンベア(8)の後端には、ミキサーコンベア(6)が設けられており
、該ミキサーコンベア(6)により、混合ミキサー(9)に向けて、混合後の土壌改良培
土が供給される。
本実施例では、腐食樹皮培土ホッパー(1)をスギを主体とする腐食樹皮よりなる培土
とヒノキの腐食樹皮よりなる培土の混合したものとし、混合土ホッパー(2)は現地土や
真砂土や山砂としたが、腐食樹皮培土ホッパー(1)をヒノキの腐食樹皮よりなる培土の
ホッパーとし、混合土ホッパー(2)をスギを主体とする腐食樹皮よりなる培土のホッパ
ーとして、両者の混合を現地で行う構成としても良いのである。
ヒノキの腐食樹皮よりなる培土とスギを主体とする腐食樹皮よりなる培土を所定の比率
で混合した後に、添加剤タンク(31)から、混合土を投入することも出来るし、また、
一旦、ヒノキの腐食樹皮よりなる培土とスギを主体とする腐食樹皮よりなる培土を所定の
比率で混合した後に、腐食樹皮培土ホッパー(1)にヒノキの腐食樹皮よりなる培土とス
ギを主体とする腐食樹皮よりなる培土の混合培土を入れて、混合土ホッパー(2)に混合
土を入れて、混合するということも出来るのである。
該混合ミキサー(9)により混合された後の培土は、排出ベルトコンベア(30)によ
り、施工場所に排出されるのである。
このような、計量混合ユニット(U)において、金属イオンを混入させた水を加水する
ことのできる加水ユニット(W)を併置しているのである。該加水ユニット(W)におい
ては、金属イオンとして銀イオン水を加水すべく構成しており、該加水ユニット(W)と
しての銀イオン水製造装置は、図5と図6と図7において図示されているように、イオン
水タンク(A)と、イオン発生装置(B)と、イオン水濾過装置(D)と、イオン濃度制
御装置(C)と、イオン水製造用ポンプ(P)と、イオン水噴射ポンプ(Q)等により構
成されている。
図1において、混合土計量コンベア(4)の下方に、イオン水タンク(A)とイオン水
噴射ポンプ(Q)を配置し、操作盤(7)の下方にイオン発生装置(B)等を配置してい
る。該加水ユニット(W)として銀イオンを加水する構造としては、図6において加水ユ
ニット(W)が図示されている。
また、該計量混合ユニット(U)と加水ユニット(W)と共に、その他の添加剤を注入
混合可能な、添加剤タンク(31)を配置している。該添加剤タンク(31)には、雑草
抑制剤としての、他の薬剤として重曹等を投入し、本発明のスギ・ヒノキ等の腐食樹皮培
土(M)による雑草抑制効果を更に向上することが可能としている。この添加剤は無い場
合もある。添加剤タンク(31)により添加する雑草抑制剤としては、その他の薬剤を投
入混合することも可能である。
図1においては、本発明の計量混合ユニット(U)と加水ユニット(W)を一緒に組
み込んで、これをトラック(T)の荷台に配置している。
図2においては、トラック(T)の荷台に載置しておらず、地上に計量混合ユニット(
U)と加水ユニット(W)を、施工現場において、トラックの荷台から降ろした状態の図
面を開示している。
図16に示す如く、スポーツ施設のベアグランドの雑草抑制土壌改良工事について説明
する。即ち、小中高の学校の校庭や、ベアグランドの野球場やサッカー場やベアグランド
のテニスコートやゲートボール場や、散歩道の舗装地などにおいて、雑草抑制土壌改良工
事が行われるのである。
排水効果が悪い場合には、タイプIIに示す如く、最も深い位置に暗渠(23)が設けられ、その上に砕石層(21)が設けられ、更にその上に、本発明のヒノキの腐食樹皮よりなる培土(M2)と現地土または、搬送された真砂土や山砂等の混合土層(22)が敷設されるのである。
排水機能がある程度具備されている現地の場合には、タイプIに示す如く、暗渠(23
)をなくして、砕石層(21)の上に直ぐに、ヒノキの腐食樹皮よりなる培土(M2)と
現地土または、搬送された真砂土や山砂等のベアグランドの場合の混合土層(22)を敷
設することが可能となるのである。
また、更に、河原などの排水機能を具備した場所では、タイプIIIに示す如く、砕石層(21)も無くして、ヒノキのみの腐食樹皮培土(M2)と現地土または、搬送された真砂土や山砂等の、ベアグランドの場合の混合土層(22)のみとすることができるのである。
この場合のベアグランド用の培土は、スギ・ヒノキ等の腐食樹皮培土(M)の中で、ヒ
ノキのみを主体としたヒノキの腐食樹皮培土(M2)が用いられる。
図12と図13において、該ベアグランドを、大規模太陽光発電施設において、基盤土
壌に雑草抑制土壌改良工事をする場合について説明する。
即ち、大規模太陽光発電施設(S)において、基盤となる土壌に雑草が繁茂する場合に
は、この雑草の刈取りのために、毎年人手を要することとなりコストが高くなる。
また回転式の刈り払い機等を使用して雑草刈りを行う作業において、小石や礫を間違っ
て跳ね飛ばして、これが、大規模太陽光発電施設のソーラーパネル(26)に衝突して、
破損する場合が発生するのである。このソーラー基盤を交換するだけで、何万円の被害と
なるのである。
また、大規模太陽光発電施設(S)のベアグランドの混合土層(22)において、砂や
乾いた土壌が飛散するとこれがソーラーパネル(26)に付着して、発電効率を年々低下
させるという不具合が発生するのである。
このような、大規模太陽光発電施設(S)における性能低下や雑草刈取りのコスト抑制
のために、雑草抑制土壌改良工事が必要となるのである。
図12において、ベアグランドの混合土層(22)とソーラー基盤支持台(25)が図
示されている。このように構成したベアグランドの混合土層(22)とソーラー基盤支持
台(25)の上に、ソーラーパネル(26)が支持金具(27)を介して支持されるので
ある。
このように、大規模太陽光発電施設(S)において、本発明のスギ・ヒノキ等の針葉樹
の腐食樹皮より成る培土の施工方法が実施されるのである。
次に図17に示す、芝生の植生されたサッカー場などの場合のスギを主体としてヒノキをある一定比率混合する腐食樹皮よりなる培土(M)の施工方法について説明する。
この場合にも、排水機能が劣る場合には、タイプIIにおいて図示する如く、最下部に暗渠(23)を設け、ある程度の排水機能がある場合には、タイプIに示す如く、暗渠(23)は構成せずに砕石層(21)のみとし、また更に排水が良い場合には、タイプIIIにおいて図示する如く、スギを主体としてヒノキをある一定比率混合する腐食樹皮よりなる培土(M)と現地土または、搬送された真砂土や山砂等の混合土層(28)のみとするのである。
そして、この場合には、スギを主体としてヒノキをある一定比率混合する腐食樹皮より
なる培土(M)とするのである。これにより、芝生(24)の植生を良好にすることがで
きるのである。
芝生(24)の移植については、図14において説明する。
即ち、図17の如く、下から順に、暗渠(23)と砕石層(21)と、芝生(24)の
場合の混合土層(28)とにより構成した芝生植生地改良土壌の上に、芝生(24)の単
位移植芝を移植するのである。
これにより、良好な芝生植生地のサッカー場を構成することができるのである。
図8から図11において、本発明のスギ・ヒノキ等の腐食樹皮培土(M)の製造プラン
トについて説明する。伐採されたスギ・ヒノキ等の樹木(T)から、樹皮(J)がついた
状態の木材(N)を切り出す。該木材(N)は樹皮(J)が付いた状態では、住宅建築材
としても利用が不可能であるので製材所において、樹皮(J)を人口的に剥ぎ取る作業を
行い、次の製材工程において板材に切断する。
本発明のスギ・ヒノキ等の腐食樹皮培土(M)は、該人口的に木材(N)から剥ぎ取っ
たものや、木材(N)を伐採した後に、直ぐには製材せずに、積み上げて枯れるのを待っ
た状態で、自然にはげ落ちた樹皮(J)も利用することが出来るのである。
製材所で樹皮(J)を剥ぎ取った後において、該樹皮(J)は不用な廃棄物となる。従
来は、山間部の所定に処理場に積み上げられて堆肥化されるのを待って、植林地帯に戻す
等の廃棄物処理が行われていたのである。
この樹皮(J)を、本発明においては、スギ・ヒノキ等の腐食樹皮培土(M)として、
再度、植物育成用の土壌や芝生地雑草抑制培土や、ベアグランドの雑草防止培土や、飛砂
防止培土や、泥濘化防止培土として使用するのである。
この樹皮を積み上げる際において、スギとヒノキは別々にして完全に分離した状態で積
み上げて腐食させるのである。
そして、スギ・ヒノキ以外のヒバなどの樹木の場合も別々に剥がした樹皮を積み上げる
のである。
このようにスギとヒノキを別々の山とし、この高さを5m以上に積み上げて、スギの場
合には、3年以上の間、嫌気性発酵させ、ヒノキの場合には、同じく5m以上に積み上げ
て、略6ヶ月で腐食樹皮培土として使用することが可能となるのである。
このように、ヒノキの腐食樹皮よりなる培土(M2)と、スギの腐食樹皮よりなる培土
(M1)を製造する工程においては、別の場所に積み上げて熟成させるのである。
そして、スギを主体としてヒノキをある一定比率混合する腐食樹皮よりなる培土(M)とする場合には、スギを主体とした培土とヒノキの腐食樹皮よりなる培土を所定の比率に混合するのである。
本発明においては、腐食樹皮培土ホッパー(1)にヒノキの腐食樹皮よりなる培土(M
2)を投入し、混合土ホッパー(2)にスギの腐食樹皮よりなる培土(M1)を投入して
、本発明のスギ・ヒノキ等の腐食樹皮より成る培土の施工方法を行う現地において、初め
て、スギを主体とした腐食樹皮よりなる培土とヒノキの腐食樹皮よりなる培土を所定の比
率に混合することも可能である。
さらに、添加剤タンク(31)の如く他のタンクを設けて、この中に混合する現地土や
真砂土や山砂を投入して混合することも可能である。
本発明において、ホッパー(1)を腐食樹皮培土ホッパー(1)とし、ホッパー(2)
を混合土ホッパー(2)としているが、該ホッパー(1)を、ヒノキの腐食樹皮よりなる
培土(M2)のホッパーとし、ホッパー(2)を、スギの腐食樹皮よりなる培土(M1)
のホッパーとすることも出来る。
この場合には、請求項1の記載を、スギ・ヒノキ等の天然樹皮を、木質部分から剥ぎ取
った後に、多量に積み上げて積載状態とし、該積載した樹皮の内部において嫌気性発酵状
態を発生させ、該スギ・ヒノキ等の天然樹皮を炭化させ、該炭化後のスギ・ヒノキ等の腐
食樹皮を、クラッシャーにより圧砕し、細い腐食繊維よりなる培土とし、該培土を、施行
現場へと持ち込み搬送した真砂土や、施行場所に前から存在した現地土壌に混合する施行
方法において、スギを主体としてヒノキをある一定比率混合する腐食樹皮よりなる培土(
M)のホッパー(1)と、ヒノキの腐食樹皮よりなる培土(M2)のホッパー(2)と、
該スギの腐食樹皮よりなる培土(M1)のホッパー(1)の下方の樹皮培土計量コンベア
(3)と、該ヒノキの腐食樹皮よりなる培土(M2)のホッパー(2)の下方の計量コン
ベア(4)と、前記樹皮培土計量コンベア(3)と計量コンベア(4)の下方の計量混合
コンベア(8)と、該計量混合コンベア(8)の下流側の混合ミキサー(9)とを配置し
た、計量混合ユニット(U)を施行場所に配置することを特徴とするスギ・ヒノキ等の腐
食樹皮より成る培土の施工方法とするものである。
そして、本発明のスギ・ヒノキ等の腐食樹皮培土(M)を、サッカー場・ラグビー場・
野球場・グランドゴルフ場・芝広場・芝庭園などの芝生植生地の培土とする場合には、ス
ギとヒノキの腐食樹皮培土を目的に併せて、所望の割合に混合した腐食樹皮培土とするの
である。これにより、芝生育基盤の通気性や向上し、水はけと保水性のバランスを良好に
し、芝の生育を促し、強い芝を育成し、特別な砂等を必要とせず、現地発生土を再利用す
ることができるのである。
現地土質によっては暗渠排水や砕石基盤工事を無くすことも可能で、施工コストを安く
し、土壌の緩衝性能を高め、強アルカリ性土壌を中和し、極めて無肥料に近いので肥料設
計を容易にし、施肥量が土壌のタイプによって左右されないので、使用目的にあった混合
量の設定が可能であり、根張りの優れた芝生とし、活着が良い芝生とし、葉緑素が多く長
時間緑を保ち、難分解性であるために、土壌改良効果が長時間維持できるスギ・ヒノキ等
の腐食樹皮より成る培土の施工方法を提供できるのであく。
また、芝生植生状態向上や芝生植生地の雑草繁茂阻止の効果、土壌流出阻止、肥料成分
流出阻止効果を得るのである。
それに対して、ベアグランドの腐食樹皮培土とする場合には、ヒノキのみをを主体とし
た腐食樹皮培土(M2)を表層土と混合して、スポーツグラウンド等のベアグランドにお
ける、ベアグランドの雑草抑制効果、ベアグランドの飛砂防止効果、雨水により泥濘化阻
止、肥料や表層土の流出阻止効果を得るのである。
また、基盤の透水能力を向上させることにより、降雨後の水はけが良くなり、泥濘化を
防ぐことができ、よって水はけの良いベアグランドを作ることができ、降雨後の直ぐにベ
アグランドの使用が可能となり、乾燥時には表層土が飛散しにくく、流出も少なくなり、
ヒノキの樹皮の持つ生育阻害作用を利用し、雑草を抑制し、現地発生土を再利用すること
ができる。
また、現地土質によって暗渠排水・砕石基盤工事を無くすことが可能であり、施工コス
トを安くし、施工後のベアグランドの管理や修復が容易で、メンテナンスのためのランニ
ングコストを軽減することができ、次期改修時には、スギ・ヒノキ等の腐食樹皮培土(M
)が下部に残存しているので、上部の3〜5cm程度のみにスギ・ヒノキ等の腐食樹皮培土(M)を混合することにより、再度ベアグランドが修復され、難分解性であるために、スギを主体としてヒノキをある一定比率混合する腐食樹皮よりなる培土(M)を混合した
ことによる土壌改良の効果が長時間維持できるのである。
図7のスギ・ヒノキ等の腐食樹皮培土(M)の製造工程において示す如く、スギ・ヒノ
キ等の樹木(T)から樹皮(J)を剥ぎ取り、これを所定の高さである5m以上にまで積
み上げると、外側は好気性発酵が起きるので、外部の温度が上がり、この外側の温度が上
がることにより、積み上げた樹皮(J)の内部においては、嫌気性状態が発生し、嫌気性
発酵状態が発生するのである。
嫌気性発酵状態では、樹皮(J)は燃え上がって灰となることはなく、徐々に炭化して
、ボロボロの脆い、炭化性樹皮が出来上がるのである。
スギの場合には、嫌気性発酵状態を略3年間以上続けることにより、芝生植生地の芝生
を育成し、雑草の発生を阻止する抑制培土として、ヒノキのスギ・ヒノキ等の腐食樹皮培
土(M)を混ぜた、スギを主体としてヒノキをある一定比率混合する腐食樹皮よりなる培土(M)が使用されるのである。
また、ヒノキの場合には、略6ヶ月以上を嫌気性発酵させると、スポーツグラウンドや
大規模太陽光発電施設等のベアグランドにおいて、ヒノキの腐食樹皮よりなる培土(M2
)として表層土に混合して、雑草防止培土や、飛砂防止培土や、泥濘化防止培土として使
用することが可能となるのである。
原料に使用する樹皮(J)は、国産のスギ・ヒノキであり、他の樹種は使用しないので
ある。樹皮(J)は、自然剥離したものが最良であるが、その他の木材市場で原木の荷積
み、荷下ろし、皮剥ぎ等の際に剥がれる樹皮(J)も原料として用いることが出来る。
スギ・ヒノキ等の天然樹皮を積み上げる高さは、前述の如く略5m以上とし、従来の堆
肥の製造方法とはことなる内部の嫌気性発酵を発生させるのであるから、堆肥の切り返し
は行わない。むしろ、積極的に樹皮(J)も嫌気性状態にする必要があり、積み上げた状
態を維持するのである。
一般的にスギの腐食樹皮よりなる培土(M1)又はヒノキの腐食樹皮よりなる培土(M
2)を製造する場合には、まずは積み上げた樹皮(J)の山の外側から、好気性発酵が発
生し、微生物の活動により外側の樹皮(J)が酸化されて発熱を伴うが、発熱により水と
炭酸ガスが発生するので、自然発火は発生しない。そして、積み上げた樹皮(J)の内部
は、温度が90°C程度まで上昇し、樹皮(J)の山の内部は嫌気性発酵状態となり、樹
皮は嫌気性の状態で発酵されることにより、有機酸が生成され、樹皮(J)は炭化される
この場合において、スギの樹皮は、3年間以上の嫌気性発酵状態において、熱により変
質し、微生物分解を受け易い腐食樹皮培土の状態となる。
また、ヒノキの樹皮は、6ヶ月間の嫌気性状態の発酵によっても、殆ど変質せずに、植
物生育阻害物質が培土中に残り、雑草防止培土や、飛砂防止培土や、泥濘化防止培土とし
て使用することが可能となるのである。
図8において図示する如く積み上げて、スギは3年間以上、ヒノキは6ヶ月以上の間嫌
気性発酵を行ったスギ・ヒノキ等の腐食樹皮培土は、ローダー等の搬送機械により搬送さ
れて、ハンマークラッシャー(F)の入口ホッパー(15)に投入され、該ハンマークラ
ッシャー(F)により破砕し、次に、回転式トロンメル選別機(G)で一定の長さのスギ
・ヒノキ等の腐食樹皮培土(M)に選別されるのである。
3年間以上の間、嫌気性発酵処理したスギの腐食樹皮よりなる培土(M1)とヒノキの
腐食樹皮よりなる培土(M2)とは、どちらも、図8のハンマークラッシャー(F)と回
転式トロンメル選別機(G)で圧砕・選別処理して、スギ・ヒノキ等の腐食樹皮培土(M
)とすることが出来るのである。同じハンマークラッシャー(F)と回転式トロンメル選
別機(G)で処理することができるので、装置が少なくて済むのである。
該ハンマークラッシャー(F)と回転式トロンメル選別機(G)により処理後のスギを
の腐食樹皮よりなる培土(M1)とヒノキの腐食樹皮よりなる培土(M2)は、図15に
おいて図示するスギ・ヒノキ等の天然樹皮培土(M)の如く、1〜50mmの長さの短繊維状樹皮が絡まった綿状腐食樹皮培土となるのである。
さらに、ハンマークラッシャー(F)の後の段階で、回転式トロンメル選別機(G)を
通すことにより、ハンマークラッシャー(F)で圧砕出来なかった特に長いスギ・ヒノキ
等のスギの腐食樹皮よりなる培土(M1)とヒノキの腐食樹皮よりなる培土(M2)は、
選別して排除することが出来るのである。前記回転式トロンメル選別機(G)は円筒状の
選別回転部に12mmの多数の穿孔が開口されているので、これにより、スギの腐食樹皮よりなる培土(M1)とヒノキの腐食樹皮よりなる培土(M2)は、特に12mm以下の綿状繊維培土となるのである。
図9と図10の記載より、ハンマークラッシャー(F)の構成について説明する。
前記ハンマークラッシャー(F)は、傾斜円筒容器(14)を20〜40度に傾斜させ
ており、該傾斜円筒容器(14)の上部に入口ホッパー(15)を構成し、下方の出口側
に出口筒(16)を配置し、該傾斜円筒容器(14)の内部に回転クラッシャー軸(17
)を架設している。
該回転クラッシャー軸(17)に、破砕爪取付杆(12)を立設しており、該破砕爪取
付杆(12)は、入口部分にはスパイラル爪(10)を取り付けるために、回転クラッシ
ャー軸(17)のスパイラル状の位置に配置されている。該スパイラル爪(10)は、ス
パイラル板(18)により構成されており、入口ホッパー(15)から投入される嫌気性
発酵状態を終了した樹皮(J)を、傾斜円筒容器(14)の内部にスムーズに取り込む役
目をしている。
該スパイラル爪(10)の後には、破砕爪取付杆(12)の先端に2枚の破砕爪(11
・11)をボルトにより回転可能に枢支して取り付けている。
該破砕爪(11・11)は、回転クラッシャー軸(17)の回転と共に、遠心力で外方
に突出して、傾斜円筒容器(14)の内部の突起部分との間で、樹皮(J)を圧迫して圧
砕を行うのである。この圧砕は刃による切断とは相違し、嫌気性発酵によりボロボロ状態
となったスギの腐食樹皮よりなる培土(M1)又はヒノキの腐食樹皮よりなる培土(M2
)を圧力により、破砕するので、大きな動力を要しないのである。
嫌気性発酵させたスギ・ヒノキのどちらも、十分にボロボロ状態となっているので、ハ
ンマークラッシャー(F)により1〜50mm程度に圧砕することにより、短繊維状となり、これが絡まった短繊維が絡んだ綿の状態となっているのである。
該ハンマークラッシャー(F)により圧砕されて、絡んだ綿状短繊維となっているスギ
・ヒノキ等の腐食樹皮培土(M)を、次に回転式トロンメル選別機(G)により、更に1
2mm以下の絡んだ綿状短繊維に選別して、長さの整ったスギ・ヒノキ等の絡んだ綿状短繊維のスギの腐食樹皮よりなる培土(M1)又はヒノキの腐食樹皮よりなる培土(M2)とするのである。
該回転式トロンメル選別機(G)は、図11において図示する如く構成されている。
入口ホッパー(20)と出口筒(21)により構成された穿孔回転筒篩(13)には、
12mmの穿孔(19)が全面に穿設されている。該穿孔回転筒篩(13)から抜けた、12mm以下のスギの腐食樹皮よりなる培土(M1)又はヒノキの腐食樹皮よりなる培土(M2)は、回収口からから回収されるのである。
次に図5と図6と図7において、スギを主体としてヒノキをある一定比率混合する腐食樹皮よりなる培土(M)またはスギの腐食樹皮よりなる培土(M1)またはヒノキの腐食樹皮よりなる培土(M2)に対する加水装置について説明する。
本発明の加水したスギ・ヒノキ等の腐食樹皮より成る培土は、スギを主体としてヒノキをある一定比率混合する腐食樹皮よりなる培土(M)またヒノキの腐食樹皮よりなる培土(M2)がハンマークラッシャー(F)により圧砕されて、次に回転式トロンメル選別機(G)により選別されて、袋状の搬送容器であるフレコンに入れられた状態で、芝生植生やベアグランド等の施工現場に搬送されるのである。
そして、施工現場において、スギを主体としてヒノキをある一定比率混合する腐食樹皮よりなる培土(M)またはヒノキの腐食樹皮よりなる培土(M2)と現地土または真砂土や山砂等とが混合される段階において、経路の途中部分において、図5に示す加水噴射用ポンプ(Q)により加圧されて供給されて、噴霧口(H)により噴霧状態で加水するのである。
該加水後の含水率は45〜55%が最適であるが、一般的には更に広いレンジを考慮し
て33〜63%が良いのである。
更に、該加水する場合の水は、単純に水であっても良いが、更に、スギ・ヒノキ等の腐
食樹皮培土(M)の効果を長続きさせる為に、金属イオン水として、スギ・ヒノキ等の腐
食樹皮培土(M)の金属イオンを添加することも可能である。
該金属イオン水は、銀イオンでも良いし、また銅イオンでも良いのであるが、本発明に
おいては、銀イオンについて説明する。
該銀イオン水製造装置は、イオン水タンク(A)と、イオン発生装置(B)と、イオン
水濾過装置(D)と、イオン濃度制御装置(C)と、イオン水製造用ポンプ(P)等によ
り構成されている。
該銀イオン水は、イオン発生装置(B)によりイオン水を製造しながら、直接にスギ・
ヒノキ等の腐食樹皮培土(M)に噴射することも可能である。
しかし、イオン水製造装置と、スギ・ヒノキ等の腐食樹皮培土(M)の製造プラントの
間の、製造速度の差が発生することから、イオン水の方を先に大量に製造して、イオン水
タンク(A)に貯留しておき、これを、加水噴射用ポンプ(Q)によりくみ出して、ハン
マークラッシャー(F)の後や、回転式トロンメル選別機(G)の後で、フレコン(E)
に投入する前のスギ・ヒノキ等の腐食樹皮培土(M)に、噴霧口(H)により圧力を掛け
て噴射加水するように構成している。
故に、加水噴射用ポンプ(Q)に投入した状態では、含水率が高い状態となっており、
この製造プラントから、施工するスポーツグラウンドや芝生植生サッカー場までの、トラ
ック等による搬送の過程で、更に、噴射加水した水と、スギ・ヒノキ等の腐食樹皮培土(
M)が混合され、スポーツグラウンドや芝生植生サッカー場において、現地度の表層土と
混合する際において、これらの土壌と混合しやすいてスギ・ヒノキ等の腐食樹皮培土(M
)となっているのである。
図5と図6と図7において、イオン発生装置(B)の構成を図示している。
該イオン発生装置(B)は、入口パイプ(3)と出口パイプ(2)との間に、電極容器
(41)が設けられており、該電極容器(41)の内部に、下向きに配置した電極棒(K
)が、2本以上対峙した状態で垂下されている。該2本以上が垂下された電極棒(K)の
間を、水が入口パイプ(43)から出口パイプ(42)へと通過することにより、電極棒
(K)の間に掛けられた高圧電流により、水がイオン化されるのである。
本実施例においては、該電極棒(K)は銀により構成されており、該銀性電極棒(K)
が、電極容器(41)内において垂下配置されていることにより、そこを通過する水が銀
イオン水となるのである。
該電極棒(K)には、イオン発生装置(B)の処理容量により、掛ける電流が決められ
ており、大量の銀イオン水を発生する場合には、高電流が掛けられるのである。また消費
電力も大きくなるのである。この電流と電力の調整を、イオン濃度制御装置(C)により
調整することが出来るのである。
金属イオンの中において、銀イオンや銅イオンを使用することが出来る。その中で銀イ
オンは、1929年にドイツのG.クラウスによって、水中の微生物を抑制する作用があ
ることが発見された。以来、銀は水や食べ物の腐敗防止作用を発揮するものとして、食器
に用いられ、今日においては、様々な除菌グッズとして応用されている。
銀イオンは、安全性の高い金属イオンであり、日本の飲料水基準では、銀イオンの含有
量を規制されていない。また、既存添加物名簿においても、126番に食品添加物として
認可されている銀は、銀箔や銀歯などとして人体に身近な生活環境においても使用されて
いる金属です。
純銀を水中で電気分解することにより発生する銀イオンは、人体に対して安全で、除菌
力が強い金属イオンとしてその後も使用されている。本発明においては、スギ・ヒノキ等
の天然樹皮を嫌気性発酵させることにより腐食させ、クラッシャーで圧砕した腐食樹皮培
土とし、この培土に、更に銀イオンを含んだ銀イオン水を散水混合することにより、除菌
作用や、雑草抑制効果や、培土の土壌抱持作用を助長させるものである。
上記の銀イオンは、揮発することが無いので、長時間にわたり除菌効果を持続すること
が出来るのである。
また、本発明の銀イオンにより構成したイオン水は、人体に対して無害・無臭・無刺激
であり、過敏な皮膚の人に対しても、入浴したとしても害を発生させないのである。
また、銀イオンは、水自体の有害菌を除菌することが出来るのである。また、銀イオン
のみでの使用も可能であるが、その他の紫外線やオゾン水などの併用も可能である。また
、本発明の銀イオン水発生装置においては、自動運転制御機構を具備しているので、安定
した銀イオン水を供給することが出来るのである。
図12においては、本発明のヒノキのみの腐食樹皮培土(M2)を、大規模太陽光発電
施設や、スポーツグラウンドにおいて施工する状況を図示している。
また図15は、本発明のスギ・ヒノキ等の腐食樹皮培土(M)が、絡んだ綿状短繊維で
あることを図示している。
図12において図示する如く、フレコン(E)に詰められて、大規模太陽光発電施設や
スポーツグラウンド等に搬送されたヒノキのみの腐食樹皮培土(M2)は、十分に加水さ
れており、33〜63%の含水率となっている。
このように、33〜63%に加水されていることにより、実際は絡んだ綿状短繊維であ
りながら、表層土の比重と大きくは変わらない重量となっている。故に、「資材搬入」→
「資材混合」→「混合資材のストック」→「一次混合」→「二次混合」→「転圧」と、ス
ポーツグラウンドにおける飛砂防止施工や、泥濘化阻止施工や、雑草繁茂阻止施工を行う
際において、表層土との混ざり具合が良くなり、転圧後において、短時間の間に、スギ・
ヒノキ等の腐食樹皮培土(M)が飛散したり、雨水により同時に流れて、流出したりする
ことは無くなったのである。
1 腐食樹皮培土ホッパー
2 混合土ホッパー
3 腐食樹皮培土計量コンベア
4 混合土計量コンベア
5 ミキサーコンベア
7 操作盤
8 計量混合コンベア
9 混合ミキサー
10 スパイラル爪
11 破砕爪
12 破砕爪取付杆
12 穿孔回転筒篩
14 傾斜円筒容器
15 入口ホッパー
17 回転クラッシャー軸
18 スパイラル板
19 穿孔
20 入口ホッパー
22 ベアグランドの場合の混合土層
23 暗渠
24 芝生
28 芝生の場合の混合土層
30 排出コンベア
31 添加剤タンク
41 電極容器
42 出口パイプ
43 入口パイプ
A イオン水タンク
B イオン発生装置
C イオン濃度制御装置
D イオン水濾過装置
E フレコン
F ハンマークラッシャー
G 回転式トロンメル選別機
H 噴霧口
N 木材
M スギを主体としてヒノキをある一定比率混合する腐食樹皮よりなる培土(M)
M1 スギの腐食樹皮よりなる培土(M1)
H2 ヒノキの腐食樹皮よりなる培土(M2)
K 電極棒(K)

Claims (9)

  1. スギ・ヒノキ等の天然樹皮を、木質部分から剥ぎ取った後に、多量に積み上げて積載状
    態とし、該積載した樹皮の内部において嫌気性発酵状態を発生させ、該スギ・ヒノキ等の
    天然樹皮を炭化させ、該炭化後のスギ・ヒノキ等の腐食樹皮を、クラッシャーにより圧砕
    し、細い腐食繊維よりなる培土とし、該培土を、施行現場へと持ち込み搬送した真砂土や
    山砂や、施行場所に前から存在した現地土壌に混合する施行方法において、
    腐食樹皮培土ホッパー(1)と、混合土ホッパー(2)と、該腐食樹皮培土ホッパー(
    1)の下方の腐食樹皮培土計量コンベア(3)と、該混合土ホッパー(2)の下方の混合
    土計量コンベア(4)と、前記腐食樹皮培土計量コンベア(3)と混合土計量コンベア(
    4)の下方の計量混合コンベア(8)と、該計量混合コンベア(8)の下流側の混合ミキ
    サー(9)とを配置した、計量混合ユニット(U)を施行場所に配置することを特徴とす
    るスギ・ヒノキ等の腐食樹皮より成る培土の施工方法。
  2. 請求項1記載のスギ・ヒノキ等の腐食樹皮より成る培土の施工方法において、該計量混
    合ユニット(U)に、加水ユニット(W)を付加配置したことを特徴とするスギ・ヒノキ
    等の腐食樹皮より成る培土の施工方法。
  3. 請求項1又は請求項2記載のスギ・ヒノキ等の腐食樹皮より成る培土の施工方法におい
    て、計量混合ユニット(U)を、トラック等の運搬車両の荷台に載置したことを特徴とす
    るスギ・ヒノキ等の腐食樹皮より成る培土の施工方法。
  4. 請求項3記載のスギ・ヒノキ等の腐食樹皮より成る培土の施工方法において、該計量混
    合ユニット(U)に、加水ユニット(W)を追加載置したことを特徴とするスギ・ヒノキ
    等の腐食樹皮より成る培土の施工方法。
  5. 請求項2に記載のスギ・ヒノキ等の腐食樹皮より成る培土の施工方法において、該加水
    ユニット(W)における腐食樹皮培土(M)に加水する水を、銀電極の間を通過させた銀
    イオン水としたことを特徴とするスギ・ヒノキ等の腐食樹皮より成る培土の施工方法。
  6. 請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載のスギ・ヒノキ等の腐食樹皮より成る培土
    の施工方法において、該スギ・ヒノキ等の腐食樹皮培土を、芝生を植生したサッカー場な
    どの運動施設において、混合土として現地土の表層土と混合することを特徴とするスギ・
    ヒノキ等の腐食樹皮より成る培土の施工方法。
  7. 請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載のスギ・ヒノキ等の腐食樹皮より成る培土
    の施工方法において、ヒノキを主体とした培土を、スポーツグラウンド等のベアグランド
    において、現地土の表層土と混合することを特徴とするスギ・ヒノキ等の腐食樹皮より成
    る培土の施工方法。
  8. 請求項1記載のスギ・ヒノキ等の腐食樹皮より成る培土の施工方法において、腐食樹皮培土ホッパー(1)と、混合土ホッパー(2)に、ヒノキの腐食樹皮よりなる培土(M2)と、スギの腐食樹皮よりなる培土(M1)を投入して混合することを特徴とするスギ・ヒノキ等の腐食樹皮より成る培土の施工方法。
  9. 請求項1記載のスギ・ヒノキ等の腐食樹皮より成る培土の施工方法において、腐食樹皮培土ホッパー(1)と混合土ホッパー(2)と添加剤タンク(31)に、スギの腐食樹皮よりなる培土(M1)とヒノキの腐食樹皮よりなる培土(M2)と混合土を投入して混合することを特徴とするスギ・ヒノキ等の腐食樹皮より成る培土の施工方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2020032017A1 (ja) * 2018-08-09 2020-02-13 貴之 泉 人工土壌の製造方法

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