JP2014189083A - 車両制御システム、車両制御方法及びコンピュータプログラム - Google Patents
車両制御システム、車両制御方法及びコンピュータプログラム Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】車両の進行方向前方の勾配に関する勾配情報を取得し、取得された勾配情報に基づいて車両の進行方向前方にある勾配の角度が変化する地点である勾配変化点を特定し、車両の現在の車速と勾配情報とに基づいて、勾配変化点の通過時点における車両の車速を予測し、予測された車速に基づいて駆動源の駆動力が車輪に伝わらない状態で走行するニュートラル走行等の走行制御を行うように構成する。
【選択図】図4
Description
そして、上記のような車両制御の判断は、上記特許文献1のように車両が位置する地点での勾配角度からでは行うことができなかった。
尚、「車両」としては、自動車以外にトランスミッションを有する二輪車や三輪車等も含む。
また、「進行方向前方」とは、車両が移動する道なりの道路に沿った車両の進行方向前方の範囲としても良いし、案内経路が設定されている場合には案内経路に沿った車両の進行方向前方の範囲としても良い。
現在位置検出部11は、GPS21、車速センサ22、ステアリングセンサ23、ジャイロセンサ24等からなり、現在の車両の位置、方位、車両の走行速度、現在時刻等を検出することが可能となっている。ここで、特に車速センサ22は、車両の移動距離や車速を検出する為のセンサであり、車両の駆動輪の回転に応じてパルスを発生させ、パルス信号をナビゲーションECU13に出力する。そして、ナビゲーションECU13は発生するパルスを計数することにより駆動輪の回転速度や移動距離を算出する。尚、上記4種類のセンサをナビゲーション装置1が全て備える必要はなく、これらの内の1又は複数種類のセンサのみをナビゲーション装置1が備える構成としても良い。
また、フューエルカット制御による走行とニュートラル走行とを切り替えることにより車両の走行制御を行うので、車両が下り勾配を走行する際等に、フューエルカット制御による走行とニュートラル走行のいずれを行うのが適切であるかを勾配情報や車両情報に基づいて比較することが可能であり、複数種類の車両制御を用いた適切な走行制御を行うことが可能となる。
また、勾配変化点を通過した後に車両がニュートラル走行により走行することによって車両が減速すると予測された場合に、勾配変化点通過時の車速が上限速度以下となるように車両の走行を制御するので、勾配変化点通過後に惰性によって走行できる距離を確保しつつ、車速が上昇し過ぎない範囲でニュートラル走行を行わせることが可能となる。
また、勾配変化点通過時の車速が上限速度より速いと予測された場合に、ニュートラル走行を行わないので、ニュートラル走行によって勾配走行中に速度が上昇し過ぎることを防止することが可能となる。その結果、ブレーキの作動やニュートラル走行の解除等の事態が生じることを未然に防止できる。
また、勾配変化点通過時の車速が上限速度以下であると予測された場合に、ニュートラル走行を開始するので、車速が上昇し過ぎないように考慮しつつ勾配変化点通過後に惰性によって走行できる距離が最大となるように制御することが可能となる。
また、勾配変化点を通過した後に車両がニュートラル走行により走行することによって車両が加速すると予測された場合に、勾配変化点通過時の車速が下限速度以上となるように車両の走行を制御するので、車両の流れを阻害しない程度の車速は保ちつつ勾配変化点通過後における速度が上昇し過ぎない範囲でニュートラル走行を行わせることが可能となる。
また、勾配変化点通過時の車速が下限速度以下と予測された場合に、ニュートラル走行を開始するので、ニュートラル走行を行わせることによってアクセルをオンさせることなく車両の流れを阻害しない程度の車速まで、車両の車速を上昇させることが可能となる。
また、勾配変化点通過時の車速が下限速度より速いと予測された場合に、ニュートラル走行を行わないので、ニュートラル走行によって勾配走行中に速度が上昇し過ぎることを防止することが可能となる。その結果、ブレーキの作動やニュートラル走行の解除等の事態が生じることを未然に防止できる。
例えば、本実施形態では、フューエルカット制御が行われている場合に図2に示す車両制御プログラムを実行することとしているが、フューエルカット制御が行われていない状態であっても良い。例えば、フューエルカット制御が行われていないが、車両が下り勾配を走行している場合に、図2に示す車両制御プログラムを実行する構成としても良い。その場合には、前記S8においてフューエルカット制御の停止は行わずにニュートラル走行を開始するように構成し、S9ではフューエルカット制御を開始することなく現在の走行態様を維持するように構成する。
13 ナビゲーションECU
19 車両制御ECU
41 CPU
42 RAM
43 ROM
Claims (10)
- 車両の進行方向前方の勾配に関する勾配情報を取得する勾配情報取得手段と、
前記勾配情報に基づいて前記車両の進行方向前方にある勾配の角度が変化する地点である勾配変化点を特定する勾配変化点特定手段と、
前記車両の車速を取得する車速取得手段と、
前記車両の車速と前記勾配情報とに基づいて、前記勾配変化点の通過時点における前記車両の車速である勾配変化点通過車速を予測する車速予測手段と、
前記勾配変化点通過車速に基づいて駆動源の駆動力が車輪に伝わらない状態で走行するニュートラル走行を行う走行制御手段と、を有することを特徴とする車両制御システム。 - 前記走行制御手段は、駆動源の駆動力が車輪に伝わる状態で駆動源へのエネルギの供給を停止して走行するフューエルカット制御による走行と、前記ニュートラル走行と、を切り替えることを特徴とする請求項1に記載の車両制御システム。
- 前記勾配情報に基づいて前記勾配変化点を通過した後に前記車両が前記ニュートラル走行により走行した場合に前記車両が減速するか否かを判定する減速判定手段と、
前記勾配変化点の通過時点において許容される前記車両の上限速度を設定する上限速度設定手段と、を有し、
前記走行制御手段は、前記減速判定手段によって前記車両が減速すると判定された場合に、前記勾配変化点通過車速が前記上限速度以下となるように前記車両の走行を制御することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の車両制御システム。 - 前記走行制御手段は、前記勾配変化点通過車速が前記上限速度より速いと予測された場合に、前記ニュートラル走行を行わないことを特徴とする請求項3に記載の車両制御システム。
- 前記走行制御手段は、前記勾配変化点通過車速が前記上限速度以下であると予測された場合に、前記ニュートラル走行を開始することを特徴とする請求項4に記載の車両制御システム。
- 前記勾配情報に基づいて前記勾配変化点を通過した後に前記車両が前記ニュートラル走行により走行した場合に前記車両が加速するか否かを判定する加速判定手段と、
前記勾配変化点の通過時点において許容される前記車両の下限速度を設定する上限速度設定手段と、を有し、
前記走行制御手段は、前記減速判定手段によって前記車両が加速すると判定された場合に、前記勾配変化点通過車速が前記下限速度以上となるように前記車両の走行を制御することを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の車両制御システム。 - 前記走行制御手段は、前記勾配変化点通過車速が前記下限速度以下であると予測された場合に、前記ニュートラル走行を開始することを特徴とする請求項6に記載の車両制御システム。
- 前記走行制御手段は、前記勾配変化点通過車速が前記下限速度より速いと予測された場合に、前記ニュートラル走行を行わないことを特徴とする請求項7に記載の車両制御システム。
- 車両の進行方向前方の勾配に関する勾配情報を取得する勾配情報取得ステップと、
前記勾配情報に基づいて前記車両の進行方向前方にある勾配の角度が変化する地点である勾配変化点を特定する勾配変化点特定ステップと、
前記車両の車速を取得する車速取得ステップと、
前記車両の車速と前記勾配情報とに基づいて、前記勾配変化点の通過時点における前記車両の車速である勾配変化点通過車速を予測する車速予測ステップと、
前記勾配変化点通過車速に基づいて駆動源の駆動力が車輪に伝わらない状態で走行するニュートラル走行を行う走行制御ステップと、を有することを特徴とする車両制御方法。 - コンピュータに、
車両の進行方向前方の勾配に関する勾配情報を取得する勾配情報取得機能と、
前記勾配情報に基づいて前記車両の進行方向前方にある勾配の角度が変化する地点である勾配変化点を特定する勾配変化点特定機能と、
前記車両の車速を取得する車速取得機能と、
前記車両の車速と前記勾配情報とに基づいて、前記勾配変化点の通過時点における前記車両の車速である勾配変化点通過車速を予測する車速予測機能と、
前記勾配変化点通過車速に基づいて駆動源の駆動力が車輪に伝わらない状態で走行するニュートラル走行を行う走行制御機能と、
を実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。
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