JP2014187655A - 帯域割り当てを行う通信装置及び帯域割り当て方法 - Google Patents

帯域割り当てを行う通信装置及び帯域割り当て方法 Download PDF

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Abstract

【課題】効率的に帯域を割り当てる通信装置を提供する。
【解決手段】通信装置は、複数の第2の通信装置から受信するサービス毎の帯域割り当て要求に含まれる要求条件に基づき各サービスをクラスに分類し、要求条件に含まれる要求帯域に基づき、第1の領域をクラスそれぞれに対応するサブ領域に分割する分割手段と、第2の通信装置から受信する要求帯域に基づき、各サブ領域において当該第2の通信装置が使用するリソースを、サブ領域のリソースの割り当て順序に従い連続して割り当てる割り当て手段と、割り当て手段が割り当てた第2の通信装置が使用するリソースを、当該第2の通信装置に通知する通知手段と、を備えており、通知手段は、第2の通信装置がサブ領域において使用するリソースを、割り当て順序に従い連続して当該第2の通信装置に割り当てたリソースの最初のリソースと、最後のリソースを通知することにより通知する。
【選択図】図3

Description

本発明は、直交周波数分割多元接続(OFDMA:Orthogonal Frequency Division Multiple Access)方式を使用する通信システムにおける帯域割り当て技術に関する。
直交周波数分割多重(OFDM:Orthogonal Frequency Division Multiplexing)方式や直交周波数分割多元接続(OFDMA)方式は、有線・無線分野において、高速データに適した方式として活発に研究されている。近年、OFDMA方式において、QoS(Quality of Service)を考慮した帯域割り当ての取り組みが行われている。QoSとは、ネットワーク上で、通信毎に優先度を設定し、伝送品質を保証する機能である。QoSにおける主要なパラメータは、遅延時間、遅延時間の揺らぎ(ジッタ)、最低保証帯域等である。
特許文献1及び2は,OFDMAを利用する無線通信システムにおいて、上り方向、つまり、端末から基地局へのQoSを考慮した帯域割り当てを開示している。また、非特許文献1は、OFDMAを使用する光アクセスシステムにおいて、上り方向、つまり、加入者ユニット(ONU:Optical Network Unit)から局側光終端装置(OLT:Optical Line Terminal)へのQoSを考慮した帯域割り当てを開示している。
特開2011−71899号公報 特開2011−101314号公報
OFDMA方式においては、フレームのサブキャリアの番号及び時間シンボル位置の組み合わせで特定されるリソースを単位として帯域の割り当てが行われる。ここで、帯域割り当てを効率的に行うためには、割り当てた帯域の通知を効率的に行うことが必要である。また、フレームのリソース位置も、QoSと密接に関係し得る。
本発明は、上記問題に鑑み、効率的に帯域を割り当てる通信装置及び帯域割り当て方法を提供するものである。
本発明の一側面によると、第1の通信装置が、複数の第2の通信装置と通信し、前記複数の第2の通信装置から前記第1の通信装置への方向である上り方向においては直交周波数分割多元接続を使用する通信システムにおける前記第1の通信装置であって、前記上り方向のフレームは、サブキャリアの番号及び時間シンボル位置の組み合わせで特定される複数のリソースを含み、かつ、連続するサブキャリアで構成される第1の領域と、前記複数の第2の通信装置が前記第1の通信装置に送信するサービス毎の帯域割り当て要求を搬送するためのサブキャリアで構成される第2の領域を含み、前記第1の通信装置は、前記複数の第2の通信装置から受信する前記サービス毎の帯域割り当て要求に含まれる要求条件に基づき各サービスを、N個、ここでNは2以上の整数、のサービスクラスに分類し、前記要求条件に含まれる要求帯域に基づき、前記第1の領域を(N−1)個の時間シンボル位置で分割することで、前記第1の領域をN個のサービスクラスそれぞれに対応するN個のサブ領域に分割する分割手段と、前記第2の通信装置から受信する前記要求帯域に基づき、各サブ領域において当該第2の通信装置が使用するリソースを、サブ領域のリソースの割り当て順序に従い連続して割り当てる割り当て手段と、前記割り当て手段が割り当てた第2の通信装置が使用するリソースを、当該第2の通信装置に通知する通知手段と、を備えており、前記通知手段は、第2の通信装置がサブ領域において使用するリソースを、前記割り当て順序に従い連続して当該第2の通信装置に割り当てたリソースの最初のリソースと、最後のリソースを通知することにより通知することを特徴とする。
効率的に帯域を割り当てることが可能になる。
一実施形態による通信システムの概略的な構成図。 一実施形態による上りフレームの構成図。 一実施形態による上りフレームの構成図。 一実施形態による上りフレームの構成図。 一実施形態による上りフレームの構成図。 一実施形態による上りフレームの構成図。 一実施形態によるOLTの構成図。
以下、本発明の例示的な実施形態について図面を参照して説明する。なお、以下の各図においては、実施形態の説明に必要ではない構成要素については図から省略する。
<第一実施形態>
図1は、本実施形態の説明に使用する通信システムであるPON(Passive Optical Network)の概略的な構成図である。図1において、OLT1は、幹線光ファイバ2、光カプラ3及び分岐光ファイバ4を介して複数のONU5と通信する。また、上り方向であるONU5からOLT1への通信には、OFDMAが使用されている。
なお、図1に示すPONにより本実施形態の説明を行うが、本発明は、複数の通信装置が1つの通信装置と通信し、複数の通信装置から1つの通信装置への通信にOFDMAを使用する任意の通信システムに適用できる。具体的には、1つの基地局と、複数の端末が無線により通信し、複数の端末から基地局への通信にOFDMAを使用する無線システムにも適用が可能である。
図2は、OLT1が受信するOFDMのフレーム構成を示している。本実施形態において、1フレームを、連続するサブキャリアで構成されるデータ領域10(第1の領域)と、帯域要求領域20(第2の領域)に分割し、帯域要求領域20の各サブキャリアをそれぞれ1つのONU5に割り当てる。図2においては、帯域要求領域20のn個のサブキャリア20−1〜20−nを、n個のONU5それぞれに割り当てている。
各ONU5は、サービス毎の送信データが生じると、要求条件を含む帯域割り当て要求を割り当てられた帯域要求領域20のサブキャリアを使用して送信する。なお、要求条件には、送信データが属するサービスについての、要求帯域、遅延許容量、ジッタ許容量、最低保証帯域、データ転送周期、最小継続期間、データ量の変動の有無の内の、1つ又は複数の情報が含まれている。OLT1は、所定の処理間隔内に各ONU5から受信した要求条件に基づき、各ONU5に割り当てるリソース量、つまり、帯域を計算する。なお、このとき、OLT1は、図2に示す上りフレームのデータ領域10において、各ONU5に割り当てるリソースの位置も決定する。その後、OLT1は、各ONU5に、上りフレームにおいて当該ONU5が使用するデータ領域10内のリソース位置を通知し、各ONU5は、通知されたリソースを使用してデータを送信する。
ここで、本実施形態のOLT1は、図3に示す様に、ONU5から受信する、サービスについての要求条件に基づき、各サービスを3つのサービスクラスに分類する。ここで、第1の優先サービスクラスは、要求条件に、要求帯域、最低保証帯域、並びに、遅延及び/又はジッタの許容量が含まれるサービスである。また、第2の優先サービスクラスは、要求条件に、要求帯域及び最低保証帯域が含まれるサービスである。さらに、非優先サービスクラスは、要求条件に、要求帯域が含まれるサービスである。
OLT1は、要求条件に基づき、図3に示す様に、データ領域10を、第1の優先サービスクラス、第2の優先サービスクラス、非優先サービスクラスのそれぞれに対応する3つのサブ領域に分割する。なお、サブ領域への分割は2つの時間シンボル位置で行い、よって、各サブ領域は連続する所定範囲の時間シンボルを含む、周波数―時間領域上での四角形となる。また、図3に示す様に、第1の優先サービスクラスに対応するサブ領域10−1を時間的に最も早い位置に配置し、続いて、第2の優先サービスクラスに対応するサブ領域10−2を配置し、非優先サービスクラスに対応するサブ領域10−3を時間的に最も遅い位置に配置する。以上の様に配置することで、遅延又はジッタの許容量が設定される第1の優先サービスクラスに属するサービスに生じる遅延量、ジッタ量を削減することができる。
続いて、各ONU5からの要求条件に基づき、OLT1が上りフレームのデータ領域10を図3に示す様に3つのサブ領域10−1、10−2、10−3に分割する方法例について説明する。なお、以下の説明では、サブ領域10−1、10−2、10−3のリソース量、つまり、大きさをA、A、Aとし、ONU5の数をnとし、ONU#i(iは1〜nの整数)が要求する第1の優先サービスクラスに属するサービス、第2の優先サービスクラスに属するサービス及び非優先サービスクラスに属するサービスの要求帯域をそれぞれL1i、L2i及びL3iとする。以下の式は、n台のONUが要求する帯域を行列で表したものである。
また、ONU#iが要求する第1の優先サービスクラスに属するサービス及び第2の優先サービスクラスに属するサービスの最低保証帯域をM1i及びM2iとする。以下の式は、n台のONUが要求する最低保証帯域を行列で表したものである。
1フレームのデータ領域10の大きさをBとし、OLT1は、下記式によりRを求める。
OLT1は、第1の優先サービスクラス、第2の優先サービスクラス及び非優先サービスクラスの重みをそれぞれP、P、Pとし、サブ領域10−1、10−2、10−3の大きさA1、A2、A3を以下の式により求める。なお、P、P、Pの大小関係は、例えば、P>P>Pとすることができる。
以上の通り、最低保証帯域を確保した上で、残りをサービスの重みを考慮して分割することで、第1の優先サービスクラスと第2の優先サービスクラスに属するサービスの最低保証帯域の要求を満たすことが可能になる。
続いて、OLT1は、サブ領域10−1、10−2、10−3のそれぞれにおいて、各ONU5に割り当てる帯域を以下の式により求める。
なお、上記式においてj=1〜3であり、それぞれ、サブ領域10−1、10−2、10−3に対応し、i=1〜nでありONU5の番号に対応する。OLT1は、各サブ領域について、あらかじめ決めたリソースの割り当て順序に従い、各サブ領域10−1、10−2、10−3において各ONU5が使用するリソースを決定する。ここで、本実施形態において、リソースの割り当て順序は、サブ領域の時間シンボル位置が早いものほど、その順序が早く、同じ時間シンボル位置内においては、サブキャリアの番号の降順又は昇順とする。例えば、図4においては、割り当て方向として矢印で示す順にサブキャリアを使用し、最後のサブキャリアになると、次の時間シンボル位置の最初のサブキャリアから割り当ててゆく。そして、本実施形態においては、1つのONUには、リソースの割り当て順序に従い連続するリソースを割り当てる。この様に割り当てることで、OLT1は、ONU5には最初のリソース位置と、最後のリソース位置を通知するのみで、ONU5に使用すべき領域を通知することができ、OLT1が送信する帯域割り当て情報を削減することができる。例えば、図4においては、ONU#1に対しては、リソース80とリソース81のみを通知すれば良い。
以上、リソースの割り当て順序に従い各サブ領域においてリソースを割り当てることで割り当てた帯域のONU5への通知を効率的に行うことができる。また、遅延及びジッタの許容量が設定されたサービスには、フレーム内の時間的に早い位置のリソースを割り当てることで、遅延及びジッタを抑えることができる。なお、上記実施形態では、3つのサービスクラスとしたが、例えば、遅延及びジッタの許容量を考慮する必要が無い場合には、最低保証帯域の有無に応じて2つのサービスクラスに分類する形態とすることもできる。さらに、必要なQoSに従い4つ以上のサービスクラスを設けることができる。例えば、サービスクラスをN個とすると、OLT1は、データ領域10を、N−1個の時間シンボル位置においてN個のサブ領域に分割する。
<第二実施形態>
続いて、第二実施形態について、第一実施形態との相違点を中心に説明する。本実施形態では、要求条件に、要求帯域、最低保証帯域、並びに、遅延及び/又はジッタの許容量が含まれるサービスの内、その遅延及び/又はジッタの許容量が閾値以上であるものを第一実施形態と同じ第1の優先サービスクラスに分類し、遅延及び/又はジッタの許容量が閾値未満であるものを第3の優先サービスクラスに分類する。つまり、遅延及び/又はジッタの条件がより厳しいものについては、第3の優先サービスクラスに分類する。
また、OLT1は、上りフレームから帯域要求領域20に割り当てたサブキャリアを除いた領域から、さらに、第3の優先サービスクラスに割り当てるサブキャリアを決定し、これを専用割り当て領域30(第3の領域)とし、上りフレームの帯域要求領域20及び専用割り当て領域30以外の領域を第一実施形態におけるデータ領域10とする。図5は、上りフレームを、帯域要求領域20と、データ領域10と、専用割り当て領域30に分割した様子を示している。本実施形態において、データ領域10のリソースの割り当ては、第一実施形態と同様であるため、その説明は省略する。但し、本実施形態においては、データ領域10で使用するサブキャリアの範囲が、専用割り当て領域30に割り当てるサブキャリア数に応じて変動するため、OLT1は、データ領域10の両端のサブキャリア83及び84の番号をONU5に通知する。
OLT1は、第3の優先サービスクラスに属するサービスに対しては、図5に示す様に、1つのONU5に対して1つのサブキャリアを割り当てることができる。また、OLT1は、1つのサブキャリアを複数のONU5で共用させることもできる。なお、1つのサブキャリアを複数のONU5に共用させる場合には、ONU5が送信できるタイミングをOLT1はONU5に通知する。なお、この割り当ては、ONU5が送信する帯域割り当て要求に含まれる最小継続期間に基づき、複数フレーム単位で行うことができる。この構成により、OLT1の帯域割り当ての演算に伴う遅延を抑え、ONU5は、送信すべきデータが生じた段階でデータを送信できることになる。
<第三実施形態>
続いて、第三実施形態について、第一実施形態との相違点を中心に説明する。本実施形態では、要求条件に、要求帯域、最低保証帯域、遅延及び/又はジッタの許容量、並びに、固定量のデータのデータ転送周期が含まれるサービス、つまり、データ転送が固定の周期で行われ、各周期のデータ量に変動が無いサービスを第4の優先サービスクラスに分類し、要求条件に、要求帯域、最低保証帯域、並びに、遅延及び/又はジッタの許容量が含まれるが、データ転送周期が含まれない又はデータ量の変動が有るサービスを第一実施形態と同じ第1の優先サービスクラスに分類する。
また、OLT1は、上りフレームから帯域要求領域20に割り当てたサブキャリア除いた領域から、さらに、第4の優先サービスクラスに割り当てるサブキャリアを決定し、これを固定レート領域40(第4の領域)とし、上りフレームの帯域要求領域20及び固定レート領域40以外の領域を第一実施形態におけるデータ領域10とする。図6は、上りフレームを、帯域要求領域20と、データ領域10と、固定レート領域40に分割した様子を示している。本実施形態において、データ領域10のリソースの割り当ては、第一実施形態と同様であるため、その説明は省略する。但し、本実施形態においても、第二実施形態と同様に、データ領域10で使用するサブキャリアの範囲が、固定レート領域40に割り当てるサブキャリア数に応じて変動するため、OLT1は、データ領域10の両端のサブキャリアの番号をONU5に通知する。
また、OLT1は、第4の優先サービスクラスに属するサービスのデータ量とその周期に応じて各ONU5が使用する固定レート領域40のサブキャリアとその送信タイミングを決定してONU5に通知する。なお、その際、OLT1は、ONU5が要求する遅延許容量とジッタ許容量を考慮して各ONU5が使用する固定レート領域40のサブキャリアとその送信タイミングを決定する。
例えば、図6に示す様に、ONU#1に符号50で示すリソースを割り当てたものとする。また、ONU#2の帯域割り当て要求のデータの周期から、ONU#2が要求するサービスには、符号60、61、62で示す時間位置にリソースを割り当てなければならないものとする。なお、図6において、符号61、62で示すリソースは、図を見やすくするためにデータ領域10内に描かれているが、実際には、リソース61、62のサブキャリアの位置は、固定レート領域40内にある。図6に示す通り、リソース61及び62は、既にONU#1に割り当てられており、ONU#2に割り当てることができない。しかしながら、ONU#2にリソース60、61、62を割り当てるためだけに新たなサブキャリアを固定レート領域40とすると、リソースの使用効率が悪くなる。
この場合、例えば、OLT1は、リソース61の代わりにリソース63を、さらに、リソース62の代わりにリソース64をONU#2に割り当ててもONU2が要求する遅延許容量及び/又はジッタ許容量を満たすかを判定し、満たす場合には、図6に示す様に、ONU2にリソース60、63、64を割り当てる。この構成により、固定レート領域40の使用効率を高めることができる。なお、本実施形態でも、固定レート領域40への割り当ては、ONU5が送信する帯域割り当て要求に含まれる最小継続期間に基づき、複数フレーム単位で行うことができる。この構成により、OLT1の帯域割り当ての演算に伴う遅延を抑え、ONU5は、周期的にデータを送信できることになる。
なお、第二実施形態と第三実施形態を組み合わせることもできる。この場合、専用割り当て領域30は、例えば、フレームのサブキャリアの降順で、固定レート領域40は、第一実施形態におけるデータ領域10の最も若いサブキャリアから昇順で確保することができる。また、降順と昇順は逆であっても良い。さらに、専用割り当て領域30と固定レート領域40とを隣接するサブキャリアに設けることもできる。さらに、データ領域10のサブキャリアが分断されず連続していれば良いため、専用割り当て領域30と固定レート領域40を1つの連続するサブキャリアで構成される領域として、この1つの領域の各サブキャリアを、専用割り当て領域30と固定レート領域40のいずれかに割り当てることもできる。
図7は、上記各実施形態によるOLT1の概略的な構成図である。要求受信部11は、各ONU5から帯域割り当て要求を受信する。分割部12は、データ領域10のサブ領域への分割、専用割り当て領域30や、固定レート領域40の確保を行う。また、割当部13は、各領域のリソースのONU5への割り当てを行う。通知部40は、ONU5に割り当てたリソース位置を当該ONU5に通知する。

Claims (14)

  1. 第1の通信装置が、複数の第2の通信装置と通信し、前記複数の第2の通信装置から前記第1の通信装置への方向である上り方向においては直交周波数分割多元接続を使用する通信システムにおける前記第1の通信装置であって、
    前記上り方向のフレームは、サブキャリアの番号及び時間シンボル位置の組み合わせで特定される複数のリソースを含み、かつ、連続するサブキャリアで構成される第1の領域と、前記複数の第2の通信装置が前記第1の通信装置に送信するサービス毎の帯域割り当て要求を搬送するためのサブキャリアで構成される第2の領域を含み、
    前記第1の通信装置は、
    前記複数の第2の通信装置から受信する前記サービス毎の帯域割り当て要求に含まれる要求条件に基づき各サービスを、N個、ここでNは2以上の整数、のサービスクラスに分類し、前記要求条件に含まれる要求帯域に基づき、前記第1の領域を(N−1)個の時間シンボル位置で分割することで、前記第1の領域をN個のサービスクラスそれぞれに対応するN個のサブ領域に分割する分割手段と、
    前記第2の通信装置から受信する前記要求帯域に基づき、各サブ領域において当該第2の通信装置が使用するリソースを、サブ領域のリソースの割り当て順序に従い連続して割り当てる割り当て手段と、
    前記割り当て手段が割り当てた第2の通信装置が使用するリソースを、当該第2の通信装置に通知する通知手段と、
    を備えており、
    前記通知手段は、第2の通信装置がサブ領域において使用するリソースを、前記割り当て順序に従い連続して当該第2の通信装置に割り当てたリソースの最初のリソースと、最後のリソースを通知することにより通知することを特徴とする第1の通信装置。
  2. 前記サブ領域のリソースの割り当て順序において、第1の時間シンボル位置のリソースの割り当て順序は、前記第1の時間シンボル位置の次の第2の時間シンボル位置のリソースの割り当て順序より早いことを特徴とする請求項1に記載の第1の通信装置。
  3. 前記サブ領域のリソースの割り当て順序において、同じ時間シンボル位置内のリソースの割り当て順序は、サブキャリアの番号の降順又は昇順であることを特徴とする請求項2に記載の第1の通信装置。
  4. 前記分割手段は、第2の通信装置から受信する要求条件に最低保証帯域が含まれるか否かに従い、各サービスを最低保証帯域の保証がある優先サービスクラスと、帯域の保証がない非優先サービスクラスに分類し、前記優先サービスクラスのサービスの最低保証帯域を保証する様に前記第1の領域をサブ領域に分割し、
    前記割り当て手段は、少なくとも前記優先サービスクラスのサービスの最低保証帯域に相当するリソースを前記第2の通信装置に割り当てることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の第1の通信装置。
  5. 前記優先サービスクラスに対応するサブ領域は、前記非優先サービスクラスに対応するサブ領域より早い時間シンボル位置に設けられることを特徴とする請求項4に記載の第1の通信装置。
  6. 前記分割手段は、第2の通信装置から受信する要求条件にジッタ又は遅延の許容量が含まれるか否かに従い、前記優先サービスクラスに属するサービスを、ジッタ又は遅延の許容量が設定された第1の優先サービスクラスと、ジッタ又は遅延の許容量の設定のない第2の優先サービスクラスに分類し、
    前記第1の優先サービスクラスに対応するサブ領域は、前記第2の優先サービスクラスに対応するサブ領域より早い時間シンボル位置に設けられることを特徴とする請求項4又は5に記載の第1の通信装置。
  7. 前記分割手段は、第2の通信装置から受信する要求条件に含まれるジッタ又は遅延の許容量が閾値以上であるサービスを前記第1の優先サービスクラスに分類し、前記ジッタ又は遅延の許容量が閾値未満であるサービスを第3の優先サービスクラスに分類し、前記上り方向のフレームの前記第2の領域を除く領域のサブキャリアから前記第3の優先サービスクラスに属するサービスのためのサブキャリアを決定して第3の領域とし、前記上りフレームの前記第2の領域及び前記第3の領域以外の領域を前記第1の領域とすることを特徴とする請求項6に記載の第1の通信装置。
  8. 前記割り当て手段は、前記第3の領域の1つのサブキャリアを1つの第2の通信装置に割り当てることを特徴とする請求項7に記載の第1の通信装置。
  9. 前記割り当て手段は、前記第3の領域の1つのサブキャリアの複数の時間シンボル位置を、それぞれ、複数の第2の通信装置に割り当てることを特徴とする請求項7に記載の第1の通信装置。
  10. 前記分割手段は、第2の通信装置から受信する要求条件にジッタ又は遅延の許容量と、データ転送周期が含まれているサービスを第4の優先サービスクラスに分類し、第2の通信装置から受信する要求条件にジッタ又は遅延の許容量が含まれるが、データ転送周期が含まれていないサービスを前記第1の優先サービスクラスに分類し、前記上り方向のフレームの前記第2の領域を除く領域のサブキャリアから前記第4の優先サービスクラスに属するサービスのためのサブキャリアを決定して第4の領域とし、前記上りフレームの前記第2の領域及び前記第4の領域以外の領域を前記第1の領域とすることを特徴とする請求項6に記載の第1の通信装置。
  11. 前記割り当て手段は、前記データ転送周期と、前記ジッタ又は遅延の許容量に従い、前記第4の領域の1つのサブキャリアを複数の第2の通信装置に割り当てることを特徴とする請求項10に記載の第1の通信装置。
  12. 前記分割手段は、第2の通信装置から受信する要求条件にジッタ又は遅延の許容量と、データ転送周期が含まれているサービスを第4の優先サービスクラスに分類し、第2の通信装置から受信する要求条件にジッタ又は遅延の許容量が含まれるが、データ転送周期が含まれていないサービスについては、さらに、前記ジッタ又は遅延の許容量が閾値以上であるものを前記第1の優先サービスクラスに、前記ジッタ又は遅延の許容量が閾値未満であるものを第3の優先サービスクラスに分類し、前記上り方向のフレームの前記第2の領域を除く領域のサブキャリアから、前記第3の優先サービスクラス及び前記第4の優先サービスクラスに属するサービスのためのサブキャリアを決定して、それぞれ、第3の領域及び第4の領域とし、前記上りフレームの前記第2の領域、前記第3の領域及び前記第4の領域以外の領域を前記第1の領域とすることを特徴とする請求項6に記載の第1の通信装置。
  13. 前記第3の領域は、前記上りフレームの前記第2の領域以外の領域の一方の端のサブキャリアから連続したサブキャリアを含む領域であり、
    前記第4の領域は、前記上りフレームの前記第2の領域以外の領域の前記一方の端とは異なる側の端のサブキャリアから連続したサブキャリアを含む領域であることを特徴とする請求項12に記載の第1の通信装置。
  14. 第1の通信装置が、複数の第2の通信装置と通信し、前記複数の第2の通信装置から前記第1の通信装置への方向である上り方向においては直交周波数分割多元接続を使用する通信システムにおいて、前記第1の通信装置が第2の通信装置に帯域を割り当てる方法であって、
    前記上り方向のフレームは、サブキャリアの番号及び時間シンボル位置の組み合わせで特定される複数のリソースを含み、かつ、連続するサブキャリアで構成される第1の領域と、前記複数の第2の通信装置が前記第1の通信装置に送信するサービス毎の帯域割り当て要求を搬送するためのサブキャリアで構成される第2の領域を含み、
    前記第1の通信装置が、前記複数の第2の通信装置より、サービス毎の帯域割り当て要求を受信するステップと、
    前記第1の通信装置が、前記帯域割り当て要求に含まれる要求条件に基づき各サービスを、N個、ここでNは2以上の整数、のサービスクラスに分類し、前記要求条件に含まれる要求帯域に基づき、前記第1の領域を(N−1)個の時間シンボル位置で分割することで、前記第1の領域をN個のサービスクラスそれぞれに対応するN個のサブ領域に分割する分割ステップと、
    前記第1の通信装置が、前記第2の通信装置から受信する前記要求帯域に基づき、各サブ領域において当該第2の通信装置が使用するリソースを、サブ領域のリソースの割り当て順序に従い連続して割り当てる割り当てステップと、
    前記割り当てステップで割り当てた第2の通信装置が使用するリソースを、当該第2の通信装置に通知する通知ステップと、
    を含み、
    前記第1の通信装置は、第2の通信装置がサブ領域において使用するリソースを、前記割り当て順序に従い連続して当該第2の通信装置に割り当てたリソースの最初のリソースと、最後のリソースを通知することにより通知することを特徴とする帯域割り当て方法。
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