JP2014187655A - 帯域割り当てを行う通信装置及び帯域割り当て方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】通信装置は、複数の第2の通信装置から受信するサービス毎の帯域割り当て要求に含まれる要求条件に基づき各サービスをクラスに分類し、要求条件に含まれる要求帯域に基づき、第1の領域をクラスそれぞれに対応するサブ領域に分割する分割手段と、第2の通信装置から受信する要求帯域に基づき、各サブ領域において当該第2の通信装置が使用するリソースを、サブ領域のリソースの割り当て順序に従い連続して割り当てる割り当て手段と、割り当て手段が割り当てた第2の通信装置が使用するリソースを、当該第2の通信装置に通知する通知手段と、を備えており、通知手段は、第2の通信装置がサブ領域において使用するリソースを、割り当て順序に従い連続して当該第2の通信装置に割り当てたリソースの最初のリソースと、最後のリソースを通知することにより通知する。
【選択図】図3
Description
図1は、本実施形態の説明に使用する通信システムであるPON(Passive Optical Network)の概略的な構成図である。図1において、OLT1は、幹線光ファイバ2、光カプラ3及び分岐光ファイバ4を介して複数のONU5と通信する。また、上り方向であるONU5からOLT1への通信には、OFDMAが使用されている。
続いて、第二実施形態について、第一実施形態との相違点を中心に説明する。本実施形態では、要求条件に、要求帯域、最低保証帯域、並びに、遅延及び/又はジッタの許容量が含まれるサービスの内、その遅延及び/又はジッタの許容量が閾値以上であるものを第一実施形態と同じ第1の優先サービスクラスに分類し、遅延及び/又はジッタの許容量が閾値未満であるものを第3の優先サービスクラスに分類する。つまり、遅延及び/又はジッタの条件がより厳しいものについては、第3の優先サービスクラスに分類する。
続いて、第三実施形態について、第一実施形態との相違点を中心に説明する。本実施形態では、要求条件に、要求帯域、最低保証帯域、遅延及び/又はジッタの許容量、並びに、固定量のデータのデータ転送周期が含まれるサービス、つまり、データ転送が固定の周期で行われ、各周期のデータ量に変動が無いサービスを第4の優先サービスクラスに分類し、要求条件に、要求帯域、最低保証帯域、並びに、遅延及び/又はジッタの許容量が含まれるが、データ転送周期が含まれない又はデータ量の変動が有るサービスを第一実施形態と同じ第1の優先サービスクラスに分類する。
Claims (14)
- 第1の通信装置が、複数の第2の通信装置と通信し、前記複数の第2の通信装置から前記第1の通信装置への方向である上り方向においては直交周波数分割多元接続を使用する通信システムにおける前記第1の通信装置であって、
前記上り方向のフレームは、サブキャリアの番号及び時間シンボル位置の組み合わせで特定される複数のリソースを含み、かつ、連続するサブキャリアで構成される第1の領域と、前記複数の第2の通信装置が前記第1の通信装置に送信するサービス毎の帯域割り当て要求を搬送するためのサブキャリアで構成される第2の領域を含み、
前記第1の通信装置は、
前記複数の第2の通信装置から受信する前記サービス毎の帯域割り当て要求に含まれる要求条件に基づき各サービスを、N個、ここでNは2以上の整数、のサービスクラスに分類し、前記要求条件に含まれる要求帯域に基づき、前記第1の領域を(N−1)個の時間シンボル位置で分割することで、前記第1の領域をN個のサービスクラスそれぞれに対応するN個のサブ領域に分割する分割手段と、
前記第2の通信装置から受信する前記要求帯域に基づき、各サブ領域において当該第2の通信装置が使用するリソースを、サブ領域のリソースの割り当て順序に従い連続して割り当てる割り当て手段と、
前記割り当て手段が割り当てた第2の通信装置が使用するリソースを、当該第2の通信装置に通知する通知手段と、
を備えており、
前記通知手段は、第2の通信装置がサブ領域において使用するリソースを、前記割り当て順序に従い連続して当該第2の通信装置に割り当てたリソースの最初のリソースと、最後のリソースを通知することにより通知することを特徴とする第1の通信装置。 - 前記サブ領域のリソースの割り当て順序において、第1の時間シンボル位置のリソースの割り当て順序は、前記第1の時間シンボル位置の次の第2の時間シンボル位置のリソースの割り当て順序より早いことを特徴とする請求項1に記載の第1の通信装置。
- 前記サブ領域のリソースの割り当て順序において、同じ時間シンボル位置内のリソースの割り当て順序は、サブキャリアの番号の降順又は昇順であることを特徴とする請求項2に記載の第1の通信装置。
- 前記分割手段は、第2の通信装置から受信する要求条件に最低保証帯域が含まれるか否かに従い、各サービスを最低保証帯域の保証がある優先サービスクラスと、帯域の保証がない非優先サービスクラスに分類し、前記優先サービスクラスのサービスの最低保証帯域を保証する様に前記第1の領域をサブ領域に分割し、
前記割り当て手段は、少なくとも前記優先サービスクラスのサービスの最低保証帯域に相当するリソースを前記第2の通信装置に割り当てることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の第1の通信装置。 - 前記優先サービスクラスに対応するサブ領域は、前記非優先サービスクラスに対応するサブ領域より早い時間シンボル位置に設けられることを特徴とする請求項4に記載の第1の通信装置。
- 前記分割手段は、第2の通信装置から受信する要求条件にジッタ又は遅延の許容量が含まれるか否かに従い、前記優先サービスクラスに属するサービスを、ジッタ又は遅延の許容量が設定された第1の優先サービスクラスと、ジッタ又は遅延の許容量の設定のない第2の優先サービスクラスに分類し、
前記第1の優先サービスクラスに対応するサブ領域は、前記第2の優先サービスクラスに対応するサブ領域より早い時間シンボル位置に設けられることを特徴とする請求項4又は5に記載の第1の通信装置。 - 前記分割手段は、第2の通信装置から受信する要求条件に含まれるジッタ又は遅延の許容量が閾値以上であるサービスを前記第1の優先サービスクラスに分類し、前記ジッタ又は遅延の許容量が閾値未満であるサービスを第3の優先サービスクラスに分類し、前記上り方向のフレームの前記第2の領域を除く領域のサブキャリアから前記第3の優先サービスクラスに属するサービスのためのサブキャリアを決定して第3の領域とし、前記上りフレームの前記第2の領域及び前記第3の領域以外の領域を前記第1の領域とすることを特徴とする請求項6に記載の第1の通信装置。
- 前記割り当て手段は、前記第3の領域の1つのサブキャリアを1つの第2の通信装置に割り当てることを特徴とする請求項7に記載の第1の通信装置。
- 前記割り当て手段は、前記第3の領域の1つのサブキャリアの複数の時間シンボル位置を、それぞれ、複数の第2の通信装置に割り当てることを特徴とする請求項7に記載の第1の通信装置。
- 前記分割手段は、第2の通信装置から受信する要求条件にジッタ又は遅延の許容量と、データ転送周期が含まれているサービスを第4の優先サービスクラスに分類し、第2の通信装置から受信する要求条件にジッタ又は遅延の許容量が含まれるが、データ転送周期が含まれていないサービスを前記第1の優先サービスクラスに分類し、前記上り方向のフレームの前記第2の領域を除く領域のサブキャリアから前記第4の優先サービスクラスに属するサービスのためのサブキャリアを決定して第4の領域とし、前記上りフレームの前記第2の領域及び前記第4の領域以外の領域を前記第1の領域とすることを特徴とする請求項6に記載の第1の通信装置。
- 前記割り当て手段は、前記データ転送周期と、前記ジッタ又は遅延の許容量に従い、前記第4の領域の1つのサブキャリアを複数の第2の通信装置に割り当てることを特徴とする請求項10に記載の第1の通信装置。
- 前記分割手段は、第2の通信装置から受信する要求条件にジッタ又は遅延の許容量と、データ転送周期が含まれているサービスを第4の優先サービスクラスに分類し、第2の通信装置から受信する要求条件にジッタ又は遅延の許容量が含まれるが、データ転送周期が含まれていないサービスについては、さらに、前記ジッタ又は遅延の許容量が閾値以上であるものを前記第1の優先サービスクラスに、前記ジッタ又は遅延の許容量が閾値未満であるものを第3の優先サービスクラスに分類し、前記上り方向のフレームの前記第2の領域を除く領域のサブキャリアから、前記第3の優先サービスクラス及び前記第4の優先サービスクラスに属するサービスのためのサブキャリアを決定して、それぞれ、第3の領域及び第4の領域とし、前記上りフレームの前記第2の領域、前記第3の領域及び前記第4の領域以外の領域を前記第1の領域とすることを特徴とする請求項6に記載の第1の通信装置。
- 前記第3の領域は、前記上りフレームの前記第2の領域以外の領域の一方の端のサブキャリアから連続したサブキャリアを含む領域であり、
前記第4の領域は、前記上りフレームの前記第2の領域以外の領域の前記一方の端とは異なる側の端のサブキャリアから連続したサブキャリアを含む領域であることを特徴とする請求項12に記載の第1の通信装置。 - 第1の通信装置が、複数の第2の通信装置と通信し、前記複数の第2の通信装置から前記第1の通信装置への方向である上り方向においては直交周波数分割多元接続を使用する通信システムにおいて、前記第1の通信装置が第2の通信装置に帯域を割り当てる方法であって、
前記上り方向のフレームは、サブキャリアの番号及び時間シンボル位置の組み合わせで特定される複数のリソースを含み、かつ、連続するサブキャリアで構成される第1の領域と、前記複数の第2の通信装置が前記第1の通信装置に送信するサービス毎の帯域割り当て要求を搬送するためのサブキャリアで構成される第2の領域を含み、
前記第1の通信装置が、前記複数の第2の通信装置より、サービス毎の帯域割り当て要求を受信するステップと、
前記第1の通信装置が、前記帯域割り当て要求に含まれる要求条件に基づき各サービスを、N個、ここでNは2以上の整数、のサービスクラスに分類し、前記要求条件に含まれる要求帯域に基づき、前記第1の領域を(N−1)個の時間シンボル位置で分割することで、前記第1の領域をN個のサービスクラスそれぞれに対応するN個のサブ領域に分割する分割ステップと、
前記第1の通信装置が、前記第2の通信装置から受信する前記要求帯域に基づき、各サブ領域において当該第2の通信装置が使用するリソースを、サブ領域のリソースの割り当て順序に従い連続して割り当てる割り当てステップと、
前記割り当てステップで割り当てた第2の通信装置が使用するリソースを、当該第2の通信装置に通知する通知ステップと、
を含み、
前記第1の通信装置は、第2の通信装置がサブ領域において使用するリソースを、前記割り当て順序に従い連続して当該第2の通信装置に割り当てたリソースの最初のリソースと、最後のリソースを通知することにより通知することを特徴とする帯域割り当て方法。
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