JP2014187480A - 画像処理装置、ソース機器、画像処理システム、画像処理方法およびプログラム - Google Patents

画像処理装置、ソース機器、画像処理システム、画像処理方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】主画像に合成される画像を転送する通信インターフェースにおいて転送データ量を低減する。
【解決手段】画像処理装置は、画像受信部、合成比取得部、および、合成部を備える。画像受信部が、主画像に合成される副画像と主画像との間の合成比を画素値により示すマーカ画素を副画像とともに含むマーカ付画像を受信する。合成比取得部が、マーカ付画像においてマーカ画素の画素値の示す合成比を取得する。合成部が、取得された合成比に基づいて主画像に副画像を合成する。
【選択図】図1

Description

本技術は、画像処理装置、ソース機器、画像処理システム、画像処理方法およびプログラムに関する。詳しくは、複数の画像を合成する画像処理装置、ソース機器、画像処理システム、画像処理方法およびプログラムに関する。
ディスプレイの水平方向や垂直方向の位置の調整、ゆがみの補正、コントラストや明るさなどを設定する際に、従来より、OSD(On Screen Display)機能が利用されている。OSD機能は、ディスプレイの設定などを行うためのOSD画像を、ディスプレイの主画像に合成して表示し、そのOSD画像を介して設定等を行う機能である。
このOSD画像を主画像に合成する際には、α値と呼ばれる係数を合成比として定義し、その合成比により合成するアルファブレンドと呼ばれる手法が用いられることが多い。このアルファブレンドでは、例えば、合成比を画素値により示すマスク画像を使用して、マスク処理によりOSD画像が主画像に合成される。あるいは、画素のそれぞれに合成比を付加したOSD画像が生成され、画像処理装置が、そのOSD画像から合成比を検出して、主画像にOSD画像を合成する手法が用いられる。
アルファブレンドによりOSD機能を実現するために、OSD発生器およびOSD重畳回路を備え、そのOSD発生器がOSD画像および合成比を生成してOSD重畳回路へ送信する画像処理装置が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。OSD重畳回路は、OSD発生器からの合成比により主画像にOSD画像を重畳(言い換えれば、合成)する。
特開2009−101924号公報
しかしながら、上述の従来技術では、OSD画像の合成が困難となるおそれがある。上述のOSD発生器は、OSD画像の画素のそれぞれに、合成比を付加してOSD重畳回路へ送信している。このため、OSD画像の解像度や、OSD画像の送信頻度(言い換えれば、フレームレート)が上昇するほど、合成比のデータ量が増大してしまう。この結果、OSD発生器とOSD重畳回路との間の通信インターフェースの転送速度が不足して、OSD画像をリアルタイムで送信することができなくなるおそれがある。また、合成比を送信する場合には、合成比を送信するための信号線を余分に設けなくてはならないため、合成比を送信しない場合よりもコストが上昇するおそれがある。
本技術はこのような状況に鑑みて生み出されたものであり、主画像に合成される画像を転送する通信インターフェースにおいて転送データ量を低減することを目的とする。
本技術は、上述の問題点を解消するためになされたものであり、その第1の側面は、主画像に合成される副画像と上記主画像との間の合成比を画素値により示すマーカ画素を上記副画像とともに含むマーカ付画像を受信する画像受信部と、上記マーカ付画像において上記マーカ画素の画素値の示す上記合成比を取得する合成比取得部と、上記取得された合成比に基づいて上記主画像に上記副画像を合成する合成部とを具備する画像処理装置および、画像処理方法、および当該方法をコンピュータに実行させるためのプログラムである。これにより、マーカ画素の画素値の示す合成比に基づいて主画像に副画像が合成されるという作用をもたらす。
また、この第1の側面において、上記マーカ付画像は、当該マーカ付画像内の一部の領域に上記副画像が配置され、上記一部の領域を特定するための位置に上記マーカ画素が配置された画像であり、上記合成比取得部は、上記マーカ付画像において上記合成比を取得するとともに上記マーカ画素を検出して当該検出した位置に基づいて上記一部の領域を特定し、上記合成部は、上記特定された一部の領域に対応する上記主画像内の領域に上記副画像を合成してもよい。これにより、マーカ画素が検出された位置に基づいて一部の領域が特定され、その一部の領域に対応する主画像内の領域に副画像が合成されるという作用をもたらす。
また、この第1の側面において、上記マーカ画像の画素値は、上記副画像において画素値として使用されない特定の値であり、上記合成比取得部は、上記マーカ付画像において画素値が上記特定の値に一致する画素を上記マーカ画素として検出してもよい。これにより、マーカ付画像において画素値が特定の値に一致する画素がマーカ画素として検出されるという作用をもたらす。
また、この第1の側面において、上記マーカ付画像は、上記一部の領域の外周に沿って一列に配列された上記マーカ画素を含んでもよい。これにより、一部の領域の外周に沿って一列に配列されたマーカ画素から、その一部の領域が特定されるという作用をもたらす。
また、この第1の側面において、上記一部の領域は矩形状の領域であり、上記マーカ画素は、上記一部の領域の複数の隅において配置されていてもよい。これにより、一部の領域の複数の隅において配置されたマーカ画素から、その一部の領域が特定されるという作用をもたらす。
また、この第1の側面において、上記合成比取得部は、上記複数の隅において上記副画像内の画素を補間する画素補間部をさらに具備してもよい。これにより、複数の隅において副画像内の画素が補間されるという作用をもたらす。
また、本技術の第2の側面は、主画像に合成される副画像と上記主画像との間の合成比を画素値により示すマーカ画素を上記副画像とともに含むマーカ付画像を生成する画像生成部と、上記マーカ付画像を送信する画像送信部とを具備するソース機器である。これにより、合成比を画素値により示すマーカ画素を副画像とともに含むマーカ付画像が送信されるという作用をもたらす。
また、本技術の第3の側面は、主画像に合成される副画像と上記主画像との間の合成比を画素値により示すマーカ画素を上記副画像とともに含むマーカ付画像を生成する画像生成部と、上記マーカ付画像を送信する画像送信部と、上記マーカ付画像を受信する画像受信部と、上記マーカ付画像において上記マーカ画素の画素値の示す上記合成比を取得する合成比取得部と、上記取得された合成比に基づいて上記主画像に上記副画像を合成する合成部とを具備する画像処理システムである。これにより、マーカ画素の画素値の示す合成比に基づいて主画像に副画像が合成されるという作用をもたらす。
本技術によれば、主画像に合成される画像を転送する通信インターフェースにおいて転送データ量を低減することができるという優れた効果を奏し得る。
第1の実施の形態における画像処理システムの一構成例を示すブロック図である。 第1の実施の形態におけるOSD画像供給部の一構成例を示すブロック図である。 第1の実施の形態における合成比変換テーブル一構成例を示す図である。 第1の実施の形態におけるマーカ付画像の一例を示す図である。 第1の実施の形態における合成比取得部の一構成例を示すブロック図である。 第1の実施の形態における合成比の付加前後の画素データの一例を示す図である。 第1の実施の形態における合成比が付加されたOSD画像の一例を示す図である。 第1の実施の形態におけるマーカM1境界検出部の一構成例を示すブロック図である。 第1の実施の形態におけるα値取得部の一構成例を示すブロック図である。 第1の実施の形態における画像処理装置の動作の一例を示すフローチャートである。 第1の実施の形態における合成比取得部の動作の一例を示すタイミングチャートである。 第1の実施の形態の第1の変形例におけるマーカ付画像の一例を示す図である。 第1の実施の形態の第1の変形例における合成比が付加されたOSD画像の一例を示す図である。 第1の実施の形態の第2の変形例における画像処理システムの一構成例を示すブロック図である。 第1の実施の形態の第3の変形例におけるOSD画像およびマスク画像の一例を示す図である。 第2の実施の形態におけるマーカ付画像の一例を示す図である。 第2の実施の形態における合成比取得部の一構成例を示すブロック図である。 第2の実施の形態におけるマーカM1境界検出部の一構成例を示すブロック図である。 第2の実施の形態における左端検出部の動作の一例を示す表である。 第2の実施の形態における右端検出部の動作の一例を示す表である。
以下、本技術を実施するための形態(以下、実施の形態と称する)について説明する。説明は以下の順序により行う。
1.第1の実施の形態(画素値により合成比を示すマーカ画素を配置する例)
2.第2の実施の形態(画素値により合成比を示すマーカ画素をOSD画像の4隅に配置する例)
<1.第1の実施の形態>
[画像処理システムの構成例]
図1は、実施の形態における画像処理システムの一構成例を示すブロック図である。この画像処理システムは、画像処理装置100および表示装置600を備える。
画像処理装置100は、画像を処理して表示装置600に供給するものであり、例えば、テレビジョン受像器における地上波デジタルチューナーやレコーダーなどである。この画像処理装置100は、画像供給部200および画像処理部300を備える。
画像供給部200は、主画像およびOSD画像を生成して供給するものである。この主画像は、OSD画像が合成される画像である。一方、OSD画像は、主画像に合成して表示される画像である。また、これらの主画像およびOSD画像は、2次元格子状に配列された複数の画素から構成されている。画像供給部200は、主画像供給部210、OSD画像供給部220および画像送信インターフェース230を備える。
主画像供給部210は、複数の主画像(フレーム)を時系列順に含む動画を取得し、画像送信インターフェース230に信号線219を介して供給するものである。この主画像供給部210は、HDD(Hard Disk Drive)などの記録装置から動画を取得する。この動画には、主画像の他、タイミング信号が含まれる。このタイミング信号は、同期信号およびデータイネーブル信号DEを含む。データイネーブル信号DEは、画素データが有効である期間を示す信号である。また、同期信号は、垂直方向における走査タイミングを示す垂直同期信号Vsyncと水平方向における走査タイミングを示す水平同期信号Hsyncとを含む。なお、主画像供給部210は、放送波を受信してデコードすることにより、その放送波に乗せられた動画を取得してもよい。
ここで、垂直同期信号Vsyncの周期内においては、垂直ブランキング期間以外の期間において、画像が送信される。また、垂直同期信号Hsyncの周期内においては、水平ブランキング期間以外の期間においてデータイネーブル信号がアサ―トされ、画素のそれぞれが送信される。
OSD画像供給部220は、複数のOSD画像(フレーム)を生成して、時系列順に供給するものである。このOSD画像供給部220は、ユーザによる操作などに従ってOSD画像のそれぞれを生成する。そして、OSD画像供給部220は、OSD画像からマーカ付画像を生成する。このマーカ付画像は、主画像と同じサイズの画像であり、画像内の一部の領域にOSD画像が配置され、その領域を特定するための位置(例えば、OSD画像の外周)にマーカ画素が配置された画像である。ここで、マーカ画素は、主画像とOSD画像との合成比(すなわち、α値)を画素値により示す画素である。以下、マーカ画素の画素値を「マーカ値」と称する。OSD画像供給部220は、複数のマーカ付画像を時系列順に画像送信インターフェース230に信号線229を介して供給する。なお、OSD画像供給部220は、特許請求の範囲に記載の画像生成部の一例である。
画像送信インターフェース230は、主画像およびマーカ付画像のそれぞれを画像処理部300に送信するものである。主画像はタイミング信号とともに信号線238を介して送信され、マーカ付画像は信号線239を介して送信される。なお、画像送信インターフェース230は、特許請求の範囲に記載の画像送信部の一例である。
なお、画像供給部200において、主画像供給部210は、動画の代わりに、主画像を1フレームのみ静止画像として供給してもよい。また、OSD画像供給部220も同様に、OSD画像を1フレームのみ供給してもよい。
画像処理部300は、主画像およびOSD画像に対して画像処理を行うものである。この画像処理部300は、画像受信インターフェース310、合成比取得部400および合成部320を備える。
画像受信インターフェース310は、主画像、タイミング信号およびマーカ付画像を受信するものである。画像受信インターフェース310は、受信した主画像およびタイミング信号を合成部320に信号線318を介して供給する。また、画像受信インターフェース310は、信号線318および319を介してタイミング信号およびマーカ付画像を合成比取得部400に供給する。なお、画像受信インターフェース310は、特許請求の範囲に記載の画像受信部の一例である。
ここで、画像送信インターフェース230および画像受信インターフェース310は、例えば、V−by−One規格に準拠したインターフェースである。なお、画像を送受信することができるインターフェースであればV−by−One規格に限定されない。例えば、HDMI(登録商標)(High-Definition Multimedia Interface)規格に準拠したインターフェースであってもよい。
合成比取得部400は、マーカ画素のマーカ値の示す合成比を取得するものである。この合成比取得部400は、マーカ付画像においてマーカ画素の画素値(マーカ値)の示す合成比を取得する。また、合成比取得部は、マーカ画素の位置に基づいてOSD画像が配置された領域を特定する。合成比取得部400は、特定したOSD画像内の画素のそれぞれに対してマーカ値に対応するα値を付加する。合成比取得部400は、OSD画素内の各々について、画素データのうち、R、GおよびBなどの信号を合成部320に信号線408を介して供給する。OSD画像の背景の領域については、合成比取得部400は、黒レベルの画素値を供給する。また、合成比取得部400は、OSD画像内の画素の各々について、画素データのうちα値を合成部320に信号線409を介して供給する。OSD画像の背景の領域については、合成比取得部400は、「0」の値のα値を供給する。
合成部320は、合成比に基づいて主画像にOSD画像を合成する画像処理を行うものである。合成部320は、画素のそれぞれに付加されたα値を取得し、例えば、次の式1を使用して、主画像内の画素の画素値とOSD画像内の画素の画素値との間の加重平均を求めることにより合成を行う。
blend(x,y)={1−α(x,y)}×PMain(x,y)
+α(x,y)×POSD(x,y) ・・・式1
式1において、Pblend(x,y)は、合成された合成画像内の座標(x,y)の画素の画素値である。α(x,y)は、OSD画像内の座標(x,y)の画素に付加されたα値である。PMain(x,y)は、主画像内の座標(x,y)の画素の画素値である。POSD(x,y)は、OSD画像内の座標(x,y)の画素の画素値である。
合成部320は、式1により生成した画素からなる合成画像を生成する。そして、合成部320は、合成処理のほか、ノイズ低減処理、ホワイトバランス処理、および、ガンマ補正処理などの画像処理を必要に応じて実行する。これらの画像処理を実行する順番は、任意である。合成部320は、処理後の合成画像をタイミング信号とともに表示装置600に信号線309を介して出力する。
表示装置600は、合成画像を表示するものであり、例えば、液晶ディスプレイなどである。
[OSD画像供給部の構成例]
図2は、第1の実施の形態におけるOSD画像供給部220の一構成例を示すブロック図である。このOSD画像供給部220は、OSD画像生成部221、合成比生成部222、合成比変換テーブル223およびマーカ画素生成部224を備える。
OSD画像生成部221は、ユーザによる操作などに従ってOSD画像を生成するものである。OSD画像生成部221は、例えば、生成したOSD画像を配置した、主画像と同じサイズの画像を生成する。その画像内において、OSD画像の背景の画素値は、例えば、黒レベルに設定される。また、OSD画像生成部221は、1つの主画像に対して、複数のOSD画像を生成することができる。OSD画像生成部221は、生成した画像をマーカ画素生成部224に供給する。
合成比生成部222は、主画像とOSD画像との間の合成比(すなわち、α値)を生成するものである。α値には、0乃至1の実数が設定される。1つの主画像内に複数のOSD画像を配置する場合には、合成比生成部222は、OSD画像ごとに異なるα値を設定することができる。また、合成比生成部222は、1つのOSD画像を複数の領域に分割して、領域ごとに異なるα値を設定することもできる。合成比生成部222は、生成したα値をマーカ画素生成部224に供給する。
合成比変換テーブル223は、複数のα値と、複数の画素値(すなわち、マーカ値)とを1対1で対応付けたテーブルである。ここで、マーカ値には、OSD画像内において使用されることのない画素値が設定される。
マーカ画素生成部224は、α値を画素値により示すマーカ画素を生成するものである。マーカ画素生成部224は、α値に対応するマーカ値を合成比変換テーブル223から取得し、そのマーカ値の画素をマーカ画素として、OSD画像の外周に沿って配置する。マーカ画素生成部224は、OSD画像およびマーカ画素を配置した画像をマーカ付画像として画像送信インターフェース230に供給する。
[合成比変換テーブルの構成例]
図3は、第1の実施の形態における合成比変換テーブル223の一構成例を示す図である。この合成比変換テーブル223においては、複数のα値のそれぞれについて、異なるマーカ値が記載される。例えば、「α1」のα値に対応付けて、「M1」のマーカ値が記載される。また、「α2」のα値に対応付けて、「M2」のマーカ値が記載される。
図4は、第1の実施の形態におけるマーカ付画像800の一例を示す図である。マーカ付画像800には、OSD画像としてOSD1およびOSD2が配置される。OSD2の周囲には、マーカ値M2のマーカ画素が配置される。同図における縦縞の領域は、マーカ値M2のマーカ画素が配置された領域を示す。
マーカ付画像800において、OSD1およびOSD2が配置された領域と、マーカ値M2のマーカ画素が配置された領域とからなる領域以外の全てには、マーカ値M1のマーカ画素が配置される。言い換えれば、OSD1の周囲にマーカ画素M1のマーカ画素が配置される。同図における横縞の領域は、マーカ値M1のマーカ画素が配置された領域を示す。
このマーカ付画像800内において、水平方向に沿って配列された複数の画素を以下、「水平ライン」と称する。マーカ付画像800は、解像度に応じた個数の水平ラインからなり、これらの水平ラインのそれぞれは、水平同期信号Hsyncに同期して画像処理部300に順に送信される。
画像処理部300は、水平ラインのそれぞれを順に画像供給部200から受信し、その水平ライン内の画素のそれぞれに対して、順に、画素値がマーカ値であるか否かを判断する処理(言い換えれば、走査)を行う。例えば、水平ラインの左端から右端へ向けて順に画素が走査される。
画像処理部300は、前回の走査と今回の走査との結果を比較し、結果が変化した位置を、OSD画像の左端または右端として検出する。例えば、OSD1の左端の左隣の画素801の走査においては、画素値がマーカ値M1と一致するが、次の画素(すなわち、左端の画素)の走査においては、画素値はマーカ値M1と一致しない。このように、前回の走査において画素値がマーカ値と一致したが、今回の走査において不一致となる場合に、画像処理部300は、OSD画像の左端を検出する。
また、OSD2の右端の画素の走査においては、画素値がマーカ値M1と一致しないが、次の画素802の走査においては、画素値はマーカ値M1と一致する。このように、前回の走査において画素値がマーカ値と一致しなかったが、今回の走査において一致する場合に、画像処理部300は、OSD画像の右端を検出する。
同様に、OSD2の左端および右端は、画素値がマーカ値M2と一致するか否かを判断した結果から検出される。
画像処理部300は、左端および右端が検出された水平ラインにおいて、左端から右端までの画素のそれぞれに、マーカ値に対応するα値を付加する。それ以外の画素については、「0」の値のα値が設定される。これにより、OSD画像内の画素のそれぞれに、α値が付加される。
[合成比取得部の構成例]
図5は、第1の実施の形態における合成比取得部400の一構成例を示すブロック図である。この合成比取得部400は、マーカM1境界検出部410およびマーカM2境界検出部420と、OSD画像抽出部430とα値取得部440とを備える。
マーカM1境界検出部410は、マーカM1と画素値が一致するか否かに基づいてOSD画像の境界を検出するものである。具体的には、マーカM1境界検出部410は、マーカ付画像内の水平ラインの各々を順に受信する。そして、マーカM1境界検出部410は、水平ライン内の画素のそれぞれに対して、画素値がマーカ値M1と一致するか否かを判断する処理(走査)を順に行う。前回の走査において画素値がマーカ値と一致したが、今回の走査において不一致となる場合にマーカM1境界検出部410は、左端の検出結果LE1をハイレベルにする。そうでない場合には、検出結果LE1はローレベルに設定される。
一方、前回の走査において画素値がマーカ値と一致しなかったが、今回の走査において一致する場合にマーカM1境界検出部410は、右端の検出結果RE1をハイレベルにする。そうでない場合には、検出結果RE1はローレベルに設定される。
マーカM1境界検出部410は、検出結果LE1およびRE1をOSD画像抽出部430およびα値取得部440に供給する。
マーカM2境界検出部420の構成は、マーカ値M1の代わりにマーカ値M2に基づいて左端および右端を検出する点以外は、マーカM1境界検出部410と同様である。
OSD画像抽出部430は、マーカ付画像からOSD画像を抽出するものである。このOSD画像抽出部430は、垂直同期信号Vsyncに同期してマーカ付画像の各々を受信し、水平同期信号Hsyncに同期して水平ラインの各々を受信する。また、OSD画像抽出部430は、マーカM1境界検出部410およびマーカM2境界検出部420のそれぞれの検出結果を受け取る。マーカ付画像内の水平ラインのそれぞれにおいて、OSD画像抽出部430は、検出結果の示す左端から右端までの画素をOSD画像内の画素として抽出し、画素値を合成部320に供給する。それ以外の画素については、OSD画像抽出部430は、黒レベルの画素値を供給する。画素値は、例えば、R(Red)、G(Green)およびB(Blue)のそれぞれの信号を含む。
α値取得部440は、マーカ付画像において、マーカ値に対応するα値を取得するものである。このα値取得部440は、水平同期信号Hsyncに同期して、水平ライン内の画素のそれぞれについて、α値を取得して出力する。具体的には、水平同期信号Hsyncの周期内において、検出結果LE1が最初にハイレベルになったときから、検出結果RE1がハイレベルになるまでの間、α値取得部440は、マーカ値M1に対応するα1を合成部320に出力する。水平同期信号Hsyncの周期内において、検出結果LE1が2回以上、ハイレベルになっても、その後にα1は出力されない。
また、水平同期信号Hsyncの周期内において、検出結果LE2が最初にハイレベルになったときから、検出結果RE2がハイレベルになるまでの間、α値取得部440は、マーカ値M2に対応するα2を出力する。α1またはα2を出力する条件が満たされない場合には、α値は「0」に設定される。
なお、合成比取得部400は、マーカM1境界検出部410およびマーカM2境界検出部420の2つの境界検出部を備えているが、3つ以上の境界検出部を備えてもよい。
図6は、第1の実施の形態における合成比の付加前後の画素データの一例を示す図である。同図におけるaは、マーカ付画像内の画素の画素データの一例を示す図である。この画素データにはα値が付加されておらず、画素データは、例えば、R、GおよびBの信号を含む。R、GおよびBの信号は、例えば、それぞれ8ビットのデータである。なお、画素データのフォーマットは、R、GおよびBの信号に限定されない。例えば、画素データは、輝度信号および色差信号を含むものであってもよい。
図6におけるbは、α値取得部440が出力するOSD画像内の画素の画素データの一例を示す図である。この画素データにはα値が付加されており、画素データは、例えば、R、GおよびBの信号と、α値とを含む。α値は、例えば、8ビットにより表される。この結果、1つの画素データのデータ量は、24ビットから32ビットとなる。
図7は、第1の実施の形態における合成比が付加されたOSD画像の一例を示す図である。同図における画像810は、主画像と同じサイズの画像であり、一部の領域にOSD画像OSD1およびOSD2が配置されている。それらのOSD画像の背景の画素は、黒レベルの画素である。α値取得部440は、画像810において、OSD1内の画素のそれぞれにα1を付加し、OSD2内の画素のそれぞれにα2を付加して合成部320に供給する。また、OSD画像の背景においては、「0」のα値が設定される。このようにα値を付加した画像は、画像処理部300内で生成されるため、前述したように画像供給部200と画像処理部300との間では、α値を付加していないマーカ付画像が送受信される。このため、α値を付加した画像を画像供給部200と画像処理部300との間で送受信する構成と比較して、インターフェースにおける転送データ量が低減される。また、α値を送受信するための信号線を画像供給部200と画像処理部300との間に設ける必要がなくなる。
[マーカM1境界検出部の構成例]
図8は、第1の実施の形態におけるマーカM1境界検出部410の一構成例を示すブロック図である。このマーカM1境界検出部410は、マーカ値保持部411、一致判断部412、遅延部413、左端検出部414および右端検出部416を備える。
マーカ値保持部411は、マーカ値M1を保持するものである。一致判断部412は、マーカ付画像内の画素のそれぞれについて、その画素値とマーカ値M1とが一致するか否かを判断するものである。一致判断部412は、画素ごとの一致判断結果を今回値として、遅延部413、左端検出部414および右端検出部416に供給する。例えば、画素値がマーカ値M1と一致する場合に、一致判断結果に「1」の値が設定され、不一致である場合に「0」の値が設定される。
遅延部413は、一致判断結果を1画素分、遅延させるものである。遅延した一致判断結果は、前回値として左端検出部414および右端検出部416に供給される。
左端検出部414は、OSD画像の左端を検出するものである。この左端検出部414は、論理ゲート415を備える。論理ゲート415は、一致判断結果の今回値を反転させた値と、前回値との論理積を供給するものである。論理ゲート415は、その論理積を左端の検出結果LE1としてOSD画像抽出部430等に供給する。
右端検出部416は、OSD画像の右端を検出するものである。この右端検出部416は、論理ゲート417を備える。論理ゲート417は、一致判断結果の今回値と、前回値を反転させた値との論理積を供給するものである。論理ゲート417は、その論理積を右端の検出結果RE1としてOSD画像抽出部430等に供給する。
なお、左端検出部414は、論理ゲート415の代わりに、今回値を反転させる反転ゲートと、その反転ゲートの出力値および前回値の論理積を出力する論理積ゲートとを備えてもよい。右端検出部416についても同様に、論理ゲート417の代わりに、反転ゲートおよび論理積ゲートを備えてもよい。
[α値取得部の構成例]
図9は、第1の実施の形態におけるα値取得部440の一構成例を示すブロック図である。このα値取得部440は、α1取得回路441、α2取得回路442およびα値出力回路443を備える。α1取得回路441は、水平同期信号Hsyncの周期内において、検出結果LE1が最初にハイレベルになったときから、検出結果RE1がハイレベルになるまでの間、α1をα値出力回路443に供給する。
α2取得回路442は、水平同期信号Hsyncの周期内において、検出結果LE2が最初にハイレベルになったときから、検出結果RE2がハイレベルになるまでの間、α2をα値出力回路443に供給する。
α値出力回路443は、α1、α2、および、「0」の値のいずれかのα値を出力するものである。このα値出力回路443は、α1取得回路441がα1を出力している間はα1を出力し、α2取得回路442がα2を出力している間はα2を出力し、それ以外の期間は「0」のα値を出力する。
なお、α値出力回路443の構成は、α1に対応するOSD画像と、α2に対応するOSD画像とを重ねたマーカ付画像を画像供給部200が生成しないことを前提としている。しかし、画像供給部200は、これらのOSD画像を重ねて配置したマーカ付画像を生成してもよい。この場合には、α1取得回路441がα1を出力する期間と、α2取得回路442がα2を出力する期間とが一部において重複してしまう。そのときには、α値出力回路443は、α1およびα2のいずれかを優先して出力する。例えば、α1およびα2のうち、値の大きな方が優先される。
また、α値取得部440は、α1取得回路441およびα2取得回路442の2つのα取得回路を備えているが、3つ以上のα値取得回路を備えてもよい。
[画像処理装置の構成例]
図10は、第1の実施の形態における画像処理装置100の動作の一例を示すフローチャートである。この動作は、例えば、画像処理装置100に対して合成画像の出力が指示されたときに開始する。
画像処理装置100内の画像供給部200は、主画像およびマーカ付画像を生成して画像処理部300に送信する(ステップS901)。画像処理装置100内の画像処理部300は、主画像およびマーカ付画像を受信する(ステップS902)。
画像処理部300は、マーカ値と画素値とが一致するか否かの判断結果に基づいて、OSD画像の境界を検出する(ステップS903)。画像処理部300は、マーカ値に対応するα値を取得する(ステップS904)。画像処理部300は、OSD画像の境界の検出結果に基づいて、マーカ付画像からOSD画像を抽出する(ステップS905)。そして、画像処理部300は、取得されたα値に基づいて、主画像にOSD画像を合成して出力する(ステップS906)。ステップS906の後、画像処理部300は、合成画像を出力する動作を終了する。
図11は、第1の実施の形態における合成比取得部400の動作の一例を示すタイミングチャートである。画像受信インターフェース310は、水平同期信号Hsyncの周期内において、マーカ付画像内の水平ライン内の画素のそれぞれの画素値を順に受信する。
一致判断部412は、画素ごとに、画素値とマーカ値M1とが一致するか否かを判断する。OSD画像OSD1の左側または右側にはマーカ値M1のマーカ値が配置されており、画素値がマーカ値M1と一致するため、一致判断結果の今回値は、「1」となる。一方、OSD画像内では、画素値がマーカ値M1と一致しないため、今回値は、「0」となる。また、一致判断結果の前回値は遅延部413において、今回値に対して遅延した値であるため、OSD画像の左端において、「1」となり、左端以外のOSD画像内では「0」となる。
左端検出部414は、前回値が「1」であり、かつ、今回値が「0」のときに左端の検出結果LE1をハイレベルにする。また、右端検出部416は、前回値が「0」であり、かつ、今回値が「1」のときに右端の検出結果RE1をハイレベルにする。
α値取得部440は、最初に検出結果LE1がハイレベルになったときから、検出結果RE1がハイレベルになるまでの間、α1を出力する。また、α値取得部440は、最初に検出結果LE2がハイレベルになったときから、検出結果RE2がハイレベルになるまでの間、α2を出力する。それ以外の期間においては、「0」のα値が出力される。
なお、OSD画像OSD1の右側においてマーカ値M1のマーカ画素の右隣に、マーカ値M2のマーカ画素が配置されている場合、マーカ値M2のマーカ画素の位置で、今回値は、「0」となり、前回値は「1」となる。このため、検出結果LE1が再度ハイレベルになり、2つ目の左端が検出される。しかし、最初に検出された左端ではないため、α1は出力されない。
このように、本技術の第1の実施の形態によれば、画像処理部300は、受信した画像においてマーカ画素の画素値の示す合成比を取得するため、合成比を受信する必要がなくなり、受信する画像のデータ量を低減することができる。
[第1の変形例]
図12は、第1の実施の形態の第1の変形例におけるマーカ付画像820の一例を示す図である。第1の実施の形態では、水平方向に走査を行っていたが、垂直方向に走査を行ってもよい。第1の変形例の画像処理装置100は、垂直方向に走査を行う点において第1の実施の形態と異なる。
図12において、マーカ付画像820には、OSD画像OSD3が中央付近に配置され、OSD3を左右に分割した左半分の周囲にマーカ値M1のマーカ画素が配置されている。また、OSD3の右半分の周囲にマーカ値M2のマーカ画素が配置されている。
画像処理部300は、水平ラインのそれぞれにおいて、垂直方向に沿って、例えば、上から下へ走査を行い、OSD3の上端および下端を検出する。
図13は、第1の実施の形態の第1の変形例における合成比が付加された画像830の一例を示す図である。OSD3を左右に分割した左半分の領域831の周囲には、マーカ値M1の画素が配置されていたため、領域831内の画素には、マーカM1に対応するα1が付加される。一方、OSD3の右半分の領域832の周囲には、マーカ値M2の画素が配置されていたため、領域832内の画素には、マーカM2に対応するα2が付加される。
第1の実施の形態では、画像処理装置100は、水平方向に走査を行っていた。このため、画像処理装置100は、水平方向に沿った直線で分割した領域ごとに異なるα値を設定することができたが、垂直方向に沿った直線で分割した領域ごとに異なるα値を設定することができなかった。これに対して、第1の変形例のように、垂直方向に走査することにより、垂直方向に沿った直線でOSD画像を複数の領域に分割し、それらの領域ごとに異なるα値を設定することができる。
[第2の変形例]
図14は、第1の実施の形態の第2の変形例における画像処理システムの一構成例を示すブロック図である。第1の実施の形態では、画像供給部200の機能と、画像処理部300の機能との両方を画像処理装置100が備える構成としていたが、これらの機能を複数の機器に分散してもよい。第2の変形例の画像処理システムは、画像処理装置100の機能を複数の機器に分散した点において第1の実施の形態と異なる。
第2の変形例の画像処理システムは、ソース機器700およびシンク機器750を備える。ソース機器700は、主画像供給部210、OSD画像供給部220および画像送信インターフェース230を備える。シンク機器750は、画像受信インターフェース310、合成比取得部400および合成部320を備える。
[第3の変形例]
図15は、第1の実施の形態の第3の変形例におけるOSD画像840およびマスク画像850の一例を示す図である。第1の実施の形態では、画像処理装置100は、画素のそれぞれにα値を付加していたが、α値に応じた値を画素値とするマスク画像を生成し、そのマスク画像を使用してマスク処理を行うことにより合成を行ってもよい。第3の変形例の画像処理装置100は、マスク画像を生成してマスク処理を実行する点において第1の実施の形態と異なる。
図15におけるaは、第3の変形例におけるOSD画像840の一例を示す図である。第3の変形例では、OSD画像にα値が付加されず、画素データは、例えば、R、GおよびBの信号のみを有する。同図におけるbは、第3の変形例におけるマスク画像850の一例を示す図である。マスク画像850において、画素のそれぞれのα値に応じた画素値が設定される。α値は、例えば、8ビットの画素値(輝度値など)により表される。合成比取得部400は、これらの画像を生成して、合成部320に供給する。合成部320は、マスク処理により、主画像にOSD画像を合成する。
このように、第3の変形例によれば、マスク処理によりOSD画像を合成する画像処理部300において、受信する画像データのデータ量を低減することができる。
<2.第2の実施の形態>
[画像処理システムの構成例]
図16は、第2の実施の形態におけるマーカ付画像860の一例を示す図である。第1の実施の形態では、マーカ画素をOSD画像の外周に配置していたが、マーカ画素をOSD画像の4隅に配置してもよい。第2の実施の形態の画像処理装置100は、マーカ画素をOSD画像の4隅に配置したマーカ付画像を生成する点において第1の実施の形態と異なる。
例えば、図16に示すように、マーカ付画像860には、OSD1、OSD2およびOSD3の3つのOSD画像が配置される。OSD1の4隅には、マーカ値M1のマーカ画素861、862、863および864が配置される。OSD2の4隅には、マーカ値M2のマーカ画素865、866、867および868が配置される。OSD3の4隅には、マーカ値M3のマーカ画素869、870、871および872が配置される。OSD画像の4隅にマーカ画素を配置する場合には、OSD画像の外側にマーカ画素を配置するためのスペースを設ける必要がなくなるため、OSD画像の配置の自由度が向上する。ただし、OSD画像の4隅の画素が、マーカ画素に置き換えられるため、この4隅の画素をOSD画像内の画素により補間することが望ましい。
図17は、第2の実施の形態における合成比取得部400の一構成例を示すブロック図である。第2の実施の形態の合成比取得部400は、マーカM1境界検出部410およびマーカM2境界検出部420の代わりにマーカM1境界検出部450およびマーカM2境界検出部460を備える点において第1の実施の形態と異なる。また、第2の実施の形態の合成比取得部400は、OSD画像抽出部430の代わりに画素補間部431を備える点において第1の実施の形態と異なる。
マーカM1境界検出部450は、マーカ付画像内において水平ライン内の画素のそれぞれに対して、画素値がマーカ値M1と一致するか否かを判断する処理(走査)を順に行う。マーカM1境界検出部450は、マーカ付画像内において最初にマーカ値M1に画素値が一致した画素の座標を左端座標として保持する。そして、マーカM1境界検出部450は、その後の水平ラインのそれぞれにおいて、その左端座標に座標が一致する画素を走査するたびに、左端の検出結果LE1をハイレベルにする。
また、マーカM1境界検出部450は、マーカ付画像内において2番目にマーカ値M1に画素値が一致した画素の座標を右端座標として保持する。そして、マーカM1境界検出部450は、その後の水平ラインのそれぞれにおいて、その右端座標に座標が一致する画素を走査するたびに、右端の検出結果RE1をハイレベルにする。
マーカM1境界検出部450は、3番目にマーカ値M1に画素値が一致した後においては、左端の検出結果LE1をローレベルにする。そして、マーカM1境界検出部450は、4番目にマーカ値M1に画素値が一致した後においては、右端の検出結果RE1をローレベルにする。
マーカM2境界検出部460の構成は、マーカ値M1の代わりにマーカ値M2に基づいて左端および右端を検出する点以外は、マーカM1境界検出部450と同様である。
画素補間部431は、左端および右端の検出結果に基づいて、OSD画像の4隅の位置を検出し、その位置においてOSD画像内の画素に基づいて画素を補間する。例えば、OSD画像の4隅の近傍の画素の画素値の平均値を算出し、その平均値の画素値の画素を補間する。OSD画像の4隅の近傍は、一般に、画素値が急激に変化することはない(言い換えれば、空間周波数が低い)。このため、画素補間により画質が低下しにくい。
なお、画像処理装置100は、4隅でなく、対角における2隅(例えば、左上と右下など)にマーカ画素を配置してもよい。
図18は、第2の実施の形態におけるマーカM1境界検出部450の一構成例を示すブロック図である。このマーカM1境界検出部450は、マーカ値保持部451、画素数計数部452、一致判断部453、一致回数計数部454、左端検出部455、右端検出部456、左端座標保持部457および右端座標保持部458を備える。
マーカ値保持部451は、マーカ値M1を保持するものである。画素数計数部452は、水平ライン内の画素数を計数するものである。例えば、画素数計数部452は、データイネーブル信号DEが立ち上がると、ピクセルクロックpCLKに同期して画素数の計数を開始する。画素数計数部452は、画素数の計数値を左端検出部455および右端検出部456に供給する。そして、画素数計数部452は、データイネーブル信号DEが立ち下がると、計数値を初期値(例えば、「0」)にする。
一致判断部453は、マーカ付画像内の画素のそれぞれについて、その画素値とマーカ値M1とが一致するか否かを判断するものである。一致判断部453は、一致判断結果を一致回数計数部454、左端検出部455および右端検出部456に供給する。
一致回数計数部454は、マーカ付画像内において、画素値がマーカM1と一致した回数を計数するものである。OSD画像の4隅にマーカ画素が配置されるため、計数値は、初期値を「0」とすると、0乃至4のいずれかの値となる。一致回数計数部454は、計数値を左端検出部455および右端検出部456に供給する。そして、一致回数計数部454は、計数値を垂直同期信号Vsyncに同期して初期値にする。
左端検出部455は、OSD画像の左端を検出するものである。左端検出部455は、一致回数が「0」である場合に、一致判断結果がハイレベルになると、検出結果LE1をハイレベルにする。また、左端検出部455は、そのときの画素数の計数値を左端座標として左端座標保持部457に保持させる。
一致回数が「2」である場合に、左端検出部455は、画素数の計数値が左端座標と一致するときに検出結果LE1をハイレベルにする。また、左端検出部455は、一致判断結果がハイレベルになったときに左端座標保持部457において左端座標を初期化する。検出結果LE1をハイレベルにする条件が満たさされない場合には、検出結果LE1はローレベルに設定される。
右端検出部456は、OSD画像の右端を検出するものである。右端検出部456は、一致回数が「1」である場合に、一致判断結果がハイレベルになると、検出結果RE1をハイレベルにする。また、右端検出部456は、そのときの画素数の計数値を右端座標として右端座標保持部458に保持させる。
一致回数が「2」である場合に、右端検出部456は、画素数の計数値が右端座標と一致するときに検出結果RE1をハイレベルにする。一致回数が「3」である場合に一致判断結果がハイレベルになると、右端検出部456は検出結果RE1をハイレベルにし、右端座標保持部458において右端座標を初期化する。検出結果RE1をハイレベルにする条件が満たさされない場合には、検出結果RE1はローレベルに設定される。
左端座標保持部457は、OSD画像の左端座標を保持するものである。右端座標保持部458は、OSD画像の右端座標を保持するものである。
図19は、第2の実施の形態における左端検出部455の動作の一例を示す表である。マーカM1との一致回数が「0」であり、かつ、一致判断結果がローレベルである場合、左端検出部455は、ローレベルの検出結果LE1を出力する。一方、一致回数が「0」であり、かつ、一致判断結果がハイレベルである場合、左端検出部455は、そのときの画素数の計数値を左端座標として保持し、ハイレベルの検出結果LE1を出力する。
一致回数が「1」である場合、左端検出部455は、ローレベルの検出結果LE1を出力する。
一致回数が「1」であり、かつ、一致判断結果がローレベルである場合、左端検出部455は、画素数の計数値が左端座標と一致したときにハイレベルの検出結果LE1を出力する。画素数の計数値が左端座標と一致しなければ、左端検出部455は、ローレベルの検出結果LE1を出力する。一方、一致回数が「1」であり、かつ、一致判断結果がハイレベルである場合、左端検出部455は、左端座標を初期化し、ハイレベルの検出結果LE1を出力する。
一致回数が「3」または「4」である場合、左端検出部455は、ローレベルの検出結果LE1を出力する。
図20は、第2の実施の形態における右端検出部456の動作の一例を示す表である。マーカM1との一致回数が「0」である場合、右端検出部456は、ローレベルの検出結果LE1を出力する。
一致回数が「1」であり、かつ、一致判断結果がローレベルである場合、右端検出部456は、ローレベルの検出結果LE1を出力する。一方、一致回数が「1」であり、かつ、一致判断結果がローレベルである場合、右端検出部456は、そのときの画素数の計数値を右端座標として保持し、ハイレベルの検出結果RE1を出力する。
一致回数が「2」である場合、右端検出部456は、画素数の計数値が右端座標と一致したときにハイレベルの検出結果RE1を出力する。画素数の計数値が右端座標と一致しなければ、右端検出部456は、ローレベルの検出結果RE1を出力する。
一致回数が「3」であり、かつ、一致判断結果がローレベルである場合、右端検出部456は、ローレベルの検出結果RE1を出力する。一方、一致回数が「4」であり、かつ、一致判断結果がハイレベルである場合、右端検出部456は右端座標を初期化し、ハイレベルの検出結果RE1を出力する。
一致回数が「4」である場合、右端検出部456は、ローレベルの検出結果RE1を出力する。
このように、本技術の第2の実施の形態によれば、OSD画像の4隅にマーカ画素を配置するため、OSD画像の外側にマーカ画素を配置するためのスペースを設ける必要がなくなる。これにより、OSD画像の配置の自由度が向上する。
なお、上述の実施の形態は本技術を具現化するための一例を示したものであり、実施の形態における事項と、特許請求の範囲における発明特定事項とはそれぞれ対応関係を有する。同様に、特許請求の範囲における発明特定事項と、これと同一名称を付した本技術の実施の形態における事項とはそれぞれ対応関係を有する。ただし、本技術は実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において実施の形態に種々の変形を施すことにより具現化することができる。
また、上述の実施の形態において説明した処理手順は、これら一連の手順を有する方法として捉えてもよく、また、これら一連の手順をコンピュータに実行させるためのプログラム乃至そのプログラムを記憶する記録媒体として捉えてもよい。この記録媒体として、例えば、CD(Compact Disc)、MD(MiniDisc)、DVD(Digital Versatile Disc)、メモリカード、ブルーレイ(Blu-ray(登録商標))ディスク等を用いることができる。
なお、本技術は以下のような構成もとることができる。
(1)主画像に合成される副画像と前記主画像との間の合成比を画素値により示すマーカ画素を前記副画像とともに含むマーカ付画像を受信する画像受信部と、
前記マーカ付画像において前記マーカ画素の画素値の示す前記合成比を取得する合成比取得部と、
前記取得された合成比に基づいて前記主画像に前記副画像を合成する合成部と
を具備する画像処理装置。
(2)前記マーカ付画像は、当該マーカ付画像内の一部の領域に前記副画像が配置され、前記一部の領域を特定するための位置に前記マーカ画素が配置された画像であり、
前記合成比取得部は、前記マーカ付画像において前記合成比を取得するとともに前記マーカ画素を検出して当該検出した位置に基づいて前記一部の領域を特定し、
前記合成部は、前記特定された一部の領域に対応する前記主画像内の領域に前記副画像を合成する前記(1)記載の画像処理装置。
(3)前記マーカ画像の画素値は、前記副画像において画素値として使用されない特定の値であり、
前記合成比取得部は、前記マーカ付画像において画素値が前記特定の値に一致する画素を前記マーカ画素として検出する前記(2)記載の画像処理装置。
(4)前記マーカ付画像は、前記一部の領域の外周に沿って一列に配列された前記マーカ画素を含む前記(2)記載の画像処理装置。
(5)前記一部の領域は矩形状の領域であり、
前記マーカ画素は、前記一部の領域の複数の隅において配置されている前記(2)記載の画像処理装置。
(6)前記合成比取得部は、前記複数の隅において前記副画像内の画素を補間する画素補間部をさらに具備する前記(5)記載の画像処理装置。
(7)主画像に合成される副画像と前記主画像との間の合成比を画素値により示すマーカ画素を前記副画像とともに含むマーカ付画像を生成する画像生成部と、
前記マーカ付画像を送信する画像送信部と
を具備するソース機器。
(8)主画像に合成される副画像と前記主画像との間の合成比を画素値により示すマーカ画素を前記副画像とともに含むマーカ付画像を生成する画像生成部と、
前記マーカ付画像を送信する画像送信部と、
前記マーカ付画像を受信する画像受信部と、
前記マーカ付画像において前記マーカ画素の画素値の示す前記合成比を取得する合成比取得部と、
前記取得された合成比に基づいて前記主画像に前記副画像を合成する合成部と
を具備する画像処理システム。
(9)画像受信部が、主画像に合成される副画像と前記主画像との間の合成比を画素値により示すマーカ画素を前記副画像とともに含むマーカ付画像を受信する画像受信手順と、
合成比取得部が、前記マーカ付画像において前記マーカ画素の画素値の示す前記合成比を取得する合成比取得手順と、
合成部が、前記取得された合成比に基づいて前記主画像に前記副画像を合成する合成手順と
を具備する画像処理方法。
(10)画像受信部が、主画像に合成される副画像と前記主画像との間の合成比を画素値により示すマーカ画素を前記副画像とともに含むマーカ付画像を受信する画像受信手順と、
合成比取得部が、前記マーカ付画像において前記マーカ画素の画素値の示す前記合成比を取得する合成比取得手順と、
合成部が、前記取得された合成比に基づいて前記主画像に前記副画像を合成する合成手順と
をコンピュータに実現させるためのプログラム。
100 画像処理装置
200 画像供給部
210 主画像供給部
220 OSD画像供給部
221 OSD画像生成部
222 合成比生成部
223 合成比変換テーブル
224 マーカ画素生成部
230 画像送信インターフェース
300 画像処理部
310 画像受信インターフェース
320 合成部
400 合成比取得部
410、450 マーカM1境界検出部
411、451 マーカ値保持部
412、453 一致判断部
413 遅延部
414、455 左端検出部
415、417 論理ゲート
416、456 右端検出部
420、460 マーカM2境界検出部
430 OSD画像抽出部
431 画素補間部
440 α値取得部
441 α1取得回路
442 α2取得回路
443 α値出力回路
452 画素数計数部
454 一致回数計数部
457 左端座標保持部
458 右端座標保持部
600 表示装置
700 ソース機器
750 シンク機器

Claims (10)

  1. 主画像に合成される副画像と前記主画像との間の合成比を画素値により示すマーカ画素を前記副画像とともに含むマーカ付画像を受信する画像受信部と、
    前記マーカ付画像において前記マーカ画素の画素値の示す前記合成比を取得する合成比取得部と、
    前記取得された合成比に基づいて前記主画像に前記副画像を合成する合成部と
    を具備する画像処理装置。
  2. 前記マーカ付画像は、当該マーカ付画像内の一部の領域に前記副画像が配置され、前記一部の領域を特定するための位置に前記マーカ画素が配置された画像であり、
    前記合成比取得部は、前記マーカ付画像において前記合成比を取得するとともに前記マーカ画素を検出して当該検出した位置に基づいて前記一部の領域を特定し、
    前記合成部は、前記特定された一部の領域に対応する前記主画像内の領域に前記副画像を合成する請求項1記載の画像処理装置。
  3. 前記マーカ画像の画素値は、前記副画像において画素値として使用されない特定の値であり、
    前記合成比取得部は、前記マーカ付画像において画素値が前記特定の値に一致する画素を前記マーカ画素として検出する請求項2記載の画像処理装置。
  4. 前記マーカ付画像は、前記一部の領域の外周に沿って一列に配列された前記マーカ画素を含む請求項2記載の画像処理装置。
  5. 前記一部の領域は矩形状の領域であり、
    前記マーカ画素は、前記一部の領域の複数の隅において配置されている請求項2記載の画像処理装置。
  6. 前記合成比取得部は、前記複数の隅において前記副画像内の画素を補間する画素補間部をさらに具備する請求項5記載の画像処理装置。
  7. 主画像に合成される副画像と前記主画像との間の合成比を画素値により示すマーカ画素を前記副画像とともに含むマーカ付画像を生成する画像生成部と、
    前記マーカ付画像を送信する画像送信部と
    を具備するソース機器。
  8. 主画像に合成される副画像と前記主画像との間の合成比を画素値により示すマーカ画素を前記副画像とともに含むマーカ付画像を生成する画像生成部と、
    前記マーカ付画像を送信する画像送信部と、
    前記マーカ付画像を受信する画像受信部と、
    前記マーカ付画像において前記マーカ画素の画素値の示す前記合成比を取得する合成比取得部と、
    前記取得された合成比に基づいて前記主画像に前記副画像を合成する合成部と
    を具備する画像処理システム。
  9. 画像受信部が、主画像に合成される副画像と前記主画像との間の合成比を画素値により示すマーカ画素を前記副画像とともに含むマーカ付画像を受信する画像受信手順と、
    合成比取得部が、前記マーカ付画像において前記マーカ画素の画素値の示す前記合成比を取得する合成比取得手順と、
    合成部が、前記取得された合成比に基づいて前記主画像に前記副画像を合成する合成手順と
    を具備する画像処理方法。
  10. 画像受信部が、主画像に合成される副画像と前記主画像との間の合成比を画素値により示すマーカ画素を前記副画像とともに含むマーカ付画像を受信する画像受信手順と、
    合成比取得部が、前記マーカ付画像において前記マーカ画素の画素値の示す前記合成比を取得する合成比取得手順と、
    合成部が、前記取得された合成比に基づいて前記主画像に前記副画像を合成する合成手順と
    をコンピュータに実現させるためのプログラム。
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