JP2014187477A - 放送受信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】適切なチャンネルリパックを実施することができる放送受信装置を提供する。
【解決手段】本発明の放送受信装置は 選局に用いられるチャンネル番号を所定の周波数帯域に割り当て、割り当ての結果を示すチャンネル情報を生成するサーチ部を備える。また、チャンネル情報を記録する記録部を備える。また、既に割り当てが行われている周波数帯域である第1周波数帯域と、第1周波数帯域と同一の放送波が受信可能であり、且つ第1周波数帯域よりも後に検出された周波数帯域である第2周波数帯域とを関連付けるチャンネル管理部を備える。チャンネル管理部は、第1周波数帯域及び第2周波数帯域の受信状況に応じて、それぞれの周波数帯域に対応するチャンネル番号の入れ替え、再入れ替え、追加、削除等を行う。
【選択図】図3

Description

本発明は、画像または音声を含む放送波の受信を行う放送受信装置に関するものである。
近年、デジタル技術の多機能化、多様化により、デジタルテレビやHDD(Hard Disk Drive)レコーダ等の様々な放送受信装置が普及している。これらの放送受信装置は、放送波に含まれる画像/音声デジタルデータ(以下、「コンテンツ」という)をデコードすることにより、画像/音声信号をテレビジョン装置やモニタ、又はスピーカ等に出力する。
デジタル放送は、各放送局が使用する周波数帯域(以下、「物理チャンネル」という)が必ずしも固定されておらず、変更される可能性がある。例えば近年の日本では、地上アナログ放送が終了されたことに伴い、VHF帯域に空き物理チャンネルが発生している。このような空き物理チャンネルを有効利用するため、既存のUHF帯域で実施している地上デジタル放送をVHF帯域へ移行する試みがなされている。
このような背景から、近年の放送受信装置は、各放送局が使用している物理チャンネルが変更された場合にこれを検知し、受信装置側で各放送局に関連づけている物理チャンネルの自動再設定(以下、「チャンネルリパック」という)を行う機能を備えたものが実用化されている。
一方、放送局は、新しい物理チャンネルでの放送を開始した後、即座に古い物理チャンネルでの放送を停止したのでは、受信装置側でのチャンネルリパックが実施されない可能性がある。このため、放送を視聴できなくなったユーザから、クレームが発生する可能性がある。従って一般には、一時的に古い物理チャンネルと新しい物理チャンネルとの両方で同一放送を実施し、段階的に古い物理チャンネルでの放送を停止していく方法がとられている。
上記に関連して、受信可能な放送信号の周波数変更等が行われた場合に、その旨をユーザに通知して受信する周波数の設定変更等を促す技術が開示・提案されている(例えば特許文献1を参照)。
特開2005−94102号公報
しかしながら従来の放送受信装置は、新しい物理チャンネルが検知されてチャンネルリパックが実施されると、チャンネルリパック前の古いスキャン情報を消去し、新しいスキャン情報を上書きしていた。つまり、古い物理チャンネルに関する情報が破棄されていた。
このため、チャンネルリパックにより新しい物理チャンネルが設定された後、新しい物理チャンネルでの受信になんらかの問題(例えば受信感度が安定しない等)があった場合に、古い物理チャンネルに設定を戻して放送を受信することができなかった。この結果、例えば画像が乱れる等により、ユーザが正常に放送を視聴できない不具合が発生する可能性があった。
本発明は、上記の問題を鑑みてなされたものであり、適切なチャンネルリパックを実施することができる放送受信装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明の放送受信装置は、放送波を受信可能な周波数帯域を検出し、選局に用いられるチャンネル番号を前記周波数帯域に割り当て、前記割り当ての結果を示すチャンネル情報を生成するサーチ部と、前記チャンネル情報を記録する記録部と、前記割り当てが行われた前記周波数帯域である第1周波数帯域と、前記第1周波数帯域と同一の放送波が受信可能であり、且つ前記第1周波数帯域よりも後に検出された前記周波数帯域である第2周波数帯域と、を関連付けた情報を前記チャンネル情報に含めて前記記録部に記録するチャンネル管理部と、を有することを特徴とする。
この構成によると、既にチャンネル番号の割り当てられている第1周波数帯域と、新たに発見された第2周波数帯域とを関連付けて保持し、第1周波数帯域に関する情報を破棄しない。このため、第2周波数帯域の検出後においても、第1周波数帯域を用いた選局等を実施することができる。
また上記目的を達成するために、前記チャンネル管理部は、前記第1周波数帯域及び前記第2周波数帯域の受信状況に応じて、前記第1周波数帯域に割り当てられているチャンネル番号と前記第2周波数帯域に割り当てられているチャンネル番号との入れ替えを行い、前記入れ替えの内容を示す情報を前記チャンネル情報に含めて前記記録部に記録することを特徴とする。
この構成によると、チャンネル番号の入れ替えを行った場合に、入れ替え内容を記録しておく。これにより、例えば入れ替えのキャンセルを行い、入れ替えたチャンネル番号を元に戻す等の処理を実施することができる。
また上記目的を達成するために、前記チャンネル管理部は、前記サーチ部により新たな前記第2周波数帯域が検出されて前記第1周波数帯域に関連付けられた場合に、該第1周波数帯域のチャンネル番号を該第2周波数帯域に割り当て、該チャンネル番号と異なるチャンネル番号を該第1周波数帯域に割り当てることを特徴とする。
この構成によると、入れ替えが行われた第1周波数帯域を、他のチャンネル番号により選局可能となる。
また上記目的を達成するために、前記チャンネル管理部は、互いに関連付けられた前記第1周波数帯域及び前記第2周波数帯域に対して、同一または類似するチャンネル名を付与することを特徴とする。
この構成によると、同一放送を受信可能であるチャンネルを、ユーザが直感的判別することができる。
また上記目的を達成するために、前記チャンネル管理部は、前記第1周波数帯域に対するチャンネル番号の再割り当てにおいて、予め定められた範囲のチャンネル番号を割り当てることを特徴とする。
この構成によると、古い物理チャンネル(第1周波数帯域)により受信を行うチャンネルを、ユーザが直感的判別することができる。
また上記目的を達成するために、前記チャンネル管理部は、予め定められた期間を超えて無信号状態である前記第1周波数帯域または前記第2周波数帯域が検出された場合に、前記チャンネル情報に基づいて、該第1周波数帯域または該第2周波数帯域のチャンネル番号の再割り当て、またはチャンネル番号の入れ替えを行うことを特徴とする。
この構成によると、割り当ては行われているが実際には受信できない不要なチャンネル番号が発生するのを回避できる。
本発明によれば、チャンネルリパックを適切に実施することができる記録再生装置を提供することができる。
本発明の放送受信装置が備える機能部の構成を示すブロック図である。 本発明の放送受信装置の内部構成を示すブロック図である。 本発明のチャンネルリパック処理を示すフロー図である。 本発明の放送受信装置が出力するチャンネル設定画面の一例を示す画面図である。 本発明の放送受信装置が出力するチャンネル設定画面の一例を示す画面図である。
以下に本発明の実施形態を、図面を参照しながら説明する。なお、ここで示す実施形態は一例であり、本発明はここに示す実施形態に限定されるものではない。
〈1.内部構成について〉
図2は、本発明の一実施形態に係るBDレコーダ1(=放送受信装置)の内部構成を示すブロック図である。なお、図2における矢印線は画像/音声データの流れを示している。また、矢印のない直線は、制御部11が各装置に対する制御信号等を送受信するための通信バスを示している。
BDレコーダ1は少なくとも、制御部11、メモリ12、操作部13、フラッシュメモリ14(=記録部)、HDD15(=記録部)、光ディスクドライブ16、放送受信部17、信号処理部18、OSD(On-Screen Display)処理部19、通信I/F(Interface)20、及び外部接続端子21を含むように構成されている。
なお図2では、外部接続端子21により接続される表示装置として、ディスプレイ2を例示している。また、通信I/F20により接続される通信装置として、ブロードバンドルータ3を例示している。
制御部11は、BDレコーダ1の各部の駆動を制御することにより、画像/音声の再生処理、記録処理、出力処理等を統括制御するためのものである。制御部11は例えば、複数のマイクロプロセッサから構成されている。また制御部11は、制御部11が備える演算処理装置上で所定のプログラムを実行することにより実現される機能部として、後述する録画処理部11a〜設定部11d(図1参照)を備えている。
メモリ12は、BDレコーダ1が保持する各種データを一時的に記録する媒体であり、例えば書き込み可能なRAM(Random Access Memory)等により構成されている。メモリ12は、例えば制御部11によって各種情報処理が行われる際の処理データや、ユーザから受けた指示命令等を一時的に記録しておくためのバッファメモリとしての役割を持つ。
操作部13は、ユーザがBDレコーダ1に対して、画像/音声の再生指示等を行うためのものである。操作部13は、例えばBDレコーダ1のハウジングに設けられた複数のボタンや、不図示のリモコン装置等を含む。操作部13はこれらの装置により、ユーザ操作を受け付ける。ユーザ操作が受け付けられると、制御部11は、操作内容に基づいて再生処理や記録処理等を行う。
フラッシュメモリ14は、EEPROMの一種で、デバイスの利用者が書き込み/消去可能なROMである。フラッシュメモリ14は回路基板に実装したままで書き込み、消去ができるため、利用時に書き換えが必要な用途、例えば装置の動作設定データや、利用者固有の情報等を保存するのに用いられる。
HDD15は、デジタルデータを記録する磁気記録媒体である。本実施形態では主に、放送波に含まれるコンテンツ(=再生情報)を録画することにより生成される録画データや、録画データをフォーマット変換することにより生成される変換録画データを記録するのに用いられる。
光ディスクドライブ16は、DVD(Digital Versatile Disc)メディア、或いはBDメディア等の光ディスクに対して光学的に各種データの読み取り/書き込みを行うための光学装置である。光ディスクドライブ16は、光ピックアップ(不図示)の制御を行うことにより、光ディスクに光ビームを照射して、光ディスクに記録された音声情報、画像情報等の各種情報の読み取りを行う。この際、光ピックアップの駆動制御やフォーカス制御、或いはチルト制御等の各種制御を行う。
放送受信部17は、外部のアンテナ(不図示)に接続されてデジタル/アナログ放送の選局、受信、周波数変換、増幅、復調等を行う。放送受信部17は、アナログ方式であればアナログチューナ、画像中間周波増幅回路、復調回路、及び増幅回路等を含むように構成されている。またデジタル方式であれば、デジタルチューナ、及び誤り訂正部等を含むように構成されている。
例えばデジタル放送を受信する場合、放送受信部17に含まれるデジタルチューナが、中間周波信号の増幅及び検波を行う。これにより、MPEG2方式のデジタル信号であるTS(=Transport Stream)の取得を行う。
なおTSとは、複数のコンテンツ(番組)の音声PES(Packetized Elementary Stream)、画像PES、及び付加情報を固定長のTSパケットに分割してつなぎ合わせたものである。信号処理部18へ与えられて画像/音声信号に変換される。なお、TSを変換せずHDD15へ直接記録するDR録画を行う場合、信号処理部18はTSのスルーのみを行う。
信号処理部18は、放送受信部17が生成したTSや、光ディスクドライブ16が光ディスクより読み出したデジタルデータを入力し、音声情報を含む音声デジタル信号と、画像情報を含む画像デジタル信号とに分離する多重分離部である。具体的には例えば、放送受信部17より生成されたTSを、TSパケットに分割する。そしてTSパケットを再結合することにより、音声/画像のPESを生成する。
そしてPESを結合することにより、ES(Elementary Stream=符号化された音声/画像データ)を生成する。さらに信号処理部18はESの復号を行い、各種デジタル信号に変換する。復号により得られたデジタル信号は、記録する場合はHDD15へ与えられる。またディスプレイ2へ出力する場合は、外部出力端子21へ与えられる。
OSD処理部19は、画像信号を生成する機能部である。OSD処理部19は、BDレコーダ1が出力すべき情報をユーザが視認できる画像データに変換し、変換した画像データをディスプレイに表示するための画像信号を生成する。生成された画像信号は、外部出力端子21より出力される。
通信I/F20は、BDレコーダ1を通信ネットワークと接続するための物理的なインタフェースである。通信I/F20は例えば、IEEE802.3規格に準拠した有線LANに接続するためのLANケーブルコネクタや、IEEE802.11規格に準拠した無線LANに接続するための無線アンテナ等を含むように構成されている。なお、電話通信網に接続するためのアナログ接続端子やISDN通信網に接続するためのISDN接続端子を備える形態であってもよい。
外部接続端子21は、例えばHDMI(登録商標)(High Definition Multimedia Interface)端子やコンポーネント端子等を含む、複数の入出力端子からなるインタフェースである。外部接続端子21はこれらの入出力端子を用いて、HDDレコーダ1と外部の装置、例えばディスプレイ2を接続し、デジタル信号またアナログ信号の入出力を行う。
ディスプレイ2は、図示しない表示部、操作部、制御部、及び接続部を備える表示装置である。ディスプレイ2は例えば、接続部に含まれるHDMI端子に接続されたHDMIケーブルを介して、画像/音声を含むデジタル信号を受け付ける。そしてデジタル信号の複合化を行い、画像/音声の出力を行う。
ブロードバンドルータ3は、複数のIPネットワークを相互接続するためのネットワーク中継装置である。具体的には、OSI(Open Systems Interconnection)参照モデルでいうネットワーク層(第3層)やトランスポート層(第4層)等のプロトコルを解析して転送を行う。これにより例えば、有線LANとインターネットとの二つのIPネットワークを相互に接続する役割を持つ。
〈2.機能部の構成について〉
ここで、本発明の一実施形態に係るBDレコーダ1が本発明のチャンネルリパック処理を実施するための各機能部の関係を、図1のブロック図を用いながら説明する。なお、図1における破線矢印線は、制御信号の流れを示している。
図1に示すように本発明の取得再生処理は、制御部11が備える録画処理部11a、サーチ部11b、チャンネルリパック部11c(=チャンネル管理部)、及び設定部11dにより実施される。
録画処理部11aは、HDD15を用いた画像/音声の記録再生処理を行う。また録画処理部11aは、後述する設定部11dが受け付けた設定内容に基づき、予約録画処理やダビング処理等を行う。
例えば予約録画処理を行う場合、録画処理部11aは、設定部11dが受け付けた予約録画時刻が到来した時点で、予約設定された放送番組を受信するよう放送受信部17を制御する。そして放送波に含まれる画像/音声から、タイトルや録画日時等を含む管理情報を付加した録画データを生成し、HDD15に記録する。
サーチ部11bは、受信可能な放送波を検出するためのチャンネルサーチ(以下、「サーチ」という)を行う。サーチ部11bは、UHF帯及びVHF帯を対象として、受信可能な物理チャンネルを解析する。サーチ部11bは、サーチの結果に基づいて、後述するチャンネル管理テーブル(=チャンネル情報)の生成を行う。
またサーチ部11bは、ユーザに選局指示された放送波の物理チャンネルを、選局候補テーブルを用いて判別し、受信を試行する。受信に成功した場合、この物理チャンネルを用いて放送波の受信を開始する。
チャンネル管理テーブルは例えば、放送局名、チャンネル名、物理チャンネル、チャンネルポジション(=チャンネル番号)等が、互いに関連付けられて登録されているテーブルである。図4は、チャンネル管理テーブルに含まれる情報の一部が表示されたチャンネル設定画面の一例を示す画面図である。なおチャンネル設定画面は、OSD処理部19を用いて生成した画像信号をディスプレイ2に出力することにより、表示される。
図4に示すように、チャンネル設定画面には、各チャンネルポジション(ポジション1〜ポジション12)に割り当てられた放送局名(例えばAB放送)及びチャンネル名(例えば012−1)が示されている。なお、割り当てが行われていないチャンネルポジションは空白となっている。
通常、若い番号のチャンネルポジション(例えば1〜10)は、操作部13に含まれる不図示のリモコンが有するリモコンボタンに割り当てられている。例えば、チャンネルポジション1がリモコンボタン1に割り当てられている場合、リモコンボタン1が押された時点で、図4に示す「AB放送」が選局される。
チャンネルリパック部11cは、上記で説明した選局候補テーブルにおける、チャンネルポジションと物理チャンネルとの関連付けの変更または追加を行う。例えば、サーチ部11bにより新たな受信可能物理チャンネル(=第2周波数帯域。以下、「新物理チャンネル」という)が発見され、且つ新物理チャンネルの放送局が、既にチャンネルポジションが割り当てられている放送局であったとする。
この場合、チャンネルリパック部11cは、当該チャンネルポジションの物理チャンネルを古い物理チャンネル(=第1周波数帯域。以下、「旧物理チャンネル」という)から新物理チャンネルに置き換える(以下、「チャンネルリパック」という)。
さらにチャンネルリパック部11cは、チャンネルリパックを実施した際に、旧物理チャンネルに関する情報を破棄せず、新物理チャンネルに関連付けてチャンネル情報に記録する。そして旧物理チャンネルを、別のチャンネルポジションに移動させる。さらに、移動させた旧物理チャンネルのチャンネル名を、新物理チャンネルのチャンネル名の枝番チャンネルに変更する。
より具体的には、図4に示すように、チャンネルポジション1にAB放送(チャンネル名が012−1)が割り当てられていたとする。この状態において、AB放送を受信可能な新物理チャンネルが、サーチ部11bにより発見されたとする。この場合、チャンネルポジション1の物理チャンネルを、旧物理チャンネルから新物理チャンネルに置き換える。さらに図5に示すように、空白であったチャンネルポジション2に旧物理チャンネルを割り当て、チャンネル名に枝番チャンネル(012−2)を割り当てる。
このように、チャンネルリパックが行われた際に、空いているチャンネルポジションの先頭から順に、旧物理チャンネルにより受信を行う枝番チャンネルを追加する。つまり旧物理チャンネルを、別のチャンネルポジションを利用して受信できるようにする。これにより、旧物理チャンネル情報を残し、例えば新物理チャンネルが受信できなくなった場合でも旧物理チャンネルで同一放送を受信できるようにする。
設定部11dは、録画処理やBDレコーダに対する各種設定、例えば録画予約やチャンネルリパック処理のオン/オフに関する各種設定を、BDレコーダ1が出力する設定画面において受け付ける。受け付けられた設定情報は、フラッシュメモリ14等に記録される。
〈3.チャンネルリパック処理について〉
ここで、本発明の一実施形態に係るBDレコーダ1が実施するチャンネルリパック処理を、図3のフロー図を用いながら説明する。図3に示す処理は、例えばオートスキャン処理の実行時、つまり全物理チャンネルをスキャンして受信可能な物理チャンネルを検出し、チャンネルポジションを割り当てる処理の実行時等において実施される。
本処理の開始後、チャンネルリパック部11cはステップS110において、チャンネルリパックに利用可能な新物理チャンネルの取得を実施するよう、サーチ部11bに指示する。この指示を受けたサーチ部11bは、全物理チャンネル(または所定の物理チャンネル)を対象としてチャンネルサーチを行い、受信可能な新物理チャンネルの検索を行う。
次にチャンネルリパック部11cはステップS120において、上記の検索の結果、新物理チャンネルが発見されたか否かを判定する。発見されなかった場合、チャンネルリパック部11cはステップS121において、チャンネルリパックを実施しないことを決定し、本処理を終了する。
一方、新物理チャンネルが発見された場合、チャンネルリパック部11cはステップS130において、新物理チャンネルに対応する放送局が既に割り当てられているチャンネルポジションを参照する。そしてこのチャンネルポジションの旧物理チャンネルを、新物理チャンネルに変更する。なお、検索された新物理チャンネルの放送局に対してチャンネルポジションが割り当てられていない場合は、従来技術と同様のチャンネルポジション割り当て処理を実施する。
次にチャンネルリパック部11cはステップS140において、内部処理で使用する変数N(Nは1以上の自然数)に、1を代入する。次にチャンネルリパック部11cはステップS150において、N番目のチャンネルポジションが空いているか否かを判定する。
N番目のチャンネルポジションが空いていない場合、チャンネルリパック部11cはステップS151において、変数Nに1を加算する。そして再びステップS150に移行する。なおこの際、加算後の変数Nと所定の閾値(例えばチャンネル割り当てが可能なリモコンボタンの上限である12)とを比較し、変数Nが閾値を上回る場合は、本処理を終了する形態でもよい。
一方、N番目のチャンネルポジションが空いている場合、チャンネルリパック部11cはステップS160において、N番目のチャンネルポジションに旧物理チャンネルを割り当てる。なおこの際、このN番目のチャンネルポジションのチャンネル名を、枝番チャンネルであることが分かる名称(例えば図5に示す「012−2」)に設定する。設定が完了すると、本処理を終了する。
以上に説明した本実施形態によれば、チャンネルリパック時に旧物理チャンネルの情報を破棄せず、チャンネルリパック前の旧物理チャンネルとチャンネルリパック後の新物理チャンネルとの両方を、異なるチャンネル名でチャンネルポジションに割り当てる。これによりユーザは、旧物理チャンネルを用いた視聴もできるようになる。
このため例えば、新物理チャンネルでの受信が安定しない場合に、旧物理チャンネルを用いて同一放送を視聴することができる。従って、チャンネルリパックの実施の影響により、ユーザが放送を視聴できなくなるという不具合を解消することができる。
[その他の実施の形態]
以上、好ましい実施の形態及び実施例を挙げて本発明を説明したが、本発明は必ずしも上記実施の形態に限定されるものではなく、その技術的思想の範囲内において様々に変形して実施することができる。
従って本発明は、以下の形態にも適用可能である。
(A)上記実施形態では、本発明の放送受信装置の一例としてBDレコーダ1を例に挙げているが、チャンネルリパック機能を備えた放送受信装置であれば、これ以外の放送受信装置において本発明を実施する形態でもよい。例えば、テレビジョン装置、HDDレコーダ、DVDレコーダ、STB(Set Top Box)等を用いる形態であってもよい。
(B)上記実施形態では、本発明のチャンネルリパック処理に関わる各機能部が、マイクロプロセッサ等の演算処理装置上でプログラムを実行することにより実現されているが、各機能部が複数の回路により実現される形態でもよい。
(C)上記実施形態では、チャンネルリパック部11cがチャンネルリパックにより割り当てを行うチャンネルポジションの制限については特に規定していないが、割り当てを行うチャンネルポジションの位置または数に制限を設ける形態でもよい。或いは、所定数を超えてチャンネルリパックされた旧物理チャンネルを、予め定められた範囲のチャンネルポジション(例えば20番台や100番台のチャンネルポジション等)に割り当てる形態でもよい。通常、このような数字が大きいチャンネルポジションはリモコンボタンに割り当てられないが、例えばテンキー操作による番号指定選局等により、選局可能である。
(D)上記実施形態では、図5に示すように、旧物理チャンネルのチャンネルポジションを新物理チャンネルのチャンネルポジションの近くに設定し、混在させているが、互いのチャンネルポジションを離して配置する形態でもよい。例えばチャンネルリパック部11cは、新物理チャンネルのみを、リモコンボタンに設定可能なチャンネルポジション(例えばチャンネルポジション1〜10)に登録し、旧物理チャンネルはリモコンボタンに設定できないチャンネルポジションに登録する形態(或いはこれと逆とする形態)でもよい。
(E)上記実施形態では、チャンネルリパック後の再リパックについては特に規定していないが、例えば新物理チャンネルの受信感度が極端に悪い場合、チャンネルリパック部11cが旧物理チャンネルをリパックし直す再リパック処理を行う形態でもよい。或いはチャンネルリパック部11cは、上記のような場合に一時的に旧物理チャンネルが割り当てられているチャンネルポジションを選局し、物理チャンネルを切り替えて受信する形態でもよい。
(F)上記に関連して、チャンネルリパック部11cは、新物理チャンネルまたは旧物理チャンネルの信号状態を監視し、所定期間を超えて無信号状態となった場合に、チャンネルポジションの割り当てを解除する形態でもよい。
(G)上記実施形態では、新物理チャンネルが発見されるとチャンネルリパック部11cが即座にチャンネルリパックを行っているが、所定期間(例えば一週間)は、これまでチャンネルが割り当てられていなかったチャンネルポジションに新物理チャンネルを割り当て、所定期間経過後に、チャンネルリパックを行う(つまり旧物理チャンネルとチャンネルポジションを入れ替える)形態でもよい。また入れ替え後に新物理チャンネルの受信感度が悪化した場合に、チャンネルリパック部11cが再度入れ替えを行う形態でもよい。
1 BDレコーダ(放送受信装置)
2 ディスプレイ
3 ブロードバンドルータ
11 制御部
11a 録画処理部
11b サーチ部
11c チャンネルリパック部(チャンネル管理部)
11d 設定部
12 メモリ
13 操作部
14 フラッシュメモリ(記録部)
15 HDD(記録部)
16 光ディスクドライブ
17 放送受信部
18 信号処理部
19 OSD処理部
20 通信I/F
21 外部接続端子

Claims (6)

  1. 放送波を受信可能な周波数帯域を検出し、選局に用いられるチャンネル番号を前記周波数帯域に割り当て、前記割り当ての結果を示すチャンネル情報を生成するサーチ部と、
    前記チャンネル情報を記録する記録部と、
    前記割り当てが行われた前記周波数帯域である第1周波数帯域と、前記第1周波数帯域と同一の放送波が受信可能であり、且つ前記第1周波数帯域よりも後に検出された前記周波数帯域である第2周波数帯域と、を関連付けた情報を前記チャンネル情報に含めて前記記録部に記録するチャンネル管理部と、を有すること
    を特徴とする放送受信装置。
  2. 前記チャンネル管理部は、前記第1周波数帯域及び前記第2周波数帯域の受信状況に応じて、前記第1周波数帯域に割り当てられているチャンネル番号と前記第2周波数帯域に割り当てられているチャンネル番号との入れ替えを行い、前記入れ替えの内容を示す情報を前記チャンネル情報に含めて前記記録部に記録すること
    を特徴とする請求項1に記載の放送受信装置。
  3. 前記チャンネル管理部は、前記サーチ部により新たな前記第2周波数帯域が検出されて前記第1周波数帯域に関連付けられた場合に、該第1周波数帯域のチャンネル番号を該第2周波数帯域に割り当て、該チャンネル番号と異なるチャンネル番号を該第1周波数帯域に割り当てること
    を特徴とする請求項2に記載の放送受信装置。
  4. 前記チャンネル管理部は、互いに関連付けられた前記第1周波数帯域及び前記第2周波数帯域に対して、同一または類似するチャンネル名を付与すること
    を特徴とする請求項3に記載の放送受信装置。
  5. 前記チャンネル管理部は、前記第1周波数帯域に対するチャンネル番号の再割り当てにおいて、予め定められた範囲のチャンネル番号を割り当てること
    を特徴とする請求項4に記載の放送受信装置。
  6. 前記チャンネル管理部は、予め定められた期間を超えて無信号状態である前記第1周波数帯域または前記第2周波数帯域が検出された場合に、前記チャンネル情報に基づいて、該第1周波数帯域または該第2周波数帯域のチャンネル番号の再割り当て、またはチャンネル番号の入れ替えを行うこと
    を特徴とする請求項5に記載の放送受信装置。
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