JP2014186635A - 画像形成装置及びその制御方法、並びにプログラム - Google Patents

画像形成装置及びその制御方法、並びにプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、装置本体のファームウェアと外部装置のファームウェアの品質保証された組み合わせを維持しながら、装置本体のダウンタイムをできるだけ軽減したアップデートを実現することが可能になる画像形成装置を提供する。
【解決手段】装置本体のファームウェアと外部装置のファームウェアとの非同期アップデートが可能なファームウェアの組み合わせ情報(先行アップデート可能リスト406)に基づいて、装置本体のファームウェアよりも前記外部装置のファームウェアを先行してアップデート可能か否かを判定する。そして、外部装置のファームウェアを先行してアップデート可能と判定した場合は、当該外部装置への通電状態を判定し、当該外部装置への通電状態が休止または停止状態である場合は、装置本体が稼働中であっても外部装置のファームウェアを先行してアップデートする。
【選択図】図8

Description

本発明は、画像形成装置及びその制御方法、並びにプログラムに関し、特に、デジタル複合機等の画像形成装置における複数のファームウェアを非同期にアップデートを行う方法に関する。
デジタル複合機のファームウェアのアップデートは、サービスマンが顧客先に出向いて実施するのが一般的である。しかし、昨今はインターネット環境が整い、ファームウェアをインターネットを介してデジタル複合機に送信し、サービスマンが出向くことなく、ユーザによってファームウェアのアップデートを実施することが可能になってきている。
アップデートの対象となるファームウェア構成は、基本的に品質保証されたもので、アップデートしても動作に問題がないことを前提である。デジタル複合機に装着されるプリンタ装置やスキャナ装置等の外部装置は、デジタル複合機本体とは別にそれぞれがCPUを備える。そのため、デジタル複合機本体のファームウェアと、プリンタ装置やスキャナ装置のそれぞれのファームウェアをセットにして、ユーザがアップデートできるファームセットとして提供される。
一方、外部装置の電源は、昨今の省電力の流れから、必要なタイミングでON/OFFできるように、デジタル複合機本体の電源とは独立して制御される。外部装置を個別に電源制御することができるようになると、外部装置の使用状況や通電状態を監視することで、装置本体の電源ON/OFFとは同期せずに個別に外部装置のファームウェアのアップデートを実行することが可能となる。装置本体の稼働中に使用していない外部装置のファームウェアをアップデートすることが可能になるので、ユーザにとってはダウンタイムが軽減される効果がある。実際に、装置のアイドル状態を監視し、ファームウェアのアップデートを行うという方法についてはすでに提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2008−59265号公報
しかしながら、上記のように外部装置を電源制御して個別にアップデートすることができるようになる一方で、品質評価されたファームウェアの組み合わせを保証してユーザにアップデートさせる必要がある。
例えば、外部装置の電源OFF中に外部装置のファームウェアをアップデートした場合、装置本体のファームウェアが古いままであれば、装置本体と外部装置のファームウェアが品質保証された組み合わせではなくなる恐れがある。
本発明は、上記問題に鑑みて成されたものであり、装置本体のファームウェアと外部装置のファームウェアの品質保証された組み合わせを維持しながら、装置本体のダウンタイムをできるだけ軽減したアップデートを実現することが可能になる制御技術を提供する。
上記目的を達成するために、本発明の画像形成装置は、装置本体と前記装置本体に装着して動作する複数の外部装置とからなる画像形成装置において、前記装置本体のファームウェアと前記外部装置のファームウェアとの非同期アップデートが可能なファームウェアの組み合わせ情報を取得する情報取得手段と、前記情報取得手段により取得された組み合わせ情報に基づいて、前記装置本体のファームウェアよりも前記外部装置のファームウェアを先行してアップデート可能か否かを判定する先行アップデート判定手段と、前記先行アップデート判定手段により前記外部装置のファームウェアを先行してアップデート可能と判定された場合は、当該外部装置への通電状態を判定する通電状態判定手段と、前記通電状態判定手段により前記外部装置への通電状態が休止または停止状態であると判定された場合は、前記装置本体が稼働中であっても前記外部装置のファームウェアを先行してアップデートするアップデート手段とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、装置本体のファームウェアと外部装置のファームウェアの品質保証された組み合わせを維持しながら、装置本体のダウンタイムをできるだけ軽減するアップデートを実現することが可能になる。
本発明の実施形態に係る画像形成装置が配置されたネットワークの構成例を示す図である。 図1の画像形成装置の概略構成を示すブロック図である。 コントローラ部の詳細を示すブロック図である。 画像形成装置におけるファームウェア構成の概略を示す図である。 コンテンツリストと差分パッケージの一例を示す図である。 画像形成装置におけるファームウェアのアップデート処理の流れを示すフローチャートである。 複数のファームウェアの並列アップデートの実行時間の一例を示す図であり、(a)リブート後にMNCONのアップデートと並行してDCONのアップデートを行う場合、(b)画像形成装置本体のアップデートとは非同期にDCONのアップデートを先行して行う場合である。 外部ROMファームウェアの非同期アップデート処理の流れを示すフローチャートである。 図8のステップS804においてコンテンツサーバに登録されるファームウェアのコンテンツリストの一例を示す図である。 図8のステップS804の処理後にMNCONのアップデート時間と該当する外部ROMファームウェアのアップデート時間を比較する処理の流れを示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る画像形成装置が配置されたネットワークの構成例を示す図である。
図1において、画像形成装置102は、顧客先に設置された複合機やプリンタ等であり、イーサネット(登録商標)等のLAN(Local Area Network)201を介して、インターネット等のネットワーク100に接続されている。
コンテンツサーバ101は、ネットワーク100を経由して画像形成装置102に対して、アップデートに必要なファームウェア構成情報、アップデートやダウングレード時にインストールする差分モジュールを配信する機能を有する。
図2は、図1の画像形成装置102の概略構成を示すブロック図である。
画像形成装置102は、装置本体に装着して動作するように構成された外部装置を備える。外部装置は、例えば、画像データの読取処理を行うリーダ装置(リーダ部)203や、画像データの出力処理を行うプリンタ装置(プリンタ部)204、画像データや各種機能の表示等を行う液晶パネルを備えた操作部205である。また、画像形成装置102は、これら各構成要素に接続され、該構成要素を制御するコントローラ部206を備える。
リーダ装置203は、原稿用紙を搬送する原稿給紙ユニット207と、原稿画像を光学的に読み取って電気信号としての画像データに変換するスキャナユニット208とを有する。
プリンタ装置204は、記録用紙を収容する複数段の給紙カセットを備えた給紙ユニット209と、画像データを記録用紙に転写、定着するマーキングユニット210と、印字された記録用紙を外部に排出する排紙ユニット212とを有する。
排紙ユニット212は、画像形成装置102の外部にアクセサリユニット213が接続されている場合がある。この場合、排紙ユニット212は、記録用紙をアクセサリユニット213へ排出する。アクセサリユニット213は、記録用紙に対してソート処理やステイプル処理等のフィニッシング処理を施して排出する。なお、画像形成装置102がFAX機能を有する場合、アクセサリユニット213にFAX送信部が搭載される。
リーダ装置203、プリンタ装置204、及びアクセサリユニット213の外部装置は、画像形成装置本体のコントローラ部206から独立して電源制御される。
図3は、コントローラ部206の詳細を示すブロック図である。
図3において、メインコントローラ32は、CPU33と、バスコントローラ34と、後述する各種コントローラ回路を含む機能ブロックとを備える。また、メインコントローラ32は、DRAMI/F37を介してDRAM38と接続されている。さらに、メインコントローラ32は、コーデックI/F39を介してコーデック(Codec)40と接続され、また、ネットワークI/F41を介してネットワークコントローラ(Network Controller)42と接続されている。
DRAM38は、CPU33が動作するための作業領域や画像データを蓄積するための領域として使用される。コーデック40は、DRAM38に蓄積されたラスターイメージデータをMH/MR/MMR/JBIG等の周知の圧縮方式で圧縮し、また圧縮されたデータをラスターイメージに伸長する。また、コーデック40には、SRAM43が接続されている。SRAM43は、コーデック40の一時的な作業領域として使用される。
ネットワークコントローラ42は、ネットワークコネクタ44を介してLAN201との間で所定の制御動作を行う。
メインコントローラ32は、スキャナバス45を介してスキャナI/F46に接続され、また、プリンタバス47を介してプリンタI/F48に接続される。さらに、メインコントローラ32は、PCIバス等の汎用高速バス49を介して拡張ボードを接続するための拡張コネクタ50及び入出力制御部(I/O制御部)51に接続されている。
I/O制御部51は、リーダ装置203やプリンタ装置204との間で制御コマンドを送受信するための調歩同期式のシリアル通信コントローラ52が2チャンネル装備されている。シリアル通信コントローラ52は、I/Oバス53を介してスキャナI/F46及びプリンタI/F48に接続されている。
スキャナI/F46は、第一の調歩同期シリアルI/F54及び第一のビデオI/F55を介してスキャナコネクタ56に接続されている。スキャナコネクタ56は、リーダ装置203のスキャナユニット208に接続されている。そして、スキャナI/F46は、スキャナユニット208から受信した画像データに対して所望の2値化処理や、主走査方向及び/又は副走査方向の変倍処理を行う。また、スキャナI/F46は、スキャナユニット208から送られてきたビデオ信号に基づいて制御信号を生成し、スキャナバス45を介してメインコントローラ32に転送する。
プリンタI/F48は、第2の調歩同期シリアルI/F57及び第2のビデオI/F58を介してプリンタコネクタ59に接続されている。プリンタコネクタ59は、プリンタ装置204のマーキングユニット210に接続されている。そして、プリンタI/F48は、メインコントローラ32から出力された画像データにスムージング処理を施して該画像データをマーキングユニット210に出力する。また、プリンタI/F48は、マーキングユニット210から送られたビデオ信号に基づいて、生成された制御信号をプリンタバス47に出力する。例えば、LAN201に接続されたホストコンピュータ(不図示)から受信したPDL(Page Description Language:ページ記述言語)データを解釈し、ラスターイメージデータに展開処理を行う。
バスコントローラ34は、スキャナI/F46、プリンタI/F48、拡張コネクタ50等に接続された外部機器から入出力されるデータ転送を制御するものであり、バス競合時のアービトレーション(調停)やDMAデータ転送の制御を行う。例えば、上述したDRAM38とコーデック40との間のデータ転送や、スキャナユニット208からDRAM38へのデータ転送、DRAM38からマーキングユニット210へのデータ転送等は、バスコントローラ34によって制御され、DMA転送される。
I/O制御部51は、LCDコントローラ60及びキー入力I/F61を介してパネルI/F62に接続されている。パネルI/F62は、操作部205に接続されている。また、I/O制御部51は、E−IDEコネクタ63を介してハードディスクドライブ8,9及びFlashメモリ99に接続されている。Flashメモリ99は、メインコントローラ制御用の各種制御プログラム及び各種データを記憶する。
さらに、I/O制御部51は、機器内で管理する日付と時刻を更新/保存するリアルタイムクロックモジュール64に接続されている。なお、リアルタイムクロックモジュール64は、バックアップ用電池65に接続され、該バックアップ用電池65によりバックアップされている。
図4は、画像形成装置102におけるファームウェア構成の概略を示す図である。
画像形成装置102は、ユーザが通常使用する機能モジュール等の装置全体の制御を行うメインコントローラファームウェア(以下、「MNCON」と記述)401と、ファームウェアのアップデートやダウングレード時に起動するUpdater402とを備える。画像形成装置102は、リーダ装置203のエンジンコントローラモジュールとなるRCON403と、プリンタ装置204のエンジンコントローラモジュールとなるDCON404とを備える。さらに、画像形成装置102は、アクセサリユニット213のコントローラモジュールとなるACC_CON405を備える。
MNCON401、Updater402は、それぞれFLASHメモリ99に格納される。その他の各外部装置のファームウェアは、各外部装置のROM(以下、「外部ROM」と記述)に格納される。すなわち、RCON403はリーダ装置203の外部ROMに格納され、DCON404はプリンタ装置204の外部ROMに格納され、ACC_CON405はアクセサリユニット213の外部ROMに格納される。なお、RCON403、DCON404、ACC_CON405等を外部ROMファームウェアと総称する。
Updater402は、Flashメモリ99に格納されている先行アップデート可能リスト406を使用する。この先行アップデート可能リスト406は、装置本体のファームウェア(MNCON401)と外部ROMファームウェア(RCON403,DCON404等)の非同期アップデートを実施するための情報である。
次に、上述した複数のファームウェアのアップデートとダウングレードの概要を図5、図6を参照して説明する。
図5において、コンテンツリスト501,502は、画像形成装置102が持つ「パッケージ」と呼ばれるモジュールのリストの例である。画像形成装置102のファームウェアは、これらのパッケージ群によって構成されている。
画像形成装置102のファームウェアは、コンテンツリストの単位でコンテンツサーバ101によって管理される。ファームウェアのアップデートやダウングレードは、アップデート前に画像形成装置102にインストールされているパッケージ群とアップデート後のコンテンツリストの差分となる差分パッケージを取得し、それらをインストールすることで実施される。
コンテンツリストに記載された複数のパッケージはそれぞれ、コントローラ部206のFlashメモリ99や、リーダ装置203、プリンタ装置204、アクセサリユニット213の外部ROMに格納されている。各パッケージは、図4に示すソフトウェア構成の各モジュールに1つまたは複数のパッケージが該当することになる。例えば、コンテンツリスト501において、MNCON401はaaa−0.0.0−0,bbb−0.0.0−0,ccc−0.0.0−0,ddd−0.0.0−0,eee−0.0.0−0,fff−0.0.0−0という複数のパッケージ群で構成される。
一般的には、コンテンツリストに記載されたファームウェア構成で品質が保証され、品質保証されたコンテンツリストとファームウェアがコンテンツサーバ101に登録される。これによって各ユーザは常に品質保証されたファームウェア構成でアップデートを行い、機器を使用することができる。
図6は、画像形成装置102におけるファームウェアのアップデート処理の流れを示すフローチャートである。図6に示す処理は、Flashメモリ99に格納されたプログラムにしたがって、CPU33によって実行される。
ステップS601では、CPU33は、コンテンツサーバ101からファームウェアのアップデート通知を受信する。このとき、CPU33がFlashメモリ99内のUpdater402を起動する。
次に、ステップS602では、CPU33は、コンテンツサーバ101から受信したアップデート通知内容から更新の発生する差分パッケージを特定する。例えば、図5のように、アップデート前のコンテンツリスト501とコンテンツサーバ101から通知されたアップデート後のコンテンツリスト502とを比較し、差分パッケージ503の特定を行う。
次に、ステップS603では、CPU33は、コンテンツサーバ101からステップS602で特定した差分パッケージをダウンロードする。続いて、ステップS604では、CPU33は、Updater402に設定されている定期アップデート時刻か否かを判定する。この判定の結果、設定された定期アップデート時刻に達したと判定した場合、CPU33は、アップデート処理を実行し(ステップS605)、本処理を終了する。
一方、ステップS604で定期アップデート時刻に達していないと判定した場合は、CPU33は、一定時間待機(ステップS606)した後、再びステップS604で定期アップデート時刻の判定を行う。
次に、外部ROMファームウェアのアップデート方法について図7(a)、図7(b)を用いて説明する。
図5の差分パッケージ503では、アップデートされるファームウェアのパッケージがMNCON401に含まれるccc−0.0.1−0,ddd−0.0.1−0,eee−0.0.1−0と外部ROMに含まれるDCON−1.0.0−0となる。この場合、装置本体と外部装置とで異なる記憶装置(Flashメモリ99とプリンタ装置204の外部ROM)に保存されたファームウェアがアップデート対象となり、外部ROMファームウェアのアップデート方法として次の2つの方法が考えられる。
1.定期アップデート時刻にMNCON401のアップデートと同時に外部ROMファームウェアのアップデートを行う。
2.外部装置の電源状態を検知し、定期アップデート時刻になる前に外部ROMファームウェアをアップデートしておき、のちに定期アップデート時刻になったときにMNCON401のアップデートを行う。
上記1.の場合は、図7(a)に示すように、画像形成装置本体のリブート後にMNCON401のアップデートと並行してDCON404のアップデートを行うことになる。MNCON401のアップデートに要する時間(アップデート時間)はアップデートするパッケージが多いほど長くなる。そのため、差分パッケージが少ない場合はMNCON401のアップデート時間よりもDCON404のアップデートに要する時間(アップデート時間)が長くなり、アップデート時間のボトルネックはDCON404のアップデート時間となる。
上記2.の場合は、画像形成装置本体のファームウェアアップデートと非同期に外部ROMファームウェアであるDCON404のアップデートを先行して行うことになる。そのため、アップデート時間は図7(b)に示すように、MNCON401がボトルネックとなる。しかしながら、1.の場合よりもダウンタイムを短縮することができ、ユーザにとっては装置本体を操作できる時間が長くなり、利便性の向上を図ることができる。
このように、外部ROMファームウェアをMNCON401のアップデートと非同期に行うことでダウンタイムを短縮することが可能である。しかしながら、先行して外部ROMファームウェアのアップデートを行った場合、一時的に品質保証されたファームウェアの組み合わせからずれてしまう可能性がある。例えば、MNCON401とDCON404のファームウェアの変更に依存がある場合、DCON404のみ先にアップデートしてしまうと、画像形成装置102の動作に不具合が出るおそれがある。この点を考慮して外部ROMファームウェアを非同期にアップデートするために、品質保証されたファームウェアの組み合わせであるかどうかをチェックし、問題がなければ先行してアップデートを行う仕組みが必要となる。
次に、上記を踏まえた外部ROMファームウェアの非同期アップデート処理の流れを図8を用いて説明する。
図8は、外部ROMファームウェアの非同期アップデート処理の流れを示すフローチャートである。図8に示す処理は、Flashメモリ99に格納されたプログラムにしたがって、CPU33によって実行される。アップデートの一連の処理を行うのは、図6で説明した通り、Updater402である。
ステップS801では、CPU33は、コンテンツサーバ101からアップデート予定のファームウェアのセットを取得する。ここで取得されたファームウェアのセットは、図6のステップS602で特定された差分パッケージとなる。ステップS801ではCPU33はファームウェアセット取得手段として機能する。
ステップS802では、CPU33は、ダウンロードされた差分パッケージに対して、アップデート対象となる外部ROMファームウェアの有無を判定する。ステップS802ではCPU33はアップデート対象判定手段として機能する。アップデート対象の外部ROMファームウェアがないと判定した場合は本処理を終了する。一方、アップデート対象となる外部ROMファームウェアがあると判定した場合はステップS803へ進む。
ステップS803では、CPU33は、コンテンツサーバ101に登録されているコンテンツリストからアップデート対象の外部ROMファームウェアを含むコンテンツリスト(組み合わせ情報)を取得する。ステップS803ではCPU33が情報取得手段として機能する。
次に、ステップS804では、CPU33は、取得したコンテンツリストと、アップデートを行う前の画像形成装置102のコンテンツリストとを比較して、アップデート対象の外部ROMファームウェアのみを先行してアップデート可能であるかを判定する。ステップS804ではCPU33は先行アップデート判定手段として機能する。
ステップS804でアップデート可能であると判定した場合、CPU33は、先行アップデート可能リスト406にアップデート対象の外部ROMのファームウェアを追加する(ステップS805)。ステップS805でアップデート対象の外部ROMファームウェアが追加された先行アップデート可能リスト406は、Flashメモリ99に保存される。
そして、上記ステップS803〜ステップS805の処理をアップデート対象の外部ROMファームウェア数分繰り返す。
ステップS806では、CPU33は、Flashメモリ99に保存されている先行アップデート可能リスト406を参照し、アップデート対象の外部ROMファームウェアに該当する外部装置の通電状態を確認する。
ステップS807では、CPU33は、該当する外部装置の電源がスリープ状態(休止状態)または電源OFF状態(停止状態)であるかを判定し、これらの状態であると確認できた場合はステップS808へ進む。ステップS807ではCPU33は通電状態判定手段として機能する。
ステップS808では、CPU33は、装置本体が稼動中であってもアップデート対象の外部ROMファームウェアの先行アップデートを行い、本処理を終了する。
次に、図8のステップS804における判定の詳細を図9を用いて説明する。
例えば、コンテンツサーバ101に図9に示す4つのコンテンツリスト901,902,903,904が登録されているとする。これらは品質評価されたファームウェアの組み合わせを示すコンテンツリスト(組み合わせ情報)である。アップデートを行う前の画像形成装置102にインストールされているファームウェアの組み合わせがコンテンツリスト901とする。この状態からコンテンツリスト903のファームウェアの組み合わせにアップデートする場合、差分パッケージは次のようになる。
差分パッケージ:MNCON401のccc−1.0.0−0,ddd−1.0.0−0,eee−1.0.0−0と外部ROMファームウェアのDCON−1.0.0−0
外部ROMファームウェアとなるDCON404が差分パッケージに含まれているため、このDCON−1.0.0−0をMNCON401と同時にアップデートする必要があるかを他のコンテンツリストから判断する。コンテンツサーバ101に登録されるコンテンツリストのうち、今回アップデート予定のファームウェアの組み合わせ以外でDCON−1.0.0−0を含むのはコンテンツリスト902となる。
コンテンツリスト902は、DCON−1.0.0−0以外は画像形成装置102にインストールされているコンテンツリスト901と同じ内容である。そのため、DCON−1.0.0−0を先にインストールしたとしても品質評価が行われた組み合わせ(コンテンツリスト902相当)になることが分かる。よって、このDCON−1.0.0−0を先行してアップデートしてよいと判断される。
また、コンテンツリスト901からコンテンツリスト904のファームウェアの組み合わせにアップデートする場合を考える。この場合の差分パッケージは、MNCON401に相当するccc−2.0.0−0,ddd−2.0.0−0,eee−2.0.0−0と外部ROMファームウェアに相当するDCON−2.0.0−0となる。外部ROMファームウェアとなるDCONを先行してアップデートできるか確認すると、DCON−2.0.0−0を含むコンテンツリストは904のみであることが分かる。先にDCON−2.0.0−0をインストールすると品質評価されたコンテンツリストからずれてしまうので、この場合はDCON−2.0.0−0を先行してアップデートせずにMNCON401のアップデートと同期してアップデート処理を行うことになる。
外部ROMファームウェアをMNCON401のアップデートに先行して非同期に行うことでダウンタイムを削減できるのは、MNCON401のアップデート時間が各外部ROMファームウェアのアップデート時間よりも短い場合である。よって、MNCON401のアップデート時間が確実に外部ROMファームウェアのアップデート時間よりも短いことを確認してから、該当する外部ROMファームウェアを先行アップデートリストに追加することも可能である。その場合は、図8のステップS804の処理の後に、MNCON401のアップデート時間と該当する外部ROMファームウェアのアップデート時間を比較する処理を(図10のステップS1001)追加する。なお、アップデート時間の情報はコンテンツサーバ101で保持または算出してもよいし、画像形成装置102で保持または算出してもよい。
上記実施形態によれば、装置本体のファームウェアと外部装置のファームウェアとの非同期アップデートが可能なファームウェアの組み合わせ情報(先行アップデート可能リスト406)を取得する。そして先行アップデート可能リスト406に基づいて、装置本体のファームウェアよりも前記外部装置のファームウェアを先行してアップデート可能か否かを判定する。そして、外部装置のファームウェアを先行してアップデート可能であり、且つ当該外部装置への通電状態が休止または停止状態である場合は、装置本体が稼働中であっても外部装置のファームウェアを先行してアップデートする。これにより、装置本体のファームウェアと外部装置のファームウェアの品質保証された組み合わせを維持しながら、装置本体のダウンタイムをできるだけ軽減するアップデートを実現することが可能になる。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
101 コンテンツサーバ
102 画像形成装置
203 リーダ装置
204 プリンタ装置
213 アクセサリユニット
401 MNCON
402 Updater
403 RCON
404 DCON
405 ACC_CON
406 先行アップデート可能リスト

Claims (5)

  1. 装置本体と前記装置本体に装着して動作する複数の外部装置とからなる画像形成装置において、
    前記装置本体のファームウェアと前記外部装置のファームウェアとの非同期アップデートが可能なファームウェアの組み合わせ情報を取得する情報取得手段と、
    前記情報取得手段により取得された組み合わせ情報に基づいて、前記装置本体のファームウェアよりも前記外部装置のファームウェアを先行してアップデート可能か否かを判定する先行アップデート判定手段と、
    前記先行アップデート判定手段により前記外部装置のファームウェアを先行してアップデート可能と判定された場合は、当該外部装置への通電状態を判定する通電状態判定手段と、
    前記通電状態判定手段により前記外部装置への通電状態が休止または停止状態であると判定された場合は、前記装置本体が稼働中であっても前記外部装置のファームウェアを先行してアップデートするアップデート手段とを備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記先行アップデート判定手段は、前記装置本体のファームウェアのアップデートに要する時間とアップデート対象となる前記外部装置のファームウェアのアップデートに要する時間とを比較し、前記装置本体のファームウェアのアップデートに要する時間が前記外部装置のファームウェアのアップデートに要する時間よりも短いと判断した場合に、前記外部装置のファームウェアを先行してアップデート可能と判定することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記装置本体のファームウェアと前記外部装置のファームウェアのうちアップデート対象となるファームウェアの組み合わせを取得するファームウェアセット取得手段と、
    前記取得されたファームウェアの組み合わせから前記外部装置のファームウェアのうちアップデート対象となっているファームウェアの有無を判定するアップデート対象判定手段とをさらに備えることを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 装置本体と前記装置本体に装着して動作する複数の外部装置とからなる画像形成装置の制御方法において、
    前記装置本体のファームウェアと前記外部装置のファームウェアとの非同期アップデートが可能なファームウェアの組み合わせ情報を取得する情報取得工程と、
    前記情報取得工程にて取得された組み合わせ情報に基づいて、前記装置本体のファームウェアよりも前記外部装置のファームウェアを先行してアップデート可能か否かを判定する先行アップデート判定工程と、
    前記先行アップデート判定工程にて前記外部装置のファームウェアを先行してアップデート可能と判定された場合は、当該外部装置への通電状態を判定する通電状態判定工程と、
    前記通電状態判定工程にて前記外部装置への通電状態が休止または停止状態であると判定された場合は、前記装置本体が稼働中であっても前記外部装置のファームウェアを先行してアップデートするアップデート工程とを備えることを特徴とする制御方法。
  5. 請求項4に記載の制御方法を画像形成装置に実行させるためのコンピュータに読み取り可能なプログラム。
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