JP2014186555A - 情報処理装置および情報処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】操作性を向上させる。
【解決手段】本発明の情報処理装置(1)は、操作体の接触を検知する接触入力部(51)と、近接を検知する近接入力部(52)と、接触位置を取得する接触位置取得手段(20、21)と、近接位置を取得する近接位置取得手段(22、23)と、接触位置および近接位置に基づいて、ユーザの入力を特定する入力内容特定手段(25、27)と、該入力にしたがって処理を実行する処理実行手段(26)とを備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、操作体の近接状態における操作を検出できるタッチパネルを備えた情報処理装置等に関する。
従来、操作体(指、タッチペン等)の接触状態における操作のみならず、近接状態における操作を検出できるタッチパネルが知られている。近接状態とは、非接触状態のうち、タッチパネルが操作体の位置を検出可能な圏内に、操作体が位置する状態である。タッチパネルを利用した技術として、特許文献1〜3が開示されている。
特許文献1には、タッチパネルから素早く指が離れた場合、表示された地図を拡大したまま保持する一方、接触状態からゆっくり指が離れた場合、地図を縮小表示する技術が開示されている。特許文献2には、接触状態、近接状態、及び遠方状態(タッチパネルの検出可能圏外に操作体が位置する状態)のいずれからいずれへ状態が変化したかを識別し、状態の変化に応じて操作コマンドを設定する技術が開示されている。特許文献3には、近接状態の操作体の移動が領域間を跨ぐようになされた場合に、所定の処理を実行する技術が開示されている。
特開2012−48279号公報(2012年3月8日公開) 特開2011−34502号公報(2011年2月17日公開) 特開2012−58919号公報(2012年3月22日公開)
特許文献1の技術は、タッチパネル面から指が離れるときの速さの情報を利用するものである。また、特許文献2の技術は、単に、接触状態から近接状態への状態変化を利用するものである。したがって、特許文献1及び2の技術は、タッチパネル面から指が離れた後、近接状態となった指の位置の情報を利用するものではない。
また、特許文献3の技術は、近接状態における位置の情報を利用しているが、近接状態の位置の情報と、接触状態の位置の情報とを区別して利用するものではない。このため、結局、操作のバリエーションが少なく、操作の柔軟性に欠け、操作性が悪くなるという問題がある。
本発明は上記問題点に鑑みなされたものであり、その目的は、近接状態の位置の情報と、接触状態の位置の情報とを利用し操作が可能な情報処理装置等を提供することにある。
本発明の態様1に係る情報処理装置は、上記課題を解決するために、タッチパネル面とユーザが操作する操作体との接触を検知する接触入力部と、上記操作体が、タッチパネル面と非接触であって、該タッチパネル面から所定距離内にあることを、近接状態として検知する近接入力部と、上記接触入力部によって検知された接触が生じたタッチパネル上の位置を接触位置として取得する接触位置取得手段と、上記近接入力部によって検知された近接状態の操作体の位置を、タッチパネル面に投影して近接位置として取得する近接位置取得手段と、上記操作体が接触状態から近接状態に移行した後、上記接触位置取得手段によって取得された接触位置と、上記近接位置取得手段によって取得された近接位置とに基づいて、上記ユーザからの入力内容を特定する入力内容特定手段と、上記入力内容特定手段によって特定された入力内容にしたがって処理を実行する処理実行手段とを備えている。
本発明の一態様によれば、情報処理装置の操作性が向上するという効果を奏する。
本発明の情報処理装置の要部構成を示す機能ブロック図である。 (a)および(b)は、タッチパネル上での指の位置の変化の一例を示す図である。 情報処理装置が実行する処理の流れを示すフローチャートである。 タッチパネル上での指の位置の変化について他の例を示す図である。 本発明の実施形態2に係る情報処理装置が実行する処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の実施形態3に係る情報処理装置が記憶するテーブルの一例を示す図である。 指の位置の変化に応じて定義される接触開始位置と近接終了位置との位置関係の一例を示す図である。 上記情報処理装置が実行する処理の流れを示すフローチャートである。 (a)は、テーブルの他の例を示す図であり、(b)は、上記テーブルに対応して定義される領域を示す模式図である。 タッチパネル上に定義された領域と操作位置との位置関係を示す図である。
≪実施形態1≫
[情報処理装置1の構成]
本発明の実施形態1について、図1〜図3に基づいて詳細に説明する。図1は、情報処理装置1の要部構成を示す機能ブロック図である。情報処理装置1は、タッチパネルを備えており、例えば、携帯電話、スマートフォン、タブレットPCなどの携帯型の情報処理装置である。しかし、これに限定されず、情報処理装置1は、タッチパネルを備えたパソコン、電子黒板などの据え置き型の情報処理装置であってもよい。
情報処理装置1は、図示のとおり、制御部10、一時記憶部11、記憶部12、タッチパネル13及び表示部14を備えている。一時記憶部11は、制御部10が各種プログラムを実行する過程でデータを一時的に保持するための作業領域として、RAM(Random Access Memory)などの揮発性の記憶装置によって構成される。一時記憶部11は、特に、接触開始位置30及び接触終了位置31を記憶する。記憶部12は、フラッシュメモリ等の不揮発性の記憶装置によって構成される。タッチパネル13は、ユーザによる接触操作を受け付け、情報処理装置1への指示を入力するための入力デバイスである。表示部14は、液晶パネル、有機ELパネルなどのフラットディスプレイパネルからなり、情報処理装置1によって処理される情報、画像などを表示する。本実施形態では、表示部14は、接触入力部51及び近接入力部52と一体に形成されて、タッチパネル13を構成する。
接触入力部51は、タッチセンサで構成されている。タッチセンサは、タッチパネル面への操作体(以下、ユーザの指とする)の接触位置を検出する。近接入力部52は、タッチパネル面から所定の距離以下の検出可能圏内において、非接触状態(すなわち、近接状態)にある指の位置を検出する。近接入力部52は、タッチパネル面から指までの距離(Z座標)は検出せずに、近接状態にある指の位置をタッチパネル面に対して垂直に投影したときの位置(X座標およびY座標)のみを検出できる近接センサで構成されていてもよいし、上記距離(Z座標)も検出できる近接センサで構成されていてもよい。
本発明の情報処理装置1は、タッチパネル面に指が接触している時の指の位置情報と、近接状態となった後の指の位置情報とを分けて利用して、これらの位置情報にしたがって画面をスクロールする処理を実行する。より具体的には、情報処理装置1は、接触状態の指の位置情報に基づいて第1処理としてのスクロール処理(以下、第1スクロール処理)を実行し、引き続き、近接状態の指の位置情報に基づいて第2処理として、第1スクロール処理とは異なるスクロール処理(第2スクロール処理)を実行する。このとき、第2スクロール処理では、情報処理装置1は、接触状態の指の位置情報も考慮する、すなわち、接触状態の指の位置情報と近接状態の指の位置情報とを組み合わせて利用して第2スクロール処理を実行してもよい。これにより、ユーザは、指の接触状態と近接状態とを使い分けたり組み合わせたりして、多様性に富んだ操作入力を行うことが可能となり、柔軟な操作で、多様な画面スクロールを実施することができる。以下、本発明のスクロール処理を実現するための情報処理装置1のソフトウェア構成について詳細に説明する。
制御部10は、情報処理装置1全体を統括して制御するものであり、CPU(Central Processing Unit)などで構成することができる。制御部10は、機能ブロックとして、接触操作受付部20、接触位置取得部21、近接操作受付部22、ベクトル特定部25、及び、画面制御部26を備えている。図1に示されている部材のうち、実施形態1で説明しない部材は、実施形態1の情報処理装置1には、必ずしも備えられていない。
接触操作受付部20は、ユーザによる接触操作を接触入力部51を介して受け付けるものである。具体的には、接触操作受付部20は、指がタッチパネル面との接触を開始してから、タッチパネル面から指が離れるまで指の位置を追跡し、どのような接触操作(タップ、フリック、ドラッグ、ピンチイン、ピンチアウトなど)がどの位置で行われたのかを判断する。実施形態1および2では、フリックとドラッグとを特に区別せず、いずれも、指の接触開始、指の移動、指の接触終了からなる指をスライドさせる接触操作として扱い、これを便宜上フリックと称する。しかし、フリックとの用語は、いわゆるドラッグを排除するものではない。
接触位置取得部21は、接触操作受付部20が取得した接触位置のうち、特定の接触位置を取得し記憶するものである。詳細には、接触位置取得部21は、指がタッチパネル面に接触したときの位置を示す接触開始位置30、及び/又は、指がタッチパネル面から離れたときの位置を示す接触終了位置31を取得し、一時記憶部11に記憶する。
近接操作受付部22は、ユーザによる近接操作を近接入力部52を介して受け付けるものである。具体的には、近接操作受付部22は、近接入力部52から入力される信号に基づいて、指が非接触状態で、かつ、タッチパネル面から所定距離内(近接入力部52の検出可能圏内)にあるときに、当該指の位置を追跡する。近接操作受付部22は、指の位置を、3次元座標で特定してもよいし、当該指の位置をタッチパネル面の座標にプロットして、2次元座標で特定してもよい。本実施形態では、指の位置を2次元座標値によって特定するものとし、このような近接状態の指の位置を近接位置と称する。
ベクトル特定部25は、ユーザの接触操作または近接操作、もしくは、その両方の操作に基づいて得られた、接触位置または近接位置に基づいて、以降の処理で用いるベクトルを特定するものである。ベクトル特定部25によって特定されたベクトルは、情報処理装置1が画面をスクロールするときのスクロール速度とスクロール方向とを指定する情報として扱われる。詳細には、ベクトル特定部25は、接触位置取得部21が取得した接触開始位置30(または、接触終了位置31)を始点、近接操作受付部22が特定した最新の近接位置を終点とするベクトルを特定し、該ベクトルを画面制御部26に出力する。
画面制御部26は、表示部14に表示される画面について各種処理を実行するものである。実施形態1では、ユーザの操作にしたがって画面をスクロールさせるスクロール処理を実行する。詳細には、まず、画面制御部26は、指が接触状態である間、接触操作受付部20によって受け付けられた指の移動速度と移動方向とに応じて、画面をスクロールさせる第1スクロール処理を実行する。さらに、画面制御部26は、指が近接状態に移行した後は、近接状態が継続している間、ベクトル特定部25によって特定されたベクトルの長さと方向とに応じて、画面をスクロールさせる第2スクロール処理を実行する。
[情報処理装置1の処理の流れ]
図2の(a)および(b)は、タッチパネル上での指の位置の変化の一例を示す図である。図3は、情報処理装置1が実行する処理の流れを示すフローチャートである。
例えばユーザの指が、図2の(a)に示す非接触状態の位置P11から接触状態の位置P12へと移動し、指とタッチパネル面との接触が開始されたとする。このとき、接触操作受付部20は、接触開始位置P12より接触操作が開始されたと判断する(S101でYES)。続いて、接触位置取得部21は、接触開始位置P12を取得し、接触開始位置30として一時記憶部に記憶する(S102)。その後、指が移動することなく接触開始位置P12にて再び非接触状態になった場合、接触操作受付部20は、フリック以外の接触操作(タップなど)が行われたと判定する(S103でNO)。この場合、情報処理装置1は、上記接触操作にしたがって図示しない処理を実行し、一連の処理が終了する。
一方、その後、ユーザが指の接触状態を維持したまま、P12からP13を目指して指の移動を開始したとする。このとき、接触操作受付部20は、上記接触操作が指をスライドさせるフリックであると判定する(S103でYES)。この場合、画面制御部26は、P12からP13に向かって移動する指の移動の速度および方向に応じて、表示部14の画面をスクロールさせる(S104;第1スクロール処理)。タッチパネル面から指が離れない限り(S105でNO)、画面制御部26は、第1スクロール処理を継続する。
その後、ユーザは、指の移動をP13の位置で終えて、この位置でタッチパネル面から指を離したとする(図2の(a))。このとき、接触操作受付部20は、指が離れた時点で接触位置の追跡を終了する(S105でYES)。そして、接触位置取得部21は、接触操作受付部20が最後に取得した指の位置、すなわち、接触終了位置P13を取得し、接触終了位置31として一時記憶部11に記憶する(S106)。
ここで、指がタッチパネル面から離れて近接状態となる。近接操作受付部22は、近接入力部52から入力される信号に基づいて、接触終了位置P13より、指の近接位置の追跡を開始する(S107)。
接触操作後、それに続いて、ユーザは近接操作を行う。具体的には、指の近接状態を維持したまま、接触終了位置P13から、検出可能圏内のある位置P14へと指を移動させる。移動中、指の近接位置は、常に、近接操作受付部22によって追跡されている。近接操作受付部22は、指の現在位置P14をタッチパネル面へと垂直に下ろした近接位置P14’を取得する(S108)。この場合、ベクトル特定部25は、接触位置取得部21が取得した接触開始位置P12を始点、近接操作受付部22が取得した最新の近接位置P14’を終点とするベクトルV1を特定する(S109)。そして、画面制御部26は、ベクトルV1の長さと方向とに応じて表示部14の画面をスクロールさせる(S110;第2スクロール処理)。
以降、指が近接状態を維持している間、当該指の最新の近接位置に基づいて、S108〜S110の各ステップの処理が繰り返される。すなわち、接触操作受付部20が再び接触操作を検知せず(S111でNO)、かつ、近接操作受付部22が検出可能圏内にて指を検知し続けている場合(S112でNO)、近接操作受付部22が最新の近接位置を追跡し続けて、それに応じてベクトル特定部25がベクトルを更新し続ける。そして、画面制御部26は、該べクトルに基づいて、スクロール速度とスクロール方向を変更させながら、第2スクロール処理を継続する。このように近接状態の指の位置を任意に動かすことにより、スクロール速度およびスクロール方向が柔軟に変更され得る。
例えばユーザが、指をP14の位置から、図2の(b)に示すP15の位置に指を移動させたとする。この場合、ベクトル特定部25は、接触開始位置P12を始点、最新の指の位置P15の近接位置P15’を終点とするベクトルV2を特定する。そして、画面制御部26は、ベクトルV1の方向に高速でスクロールさせていた画面を、ベクトルV2の方向に、速度を落としてスクロールさせる。なお、ベクトル特定部25は、ベクトルの始点を、接触開始位置P12に代えて、接触終了位置P13としてもよい。
一方、指がタッチパネル面に接触して近接状態が終了したとき(S111でYES)、または、指が検出可能圏外に出た場合(S112でYES)、画面制御部26は、上記第2スクロール処理を終了する(S113)。なお、S111でYESの場合、指が接触状態で停止している場合は、画面制御部26は、スクロールを停止してもよい。あるいは、別のフリックが行われた場合は、第1スクロール処理を実行してもよい。もしくは、S112でYESの場合、最後に取得された近接位置に基づいて特定されたベクトルの長さと方向とに応じて、画面制御部26は、慣性で画面のスクロールを継続させた後、ゆっくりとスクロールを停止させる構成であってもよい。
以上のとおり、実施形態1に係る情報処理装置1は、操作体の接触状態での操作にしたがって、第1スクロール処理(第1処理)を実行し、その後上記操作体の近接状態での操作にしたがって、第2スクロール処理(第2処理)を実行して、第1スクロール処理におけるスクロール方向とスクロール速度とを変更することができる。つまり、ユーザは、過去に実施した接触操作の修正をその後続けて実施する近接操作によって柔軟に修正することができる。
この機能は、例えば、地図表示アプリケーションなど、さまざまな方向に長く画面をスクロールさせるようなユースシーンで、特に有効である。従来、スクロールの速度、量、方向などは、フリックを行った時点で決まってしまうため、フリックした後にそれらを任意に変更することはできなかった。具体的には、距離が離れている目的地周辺の地図を表示させようとして、素早いフリックにより高速でスクロールさせるとする。高速スクロールによって、目的地を見逃し、当該目的地周辺の地図が画面内から通り過ぎてしまった場合、従来であれば、スクロールを一旦止めて、再びフリックするという操作を何度もやり直す必要があった。これに対して、本発明の情報処理装置1によれば、ユーザは、フリックを行った後も、後続の近接操作によって、近接状態の指の位置を任意に変更することにより、先に実施したフリックにて指定したスクロール速度及びスクロール方向を柔軟に調整したり、修正したりすることができる。そのため、目的地周辺の地図が行き過ぎてしまっても、先の接触操作を取り消すような動作を行う必要が無く、簡便にスクロール速度および方向を変更することが可能となる。つまり、先の接触操作から一続きの近接操作によって、柔軟に当該先の接触操作を修正することができる。結果として、従来のように、何度もフリックを繰り返したり、スクロールを止めたりする操作が必要無くなり、ユーザの操作性が向上するというメリットがある。なお、アドレス帳などのように、一定方向のスクロールであっても、長距離を高速にスクロールさせるようなユースシーンで、本願発明の情報処理装置1は効果を発揮する。
≪実施形態2≫
本発明の情報処理装置に関する他の実施形態について、図1、4、5に基づいて説明すれば、以下のとおりである。なお、説明の便宜上、上述の実施形態1にて説明した図面と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、重複する説明は行わない。以降の実施形態でも同様である。
[情報処理装置1の構成]
実施形態2の情報処理装置1は、実施形態1の情報処理装置1の構成に加えて、機能ブロックとして、近接位置取得部23および計時部24を備えている。実施形態2の情報処理装置1には、処理判定部27および処理テーブル40は、必ずしも備えられていない。
計時部24は、経過時間を計るものである。実施形態2では、計時部24は、指の接触状態が終了して近接状態が開始された時点から時間を計測し始めて、近接状態が継続している間、所定時間(ここでは、m秒)経過するごとに近接位置取得部23に通知する。
近接位置取得部23は、近接操作受付部22が取得した近接位置のうち、特定の近接位置を取得し記憶するものである。詳細には、近接位置取得部23は、計時部24からm秒間隔で通知を受けたことをトリガとして、その時点の(すなわち、最新の)近接位置を近接操作受付部22から取得して、近接位置32として一時記憶部11に記憶する。本実施形態では、近接位置32は、少なくとも、上記最新の近接位置と、前回取得された近接位置、つまり、当該最新の近接位置が取得された時点からm秒前の近接位置とを含むデータ構造となっている。よって、近接位置32は、一時記憶部11において、少なくとも2つの近接位置を格納するための記憶領域で構成される。以下、上記最新の近接位置を最新近接位置、上記前回取得された近接位置を前回近接位置と称する。
実施形態2では、ベクトル特定部25は、一時記憶部11に記憶されている前回近接位置を始点、最新近接位置を終点とするベクトルを特定して画面制御部26に出力する。
[情報処理装置1の処理の流れ]
図4は、タッチパネル上での指の位置の変化の一例を示す図である。図5は、情報処理装置1が実行する処理の流れを示すフローチャートである。なお、図5のS201〜S205までの各ステップは、実施形態1で説明した図3のS101〜S105の各ステップと同様に実施される。S202では、図4に示すとおり、接触開始位置P22が、接触開始位置30として記憶される。S204では、第1スクロール処理が実行される。
接触開始位置P22から接触状態を継続していた指が、P23の位置でタッチパネル面から離れたとする。この場合(S205でYES)、接触位置取得部21は、接触終了位置P23を取得し、接触終了位置31として一時記憶部11に記憶する。一方、近接操作受付部22は、近接状態に移行した指の近接位置の追跡を開始する(S206)。以下、最新の近接位置をPと表し、最新近接位置Pはnを添字とする。
計時部24は、近接操作受付部22が近接位置の追跡を開始した時点(指が離れた時点)から、計時を開始する。計時が開始される時点をn=0とする。すなわち、図4の例では、接触終了位置P23は、接触操作終了時点(=近接操作開始時点)で、最新近接位置P=Pと表現される。計時開始から所定時間m秒が経過したとき(S207でYES)、計時部24は、その旨を近接位置取得部23に通知する。計時部24は、以降、m秒間隔で、そのタイミングを近接位置取得部23に通知する(S207)。計時部24がm秒経過を通知する度に、近接位置取得部23は、最新近接位置を示すPの添字nを1つインクリメントする(S208)。
例えば、図4の示す例では、ユーザは、指が接触終了位置P23(P)にあった時点(n=0)から、m秒後に、近接状態を維持しながら、P24の位置へと指を移動させたものとする。このとき、計時部24からm秒経過の通知を受けて、近接位置取得部23は、指の現在位置P24に基づいて得られた近接位置P24’の座標値を、近接操作受付部22から取得する(S209)。そして、前回から添字が1つインクリメントされた近接位置Pに関連付けて、一時記憶部11に格納する。この時点で、更新された近接位置32は、前回近接位置としてP=P23と、最新近接位置P=P24’とを含む。
近接位置取得部23によって近接位置32が更新されると、ベクトル特定部25は、前回近接位置Pn−1を始点、最新近接位置Pを終点とするベクトルUn(上記の例では、図4のベクトルU1)を特定する(S210)。
ベクトル特定部25によってベクトルが特定されると、画面制御部26は、特定されたベクトル(例えば、ベクトルU1)の長さと方向とに応じて画面をスクロールさせる(S211;第2スクロール処理)。
以降、指が近接状態を維持している間(S212でNO、かつ、S213でNO)、計時部24がm秒間隔で計時を継続し、m秒ごとに、S208〜S211の各ステップの処理が繰り返される。例えば、ユーザが、P24の位置ある指を、さらにm秒後に、P25の位置に移動させたとする。この場合、近接位置32は、近接位置取得部23によって、前回近接位置としてのP=P24’と、最新近接位置としてのP=P25’とに更新される(S208、S209)。そして、ベクトル特定部25が、前回近接位置Pと、最新近接位置Pとに基づいて、ベクトルU2を特定する(S210)。新たに特定されたベクトルU2に基づいて、画面制御部26は、スクロール方向とスクロール速度とを変更して画面をスクロールさせる(S211)。
一方、接触操作が再び生じた場合(S212でYES)、または、指が検出可能圏外に出た場合(S213でYES)、画面制御部26は、S211の第2スクロール処理を終了する(S214)。実施形態1と同様に、画面制御部26は、S212またはS213で検出された操作に応じて、スクロールを停止したり、第1スクロール処理を再開したり、慣性で画面のスクロールを継続させた後停止したりすることなどによって、第2スクロール処理を終了すればよい。
以上のとおり、実施形態2の情報処理装置1は、実施形態1とは異なり、近接操作受付部22が追跡する近接位置のうち、所定時間(以下、m秒とする)間隔で、近接位置を取得し、記憶する構成である。そして、情報処理装置1は、最新の近接位置と、前回(m秒前)の近接位置とに応じて画面をスクロールさせる。
上記構成および方法によれば、実施形態2に係る情報処理装置1は、接触操作に引き続き近接操作を受け付けて第1スクロール処理におけるスクロール方向および速度を変更することができる。さらに、第2スクロール処理に移行した後は、所定時間間隔で最新の近接位置が取得される。そのため、近接操作が継続する間、情報処理装置1は、所定時間前の近接操作によって指定されたスクロール方向および速度を、最新の近接操作によって修正することができる。つまり、ユーザは、過去に実施した接触操作だけでなく、その後に続く、過去の近接操作についても柔軟に修正することができる。結果として、従来のように、何度もフリックを繰り返したり、スクロールを止めたりする操作が必要無くなり、ユーザの操作性が向上するという効果を奏する。
≪実施形態3≫
[情報処理装置1の構成]
本発明の情報処理装置に関する他の実施形態について、図1、6〜10に基づいて説明すれば、以下のとおりである。実施形態3の情報処理装置1は、実施形態1の情報処理装置1の構成に加えて、機能ブロックとして処理判定部27を備えている。また、処理テーブル40を記憶部12に記憶している。実施形態3では、計時部24及びベクトル特定部25の機能ブロックは必須の構成ではない。
実施形態3では、ユーザが、まず、接触操作として、表示部14に表示されているオブジェクト(アイコンなど)に対するドラッグ・アンド・ドロップを実施し、続いて、近接操作(指先を別の位置に移動させる)実施することを想定している。接触操作受付部20が、ドラッグ・アンド・ドロップを検出し、これに続いて、近接操作受付部22が検出可能圏内にある指の近接位置を追跡する。
実施形態3では、近接位置取得部23は、指が検出可能圏外に出て、近接操作受付部22が指の追跡を終了した時に、近接操作受付部22が最後に取得した近接位置(以下、近接終了位置)を取得し、近接位置32として一時記憶部11に記憶する。すなわち、実施形態3では、近接位置32は、近接終了位置を含むデータ構造を有する。
処理判定部27は、接触操作に続いて実施された近接操作が終了したとき、先の接触操作(ドラッグ)によって選択されたオブジェクトに対して実行すべき処理を判定して、ユーザ操作を確定させるものである。処理判定部27は、指の接触位置と近接位置との位置関係に基づいて、実行すべき処理を決定する。実施形態3では、画面制御部26は、接触操作または近接操作の対象となっているオブジェクトの表示に関する処理全般を実行する。一例として、画面制御部26は、接触操作にしたがって、第1処理として、オブジェクトの選択、選択されたオブジェクトの半透明化と移動(仮の移動)を実行する。そして、近接操作が確定すると、その近接操作にしたがって、第2処理として、当該オブジェクトの移動の確定またはオブジェクトの複製を実行する。いずれの第2処理を実行するのかは、処理判定部27によって決定される。処理判定部27は、処理テーブル40を参照して、近接終了位置に基づいて、画面制御部26に実行させる第2処理を決定する。
[処理テーブル40]
図6は、処理テーブル40の一例を示す図である。図示の通り、処理テーブル40は、接触開始位置と近接終了位置との位置関係と、実行すべき処理とを対応付けたテーブルである。図6に示す処理テーブル40によれば、接触開始位置と近接終了位置とが異なる領域にある場合(以下、位置関係Aと称する)には、オブジェクトの移動を確定させるという第2処理が対応付けられている。また、接触開始位置と近接終了位置とが同じ領域にある場合(以下、位置関係Bと称する)には、オブジェクトを複製するという第2処理が対応付けられている。図6において、処理テーブル40をテーブル形式のデータ構造にて示したことは一例であって、処理テーブル40のデータ構造を、テーブル形式に限定する意図はない。以降の図示されるいずれのテーブルにおいても同様である。
位置関係Aと位置関係Bとがどのように決定されるのかについて、図7の(a)に示す具体例を用いて説明する。図7の(a)は、実施形態3において指の位置の変化に応じて定義される接触開始位置と近接終了位置との位置関係の一例を示す図であり、(b)は、接触開始位置と近接終了位置との位置関係について他の例を示す図である。
接触操作がなされて接触開始位置P32および接触終了位置P33が確定し、続いて、近接操作がなされて指が圏外に出た時点で、近接終了位置P34(P34a、P34b、P34cなど)が確定したとする。この場合、処理判定部27は、まず、接触開始位置と近接終了位置との位置関係がAおよびBのいずれになるのかを決定する。具体的には、接触開始位置P32と接触終了位置P33とを結ぶ線分(実線)に対して垂直な、かつ、P33を通る直線L1を境界として、画面上に2つの領域に定義する。そして、接触開始位置P32と近接終了位置P34とが互いに異なる領域に属する場合(例えば、近接終了位置がP34a、P34cの場合)、処理判定部27は、接触開始位置と近接終了位置との位置関係はAであると決定する。そして、処理テーブル40にしたがって、第1処理における接触終了位置P33へのオブジェクトの移動を確定させるように画面制御部26に指示する。一方、接触開始位置P32と近接終了位置P34とが同じ領域に属する場合(例えば、近接終了位置がP34bの場合)、処理判定部27は、位置関係は、Bであると決定する。そして、オブジェクトを接触終了位置P33に複製するように画面制御部26に指示する。
処理判定部27は、図7の(b)に示すとおり、接触終了位置P33を通る、タッチパネル面を左右に分割する垂直な直線で、かつ、接触終了位置P33を通る直線L2を境界として、画面上に2つの領域に定義してもよい。
[情報処理装置1の処理の流れ]
図8は、情報処理装置1が実行する処理の流れを示すフローチャートである。
接触操作受付部20が接触操作を検出すると(S301でYES)、接触位置取得部21は、接触開始位置(P32など)を取得して、その座標値を接触開始位置30として記憶する(S302)。接触開始位置P32にオブジェクトが存在し、かつ、上記接触操作がドラッグであると判明した場合には(S303でYES、S304でYES)、画面制御部26は、半透明オブジェクトを表示し(S305)、接触操作受付部20が追跡する接触位置に追随して、半透明オブジェクトを表示する(S306)。指の接触状態が継続している間(S307でNO)、S306は継続して実行される。一方、ある位置(P33など)にて、タッチパネル面から指が離れたとき(S307でYES)、接触位置取得部21は、P33を取得し、接触終了位置31として記憶する(S308)。ここで接触操作が終わり、画面制御部26は、S305およびS306の第1処理を終了する。このとき、接触開始位置P32に元のオブジェクトの実体が表示され、接触終了位置P33に半透明オブジェクトが表示される。
近接操作受付部22は、接触操作終了時点から近接状態の指の近接位置の追跡を開始する(S309)。S309における近接位置の追跡は、接触操作が再び生じない限り(S310でNO)、かつ、指が検出可能圏外に出ない限り(S311でNO)継続される。
一方、接触操作が再び生じた場合(S310でYES)、または、指が検出可能圏外に出た場合(S311でYES)、近接位置取得部23は近接状態が終了したと判断し、近接操作受付部22によって最後に取得された近接終了位置(例えば、P34a〜cのいずれか)を、近接位置32として一時記憶部11に記憶する(S312)。
次に、処理判定部27は、接触開始位置P32と接触終了位置P33とに基づいて、境界線(例えば、図7のL1)を特定し、タッチパネル面上に2つの領域を定義する(S313)。そして、近接終了位置P34と接触開始位置P32とが同じ領域に属するか否か(位置関係Aか位置関係Bか)を決定する(S314)。
P34とP32とが同じ領域である(位置関係Bである)場合(S314でYES)、処理判定部27の指示にしたがい、画面制御部26は、上記オブジェクトを複製して、複製したオブジェクトを接触終了位置P33に表示する(S315)。一方、P34とP32とが異なる領域である(位置関係Aである)場合(S314でNO)、画面制御部26は、P32からP33まで先に実施された仮の移動を確定させる。つまり、接触開始位置P32に表示されていた元のオブジェクトを接触終了位置P33に移動させる(S316)。例えば、近接終了位置がP34bであれば、P32に元のオブジェクトが表示されたまま、その複製がP33に表示される。一方、近接終了位置がP34aまたはP34cであれば、P32に表示されていたオブジェクトがP33に移る。S315またはS316の処理が完了すると、画面制御部26は、S305にて表示させた半透明オブジェクトを非表示にする(S317)。
上記構成および方法によれば、実施形態3の情報処理装置1は、ユーザの接触操作にしたがって、オブジェクトの移動先を仮に決定しておき(第1処理)、引き続き行われる近接操作の終了位置に応じて、当該オブジェクトに対して行う第2処理の内容(例えば、移動先への移動を確定させるのか、複製した上で複製したものを移動先におくのか)を決定し、それを実行に移す。
つまり、接触操作と近接操作とを組み合わせた一続きの操作を行うだけで、情報処理装置に、オブジェクトに対して複数の多種多様な処理を続けて実行させることが容易にできる。特に、本発明の情報処理装置1によれば、接触位置および近接位置に基づいて、タッチパネル上に領域を複数定義することできるので、定義した領域の数だけ多種多様な第2処理を割り当てることができる。結果として、柔軟な操作方法を実現し、操作性に優れた情報処理装置を実現できるという効果を奏する。
[変形例]
図9の(a)は、処理テーブル40の他の例を示す図であり、図9の(b)は、図9の(a)に示す処理テーブル40に対応して、定義される領域を示す模式図である。
処理判定部27は、接触終了位置(P33など)と、近接終了位置(P34など)とに基づいて、両者の位置関係を特定し、この位置関係に応じて第2処理を決定することが可能である。まず、処理判定部27は、図9の(b)に示すとおり、接触終了位置P33を中心とする円によって、タッチパネル面を円の内外で2つの領域に分割する。さらに、処理判定部27は、P33を通る基準の直線(例えば、タッチパネル面の天地方向に平行な0°の直線)からの角度を、P33を中心にして120°ずつ区切り、タッチパネル面を3つの領域に分割する。すなわち、本変形例では、処理判定部27は、P33を基準として、6つの領域を定義し、近接終了位置P34が、6つの領域のいずれに属するのかを特定することにより、P33とP34との位置関係を決定する。
図9の(a)に示すとおり、本変形例における処理テーブル40は、6つの領域を定義し、その領域ごとに、第2処理が割り当てられているというデータ構造を有している。P33からP34までの距離が、上記円の半径r未満である場合(つまり、近接終了位置P34が円の内側にある場合)についてまず説明する。P34が、基準の直線からの角度が0°以上120°未満の領域にある場合、処理判定部27は、第1処理で選択されたオブジェクトを複製する処理を実行すべき第2処理として決定する。P34が、基準の直線からの角度が120°以上240°未満の領域にある場合、処理判定部27は、上記オブジェクトのショートカットを作成する処理を第2処理として決定する。P34が、基準の直線からの角度が240°以上360°(0°)未満の領域にある場合、処理判定部27は、上記オブジェクトの移動を確定させる処理を第2処理として決定する。
次にP33からP34までの距離が、上記円の半径r以上である場合(つまり、近接終了位置P34が円の外側にある場合)について説明する。P34が、基準の直線からの角度が0°以上120°未満の領域にある場合、処理判定部27は、第1処理で選択されたオブジェクトを複製した後、当該複製オブジェクトを選択して実行するという一連の処理を、実行すべき第2処理として決定する。P34が、基準の直線からの角度が120°以上240°未満の領域にある場合、処理判定部27は、上記オブジェクトのショートカットを作成した後、当該ショートカットオブジェクトを選択して実行するという一連の処理を第2処理として決定する。P34が、基準の直線からの角度が240°以上360°(0°)未満の領域にある場合、処理判定部27は、上記オブジェクトを移動させた後、該オブジェクトを選択して実行するという一連の処理を第2処理として決定する。
図10の(a)および(b)は、タッチパネル上に定義された6つの領域と、取得された指の近接位置との位置関係を示す図である。図10の(a)に示すとおり、処理判定部27は、P33を通る基準の直線を、タッチパネル面の天地方向に平行な直線L3と定義して、6つの領域を定義してもよい。あるいは、図10の(b)に示すように、処理判定部27は、基準の直線を、P32とP33とを通る直線L4と定義してもよい。なお、画面制御部26は、処理判定部27が定義した6つの領域を、P33が確定した時点で表示することが好ましい。これにより、指の近接状態をどこで終わらせれば、どのような処理が続けて実行されるのかを、ユーザは、実際に近接処理を終わらせる前に知ることができるので、利便性が向上するという効果を奏する。
≪ソフトウェアによる実現例≫
情報処理装置1の制御ブロック(特に、制御部10の各機能ブロック)は、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、CPUを用いてソフトウェアによって実現してもよい。
後者の場合、情報処理装置1は、各機能を実現するソフトウェアであるプログラムの命令を実行するCPU、上記プログラムおよび各種データがコンピュータ(またはCPU)で読み取り可能に記録されたROM(Read Only Memory)または記憶装置(これらを「記録媒体」と称する)、上記プログラムを展開するRAMなどを備えている。そして、コンピュータ(またはCPU)が上記プログラムを上記記録媒体から読み取って実行することにより、本発明の目的が達成される。上記記録媒体としては、「一時的でない有形の媒体」、例えば、テープ、ディスク、カード、半導体メモリ、プログラマブルな論理回路などを用いることができる。また、上記プログラムは、該プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して上記コンピュータに供給されてもよい。なお、本発明は、上記プログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
〔まとめ〕
本発明の態様1に係る情報処理装置は、上記課題を解決するために、タッチパネル面とユーザが操作に用いる操作体(指)との接触を検知する接触入力部(51)と、上記操作体が、タッチパネル(13)面と非接触、かつ、該タッチパネル面から所定距離内にある近接状態にあることを検知する近接入力部(52)と、上記接触入力部によって検知された接触が生じたタッチパネル上の位置を接触位置として取得する接触位置取得手段(接触操作受付部20、接触位置取得部21)と、上記近接入力部によって検知された近接状態の操作体の位置を、タッチパネル面に投影して近接位置として取得する近接位置取得手段(近接操作受付部22、近接位置取得部23)と、上記操作体が接触状態から近接状態に移行した後、移行前に上記接触位置取得手段によって取得された接触位置と、移行後に上記近接位置取得手段によって取得された近接位置とに基づいて、上記ユーザからの入力内容を特定する入力内容特定手段(ベクトル特定部25、処理判定部27)と、上記入力内容特定手段によって特定された入力内容に従って処理を実行する処理実行手段(画面制御部26)とを備えている。
本発明の態様8に係る情報処理方法は、上記課題を解決するために、タッチパネルを備えた情報処理装置が実行する情報処理方法であって、上記情報処理装置は、タッチパネル面とユーザが操作に用いる操作体との接触を検知する接触入力部と、上記操作体が、タッチパネル面と非接触、かつ、該タッチパネル面から所定距離内にある近接状態にあることを検知する近接入力部とを備え、上記接触入力部によって検知された接触が生じたタッチパネル上の位置を接触位置として取得する接触位置取得ステップと、上記近接入力部によって検知された近接状態の操作体の位置を、タッチパネル面に投影して近接位置として取得する近接位置取得ステップと、上記操作体が接触状態から近接状態に移行した後、移行前に上記接触位置取得ステップにて取得された接触位置と、移行後に上記近接位置取得ステップにて取得された近接位置とに基づいて、上記ユーザからの入力内容を特定する入力内容特定ステップと、上記入力内容特定ステップにて特定された入力内容に従って処理を実行する処理実行ステップとを含む。
上記の構成および方法によれば、ユーザは接触操作と近接操作とを組み合わせて多様な指示を情報処理装置に入力することができるので、柔軟な操作方法を実現し、操作性に優れた情報処理装置を提供できるという効果を奏する。
本発明の態様2に係る情報処理装置では、上記態様1において、上記処理実行手段は、上記操作体が接触状態にあるとき、上記接触位置取得手段によって取得された接触位置に基づいて第1処理を実行し、上記操作体が上記接触状態から近接状態に移行した後、上記入力内容特定手段によって特定された入力内容に従って、上記第1処理と連携する第2処理を実行することが好ましい。
上記構成によれば、接触操作に基づいて行った第1処理を、引き続き実施する近接操作によって、修正したり、別の処理を続けて実行させたりすることができる。接触操作と近接操作とは、ひと続きで実行できる操作である。よって、第1処理をキャンセルするために一旦処理を停止させるための操作を行ったり、別の処理を呼び出すメニューを表示させるための操作を行ったりすることが不要となり、操作性が向上する。
本発明の態様3に係る情報処理装置では、上記態様2において、上記処理実行手段は、上記第1処理として、接触状態時の操作体の移動方向に応じた方向、並びに、操作体の移動距離および移動速度の少なくともいずれか一方に応じた速度で画面をスクロールし、上記入力内容特定手段は、接触位置および近接位置のうちいずれか1点を始点、最新の近接位置を終点とするベクトルを特定し、上記処理実行手段は、上記第2処理として、上記第1処理において決定されたスクロールの方向および速度を、特定された上記ベクトルの方向、又は、該ベクトルの長さに応じた速度に変更して画面をスクロールしてもよい。
本発明の態様4に係る情報処理装置は、上記態様2において、上記処理実行手段は、上記第1処理として、少なくとも、接触が開始されたときの接触開始位置に表示されていたオブジェクトを選択するものであり、上記入力内容特定手段は、上記接触が終了したときの接触終了位置を基準としてタッチパネル面を複数の領域に分割し、上記操作体の近接状態が終了するときに上記近接位置取得手段によって最後に取得された近接位置が、いずれの領域に属するのかに基づいて、該領域に割り当てられている第2処理を特定し、上記処理実行手段は、上記入力内容特定手段によって特定された第2処理を、上記オブジェクトに対して実行してもよい。
本発明の態様5に係る情報処理装置では、上記態様4において、上記処理実行手段は、上記第1処理として、さらに、選択した上記オブジェクトを、接触が終了したときの接触終了位置に仮に移動させるものであり、上記処理実行手段が実行する、領域ごとに割り当てられる第2処理には、上記第1処理で仮に移動させたオブジェクトを、上記接触終了位置に移動させることを確定する処理、上記第1処理で仮に移動させたオブジェクトを複製し、その複製を上記接触終了位置に配置する処理、及び、上記第1処理で仮に移動させたオブジェクトのショートカットを作成して上記接触終了位置に配置する処理の少なくともいずれか1つを含んでいてもよい。
本発明の態様6に係る情報処理装置では、上記態様3において、上記入力内容特定手段は、接触状態が終了したときの接触位置を始点、最新の近接位置を終点とするベクトルを特定してもよい。
本発明の態様7に係る情報処理装置では、上記態様3において、上記近接位置取得手段は、上記操作体が近接状態にある間、所定時間ごとに近接位置を取得し、上記入力内容特定手段は、最新の近接位置の1つ前に取得された近接位置を始点、該最新の近接位置を終点とするベクトルを特定してもよい。
なお、上記情報処理装置は、コンピュータによって実現してもよく、この場合には、コンピュータを上記各手段として動作させることにより上記情報処理装置をコンピュータにて実現させる情報処理装置の制御プログラム、およびそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も、本発明の範疇に入る。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
本発明は、タッチパネルを備えた情報処理装置に利用することができる。
1 情報処理装置、10 制御部、11 一時記憶部、12 記憶部、13 タッチパネル、14 表示部、20 接触操作受付部(接触位置取得手段)、21 接触位置取得部(接触位置取得手段)、22 近接操作受付部(近接位置取得手段)、23 近接位置取得部(近接位置取得手段)、24 計時部、25 ベクトル特定部(入力内容特定手段)、26 画面制御部(処理実行手段)、27 処理判定部(入力内容特定手段)、30 接触開始位置、31 接触終了位置、32 近接位置、40 処理テーブル、51 接触入力部、52 近接入力部

Claims (5)

  1. タッチパネル面とユーザが操作に用いる操作体との接触を検知する接触入力部と、
    上記操作体が、タッチパネル面と非接触、かつ、該タッチパネル面から所定距離内にある近接状態にあることを検知する近接入力部と、
    上記接触入力部によって検知された接触が生じたタッチパネル上の位置を接触位置として取得する接触位置取得手段と、
    上記近接入力部によって検知された近接状態の操作体の位置を、タッチパネル面に投影して近接位置として取得する近接位置取得手段と、
    上記操作体が接触状態から近接状態に移行した後、移行前に上記接触位置取得手段によって取得された接触位置と、移行後に上記近接位置取得手段によって取得された近接位置とに基づいて、上記ユーザからの入力内容を特定する入力内容特定手段と、
    上記入力内容特定手段によって特定された入力内容に従って処理を実行する処理実行手段とを備えていることを特徴とする情報処理装置。
  2. 上記処理実行手段は、上記操作体が接触状態にあるとき、上記接触位置取得手段によって取得された接触位置に基づいて第1処理を実行し、上記操作体が上記接触状態から近接状態に移行した後、上記入力内容特定手段によって特定された入力内容に従って、上記第1処理と連携する第2処理を実行することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 上記処理実行手段は、上記第1処理として、接触状態時の操作体の移動方向に応じた方向、並びに、操作体の移動距離および移動速度の少なくともいずれか一方に応じた速度で画面をスクロールし、
    上記入力内容特定手段は、接触位置および近接位置のうちいずれか1点を始点、最新の近接位置を終点とするベクトルを特定し、
    上記処理実行手段は、上記第2処理として、上記第1処理において決定されたスクロールの方向および速度を、特定された上記ベクトルの方向、又は、該ベクトルの長さに応じた速度に変更して画面をスクロールすることを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 上記処理実行手段は、上記第1処理として、少なくとも、接触が開始されたときの接触開始位置に表示されていたオブジェクトを選択するものであり、
    上記入力内容特定手段は、上記接触が終了したときの接触終了位置を基準としてタッチパネル面を複数の領域に分割し、上記操作体の近接状態が終了するときに上記近接位置取得手段によって最後に取得された近接位置が、いずれの領域に属するのかに基づいて、該領域に割り当てられている第2処理を特定し、
    上記処理実行手段は、上記入力内容特定手段によって特定された第2処理を、上記オブジェクトに対して実行することを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  5. 上記処理実行手段は、上記第1処理として、さらに、選択した上記オブジェクトを、接触が終了したときの接触終了位置に仮に移動させるものであり、
    上記処理実行手段が実行する、領域ごとに割り当てられる第2処理には、上記第1処理で仮に移動させたオブジェクトを、上記接触終了位置に移動させることを確定する処理、上記第1処理で仮に移動させたオブジェクトを複製し、その複製を上記接触終了位置に配置する処理、及び、上記第1処理で仮に移動させたオブジェクトのショートカットを作成して上記接触終了位置に配置する処理の少なくともいずれか1つを含んでいることを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
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