JP2014185533A - シリンダーライナー除去方法及び装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】シリンダーブロックからシリンダーライナーを除去するにあたり、両者を互いに残留物が残らないように分離する、シリンダーライナー除去方法及びシリンダーライナー除去装置を提供すること。
【解決手段】本発明にかかるシリンダーライナー除去方法は、融点Tαのシリンダーブロックに挿入された融点Tβ(ただし、Tα<Tβとする)のシリンダーライナーを、シリンダーブロックから除去する方法であって、シリンダーライナーの内側に加熱部を挿入する加熱部挿入工程と、シリンダーライナーを介してシリンダーブロックを加熱する加熱工程と、シリンダーライナーをシリンダーブロックから分離する分離工程と、を備える。
【選択図】図5

Description

本発明は、シリンダーライナー除去方法及びシリンダーライナー除去装置に関する。
レシプロエンジンのシリンダーブロックとしては、アルミニウム合金製のものが広く用いられている(特許文献1、特許文献2)。シリンダーブロックのシリンダー孔内に組み込まれるシリンダーライナーには、鋳鉄製のものが広く用いられている。シリンダーブロックの不良品は、溶解されて、シリンダーブロックの材料として再利用される。シリンダーブロックの溶解時には、鋳鉄製のシリンダーライナーは、引っ張り又は押し出し等の機械的除去方法により、シリンダーブロックから除去される。
特開平6−299899号公報 特表平7−501987号公報
シリンダーブロックからシリンダーライナーを除去する場合に、機械的除去方法を用いると、ライナーの凸形状部等の機械強度が弱い部分においてライナー割れが発生し、鋳鉄がアルミニウム合金側に残留することがある。また、アルミニウム合金は鋳鉄よりも機械強度が劣るため、除去されたシリンダーライナーにアルミニウム合金が付着することもある。このように、機械的除去方法を用いた場合には、鋳鉄とアルミニウム合金の選別が困難という問題があった。
本発明は、シリンダーブロックからシリンダーライナーを除去するにあたり、両者を互いに残留物が残らないように分離する、シリンダーライナー除去方法及びシリンダーライナー除去装置を提供することを目的とする。
本発明にかかるシリンダーライナー除去方法は、融点Tαのシリンダーブロックに挿入された融点Tβ(ただし、Tα<Tβとする)のシリンダーライナーを、前記シリンダーブロックから除去する方法であって、前記シリンダーライナーの内側に加熱部を挿入する加熱部挿入工程と、前記シリンダーライナーを介して前記シリンダーブロックを加熱する加熱工程と、前記シリンダーライナーを前記シリンダーブロックから分離する分離工程と、を備える。
上述のシリンダーライナー除去方法における分離工程は、前記シリンダーブロックと前記シリンダーライナーとを相対的に逆方向へ移動させるように加圧することにより、前記シリンダーライナーを前記シリンダーブロックから分離してもよい。
本発明にかかるシリンダーライナー除去装置は、シリンダーライナーを加熱する加熱部と、シリンダーブロックを支えるシリンダーブロック支持部と、前記加熱部を前記シリンダーライナーの内側に挿入する加熱部昇降機構と、を有する。
上述のシリンダーライナー除去装置における加熱部の長さが、前記シリンダーライナーの全長以上であってもよい。
さらに、上述のシリンダーライナー除去装置は、前記シリンダーブロックと前記シリンダーライナーに相対的に逆方向に動くように力を加えることができるリフター機構と、前記シリンダーブロックを移動させるときに、前記シリンダーライナーを押さえるシリンダーライナー押圧部と、を有してもよい。
また、上述のシリンダーライナー除去装置におけるシリンダーライナー押圧部は、前記シリンダーライナーの内径よりも大きく、前記シリンダーブロックのシリンダー孔内径よりも小さくてもよい。
さらにまた、上述のシリンダーライナー除去装置におけるシリンダーライナー押圧部が、前記加熱部と一体的に設けられていてもよい。
本発明により、シリンダーブロックからシリンダーライナーを除去するにあたり、両者を互いに残留物が残らないように分離する、シリンダーライナー除去方法及びシリンダーライナー除去装置を提供することができる。
実施の形態1にかかるシリンダーライナー除去装置の構成を示す図である。 実施の形態1にかかるシリンダーライナー除去装置の加熱部内部の構成を示す図である。 実施の形態1にかかるシリンダーライナー除去装置の加熱部により、シリンダーブロックが加熱されている状態を示す図である。 実施の形態1にかかるシリンダーライナー除去装置の加熱部により、シリンダーライナーがシリンダーブロックから押し出されている状態を示す図である。 実施の形態1にかかるシリンダーライナー除去方法を示すフロー図である。
[実施の形態1]
以下、図面を参照して本発明の実施の形態1について説明する。本実施形態では、自動車用エンジンを想定して説明するが、本発明は自動車用エンジンに限定されるものではない。
図1は、本発明の実施の形態1にかかるシリンダーライナー除去装置の構成を示す図である。図1では、わかりやすいようにシリンダーブロックにシリンダーライナーがはめ込まれた状態を断面している。図1に示すように、本発明の実施の形態1にかかるシリンダーライナー除去装置100は、加熱部101と、シリンダーブロック支持部102と、加熱部昇降機構103と、リフター機構104と、シリンダーライナー押圧部105と、を備える。本実施形態にかかるシリンダーライナー除去装置100を用いて、シリンダーブロック110からシリンダーライナー120を除去する。
まず、シリンダーブロック及びシリンダーライナーについて簡単に説明しておく。シリンダーブロック110は、レシプロエンジンの主要部品の一つである。シリンダーブロック110には、シリンダー孔111が設けられている。シリンダーブロック110は、一般的には、アルミニウム合金の鋳造により製造される。シリンダーブロック110の材料としては、かつては鋳鉄を用いるのが一般的であった。しかし、アルミニウム合金は鋳鉄より軽いので、アルミニウム合金を用いることによりエンジンの軽量化が可能となり、自動車の燃費向上につながる。
シリンダーライナー120は、シリンダーブロック110のシリンダー孔111に挿入して組み付けられる部品である。シリンダーライナー120は、例えば、鋳鉄にクロムめっきを施して製造される。アルミニウム合金は耐摩耗性が高くないので、鋳鉄製のシリンダーライナーをピストンとの摩擦面に組み付けることにより、シリンダーの摩耗を防ぎ、ピストンの摺動時の抵抗を小さくすることができる。
本実施形態のシリンダーライナー除去装置100を説明する。加熱部101は、加熱部昇降機構103を用いて昇降されることにより、シリンダーライナー120に対して抜き挿しされる。加熱部101は発熱して、シリンダーライナー120を加熱する。加熱されたシリンダーライナー120を介して、シリンダーブロック110も加熱される。
シリンダーブロック110はアルミニウム合金製であり、シリンダーライナー120は鋳鉄製である。アルミニウム合金の融点は、鋳鉄の融点よりも低い。そのため、アルミニウム合金の融点以上で鋳鉄の融点より低い温度では、シリンダーライナー120は固体のままで、シリンダーライナー120の周囲のシリンダーブロック110が溶解する。
周囲のシリンダーブロック110が溶解した状態で、シリンダーライナー120に力を加えると、シリンダーブロック110からシリンダーライナー120を容易に分離することができる。また、シリンダーブロック110からシリンダーライナー120を分離する際には、アルミニウム成分は完全に融解していなくてもよい。アルミニウム成分が軟化しているだけでも、シリンダーライナー120の分離が可能である。
図2は、加熱部101内部の構成を示す図である。図2に示すように、加熱部101の内部には、熱源として電熱線201が設けられている。電熱線201に電流を流して発熱させることにより、加熱部101はシリンダーライナー120を加熱する。加熱方法は電熱線に限られるものではなく、例えば、誘導加熱であってもよい。
加熱部101の長さを、シリンダーライナー120の全長以上とすることにより、シリンダーライナー120の全体を加熱することができる。これにより、シリンダーライナー120の周囲のシリンダーブロック110を満遍なく溶解できるので、シリンダーライナー120を少ない力でシリンダーブロック110から除去できる。
シリンダーブロック支持部102は、シリンダーブロック110を支える部材である。シリンダーブロック支持部102は、シリンダーブロック110のシリンダーヘッドとの合わせ面を支持することにより、シリンダーブロック110を安定した状態で固定して、位置決めすることができる。
加熱部昇降機構103は、シリンダーライナー120の内側に加熱部101を挿入するために、加熱部101を移動させる。加熱部昇降機構103は、例えば、Xリンク機構、ボールねじ、多関節ロボット等を用いることができる。
リフター機構104は、シリンダーブロック支持部102を上下に移動させる。シリンダーブロック支持部102を上下に移動させることにより、シリンダーブロック支持部102上に配置されたシリンダーブロック110が上下に移動する。リフター機構104は、例えば、Xリンク機構、ボールねじ等を用いることができる。
シリンダーライナー押圧部105は、シリンダーブロック110の内側から、シリンダーライナー120に力を加える。すなわち、シリンダーライナー押圧部105がシリンダーライナー120を下方に押圧するとともに、リフター機構104がシリンダーブロックを上方に押圧する。
シリンダーライナー120の周囲のシリンダーブロック110が溶解した状態で、シリンダーライナー120に力を加えると、シリンダーブロック110からシリンダーライナー120を容易に分離することができる。
本実施形態では、シリンダーライナー押圧部105の外径を、シリンダーライナー120の内径よりも大きくしている。これにより、シリンダーライナー120を確実に押圧することができる。
また、本実施形態では、シリンダーライナー押圧部105の外径を、シリンダーブロック110のシリンダー孔111内径よりも小さくしている。これにより、シリンダーライナー押圧部105がシリンダー孔111を通過することができ、シリンダーライナー120をシリンダー孔111の最下部まで押し下げることができる。結果として、シリンダーライナー120をシリンダーブロック110から確実に分離することができる。
シリンダーライナー押圧部105が、加熱部101と一体的に設けられていてもよい。一体とすることで、装置の省スペースに寄与する。部品点数の削減により、シリンダーライナー除去装置100の製造コストが低減できる。
本実施形態にかかるシリンダーライナー除去装置100には、シリンダーブロック110を搬入出するための搬送機構を設けることもできる。搬送機構としては、例えば、多関節ロボット、ガントリーローダー等を用いることができる。
続いて、図1、図3、図4、及び図5を用いて、本実施形態にかかるシリンダーライナー除去装置100の動作、及び本実施形態にかかるシリンダーライナー除去方法を説明する。
図5は、本実施形態にかかるシリンダーライナー除去方法を示すフロー図である。本実施形態にかかるシリンダーライナー除去方法では、融点Tαのシリンダーブロック110に挿入された融点Tβ(ただし、Tα<Tβである)のシリンダーライナー120を、シリンダーブロック110から除去する。
まず、図1に示すように、シリンダーブロック110をシリンダーブロック支持部102上に配置する(S501)。この時点では、シリンダーライナー120は、シリンダーブロック110のシリンダー孔111に挿入されて組み付けられた状態である。加熱部101は、初期設定では、シリンダーブロック110の上方に位置する。
次に、シリンダーライナー120の内側に加熱部101を挿入するため、加熱部昇降機構103を用いて加熱部101を下降させる(S502)。加熱部101を下降させながら、加熱部101が下降端に達したか否かを判断する。加熱部101が下降端に達したと判断すると(S503 YES)、加熱部101は下降を停止する(S504)。加熱部101が下降端に達していないと判断すると(S503 NO)、加熱部101は下降を続ける。
図3は、本実施形態にかかる加熱部101により、シリンダーブロック110が加熱されている状態を示す図である。図3に示すように、シリンダーライナー押圧部105がシリンダーライナー120に接触した状態になると、加熱部101は下降を一旦停止する。下降端は予め位置を定めておいてもよいし、加熱部101がシリンダーライナー120に接触した位置を検出して、その位置を下降端としてもよい。
次に、加熱部101によりシリンダーライナー120を加熱し、シリンダーライナー120を介してシリンダーブロック110を加熱する(S505)。加熱部101は、予め定めた加熱時間が終了したら、加熱を終了する(S506 YES)。加熱時間が終了していない場合は、加熱を継続する(S506 NO)。加熱の終了条件は時間ではなく、温度により管理してもよい。例えば、温度が予め定めた基準温度に達すると加熱を終了してもよい。
図4は、本実施形態にかかる加熱部101により、シリンダーライナー120がシリンダーブロック110から押し出されている状態を示す図である。図4に示すように、シリンダーライナー120の周囲のシリンダーブロック110が溶解した後に、リフター機構104を用いて、シリンダーブロック支持部102を上昇させる。シリンダーブロック支持部102とともに、シリンダーブロック110も上昇する(S507)。これに合わせて、シリンダーライナー押圧部105を用いてシリンダーライナー120を下方に押圧する。これにより、シリンダーライナー120は、シリンダーブロック110のシリンダー孔111の下方から抜ける方向に押圧される。
シリンダーライナー120を下方に押圧するとともに、シリンダーブロック110を上方に押圧することにより、シリンダーライナー120はシリンダー孔111の下方に押し出される。
シリンダーライナー120の周囲のシリンダーブロック110は溶解しているので、加えられた力によってシリンダーライナー120はシリンダーブロック110から分離し、除去される(S508)。
なお、シリンダーブロック110とシリンダーライナー120には相対的に逆方向に動くように力を加えればよく、上下方向に限定されるものではない。また、シリンダーライナー120を自重で落下させることにより、シリンダーブロック110から分離してもよい。
シリンダーライナー120がシリンダーブロック110から除去された後、リフター機構104によりシリンダーブロック支持部102とともにシリンダーブロック110を下降させ、開始位置に戻す(S509)。続けて、加熱部101も加熱部昇降機構103を用いて上昇させ、開始位置に戻す(S510)。シリンダーブロック110と加熱部101が開始位置に戻って停止したら、シリンダーブロック110をシリンダー支持部102から取り外して、終了する(S511)。
以上、説明したように、本発明の実施の形態1にかかるシリンダーライナー除去装置100では、シリンダーブロック110が溶解した状態でシリンダーライナー120に力を加えるので、シリンダーブロック110からシリンダーライナー120を小さな力で分離することができる。これにより、シリンダーブロック110の一部が破断して、シリンダーライナー120に付着することを防げる。また、シリンダーライナー120の一部が破断して、シリンダーブロック110の内部に残留することを防げる。
したがって、本発明の実施の形態1にかかるシリンダーライナー除去装置100により、シリンダーブロック110からシリンダーライナー120を引き抜くにあたり、両者を互いに残留物が残らないように分離することができる。
また、本発明の実施の形態1にかかるシリンダーライナー除去方法では、シリンダーブロック110を加熱して一部を溶解した後に、シリンダーブロック110とシリンダーライナー120とを相対的に逆方向へ移動させるように加圧する。これにより、シリンダーブロック110からシリンダーライナー120を、常温で強制的に引き抜くときよりも小さな力で分離することができる。
小さな力で分離することができる結果、シリンダーブロック110の一部が破断して、シリンダーライナー120に付着することを防げる。また、シリンダーライナー120の一部が破断して、シリンダーブロック110の内部に残留することも防げる。
よって、本実施形態にかかるシリンダーライナー除去方法により、シリンダーブロックからシリンダーライナー120を引き抜くにあたり、両者を互いに残留物が残らないように分離することができる。
本実施形態にかかるシリンダーライナー除去方法により、シリンダーライナー120の一部が破断して、シリンダーブロック110の内部に残留することを防げる。よって、シリンダーライナー120を除去してアルミニウム合金のみとなったシリンダーブロック110は、そのまま溶解して再利用することができる。
シリンダーブロック110の内部にシリンダーライナー120が残留すると、鉄分による不良品の発生を防止するための特殊な溶解法が必要となる。しかし、シリンダーライナー120を破断させずに除去できれば、通常の溶解法で再利用することが可能である。
また、本実施形態にかかるシリンダーライナー除去方法により、シリンダーブロック110の一部が破断して、シリンダーライナー120に付着することを防げる。シリンダーライナー120に付着するアルミニウム合金の量を減らせるので、シリンダーライナー120を溶解して、鉄材として再利用することが容易となる。そして、再利用した鉄材を用いることにより、シリンダーライナー120の製造コストの低減につながる。
さらに、シリンダーライナー120を溶解する前に、シリンダーライナー120を加熱することにより、シリンダーライナー120に付着したアルミニウム合金を溶解して回収することができる。これにより、アルミニウム合金材料の無駄を防ぐことができ、シリンダーブロック110の製造コストの低減につながる。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。例えば、シリンダーブロックやシリンダーライナーは必ずしも自動車エンジン用に限定されず、航空機等のエンジンに用いるものであってもよい。
110 シリンダーブロック
111 シリンダー孔
120 シリンダーライナー
101 加熱部
102 シリンダーブロック支持部
103 加熱部昇降機構
104 リフター機構
105 シリンダーライナー押圧部

Claims (7)

  1. 融点Tαのシリンダーブロックに挿入された融点Tβ(ただし、Tα<Tβとする)のシリンダーライナーを、前記シリンダーブロックから除去する方法であって、
    前記シリンダーライナーの内側に加熱部を挿入する加熱部挿入工程と、
    前記シリンダーライナーを介して前記シリンダーブロックを加熱する加熱工程と、
    前記シリンダーライナーを前記シリンダーブロックから分離する分離工程と、
    を備えるシリンダーライナー除去方法。
  2. 前記分離工程は、前記シリンダーブロックと前記シリンダーライナーとを相対的に逆方向へ移動させるように加圧することにより、前記シリンダーライナーを前記シリンダーブロックから分離する、請求項1に記載のシリンダーライナー除去方法。
  3. シリンダーライナーを加熱する加熱部と、
    シリンダーブロックを支えるシリンダーブロック支持部と、
    前記加熱部を前記シリンダーライナーの内側に挿入する加熱部昇降機構と、
    を有するシリンダーライナー除去装置。
  4. 前記加熱部の長さが、前記シリンダーライナーの全長以上であることを特徴とする、請求項3に記載のシリンダーライナー除去装置。
  5. 前記シリンダーブロックと前記シリンダーライナーに相対的に逆方向に動くように力を加えることができるリフター機構と、
    前記シリンダーブロックを移動させるときに、前記シリンダーライナーを押さえるシリンダーライナー押圧部と、
    を有する請求項3又は4に記載のシリンダーライナー除去装置。
  6. 前記シリンダーライナー押圧部は、前記シリンダーライナーの内径よりも大きく、前記シリンダーブロックのシリンダー孔内径よりも小さいことを特徴とする、請求項5に記載のシリンダーライナー除去装置。
  7. 前記シリンダーライナー押圧部が、前記加熱部と一体的に設けられていることを特徴とする、請求項5又は6に記載のシリンダーライナー除去装置。
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