JP2014185307A5 - - Google Patents

Claims (7)

1. 高含水有機汚泥と食品廃棄物を所定の割合で攪拌混合し、含水率を２０％以下まで乾燥させ、５ｍｍ以下の粒状乾燥物を生成する第１工程と、
   前記第１工程で用いたものと同じ高含水有機汚泥と食品廃棄物を前記所定の割合で攪拌混合し、前記第１工程で得られた前記粒状乾燥物を添加して乾燥させ、粒状の固形燃料を生成する第２工程と、
   を備えることを特徴とする固形燃料製造方法。
2. 前記粒状乾燥物の凝集力向上による粉化防止、及び製造された固形燃料の発熱量の向上や耐水性及び耐湿性等の品質特性を付加する目的で、エマルジョン又はラテックスを含有した排水を処理した時に発生する凝集沈殿汚泥を、前記第１工程及び前記第２工程にて前記高含水有機汚泥と前記食品廃棄物の配合物に混合することを特徴とする、請求項１に記載の固形燃料製造方法。
3. 前記第１工程で用いたものと同じ高含水有機汚泥と食品廃棄物を前記所定の割合で攪拌混合し、前記第２工程で得られた粒状の固形燃料である粒状乾燥物を添加して乾燥させ、粒状の固形燃料を生成する第３工程と、
   を備えることを特徴とする請求項１又は２に記載の固形燃料製造方法。
4. 前記食品廃棄物は、コーヒーかす、ふすま、米糠、乾燥おからのうちのいずれか一つを少なくとも含むことを特徴とする、請求項１から３のいずれか１項に記載の固形燃料製造方法。
5. 前記第２工程と前記第３工程の少なくとも一方は、前記高含水有機汚泥と前記食品廃棄物と前記粒状乾燥物を自然乾燥させることを特徴とする、請求項１から４のいずれか１項に記載の固形燃料製造方法。
6. 請求項１記載の粒状固形燃料を、別の高含水有機汚泥を固形燃料化する際の添加剤として使用することを特徴とする固形燃料製造方法。
7. 高含水有機汚泥が発生する場所において、請求項１乃至５記載の固形燃料製造方法により燃料を製造し、その場所でボイラー等の燃料として利用することにより、ハンドリングの問題を有する高含水有機汚泥の運搬及び廃棄物処理をおこなう必要がなく、且つ有効なリサイクルにより環境への負荷を低減することが可能なリサイクルシステム。