JP2014184937A - 電動パワーステアリング装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ラック軸を挿通するハウジングを弾性支持しつつラジオノイズの発生を抑制できる電動パワーステアリング装置を提供。
【解決手段】ラック軸を挿通させるハウジング11を車体側部材15に取り付けるマウント構造14が、ハウジング11に設けられた筒状部16と、筒状部16内に挿入された金属筒30とを備える。ボルト17が金属筒30を挿通して車体側部材15にねじ込まれ、金属筒30の第1端面36をマウント面15aに圧接させる。金属筒30が弾性部材31,32を介して筒状部16を弾性支持する。筒状部16の内周16aと金属筒30の外周30aとに接触する導電性ボール33(導電性部材)が、筒状部16を車体側部材15に電気的に導通させる。
【選択図】図3
【解決手段】ラック軸を挿通させるハウジング11を車体側部材15に取り付けるマウント構造14が、ハウジング11に設けられた筒状部16と、筒状部16内に挿入された金属筒30とを備える。ボルト17が金属筒30を挿通して車体側部材15にねじ込まれ、金属筒30の第1端面36をマウント面15aに圧接させる。金属筒30が弾性部材31,32を介して筒状部16を弾性支持する。筒状部16の内周16aと金属筒30の外周30aとに接触する導電性ボール33(導電性部材)が、筒状部16を車体側部材15に電気的に導通させる。
【選択図】図3
Description
本発明は、電動パワーステアリング装置に関する。
ラックアンドピニオン式の電動パワーステアリング装置として、操舵補助用の電動モータの操舵補助力をステアリングシャフトに与える、いわゆるコラムアシストタイプの電動パワーステアリング装置がある。この種の電動パワーステアリング装置では、電動モータを駆動制御するコントローラの筐体や操舵トルクを検出するトルクセンサの筐体が、接地されていないと、電波漏洩等によって発生した高周波ノイズ(いわゆるラジオノイズ)が、ラジオ受信機に混入して悪影響を与えるおそれがある。
特許文献1では、ステアリングシャフトに操舵補助力を与えるタイプ(いわゆるコラムアシストタイプ)の電動パワーステアリング装置において、ボルトおよびカラーを含む、チルト中心としてのピボット部材によって、ブッシュを介して、コラムブラケットを回動可能に支持する構造が提案されている。具体的には、前記ブッシュの一部を構成する筒状の導電部を介して、ハウジングおよびカラーが電気的に導通される。
特許文献2では、ステアリングシャフトに操舵補助力を与えるタイプ(いわゆるコラムアシストタイプ)の電動パワーステアリング装置において、取付ブラケットを導電性部材によって、カプセルに導通させる構造が提案されている。
一方、ピニオン軸やラック軸に電動モータの操舵補助力を与えるタイプの電動パワーステアリング装置(いわゆるピニオンアシストタイプやラックアシストタイプの電動パワーステアリング装置)がある。通例、ラック軸を挿通するハウジングは、弾性部材(絶縁性のゴム)を介して弾性支持されているため、ハウジングと車体側部材の導通が断たれており、ラジオノイズを発生するおそれがある。
そこで、本発明の目的は、ラック軸を挿通するハウジングを弾性支持しつつラジオノイズの発生を抑制することができる電動パワーステアリング装置を提供することである。
前記目的を達成するため、操舵補助用の電動モータ(22)によって回転駆動されるピニオン(7)と噛み合うラック軸(9)を、軸方向(X)に摺動可能に挿通させるハウジング(11)と、前記ハウジングを車体側部材(15)に取り付けるマウント構造(14;14P;14Q;14R)と、を備え、前記マウント構造は、前記ハウジングに設けられ、前記車体側部材に対向する第1端面(34)と前記第1端面とは反対側の第2端面(35)とを有する筒状部(16;16P;16Q)と、前記筒状部内に挿通され、前記車体側部材のマウント面(15a)に当接する第1端面(36)と前記第1端面とは反対側の第2端面(37)とを有する金属筒(30)と、前記筒状部と前記金属筒との間に介在する弾性部材(31,32;49;49R)と、前記筒状部と前記金属筒とに接触し前記筒状部と前記金属筒とを電気的に導通させる導電性部材(33;33P;33Q;49R)と、前記金属筒を挿通して車体側部材にねじ込み固定され、前記金属筒を前記金属筒の前記第2端面側から押圧して前記金属筒の前記第1端面を前記マウント面に圧接するボルト(17)と、を含む電動パワーステアリング装置(1)を提供する。
なお、括弧内の英数字は、後述する実施形態における対応構成要素等を表すが、このことは、むろん、本発明がそれらの実施形態に限定されるべきことを意味するものではない。以下、この項において同じ。
また、請求項2のように、前記弾性部材は、前記筒状部の軸方向(Y)の第1端部(161)および第2端部(162)にそれぞれ配置された第1弾性部材および第2弾性部材を含み、前記導電性部材は、前記筒状部の内周と前記金属筒の外周との間に介在し、前記筒状部の軸方向(Y)に関して前記第1弾性部材と前記第2弾性部材との間に配置された導電性ボール(33;33P)を含んでいてもよい。
また、請求項2のように、前記弾性部材は、前記筒状部の軸方向(Y)の第1端部(161)および第2端部(162)にそれぞれ配置された第1弾性部材および第2弾性部材を含み、前記導電性部材は、前記筒状部の内周と前記金属筒の外周との間に介在し、前記筒状部の軸方向(Y)に関して前記第1弾性部材と前記第2弾性部材との間に配置された導電性ボール(33;33P)を含んでいてもよい。
また、請求項3のように、前記導電性部材は、前記ボルトの頭部(39)によって前記金属筒の第2端面に圧接される第1金属板(46)と、前記筒状部の第2端面に圧接される第2金属板(47)と、前記第1金属板環と前記第2金属板とを連結し前記ボルトが前記車体側部材にねじ込み固定された状態で前記筒状部の軸方向に関して弾性的に圧縮された折り返し状の連結部(48)と、を含む金属板ユニット(33Q)により構成されていてもよい。
また、請求項4のように、前記弾性部材(49R)は、導電性ゴムにより形成されて前記導電性部材を兼用していてもよい。
請求項1の発明によれば、ハウジングの筒状部と金属筒との間に介在する弾性部材によって、ハウジングを弾性支持することができる。また、第1端面が車体側部材のマウント面に圧接された金属筒と筒状部とに接触する導電性部材を介して、ハウジングを車体側部材に電気的に導通させることができる。これにより、ラジオノイズや高周波ノイズの発生を抑制することができる。
また、請求項2の発明によれば、筒状部の軸方向の両端に配置された第1弾性部材と第2弾性部材によって、導電性ボールのレイアウトと干渉することなく、筒状部を弾性支持することができる。また、導電性ボールの個数の設定により、必要十分な強度を確保することができる。
また、請求項3の発明によれば、ボルトの頭部によって押圧された第1金属板が、金属筒の第2端面に圧接されるとともに、弾性的に圧縮された折り返し状の連結部の弾性反発力によって、第2金属板を筒状部の第2端面に圧接することができる。これにより、筒状部の第2端面から、第2金属板、連結部、第1金属板、金属筒の第2端面および金属筒の第1端面を介して、車体側部材のマウント面に至る導電経路を確保することができる。
また、請求項3の発明によれば、ボルトの頭部によって押圧された第1金属板が、金属筒の第2端面に圧接されるとともに、弾性的に圧縮された折り返し状の連結部の弾性反発力によって、第2金属板を筒状部の第2端面に圧接することができる。これにより、筒状部の第2端面から、第2金属板、連結部、第1金属板、金属筒の第2端面および金属筒の第1端面を介して、車体側部材のマウント面に至る導電経路を確保することができる。
また、請求項4の発明によれば、導電性ゴムにより形成された弾性部材が、導電性部材を兼用するので、構造を簡素化することができる。
以下には、図面を参照して、本発明の実施形態を具体的に説明する。
<第1実施形態>
図1は、本発明の第1実施形態に係る電動パワーステアリング装置1の概略構成を示す模式図である。図1を参照して、電動パワーステアリング装置1は、操舵部材2に連結された第1操舵軸3と、第2操舵軸4(中間軸に相当)を介して第1操舵軸3に連結された第3操舵軸5と、第3操舵軸5に連結されたピニオン軸6と、ピニオン軸6に形成されたピニオン7に噛み合うラック8を有し、軸方向Xに延びるラック軸9とを備えている。ピニオン軸6およびラック軸9により転舵機構としてのラックアンドピニオン機構10が構成されている。
<第1実施形態>
図1は、本発明の第1実施形態に係る電動パワーステアリング装置1の概略構成を示す模式図である。図1を参照して、電動パワーステアリング装置1は、操舵部材2に連結された第1操舵軸3と、第2操舵軸4(中間軸に相当)を介して第1操舵軸3に連結された第3操舵軸5と、第3操舵軸5に連結されたピニオン軸6と、ピニオン軸6に形成されたピニオン7に噛み合うラック8を有し、軸方向Xに延びるラック軸9とを備えている。ピニオン軸6およびラック軸9により転舵機構としてのラックアンドピニオン機構10が構成されている。
ラック軸9は、筒状のハウジング11(ラックハウジングに相当)内に挿通され、ハウジング11によって、図示しない軸受を介して軸方向Xに移動可能に支持されている。ラック軸9の両端は、ハウジング11の両端からそれぞれ突出し、それぞれ対応するタイロッド12およびナックルアーム(図示せず)を介して転舵輪13に連結されている。
ハウジング11は、軸方向Xに離隔して配置された例えば一対のマウント構造14を介して、車体側部材15に取り付けられている。各マウント構造14は、ハウジング11と単一の材料で一体に形成された筒状部16と、筒状部16を挿通して、車体側部材15にねじ込み固定されたボルト17とを備えている。
ハウジング11は、軸方向Xに離隔して配置された例えば一対のマウント構造14を介して、車体側部材15に取り付けられている。各マウント構造14は、ハウジング11と単一の材料で一体に形成された筒状部16と、筒状部16を挿通して、車体側部材15にねじ込み固定されたボルト17とを備えている。
第3操舵軸5は、第2操舵軸4(中間軸に相当)に連なる入力軸18と、ピニオン軸6を兼用する出力軸19とに分割されている。これら入力軸18および出力軸19はトーションバー20を介して同一軸線上で相対回転可能に連結されている。第3操舵軸5の周囲に配置されたトルクセンサ21が、入力軸18および出力軸19の相対回転変位量に基づいて、操舵部材2に入力された操舵トルクを検出する。
また、電動パワーステアリング装置1は、操舵補助力を発生する電動モータ22と、電動モータ22の出力回転を減速して、第3操舵軸5の出力軸19に伝達する減速機構23と、トルクセンサ21からのトルク検出結果等を入力して電動モータ22を駆動制御する制御部としてのECU24(Electronic Control Unit :電子制御ユニット)とを備えている。電動モータ22とECU24とは、共通の筐体25内に配置されている。
トルクセンサ21を収容するセンサハウジング26が、減速機構23を収容するギヤハウジング27を介して、ラック軸9を収容するハウジング11に連なっている。これにより、センサハウジング6は、ハウジング11に対して電気的に導通されている。また、電動モータ22およびECU24の筐体25も、ギヤハウジング27を介して、ラック軸9を収容するハウジング11に連なっている。これにより、筐体25は、ハウジング11に対して電気的に導通されている。
減速機構23は、電動モータ22によって回転駆動されるウォーム等の駆動ギヤ28と、駆動ギヤ28と噛み合い出力軸19と一体回転するウォームホイール等の被動ギヤ29とを備えている。
運転者が操舵トルクを操舵部材2に入力すると、第1操舵軸3、第2操舵軸4および第3操舵軸5が回転する。そして、この第3操舵軸5の回転は、ピニオン7およびラック8によって、ラック軸9の軸方向Xへの移動に変換される。これにより、転舵輪13が転舵される。
運転者が操舵トルクを操舵部材2に入力すると、第1操舵軸3、第2操舵軸4および第3操舵軸5が回転する。そして、この第3操舵軸5の回転は、ピニオン7およびラック8によって、ラック軸9の軸方向Xへの移動に変換される。これにより、転舵輪13が転舵される。
ECU24は、トルクセンサ21からのトルク検出結果や図示しない車速センサから与えられた車速等に基づいて、操舵補助用の電動モータ22を駆動制御する。これにより、電動モータ22の出力トルクが減速機構23を介して第3操舵軸5の出力軸19(ピニオン軸6を兼用)に伝達され、出力軸19に伝達されたトルクがピニオン7からラック8に伝達される。このようにして、運転者の操舵が補助される。
次いで、図2はマウント構造14の拡大断面図である。マウント構造14は、前述した筒状部16とボルト17の他、筒状部16内に挿通された金属筒30と、筒状部16と金属筒30との間に介在する第1弾性部材31および第2弾性部材32と、筒状部16の内周16aと金属筒30の外周30aとの間に介在し筒状部16と金属筒30とを電気的に導通させる導電性部材としての導電性ボール33とを備えている。
筒状部16は、軸方向Yに対向する一対の端面として、車体側部材15のマウント面15aに対向する第1端面34と、第1端面34とは反対側の第2端面35とを備えている。金属筒30は、軸方向Yに対向する一対の端面として、車体側部材15のマウント面15aに対向する第1端面36と、第1端面36とは反対側の第2端面37とを備えている。
ボルト17は、金属筒30を挿通し一端がマウント面15aのねじ孔15bにねじ込み固定されたねじ軸38と、ねじ軸38の他端に連結された頭部39とを備えている。
金属筒30を挿通して車体側部材15にねじ込み固定されたボルト17の頭部39は、ねじ軸38が挿通されたワッシャ40を介して、金属筒30の第2端面37を剛的に押圧している。これにより、金属筒30の第1端面36をマウント面15aに圧接している。換言すると、ボルト17の頭部39の座面39aとマウント面15aとの間で、金属筒30が軸方向Yに剛的に締め付けられて挟持されている。
金属筒30を挿通して車体側部材15にねじ込み固定されたボルト17の頭部39は、ねじ軸38が挿通されたワッシャ40を介して、金属筒30の第2端面37を剛的に押圧している。これにより、金属筒30の第1端面36をマウント面15aに圧接している。換言すると、ボルト17の頭部39の座面39aとマウント面15aとの間で、金属筒30が軸方向Yに剛的に締め付けられて挟持されている。
第1弾性部材31は、筒状部16の軸方向Yの第1端部161の内周16aとこれに対向する金属筒30の一端の外周30aとの間に弾性圧縮された状態で介在する第1弾性筒41と、第1弾性筒41の一端から径方向外方に延びて、筒状部16の第1端面34とマウント面15aとの間に弾性的に圧縮された状態で介在する環状の第1弾性フランジ42とを備えている。
第2弾性部材32は、筒状部16の軸方向Yの第2端部162の内周16aとこれに対向する金属筒30の他端の外周30aとの間に弾性圧縮された状態で介在する第2弾性筒43と、第2弾性筒43の一端から径方向外方に延びて、筒状部16の第2端面35とワッシャ40との間に弾性的に圧縮された状態で介在する環状の第2弾性フランジ44とを備えている。
また、ボルト17の頭部39の座面39aとマウント面15aとの間で、ワッシャ40と、第1弾性フランジ42と、筒状部30と、第2弾性フランジ44とが、ボルト17の軸方向Yに挟持されている。これにより、筒状部30が、ボルト17の軸方向Yに弾性支持されている。
導電性部材としての導電性ボール33は、ボルト17の軸方向Yに関して、第1弾性部材31と第2弾性部材32との間に配置されている。導電性ボール33は、図3に示すように、複数設けられ、筒状部16の周方向Zに単一の列をなして並んでいる。図3の例では、導電性ボール33が筒状部16の内周16aの全周に密に配置されているが、導電性ボール33が、筒状部16の周方向Zに等間隔を隔てて配置されてもよい。
導電性部材としての導電性ボール33は、ボルト17の軸方向Yに関して、第1弾性部材31と第2弾性部材32との間に配置されている。導電性ボール33は、図3に示すように、複数設けられ、筒状部16の周方向Zに単一の列をなして並んでいる。図3の例では、導電性ボール33が筒状部16の内周16aの全周に密に配置されているが、導電性ボール33が、筒状部16の周方向Zに等間隔を隔てて配置されてもよい。
筒状部16の内周16aには、各導電性ボール33の一部をそれぞれ収容保持する収容凹部45が形成されている。各収容凹部45は、導電性ボール33の表面の一部に一致するように、球面の一部をなして窪んだ形状をなしている。
本実施形態によれば、ハウジング11の筒状部16と金属筒30との間に介在する弾性部材(第1弾性部材31と第2弾性部材32)によって、ハウジング11を弾性支持することができる。また、第1端面36が車体側部材15のマウント面15aに圧接された金属筒30と筒状部16とに接触する導電性部材(導電性ボール33)を介して、ハウジング11を車体側部材15に電気的に導通させることができる。これにより、ラジオノイズや高周波ノイズの発生を抑制することができる。
本実施形態によれば、ハウジング11の筒状部16と金属筒30との間に介在する弾性部材(第1弾性部材31と第2弾性部材32)によって、ハウジング11を弾性支持することができる。また、第1端面36が車体側部材15のマウント面15aに圧接された金属筒30と筒状部16とに接触する導電性部材(導電性ボール33)を介して、ハウジング11を車体側部材15に電気的に導通させることができる。これにより、ラジオノイズや高周波ノイズの発生を抑制することができる。
すなわち、ハウジング11の筒状部16から、各導電性ボール33と、金属筒30の外周30aと、金属筒30の第1端面36と、マウント面15aとを順次に介して、筒状部16から車体側部材15への電気的導通経路Kが構成される。
また、導電性部材としての導電性ボール33を介して、筒状部16の内周16aと金属筒30とを確実に電気的に導通させることができる。また、筒状部16の軸方向Yの両端に配置された第1弾性部材31と第2弾性部材32とによって、導電性ボール33のレイアウトと干渉することなく、筒状部16を弾性支持することができる。
<第2実施形態>
次いで、図4は、本発明の第2実施形態のマウント構造14Pの断面図である。図5は、図4のV−V線に沿って切断した断面図である。本第2実施形態が図2の第1実施形態と主に異なるのは、下記である。すなわち、図5に示すように、周方向Zに等間隔を隔てて一列に並ぶ複数の導電性ボール33Pを、図4に示すように、筒状部16Pの軸方向Yに複数列で配置している。各導電性ボール33Pの一部は、筒状部16Pの内周16Paの対応する収容凹部45Pにそれぞれ収容保持されている。各収容凹部45Pは、導電性ボール33の表面の一部に一致するように、球面の一部をなして窪んだ形状をなしている。
また、導電性部材としての導電性ボール33を介して、筒状部16の内周16aと金属筒30とを確実に電気的に導通させることができる。また、筒状部16の軸方向Yの両端に配置された第1弾性部材31と第2弾性部材32とによって、導電性ボール33のレイアウトと干渉することなく、筒状部16を弾性支持することができる。
<第2実施形態>
次いで、図4は、本発明の第2実施形態のマウント構造14Pの断面図である。図5は、図4のV−V線に沿って切断した断面図である。本第2実施形態が図2の第1実施形態と主に異なるのは、下記である。すなわち、図5に示すように、周方向Zに等間隔を隔てて一列に並ぶ複数の導電性ボール33Pを、図4に示すように、筒状部16Pの軸方向Yに複数列で配置している。各導電性ボール33Pの一部は、筒状部16Pの内周16Paの対応する収容凹部45Pにそれぞれ収容保持されている。各収容凹部45Pは、導電性ボール33の表面の一部に一致するように、球面の一部をなして窪んだ形状をなしている。
ハウジング11の筒状部16Pから、各導電性ボール33Pと、金属筒30の外周30aと、金属筒30の第1端面36と、マウント面15aとを順次に介して、筒状部16から車体側部材15への電気的導通経路KPが構成される。
本第2実施形態によれば、第1実施形態と同じ作用効果を奏することができる。さらに、導電性ボール33Pの列の数や導電性ボール33Pの一列の個数を適宜設定することにより、必要十分な強度を確保することができる。ひいては、必要十分な強度を持つ電動パワーステアリング装置1を実現することができる。
本第2実施形態によれば、第1実施形態と同じ作用効果を奏することができる。さらに、導電性ボール33Pの列の数や導電性ボール33Pの一列の個数を適宜設定することにより、必要十分な強度を確保することができる。ひいては、必要十分な強度を持つ電動パワーステアリング装置1を実現することができる。
なお、図示していないが、筒状部16の内周に螺旋状の配列した収容凹部を設けて、各収容凹部に保持された導電性ボールが螺旋状に配列されていてもよい。
<第3実施形態>
次いで、図6は本発明の第3実施形態のマウント構造14Qの断面図である。図6を参照して、本第3実施形態が、図2の第1実施形態や図4の第2実施形態と主に異なるのは、下記である。すなわち、図2の第1実施形態や図4の第2実施形態では、導電性部材として、筒状部16;16Pの内周16a;16Paと金属筒30の外周30aとの間に介在する導電性ボール33;33Pを用いている。また、筒状部16;16Pを弾性支持する弾性部材として、軸方向Yに分離された第1弾性部材31と第2弾性部材32とを用いている。
<第3実施形態>
次いで、図6は本発明の第3実施形態のマウント構造14Qの断面図である。図6を参照して、本第3実施形態が、図2の第1実施形態や図4の第2実施形態と主に異なるのは、下記である。すなわち、図2の第1実施形態や図4の第2実施形態では、導電性部材として、筒状部16;16Pの内周16a;16Paと金属筒30の外周30aとの間に介在する導電性ボール33;33Pを用いている。また、筒状部16;16Pを弾性支持する弾性部材として、軸方向Yに分離された第1弾性部材31と第2弾性部材32とを用いている。
これに対して、図6の第3実施形態では、導電性ボールに代えて、2つの金属板を組み合わせてユニット化した導電性部材としての金属板ユニット33Qを用いている。すなわち、金属板ユニット33Q(導電性部材)は、ボルト17の頭部39によって金属筒30の第2端面37に圧接される例えば環状の第1金属板46と、筒状部16Qの第2端面35Qに圧接される例えば環状の第2金属板47とを備えている。また、金属板ユニット33Qは、第1金属板環46の一部と第2金属板47の一部とを連結しボルト17の締付状態で筒状部16Qの軸方向Yに関して弾性的に圧縮された折り返し状の連結部48を備えている。換言すると、連結部48は横U字状をなしている。また、筒状部16Qの内周16Qaは、円筒面に形成されている。
また、筒状部16Qを弾性支持する例えば絶縁性ゴムからなる弾性部材49は、単一で設けられている。すなわち、弾性部材49は、筒状部16Qの内周16Qaの全域に沿う単一の弾性筒50と、弾性筒50の軸方向Yの一対の端部からそれぞれ径方向外方へ延設された環状の第1弾性フランジ51と第2弾性フランジ52とを備えている。弾性筒50は、筒状部16Qの内周16Qaと金属筒30の外周30aとの間で、弾性的に圧縮されている。
図6の第3実施形態の構成要素において、図2の第1実施形態の構成要素と同じ構成要素には、図2の第1実施形態の構成要素の参照符号と同じ参照符号を付してある。
本実施形態によれば、弾性部材49によって筒状部16Qを介してハウジング11を弾性支持することができる。ボルト17を締め付けると、ボルト17の頭部39によってワッシャ40を介して押圧された第1金属板46が、金属筒30の第2端面37に圧接されるとともに、弾性的に圧縮された折り返し状の連結部48の弾性反発力によって、第2金属板47が、筒状部36の第2端面35に圧接される。これにより、筒状部16Qの第2端面35から、第2金属板47と、連結部48と、第1金属板46と、金属筒30の第2端面37と、金属筒30の第1端面36と、車体側部材15のマウント面15aとを順次に介して、筒状部16Qから車体側部材15に至る電気的導通経路KQを構成することができる。これにより、ラジオノイズや高周波ノイズの発生を抑制することができる。
本実施形態によれば、弾性部材49によって筒状部16Qを介してハウジング11を弾性支持することができる。ボルト17を締め付けると、ボルト17の頭部39によってワッシャ40を介して押圧された第1金属板46が、金属筒30の第2端面37に圧接されるとともに、弾性的に圧縮された折り返し状の連結部48の弾性反発力によって、第2金属板47が、筒状部36の第2端面35に圧接される。これにより、筒状部16Qの第2端面35から、第2金属板47と、連結部48と、第1金属板46と、金属筒30の第2端面37と、金属筒30の第1端面36と、車体側部材15のマウント面15aとを順次に介して、筒状部16Qから車体側部材15に至る電気的導通経路KQを構成することができる。これにより、ラジオノイズや高周波ノイズの発生を抑制することができる。
また、弾性的に圧縮されている連結部48の弾性反発力が、ボルト17の軸力を増大させるので、ボルト17を緩み難くすることができる。
なお、第1金属板46、第2金属板47および連結部48を含む導電性部材としての金属板ユニット33Qの表面には、導電性および耐蝕性に優れた硬質被膜を形成することが好ましい。硬質被膜には、Ag,Au,Pt等と硬度の高いTiN,BN,AlN等との合金材料を採用することができる。また、硬質被膜の形成方法としては電気めっき,溶融めっき,あるいはスパッタリング法等を採用することができる。
なお、第1金属板46、第2金属板47および連結部48を含む導電性部材としての金属板ユニット33Qの表面には、導電性および耐蝕性に優れた硬質被膜を形成することが好ましい。硬質被膜には、Ag,Au,Pt等と硬度の高いTiN,BN,AlN等との合金材料を採用することができる。また、硬質被膜の形成方法としては電気めっき,溶融めっき,あるいはスパッタリング法等を採用することができる。
また、図7の例では、金属板ユニット33Qの両金属板46,47が環状板であったが、第1金属板および第2金属板の少なくとも一方が、周方向に有端の円弧状をなしていてもよい(図示せず)。
<第4実施形態>
次いで、図8は、本発明の第4実施形態のマウント構造14Rの断面図である。図8の本第4実施形態が、図6の第3実施形態と主に異なるのは、下記である。すなわち、本第4実施形態では、第3実施形態の導電性部材としての金属板ユニット33Qを廃止し、第3実施形態の弾性部材49と形状は同じであるが、材質が例えばカーボン等の導電材を含む導電性ゴムとされて導電性部材を兼用する弾性部材49Rを設けている。
<第4実施形態>
次いで、図8は、本発明の第4実施形態のマウント構造14Rの断面図である。図8の本第4実施形態が、図6の第3実施形態と主に異なるのは、下記である。すなわち、本第4実施形態では、第3実施形態の導電性部材としての金属板ユニット33Qを廃止し、第3実施形態の弾性部材49と形状は同じであるが、材質が例えばカーボン等の導電材を含む導電性ゴムとされて導電性部材を兼用する弾性部材49Rを設けている。
導電性部材を兼用する弾性部材49Rは、筒状部16Qの内周16Qaの全域に沿う単一の弾性筒50Rと、弾性筒50Rの軸方向Yの一対の端部からそれぞれ径方向外方へ延設された環状の第1弾性フランジ51Rと第2弾性フランジ52Rとを備えている。
ボルト17を車体側部材15にねじ込み固定することにより、ワッシャ40が、金属筒30の第2端面37および弾性部材49Rの第2弾性フランジ52Rを直接押圧している。これにより、金属筒30の第1端面36がマウント面15aに圧接されている。また、弾性部材49Rの第1弾性フランジ51Rおよび第2弾性フランジ52Rが弾性圧縮されている。これに伴い、第2弾性フランジ52Rがマウント面15aに圧接されている。
ボルト17を車体側部材15にねじ込み固定することにより、ワッシャ40が、金属筒30の第2端面37および弾性部材49Rの第2弾性フランジ52Rを直接押圧している。これにより、金属筒30の第1端面36がマウント面15aに圧接されている。また、弾性部材49Rの第1弾性フランジ51Rおよび第2弾性フランジ52Rが弾性圧縮されている。これに伴い、第2弾性フランジ52Rがマウント面15aに圧接されている。
また、弾性部材49Rの弾性筒50Rは、筒状部16Qの内周16Qaと金属筒30の外周30aとの間で、弾性的に圧縮されている。これにより、導電性ゴムにより形成された弾性部材49Rを介して、筒状部16Qと金属筒30とが電気的に導通されている。
また、筒状部16Qの内周16Qaから、弾性部材49Rの弾性筒50Rと、金属筒30の外周30aと、金属筒30の第1端面36と、マウント面15aとを順次に介して、筒状部16Qから車体側部材15に至る電気的導通経路KR1が構成されている。また、筒状部16Qの第1端面35から、第1弾性フランジ51Rと、マウント面15aとを順次に介して、筒状部16Qから車体側部材15に至る電気的導通経路KR2が構成されている。
また、筒状部16Qの内周16Qaから、弾性部材49Rの弾性筒50Rと、金属筒30の外周30aと、金属筒30の第1端面36と、マウント面15aとを順次に介して、筒状部16Qから車体側部材15に至る電気的導通経路KR1が構成されている。また、筒状部16Qの第1端面35から、第1弾性フランジ51Rと、マウント面15aとを順次に介して、筒状部16Qから車体側部材15に至る電気的導通経路KR2が構成されている。
図8の本第4実施形態の構成要素において、図6の第3実施形態の構成要素と同じ構成要素には、図6の第3実施形態の構成要素の参照符号と同じ参照符号を付してある。
本実施形態によれば、弾性部材49Rによって筒状部16を弾性支持することができる。また、電気的導通経路KR1,KR2により、ハウジング11を車体側部材15に電気的に導通させて、ラジオノイズや高周波ノイズの発生を抑制することができる。また、弾性部材49Rが導電性部材を兼用するので、部品点数を削減して構造を簡素化することができる。
<参考形態>
次いで、図9は本発明の参考形態のマウント構造14Sの断面図である。図9の参考形態が、図8の第4実施形態と主に異なるのは、下記である。すなわち、本参考形態では、図6の第3実施形態と同じ絶縁性ゴムにより構成された弾性部材49を用いている。また、ボルト17が車体側部材15にねじ込み固定された状態で、筒状部16Qの第1端面34とマウント面15aとの間に、例えば導電性ゴムからなる導電性部材53が弾性的に圧縮された状態で介在している。導電性部材53は、図10に示すように、弾性部材49の第1弾性フランジ51を取り囲む環状板(平ワッシャ)である。
本実施形態によれば、弾性部材49Rによって筒状部16を弾性支持することができる。また、電気的導通経路KR1,KR2により、ハウジング11を車体側部材15に電気的に導通させて、ラジオノイズや高周波ノイズの発生を抑制することができる。また、弾性部材49Rが導電性部材を兼用するので、部品点数を削減して構造を簡素化することができる。
<参考形態>
次いで、図9は本発明の参考形態のマウント構造14Sの断面図である。図9の参考形態が、図8の第4実施形態と主に異なるのは、下記である。すなわち、本参考形態では、図6の第3実施形態と同じ絶縁性ゴムにより構成された弾性部材49を用いている。また、ボルト17が車体側部材15にねじ込み固定された状態で、筒状部16Qの第1端面34とマウント面15aとの間に、例えば導電性ゴムからなる導電性部材53が弾性的に圧縮された状態で介在している。導電性部材53は、図10に示すように、弾性部材49の第1弾性フランジ51を取り囲む環状板(平ワッシャ)である。
導電性部材53は、導電性テープまたは導電性の接着剤を用いて、筒状部16Qの第1端面34またはマウント面15aの何れか一方に貼り付け固定されている。
本参考形態によれば、筒状部16Qから、筒状部16Qの第1端面34と、導電性部材53と、マウント面15aとを順次に介する電気的導通経路KSを介して、ハウジング11を車体側部材15に電気的に導通させることができる。これにより、ラジオノイズや高周波ノイズの発生を抑制することができる。
本参考形態によれば、筒状部16Qから、筒状部16Qの第1端面34と、導電性部材53と、マウント面15aとを順次に介する電気的導通経路KSを介して、ハウジング11を車体側部材15に電気的に導通させることができる。これにより、ラジオノイズや高周波ノイズの発生を抑制することができる。
本発明は各前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の請求項記載の範囲内で種々の変更を施すことができる。
1…電動パワーステアリング装置、2…操舵部材、3…第1操舵軸、4…第2操舵軸、5…第3操舵軸、6…ピニオン軸、7…ピニオン、8…ラック、9…ラック軸、10…ラックアンドピニオン機構、11…ハウジング、14;14P;14Q;14R…マウント構造、15…車体側部材、15a…マウント面、15b…ねじ孔、16;16P;16Q…筒状部、16a;16Pa;16Qa…内周、17…ボルト、21…トルクセンサ、22…電動モータ、23…減速機、24…ECU、25…筐体、26…センサハウジング、27…ギヤハウジング、30…金属筒、30a…外周、31…第1弾性部材、32…第2弾性部材、33;33P…導電性ボール(導電性部材)、33Q…金属板ユニット(導電性部材)、34…(筒状部の)第1端面、35…(筒状部の)第2端面、36…(金属筒の)第1端面、37…(金属筒の)第2端面、38…ねじ軸、39…頭部、40…ワッシャ、41…第1弾性筒、42…第1弾性フランジ、43…第2弾性筒、44…第2弾性フランジ、45;45P…収容凹部、46…第1金属板、47…第2金属板、48…連結部、49…弾性部材、49R…弾性部材(導電性部材)、50;50R…弾性筒、51;51R…第1弾性フランジ、52;52R…第2弾性フランジ、X…(ラック軸の)軸方向、Y…(ボルトの)軸方向、Z…(筒状部の)周方向
Claims (4)
- 操舵補助用の電動モータによって回転駆動されるピニオンと噛み合をラック軸を、軸方向に摺動可能に挿通させるハウジングと、
前記ハウジングを車体側部材に取り付けるマウント構造と、を備え、
前記マウント構造は、
前記ハウジングに設けられ、前記車体側部材に対向する第1端面と前記第1端面とは反対側の第2端面とを有する筒状部と、
前記筒状部内に挿通され、前記車体側部材のマウント面に当接する第1端面と前記第1端面とは反対側の第2端面を有する金属筒と、
前記筒状部と前記金属筒との間に介在する弾性部材と、
前記筒状部と前記金属筒とに接触し前記筒状部と前記金属筒とを電気的に導通させる導電性部材と、
前記金属筒を挿通して車体側部材にねじ込み固定され、前記金属筒を前記金属筒の前記第2端面側から押圧して前記金属筒の前記第1端面を前記マウント面に圧接するボルトと、を含む電動パワーステアリング装置。 - 請求項1において、前記弾性部材は、前記筒状部の軸方向の第1端部および第2端部にそれぞれ配置された第1弾性部材および第2弾性部材を含み、
前記導電性部材は、前記筒状部の内周と前記金属筒の外周との間に介在し、前記筒状部の軸方向に関して前記第1弾性部材と前記第2弾性部材との間に配置された導電性ボールを含む電動パワーステアリング装置。 - 請求項1において、前記導電性部材は、前記ボルトの頭部によって前記金属筒の第2端面に圧接される第1金属板と、前記筒状部の第2端面に圧接される第2金属板と、前記第1金属板環と前記第2金属板とを連結し前記ボルトが前記車体側部材にねじ込み固定された状態で前記筒状部の軸方向に関して弾性的に圧縮された折り返し状の連結部と、を含む金属板ユニットにより構成されている電動パワーステアリング装置。
- 請求項1において、前記弾性部材は、導電性ゴムにより形成されて前記導電性部材を兼用している電動パワーステアリング装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013062764A JP2014184937A (ja) | 2013-03-25 | 2013-03-25 | 電動パワーステアリング装置 |
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JP2013062764A JP2014184937A (ja) | 2013-03-25 | 2013-03-25 | 電動パワーステアリング装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN111032481A (zh) * | 2017-08-09 | 2020-04-17 | 日立汽车系统株式会社 | 转向装置 |
-
2013
- 2013-03-25 JP JP2013062764A patent/JP2014184937A/ja active Pending
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CN111032481A (zh) * | 2017-08-09 | 2020-04-17 | 日立汽车系统株式会社 | 转向装置 |
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