JP2014184833A - 車載用太陽電池、及び車載用太陽電池を搭載した車両 - Google Patents
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Abstract
【課題】発電量を向上するとともに車両の視認性の低下を抑制可能な車載用太陽電池、及び車載用太陽電池を搭載した車両を提供する。
【解決手段】車載用太陽電池は、車両Cの上面部に設置された第1太陽電池パネル10と、第1太陽電池パネル10よりも光反射率が高く車両Cの側面部に設置された第2太陽電池パネル20とを備える。これにより、車両Cの上面部に加えて側面部に設置された太陽電池パネル20による発電量が見込めるとともに、他車両の乗員、歩行者等の目に触れ易い側面部での光の反射が確保される。よって、発電量を向上するとともに車両の視認性の低下を抑制することができる。
【選択図】図1
【解決手段】車載用太陽電池は、車両Cの上面部に設置された第1太陽電池パネル10と、第1太陽電池パネル10よりも光反射率が高く車両Cの側面部に設置された第2太陽電池パネル20とを備える。これにより、車両Cの上面部に加えて側面部に設置された太陽電池パネル20による発電量が見込めるとともに、他車両の乗員、歩行者等の目に触れ易い側面部での光の反射が確保される。よって、発電量を向上するとともに車両の視認性の低下を抑制することができる。
【選択図】図1
Description
本発明は、車載用太陽電池、及び車載用太陽電池を搭載した車両に関する。
従来、車載用太陽電池、及び車載用太陽電池を搭載した車両に関連して、例えば特開2003−62921号公報に記載されるように、車両のルーフ、サイドガラス等に反射防止膜を備えた太陽電池を設置することが知られている。このように、車両の上面部に加えて側面部に太陽電池を設置することにより、太陽電池全体による発電量を向上することができる。
しかし、車両の側面部に反射防止膜を備えた太陽電池を設置すると、他車両のヘッドライトや街灯の光が反射防止膜に吸収されて殆ど反射しなくなり、夜間等、暗所での車両の視認性が低下するおそれがある。
そこで、本発明は、発電量を向上するとともに車両の視認性の低下を抑制可能な車載用太陽電池、及び車載用太陽電池を搭載した車両を提供しようとするものである。
本発明に係る車載用太陽電池は、車両の上面部に設置された第1太陽電池と、第1太陽電池よりも光反射率が高く車両の側面部に設置された第2太陽電池とを備える。
本発明に係る車載用太陽電池によれば、車両の上面部に第1太陽電池が設置され、車両の側面部に第1太陽電池よりも光反射率が高い第2太陽電池が設置される。これにより、車両の上面部に加えて側面部に設置された太陽電池による発電量が見込めるとともに、他車両の乗員、歩行者等の目に触れ易い側面部での光の反射が確保される。よって、発電量を向上するとともに車両の視認性の低下を抑制することができる。
本発明に係る車両は、前述した車載用太陽電池を搭載している。本発明に係る車両によれば、発電量を向上するとともに車両の視認性の低下を抑制することができる。
本発明によれば、発電量を向上するとともに車両の視認性の低下を抑制可能な車載用太陽電池、及び車載用太陽電池を搭載した車両を提供することができる。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施形態に係る車載用太陽電池、及び車載用太陽電池を搭載した車両を詳細に説明する。なお、図面の説明において同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
図1及び図2は、本発明の実施形態に係る車載用太陽電池を搭載した車両Cを示す斜視図である。図1は、前面斜視図を示しており、図2は、背面斜視図を示している。
図1及び図2に示すように、車両Cの表面には、低反射率パネル10(第1太陽電池)と高反射率パネル20(第2太陽電池)が設置されている。
低反射率パネル10は、反射防止構造部が設けられた太陽電池パネルである。なお、太陽電池パネルとは、電池セルを含む複数の太陽電池が板状に配列されたものである。低反射率パネル10は、車両Cの表面のうち他車両の乗員、歩行者等の目に触れ難い太陽光被照射面に設置される。低反射率パネル10は、ルーフ(パネル10a)、ボンネット(パネル10b)等、車両の上面部に設置される。
低反射率パネル10は、フロントフェイス(パネル10c)、バックドア(パネル10d)に設置されてもよい。フロントフェイス及びバックドアは、夜間等、暗所では、車両Cのライトの点灯により視認性が確保され易くなるためである。
高反射率パネル20は、低反射パネル10よりも光反射率が高い太陽電池パネルである。光反射率とは、光入射面となる電池表面での反射率を意味する。高反射率パネル20は、車両Cの表面のうち他車両の乗員、歩行者等の目に触れ易い太陽光被照射面に設置される。高反射率パネルは、サイドドア(パネル20a)、フロントフェンダ(パネル20b)、リヤフェンダ(パネル20c)等、車両Cの側面部に設置される。
図3は、低反射率パネル10及び高反射率パネル20の構成例を示す断面図である。なお、図3は、太陽電池パネルの一部を示す断面図である。
低反射率パネル10及び高反射率パネル20Aは、いずれも基本構成として電池セル31及び前面板32を有する。電池セル31同士は、電極31aを介して不図示の充電回路等に接続される。なお、図3では、3つの電池セル31により1つの電池ユニットが形成されているが、電池ユニットを形成する電池セル31の数は、3つに限定されるものではない。
電池セル31は、封止材33に封止された状態で、電池設置面となる背面部材34(車体部材等)に取り付けられる。前面板32は、封止材33の表面を被覆する。封止材33としては、例えばEVA(エチレン酢酸ビニル共重合樹脂)シートが用いられ、前面板32としては、例えば白板強化ガラスが用いられる。
そして、例えば、図3に示す例では、低反射率パネル10の表面には、前面板32の表面に反射防止膜、反射防止微細構造等の反射防止構造部35が設けられている。一方、高反射率パネル20Aの表面には、反射防止構造部が設けられていない。
図4は、低反射率パネル10及び高反射率パネル20の他の構成例を示す断面図である。なお、図4は、太陽電池パネルの一部を示す断面図である。
図4に示す例では、前述した基本構成に加えて、低反射率パネル10の表面には、前面板32の表面に反射防止膜、反射防止微細構造等の反射防止構造部35が設けられている。一方、高反射率パネル20Bの表面には、特定の波長領域の光を反射させるための構造部36が設けられている。この構造部36としては、例えばダイクロイックフィルタが設けられる。
ダイクロイックフィルタとは、薄膜による光の干渉を利用して、特定の波長領域の光を反射し、残りの波長領域の光を透過する光フィルタである。ダイクロイックフィルタでは、フィルタの膜厚・膜数等を調節することにより特定の波長領域の光を反射させることができる。これにより、太陽光に含まれる視認性が高い波長領域の光のみを反射させることができる。また、車体の色に近い波長領域の光を反射させることにより、電池表面の色を車体の色に近づけることができる。
図5は、低反射率パネル10及び高反射率パネル20の更に他の構成例を示す断面図である。なお、図5は、太陽電池パネルの一部を示す断面図である。
図5に示す例では、前述した基本構成に加えて、低反射率パネル10の表面には、前面板32の表面に反射防止膜、反射防止微細構造等の反射防止構造部35が設けられている。一方、高反射率パネル20Cの表面には、高反射率パネル20Cの前面板32の反射率よりも反射率を高くするための構造部37が設けられている。この構造部37としてが、例えば高屈折率膜が設けられる。
高屈折率膜は、例えば、硫黄、ハロゲン、芳香環等をポリマに導入した高屈折率ポリマにより構成される。高屈折率膜は、一酸化チタン(TiO)、二酸化チタン(TiO2)等、高屈折率の誘電体により構成されてもよい。高屈折率膜の膜厚は、例えば300nm程度とすることができる。
以上説明したように、本発明の実施形態に係る車載用太陽電池、及び車載用太陽電池を搭載した車両Cによれば、車両Cの上面部に第1太陽電池パネル10が設置され、車両Cの側面部に第1太陽電池パネル10よりも光反射率が高い第2太陽電池パネル20が設置される。これにより、車両Cの上面部に加えて側面部に設置された太陽電池パネル20による発電量が見込めるとともに、他車両の乗員、歩行者等の目に触れ易い側面部での光の反射が確保される。よって、発電量を向上するとともに車両Cの視認性の低下を抑制することができる。
なお、前述した実施形態は、本発明に係る車載用太陽電池、及び車載用太陽電池を搭載した車両の最良な実施形態を説明したものであり、本発明に係る車載用太陽電池、及び車載用太陽電池を搭載した車両は、本実施形態に記載したものに限定されるものではない。本発明に係る車載用太陽電池、及び車載用太陽電池を搭載した車両は、各請求項に記載した発明の要旨を逸脱しない範囲で本実施形態に係る車載用太陽電池、及び車載用太陽電池を搭載した車両を変形し、または他のものに適用したものであってもよい。
例えば、前述した実施形態では、太陽電池として太陽電池パネル、つまり板状に配列された太陽電池を用いる場合について説明した。しかし、太陽電池としては、板状に限らず、ブロック状等他の態様で配列された太陽電池を用いるようにしてもよい。
C…車両、10…高反射率パネル(第1太陽電池)、20、20A、20B、20C…高反射率パネル(第2太陽電池)、31…電池セル、32…前面板、33…封止材、34…背面部材、35…反射防止構造部、36…特定の波長領域の光を反射させるための構造部(ダイクロイックフィルタ等)、37…反射率を高くするための構造部(高屈折率膜等)。
Claims (7)
- 車両の上面部に設置された第1太陽電池と、
前記第1太陽電池よりも光反射率が高く前記車両の側面部に設置された第2太陽電池と、
を備える車載用太陽電池。 - 前記第2太陽電池の表面には、反射防止構造部が設けられていない、請求項1に記載の車載用太陽電池。
- 前記第2太陽電池の表面には、特定の波長領域の光を反射させるための構造部が設けられている、請求項1に記載の車載用太陽電池。
- 前記構造部は、ダイクロイックフィルタである、請求項3に記載の車載用太陽電池。
- 前記第2太陽電池の表面には、前記第2太陽電池の前面板の反射率よりも反射率を高くするための構造部が設けられている、請求項1に記載の車載用太陽電池。
- 前記構造部は、高屈折率膜である、請求項5に記載の車載用太陽電池。
- 請求項1〜6のいずれか一項に記載の車載用太陽電池を搭載した車両。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013060662A JP2014184833A (ja) | 2013-03-22 | 2013-03-22 | 車載用太陽電池、及び車載用太陽電池を搭載した車両 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publications (1)
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JP2014184833A true JP2014184833A (ja) | 2014-10-02 |
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ID=51832803
Family Applications (1)
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JP2013060662A Pending JP2014184833A (ja) | 2013-03-22 | 2013-03-22 | 車載用太陽電池、及び車載用太陽電池を搭載した車両 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2021532595A (ja) * | 2018-07-27 | 2021-11-25 | (シーエヌビーエム)ボンブー デザイン アンド リサーチ インスティテュート フォー グラス インダストリー カンパニー,リミティド | パターン化したカバープレートと光干渉層とを備えたソーラーモジュール |
JP2021532593A (ja) * | 2018-07-27 | 2021-11-25 | (シーエヌビーエム)ボンブー デザイン アンド リサーチ インスティテュート フォー グラス インダストリー カンパニー,リミティド | パターン化したカバープレートと光干渉層とを備えたソーラーモジュール |
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2013
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JP7290710B2 (ja) | 2018-07-27 | 2023-06-13 | 中建材硝子新材料研究院集団有限公司 | パターン化したカバープレートと光干渉層とを備えたソーラーモジュール |
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