JP2014184645A - 液体噴射装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ワイピング時に気泡が流路内に進入することを防止することができる液体噴射装置を提供する。
【解決手段】ノズルプレート14に設けられたノズル13からインクを噴射するヘッド1と、ヘッド1を回転させる回転機構50と、ノズルプレート14の表面を払拭する払拭部材60と、ノズルプレート14が鉛直方向上向きとなるように回転機構50を制御し、払拭部材60にノズルプレート14の表面を払拭させる制御装置とを備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、液体噴射装置に関し、液体としてインクを吐出するインクジェット式記録装置に関する。
液体噴射装置に搭載される液体噴射ヘッドの代表例であるインクジェット式記録ヘッドをとしては、例えば、圧力発生室が形成された流路形成基板と、流路形成基板の一方面側に設けられる圧電素子を具備し、この圧電素子の変位によって圧力発生室内に圧力を付与することで、ノズルからインク滴を噴射するものがある。
インクジェット式記録ヘッド(以下、単にヘッドと称する)では、ヘッドは、ノズルが設けられたノズルプレートを有しており、ノズルが鉛直方向の下方を向いて液体噴射装置に取り付けられている。このノズルプレートの表面には、印刷後に空気中に浮遊する微小なインク滴(ミスト)が付着したり、異物などが付着する場合がある。
このため、液体噴射装置では、ワイピングを適宜実施している。具体的には、液体噴射装置に設けたワイパー部材でノズルプレートの表面を払拭させることで、ノズルプレート表面に付着したインク等を除去している(例えば、特許文献1参照)。
特開2009−172878号公報
このような液体噴射装置においてワイピングを行う際には、ワイパー部材によって気泡がノズル内に進入する可能性がある。そして、気泡は、浮力によってノズルからさらに奥の圧力発生室などの流路にまで達する虞がある。
ノズル近傍に気泡が滞留している場合は、気泡を排出するための駆動波形を圧電素子に与えることで、インクとともに気泡を排出することができる。
しかしながら、流路内に進入した気泡は、駆動波形のみでノズルから外部に排出することは難しい。このため、ノズル側から流路内をインクとともに吸引して気泡を排出する必要がある。この結果、インクの消費量が増大してしまうという問題が生じる。
なお、このような問題はインクジェット式記録装置だけではなく、インク以外の液体を噴射する液体噴射装置においても同様に存在する。
本発明は、このような事情に鑑み、ワイピング時に気泡が流路内に進入することを防止することができる液体噴射装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決する本発明の態様は、液体噴射面に設けられたノズルから液体を噴射する液体噴射ヘッドと、前記液体噴射ヘッドを回転させる回転機構と、前記液体噴射面を払拭する払拭部材と、前記液体噴射面が鉛直方向上向き、又は鉛直方向に対して交差する方向に向くように前記回転機構を制御し、前記払拭部材に前記液体噴射面を払拭させる制御装置とを備えることを特徴とする液体噴射装置にある。
かかる態様では、液体噴射面を鉛直方向の上向き又は交差する方向に向いた状態で、払拭部材による払拭動作を行う。液体噴射面を鉛直方向の上向き又は交差する方向としたため、気泡の浮力は、気泡をノズル内に留める又は外部に排出する方向に作用する。すなわち、気泡がノズルに進入しにくい状態で払拭動作を行うことができる。さらに、万が一、払拭部材によりノズル内に気泡が進入したとしても、気泡の浮力により、ノズルよりも奥の流路に進入することを防止することができる。このように、液体噴射装置は、払拭動作時に気泡が流路内に進入することを防止することができる。このため、流路にまで侵入した気泡を排出するためにノズル側から流路内を液体とともに吸引して気泡を排出する必要がなくなり、液体の消費量が増大することを防止することができる。
ここで、前記制御装置は、前記液体噴射面が鉛直方向に対して交差する方向に向くように前記回転機構を制御し、鉛直方向の上方から下方に向けて前記払拭部材に前記液体噴射面を払拭させることが好ましい。これによれば、払拭部材により払拭した液体を液体噴射面に残留し難くすることができる。
また、前記払拭部材により前記液体噴射面から排除される液体を回収する液体回収部を備えることが好ましい。これによれば、払拭部材により液体噴射面から除去された液体は、液体回収部内に流れ込み、回収される。これにより、回収した液体で液体噴射装置を汚すことを防止することができる。
また、前記制御装置は、前記液体噴射面が鉛直方向に対して交差する方向に向くように前記回転機構を制御し、前記液体噴射ヘッドに液体の吐出を行わせ、前記払拭部材に前記液体噴射面を払拭させることが好ましい。これによれば、払拭前にノズルに気泡が滞留していたとしてもその気泡を除去することができる。
また、前記液体噴射ヘッドの液体の吐出不良が生じた前記ノズルを検知する検出手段を備え、前記制御装置は、前記液体噴射面が鉛直方向上向き、又は鉛直方向に対して交差する方向に向くように前記回転機構を制御した後、前記液体噴射ヘッドに前記検出手段により検出された前記ノズルから前記液体を吐出させ、前記払拭部材に前記液体噴射面を払拭させることが好ましい。これによれば、気泡が流路に混入したことにより吐出不良が生じたノズルについて、気泡を確実に排除して通常の吐出を行わせることができる。
また、前記制御装置は、前記払拭部材に前記液体噴射面を払拭させた後、前記液体噴射ヘッドに前記ノズルから液体中に含まれる気泡を排出させることが好ましい。これによれば、より一層確実に気泡を排出することができる。
インクジェット式記録装置の概略構成を示す斜視図である。 ヘッドの概略構成を示す断面図である。 インクジェット式記録装置の概略構成を示す断面図である。 払拭部材の概略構成を示す斜視図である。 インクジェット式記録装置の機能ブロック図である。 ワイピング時のヘッドの要部を拡大した断面図である。 ワイピング時のヘッドの要部を拡大した断面図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
〈実施形態1〉
本発明を実施形態に基づいて詳細に説明する。インクジェット式記録ヘッドは液体噴射ヘッドの一例であり、単にヘッドとも言う。インクジェット式記録装置は液体噴射装置の一例である。
図1は、インクジェット式記録装置の概略構成を示す斜視図である。なお、同図はインクジェット式記録装置Iの装置本体4の一部を切り欠いて内部を表示している。
図示するように、インクジェット式記録装置Iは、中空箱体状の装置本体4を備え、装置本体4内には、キャリッジ軸5が設けられている。
キャリッジ軸5には、キャリッジ2が設けられている。キャリッジ2は、中空箱体状の部材であり、ヘッド1が搭載されている。また、キャリッジ2内には、ブラック(B)、ライトブラック(LB)、シアン(C)、マゼンダ(M)、イエロー(Y)等の複数の異なる色のインクが貯留された液体貯留手段であるインクカートリッジ3が搭載されている。各インクカートリッジ3は、図示しない流路部材を介して各ヘッド1に接続され、各色のインクが各ヘッド1に供給されている。
キャリッジ2は、キャリッジ軸5に沿って軸方向(図中のX方向。以下、主走査方向)に移動可能に設けられている。そして、駆動モーター6の駆動力が図示しない複数の歯車およびタイミングベルト7を介してキャリッジ2に伝達されることで、キャリッジ2はキャリッジ軸5に沿って移動される。
一方、装置本体4にはキャリッジ軸5に沿ってプラテン8が設けられており、図示しない給紙装置等により給紙された紙等の被記録媒体S(被噴射媒体)がY方向(以下、副走査方向)にプラテン8上を搬送されるようになっている。
なお、詳細は後述するが、インクジェット式記録装置Iには、ヘッド1を回転させる回転機構50や払拭部材60が設けられ、さらに、これらの回転機構50や払拭部材60の動作、及びヘッド1にインクを吐出させる動作の制御を行う制御装置70が設けられている。
図2を用いて、ヘッドの構造を説明する。図2は、ヘッドの概略構成を示す断面図である。
図示するように、本実施形態のヘッド1は、複数の圧力発生室11を有する流路形成基板12と、各圧力発生室11に連通する複数のノズル13が穿設されたノズルプレート14と、流路形成基板12のノズルプレート14とは反対側の面に設けられる振動板15と、該振動板15上の各圧力発生室11に対応する領域に設けられる圧電素子16を有する圧電素子ユニット17と、振動板15上に固定されて圧電素子ユニット17が収容される収容部18を有するヘッドケース19とを有する。
流路形成基板12には、その一方面側の表層部分に、圧力発生室11が隔壁によって区画されてその幅方向で複数並設されている。例えば、流路形成基板12には、複数の圧力発生室11が並設され、各圧力発生室11の列の外側には、各圧力発生室11にインクを供給するためのリザーバー21が、流路形成基板12を厚さ方向に貫通して設けられている。そして、各圧力発生室11とリザーバー21とは、インク供給路22を介して連通している。インク供給路22は、圧力発生室11よりも狭い幅で形成されており、リザーバー21から圧力発生室11に流入するインクの流路抵抗を一定に保持する役割を果たしている。さらに、圧力発生室11のリザーバー21とは反対の端部側には、流路形成基板12を貫通するノズル連通孔23が形成されている。
流路形成基板12の一方面側には、ノズルプレート14が接着剤や熱溶着フィルムを介して接着され、各ノズル13は、流路形成基板12に設けられたノズル連通孔23を介して各圧力発生室11と連通している。また、流路形成基板12の他方面側、すなわち、圧力発生室11の開口面側には振動板15が接合されて、各圧力発生室11はこの振動板15によって封止されている。
振動板15は、例えば、樹脂フィルム等の弾性部材からなる弾性膜24と、この弾性膜24を支持する、例えば、金属材料等からなる支持板25との複合板で形成されており、弾性膜24側が流路形成基板12に接合されている。
また、振動板15の各圧力発生室11に対向する領域内には、圧電素子16の先端部が当接する島部26が設けられている。すなわち、振動板15の各圧力発生室11の周縁部に対向する領域に他の領域よりも厚さの薄い薄肉部27が形成されて、この薄肉部27の内側にそれぞれ島部26が設けられている。また、振動板15のリザーバー21に対向する領域に、薄肉部27と同様に、支持板25がエッチングにより除去されて実質的に弾性膜のみで構成されるコンプライアンス部28が設けられている。なお、このコンプライアンス部28は、リザーバー21内の圧力変化が生じた時に、このコンプライアンス部28の弾性膜24が変形することによって圧力変化を吸収し、リザーバー21内の圧力を常に一定に保持する役割を果たす。
圧電素子ユニット17を構成する各圧電素子16は、その活性領域の先端が振動板15の島部26に当接した状態で固定されている。
圧力発生室11内にインク滴を吐出するための圧力を発生する圧力発生手段である圧電素子16は、本実施形態では、一つの圧電素子ユニット17において一体的に形成されている。すなわち、圧電材料29と電極形成材料30,31とを縦に交互にサンドイッチ状に挟んで積層した圧電素子形成部材32を形成し、この圧電素子形成部材32を各圧力発生室11に対応して櫛歯上に切り分けることによって各圧電素子16が形成されている。
圧電素子16(圧電素子形成部材32)の振動に寄与しない不活性領域、すなわち、圧電素子16の基端部側は、固定基板33に固着されている。そして、圧電素子16の基端部近傍には、固定基板33とは反対側の面に、各圧電素子16を駆動するための信号を供給する配線34を有する回路基板35が接続され、本実施形態では、これら圧電素子16(圧電素子形成部材32)と固定基板33と回路基板35とで圧電素子ユニット17が構成されている。
このような圧電素子ユニット17は、圧電素子16の先端部が上述した振動板15の島部26に当接された状態で固定されている。例えば、上述したように振動板15上にヘッドケース19が固定されており、圧電素子ユニット17は、このヘッドケース19の収容部18内に収容されて、圧電素子16が固定された固定基板33が、圧電素子16とは反対側の面でヘッドケース19に固定されている。
ヘッドケース19には、圧電素子ユニット17が収容される収容部18が複数設けられている。
また、ヘッドケース19上には、回路基板35の各配線34がそれぞれ接続される複数の導電パッド36が設けられた配線基板37が固定されており、ヘッドケース19の収容部18は、この配線基板37によって実質的に塞がれている。配線基板37には、ヘッドケース19の収容部18に対向する領域にスリット状の開口部38が形成されており、回路基板35はこの配線基板37の開口部38から収容部18の外側に引き出されている。
回路基板35は、圧電素子16を駆動するための駆動IC(図示なし)が搭載されたフレキシブルプリント基板(FPC)、例えば、テープキャリアパッケージ(TCP)やチップオンフィルム(COF)やフレキシブルフラットケーブル(FFC)などからなる。そして、回路基板35の各配線34は、その基端部側では、例えば、半田、異方性導電材等によって圧電素子16を構成する電極形成材料30,31に接続されている。一方、先端部側では、各配線34は配線基板37の各導電パッド36に接合されている。また、配線基板37は、図示しない外部配線を介して、制御装置に接続されている。
このようなヘッド1では、制御装置からの制御信号に基づいて、圧電素子16及び振動板15の変形によって各圧力発生室11の容積を変化させて所定のノズル13からインク滴を吐出させるようになっている。
具体的には、インクカートリッジ3(図1参照)からリザーバー21にインクが供給されると、インク供給路22を介して各圧力発生室11にインクが分配される。実際には、制御装置からの制御信号に従い、圧電素子16に電圧が印加されることにより圧電素子16が収縮する。これにより、振動板15が圧電素子16と共に変形されて圧力発生室11の容積が広げられ、圧力発生室11内にインクが引き込まれる。
そして、ノズル13に至るまで内部にインクを満たした後、制御装置から配線基板37を介して供給される記録信号に従い、圧電素子16の電極形成材料30及び31に印加していた電圧を解除する。これにより、圧電素子16が伸張されて元の状態に戻ると共に振動板15も変位して元の状態に戻る。結果として圧力発生室11の容積が収縮して圧力発生室11内の圧力が高まりノズル13からインク滴が吐出される。
図1及び図3を用いて、回転機構について説明する。図3は、インクジェット式記録装置の概略構成を示す断面図である。
回転機構50は、ヘッド1を回転させることで液体噴射面であるノズルプレート14の表面を任意の向きに設定するものである。
本実施形態では、ヘッド1のみならず、キャリッジ2、キャリッジ軸5、駆動モーター6及びタイミングベルト7を一体的に回転させる回転機構50について説明する。
回転機構50は、装置本体4に回動可能に取り付けられた軸部51を備えている。また、回転機構50は、主走査方向に長尺な背板53と、背板53の両端に接合された2枚の側板52を有している。軸部51は、2枚の側板52に取り付けられ、軸部51の回動とともに、側板52も回動するようになっている。
また、上述したキャリッジ軸5の両端は各側板52に支持され、駆動モーター6は背板53に固定されている。
さらに、回転機構50は、モーター54を有している。モーター54と軸部51とにはベルト55が張設されており、モーター54の駆動力がタイミングベルト7を介して軸部51に伝達するようになっている。
図3(b)に示すように、モーター54が駆動すると、その駆動力により軸部51が回動し、これに伴い側板52や背板53も回動する。そして、これらの側板52及び背板53に支持されているキャリッジ2とともにヘッド1が回転する。
モーター54には、モーター制御部56が接続されており、モーター制御部56は、モーター54の回転駆動を制御可能に構成されている。すなわち、モーター制御部56は、モーター54の回転する量を調整することで、軸部51の回動する量を調整し、ヘッド1のノズルプレート14の表面の向き(表面の法線の向き)を任意に設定することが可能となっている。詳細は後述するが、モーター制御部56は、インクジェット式記録装置Iの制御装置70に接続されており、制御装置70の制御信号に従い、軸部51を回動させるように構成されている。
例えば、図3(a)では、液体噴射面であるノズルプレート14の表面は鉛直方向(Z方向)の下方を向いている。図3(b)に示すように、モーター制御部56が軸部51を略180度回動させることで、ノズルプレート14の表面が鉛直方向(Z方向)の上方に向いた状態で維持される。なお、ノズルプレート14の表面の向きが鉛直方向の上方を向くとは、表面の法線が鉛直方向と平行であることをいう。
図3及び図4を用いて払拭部材について説明する。図4は、払拭部材の概略構成を示す斜視図である。なお、図4の払拭部材は図3の払拭部材とは上下反転して示している。
払拭部材60は、回転機構50によりノズルプレート14の表面が所定の向きとされたヘッド1に対して、当該表面に付着したインクなどを払拭するワイピングを行う部材である。
図示するように、払拭部材60は、ヘッド1のノズルプレート14を払拭するワイパー部材66が設けられた可動機構65と、可動機構65を支持する支持部材61とを備えている。
支持部材61は、枠状の部材であり、装置本体4の上部(図1参照)に取り付けられている。支持部材61には、X軸を中心に回動可能なピニオン62が設けられている。
支持部材61には、X軸方向(主走査方向)に沿って長尺に形成された可動板63が配設されている。可動板63には、支持部材61に設けられたピニオン62に噛み合うラック64が取り付けられている。ラック64は、Y軸方向に平行に配設されている。このようなピニオン62、ラック64、可動板63から構成された可動機構65は、ピニオン62の回動によりラック64がY軸方向に移動することで、可動板63をY軸方向に移動可能としている。
可動板63上には、ワイパー部材66が設けられている。ワイパー部材66は、可動板63から突出する可撓性部材である。ワイパー部材66の上端部は、ヘッド1のノズルプレート14の表面に接触する高さに設定されている。また、特に図示しないが、ワイパー部材66は、上下方向(Z方向)にも可動するようになっている。この上下方向の可動により、ワイパー部材66の上端部とヘッド1との間隔を調節することが可能となっている。
なお、ワイパー部材66の上下方向の移動やピニオン62の回動は、インクジェット式記録装置Iに設けられた制御装置により制御可能となっている。すなわち、制御装置は、ワイパー部材66を上下移動させ、ピニオン62等を回動させ、ワイパー部材66を移動させることが可能となっている。
また、装置本体4には、払拭部材60の下方に液体回収部68が設けられている。液体回収部68は、払拭部材60側に開口した有底箱状に形成された部材である。詳細は後述するが、ヘッド1のノズルプレート14に付着したインク等が払拭部材60により除去されると、そのインクが液体回収部68の内部に貯留されるようになっている。
上述したように、回転機構50によるヘッド1の回転や、払拭部材によるワイピング動作は、制御装置70により制御される。
図5は、インクジェット式記録装置Iの機能ブロック図である。インクジェット式記録装置Iは、制御装置70と印刷処理部(プリントエンジン)80とを具備する。制御装置70は、インクジェット式記録装置Iの全体を制御する要素であり、制御部71と記憶部72と駆動信号生成部73と外部I/F(interface)74と内部I/F75とを含む。被記録媒体Sに印刷される画像を示す印刷データが外部装置(例えばホストコンピューター)300から外部I/F74に送信され、内部I/F75には印刷処理部80が接続される。印刷処理部80は、制御装置70による制御のもとで被記録媒体Sに画像を記録する要素であり、前述のヘッド1、駆動モーター6、給紙装置82を含む。また、制御部71は、内部I/Fを介して回転機構50(モーター制御部56)及び払拭部材60に接続されている。
記憶部72は、制御プログラム等を記憶するROMと、画像の印刷(ノズル13毎のインク滴の噴射)に必要な各種のデータを一時的に記憶するRAMとを含む。制御部71は、記憶部72に記憶された制御プログラムを実行することによりインクジェット式記録装置Iの各要素(例えば印刷処理部80の駆動モーター6や給紙装置81)を統括的に制御する。また、制御部71は、外部装置300から外部I/F74に送信される印刷データを、ヘッド1の各ノズル13からのインク滴の噴射/非噴射を圧電素子16毎に指示する噴射データに変換する。駆動信号生成部73は、駆動信号を生成し内部I/F75を介してヘッド1に送信する。
さらに、制御装置70は、ヘッド1のノズルプレート14の表面を払拭する際には、次のように回転機構50及び払拭部材60を制御してワイピング動作を実行する。
図6は、ワイピング時のヘッド1の要部を拡大した断面図である。まず、制御装置70は、ノズルプレート14の表面が鉛直方向の上方に向いた状態となるようにヘッド1を回転させる(図3(b)参照)。
具体的には、外部装置300からの制御信号やインクジェット式記録装置Iの操作パネルでの操作により、ワイピング動作を実行する指示が制御部71に与えられる。その指示を受けて、制御部71は、内部I/F75を介して回転機構50(モーター制御部56)を制御する。すなわち、制御部71は、ノズルプレート14の表面が鉛直方向の上方に向いた状態となるようにヘッド1を回転させる制御信号をモーター制御部56に送信する。
そして、モーター制御部56は、当該制御信号を受けて、モーター54を駆動し、軸部51を回動させ、側板52に支持されたキャリッジ軸5ごとヘッド1を回動させる(図3(b)参照)。
次に、制御装置70は、内部I/F75を介して駆動モーター6を駆動させ、ヘッド1を払拭部材60の下方に移動させる。このとき、ヘッド1の側面には、液体回収部68の側面が接するようになっている。
次に、制御装置70は、ワイパー部材66がノズルプレート14の表面の一端部(Y方向の一端部)に位置するように可動板63を移動させ、ワイパー部材66の上端部をノズルプレート14の表面に当接させる。
そして、制御装置70は、ピニオン62(図4参照)を回動させることで可動板63をY方向、すなわち、ノズル13が並設された方向に移動させる。この可動板63の移動によりワイパー部材66はノズルプレート14の表面に当接しながらY方向に移動する。
このようにノズルプレート14の表面をワイパー部材66が払拭することで、それらの表面に付着したインクや異物が除去される。
ワイパー部材66によりノズルプレート14の表面から除去されたインクは、液体回収部68内に流れ込み、回収される。これにより、ワイピングにより回収したインクで装置本体4内を汚すことを防止することができる。
以上に説明したように、本実施形態に係るインクジェット式記録装置Iは、ヘッド1の液体噴射面であるノズルプレート14の表面を鉛直方向の上向きにした状態で、払拭部材60によるワイピング動作を行う。
このとき、ノズルプレート14の表面を鉛直方向の上向きとしたため、気泡100の浮力は、気泡100をノズル13内に留める又は外部に排出する方向に作用する。すなわち、気泡がノズル13に進入しにくい状態でワイピングを行うことができる。さらに、万が一、払拭部材60によりノズル13内に気泡100が進入したとしても、気泡の浮力により、ノズル13よりも奥の圧力発生室11などの流路に進入することを防止することができる。
このように、本実施形態に係るインクジェット式記録装置Iは、ワイピング時に気泡が流路内に進入することを防止することができる。このため、流路にまで侵入した気泡を排出するためにノズル側から流路内をインクとともに吸引して気泡を排出する必要がなくなり、インクの消費量が増大することを防止することができる。
また、ワイピング動作終了後、制御装置70は、ノズル13からインク滴とともにノズル13に滞留した気泡100が排出されるような駆動波形を圧電素子16に与えてもよい。ノズル13内に滞留した気泡100を外部に排出することができる。これにより、ヘッド1の位置を元に戻して、ノズルプレート14の表面を被記録媒体側に向けた際に、気泡100が圧力発生室11などの流路に侵入することを防止することができる。
〈実施形態2〉
実施形態1では、ヘッド1のノズルプレート14の表面を、鉛直方向の上向きとしてワイピングを行ったが、このような態様に限定されない。
図7は、ワイピング時のヘッド1の要部を拡大した断面図である。なお、実施形態1と同一のものには同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
本実施形態に係るインクジェット式記録装置Iは、Z方向に移動可能となるように払拭部材60が装置本体4に取り付けられている。
まず、制御装置70は、ノズルプレート14の表面が鉛直方向とは交差する方向に向いた状態となるようにヘッド1を回転させる。ここでは、鉛直方向と直交する方向(Y方向)に向いた状態となるようにヘッド1を回転させる。
具体的には、ワイピング動作を実行する指示が制御部71に与えられると、制御部71は、内部I/F75を介して回転機構50(モーター制御部56)を制御する。すなわち、制御部71は、ノズルプレート14の表面がY方向に向いた状態となるようにヘッド1を回転させる制御信号をモーター制御部56に送信する。
そして、モーター制御部56は、当該制御信号を受けて、モーター54を駆動し、軸部51を回動させ、側板52に支持されたキャリッジ軸5ごとヘッド1を回動させる。
次に、制御装置70は、内部I/F75を介して駆動モーター6を駆動させ、ヘッド1を払拭部材60に対向する位置に移動させる。このとき、ヘッド1の下方には、液体回収部68が位置するようになっている。
次に、制御装置70は、ワイパー部材66がノズルプレート14の表面の一端部(Z方向の一端部)に位置するように可動板63を移動させ、ワイパー部材66の上端部をノズルプレート14の表面に当接させる。
そして、制御装置70は、ピニオン62(図4参照)を回動させることで可動板63をZ方向、すなわち、ノズル13が並設された方向に移動させる。この可動板63の移動によりワイパー部材66はノズルプレート14の表面に当接しながら鉛直方向(Z方向)の上方から下方に移動する。
このようにノズルプレート14の表面をワイパー部材66が払拭することで、それらの表面に付着したインクや異物が除去される。
以上に説明したように、本実施形態に係るインクジェット式記録装置Iは、ヘッド1の液体噴射面であるノズルプレート14の表面を鉛直方向に直交する向き(以下、直交方向)にした状態で、払拭部材60によるワイピング動作を行う。
このとき、ノズルプレート14の表面を直交方向に向くようにしたため、気泡100の浮力は、気泡100をノズル13の内面に押し付ける方向に作用する。すなわち、気泡がノズル13に進入しにくい状態でワイピングを行うことができる。さらに、万が一、払拭部材60によりノズル13内に気泡100が進入したとしても、気泡の浮力により、ノズル13よりも奥の圧力発生室11などの流路には進入することを防止することができる。
このように、本実施形態に係るインクジェット式記録装置Iは、ワイピング時に気泡が流路内に進入することを防止することができる。このため、流路にまで侵入した気泡を排出するためにノズル側から流路内をインクとともに吸引して気泡を排出する必要がなくなり、インクの消費量が増大することを防止することができる。
さらに、ワイピング時の払拭部材60の移動方向を鉛直方向の上方から下方に向かうようにしたので、払拭部材60により払拭したインクをノズルプレート14の表面に残留し難くすることができる。仮に、下方から上方に向けて払拭すると、払拭した直後のノズルプレート14の表面に、ノズルプレート14の上方に付着したインクが垂れて付着する虞がある。
なお、払拭部材60によるワイピングの前に、制御装置70はヘッド1にインクの吐出を行わせてもよい。これにより、ワイピング前にノズル13内に気泡100が滞留していたとしても、インクの吐出とともに外部に排出することができる。インクの吐出後は、直交方向に向いたノズルプレート14にインクが付着することになるが、その後にワイピングを行うことで、ノズルプレート14からインクを除去することができる。
また、本実施形態においても、ワイピング動作終了後、制御装置70は、ノズル13からインク滴が吐出せず、かつノズル13に滞留した気泡100が排出されるような駆動波形を圧電素子16に与えてもよい。ノズル13内に滞留した気泡100を外部に排出することができる。これにより、ヘッド1の位置を元に戻して、ノズルプレート14の表面を被記録媒体側に向けた際に、気泡100が圧力発生室11などの流路に侵入することを防止することができる。
また、ノズルプレート14の表面の向きは、実施形態1や実施形態2に例示した向きに限定されず、鉛直方向の上向きか、鉛直方向に対して交差する方向であればよい。すなわち、ノズルプレート14の表面は、鉛直方向に対して横向き(当該表面の法線が鉛直方向に垂直となる向き)から鉛直方向の上向き(当該表面の法線が鉛直方向と平行となる向き)の間であれば、どのような方向を向いていてもよい。このような向きでワイピングを行うことで、ノズル13に気泡が侵入することを防止し、又は、ノズル13に気泡が侵入したとしても流路内にまで達することを防止することができる。
〈実施形態3〉
インクジェット式記録装置Iに、インクの吐出不良が生じたノズル13を検出する検出手段を設けてもよい。
検出手段としては、例えば、インクジェット式記録装置Iにテストパターンを印刷させて、この印刷パターンを画像として読み込み吐出不良(ドット抜け)を検出するスキャナ等の光学系センサ等を用いることができる。また、検出手段としては、例えば、液体吸収体からなる検査領域とノズルプレート14(ノズル13)との間に電圧を印加することによりインクを帯電させ、帯電したインクをインク滴として吐出させることで、検査領域とノズルプレート14との間の電位の変化を表す電位信号を出力させることにより、この電位信号の振幅に基づき吐出不良を検出する方法を用いるようにしてもよい。さらに、検出手段としては、圧電素子16を駆動した後に、圧電素子16に発生する過剰電圧(起電圧)を検出し、その振動(残留振動)の状態、例えば、残留振動の周期や振幅から圧力発生室11内の圧力変化の異常を検出して、吐出不良を検出するものであってもよい。もちろん、検出手段は、上述したものに限定されず、従来周知のものを用いることができる。
制御装置70は、ノズルプレート14の表面が鉛直方向の上向き又は鉛直方向に交差する向きとなるように回転機構50を制御する。そして、制御装置70は、検出手段によりインクの吐出不良が生じたノズル13のみからインクを吐出する駆動波形をヘッド1に与える。
このようにノズルプレート14の表面が鉛直方向の上向き又は鉛直方向に交差する向きとした状態では、流路内の気泡は、その浮力でノズル13側に移動する。そして、ノズル13からインクを吐出させることで、当該気泡をノズル13からより確実に排出することができる。
このように本実施形態に係るインクジェット式記録装置Iでは、気泡が流路に混入したことにより吐出不良が生じたノズル13について、気泡を確実に排除して通常の吐出を行わせることができる。
〈他の実施形態〉
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明の基本的な構成は上述したものに限定されるものではない。
例えば、ヘッド1を回転させる回転機構50としては、実施形態1に示したものに限定されない。すなわち、ヘッド1、キャリッジ2、キャリッジ軸5、駆動モーター6などヘッド1の移動機構も含めて回転させる必要はない。
例えば、キャリッジ2を回転させることで、キャリッジ2とともにヘッド1を回転させる回転機構であってもよい。他にも、ヘッド1のみがキャリッジ2とは独立して回転させる回転機構であってもよい。
なお、上述した例では、インクジェット式記録装置Iとして、ヘッド1がキャリッジ2に搭載されて主走査方向に移動するものを例示したが、その構成は特に限定されるものではない。例えば、ヘッド1を固定し、紙等の被記録媒体Sを副走査方向に移動させることで印刷を行う、いわゆるライン式の記録装置であってもよい。
このようなライン式の記録装置の場合、印刷時はヘッド1を固定するが、ワイピング動作時にはヘッド1を回転させることが可能なように回転機構を構成する。
また、ヘッド1の圧力発生室11に圧力変化を生じさせる圧力発生手段としては、例えば、電気機械変換機能を呈する圧電材料を有する圧電素子を用いた圧電アクチュエーターや、流路内に発熱素子を配置して、発熱素子の発熱で発生するバブルによってノズル13からインク滴を吐出するものや、振動板と電極との間に静電気を発生させて、静電気力によって振動板を変形させて流路内に圧力変化を生じさせてノズル13からインク滴を吐出させるいわゆる静電式アクチュエーターなどを用いることができる。
上記実施の形態においては、液体噴射ヘッドの一例としてインクジェット式記録ヘッドを、また液体噴射装置の一例としてインクジェット式記録装置を挙げて説明したが、本発明は、広く液体噴射ヘッド及び液体噴射装置全般を対象としたものであり、インク以外の液体を噴射する液体噴射ヘッドや液体噴射装置にも勿論適用することができる。その他の液体噴射ヘッドとしては、例えば、プリンター等の画像記録装置に用いられる各種の記録ヘッド、液晶ディスプレイ等のカラーフィルターの製造に用いられる色材噴射ヘッド、有機ELディスプレイ、FED(電界放出ディスプレイ)等の電極形成に用いられる電極材料噴射ヘッド、バイオchip製造に用いられる生体有機物噴射ヘッド等が挙げられ、かかる液体噴射ヘッドを備えた液体噴射装置にも適用できる。
I インクジェット式記録装置、 1 ヘッド(液体噴射ヘッド)、 11 圧力発生室、 12 流路形成基板、 13 ノズル、 14 ノズルプレート、 50 回転機構、 56 モーター制御部、 60 払拭部材、 66 ワイパー部材、 68 液体回収部、 70 制御装置、 100 気泡

Claims (6)

  1. 液体噴射面に設けられたノズルから液体を噴射する液体噴射ヘッドと、
    前記液体噴射ヘッドを回転させる回転機構と、
    前記液体噴射面を払拭する払拭部材と、
    前記液体噴射面が鉛直方向上向き、又は鉛直方向に対して交差する方向に向くように前記回転機構を制御し、前記払拭部材に前記液体噴射面を払拭させる制御装置とを備える
    ことを特徴とする液体噴射装置。
  2. 請求項1に記載する液体噴射装置において、
    前記制御装置は、前記液体噴射面が鉛直方向に対して交差する方向に向くように前記回転機構を制御し、鉛直方向の上方から下方に向けて前記払拭部材に前記液体噴射面を払拭させる
    ことを特徴とする液体噴射装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載する液体噴射装置において、
    前記払拭部材により前記液体噴射面から排除される液体を回収する液体回収部を備える
    ことを特徴とする液体噴射装置。
  4. 請求項1〜請求項3の何れか一項に記載する液体噴射装置において、
    前記制御装置は、前記液体噴射面が鉛直方向に対して交差する方向に向くように前記回転機構を制御し、前記液体噴射ヘッドに液体の吐出を行わせ、前記払拭部材に前記液体噴射面を払拭させる
    ことを特徴とする液体噴射装置。
  5. 請求項1〜請求項4の何れか一項に記載する液体噴射装置において、
    前記液体噴射ヘッドの液体の吐出不良が生じた前記ノズルを検知する検出手段を備え、
    前記制御装置は、前記液体噴射面が鉛直方向上向き、又は鉛直方向に対して交差する方向に向くように前記回転機構を制御した後、前記液体噴射ヘッドに前記検出手段により検出された前記ノズルから前記液体を吐出させ、前記払拭部材に前記液体噴射面を払拭させる
    ことを特徴とする液体噴射装置。
  6. 請求項1〜請求項5の何れか一項に記載する液体噴射装置において、
    前記制御装置は、前記払拭部材に前記液体噴射面を払拭させた後、前記液体噴射ヘッドに前記ノズルから液体中に含まれる気泡を排出させる
    ことを特徴とする液体噴射装置。
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