JP2014183797A - コンバイン - Google Patents

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Atsushi Terajima
淳 寺島
Kenji Yasaka
賢史 八坂
Toshinobu Fujisawa
俊暢 藤澤
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Abstract

【課題】モータがフィーダハウスから側方に突出する突出量を抑えることが可能なコンバインを提供する。
【解決手段】コンバイン1は、刈取穀稈を脱穀部30へ搬送するFHコンベア24と、FHコンベア24を収容するフィーダハウス26と、FHコンベア24の駆動軸24bに接続されるコンベア用電動モータ94aと、を有する刈取部20を備え、コンベア用電動モータ94aが、フィーダハウス26の側方に存在し、コンベア用電動モータ94aの出力軸94dの軸線L1が、FHコンベア24の駆動軸24bの軸線L2と直交する。
【選択図】図6

Description

本発明は、コンバインにおけるフィーダハウスコンベアの駆動構成に関する。
従来、刈取部のフィーダハウスコンベア(FHコンベア)を、電動モータで駆動させるコンバインの技術は公知である(例えば、特許文献1)。
特許文献1に記載のコンバインは、フィーダハウスの側方に電動モータを配置している。
しかし、電動モータがフィーダハウスから側方に大きく突出している場合、フィーダハウスの周辺に存在する機材等が邪魔になり、電動モータの配置スペースを確保することが困難となるおそれがある。
特開2009−178137号公報
本発明は、モータがフィーダハウスから側方に突出する突出量を抑えることが可能なコンバインを提供する。
請求項1に記載のコンバインは、
刈取穀稈を脱穀部へ搬送するフィーダハウスコンベアと、前記フィーダハウスコンベアを収容するフィーダハウスと、前記フィーダハウスコンベアの駆動軸に接続されるモータと、を有する刈取部を備え、
前記モータが、前記フィーダハウスの側方に存在し、
前記モータの出力軸の軸線が、前記フィーダハウスコンベアの駆動軸の軸線と直交する。
請求項2に記載のコンバインにおいては、
前記モータは、機体前端の側端部寄りに配置される。
請求項3に記載のコンバインにおいては、
前記モータの後方には、前記機体のサイドカバーが存在し、
前記モータの出力軸の軸線が水平に配置され、前記モータの出力軸の後端が前記フィーダハウスコンベアの駆動軸に接続される。
請求項1に記載のコンバインによれば、モータがフィーダハウスから側方に突出する突出量を抑えることが可能となり、モータをコンパクトに配置することが可能となる。
請求項2に記載のコンバインによれば、刈幅からのモータの突出量を抑えることが可能である。また、作業者がコンベア用電動モータにアクセスしやすくなり、コンベア用電動モータのメンテナンス作業を行いやすくなる。
請求項3に記載のコンバインによれば、サイドカバーの開閉時にモータが邪魔にならない。また、モータの上端に雨水等がたまることを抑制できる。また、モータが作物に当たることを抑制できる。
コンバインの左側面図。 コンバインの上面図。 脱穀部及び選別部を示す図。 電動モータ及びその周辺機器の構成を示す図。 コンバインの制御構成を示したブロック図。 フィーダハウスの上面図。
以下では、普通型コンバイン1について説明する。
図1及び図2に示すように、コンバイン1は、走行部10と、刈取部20と、脱穀部30と、選別部40と、穀粒貯溜部50と、排藁処理部60と、操縦部70と、エンジン80と、発電機81と、を備える。
走行部10は、機体2の下部に設けられる。走行部10は、左右一対のクローラを有するクローラ式走行装置11を有しており、このクローラ式走行装置11により機体2を前進又は後進方向に走行させることができるように構成される。
刈取部20は、機体2の前方に設けられ、機体2に対して昇降可能に支持される。刈取部20は、リール21と、刈刃22と、プラットホームオーガ(PFオーガ)23と、フィーダハウスコンベア(FHコンベア)24と、を有している。リール21、刈刃22、及びPFオーガ23は刈取フレーム25により支持されている。刈取フレーム25と機体2の間にはフィーダハウス26が設けられており、フィーダハウス26内にはFHコンベア24が設けられている。
また、刈取部20には、リール21、刈刃22、PFオーガ23、及びFHコンベア24を駆動させるための電動モータ91a・92a・93a・94aが設けられている。
フィーダハウス26、FHコンベア24、及びコンベア用電動モータ94aの配置構造についての詳細な説明は後述する。
刈取部20は、リール21により穀稈を掻き込み、刈刃22により掻込後の穀稈の株元を切断し、そして、刈り取った穀稈をPFオーガ23により寄せ集めてからFHコンベア24へ受け渡して、FHコンベア24により脱穀部30へ搬送することができるように構成される。
脱穀部30は、機体2の左側上部に設けられ、刈取部20の後方に配置される。
図3に示すように、脱穀部30は、扱胴31と、コンケーブ32と、を有している。脱穀部30は、扱胴31及びコンケーブ32により刈取部20から搬送されてくる穀稈を後方へ送りながら脱穀し、その脱穀物を漏下させることができるように構成される。
選別部40は、機体2の左側下部に設けられ、脱穀部30の下方に配置される。
図3に示すように、選別部40は、揺動選別装置41と、風選別装置42と、穀粒搬送装置43と、二番還元装置44と、を有している。選別部40は、揺動選別装置41により脱穀部30から落下する脱穀物を穀粒や藁屑などに揺動選別し、風選別装置42により揺動選別後のものを更に穀粒と藁屑などとに風選別し、穀粒搬送装置43により選別後の穀粒を穀粒貯溜部50側へ搬送することができるように構成される。
揺動選別装置41は、第一チャフシーブ41aと、第二チャフシーブ41bと、篩分部材41cと、を有している。揺動選別装置41は、扱胴31の下方に配置される。揺動選別装置41には揺動機構41dが設けられる。揺動機構41dは、第一チャフシーブ41a、第二チャフシーブ41b、及び篩分部材41cを機体2に対して揺動させる。
第一チャフシーブ41a及び第二チャフシーブ41bは、左右方向に等間隔ごとに横架された複数のチャフフィンを有している。前記各チャフフィンは、その角度を変更可能に構成され、それぞれが若干前低後高に傾斜した状態で前後に並置される。篩分部材41cは、櫛状部材で構成され、第一チャフシーブ41aの後端部に歯部を後方へ向けて設けられ、第二チャフシーブ41bの前部の上方に位置するように配置される。
揺動選別装置41は、第一チャフシーブ41a、第二チャフシーブ41b、及び篩分部材41cを揺動させることによって、脱穀部30から落下する脱穀物から穀粒を粗選別し、その粗選別後のものを風選別装置42へ漏下させることができるようになっている。このときの漏下量は、第一チャフシーブ41a及び第二チャフシーブ41bでそれぞれ複数のチャフフィンの角度が変更されることにより調節される。
風選別装置42は、唐箕42aと、一番コンベア42bと、二番コンベア42cと、を有している。唐箕42aは、回転可能に支持され、機体2の左側の前端寄りに配置される。一番コンベア42b及び二番コンベア42cは、それぞれ唐箕42aの後方に配置され、互いに前後に並置される。
風選別装置42には、唐箕42aを回転駆動させるための唐箕用電動モータ95aが設けられている。
風選別装置42は、唐箕42aを回転駆動させることによって、選別風を起して後方へ送り、当該選別風を揺動選別装置41から落下する穀粒や藁屑に当てて、これらを比重選別する。そして、これらのうちの、比重の重いものが選別風の影響を受けずに一番コンベア42bへ落下するのに対して、比重の軽いものが選別風により後方へ運ばれて、二番コンベア42cへ落下し、更に軽い塵埃等が後方へ排出される。
風選別装置42は、また、一番コンベア42bを駆動させることによって、この一番コンベア42bに落下してきたものを、一番物として右側へ送って穀粒搬送装置43へ渡す。穀粒搬送装置43は、この一番物を穀粒貯溜部50側へ搬送する。
また、風選別装置42は、二番コンベア42cを駆動させることによって、この二番コンベア42cに落下してきたものを二番物として右側へ送って二番還元装置44の二番搬送装置44aへ渡す。
二番還元装置44は、二番搬送装置44aと、二番処理装置44bとを備える。二番搬送装置44aは、揺動選別装置41及び風選別装置42の右側方で前後方向に延設され、前高後低に傾斜した状態で配置される。二番処理装置44bは、揺動選別装置41の前端部の上方に位置するように配置され、二番搬送装置44aと接続される。
二番還元装置44は、二番搬送装置44aで受けた二番物を二番処理装置44bへ送り、二番処理装置44bで二番物に対して、枝梗を除去するなどの処理を行ったあと、揺動選別装置41に落下させて戻すことができるようになっている。こうして、揺動選別装置41及び風選別装置42を経た二番物が繰り返し選別される。
図1及び図2に示すように、穀粒貯溜部50は、機体2の右側の前後中央部に設けられ、脱穀部30及び選別部40の右方に配置される。穀粒貯溜部50は、穀粒タンク51と、穀粒排出装置52と、を有している。穀粒貯溜部50は、選別部40から搬送されてくる穀粒を穀粒タンク51で貯溜し、穀粒排出装置52により貯溜中の穀粒を任意の方向に搬送してから外部へ排出することができるように構成される。
排藁処理部60は、機体2の左側後上方に設けられ、脱穀部30及び選別部40の後方に配置される。排藁処理部60は、脱穀部30からの脱穀済みの穀稈を排藁として外部へ排出するとともに、選別部40からの藁屑や塵埃などを外部へ排出することができるように構成される。
操縦部70は、機体2の右側前端から前方に出っ張るように設けられ、穀粒貯溜部50の前方に配置される。操縦部70には、リール21を操作するためのリール用操作具71や、刈刃22を操作するための刈刃用操作具72や、PFオーガ23を操作するためのオーガ用操作具73や、FHコンベア24を操作するためのコンベア用操作具74や、唐箕42aを操作するための唐箕用操作具75が設けられている(図5参照)。また、操縦部70には、ステアリングハンドル76及び変速レバーを含む各種の操作具や、操縦席や、キャビン77が設けられている。
図2に示すように、エンジン80は、機体2の右側前端に設けられ、操縦部70の下方に配置される。エンジン80の左方には発電機81が設けられている。発電機81はエンジン80に接続されており、エンジン80の回転を伝達されて駆動する。
機体2の右側後端には、バッテリ82が設けられている。バッテリ82は、発電機81と電気的に接続されており、発電機81で発電した電力を蓄えることが可能である。
以下では、コンバイン1の動力伝達について説明する。
コンバイン1は、エンジン80の動力を、走行部10、脱穀部30、選別部40(唐箕42aを除く)、穀粒貯溜部50、及び排藁処理部60に、トランスミッションを含む動力伝達系を介して伝達して、エンジン80の動力によりこれらの各部を駆動させる。
また、コンバイン1は、刈取部20の各部(リール21、刈刃22、PFオーガ23、及びFHコンベア24)、並びに選別部40の唐箕42aに関しては、電動モータ(三相交流モータ)91a・92a・93a・94a・95aの動力により駆動させる(図5参照)。
次に、電動モータ91a・92a・93a・94a・95a及びその周辺機器の構成について説明する。
図4に示すように、通常走行時(エンジン80の回転時)においては、発電機81はエンジン80により駆動して交流電力を発生する。そして、この交流電力がインバータ83により直流電力に変換される。そして、前記直流電力はインバータ192・193・194によりそれぞれ交流電力に変換されて、電動モータ92a・93a・94aにそれぞれ供給される。また、前記直流電力はDC−DCコンバータ84により電圧が調整された後、インバータ191・195によりそれぞれ交流電力に変換されて、電動モータ91a・95aにそれぞれ供給される。従って、消費電力が発電電力より少ない場合、リール21、刈刃22、PFオーガ23、FHコンベア24及び唐箕42aが、発電機81からの電力で駆動され、余剰電力がバッテリ82に蓄えられる。また、消費電力が発電電力より多い場合、バッテリ82からも電力供給される。
エンジン80の停止時においては、バッテリ82に蓄えられている電力が、インバータ191・192・193・194・195を介して電動モータ91a・92a・93a・94a・95aにそれぞれ供給される。従って、エンジン80の停止時には、リール21、刈刃22、PFオーガ23、FHコンベア24及び唐箕42aが、バッテリ82からの電力で駆動する。
図5に示すように、制御装置100には、操作具71・72・73・74・75、及びインバータ191・192・193・194・195が接続されている。
制御装置100は、操作具71・72・73・74・75から信号を受信することによって、インバータ191・192・193・194・195を制御して、電動モータ91a・92a・93a・94a・95aの回転を操作する。これにより、制御装置100は、リール21、刈刃22、PFオーガ23、FHコンベア24及び唐箕42aの動作を制御する。
従来、エンジンの動力は、複数個の伝動ベルト及びプーリを介して、刈取部の各部や唐箕に伝達されるように構成されていた。
これに対して、本実施形態におけるコンバイン1は、刈取部20の各部(リール21、刈刃22、PFオーガ23、及びFHコンベア24)や、選別部40の唐箕42aに電動モータ91a・92a・93a・94a・95aをそれぞれ接続して、各電動モータ91a・92a・93a・94a・95aの動力で刈取部20の各部や唐箕42aを個別に駆動するように構成する。これにより、従来使用していた伝動ベルトや伝動プーリ等の、エンジンに接続するための部品を削除することができると共に、刈取部20や唐箕42aへの動力伝達系を簡単化することができる。また、刈取部20の各部(リール21、刈刃22、PFオーガ23、及びFHコンベア24)や、選別部40の唐箕42aに関しては、動力伝達系が、エンジン80との動力伝達系と別系統となっているので、エンジン80とは無関係に、電動モータ91a・92a・93a・94a・95aの出力軸をそれぞれ回転させて、メンテナンスや調整等を容易に行うことができる。
また、コンバイン1は、作業状況に応じて回転速度を調整した方が良い部位(刈取部20の各部や唐箕42a)については、それぞれに動力源(電動モータ91a・92a・93a・94a・95a)を設けることで、それぞれの回転速度を調整可能に構成する。そして、一定回転速度が必要な部位(脱穀部30や発電機81)については、エンジン80を動力源とする。このように、コンバイン1は、各部の特性を考慮して、動力源を複数種類設けることで、作業性を向上させている。
図2に示すように、コンバイン1は、刈取部20に電動モータ91a・92a・93a・94aを設けて、機体2の後端(穀粒貯溜部50の後方)にバッテリ82を設ける。これは、刈取部20に電動モータ91a・92a・93a・94aを設けることによってコンバイン1の重心が前側に偏るが、機体2の後端にバッテリ82を設けることによって、コンバイン1の前後の重量バランスを整えて、重心の偏りを抑制するためである。これにより、コンバイン1の姿勢を安定させることが可能となる。
以下では、フィーダハウス26、FHコンベア24、及びコンベア用電動モータ94aの配置構造について説明する。
図1、図2、及び図6に示すように、機体2の前方には刈取フレーム25が設けられており、機体2と刈取フレーム25の間にはフィーダハウス26が設けられている。フィーダハウス26は、前後両端が開口する四角筒形状を有しており、その前部が刈取フレーム25の後端左側に取り付けられ、その後部が機体2の前端左側に取り付けられている。
フィーダハウス26内には、FHコンベア24が設けられている。FHコンベア24は、フィーダハウス26内の前端部に従動軸24aを横架すると共に、フィーダハウス26の後端部に駆動軸24bを横架している。駆動軸24bは、左右方向に延在して、フィーダハウス26の後端部から左方に突出している。駆動軸24bの左端には、コンベア用電動モータ94aが接続されている。
コンベア用電動モータ94aの本体部94cは、ブラケット2aを介して機体2前端の左端部に固定されている。
コンベア用電動モータ94aは、機体2前端の左端上部の側面に設けたブラケット2aに、前方に突出するように取り付けられている。コンベア用電動モータ94aは、フィーダハウス26の後部左方に配置されており、FHコンベア24の駆動軸24bの左方に存在している。
図6に示すように、コンベア用電動モータ94aの出力軸94dには、FHコンベア24の駆動軸24bが接続されている。コンベア用電動モータ94aの出力軸94dの後端にはベベルギア94eが固定されており、FHコンベア24の駆動軸24bの左端にはベベルギア24cが固定されている。コンベア用電動モータ94aの出力軸94d上のベベルギア94eと、FHコンベア24の駆動軸24b上のベベルギア24cが歯合されて、コンベア用電動モータ94aの回転が伝達される。出力軸94d、駆動軸24b、及びベベルギア94e・24cは、ケース94fに収容されている。
コンベア用電動モータ94aの出力軸94dの回転は、ベベルギア94e・24c、及びFHコンベア24の駆動軸24bを介してFHコンベア24に伝達されて、これにより、FHコンベア24が駆動する。コンベア用電動モータ94aは、ベベルギア94e・24cにより回転駆動力の伝達方向を90度変えて、FHコンベア24に伝達している。
コンベア用電動モータ94aの出力軸94dの軸線L1は、水平に配置されており、前後方向に延在している。コンベア用電動モータ94aの出力軸94dの軸線L1は、FHコンベア24の駆動軸24bの軸線L2と直交している。
このように、コンベア用電動モータ94aの出力軸94dの軸線L1と、FHコンベア24の駆動軸24bの軸線L2を、直交するように配置することで、コンベア用電動モータ94aがフィーダハウス26から側方に突出する突出量を抑えることが可能となる。これにより、刈幅Wからのコンベア用電動モータ94aの突出量(コンベア用電動モータ94aの出代)を抑えることが可能である。
なお、本実施形態では、コンベア用電動モータ94aをフィーダハウス26の左方に配置したが(図2参照)、これに限定されず、コンベア用電動モータ94aをフィーダハウス26の右方に配置してもよい。この場合、コンベア用電動モータ94aが機体2前端の左右中央部寄りに配置された状態になる。しかし、上記したように、コンベア用電動モータ94aの出力軸94dの軸線L1と、FHコンベア24の駆動軸24bの軸線L2を、直交するように配置することで、コンベア用電動モータ94aがフィーダハウス26から側方に突出する突出量が抑えられるので、コンベア用電動モータ94aをコンパクトに配置でき、コンベア用電動モータ94aの配置スペースを容易に確保できる。
なお、本実施形態のように、コンベア用電動モータ94aを、フィーダハウス26の左方に配置して、機体2前端の左端部寄りに配置した方が、作業者がコンベア用電動モータ94aにアクセスしやすくなり、コンベア用電動モータ94aのメンテナンス作業を行いやすくなる点で有利である(図2参照)。
図1に示すように、コンベア用電動モータ94aの後方には、機体2のサイドカバー3が存在している。サイドカバー3は、脱穀部30を外側(左方)から覆っている。サイドカバー3は、その前端を中心に側方に回動されることで、脱穀部30を開放する。作業者は、サイドカバー3を開けて、脱穀部30のメンテナンス作業を行う。
図1、図2、及び図6に示すように、本実施形態では、コンベア用電動モータ94aが機体2前端の左端部寄りに配置され、コンベア用電動モータ94aの出力軸94dの軸線L1が水平に配置され、出力軸94dの後端がFHコンベア24の駆動軸24bに接続されている。これにより、コンベア用電動モータ94aが、機体2前端の左端部から前方に突出するように配置された状態になっている。
ところで、仮に、コンベア用電動モータ94aを、機体2前端の左端部から後方に突出するように配置した場合には、サイドカバー3の開閉時にコンベア用電動モータ94aがサイドカバー3に干渉して邪魔になる問題が発生しうる。また、コンベア用電動モータ94aを上方に突出するように配置した場合には、コンベア用電動モータ94aの本体部94cの上端に雨水等がたまる問題が発生しうる。また、コンベア用電動モータ94aを下方に突出するように配置した場合には、コンベア用電動モータ94aが作物に当たる問題が発生しうる。
そこで、本実施形態のように、コンベア用電動モータ94aを、機体2前端の左端部から前方に突出するように配置することで、上述の問題を解決することが可能となる。
なお、コンベア用電動モータ94aの出力軸94dと、FHコンベア24の駆動軸24bの間に、減速機を介装してもよい。減速機は、例えば遊星歯車機構で構成される。
この場合、コンベア用電動モータ94aの出力軸94dの回転は、減速機で減速されてからFHコンベア24に伝達されて、FHコンベア24が駆動する。減速機を設けることによって、小型のモータで低速高トルクを得ることが可能となる。
1 コンバイン
20 刈取部
24 FHコンベア
24b 駆動軸
26 フィーダハウス
30 脱穀部
94a コンベア用電動モータ
94d 出力軸

Claims (3)

  1. 刈取穀稈を脱穀部へ搬送するフィーダハウスコンベアと、前記フィーダハウスコンベアを収容するフィーダハウスと、前記フィーダハウスコンベアの駆動軸に接続されるモータと、を有する刈取部を備え、
    前記モータが、前記フィーダハウスの側方に存在し、
    前記モータの出力軸の軸線が、前記フィーダハウスコンベアの駆動軸の軸線と直交することを特徴とする、
    コンバイン。
  2. 前記モータは、機体前端の側端部寄りに配置されること特徴とする、
    請求項1に記載のコンバイン。
  3. 前記モータの後方には、前記機体のサイドカバーが存在し、
    前記モータの出力軸の軸線が水平に配置され、前記モータの出力軸の後端が前記フィーダハウスコンベアの駆動軸に接続されることを特徴とする、
    請求項2に記載のコンバイン。
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