JP2014183488A - ストリーミング受信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明の目的は、ネットワークを有効に利用することができるストリーミング受信装置を提供することを課題とする。
【解決手段】配信装置1は、動画像データ31をストリーミング受信装置2にストリーミング送信する。ストリーミング受信装置2は、動画像データ31を再生して表示する。
ストリーミング受信装置2は、再生中の動画像データ31の表示状態が変更された場合、変更された表示状態に応じて動画像データ31の通信帯域を決定する。ストリーミング受信装置2は、決定した通信帯域に対応する動画像データ31のストリーミング送信を配信装置1に要求する。
【選択図】図4

Description

本発明は、ネットワークを介して配信装置からストリーミング送信される動画像を受信するストリーミング受信装置に関する。
ストリーミング技術を利用した双方向テレビ会議システムが実用化されている。双方向テレビ会議システムにおいて、カメラ及びマイクが、会議に参加する拠点ごとに設置される。カメラにより撮影された動画像及びマイクに入力された音声が、複数の拠点にストリーミング送信される。各拠点に設置されたPC(Personal Computer)などの端末装置は、ストリーミング送信される動画像及び音声を再生する。
再生される動画像の数は、双方向テレビ会議システムに参加する拠点の数とともに増加する。従って、各拠点の動画像を見やすく表示するために、各拠点の動画像のレイアウトをリアルタイムに変更する多画面合成装置が、特許文献1に開示されている。
多画面合成装置は、動画像とともに再生される音声のレベルをチェックし、一番大きいレベルの音声を送信する端末が発言端末であると判断する。多画面合成装置は、発言端末から送信される動画像を75%の縮小率で表示し、それ以外の端末から送信される動画像を25%の縮小率で表示する。
また、テレビ会議に参加する各クライアント端末の通信環境に応じて、クライアント端末に送信する符号化データを変更する技術が、特許文献2に開示されている。特許文献2において、送信側のクライアント端末は、複数レイヤから構成される符号化データを生成する。受信側の受信状態が良好である場合、送信側は、全てのレイヤを受信側に配信する。受信側の受信状態が良好でない場合、送信側は、複数レイヤのうち基本レイヤのみを配信する。
特開平09−149396号公報 特開2005−130428号公報
特許文献1において、多画面合成装置は、動画像データの表示サイズに関係なく、受信した動画像を縮小して表示する。したがって、過剰な品質の動画像を多画面合成装置に送信しなければならず、ネットワークを有効に利用することができない。
また、特許文献2においても、受信側のクライアント端末の受信状態が良好である場合、受信側のクライアント端末が高画質の動画像を表示する必要がなくても、全てのレイヤを含む符号化データが受信側のクライアントに送信される。従って、特許文献1と同様に、ネットワークを有効に利用することができない。
本発明の目的は、ネットワークを有効に利用することができるストリーミング受信装置を提供することである。
上記課題を解決するため、請求項1に係る発明は、ストリーミング受信装置であって、ネットワークを介して配信装置からストリーミング送信される動画像データを再生して表示する再生部と、前記再生部により再生される動画像データの表示状態を変更する変更部と、前記変更部により前記動画像データの表示状態が変更された場合、変更された表示状態に応じて前記動画像データの通信帯域を決定する帯域決定部と、前記帯域決定部により決定された通信帯域に対応する前記動画像データのストリーミング送信を前記配信装置に要求する要求部と、を備える。
請求項2記載の発明は、請求項1に記載のストリーミング受信装置であって、前記変更部は、前記再生部により再生される動画像データのサイズを変更し、前記帯域決定部は、前記動画像データのサイズの変化率に応じて、前記通信帯域を決定する。
請求項3記載の発明は、請求項2に記載のストリーミング受信装置であって、前記変更部が前記動画像データのサイズを大きくした場合、前記帯域決定部は、サイズが変更される前の通信帯域よりも大きくなるように、サイズが変更された後の通信帯域を決定する。
請求項4記載の発明は、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のストリーミング受信装置であって、前記帯域決定部は、前記動画像データの表示状態が変更された場合、変更された後の表示状態に基づいて前記動画像データのストリーミング送信を一時的に停止させるか否かを判断する。
請求項5記載の発明は、請求項4に記載のストリーミング受信装置であって、前記帯域決定部は、前記動画像データの全部または一部が非表示に変更された場合、前記動画像データの配信を一時的に停止させるか否かを判断する。
請求項6記載の発明は、請求項5に記載のストリーミング受信装置であって、前記帯域決定部は、表示されている動画像データの領域と表示されていない動画像データの領域との比率に基づいて、前記動画像データの配信を一時的に停止させるか否かを判断する。
請求項7記載の発明は、請求項4ないし請求項6のいずれかに記載のストリーミング受信装置であって、前記帯域決定部が前記動画像データの配信を一時的に停止させると判断した場合、前記要求部は、前記動画像データの通信帯域を0にするように前記配信装置に要求する。
請求項8記載の発明は、請求項1ないし請求項7のいずれかに記載のストリーミング受信装置であって、前記帯域決定部は、前記動画像データとともに再生される音声データの送信の可否を前記配信装置に通知する。
請求項9記載の発明は、ストリーミングシステムであって、動画像データをストリーミング送信する配信装置と、前記配信装置からストリーミング送信される動画像データを受信する受信装置と、を備え、前記配信装置から受信した動画像データを再生して表示する再生部と、前記再生部により再生される動画像データの表示状態を変更する変更部と、前記変更部により前記動画像データの表示状態が変更された場合、変更された表示状態に応じて前記動画像データの通信帯域を決定する帯域決定部と、前記帯域決定部により決定された通信帯域に対応する前記動画像データのストリーミング送信を前記配信装置に要求する要求部と、を備え、前記配信装置は、前記受信装置から要求された通信帯域に応じて、前記動画像データの通信帯域を変更する帯域変更部、を備える。
請求項10記載の発明は、ネットワークを介して配信装置からストリーミング送信される動画像データを受信するストリーミング受信装置に搭載されるコンピュータに、受信した動画像データを再生して表示するステップと、再生される動画像データの表示状態を変更するステップと、前記動画像データの表示状態が変更された場合、変更された表示状態に応じて前記動画像データの通信帯域を決定するステップと、決定された通信帯域に対応する前記動画像データのストリーミング送信を前記配信装置に要求するステップと、を実行させるためのプログラムである。
本発明のストリーミング受信装置は、配信装置からストリーミング送信される動画像データの表示状態が変更された場合、変更後の表示状態に応じて動画像データの通信帯域を決定して配信装置に要求する。表示状態に応じて動画像データの通信帯域が制御されるため、ネットワークを有効に利用することができる。
本発明の第1の実施の形態に係るストリーミングシステムの構成を示す機能ブロック図である。 図1に示すストリーミング受信装置の構成を示す機能ブロック図である。 図1に示す配信装置の構成を示す機能ブロック図である。 図1に示すストリーミングシステムのシーケンス図である。 図2に示す品質テーブルの一例を示す図である。 図1に示すストリーミング受信装置のモニタに表示された動画像データを示す図である。 図6に示す動画像データの表示サイズが変更された状態を示す図である。 図6に示す動画像データが隠された状態を示す図である。 本発明の第2の実施の形態に係るテレビ会議システムの構成を示す機能ブロック図である。 図9に示すクライアント端末の構成を示す機能ブロック図である。 図9に示すテレビ会議システムのシーケンス図である。 図9に示すクライアント端末に表示されるウィンドウの一例を示す図である。 図12に示すウィンドウにおいて、動画像データの表示サイズが変更された後の動画像データの配置を示す図である。 図9に示すクライアント端末に表示されるウィンドウの他の例を示す図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態を詳しく説明する。
<第1の実施の形態>
[1.ストリーミングシステムの全体構成]
図1は、本実施の形態に係るストリーミングシステム100の構成を示す機能ブロック図である。図1に示すように、ストリーミングシステム100は、配信装置1と、ストリーミング受信装置2とを備える。ストリーミング受信装置2は、インターネット3を介して配信装置1と接続される。以下、ストリーミング受信装置2を、単に「受信装置2」と呼ぶ。
配信装置1は、受信装置2の要求に応じて、動画像データ31をストリーミング送信する。送信中の動画像データ31のビットレートは、受信装置2の要求に応じて変更される。受信装置2は、ストリーミング送信された動画像データ31を再生して表示する。
受信装置2は、ユーザの操作により動画像データ31の表示サイズ(表示面積)が変更された場合、変更後の表示サイズに応じて、動画像データ31のビットレートの変更を要求する。受信装置2は、変更後の表示サイズに基づいて、配信装置1から送信される動画像データ31のビットレートを決定し、ビットレートの変更を配信装置1に要求する。配信装置1は、要求されたビットレートで動画像データ31をストリーミング送信する。
ここで、動画像データ31のビットレートは、動画像データ31の画質を決定するパラメータであり、動画像データ31のストリーミング送信に必要な通信帯域を意味する。
動画像データ31の表示サイズが拡大された場合、配信される動画像データ31のビットレートは、拡大率に応じて大きくなる。動画像データ31のビットレートが、表示サイズが拡大されたにも関わらず維持された場合、動画像データ31が粗く表示され、画質が劣化する。しかし、動画像データ31のビットレートを拡大率に応じて大きくすることにより、表示サイズが拡大された場合であっても、動画像データ31の画質劣化を防ぐことができる。また、表示サイズに応じて動画像データ31のビットレートが制御されるため、ネットワークを有効に利用できる。
[2.ストリーミング受信装置2の構成]
図2は、受信装置2の構成を示す機能ブロック図である。図2に示すように、受信装置2は、CPU(Central Processing Unit)21と、RAM(Random Access Memory)22と、操作部23と、モニタ24と、ネットワークインタフェース25と、HDD(Hard Disk Drive)26とを備える。受信装置2は、例えば、PCである。PCは、動画再生プログラム28がインストールされることにより、受信装置2として機能する。動画再生プログラム28は、ストリーミング送信される動画像データ31を再生してモニタ24に表示させるために用いられる。
CPU21は、HDD26に格納されたプログラムを実行する。RAM22は、受信装置2のメインメモリである。CPU21は、プログラムをRAM22にロードし、ロードされたプログラムを実行して、受信装置2を制御する。
操作部23は、受信装置2に対するユーザの各種操作を受け付ける。操作部23は、例えば、キーボードやマウスである。
ネットワークインタフェース25は、TCP(Transmission Control Protocol)/IP(Internet Protocol)などのプロトコルを用いて、インターネット3に接続されたコンピュータと通信する。
モニタ24は、ストリーミング送信される動画像データ31を表示する。モニタ24に表示される動画像データ31の表示サイズは、ユーザの操作に応じて変更される。
HDD26は、品質テーブル27と、動画再生プログラム28とを格納する。品質テーブル27は、モニタ24に表示される動画像データ31の表示サイズと動画像データ31のビットレートとの関係を示す。品質テーブル27の詳細については後述する。
[3.配信装置1の構成]
図3は、配信装置1の構成を示す機能ブロック図である。図3に示すように、配信装置1は、CPU11と、RAM12と、ネットワークインタフェース13と、HDD14とを備える。配信装置1は、例えば、サーバである。サーバは、配信プログラム15がインストールされることにより、配信装置1として機能する。
CPU11、RAM12、及びネットワークインタフェース13は、受信装置2が備えるCPU21、RAM22、及びネットワークインタフェース25と同様であるため、その詳細な説明を省略する。
HDD14は、配信プログラム15と、動画像データ31と、品質テーブル27とを格納する。配信プログラム15を実行する配信装置1は、受信装置2からの要求に応じて、動画像データ31をストリーミング送信する。
[4.ストリーミング送信の流れ]
図4は、ストリーミングシステム100の動作を示すシーケンス図である。図4において、配信装置1が配信プログラム15を実行しているときの動作と、受信装置2が動画再生プログラム28を実行しているときの動作を示している。図5は、品質テーブル27の一例を示す図である。
図4及び図5を参照しながら、受信装置2が動画像データ31のストリーミング送信を要求してから、ストリーミング送信される動画像データ31のビットレートが変更されるまでの各装置の動作を説明する。
[4.1.表示サイズの変更時の動作]
ユーザは、受信装置2を操作して、動画像データ31のストリーミングを指示する。受信装置2は、品質テーブル27を参照して、動画像データ31のビットレートを初期値の64kbpsに設定する(ステップS1)。受信装置2は、品質テーブル27を参照することにより、64kbpsのビットレートで配信される動画像データ31の表示サイズ、解像度、フレームレートを事前に把握することができる。
品質テーブル27は、動画像データ31の初期設定時及び拡大表示時における表示サイズ、画素数、面積比率、フレームレート、及びビットレートを記録したデータである。初期設定時のビットレートは、64kbpsである。初期設定時の表示サイズは、横160×縦120ピクセルである。初期設定時のフレームレートは、5fpsである。拡大表示時の画素数は、19200である。
一方、拡大表示時のビットレートは、256kbpsである。拡大表示時の表示サイズは、320×240ピクセルである。拡大表示時のフレームレートは、10fpsである。拡大表示時の画素数は、76800である。面積比率は、初期設定時の表示サイズと拡大表示時の表示サイズとの比率を示す。拡大表示時において、縦サイズ及び横サイズがそれぞれ初期設定時の2倍となっているため、拡大表示時の面積比率は、4に設定される。
受信装置2は、動画像データ31を特定するデータと、初期設定で設定されたビットレート(64kbps)とを含むストリーミング開始要求を配信装置1に送信する(ステップS2)。配信装置1は、ストリーミング開始要求で指定されたビットレート(64kbps)に基づいて、動画像データ31のビットレートを変更する(ステップS3)。具体的には、配信装置1は、HDD14に格納された品質テーブル27を参照して、受信装置2によって指定されたビットレート(64kbps)に対応する表示サイズ(160×120ピクセル)、画素数(19200)、及びフレームレート(5fps)を特定する。配信装置1は、特定した表示サイズ、画素数、及びフレームレートに基づいて、動画像データ31のビットレートを64kbpsに変更する。
配信装置1は、ビットレートが64kbpsの動画像データ31のストリーミング送信を開始する(ステップS4)。受信装置2は、ストリーミング送信される動画像データ31を受信し、動画像データ31の再生を開始する(ステップS5)。
図6は、動画像データ31の再生が開始された時のモニタ24を示す図である。動画像データ31は、モニタ24に表示されるウィンドウ24a内で再生される。再生される動画像データ31の表示サイズ及びフレームレートは、それぞれ160×120ピクセル及び5fpsである。
拡大ボタン24bは、再生中の動画像データ31の表示サイズの拡大を指示するボタンである。拡大ボタン24bがクリックされた場合、受信装置2は、再生中の動画像データ31の表示サイズを160×120ピクセルから320×240ピクセルに変更する(ステップS6)。
図7は、表示サイズが拡大された動画像データ31を示す図である。図7に示すように、再生中の動画像データ31の表示サイズが変更された場合(ステップS6)、受信装置2は、品質テーブル27を参照して、再生中の動画像データ31のビットレートを新たに決定する(ステップS7)。変更後の表示サイズが320×240ピクセルであるため、受信装置2は、再生中の動画像データ31のビットレートを256kbpsに決定する。
受信装置2は、動画像データ31のビットレートを256kbpsに指定したビットレート変更要求を配信装置1に送信する(ステップS8)。配信装置1は、ビットレート変更要求を受信した場合、ビットレート変更要求で指定されたビットレートに対応する動画像データ31を品質テーブル27に基づいて生成する(ステップS9)。具体的には、HDD14に格納されている動画像データ31のビットレートが、256kbpsに変更される。256kpbsの動画像データ31のフレームレートは、10fpsであり、総画素数は、76800である。
配信装置1は、64kbpsのビットレートで送信中の動画像データ31に代えて、ビットレートが256kbpsである動画像データ31のストリーミング送信を開始する(ステップS10)。配信装置1は、ストリーミング送信を最初からやり直すのではなく、64kbpsの動画像データ31のフレームのうち最後に送信したフレームの次のフレームから、ビットレートが256kbpsの動画像データ31の送信を開始する。これにより、動画像データ31の表示が途切れることを防止できる。
受信装置2は、ストリーミング送信される256kbpsの動画像データ31を再生して、ウィンドウ24a内に表示する(図7参照)。この結果、表示サイズが拡大された動画像データ31は、表示サイズが拡大される前の動画像データ31(図6参照)と変わらない画質で表示される。
また、受信装置2のユーザは、図7に示すように、縮小ボタン24cをクリックすることにより、動画像データ31の現在の表示サイズ(320×240ピクセル)を、初期設定時の表示サイズ(160×120ピクセル)に縮小することができる。この場合、受信装置2は、ステップS5〜S8を実行して、ビットレートが64kbpsの動画像データ31を送信するように配信装置1に要求する。
再生中の動画像データ31の表示サイズが縮小された場合、受信装置2は、256kbpsよりも低いビットレートの動画像データ31を用いても、再生中の動画像データ31の画質を維持することができる。このため、受信装置2は、品質テーブル27と縮小後の表示サイズとに基づいて、ビットレートが64kbpsの動画像データ31の送信を要求する(ステップS8)。過剰な画質の動画像データ31(256kbps)が送信されることがないため、ネットワークを有効に利用することができる。
[4.2.非表示に変更された際の動作]
図8は、図6に示す再生中の動画像データ31が隠された状態を示す図である。図8に示すように、受信装置2は、ウィンドウ24a内の動画像データ31の全部がウィンドウ24dにより隠された場合、動画像データ31のストリーミング送信の一時停止を配信装置1に要求する。
図6に示すように、動画像データ31が、160×120ピクセルの表示サイズでウィンドウ24a内に表示されていると仮定する。その後、図8に示すように、ユーザが、文章作成アプリケーションや、地図表示ソフトウェアなどのウィンドウ24dをウィンドウ24aの上に配置する。動画像データ31がウィンドウ24dによって隠されるため、再生中の動画像データ31は、表示状態から非表示状態に変更される(ステップS6)。
受信装置2は、動画像データ31のストリーミング送信を一時停止させるために、動画像データ31のビットレートを0kbpsに決定する(ステップS7)。ビットレートが0kbpsに指定されたビットレート変更要求が、配信装置1に送信される(ステップS8)。配信装置1は、ビットレート変更要求で指定されたビットレートが0kbpsであるため、動画像データ31のストリーミング送信を一時的に停止する。この場合、配信装置1は、動画像データ31に含まれる音声データの送信のみを継続してもよい。
受信装置2のユーザが、ウィンドウ24aを一番上に表示することにより、動画像データ31の全てが表示された場合(ステップS6)、受信装置2は、動画像データ31が表示状態に変更されたと判断し、動画像データ31のビットレートを現在の表示サイズ(160×120ピクセル)に対応する64kbpsに決定する(ステップS7)。ビットレートが64kbpsに指定されたビットレート変更要求が、配信装置1に送信される(ステップS8)。配信装置1は、動画像データ31のストリーミング送信を、送信を停止した位置から再開する(ステップS10)。動画像データ31のストリーミング送信の一時停止が行われる前後で、動画像データ31のビットレートが変更されていないため、ステップS9は、実行されない。
このように、再生中の動画像データ31が非表示に変更された場合、受信装置2のユーザは、動画像データ31を視聴していないため、配信装置1は、動画像データ31を送信する必要がない。受信装置2は、動画像データ31が非表示に変更された場合、動画像データ31の送信の一時停止を配信装置1に要求する。これにより、無駄なデータが送信されないため、ネットワーク帯域の圧迫を防止することができる。
また、ウィンドウ24a内の動画像データ31の一部がウィンドウ24dにより隠される場合がある。この場合、受信装置2は、表示されている領域と隠された領域との比率に応じて、ストリーミング送信を一時停止させるか否かを決定すればよい。例えば、隠された領域の比率が50%を超える場合、受信装置2は、一時停止を決定する。一方、隠された領域の比率が50%以下である場合、受信装置2は、ストリーミング送信の継続を決定する。
<第2の実施の形態>
以下、本発明の第2の実施の形態について詳しく説明する。上記第1の実施の形態と重複する点についての説明は、省略する。
[1.テレビ会議システム200の全体構成]
図9は、第2の実施の形態に係るテレビ会議システム200の構成を示す機能ブロック図である。図9に示すように、テレビ会議システム200は、配信装置1と、クライアント端末4〜6とを備える。配信装置1とクライアント端末4〜6とは、インターネット3を介して相互に接続されている。なお、図9に示していないが、クライアント端末4〜6以外のクライアント端末も、テレビ会議システム200を構成する。
クライアント端末4〜6は、テレビ会議システムに参加するユーザが操作する機器である。クライアント端末4は、カメラ4aにより撮影された映像と、マイク4bに入力された音声データとが符号化された動画像データ34を配信装置1にリアルタイムに送信する。同様に、クライアント端末5,6も、動画像データ35,36を配信装置1にリアルタイムに送信する。動画像データ34〜36の初期設定時のビットレートは、64kbpsである。
配信装置1は、クライアント端末4〜6から送信される動画像データ34〜36を中継してストリーミング送信する。動画像データ34は、配信装置1を経由してクライアント端末5,6にストリーミング送信される。動画像データ35は、配信装置1を経由してクライアント端末4,6にストリーミング送信される。動画像データ36は、配信装置1を経由してクライアント端末4,5にストリーミング送信される。クライアント端末4〜6は、ストリーミング送信される動画像データを再生する。クライアント端末4〜6のユーザは、再生される動画像データを見ながらテレビ会議を行う。
クライアント端末4のユーザが、再生中の動画像データ35の表示サイズを拡大した場合、クライアント端末4は、拡大された表示サイズに応じたビットレート(256kbps)で動画像データ35をストリーミング送信するように、配信装置1に要求する。配信装置1は、256kbpsの動画像データ31を取得するために、動画像データ35の送信元(クライアント端末5)に対してビットレートが256kbpsに設定された動画像データ35の送信を指示する。これにより、配信装置1は、256kbpsの動画像データ31をクライアント端末4にストリーミング送信する。詳細については後述するが、クライアント端末6に対しては、64kbpsの動画像データ35が引き続きストリーミング送信される。
[2.クライアント端末4の構成]
図10は、クライアント端末4の構成を示す機能ブロック図である。以下、図10を参照しながら、クライアント端末4の構成を説明する。クライアント端末5,6の構成は、クライアント端末4と同様であるため、その説明を省略する。なお、配信装置1の構成は、図3に示す通りである。
クライアント端末4は、例えば、PCである。PCは、テレビ会議プログラム48がインストールされることにより、クライアント端末として機能する。テレビ会議プログラム48は、PCをテレビ会議システムのクライアント端末として動作させるために用いられる。
クライアント端末4は、CPU41と、RAM42と、操作部43と、モニタ44と、ネットワークインタフェース45と、HDD46と、USB(Universal Serial Bus)インタフェース47とを備える。
CPU41、RAM42、操作部43、モニタ44、及びネットワークインタフェース45は、受信装置2が備える構成と同様である。USBインタフェース47は、カメラ4a,マイク4bをクライアント端末4に接続するために用いられる。HDD46は、品質テーブル27及びテレビ会議プログラム48を格納する。
[3.テレビ会議システム200の動作]
図11は、テレビ会議システム200のシーケンス図である。図11を参照しながら、配信装置1及びクライアント端末4〜6の動作を説明する。なお、クライアント端末4〜6は、テレビ会議プログラム48をそれぞれ実行しており、配信装置1は、配信プログラム15を実行している。
[3.1.テレビ会議の開始]
配信装置1は、テレビ会議に参加するクライアント端末4〜6を予め登録しており、動画像データ34〜36がクライアント端末4〜6から送信されるまで待機する。
クライアント端末4〜6は、動画像データ34〜36を配信装置1に送信するための初期設定を行う(ステップS21〜S23)。クライアント端末4は、品質テーブル27を参照して、動画像データ34のビットレートを初期値の64kbpsに設定する。
配信装置1は、テレビ会議が開始される際、クライアント端末4〜6から送信される64kbpsの動画像データをそのまま中継する。具体的には、クライアント端末5は、動画像データ35のリアルタイム送信を開始する(ステップS24)。具体的には、クライアント端末5は、カメラが撮影した映像及びマイクに入力された音声を符号化して、ビットレートが64kbpsの動画像データ35を生成する。生成された動画像データ35が、配信装置1に順次送信される。配信装置1は、クライアント端末5から送信された動画像データ35を、そのままクライアント端末4,6にストリーミング送信する(ステップS25,S26)。
同様に、クライアント端末4は、ビットレートが64kbpsの動画像データ34のリアルタイム送信を開始する(ステップS27)。配信装置1は、動画像データ34をクライアント端末5,6にストリーミング送信する(ステップS28,S29)。クライアント端末6は、動画像データ36のリアルタイム送信を開始する(ステップS30)。配信装置1は、動画像データ36をクライアント端末4,5にストリーミング送信する(ステップS31,S32)。
クライアント端末4は、ストリーミング送信される動画像データ35,36の再生を開始する(ステップS33)。図11に示していないが、クライアント端末5,6も、ストリーミング送信される動画像データの再生を開始する。
[3.2.動画像データ35の表示サイズの拡大]
以下、クライアント端末4を例にして、各クライアント端末に表示されるテレビ会議用のウィンドウを説明する。図12は、テレビ会議に用いられるウィンドウ50を示す図である。ウィンドウ50は、クライアント端末4のモニタ44に表示される。
図12において、クライアント端末4のユーザの映像(動画像データ34)が、ウィンドウ50の左側に表示される。配信装置1からストリーミング送信される動画像データ35,36,51〜57が、ウィンドウ50の右側に整列して配置される。動画像データ51〜57は、図9に示されていない他のクライアント端末で生成され、配信装置1によりストリーミング送信される。図12において、動画像データの映像の表示を省略している。動画像データ35,36,51〜57は、ビットレートが64kbpsであり、160×120ピクセルで表示される。
図13は、クライアント端末4において、動画像データ35の表示サイズが拡大された際のウィンドウ50を示す図である。クライアント端末4のユーザが、ウィンドウ50中の動画像データ35の表示サイズを4倍(320×240ピクセル)に拡大する(ステップS34)。この結果、動画像データ55〜57が非表示となり、ウィンドウ50に表示される動画像データの数は、9から6に減少する(動画像データ34を除く)。動画像データ36,51〜54の表示サイズは、変更されず、160×120ピクセルのままである。クライアント端末4は、動画像データ35,55〜57の表示状態が変更されたため(ステップS34)、動画像データ35,55〜57のビットレートの変更を配信装置1に要求する。
具体的には、クライアント端末4は、動画像データ35,55〜57のビットレートを決定する(ステップS35)。動画像データ35の表示サイズが320×160ピクセルに変更されたため、動画像データ35のビットレートは、品質テーブル27に基づいて、256kbpsに決定される。動画像データ55〜57が非表示に変更されたため、動画像データ55〜57のビットレートは、0kbpsに決定される。つまり、クライアント端末4は、非表示に変更された動画像データ55〜57のストリーミング送信を一時停止させることを決定する。
クライアント端末4は、動画像データ35のビットレートを256kbpsに指定し、動画像データ55〜57のビットレートを0kbpsに指定したビットレート変更要求を配信装置1に送信する(ステップS36)。
配信装置1は、クライアント端末4からのビットレート変更要求に応じて、クライアント端末4に対する動画像データ55〜57のストリーミング送信を停止する(ステップS37)。図11に示していないが、クライアント端末4以外の端末は、再生中の動画像データ35の表示サイズを変更していないため、動画像データ55〜57は、クライアント端末4以外の端末に引き続きストリーミング送信される。
ビットレート変更要求により、動画像データ35のビットレートが256kbpsに指定されているが、ステップS24に示すように、クライアント端末5は、64kbpsの動画像データ35を配信装置1に送信している。このため、配信装置1は、動画像データ35のビットレートを256kbpsに指定したビットレート変更要求をクライアント端末5に送信する(ステップS38)。
クライアント端末5は、配信装置1からのビットレート変更要求に応じて、動画像データ35の符号化条件を変更する(ステップS39)。具体的には、クライアント端末5は、指定されたビットレート(256kbps)と品質テーブル27とに基づいて、動画像データ35のフレームレート、画素数、表示サイズを10fps、76800、320×240ピクセルにそれぞれ決定する。クライアント端末5は、決定したフレームレート、画素数及び表示サイズに基づいて、ビットレートが256kbpsの動画像データ35を生成する。クライアント端末5は、新たな符号化条件に基づいて生成された動画像データ35(256kbps)の送信を開始する(ステップS40)。
配信装置1は、クライアント端末4から256kbpsの動画像データ35の配信を要求されているため、256kbpsの動画像データ35をそのままクライアント端末4へストリーミング送信する。(ステップS41)。
一方、クライアント端末6は、動画像データ35のビットレートの変更を要求していない。このため、配信装置1は、クライアント端末6に対する動画像データ35(64kbps)のストリーミング送信を継続するために、品質テーブル27に基づいて、ビットレート変換処理を実行する(ステップS42)。配信装置1は、256kbpの動画像データのフレームを間引くことにより、フレームレートを10fpsから5fpsに変更し、256kbpsの動画像データ35の表示サイズを320×240ピクセルから160×120ピクセルに変更する。このようにして、動画像データ35のビットレートが、256kbpsから64kbpsに変更される。配信装置1は、ビットレートが64kbpsに変更された動画像データ35をクライアント端末6にストリーミング送信する(ステップS43)。
以上の処理が行われた結果、クライアント端末4は、動画像データ35の表示サイズが4倍に拡大された後に、ビットレートが256kbpsの動画像データ35を再生する。クライアント端末4は、画質を劣化させることなく動画像データ35を拡大して再生することができる。
また、クライアント端末6は、動画像データ35の表示サイズを初期値(160×120ピクセル)のまま変更していないため、配信装置1は、クライアント端末6に対して64kbpsの動画像データ35のストリーミング送信を継続する。クライアント端末6は、160×120ピクセルの表示サイズで動画像データ35を再生する際に、過剰な画質の動画像データ35(256kbps)を受信しない。したがって、ネットワーク帯域が無駄に圧迫されることがないため、ネットワークを有効に利用できる。
[3.3.動画像データ35の表示サイズの縮小]
クライアント端末4において、ウィンドウ50が図13に示す状態から図12に示す状態に変更された場合の各機器の動作を説明する。
ウィンドウ50において、動画像データ35の表示サイズが320×240ピクセルから160×120ピクセルに縮小される(ステップS34)。クライアント端末4は、品質テーブル27を参照して、動画像データ35のビットレートを64kbpsに決定する(ステップS35)。
動画像データ35の表示サイズの縮小に伴って、動画像データ55〜57が再び表示される(ステップS34)。クライアント端末4は、動画像データ55〜57が表示状態に変更されたため、動画像データ55〜57のストリーミング送信の再開を決定する。クライアント端末4は、動画像データ55〜57の表示サイズ(160×120ピクセル)に基づいて、動画像データ55〜57のビットレートを64kbpsに決定する(ステップS35)。
クライアント端末4は、動画像データ35,55〜57のビットレートを64kbpsに指定したビットレート変更要求を配信装置1に送信する(ステップS36)。配信装置1は、クライアント端末4に対して、動画像データ55〜57(64kbps)のストリーミング送信を再開する。このとき、ステップS37は、実行されない。
また、全てのクライアント端末が、動画像データ35のビットレートを64kbpsに指定したため、配信装置1は、256kbpsの動画像データ35を取得する必要がない。このため、配信装置1は、動画像データ35のビットレートを64kbpsに指定したビットレート変更要求をクライアント端末4に送信する(ステップS38)。クライアント端末5は、64kbpsの動画像データ35を生成するように符号化条件を変更し(ステップS39)、64kbpsの動画像データ35の送信を開始する(ステップS40)。
配信装置1は、64kbpsの動画像データ35をクライアント端末4,6にストリーミング送信する(ステップS41,43)。クライアント端末4,6が要求する動画像データ35のビットレートが64kbpsであるため、ビットレート変更処理(ステップS42)は、実行されない。
このように、テレビ会議システム200において、クライアント端末4は、動画像データ35の表示サイズが変更された場合、変更後の表示サイズに応じて動画像データ35のビットレートの変更を配信装置1に要求する。これにより、表示サイズに応じたビットレートの動画像データ35が配信装置1からクライアント端末4へ送信されるため、ネットワーク帯域を有効に利用できる。
また、クライアント端末4,6が互いに異なるビットレートで動画像データ35を送信するように要求している。配信装置1は、動画像データ35(256kbps)のビットレートを64kbpsに変更し、64kbpsの動画像データ35をクライアント端末に送信する。これにより、クライアント端末6の表示サイズに応じた64kbpsの動画像データ35が、クライアント端末6にストリーミング送信されるため、ネットワーク帯域が無駄に圧迫されることを防止できる。
また、図14に示すように、ストリーミング送信される動画像データの表示、非表示を、スクロールバー60を用いて変更してもよい。例えば、テレビ会議に参加するクライアント端末の数によっては、ストリーミング送信される全ての動画像データをウィンドウ50に表示できない場合がある。この場合、ユーザは、動画像データ35,36,51〜57が表示された子ウィンドウ50aを、スクロールバー60を用いてスクロールすることにより、子ウィンドウ50aに表示させる動画像データを変更する。子ウィンドウ50aのスクロールにより、動画像データの表示、非表示が切り替わった場合、クライアント端末4は、上記と同様に、ビットレートの変更を配信装置1に要求する。
上記実施の形態では、動画像データの表示サイズが変更された場合、動画像データのビットレートが、変更後の表示サイズと品質テーブルとに基づいて決定される例を説明したが、これに限られない。例えば、受信装置2は、表示サイズの変化率に基づいて、動画像データのビットレートを決定してもよい。例えば、第1の実施の形態において、ユーザが、動画像データ31の表示サイズを1.5倍に拡大した場合、受信装置2は、動画像データ31の現在のビットレートを1.5倍することにより、新たなビットレートを決定してもよい。
また、上記実施の形態において、表示される動画像データとともに再生される音声のオン、オフを切り替えるようにしてもよい。例えば、第2の実施の形態において、クライアント端末4は、ユーザが動画像データ36の音声のミュートを指示した場合、動画像データ36のミュートを要求するメッセージを配信装置1に送信してもよい。この場合、配信装置1は、クライアント端末4の要求に応じて、符号化された音声データを含まない動画像データ36をクライアント端末4にストリーミング送信すればよい。クライアント端末5は、動画像データ36のミュートを要求していないため、配信装置1は、音声データを含む動画像データ36をクライアント端末6に送信する。
なお、上記実施の形態で説明した各処理を専用回路で実現してもよい。この場合、専用回路をLSIなどの半導体装置により1チップ化してもよいし、一部又は全部の処理を含むように1チップ化してもよい。
また、集積回路化の手法はLSIに限るものではなく、専用回路又は汎用プロセサで実現してもよい。LSI製造後に、プログラムすることが可能なFPGA(Field Programmable Gate Array)や、LSI内部の回路セルの接続や設定を再構成可能なリコンフィギュラブル・プロセッサーを利用しても良い。
また、上記各実施の形態の各処理の一部または全部を、ソフトウェアおよびハードウェアの混在処理により実現しても良い。なお、上記実施形態の各処理をハードウェアにより実現する場合、各処理を行うためのタイミング調整を行う必要があるのは言うまでもない。上記実施形態においては、説明便宜のため、実際のハードウェア設計で生じる各種信号のタイミング調整の詳細については省略している。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、上述した実施の形態は本発明を実施するための例示に過ぎない。よって、本発明は上述した実施の形態に限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲内で上述した実施の形態を適宜変形して実施することが可能である。
100 ストリーミングシステム
200 テレビ会議システム
1 配信装置
2 ストリーミング受信装置(受信装置)
4〜6 クライアント端末
11,21,41 CPU
12,22,42 CPU
23,43 操作部」
24,44 モニタ
27 品質テーブル
31,35,36,51〜57 動画像データ

Claims (10)

  1. ネットワークを介して配信装置からストリーミング送信される動画像データを再生して表示する再生部と、
    前記再生部により再生される動画像データの表示状態を変更する変更部と、
    前記変更部により前記動画像データの表示状態が変更された場合、変更された表示状態に応じて前記動画像データの通信帯域を決定する帯域決定部と、
    前記帯域決定部により決定された通信帯域に対応する前記動画像データのストリーミング送信を前記配信装置に要求する要求部と、
    を備えるストリーミング受信装置。
  2. 請求項1に記載のストリーミング受信装置であって、
    前記変更部は、前記再生部により再生される動画像データのサイズを変更し、
    前記帯域決定部は、前記動画像データのサイズの変化率に応じて、前記通信帯域を決定するストリーミング受信装置。
  3. 請求項2に記載のストリーミング受信装置であって、
    前記変更部が前記動画像データのサイズを大きくした場合、前記帯域決定部は、サイズが変更される前の通信帯域よりも大きくなるように、サイズが変更された後の通信帯域を決定するストリーミング受信装置。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のストリーミング受信装置であって、
    前記帯域決定部は、前記動画像データの表示状態が変更された場合、変更された後の表示状態に基づいて前記動画像データのストリーミング送信を一時的に停止させるか否かを判断するストリーミング受信装置。
  5. 請求項4に記載のストリーミング受信装置であって、
    前記帯域決定部は、前記動画像データの全部または一部が非表示に変更された場合、前記動画像データの配信を一時的に停止させるか否かを判断するストリーミング受信装置。
  6. 請求項5に記載のストリーミング受信装置であって、
    前記帯域決定部は、表示されている動画像データの領域と表示されていない動画像データの領域との比率に基づいて、前記動画像データの配信を一時的に停止させるか否かを判断するストリーミング受信装置。
  7. 請求項4ないし請求項6のいずれかに記載のストリーミング受信装置であって、
    前記帯域決定部が前記動画像データの配信を一時的に停止させると判断した場合、前記要求部は、前記動画像データの通信帯域を0にするように前記配信装置に要求するストリーミング受信装置。
  8. 請求項1ないし請求項7のいずれかに記載のストリーミング受信装置であって、
    前記帯域決定部は、前記動画像データとともに再生される音声データの送信の可否を前記配信装置に通知するストリーミング受信装置。
  9. 動画像データをストリーミング送信する配信装置と、
    前記配信装置からストリーミング送信される動画像データを受信する受信装置と、
    を備え、
    前記配信装置から受信した動画像データを再生して表示する再生部と、
    前記再生部により再生される動画像データの表示状態を変更する変更部と、
    前記変更部により前記動画像データの表示状態が変更された場合、変更された表示状態に応じて前記動画像データの通信帯域を決定する帯域決定部と、
    前記帯域決定部により決定された通信帯域に対応する前記動画像データのストリーミング送信を前記配信装置に要求する要求部と、
    を備え、
    前記配信装置は、
    前記受信装置から要求された通信帯域に応じて、前記動画像データの通信帯域を変更する帯域変更部、
    を備えるストリーミングシステム。
  10. ネットワークを介して配信装置からストリーミング送信される動画像データを受信するストリーミング受信装置に搭載されるコンピュータに、
    受信した動画像データを再生して表示するステップと、
    再生される動画像データの表示状態を変更するステップと、
    前記動画像データの表示状態が変更された場合、変更された表示状態に応じて前記動画像データの通信帯域を決定するステップと、
    決定された通信帯域に対応する前記動画像データのストリーミング送信を前記配信装置に要求するステップと、
    を実行させるためのプログラム。
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