JP2014183150A - 半導体装置 - Google Patents

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  • Cooling Or The Like Of Semiconductors Or Solid State Devices (AREA)

Abstract

【課題】バスバーの厚みを増大することなく、バスバーの温度を低減することが可能な半導体装置の提供。
【解決手段】半導体装置は、基板と、前記基板上に実装される半導体チップと、前記半導体チップに接続されるバスバーと、前記バスバーに隣接して配置され、前記バスバーを冷却する冷却板とを含む。好ましくは、半導体装置は、前記基板と平行に配置され前記半導体チップに接続される制御基板を更に含み、前記バスバーは、前記基板と前記制御基板の間に配置され、前記冷却板は、前記バスバーと前記制御基板の間に、前記基板と平行に配置される。
【選択図】図1

Description

本開示は、半導体装置に関する。
従来から、半導体素子が金属ベース板上に基板を介して設けられ、半導体素子が端子台を介して外部接続端子に接続される技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2010‐103222号公報
ところで、上記の特許文献1に記載の構成においては、半導体素子の駆動時は、半導体素子からの熱は金属ベース板に伝達されて放熱される。他方、外部接続端子は、半導体素子の駆動時に高電圧が印加されるので高温となりうるが、外部接続端子の温度を低減するために外部接続端子の板厚の増加で対応すると、半導体装置(モジュール)の大型化(厚さ方向の大型化)を招くという問題がある。
そこで、本開示は、バスバーの厚みを増加することなく、バスバーの温度を低減することが可能な半導体装置の提供を目的とする。
本開示の一局面によれば、基板と、
前記基板上に実装される半導体チップと、
前記半導体チップに接続されるバスバーと、
前記バスバーに隣接して配置され、前記バスバーを冷却する冷却板とを含む、半導体装置が提供される。
本開示によれば、バスバーの厚みを増大することなく、バスバーの温度を低減することが可能な半導体装置が得られる。
一実施例による半導体装置1の概略断面図である。 他の実施例によるバスバー80A,80B,80Cを備える他の実施例によるバスバーモジュール800の一例を示す斜視図である。 バスバーモジュール800のバスバー80A,80B,80C及び冷却板60を取り出した斜視図である。 冷却板600の単品状態を示す斜視図である。 バスバーモジュール800の組み付け状態の側面図である。
以下、添付図面を参照しながら各実施例について詳細に説明する。
図1は、一実施例による半導体装置1の概略断面図である。尚、半導体装置1の上下方向は、半導体装置1の搭載状態に応じて上下方向が異なるが、以下では、便宜上、半導体装置1の半導体チップ10側を上方とする。半導体装置1は、例えば、ハイブリッド車又は電気自動車で使用されるモータ駆動用のインバータを構成するものであってよい。以下では、半導体装置1は、モータ駆動用のインバータであるとして説明する。
半導体装置1は、図1に示すように、半導体チップ10と、接続端子12と、ヒートスプレッダ20と、絶縁層30と、ヒートシンク40と、冷却板60と、バスバー(外部接続端子)80と、制御基板90を含む。
半導体チップ10は、パワー半導体素子を含み、本例ではIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)を含む。尚、半導体チップ10が含むパワー半導体素子の種類や数は、任意である。半導体チップ10は、IGBTに代えて、MOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field‐Effect Transistor)のような他のスイッチング素子を含んでもよい。半導体チップ10は、ヒートスプレッダ20上に半田50により接合される。図示の例では、半導体チップ10は、IGBTからなる半導体チップ10Aと、FWD(Free Wheeling Diode)からなる半導体チップ10Bとを含む。この場合、半導体チップ10Aは、上面にエミッタ電極を備え、下面にコレクタ電極を備える。また、半導体チップ10Bは、上面にアノード電極を備え、下面にカソード電極を備える。
接続端子12は、半導体チップ10上に半田50により接合される。図示の例では、接続端子12は、IGBTのエミッタ電極と、FWDのアノード電極に半田50により接合される。接続端子12は、ヒートスプレッダ20の上面から上方に離間した接合面121と、ヒートスプレッダ20の上面付近の高さに延在する2つの接続部122と、接合面121及び2つの接続部122を繋ぐ上下方向の脚部123とを含む。2つの接続部122は、それぞれ、IGBTのエミッタ電極と、FWDのアノード電極に接合される。接続端子12の接合面121は、バスバー80との接合のための溶接部を画成する。尚、接続端子12の形状は任意であり、バスバー80との接合のための部位(図示の例では、接合面121)を有すればよい。
ヒートスプレッダ20は、半導体チップ10で発生する熱を吸収し拡散する部材である。ヒートスプレッダ20は、例えば銅、アルミなどの熱拡散性の優れた金属から形成される。本例では、一例として、ヒートスプレッダ20は、銅により形成される。銅としては、伝導率が銅材の中で最も高い無酸素銅(C1020)が好適である。尚、ヒートスプレッダ20上には、接続端子12以外の他の接続端子等が更に設けられてもよい。例えば、ヒートスプレッダ20上には、第2接続端子(図5に示す第2接続端子13参照)が半田により接合されてもよい。この場合、第2接続端子は、IGBTのコレクタ電極の取り出し部を構成する。第2接続端子は、接続端子12と同様、バスバー80(但し、接続端子12が接合されるバスバー80とは異なるバスバー80)に接合されてよい。
絶縁層30は、樹脂接着剤や樹脂シートから構成されてよい。絶縁層30は、例えばアルミナをフィラーとした樹脂で形成されてもよい。絶縁層30は、図1に示すように、ヒートスプレッダ20とヒートシンク40の間に設けられ、ヒートスプレッダ20とヒートシンク40に接合する。絶縁層30は、ヒートスプレッダ20とヒートシンク40との間の電気的な絶縁性を確保しつつ、ヒートスプレッダ20からヒートシンク40への高い熱伝導性を確保する。
ヒートシンク40は、熱伝導性の良い材料から形成され、例えば、アルミなどの金属により形成される。ヒートシンク40は、上述の如く、上面がヒートスプレッダ20に接合される。ヒートシンク40は、図1に示すように、下面側にフィン42を備える。フィン42の数や配列態様は任意である。フィン42は、図示のようなストレートフィンであってもよいし、その他、ピンフィンの千鳥配置等で実現されてもよい。半導体装置1の実装状態では、ヒートシンク40は、冷媒の流路を形成し(即ち流路形成部材の一部を構成し)、フィン42は、冷却水や冷却油のような冷媒と接触する。このようにして、半導体装置1の駆動時に生じる半導体チップ10からの熱は、ヒートスプレッダ20、絶縁層30を介して、ヒートシンク40のフィン42から冷却媒体へと伝達され、半導体装置1の冷却が実現される。尚、ヒートシンク40は、2つ以上の部材で構成されてもよい。例えば、ヒートシンク40は、第1の金属板と、フィン42を備えた第2の金属板とを結合して構成されてもよい。
冷却板60は、バスバー80を冷却する機能を備える。冷却板60は、伝熱性のある材料から形成され、例えば銅、アルミなどの熱伝導性の優れた金属から形成される。冷却板60は、バスバー80を効率的に冷却するため、バスバー80の近傍に(即ちバスバー80に隣接して)配置される。但し、冷却板60は、バスバー80に対して電気的には絶縁される。図1に示す例では、冷却板60は、バスバー80の上方に空気層を介して配置される。尚、この空気層は、そのままであってもよいし、シリコンゲル等が充填されてもよいし、樹脂がモールドされてもよい。冷却板60は、平らな板状であるが、プレス成形等で形成可能な凹凸や開口等を有してもよい。冷却板60は、図1に示すように、好ましくは、ヒートスプレッダ20の表面に平行に配置される。また、冷却板60は、好ましくは、上面視で、ヒートスプレッダ20の外形の範囲内に延在する。
バスバー80は、半導体チップ10を外部のモータ(図示せず)や電源(図示せず)に接続するために設けられる。従って、半導体チップ10の駆動時、バスバー80に高電圧が印加されるので、バスバー80自体が高温となる。
制御基板90は、半導体チップ10を制御するためのハードウェア構成(例えばマイコン)を含んでよい。制御基板90は、半導体チップ10と通信可能に接続される。例えば、制御基板90は、ゲート信号を生成して、IGBTからなる半導体チップ10Aを駆動する。また、制御基板90には、センサ信号(半導体チップ10の温度等)が入力されてよい。
図1に示す例によれば、バスバー80を冷却する冷却板60が設けられるので、半導体チップ10の駆動時のバスバー80の温度を低減することができる。従って、バスバー80の厚さを増加させる必要性が低減される。また、冷却板60は、制御基板90とバスバー80の間に配置されるので、バスバー80からの輻射熱(あおり熱)に対して制御基板90を保護することができる。これにより、制御基板90の耐熱性を上げる必要性を低減することができる。尚、制御基板90は、典型的には、半導体装置1の各構成要素の中で最も耐熱性が低い。
尚、図1に示す例では、制御基板90は、ヒートスプレッダ20(又はヒートシンク40)に平行に配置されているが、ヒートスプレッダ20の表面に垂直に配置されてもよい。この場合、制御基板90は、ヒートシンク40の側面44側に延在してよい。この場合も、冷却板60が図1に示すように設けられることで、半導体チップ10の駆動時のバスバー80の温度を低減することができる。
また、図1に示す例では、冷却板60は、バスバー80の上方に配置されているが、バスバー80と同一の面内に並んで配置されてもよいし、バスバー80の下方に配置されてもよい。
図2は、他の実施例を示す図であり、バスバー80A,80B,80Cを備えるバスバーモジュール800の一例を示す斜視図である。図3は、バスバーモジュール800のバスバー80A,80B,80C及び冷却板60を取り出した斜視図である。図4は、冷却板600の単品状態を示す斜視図である。
尚、図2乃至図4では、制御基板90の図示は省略されているが、以下では、制御基板90は、図1に示した構成と同様、ヒートシンク40と平行に、バスバーモジュール800よりも上方に設けられているものとする。但し、制御基板90は、ヒートシンク40の側面44側に設けられてもよい。
バスバーモジュール800は、ヒートシンク40に結合される。バスバーモジュール800は、ヒートシンク40(図5参照)と略同一の外形を有してよい。バスバーモジュール800は、図2に示すように、バスバー80A,80B,80Cと、冷却板600とを樹脂材料部802を介して一体化した構成を有する。バスバーモジュール800は、インサート成形により形成されてよい。これにより、バスバー80A,80B,80Cと冷却板600との間の位置関係の公差を低減することができるので、バスバー80A,80B,80Cと冷却板600との間の距離を低減し、冷却板600による冷却性能を高めることができる。
尚、バスバー80A,80B,80Cは、図1に示した実施例におけるバスバー80と機能は同じであってよい。図2に示す例では、バスバー80Aは、半導体チップ10A,10Bの間からモータ(図示せず)へ接続するためのものであり、バスバー80B及び80Cは、半導体チップ10A,10Bに電源(図示せず)からの正極ラインと負極ラインをそれぞれ接続するためのものである。従って、半導体チップ10の駆動時、バスバー80A,80B,80Cに高電圧が印加されるので、バスバー80A,80B,80C自体が高温となる。
冷却板600は、図1に示した実施例における冷却板60と同様、バスバー80を冷却する機能を有する。冷却板600は、図4に示すように、X方向に延在する2本の縦部位602と、Y方向に延在する複数本の横部位604とを含む。横部位604は、2本の縦部位602間を繋ぐ。これにより、縦部位602及び横部位604が井桁状に配置され、冷却板600の全体としての剛性を高めることができる。この場合、冷却板600は、上述の如くバスバーモジュール800内に一体的に組み込まれるので、バスバーモジュール800の骨格部材としても機能し、バスバーモジュール800の熱変形等の変形を防止することができる。これにより、バスバーモジュール800とヒートシンク40との間の結合部に生じる熱応力を低減することができる。
尚、図2に示した例では、縦部位602は、2本であるが、3本以上存在してもよい。例えば、2本の縦部位602の間に、更なる縦部位が平行に設けられてもよい。同様に、横部位604の数も任意である。また、横部位604は、縦部位602に対して垂直に設けられる必要は無く、斜交いに設けられてもよい。また、冷却板600は、一部材で形成されているが、複数の部材で形成されてもよい。
冷却板600は、縦部位602及び横部位604により囲まれた開口606を形成する。他言すると、冷却板600は、板材料に開口606を例えばプレス成形により打ち抜くことで形成されてよい。開口606は、バスバー80A,80B,80Cと、接続端子12及び第2接続端子13(図5参照)との接合時の作業のために設けられる。この接合は、例えばレーザ溶接により実現される。レーザ溶接は、下方の部材(例えばヒートシンク40等)に対して適切に位置決めしたバスバーモジュール800を治具等により下方に押し付けた状態で、バスバーモジュール800の上方からバスバー80A,80B,80Cに対して面直方向又は面直方向から僅かに(例えば5度)傾けた方向にレーザ光を照射することにより実行されてもよい。このようなレーザ溶接に用いるレーザとしては、例えばYAGレーザ、COレーザ、半導体レーザなどの任意のレーザが使用されてもよい。開口606を形成することにより、レーザ溶接時の作業性を損なうことなく、冷却板600をバスバーモジュール800内に成立させることができる。
冷却板600は、好ましくは、図3及び図4に示すように、ヒートシンク40に取り付く締結具(図示せず)が通される挿通孔(固定座)608を備える。締結具は、バスバーモジュール800をヒートシンク40に対して固定するものであり、例えばボルトやピン等であってよい。締結具は、典型的には、金属材料から形成され、熱伝導性を有する。従って、冷却板600は、締結具を介してヒートシンク40に熱的に接続される。これにより、バスバー80A,80B,80Cの熱は冷却板600を介してヒートシンク40に伝達されるので、バスバー80A,80B,80Cの温度をより効果的に低減することができる。即ち、半導体装置1の駆動時に生じるバスバー80A,80B,80Cの熱は、冷却板600及び締結具を介して、ヒートシンク40のフィン42から冷却媒体へと伝達され、バスバー80A,80B,80Cの冷却が実現される。
この場合、冷却板600は、好ましくは、ヒートシンク40と同一の熱膨張係数の材料により形成される。これにより、バスバーモジュール800とヒートシンク40との熱膨張量の差異が低減されるので、バスバーモジュール800とヒートシンク40との間の結合部に生じる熱応力を低減することができる。また、冷却板600が挿通孔608を備えることで、バスバーモジュール800に、別途、カラー等の固定用部材を設ける必要が無くなる。
尚、バスバーモジュール800は、冷却板600の挿通孔608を介して、ヒートシンク40以外の流路形成部材に結合されてもよい。流路形成部材は、ヒートシンク40と共に、冷媒の流路を形成する部材(例えばケース)である。この場合も、バスバーモジュール800が冷却板600の挿通孔608を介してヒートシンク40に結合される場合と同様の効果を得ることができる。即ち、バスバー80A,80B,80Cの熱は冷却板600を介して流路形成部材に伝達されるので、バスバー80A,80B,80Cの温度を効果的に低減することができる。
尚、冷却板600は、バスバーモジュール800のナット部630(図2参照)と熱的に接続されてもよい。ナット部630は、バスバーモジュール800に制御基板90(図1参照)を取り付けるために設けられる。ナット部630には、例えばボルトが締結され、バスバーモジュール800に制御基板90が固定される。この場合、制御基板90の熱をヒートシンク40に伝達して、制御基板90の温度を低減することができる。
図5は、バスバーモジュール800の組み付け状態の側面図である。尚、図5においては、バスバーモジュール800の樹脂材料部802については図示を省略している。また、図5においては、図1に示した構成と実質的に同様であってよい構成については、同一の参照符合を付している。また、図5においては、半田50の図示は省略されている。
図5(及び図3)に示すように、冷却板600は、厚み方向Zで、バスバー80A,80B,80Cの延在する範囲内に延在する。即ち、冷却板600は、バスバー80Bの下方の部位よりも上方に延在し、且つ、バスバー80A,80B,80Cの上方の部位よりも下方に延在する。尚、バスバー80Bは、冷却板600の開口606を介して冷却板600を上下方向に跨いで延在する。これにより、冷却板600は、バスバーモジュール800の厚みを増大することなく、バスバーモジュール800内に組み込まれることができる。即ち、冷却板600は、バスバーモジュール800内の空いたスペース(バスバー80A,80B,80Cが配置されていないスペース)を利用して設けられるので、バスバーモジュール800の厚みを増加する要因とならずに成立することができる。
尚、図5に示す例では、冷却板600は、基本的に、バスバー80A,80B,80Cの下方に延在している。しかしながら、冷却板600は、図1に示した実施例のように、バスバー80A,80B,80Cの上方、即ち制御基板90(図5には図示せず)とバスバー80A,80B,80Cの間に延在するように設けられてもよい。この場合、制御基板90への輻射熱を低減することができる。
また、図5に示す例において、冷却板600の下方には、シリコンゲルが充填されてもよい。シリコンゲルは、半導体チップ10の上部やヒートスプレッダ20の上部を覆うように充填されてよい。この場合、バスバー80A,80B,80Cからの熱は放射状に輻射されるので、冷却板600における開口606周りの部位により、かかる輻射熱を遮ることができる。
以上、各実施例について詳述したが、特定の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された範囲内において、種々の変形及び変更が可能である。また、前述した実施例の構成要素を全部又は複数を組み合わせることも可能である。
例えば、上述の実施例では、半導体チップ10が接合される基板は、ヒートスプレッダ20であったが、半導体チップ10は、他の任意の基板に配置されてもよい。例えば、半導体チップ10が接合される基板は、セラミック基板の両面にアルミ板を備えたDBA(Direct Brazed Aluminum)基板や、セラミック基板の両面に銅板を備えたDBC(Direct Brazed Copper)基板であってもよい。
また、図示の例では、ヒートスプレッダ20単位で構成を説明したが、半導体装置1に含まれるヒートスプレッダ20の数は任意である。例えば、半導体装置1に含まれるヒートスプレッダ20の数は、6であってもよい。この場合、6つのヒートスプレッダ20上の各半導体チップ10A,10Bは、モータ駆動用のインバータのU相、V相、W相の各上アーム及び各下アームを構成するものであってよい。
また、上述の実施例では、半導体装置1は、車両用のインバータに適用されるものであったが、半導体装置1は、他の用途(鉄道、エアコン、エレベータ、冷蔵庫等)で使用されるインバータに使用されてもよい。更に、半導体装置1は、インバータ以外の装置、例えば、コンバータや、無線通信機の送信部の電力増幅回路に使用される高周波パワーモジュールに使用されてもよい。
1 半導体装置
10(10A,10B) 半導体チップ
12 接続端子
13 第2接続端子
20 ヒートスプレッダ
30 絶縁層
40 ヒートシンク
42 フィン
50 半田
60,600 冷却板
80,80A,80B,80C バスバー
90 制御基板
602 縦部位
604 横部位
606 開口
608 挿通孔
630 ナット部
800 バスバーモジュール
802 樹脂材料部

Claims (8)

  1. 基板と、
    前記基板上に実装される半導体チップと、
    前記半導体チップに接続されるバスバーと、
    前記バスバーに隣接して配置され、前記バスバーを冷却する冷却板とを含む、半導体装置。
  2. 前記基板と平行に配置され、前記半導体チップに接続される制御基板を更に含み、
    前記バスバーは、前記基板と前記制御基板の間に配置され、
    前記冷却板は、前記バスバーと前記制御基板の間に配置される、請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記バスバーと前記冷却板とは、樹脂材料を介して一体に形成される、請求項1又は2に記載の半導体装置。
  4. 冷媒流路を形成する流路形成部材を含み、
    前記冷却板は、前記流路形成部材に熱的に接続される、請求項1〜3のうちのいずれか1項に記載の半導体装置。
  5. 前記冷却板は、前記流路形成部材と同一の熱膨張係数の材料で形成される、請求項4に記載の半導体装置。
  6. 前記冷却板は、前記流路形成部材に取り付く締結具に対する挿通孔を備える、請求項1〜5のうちのいずれか1項に記載の半導体装置。
  7. 前記半導体チップの電極に接合される接続端子を更に含み、
    前記バスバーは、前記接続端子に接合され、
    前記冷却板は、前記基板の表面の法線方向に沿った上面視で前記バスバーと前記接続端子の接合部に対応した位置に、開口を有する、請求項1〜6のうちのいずれか1項に記載の半導体装置。
  8. 前記冷却板は、互いに離間して第1方向に延在する2本の第1方向部位と、前記第1方向に対して直角に又は斜めに延在し、前記2本の前記第1方向部位間を繋ぐ第2方向部位とを含む、請求項1〜7のうちのいずれか1項に記載の半導体装置。
JP2013056190A 2013-03-19 2013-03-19 半導体装置 Pending JP2014183150A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021100062A (ja) * 2019-12-23 2021-07-01 パナソニックIpマネジメント株式会社 レーザ装置

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