JP2014183001A - 照明装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】高効率でありながら配光分布の制御を容易に行うことができ、特に、広配光に適した照明装置を提供する。
【解決手段】照明装置10は、前方に向かって光を放射する光源12と、光源12の前方に配置され、光源12から出射した光の配光を制御するレンズシート14と、レンズシート14の光源12とは反対側に配置され、レンズシート12から出射した光の進行方向を斜め後方に制御する反射体16と、を備えている。
【選択図】図1
【解決手段】照明装置10は、前方に向かって光を放射する光源12と、光源12の前方に配置され、光源12から出射した光の配光を制御するレンズシート14と、レンズシート14の光源12とは反対側に配置され、レンズシート12から出射した光の進行方向を斜め後方に制御する反射体16と、を備えている。
【選択図】図1
Description
本発明は、高い照度と広い配向特性とを備えた照明装置に関する。
従来、照明装置には、その用途に応じた適切な照度及び配向特性が要求され、例えば、街路灯や道路灯、防犯灯などの照明装置には、一般に、高い照度とともに広い配向特性が要求される(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載された照明装置では、光源の前方に配置される光学部材の前面(光源から光学部材に入射した光の出射面)及び後面(光源からの光の入射面)の両方にそれぞれ異なる種類のプリズムを設けることによって、光源と1つの光学部材のみで広配向を達成することが図られている。
ここで、特許文献1に記載の照明装置では、光学部材の前面に設けたプリズムのプリズム面における全反射によって、配光の広角化を達成するように構成されている。しかしながら、通常、プリズム面に入射する光には、プリズム面で全反射されることなく透過する光も含まれているため、特許文献1に記載の照明装置では、このような透過光が広角に配光されることなく光学部材から出射する結果、光源から出射した光を効率よく制御できないという問題がある。加えて、所望の配光特性を備えたプリズムの設計及び作製は、必ずしも容易ではない。
本発明は、上記課題に鑑み、高効率でありながら配光分布の制御を容易に行うことができ、特に、広配光に適した照明装置を提供することを目的とする。
以下の発明の態様は、本発明の構成を例示するものであり、本発明の多様な構成の理解を容易にするために、項別けして説明するものである。各項は、本発明の技術的範囲を限定するものではなく、発明を実施するための最良の形態を参酌しつつ、各項の構成要素の一部を置換し、削除し、又は、さらに他の構成要素を付加したものについても、本願発明の技術的範囲に含まれ得るものである。
(1)前方に向かって光を放射する光源と、前記光源の前方に配置され、前記光源から出射した光の配光を制御するレンズシートと、前記レンズシートの前記光源とは反対側に配置され、前記レンズシートから出射した光の進行方向を主として斜め後方に制御する反射体と、を備えている照明装置(請求項1)。
本項に記載の照明装置によれば、光源の前方に出射した光を、光源の主として斜め後方側に出射させ、その出射光の配光特性を、高効率かつ容易に制御することが可能となる。また、これによって、高照度かつ広配光(広角度領域に急峻なピークを有する配向特性)の照明装置を実現することが可能となる。
(2)(1)項に記載の照明装置において、前記レンズシートは、前記光源から出射された光の配向を狭くするように構成されていることを特徴とする照明装置(請求項2)。
本項に記載の照明装置によれば、その光の進行方向の斜め後方への制御(高照度かつ広配光)を高いレベルで精密に実施することが可能となる。
(3)(1)または(2)項に記載の照明装置において、前記反射体は、前方に向かうほど光軸から離れるように傾斜する反射面を有することを特徴とする照明装置(請求項3)。
本項に記載の照明装置によれば、レンズシートから出射した光の進行方向の斜め後方への制御を、反射面の傾斜角度の調整のみによって、精密かつ容易に実施することができる。
(4)(3)項に記載の照明装置において、前記反射面は、光軸に対する傾斜角度が25°から45°の範囲に設定されていることを特徴とする照明装置(請求項4)。
本項に記載の照明装置によれば、照明光の指向角が50°から90°の広角度領域となるように配光分布を制御することができる。また、それによって、街路灯、道路灯、防犯灯等の一般的な要求仕様に適う照明装置を容易に実現することが可能となる。
(5)(3)または(4)項に記載の照明装置において、前記反射体は、円錐状であり、その頂部が前記レンズシートの中心部と対向するように配置されていることを特徴とする照明装置(請求項5)。
本項に記載の照明装置によれば、光軸回りに一様な配光分布を容易に達成することができる。
(6)(1)から(5)のいずれか1項に記載の照明装置において、前記光源を後方側から支持するハウジングをさらに有しており、前記ハウジングには、光を透過させる透光窓が形成されていることを特徴とする照明装置(請求項6)。
本項に記載の照明装置によれば、光源を後方側から支持するハウジングを有する照明装置において、照明装置後方(直下部分)の照度不足を抑制することができる。
本発明は、以上のように構成したため、高効率でありながら配光分布の制御を容易に行うことができ、特に、広配光に適した照明装置を提供することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。尚、照明装置を示す各図(図1、図8)は、いずれも、その要部のみを示す模式図である。したがって、本発明の各実施形態における照明装置は、図示が省略された他の構成要素を備えるものであってもよく、また、図示された各部分の相対的な寸法は、説明のために特徴を強調して示すものであっって、必ずしも実際の縮尺を反映するものではない。
本発明の第1実施形態における照明装置10は、光源12と、光源12の前方に配置され、光源12から出射した光の配光を制御するレンズシート14と、レンズシート14の光源12とは反対側に配置され、レンズシート14から出射した光の進行方向を斜め後方に制御するための反射体16とを備えている。
尚、本発明において、光源12は、光源12を通り光軸qに垂直な平面を境界として空間を2つの半空間に分けた場合に、一方の半空間内のみに光を放射するように構成されており、本発明では、光源12に対して、光を放射する半空間側を前方、他方の半空間側を後方というものとする。また、本発明において、光軸qは、光源12の発光領域の中心から前方に延びる中心軸をいう。
照明装置10において、光源12は、基板11を備えており、基板11上に青色光を発光する複数のLEDチップ(図示は省略する)を実装するとともに、黄色蛍光体が分散された樹脂材料13によりこれらのLEDチップを封止して構成された、所謂COB(Chip
On Board)型の擬似白色LEDである。したがって、光源12の発光領域は、樹脂材料13で封止された領域に相当する。但し、本発明は、光源12の具体的態様によって限定されるものではなく、前方に光を放射する任意の光源を使用することができる。
On Board)型の擬似白色LEDである。したがって、光源12の発光領域は、樹脂材料13で封止された領域に相当する。但し、本発明は、光源12の具体的態様によって限定されるものではなく、前方に光を放射する任意の光源を使用することができる。
また、照明装置10において、レンズシート14は、円板状に構成されており、光軸qが円板の中心を貫くように、光源12の前方に配置されている。このレンズシート14の一面(例えば、光源12と対向する側の面)には、複数のプリズムが同心円状に形成されており、さらに、それらの複数のプリズムは、中心部(光軸q寄りの領域)に設けられた屈折型のプリズムと、中心部よりも外周側の領域に設けられた内部全反射(TIR)型のプリズムから構成されている。なお、光源12から出射された光の配向を制御する光学部材としてバルク状のレンズを用いることも可能であるが、板状に構成されたレンズシート(フレネルレンズ)を用いることにより、照明装置の薄型化を図ることができる。また、レンズシートとして、本実施形態のように、屈折型のプリズムとTIR型のプリズムとを有する、いわゆる複合フレネルレンズを用いることによって、光源とレンズ間の距離を短くしても高効率で狭配向を実現することができる。
さらに、照明装置10において、反射体16は、円錐状に構成されており、その外側面18を反射面とするものである。そして、反射体16は、その頂部19がレンズシート14の中心と対向するように、レンズシート14の前方に配置されている。このような構成及び配置により、反射体16の反射面18は、前方に向かうほど光軸qから離れるように傾斜するものとなる。
以上のような構成された照明装置10において、光源12から前方に向かって放射状に出射された光は、まずレンズシート14に入射し、レンズシート14の上記複数のプリズムの作用により配光が狭められ、レンズシート14から出射する。そして、レンズシート14からの出射光は、反射体16に入射し、その反射面18で主として斜め後方に反射され、照明光として照明装置10から出射されることになる。
照明装置10は、このように、光源12から出射された光を、レンズシート14を介して狭配光化した後に、反射体16に入射させて、その反射面18で反射させることによって、照明光として出射される光の配光分布を制御するものである。
その際、照明装置10では、反射体16による反射により配光分布を制御することから、光の損失を低減し、効率に優れた配光制御を実現することができる。さらに、照明装置10では、レンズシート14を介して狭配光化した後に、均整化された入射角でもって反射体16に入射させ、反射面18で斜め後方に反射させることによって、光の配光分布を制御することから、反射体16の反射面18の光軸qに対する傾斜角度のみを調整することによって、照明光として出射される光の配光分布を、精密かつ容易に制御することができる。
その際、照明装置10では、反射体16による反射により配光分布を制御することから、光の損失を低減し、効率に優れた配光制御を実現することができる。さらに、照明装置10では、レンズシート14を介して狭配光化した後に、均整化された入射角でもって反射体16に入射させ、反射面18で斜め後方に反射させることによって、光の配光分布を制御することから、反射体16の反射面18の光軸qに対する傾斜角度のみを調整することによって、照明光として出射される光の配光分布を、精密かつ容易に制御することができる。
ここで、照明装置10は、特に、照明光の配光分布を制御し、その広角化(広角度領域に急峻なピークを有する配向特性)を実現する上で有利なものであり、以下、図2〜図7を参照して、この点について詳述する。
図2は、照明装置10の配光分布の解析に用いたモデルを示す図である。尚、図中符号20で示す構成要素は、光の吸収体である。これは、照明装置10を街路灯等に適用する際に、光源12、レンズシート14、及び反射体16からなる基本構成要素をハウジングに収容することを想定し、照明光の配光分布に対するハウジングの影響を解析に含めるために配置したものである。
図2は、照明装置10の配光分布の解析に用いたモデルを示す図である。尚、図中符号20で示す構成要素は、光の吸収体である。これは、照明装置10を街路灯等に適用する際に、光源12、レンズシート14、及び反射体16からなる基本構成要素をハウジングに収容することを想定し、照明光の配光分布に対するハウジングの影響を解析に含めるために配置したものである。
図3〜図6は、反射面18の光軸qに対する傾斜角度αがそれぞれ異なる反射体16を備えるモデルについて、照明光の配光分布を解析(レイトレーシングによるシミュレーション)した結果を示すグラフである。各図において、横軸は照明光の、光軸q上後方を0°とする指向角(°、deg)であり、縦軸は光源12の光束に対する光度比(任意単位)である。また、図3〜図6は、光軸qを含む一平面内の配光分布を示すものであるが、照明装置10の配光分布は、本解析で用いたいずれのモデルについても、光軸q回りの任意の方向において、同様のものである。
ここで、本解析では、全てのモデルについて反射体16の円錐形の底面の半径Rは共通とし、円錐形の高さHをそれぞれ異なるものとすることによって、傾斜角度αを変えており、図3、図4、図5、図6に示すグラフは、それぞれ、H/Rを、40/100(傾斜角度αは22°)、60/100(傾斜角度αは31°)、80/100(傾斜角度αは39°)、100/100(傾斜角度αは45°)とした場合の配光分布である。
尚、反射体16の円錐形の頂部19は、レンズシート14に接触するように配置されており、レンズシート14及び吸収体20の直径は、それぞれ50mm及び60mmとした。
また、レンズシート14は、その出射光の配光分布を、半値幅が25°程度となるように狭角化するものである。
尚、反射体16の円錐形の頂部19は、レンズシート14に接触するように配置されており、レンズシート14及び吸収体20の直径は、それぞれ50mm及び60mmとした。
また、レンズシート14は、その出射光の配光分布を、半値幅が25°程度となるように狭角化するものである。
そして、図7は、比較のため、図3〜図6に示す配光分布を同一座標平面上に示すグラフであり、円周方向の座標が指向角、半径方向の座標が光度比をそれぞれ示すものである。図7において、符号A、B、C、Dで示される分布が、それぞれ、図3、図4、図5、図6の分布に相当する。
図3〜図7から、照明装置10の配光分布は、いずれのモデルにおいても、指向角の正負両方向に急峻なピークを有する分布となり、さらに、反射面18の傾斜角αを増大させる程、最大の光度比を示す指向角の絶対値が増大し(言い換えれば、最大の光度比を示す方向が広角化し)、また、その指向角における最大の光度比も増大することが分かる。
さらに、図3〜図7から分かるように、照明装置10において、反射体16の反射面18の傾斜角度αを、25°から45°の範囲、好ましくは、30°から40°の範囲に設定することにより、最大の光度比を示す指向角を、図3〜図7に示す正負両方向の指向角において、絶対値が50°から90°の広角度領域に制御することができるものである。このことは、光軸q回りの全方位における指向角についても同様である。以下、特に明示しない限り、指向角及びその範囲は、光軸q回りの全方位について言うものとする。
ここで、街路灯、道路灯、防犯灯等のように、地上から所定の高さに設置されて、地上側を照明する照明装置の要求仕様には、多くの場合、照明装置の鉛直下方を0°(水平方向を90°)とする指向角が50°から90°の範囲(あるいは、その範囲内の特定の指向角方向)における光度に対して、満たすべき一定の基準が定められている。したがって、本実施形態における照明装置10は、その反射体16を、最大の光度比を示す指向角が50°から90°の領域内の、要求仕様を満たすために必要な最適な方向となるように設定することによって、街路灯等の照明装置として好適に適用することが可能となる。尚、この場合、照明装置10は、その前方が鉛直上方、後方が鉛直下方となるように設置されることは言うまでもない。
例えば、地上4.5mの高さに設置された照明装置(例えば、防犯灯)の設置位置から、10m離れた場所における地上1.5mの高さの鉛直面照度に対して、満たすべき照度基準が定められている場合には、最大の光度比を示す指向角が約73°となるように設定された照明装置10が、この照度基準を満たす照明装置として、有利な構成を有するものである。
次に、本実施形態のおける照明装置10の一構成例として、照明装置10を、街路灯、道路灯、防犯灯等に適用される場合に好適な構成について説明する。ここで、図8(a)は、このような照明装置30の好ましい構成の一例を示す斜視図であり、(b)は、説明のため、(a)に示す照明装置30を、レンズシート14を除いた状態で示す斜視図である。
照明装置30は、光源12、レンズシート14、及び反射体16と、これらを収容するハウジング32とを備えており、ハウジング32の外周縁部には、円筒状の透明な出射窓34が取り付けられている。照明装置10において、ハウジング32は、光源12をその後方側から支持するものであり、具体的には、光源12は、その後面側がハウジング32の底面35に直接接触するように、ハウジング32に組み付けられている。また、レンズシート14は、光源12を収容する空間を覆うように、ハウジング32の内周縁に沿って取り付けられ、反射体16は、その頂部19がレンズシート14と対向するように、出射窓34のハウジング32とは反対側の端辺に沿って取り付けられている。また、照明装置30は支軸36を備えており、ハウジング32は、支軸36の一方の先端部に固定されている。
照明装置30は、典型的には、支軸36の、ハウジング32が取り付けられていない方の先端部(図示は省略する)からハウジング32に向かう方向が、鉛直上方と一致するように設置されるものである。以下の説明において、照明装置30の上下方向は、このような設置態様に従っていうものである。
尚、照明装置30では、反射体16が、底面21を有する中実または中空の円錐体として構成されており、この底面21が、照明装置30自体の上端面を構成している。但し、照明装置30は、反射体16とは別体の上端面を備えるものであってもよく、その場合には、反射体16は、底面21を有しないものであってもよい。
ここで、光源12として、LEDを用いる場合には、その発光効率を維持するために、光源12から発生する熱の放熱は重要な課題であり、ハウジング32は、光源12のヒートシンクとしても機能することが望ましい。このため、ハウジング32は、高熱伝導性の金属材料(例えば、アルミニウム)から構成されており、その外周側面に沿って、複数の放熱用フィン33が形成されている。また、このような放熱性の観点から、上述したCOB型のLED12は、LEDチップが実装された基板11を直接ヒートシンク(この例の場合、ハウジング32の底面35)に組み付けることになるため、有利なものである。
このように構成された照明装置30は、光源12から上方に出射し、レンズシート14を介して狭配光化された後、反射体16の反射面18によって、その進行方向が下方に制御された光を、透明の出射窓34から出射させることにより、照明装置30の下方の空間を広角に照明するものであり、その作用効果の詳細は、図1〜図7を参照して上述した通りである。
但し、例えば、適用される照明装置の要求仕様に対して、照明装置30の直下部分(指向角が0°近辺)の照度が不足する場合には、照明装置30は、ハウジング32の底面35に、それぞれ透光窓として機能する複数の貫通孔38を有するものであってもよい。この場合、照明装置30からの照明光に、貫通孔38を通ってハウジング32直下部分に向かう光も含まれるため、上記の照度不足を低減することができる。
さらに、反射面18の光軸qに対する傾斜角度を反射面18の全体にわたって一定とするのではなく、頂部19付近の傾斜角を他の部分よりも緩くする(例えば、平坦状あるいは球面状にする)ことにより、反射面19で反射する光の配光分布を調整するものであってもよい。
さらに、反射面18の光軸qに対する傾斜角度を反射面18の全体にわたって一定とするのではなく、頂部19付近の傾斜角を他の部分よりも緩くする(例えば、平坦状あるいは球面状にする)ことにより、反射面19で反射する光の配光分布を調整するものであってもよい。
以上、本発明を好ましい実施形態に基づいて説明してきたが、本発明に係る照明装置は、上述した実施形態に限定されるものではない。
例えば、上述した実施形態では、反射体16は円錐状に構成されるものとした。この構成は、光軸q回りに一様な配光分布を達成するために有利な構成であるが、照明装置の要求仕様等に応じて、配光部分に異方性を持たせたい場合には、反射体16を角錐状に構成するものであってもよい。さらに、この場合、反射体16の形態に応じて、レンズシート14も、例えば、複数の線状のプリズムが形成されたリニアフレネルレンズとするものであってもよい。また、この場合、反射体18の頂部19が、レンズシート14の中心部に対向していなくてもよいし、光軸q上に配置されていなくてもよい。
例えば、上述した実施形態では、反射体16は円錐状に構成されるものとした。この構成は、光軸q回りに一様な配光分布を達成するために有利な構成であるが、照明装置の要求仕様等に応じて、配光部分に異方性を持たせたい場合には、反射体16を角錐状に構成するものであってもよい。さらに、この場合、反射体16の形態に応じて、レンズシート14も、例えば、複数の線状のプリズムが形成されたリニアフレネルレンズとするものであってもよい。また、この場合、反射体18の頂部19が、レンズシート14の中心部に対向していなくてもよいし、光軸q上に配置されていなくてもよい。
10,30:照明装置、12:光源、14:レンズシート、16:反射体、32:ハウジング、q:光軸
Claims (6)
- 前方に向かって光を放射する光源と、前記光源の前方に配置され、前記光源から出射した光の配光を制御するレンズシートと、前記レンズシートの前記光源とは反対側に配置され、前記レンズシートから出射した光の進行方向を主として斜め後方に制御する反射体と、を備えている照明装置。
- 前記レンズシートは、前記光源から出射された光の配向を狭くするように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
- 前記反射体は、前方に向かうほど光軸から離れるように傾斜する反射面を有することを特徴とする請求項1または2に記載の照明装置。
- 前記反射面は、光軸に対する傾斜角度が25°から45°の範囲に設定されていることを特徴とする請求項3に記載の照明装置。
- 前記反射体は、円錐状であり、その頂部が前記レンズシートの中心部と対向するように配置されていることを特徴とする請求項3または4に記載の照明装置。
- 前記光源を後方側から支持するハウジングをさらに有しており、前記ハウジングには、光を透過させる透光窓が形成されていることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の照明装置。
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Cited By (1)
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JP2017079117A (ja) * | 2015-10-20 | 2017-04-27 | 信号電材株式会社 | 照明器具、及び光の出射方法 |
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